JPH0469261B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0469261B2 JPH0469261B2 JP61197210A JP19721086A JPH0469261B2 JP H0469261 B2 JPH0469261 B2 JP H0469261B2 JP 61197210 A JP61197210 A JP 61197210A JP 19721086 A JP19721086 A JP 19721086A JP H0469261 B2 JPH0469261 B2 JP H0469261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zone
- outer peripheral
- columns
- central
- rise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 19
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 5
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 2
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 210000002837 heart atrium Anatomy 0.000 description 2
- 238000009428 plumbing Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000877 morphologic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は高層建築物に係るものである。
(従来の技術)
高層、超高層集合住宅では、形態的特性から許
容される外周長に限りがあり、更に採光、通風面
に制約がある。
容される外周長に限りがあり、更に採光、通風面
に制約がある。
そのため、一般的に住戸居屋部分が外周ゾーン
となり、その内側に住戸水回りゾーンが配置さ
れ、中央ゾーンが共用部となつている。
となり、その内側に住戸水回りゾーンが配置さ
れ、中央ゾーンが共用部となつている。
(発明が解決しようとする問題点)
従来の高層、超高層集合住宅においては、一般
的に柱、梁等の構造躯体によるプラン的制約が大
きい。例えば第8図に示す均等スパンの場合、住
戸内で平面的に大空間や融通性が要求される居住
ゾーンに柱a、梁bが露出し、平面計画上、制約
を受ける。図中cはバルコニーである。
的に柱、梁等の構造躯体によるプラン的制約が大
きい。例えば第8図に示す均等スパンの場合、住
戸内で平面的に大空間や融通性が要求される居住
ゾーンに柱a、梁bが露出し、平面計画上、制約
を受ける。図中cはバルコニーである。
また第9図に示すフレームチユーブの場合、外
周構面の均等短スパン柱aは、住戸内における大
空間を確保するが、外周開放性を妨げ、且つ平面
計画の融通性の制約にもなつている。
周構面の均等短スパン柱aは、住戸内における大
空間を確保するが、外周開放性を妨げ、且つ平面
計画の融通性の制約にもなつている。
(問題点を解決するための手段)
本発明はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、平面がほぼ角形またはコの字形
状であつて、建築物全体の耐力要素を集約して配
設した中央部集約ゾーンと同集約ゾーンを囲繞し
て大スパンの外周構面及び無梁スラブで構成され
た外周部開放ゾーンとからなり、外周側面におい
て外周部開放ゾーンの柱は、柱の本数が上層にい
くに伴つて漸減するように配設されたことを特徴
とする高層建築物に係るものである。
案されたもので、平面がほぼ角形またはコの字形
状であつて、建築物全体の耐力要素を集約して配
設した中央部集約ゾーンと同集約ゾーンを囲繞し
て大スパンの外周構面及び無梁スラブで構成され
た外周部開放ゾーンとからなり、外周側面におい
て外周部開放ゾーンの柱は、柱の本数が上層にい
くに伴つて漸減するように配設されたことを特徴
とする高層建築物に係るものである。
(作用)
本発明に係る高層建築物においては前記したよ
うに、平面がほぼ角形またはコの字形であつて、
中央部集約ゾーンに建築物架構全体の耐力要素が
集約されているので、同中央部集約ゾーンを囲繞
する外周部開放ゾーンは主たる居室空間であり、
大スパンの外周構面は柱が少なくなるため、採
光、通風、眺望に優れ、無梁スラブとすることに
よつて室内に梁が突出して利用空間に支障を及ぼ
すことがないので、居住者の利用目的上、自由度
が高い、融通性があり、開放性に優れた居住空間
が提供される。
うに、平面がほぼ角形またはコの字形であつて、
中央部集約ゾーンに建築物架構全体の耐力要素が
集約されているので、同中央部集約ゾーンを囲繞
する外周部開放ゾーンは主たる居室空間であり、
大スパンの外周構面は柱が少なくなるため、採
光、通風、眺望に優れ、無梁スラブとすることに
よつて室内に梁が突出して利用空間に支障を及ぼ
すことがないので、居住者の利用目的上、自由度
が高い、融通性があり、開放性に優れた居住空間
が提供される。
また外周部開放ゾーンの柱の数が応力の少なく
なる上層にいくに伴つて漸減するように配設され
ることによつて、合理的な構造計画が行なわれる
とともに、上層に至るに伴つて開放度が高くなり
眺望のよい開放性の高い高層建築物が設計され
る。
なる上層にいくに伴つて漸減するように配設され
