JP7211846B2 - トライスター型の建物 - Google Patents

トライスター型の建物 Download PDF

Info

Publication number
JP7211846B2
JP7211846B2 JP2019030714A JP2019030714A JP7211846B2 JP 7211846 B2 JP7211846 B2 JP 7211846B2 JP 2019030714 A JP2019030714 A JP 2019030714A JP 2019030714 A JP2019030714 A JP 2019030714A JP 7211846 B2 JP7211846 B2 JP 7211846B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wing
outer peripheral
building
peripheral column
wing portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019030714A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020133321A (ja
Inventor
耕次 眞鍋
正人 渡辺
俊介 鈴木
裕介 山谷
元優 渡邊
稔 小田
真豊 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP2019030714A priority Critical patent/JP7211846B2/ja
Publication of JP2020133321A publication Critical patent/JP2020133321A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7211846B2 publication Critical patent/JP7211846B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

本発明は、高層ないし超高層の集合住宅として好適に用いられるトライスター型の建物に関する。
建物の中央部から三方に突出する翼部を備えたトライスター型の集合住宅に係る建物は知られている。このようなトライスター型の集合住宅を計画する際の最大のメリットは、所謂「南面率」が高いことである。つまり、一般的な塔状建物と比較し、採光や眺望のメリットをより享受しやすい面がある。
一方、トライスター型の集合住宅では、必要な耐震性を確保するために、特許文献1に示されるように、住戸部分が配置される翼部の外周部に柱・梁を含む架構面を形成することが行われている。しかし、住戸部分が配置される翼部の外周部にせいの高い大梁が配置されることにより、十分なサッシ高が確保できず、採光性や眺望を低下させることとなる。
また、トライスター型の集合住宅にあって、翼部に設けられる内部廊下と絡めて柱・梁の架構面を配置しようとすると、柱と梁が住戸内に突出することとなりやすい。内部廊下型の住宅の場合、外部に面する採光面になるべく居室を配置し、風呂やトイレなどの水場を採光のない廊下側に配置することが一般的であるが、特に風呂などは天井高の関係で大梁下に配置できない場合も多く、そうすると、梁を避けて配置した際に、梁下部がデッドスペースになるなどのプラン上の無駄が生じてしまう。
特開2014-218872号公報
本発明は、上述したような問題点を解消すべくなされたもので、トライスター型の建物に関し、翼部に配置される住戸等の採光性や眺望の向上を図ること、さらには建物内部の梁による住戸空間や設備配管に与える影響を極力減らし、プランニング上の自由度を増すことにある。
(1)建物の中央部から三方向に突出した翼部を有するトライスター型の建物において、
前記建物の中央部から見て前記翼部の一方の側に設けられた外周柱と、該翼部の一方の側に設けられた外周柱と対向するように前記翼部の他方の側に設けられた外周柱と、
前記翼部の一方の側に設けられた外周柱と前記翼部の他方の側に設けられた外周柱とを結ぶ仮想線上に設けられた梁又は耐震壁と、
前記翼部の先端部に設けられた架構面とを備え、
前記翼部の一方の側に設けられた外周柱及び前記翼部の他方の側に設けられた外周柱に前記翼部の突出方向において接続する梁を欠如し、前記翼部の一方の側及び前記翼部の他方の側において、前記翼部の突出方向において前記外周柱を含んでなる架構面を有さず、
前記翼部の領域内部に、前記翼部の突出方向に延びる梁を欠如していることを特徴とする、トライスター型の建物である。
(2)建物の中央部から三方向に突出した翼部を有するトライスター型の建物において、
前記建物の中央部から見て前記翼部の一方の側に設けられた外周柱と、該翼部の一方の側に設けられた外周柱と対向するように前記翼部の他方の側に設けられた外周柱と、
前記翼部の一方の側に設けられた外周柱と前記翼部の他方の側に設けられた外周柱とを結ぶ仮想線上に設けられた梁又は耐震壁と、
前記翼部の先端部に設けられた架構面とを備え、
前記翼部の一方の側に設けられた外周柱及び前記翼部の他方の側に設けられた外周柱に前記翼部の突出方向において接続する梁を欠如し、前記翼部の一方の側及び前記翼部の他方の側において、前記翼部の突出方向において前記外周柱を含んでなる架構面を有さず、
前記建物の中央部は、環状をなす内側環状構造部と、該内側環状構造部の周りに位置する外側環状構造部と、前記内側環状構造部と前記外側環状構造部とを前記翼部の基部付近において接続する梁とを備えた、トライスター型建物である。
(3)上記(1)のトライスター型の建物において、前記建物の中央部は、環状をなす内側環状構造部と、該内側環状構造部の周りに位置する外側環状構造部と、前記内側環状構造部と前記外側環状構造部とを前記翼部の基部付近において接続する梁とを備えたものである。
本発明は、翼部の一方の側に設けられた外周柱及び翼部の他方の側に設けられた外周柱に翼部の突出方向において接続する梁を欠如し、翼部の一方の側及び翼部の他方の側において、翼部の突出方向において外周柱を含む架構面を有しないため、室内への梁型の突出がなく、翼部に配置される住戸等においてより広範囲の眺望を得ることができ、採光性や眺望の向上を図ることができる。
