JP6224973B2 - 中間層免震構造物 - Google Patents

中間層免震構造物 Download PDF

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Description

本発明は、中間層免震構造物に関する。
複数層からなる構造物の中間階に免震装置を設けた中間層免震構造物が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−241398号公報
ところで、免震装置は、その上に構築される構造体から面圧を受ける。この面圧が不足すると、例えば、積層ゴム支承では水平剛性が高くなるため、地震時に積層ゴム支承の水平変形量が減少して免震性能が低下する可能性がある。特に、中間層にある免震装置は、その上に構築される上部構造体のみを支持するため、構造体全体を支持する基礎の免震装置と比較して、面圧を確保することが難しい。
本発明は、上記の事実を考慮し、免震装置に作用する面圧を増加させることができる中間層免震構造物を得ることを目的とする。
第1態様に係る中間層免震構造物は、複数の下階柱と、前記複数の下階柱に免震装置を介して支持され、上階を形成する上階躯体と、前記上階躯体に吊り下げられ、前記上階の下に下階室を形成する吊下げ部と、を備えている。
第1態様に係る中間層免震構造物によれば、複数の下階柱には、上階を形成する上階躯体が免震装置を介して支持されている。この上階躯体には、上階の下に下階室を形成する吊下げ部が吊り下げられている。つまり、吊下げ部は、上階躯体を介して免震装置に支持されている。そのため、上階躯体だけでなく吊下げ部の重量も免震装置に鉛直荷重として作用する。したがって、吊下げ部を備えない構成と比較して、免震装置に作用する面圧を増加させることができる。
第2態様に係る中間層免震構造物は、第1態様に係る中間層免震構造物において、前記吊下げ部には、前記下階室と前記上階との移動経路が設けられている。
第2態様に係る中間層免震構造物によれば、吊下げ部は、上階躯体を介して免震装置及び下階柱に支持されている。そのため、地震時には、下階柱に対して上階躯体及び吊下げ部が水平方向に変位する。
ここで、従来の中間層免震構造物では、地震時に下階に対し、免震装置に支持された上階が水平方向に変位するため、下階と上階との移動経路にずれが生じる。したがって、地震時に、下階と上階との間の移動が困難となる。
これに対して本発明では、地震時に下階柱に対し、上階躯体と一体に水平方向に変位する吊下げ部に、下階室と上階との移動経路が設けられている。そのため、下階室と上階との移動経路にずれが生じない。したがって、地震時における下階室と上階との間の移動が容易となる。なお、ここでいう「移動経路」とは、例えば、階段やエレベータ等を意味する。
第3態様に係る中間層免震構造物は、第1態様または第2態様に係る中間層免震構造物において、前記上階躯体が、前記免震装置上で互いに交差し、平面架構を形成する複数の大梁と、対向する前記大梁にそれぞれ架設され、前記平面架構の内側で互いに交差する複数の連結梁と、前記連結梁の交差部に立てられた上階柱と、を有し、前記吊下げ部の外周柱が、前記連結梁の前記交差部から下方へ延出している。
第3態様に係る中間層免震構造物によれば、複数の大梁は、免震装置上で互いに交差し、平面架構を形成している。また、対向する大梁には、複数の連結梁がそれぞれ架設されている。複数の連結梁は、大梁によって形成された平面架構の内側で互いに交差している。これらの連結梁の交差部に、上階柱が立てられている。つまり、上階柱は、下階柱からずれた位置に立てられており、上階と下階とでは柱割が異なっている。このように連結梁の交差部に上階柱を立てることにより、上階柱と下階柱との柱割を用途に応じて変更することができる。
また、連結梁の交差部からは、吊下げ部の外周柱が下方へ延出している。このように吊下げ部の外周柱の位置を上階柱の位置に合わせることにより、吊下げ部の支持性能を向上させることができる。
第4態様に係る中間層免震構造物は、第3態様に係る中間層免震構造物において、前記大梁の交差部から外側へ跳ね出す跳出し梁を備えている。
第4態様に係る中間層免震構造物によれば、大梁の交差部から跳出し梁を外側へ跳ね出したことにより、上階及び下階のスペースを広げつつ、免震装置の面圧をさらに増加させることができる。
以上説明したように、本発明に係る中間層免震構造物によれば、免震装置に作用する面圧を増加させることができる。