ることによつて、合理的な構造計画が行なわれる
とともに、上層に至るに伴つて開放度が高くなり
眺望のよい開放性の高い高層建築物が設計され
る。
(実施例)
以下本発明を図示の実施例について説明する。
第1図及び第2図においてAは建築物の共用部
分である中心ゾーン、Bは住戸の水廻り部分であ
る中間ゾーン、Cは住戸居室などの外周部開放ゾ
ーンで、中央部集約ゾーンA′は中心ゾーンAと
中間ゾーンBからなり、建築物架構全体の耐力要
素を集約して配設されている。図中1は柱、2は
梁及び壁である。
分である中心ゾーン、Bは住戸の水廻り部分であ
る中間ゾーン、Cは住戸居室などの外周部開放ゾ
ーンで、中央部集約ゾーンA′は中心ゾーンAと
中間ゾーンBからなり、建築物架構全体の耐力要
素を集約して配設されている。図中1は柱、2は
梁及び壁である。
また外周部開放ゾーンCは無梁スラブ3と、前
記中央部集約ゾーンA′の柱1と無関係に自由な
大スパンで配設され外周構面4とより構成されて
いる。図中5は同外周構面の柱、6はベランダで
ある。(第3図参照) 図示の実施例によれば前記したように、中央部
集約ゾーンA′に建築物架構全体の耐力要素が集
約されているので、外周部開放ゾーンCが構造躯
体の制約を受けることがなくなり、同外周部開放
ゾーンCの外周構面4を前記中央部集約ゾーンA
の柱1と無関係に自由なスパンで配置できるよう
にし、外周構面4の柱5を中央部集約ゾーン
A′の柱1配置に制約されず、住戸及び居室の平
面計画に適合した位置に配設でき、また外周部開
放ゾーンCに無梁スラブ3を採用することによつ
て、外周部の居室を柱、梁が室内に露出すること
なく、眺望、採光、通風の妨げがない居住空間と
することができる。
記中央部集約ゾーンA′の柱1と無関係に自由な
大スパンで配設され外周構面4とより構成されて
いる。図中5は同外周構面の柱、6はベランダで
ある。(第3図参照) 図示の実施例によれば前記したように、中央部
集約ゾーンA′に建築物架構全体の耐力要素が集
約されているので、外周部開放ゾーンCが構造躯
体の制約を受けることがなくなり、同外周部開放
ゾーンCの外周構面4を前記中央部集約ゾーンA
の柱1と無関係に自由なスパンで配置できるよう
にし、外周構面4の柱5を中央部集約ゾーン
A′の柱1配置に制約されず、住戸及び居室の平
面計画に適合した位置に配設でき、また外周部開
放ゾーンCに無梁スラブ3を採用することによつ
て、外周部の居室を柱、梁が室内に露出すること
なく、眺望、採光、通風の妨げがない居住空間と
することができる。
更に荷重負担の少ない高層階では外周構面4の
柱5スパンを更に大きくすることによつて、大型
住戸や居室に対応させるとともに、上層にいくに
伴つて眺望を重視した計画が可能となる。
柱5スパンを更に大きくすることによつて、大型
住戸や居室に対応させるとともに、上層にいくに
伴つて眺望を重視した計画が可能となる。
第6図及び第7図は夫々本発明の他の実施例を
示し、第6図は第1図の実施例において中心ゾー
ンAに吹抜Dを設け、中間ゾーンBが一部省略さ
れた場合を示し、第7図は第1図の実施例におい
て中間ゾーンBと外周部開放ゾーンCの一部が省
略された場合を示す。
示し、第6図は第1図の実施例において中心ゾー
ンAに吹抜Dを設け、中間ゾーンBが一部省略さ
れた場合を示し、第7図は第1図の実施例におい
て中間ゾーンBと外周部開放ゾーンCの一部が省
略された場合を示す。
(発明の効果)
本発明に係る高層建築物においては前記したよ
うに、平面が角形またはコの字形状の中央部集約
ゾーンに建築物架構全体の耐力要素を集約して配
設することによつて、前記中央部集約ゾーンを囲
繞する外周部開放ゾーンは主たる居室空間であ
り、大スパンの外周構面は柱が少なくなるため、
採光、通風、眺望に優れ、また同外周部開放ゾー
ンを無梁スラブとすることによつて室内に梁が突
出しないため、眺望、採光、通風の妨げがない開
放性に優れた居室空間が提供される。
うに、平面が角形またはコの字形状の中央部集約
ゾーンに建築物架構全体の耐力要素を集約して配
設することによつて、前記中央部集約ゾーンを囲
繞する外周部開放ゾーンは主たる居室空間であ
り、大スパンの外周構面は柱が少なくなるため、
採光、通風、眺望に優れ、また同外周部開放ゾー
ンを無梁スラブとすることによつて室内に梁が突
出しないため、眺望、採光、通風の妨げがない開
放性に優れた居室空間が提供される。
更に、外周部開放ゾーンの柱の本数を上層にい
くに伴つて漸減せしめることによつて、構造計画
上合理的で、上層にいくに伴つて眺望を重視した
計画が可能となる。
くに伴つて漸減せしめることによつて、構造計画
上合理的で、上層にいくに伴つて眺望を重視した
計画が可能となる。
第1図は本発明に係る高層建築物の一実施例を
示す斜面図、第2図はその横断平面図、第3図は
その部分斜面図、第4図及び第5図は第2図の分
解図であつて、第4図は中央部集約ゾーンの横断
平面図、第5図は外周部開放ゾーンの横断平面
図、第6図及び第7図は夫々本発明の高層建築物
の他の各実施例を示す横断平面図、第8図及び第
9図は夫々従来の高層建築物の部分斜面図であ
る。 A……中心ゾーン、B……中間ゾーン、A′…
…中央部集約ゾーン、C……外周部開放ゾーン、
3……無梁スラブ、4……外周構面、5……柱、
D……吹抜。
示す斜面図、第2図はその横断平面図、第3図は
その部分斜面図、第4図及び第5図は第2図の分
解図であつて、第4図は中央部集約ゾーンの横断
平面図、第5図は外周部開放ゾーンの横断平面
図、第6図及び第7図は夫々本発明の高層建築物