また、地震によって、ある方向に建物が揺れた場合、いずれかの翼部の耐震要素(剛性及び耐力)により建物全体の地震力を負担する仕組みとなっている。翼部の一方の側に設けられた外周柱と翼部の他方の側に設けられた外周柱とを結ぶ仮想線上に設けられた梁又は耐震壁と、翼部の先端部に設けられた架構面とを備えており、三方向に翼部があることから、地震力に対し、例えば一の翼部に対する地震力の負担は他の二つの翼部及び中央部により補われ、建物に必要な剛性及び耐力が確保されている。
さらに、翼部の領域内部において、翼部の突出方向の梁を無くすることもでき、それにより、例えばスリーブやユニットバスの欠き込みを無くする等、建物内部の梁による住戸空間や設備配管に与える影響を極力減らし、プランニング上の自由度を増すことができる。
集合住宅に係る建物1の基準階の平面図である。 図1に示す建物1のA-A断面図である。 集合住宅に係る建物1の他の例の平面図である。 図3に示す建物1のA-A断面図である。
建物の中央部から三方向に突出した翼部を有するトライスター型の建物において、前記建物の中央部から見て前記翼部の一方の側に設けられた外周柱と、該翼部の一方の側に設けられた外周柱と対向するように前記翼部の他方の側に設けられた外周柱と、前記翼部の一方の側に設けられた外周柱と前記翼部の他方の側に設けられた外周柱とを結ぶ仮想線上に設けられた梁又は耐震壁と、前記翼部の先端部に設けられた架構面とを備え、
前記翼部の一方の側に設けられた外周柱及び前記翼部の他方の側に設けられた外周柱に前記翼部の突出方向において接続する梁を欠如し、前記翼部の一方の側及び前記翼部の他方の側において、前記翼部の突出方向において前記外周柱を含んでなる架構面を有しない構成とした。
図1は、集合住宅を構成する建物1の基準階における構造を示す平面図である。建物1は、複数層(例えば10~50階程度)積層された高層ないし超高層の集合住宅である。
建物1は、中央部2と翼部3とを備えている。また、免震装置を備えている(図2参照)。
翼部3は、平面視、中央部2から三方向に突出するように設けられている。翼部3は、中央部2から放射状に、また各翼部3が中央部2を基準として周方向にほぼ等角度に位置するように設けられている。
翼部3は、翼部3の突出方向を長辺とし、突出方向と直交する方向を短辺とする矩形状に形成されている。
各翼部3の構成はほぼ同様であるため、図左上の翼部3に各要素の符号を付し、以下説明する。
翼部3は、中央部2から見て翼部3の一方の側に設けられた外周柱31と、該翼部3の一方の側に設けられた外周柱31と対向するように翼部3の他方の側に設けられた外周柱32とを備えている。外周柱31と外周柱32は、矩形状をなす翼部3の、対向する長辺部である外周部に、翼部3の突出する方向に夫々適宜間隔をおいて設けられている。
外周柱31及び外周柱32は、建物1の最下階から最上階まで鉛直方向に真っすぐ延びている(図2参照)。符合Bはバルコニーである。
翼部3の幅方向(翼部3の突出方向と直交する方向)の中央部には、建物1の中央部2から翼部3の突出方向に延びるように廊下4が設けられている。この廊下4の両脇位置に内部柱5,内部柱6が設けられている。内部柱5,6は、翼部3の一方の側に設けられた外周柱31と、翼部3の他方の側に設けられた外周柱32とを結ぶ仮想線上に位置するように設けられている。内部柱5と内部柱6とは、梁7で連結されている。内周柱5,5同士及び内周柱6,6同士を翼部3の突出方向において繋ぐ梁は設けられていない。
翼部3の一方の側に設けられた外周柱31と、翼部3の他方の側に設けられた外周柱32とを結ぶ仮想線上には、外周柱31と外周柱32の夫々に接続する耐震壁8,9が設けられている。耐震壁8は、外周柱31と内部柱5とを接続するように設けられ、耐震壁9は、外周柱32と内部柱6とを接続するように設けられている。これにより、翼部3の幅方向に外周柱31,32を含む構面が翼部3の突出方向に適宜スパンを置いて形成されている。梁ではなく耐震壁8,9を用いることにより室内への梁型の突出が抑えられている。
なお、この耐震壁8,9は、一般的な耐震壁構造に代え、耐震壁8,9を、変断面の壁梁として機能する壁体とし、柱と壁体とで全体としてラーメン構造体を構成しているもの(特許第3356414号公報参照)を適用することができる。
翼部3の先端部11(端面)は、柱12,13,14とこれらに接続される梁15,16によってラーメン構造の架構面が設けられている。この架構面は建物のねじれに対する抵抗を得るために必要である。梁15,16は逆梁(アウトフレーム)とすることにより、この先端部に位置する居室における梁型の突出を避け、窓部のサッシ高を高くし、眺望を向上させることができる。もっとも、梁15,16を順梁として構成してもよい。符合17は、柱12,14から突出した小梁であり、スラブ面を支える。
しかして、翼部3において、翼部3の一方の側に設けられた外周柱31及び翼部3の他方の側に設けられた外周柱32に翼部3の突出方向(矩形状の翼部3の長辺方向)において接続する梁は欠如しており、翼部3の一方の側及び翼部3の他方の側において、翼部3の突出方向において外周柱31,32を含む架構面を有しない構成となっている。
したがって、室内への梁型の突出がなく、翼部に配置される住戸等においてより広範囲の眺望を得ることができ、採光性や眺望の向上を図ることができる。
加えて、前述のとおり、内周柱5,5同士及び内周柱6,6同士を翼部3の突出方向において繋ぐ梁も設けられていない。したがって、翼部3において、翼部3の突出方向に延びる梁は欠如しており、存在しない。このため、翼部3の領域内部においても、翼部3の突出方向に梁がまったく無いことから、住戸等の居室が設けられる翼部3にあって、建物内部の梁による住戸空間や設備配管に与える影響を極力減らし、プランニング上の自由度を増すことができる。
中央部2は、建物1の軸中心部周りを形成する部分である。中央部2には、3つの翼部3の基部側が夫々接続されている。中央部2は、エレベータ等が配設される内側環状構造部21とその外側に位置する外側環状構造部25とを備えている。
内側環状構造部21は平面視六角形に形成され、六角形の各角部に柱22が設けられ、各柱22を接続する梁23を備え、チューブ構造をなしている。
外側環状構造部25は、内側環状構造部21と同心的にその外側に設けられ、内側環状構造部21の六角形の各辺と平行する構面を有して形成されている。内側環状構造部21と外側環状構造部25とは、3つの翼部3の基部が接続される構面において接続されている。具体的には、外側環状構造部25の、翼部3が接続される基部には、翼部3の幅方向に、翼部3の外周柱31,32と翼部3の突出方向において夫々対応する位置に柱26,27が設けられ、翼部3の内部柱5,6と翼部3の突出方向において夫々対応する位置に柱28,29とが設けられており、外側環状構造部25の柱28,29と内側環状構造部25の柱22,22とに梁24が架設されて、内側環状構造部21と外側環状構造部25とが接続されている。
なお、柱26と柱28との接続、及び柱27と柱29との接続は、前述した翼部3と同様に耐震壁で接続され、柱28と柱29とが、梁で接続されている。外側環状構造部25において、3つの翼部3の基部が接続される構面を除く各構面は、柱・梁によるラーメン構造の架構面となっており、より具体的には、翼部3の突出方向の反対方向へ延びる二つの架構面と内側環状構造部21の架構面と平行に対向する一つの架構面とが交差する構成を備えている。3つの翼部3の基部が接続される構面を除く各構面の一部に耐震壁構造を適用することもできる。
図3は、集合住宅を構成する建物1の基準階における構造を示す平面図である。建物1は、複数層(例えば10~50階程度)積層された高層ないし超高層の集合住宅である。
建物1は、中央部2と翼部3とを備えている。また、免震装置を備えている(図4参照)。
建物1全体の基本的形態は、実施例1と共通し、翼部3の構成が異なっているため、翼部3の構成を中心に説明する。
翼部3は、平面視、中央部2から三方向に突出するように設けられている。翼部3は、中央部2から放射状に、また各翼部3が中央部2を基準として周方向にほぼ等角度に位置するように設けられている。
翼部3は、翼部3の突出方向を長辺とし、突出方向と直交する方向を短辺とする矩形状に形成されている。
各翼部3の構成はほぼ同様であるため、図左上の翼部3に各要素の符号を付し、以下説明する。
翼部3は、中央部2から見て翼部3の一方の側に設けられた外周柱31と、該翼部3の一方の側に設けられた外周柱31と対向するように翼部3の他方の側に設けられた外周柱32とを備えている。外周柱31と外周柱32は、矩形状をなす翼部3の、対向する長辺部である外周部に、翼部3の突出する方向に夫々適宜間隔をおいて設けられている。
外周柱31及び外周柱32は、建物1の最下階から最上階まで鉛直方向に真っすぐ延びている(図4参照)。
翼部3の幅方向の中央部には、建物1の中央部2から翼部3の突出方向に延びるように廊下4が設けられている。この廊下4の両脇位置に内部柱5,内部柱6が設けられている。内部柱5,6は、翼部3の一方の側に設けられた外周柱31と、翼部3の他方の側に設けられた外周柱32とを結ぶ仮想線上に位置するように設けられている。内部柱5と内部柱6とは、梁7で連結されている。内周柱5,5同士及び内周柱6,6同士を、翼部3の突出方向において接続する梁18が設けられている(翼部3の基部の外側環状構造部21への接続を含む。)。これにより翼部3の剛性、耐力の強化が図られている。この梁18は扁平梁であり、梁型の突出が極力抑えられるようになっている。
翼部3の一方の側に設けられた外周柱31と、翼部3の他方の側に設けられた外周柱32とを結ぶ仮想線上には、外周柱31と外周柱32の夫々に接続する梁35,36が設けられている。梁35は、外周柱31と内部柱5とを接続するように設けられ、梁36は、外周柱32と内部柱6とを接続するように設けられている。これにより、翼部3の幅方向に外周柱31,32を含む構面が翼部3の突出方向に適宜スパンを置いて形成されている。
翼部3の先端部11の構成及び中央部2の構成は、実施例1とほぼ同様である。
外側環状構造部25は、内側環状構造部21と同心的にその外側に設けられ、内側環状構造部21の六角形の各辺と平行する構面を有して形成されている。内側環状構造部21と外側環状構造部25とは、3つの翼部3の基部が接続される構面において接続されている。具体的には、外側環状構造部25の、翼部3が接続される基部には、翼部3の幅方向に、翼部3の外周柱31,32と翼部3の突出方向において夫々対応する位置に柱26,27が設けられ、翼部3の内部柱5,6と翼部3の突出方向において夫々対応する位置に柱28,29とが設けられており、外側環状構造部25の柱28,29と内側環状構造部25の柱22,22とに梁24が架設されて、内側環状構造部21と外側環状構造部25とが接続されている。
なお、柱26と柱28との接続、及び柱27と柱29との接続は、翼部3と同様に梁で接続され、柱28と柱29とが梁で接続されている。外側環状構造部25において、3つの翼部3の基部が接続される構面を除く各構面は、柱・梁によるラーメン構造の架構面となっており、より具体的には、翼部3の突出方向の反対方向へ延びる二つの架構面と内側環状構造部21の架構面と平行に対向する一つの架構面とが交差する構成を備えている。3つの翼部3の基部が接続される構面を除く各構面の一部に耐震壁構造を適用することもできる。
しかして、翼部3において、翼部3の一方の側に設けられた外周柱31及び翼部3の他方の側に設けられた外周柱32に翼部3の突出方向(矩形状の翼部3の長辺方向)において接続する梁は欠如しており、翼部3の一方の側及び翼部3の他方の側において、翼部3の突出方向において外周柱31,32を含む架構面を有しない構成となっている。
したがって、室内への梁型の突出がなく、翼部に配置される住戸等においてより広範囲の眺望を得ることができ、採光性や眺望の向上を図ることができる。
以上、実施例を挙げて実施の形態を説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で適宜、付加、変形等なし得るものである。
1 建物
2 中央部
3 翼部
4 廊下
5,6 内部柱
8,9 耐震壁
11 先端部
12,13,14 柱
15,16 梁
17 小梁
18 梁
21 内側環状構造部
22 柱
25 外側環状構造部
26,27 柱
28,29 柱
31,32 外周柱

Claims (3)

  1. 建物の中央部から三方向に突出した翼部を有するトライスター型の建物において、
    前記建物の中央部から見て前記翼部の一方の側に設けられた外周柱と、該翼部の一方の側に設けられた外周柱と対向するように前記翼部の他方の側に設けられた外周柱と、
    前記翼部の一方の側に設けられた外周柱と前記翼部の他方の側に設けられた外周柱とを結ぶ仮想線上に設けられた梁又は耐震壁と、
    前記翼部の先端部に設けられた架構面とを備え、
    前記翼部の一方の側に設けられた外周柱及び前記翼部の他方の側に設けられた外周柱に前記翼部の突出方向において接続する梁を欠如し、前記翼部の一方の側及び前記翼部の他方の側において、前記翼部の突出方向において前記外周柱を含んでなる架構面を有さず、
    前記翼部の領域内部に、前記翼部の突出方向に延びる梁を欠如していることを特徴とする、トライスター型の建物。
  2. 建物の中央部から三方向に突出した翼部を有するトライスター型の建物において、
    前記建物の中央部から見て前記翼部の一方の側に設けられた外周柱と、該翼部の一方の側に設けられた外周柱と対向するように前記翼部の他方の側に設けられた外周柱と、
    前記翼部の一方の側に設けられた外周柱と前記翼部の他方の側に設けられた外周柱とを結ぶ仮想線上に設けられた梁又は耐震壁と、
    前記翼部の先端部に設けられた架構面とを備え、
    前記翼部の一方の側に設けられた外周柱及び前記翼部の他方の側に設けられた外周柱に前記翼部の突出方向において接続する梁を欠如し、前記翼部の一方の側及び前記翼部の他方の側において、前記翼部の突出方向において前記外周柱を含んでなる架構面を有さず、
    前記建物の中央部は、環状をなす内側環状構造部と、該内側環状構造部の周りに位置する外側環状構造部と、前記内側環状構造部と前記外側環状構造部とを前記翼部の基部付近において接続する梁とを備えた、トライスター型建物。
  3. 前記建物の中央部は、環状をなす内側環状構造部と、該内側環状構造部の周りに位置する外側環状構造部と、前記内側環状構造部と前記外側環状構造部とを前記翼部の基部付近において接続する梁とを備えた、請求項1に記載のトライスター型建物。
JP2019030714A 2019-02-22 2019-02-22 トライスター型の建物 Active JP7211846B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019030714A JP7211846B2 (ja) 2019-02-22 2019-02-22 トライスター型の建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019030714A JP7211846B2 (ja) 2019-02-22 2019-02-22 トライスター型の建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020133321A JP2020133321A (ja) 2020-08-31
JP7211846B2 true JP7211846B2 (ja) 2023-01-24

Family

ID=72262551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019030714A Active JP7211846B2 (ja) 2019-02-22 2019-02-22 トライスター型の建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7211846B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004316141A (ja) 2003-04-14 2004-11-11 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 建物の構造
JP2014218872A (ja) 2013-05-10 2014-11-20 清水建設株式会社 集合住宅の構造
JP6129135B2 (ja) 2014-09-30 2017-05-17 リンナイ株式会社 食器洗浄機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61233138A (ja) * 1985-04-09 1986-10-17 三井建設株式会社 超高層建物の架構
JPH06129135A (ja) * 1992-06-01 1994-05-10 Shimizu Corp 建築物の構造

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004316141A (ja) 2003-04-14 2004-11-11 Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd 建物の構造
JP2014218872A (ja) 2013-05-10 2014-11-20 清水建設株式会社 集合住宅の構造
JP6129135B2 (ja) 2014-09-30 2017-05-17 リンナイ株式会社 食器洗浄機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020133321A (ja) 2020-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4648736B2 (ja) ユニット式建物
JP7211846B2 (ja) トライスター型の建物
JP3787813B2 (ja) 大スパン構造建築物
JP5312163B2 (ja) ユニット式建物
JP2002047815A (ja) 高層建築物
JP5066354B2 (ja) 建物ユニットおよびユニット式建物
JP6974231B2 (ja) 建物の構造
JP4994191B2 (ja) 構造物
JP2002089060A (ja) 集合住宅建物
JP4898346B2 (ja) ユニット式建物
JP3820521B2 (ja) 建物の架構
JP6650862B2 (ja) 木造建物
JP3903306B2 (ja) 集合住宅建物
JPH07127126A (ja) ユニット式バルコニー
JP2689279B2 (ja) フラットスラブ集合住宅
JP5722856B2 (ja) ドーム状構造物
JP4246078B2 (ja) 集合住宅
JP5845164B2 (ja) ユニット式建物の屋根構造
JPH0224456A (ja) 高層建築物の構造
JPH0721737Y2 (ja) 多角形多層建築物
JP6400306B2 (ja) 両方向ブレース構造の鉄骨造居住用途建物
JP2001003596A (ja) 建築物の建築構造
JP5748721B2 (ja) ドーム状建築物
JP2002348960A (ja) 無柱大空間建物の吊り構造
JP3153357U (ja) 斜材を用いた建築物の立体トラス構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7211846

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150