本発明の一実施形態に係る中間層免震構造物を示す図3の1−1線断面図である。 本発明の一実施形態に係る中間層免震構造物を示す図3の2−2線断面図である。 本発明の一実施形態に係る中間層免震構造物の2階を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る中間層免震構造物の変形例を示す図3に対応する平面図である。 本発明の一実施形態に係る中間層免震構造物の変形例を示す図3に対応する簡略平面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態に係る中間層免震構造物について説明する。
図1及び図2には、一例として、本実施形態に係る中間層免震構造物(以下、単に「構造物」という)10が示されている。この構造物10は二階建てとされており、二階F2が免震装置18によって免震化されている。この構造物10では、例えば、一階F1が駐車スペース16(図2参照)等に用いられるピロティーとされ、二階F2にはサーバ室等の機能室(重要機能室)48が設けられている。さらに、一階F1には、エントランスホール52が設けされている。このエントランスホール52は、二階F2から吊り下げられた吊下げ部50によって形成されている。以下、各部の構成について詳説する。
下階としての一階F1には、4本の下階柱12が水平二方向に間隔を空けて立てられている。各下階柱12は、鉄筋コンクリート造(RC造)で断面略矩形に形成されており、地盤14上に立てられている。この地盤14の上面14Aは、駐車スペース16(図2参照)の床を形成している。また、地盤14の上面14Aには、吊下げ部50の下端部が配置される凹状の免震ピット14Bが形成されている。
各下階柱12の柱頭部には、積層ゴム支承等の免震装置18が設置されている。免震装置18の下部フランジは、図示しないアンカー等によって下階柱12の柱頭部に固定されている。なお、本実施形態では、既製品の免震装置18が採用されている。この免震装置18の上には、二階F2を形成する上階躯体20が構築されている。つまり、上階躯体20は、免震装置18を介して複数の下階柱12に支持されている。これにより、地震時に、下階柱12に対して上階躯体20が水平方向に変位可能になっている。
図1及び図3に示されるように、上階躯体20は、免震装置18に支持される複数の大梁22及び跳出し大梁28と、二階F2の架構を構成する複数の内柱34、外周柱36、下梁32、38、上梁42,44とを有して構成されている。また、上階躯体20の外周部には、下階柱12よりも外側へ張り出す張出し部40が設けられている。
複数の大梁22は、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)で断面略矩形に形成されている。これらの大梁22は、図3に示されるように、免震装置18上で互いに交差(本実施形態では直交)し、平面架構24を形成している。より具体的には、隣接する大梁22は、免震装置18上で仕口部26を介して互いに接合されている。仕口部26は、免震装置18上に構築されており、図示しないアンカー等によって免震装置18の上部フランジに固定されている。
また、対向する2組の大梁22の両端部(端部付近)には、連結梁としての下梁32がそれぞれ架設されている。各下梁32は、H形鋼で形成されている。これらの下梁32は、複数の大梁22によって形成された平面架構24の内側で互いに交差(本実施形態では直交)し、平面視にて井の字状に接合されている。
下梁32の交差部(仕口部)には、上階柱としての内柱34が立てられている。つまり、二階F2の内柱34は、平面視にて下階柱12からずれた位置に立てられており、一階F1と二階F2とでは柱割が異なっている。本実施形態では、一例として、一階F1が4本の下階柱12により1×1スパンとされており、二階F2が合計16本の内柱34及び外周柱(外柱)36により3×3スパンとされている。なお、内柱34は、角形鋼管で形成されている。
二階F2の張出し部40は、構造物10の外周部に全周に亘って設けられている。この張出し部40は、跳出し大梁28、下梁38、下外周梁30等を有して構成されている。跳出し梁としての跳出し大梁28は、大梁22の仕口部26から外側(構造物10の外周側)へ跳ね出している。各跳出し大梁28は、大梁22と同様に、SRC造で断面略矩形に形成されており、仕口部26に片持ちで支持されている。この跳出し大梁28の先端部は、構造物10の外周に沿って配置された下外周梁30によって連結されている。
下梁38は、大梁22と下外周梁30とに架設されている。下梁38は、H形鋼で形成されており、下梁32と連続するように大梁22の両端部に接合されている。この下梁38と下外周梁30との交差部(仕口部)に、二階F2の外周柱36が立てられている。外周柱36は、角形鋼管で形成されている。また、外周柱36は、内柱34よりも部材断面積が小さくなっている。
なお、図1及び図2に示されるように、隣接する内柱34には、上梁42が架設されており、内柱34と外周柱36とには上梁44が架設されている。これらの上梁42,44及び上外周梁46は、H形鋼で形成されている。