の他の各実施例を示す横断平面図、第8図及び第
9図は夫々従来の高層建築物の部分斜面図であ
る。 A……中心ゾーン、B……中間ゾーン、A′…
…中央部集約ゾーン、C……外周部開放ゾーン、
3……無梁スラブ、4……外周構面、5……柱、
D……吹抜。
Claims (1)
- 1 平面がほぼ角形またはコの字形状であつて、
建築物全体の耐力要素を集約して配設した中央部
集約ゾーンと同集約ゾーンを囲繞して大スパンの
外周構面及び無梁スラブで構成された外周部開放
ゾーンとからなり、外周側面において外周部開放
ゾーンの柱は、柱の本数が上層にいくに伴つて漸
減するように配設されたことを特徴とする高層建
築物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19721086A JPS6355236A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 高層建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19721086A JPS6355236A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 高層建築物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6355236A JPS6355236A (ja) | 1988-03-09 |
JPH0469261B2 true JPH0469261B2 (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=16370655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19721086A Granted JPS6355236A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | 高層建築物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6355236A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0813820A (ja) * | 1994-07-04 | 1996-01-16 | Shimizu Corp | 集合住宅 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61172968A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-04 | 清水建設株式会社 | 多層集合住宅 |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP19721086A patent/JPS6355236A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61172968A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-04 | 清水建設株式会社 | 多層集合住宅 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0813820A (ja) * | 1994-07-04 | 1996-01-16 | Shimizu Corp | 集合住宅 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6355236A (ja) | 1988-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09256653A (ja) | 多層建築物 | |
JPH0469261B2 (ja) | ||
JPS6134464Y2 (ja) | ||
JP2001288921A (ja) | 多層建築物 | |
JP2975787B2 (ja) | 高層建築物 | |
JPH0445633B2 (ja) | ||
JPS6215704B2 (ja) | ||
JP3903306B2 (ja) | 集合住宅建物 | |
JPH0657971A (ja) | 中廊下式広開口集合住宅 | |
JP7211846B2 (ja) | トライスター型の建物 | |
JPS6310272B2 (ja) | ||
JP2002089060A (ja) | 集合住宅建物 | |
JP3494372B2 (ja) | 建 物 | |
JPH0721737Y2 (ja) | 多角形多層建築物 | |
JPH05321489A (ja) | 多層建物 | |
JPS6233386B2 (ja) | ||
JP2922624B2 (ja) | 高層建築物 | |
JPH0513218B2 (ja) | ||
RU9873U1 (ru) | Многоэтажное здание | |
JPH0224456A (ja) | 高層建築物の構造 | |
JPS6268968A (ja) | 壁式多層集合住宅 | |
JPH09317049A (ja) | 耐火ユニット構造 | |
JPH02261168A (ja) | 多層集合住宅 | |
JPH04176968A (ja) | 集合住宅構造 | |
JPS6117674A (ja) | 建物の構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |