JP4994191B2 - 構造物 - Google Patents
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Description
図1および図2は、本発明に係る構造物を、1階にピロティ等の広い開放空間Sが形成されるとともに、2階および3階の中央に中廊下11が設けられ、この中廊下11の両側に、鉄筋コンクリート造の壁12によって間仕切りされた複数(図では各4戸)の居室13が配置された3階の集合住宅用建物(構造物)10に適用した場合の一実施形態を示すもので、図中符号15が板状部材である。
なお、図2においては、目視の便宜のために居室13の外壁を省略してある。
これにより、梁19上に構築された床版20は、水平部材21の一部であって、かつ軸剛性が梁19の2倍以上である第2の水平部材として利用されている。
したがって、開放空間Sを広く形成すべく支持部材16a間の距離を大きく確保した場合においても、図8に示した従来の純ラーメン構造による鉄筋コンクリート造の構造物と比較して、外側柱16や水平部材21の断面を大幅に小さくすることができ、よって容易に建物10の内部に広い有効な空間を確保することができる。
なお、上記実施の形態においては、本発明を1階に開放空間Sを形成した3階建ての集合住宅用建物10に適用した場合について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各種形態の構造物に適用することが可能である。
この建物(構造物)30は、1階および2階部分に一般的なラーメン架構による鉄筋コンクリート造あるいは鉄骨造の建物31が構築されるとともに、3階よりも上層階に、上記実施形態に示したものと同様の構造を有する集合住宅用建物32が配置されたものである。
上記構成からなる建物30、35にあっても、特に建物30においては3階より上層部分について、図1および図2に示したものと同様の作用効果を得ることができる。
すなわち、この建物50は、上記コア41の対向する2辺の板状部材15に対して、それぞれ間隔をおいて複数組(図では3組)の上記垂直平面自立構造体を外方に向けて並列的に配置するとともに、隣接する板状部材15の外側柱16間に鉄筋コンクリート造の梁22を横架することにより縦長の建物51を形成し、2棟の上記建物51を間隔をおいて平行に配置するとともに、これら建物51におけるコア41の対向する板状部材15間に、同様の垂直平面自立構造体を配置して、互いの外側柱16間に梁22を横架したものである。
12 鉄筋コンクリート造の壁
15 板状部材
16 外側柱
16a 支持部材
17 内側柱
18、22、37 梁
19 鋼製の梁(第1の水平部材)
20 床版(第2の水平部材)
21 水平部材
36 柱
38 柱梁架構
G 重心
S 広い開放空間
Claims (5)
- 2枚の鉄筋コンクリート造の板状部材を、各々の板面を同一垂直平面上に沿わせ、かつ水平方向に間隔をおいて配置するとともに、上記2枚の板状部材を、上下方向に間隔をおいて配設された複数の水平部材で接合することによって一体化し、各上記板状部材の下端部であって、かつ各上記板状部材の重心よりも外方位置に構築した支持部材によって長期荷重を支持させることにより、上記垂直平面の面内方向に立設してなることを特徴とする構造物。
- 上記水平部材は、上記長期荷重により生じる応力に対して充分な曲げ剛性および曲げ耐力を有する第1の水平部材と、上記長期荷重により生じる応力に対して充分な軸剛性および軸耐力を有するとともに、上記軸剛性が上記第1の水平部材の2倍以上の第2の水平部材とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の構造物。
- 上記第1の水平部材は、鋼製の梁であることを特徴とする請求項2に記載の構造物。
- 上記水平部材によって一体化された2枚の板状部材を、上記垂直平面の面外方向に間隔をおいて複数並列的に配置し、上記面外方向に隣接する上記板状部材同士を梁または壁で接合するとともに、全ての上記板状部材同士を鉄筋コンクリート造の床版で一体化することにより、上記垂直平面の面外方向に対して自立させてなり、かつ上記第2の水平部材として上記床版を用いたことを特徴とする請求項2または3に記載の構造物。
- 上記水平部材の延在方向の中間部分に、柱梁架構が介装されてなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の構造物。
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