ここで、上階躯体20における外周側(図3の斜線領域)には、地震時に下階柱12に対して上階躯体20と一体に水平方向に変位する吊下げ部50が吊り下げられている。図1に示されるように、吊下げ部50は、側面視にて隣接する下階柱12の間に配置されており、一階F1にエントランスホール52を形成している。
吊下げ部50は、複数の外周柱54及び床梁56を箱状に接合して形成されており、地震時に下階柱12と接触しないように、当該下階柱12と間隔を空けて配置されている。4本の外周柱54は、平面視にて内柱34または外周柱36と略同じ位置に配置されており、下梁32の交差部(仕口部)または下梁38と下外周梁30との交差部(仕口部)から下方へそれぞれ延出している。すなわち、吊下げ部50の外周柱54は、下梁32の交差部または下梁38と下外周梁30との交差部に支持されている。これにより、吊下げ部50の支持性能が向上されている。
吊下げ部50の下端部は、地盤14に形成された免震ピット14B内に配置されており、地震時に地盤14と干渉しないようになっている。また、吊下げ部50と地盤14の上面との間には、図示しないエキスパンジョイント等が掛け渡されており、吊下げ部50に形成された図示しない出入口からエントランスホール52内に人が出入り可能になっている。
エントランスホール52内には、二階F2に通じる階段58及び図示しないエレベータが設けられている。なお、階段58及びエレベータは、移動経路の一例である。
次に、本実施形態の作用について説明する。
一階F1の下階柱12には、免震装置18を介して上階躯体20が支持されている。この上階躯体20には、一階F1にエントランスホール52を形成する吊下げ部50が吊り下げられている。つまり、吊下げ部50は、上階躯体20を介して免震装置18に支持されている。そのため、上階躯体20だけでなく吊下げ部50の重量も免震装置18に鉛直荷重(軸力)として作用する。これにより、吊下げ部50を備えない構成と比較して、免震装置18に作用する面圧を増加させることができる。したがって、免震装置18に所定の変形性能を発揮させることができる。
また、一般に、既製品の免震装置は、大規模構造物用に設計されているため、その必要面圧が大きく、小規模構造物では採用が難しい。これに対して本実施形態では、前述した吊下げ部50によって免震装置18の必要面圧を確保することができるため、既製品の免震装置18を採用することができる。したがって、コストを削減することができる。
さらに、本実施形態では、免震装置18上に設置される大梁22をSRC造として剛性及び強度を高めると共に、その重量を大きくしている。これにより、免震装置18に作用する面圧を増加させつつ、大梁22のロングスパン化を実現している。そのため、一階F1に、例えば、駐車スペース16のような大空間を設けることができる。
上記に加え、本実施形態では、大梁22の交差部から外側へ跳ね出す跳出し大梁28等によって二階F2に張出し部40を設けている。これにより、一階F1及び二階F2のスペースを広げつつ、免震装置18の面圧をさらに増加させることができる。
その一方で、大梁22及び跳出し大梁28以外の二階F2の構造材(下梁32や内柱34等)はS造とされており、上階躯体20の重量が必要最小限に抑えられている。これにより、二階F2に発生する地震力が低減されるため、耐震性能を向上させることができる。特に、本実施形態のように二階F2にサーバ室等の機能室48がある場合は、サーバ室に設置するサーバ等の設置台数を増やすことができる。
また、本実施形態では、一階F1と二階F2の柱割が異なっている。具体的には、図3に示されるように、対向する2組の大梁22の両端部に下梁32がそれぞれ架設されており、これらの下梁32の交差部に内柱34が立てられている。このように下梁32の交差部に内柱34を立てることにより、上階躯体20の荷重を免震装置18へ効率的に伝達しつつ、一階F1と二階F2の柱割を変えることができる。したがって、用途やプランに応じて、一階F1及び二階F2の間取りを設定することができる。
また、内柱34が立てられた下梁32の交差部からは、吊下げ部50の外周柱36が下方へ延出している。このように吊下げ部50の外周柱36の位置を内柱34の位置に合わせることにより、吊下げ部50の支持性能を向上させることができる。
さらに、吊下げ部50は、下梁32及び大梁22を介して免震装置18に支持されている。これにより、地震時に、吊下げ部50が下階柱12に対して上階躯体20と一体に水平方向に変位する。つまり、本実施形態では、一階F1の吊下げ部50(エントランスホール52)においても免震効果を得ることができる。さらに、地震時に、二階F2とエントランスホール52との移動経路(階段58等)にずれが生じないため、階段58を利用してエントランスホール52から外へ容易に避難することができる。階段58を避難経路として利用することができる。
ここで、構造物10を中間層免震構造ではなく、基礎免震構造にすることも考えられる。しかしながら、基礎免震構造では、免震ピットが大きくなるため、地下水位が高い建設地では施工コストがかかる。これに対して本実施形態では、吊下げ部50用の免震ピット14Bを設ければ良いため、免震ピット14Bが小さくなる。したがって、施工コストを削減することができる。
さらに、免震装置18は、下階柱12の柱頭部に設置されるため、洪水等の水害の影響を受け難い。これと同様に、二階F2の機能室48も水害の影響を受け難い。このように本実施形態では、水害対策上のメリットも得ることができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
吊下げ部50の配置や大きさは、上記したものに限らない。例えば、図4に示されるように、下階柱12と干渉しないように、平面視にて略十字形状の吊下げ部60(図4の斜線領域)を設けても良いし、上階躯体20の中央部にのみ吊下げ部を設けても良い。
また、上記実施形態では、吊下げ部50の外周柱36を下梁32の交差部から下方へ延出させた例を示したが、これに限らない。吊下げ部50の外周柱36は、例えば、大梁22から下方へ延出させても良い。
また、例えば、図5(A)〜図5(B)に示されるように、内柱34の位置(柱割)も適宜変更可能である。この場合、下梁32,38は、内柱34の位置に応じて適宜設ければ良い。さらに、一階F1と二階F2の柱割を同じにしても良い。つまり、免震装置18上に内柱34を立てても良い。さらにまた、構造物10の一階F1、二階F2、及び下階室の用途は、上記したものに限らず、適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、上階躯体20の外周部に全周に亘って張出し部40を設けた例を示したが、これに限らない。張出し部40は、上階躯体20の外周部に部分的に設けても良い。また、張出し部40は、適宜省略可能である。また、下階柱12や、上階躯体20を構成する構造材(大梁22、下梁32等)には、例えば、RC造、SRC造、及びS造等の種々の部材構造を採用することができる。また、S造としては、例えば、H形鋼、C形鋼、T形鋼等の形鋼や鋼管等を用いることができる。
また、上記実施形態では、免震装置18として積層ゴム支承を用いた例を示したが、これに限らない。免震装置としては、例えば、滑り支承や、転がり支承等を用いても良い。
さらに、上記実施形態では、二階建ての構造物10を例に説明したが、上記実施形態は、三階以上の構造物にも適用可能である。また、免震装置18の設置階(設置層)も適宜変更可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 中間層免震構造物
12 下階柱
18 免震装置
20 上階躯体
22 大梁
24 平面架構
26 仕口部(大梁の交差部)
28 跳出し大梁(跳出し梁)
32 下梁(連結梁)
34 内柱(上階柱)
50 吊下げ部
52 エントランスホール(下階室)
54 外周柱
58 階段(移動経路)
60 吊下げ部
F1 一階(上階)
F2 二階(下階)

Claims (4)

  1. 二階建て又は三階建ての中間層免震構造物において、
    複数の下階柱と、
    前記複数の下階柱に免震装置を介して支持され、上階を形成する上階躯体と、
    前記上階躯体に吊り下げられ、前記上階の下に下階室を形成する吊下げ部と、
    を備えた中間層免震構造物。
  2. 前記吊下げ部には、前記下階室と前記上階との移動経路が設けられている、
    請求項1に記載の中間層免震構造物。
  3. 複数の下階柱と、
    前記複数の下階柱に免震装置を介して支持され、上階を形成する上階躯体と、
    前記上階躯体に吊り下げられ、前記上階の下に下階室を形成する吊下げ部と、
    を備え
    前記上階躯体が、
    前記免震装置上で互いに交差し、平面架構を形成する複数の大梁と、
    対向する前記大梁にそれぞれ架設され、前記平面架構の内側で互いに交差する複数の連結梁と、
    前記連結梁の交差部に立てられた上階柱と、
    を有し、
    前記吊下げ部の外周柱が、前記連結梁の前記交差部から下方へ延出している、
    間層免震構造物。
  4. 前記大梁の交差部から外側へ跳ね出す跳出し梁を備えた、
    請求項3に記載の中間層免震構造物。
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