JP7293092B2 - 集合住宅 - Google Patents

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本発明は集合住宅に関し、特に中高層塔状集合住宅の形状に関する。
円形あるいは多角形の平面形状を有する集合住宅が知られている。特許文献1には円形の平面形状を有する集合住宅が開示されている。この集合住宅は10階建てであるが、より階数の多い塔状集合住宅(いわゆるタワーマンション)も公知である。塔状集合住宅は各階の平面積が同じであり、従って、建物全体が円筒形ないし角柱形の形状をなしている。
特開2005-120732号公報
一般に、集合住宅においては上階ほど単位面積当たりの販売価格が高く、付加価値も高いとされている。しかし、従来の塔状集合住宅は建物全体が円筒形ないし角柱形の形状をなしているため、付加価値の高い住戸の床面積は自ずと制限され、建物全体の付加価値を高めることが難しい。
本発明は建物全体の付加価値を高めることが容易な集合住宅を提供することを目的とする。
本発明の集合住宅は地上部に複数のフロアと鉛直方向に延びる中心軸とを有し、地上部の各フロアは中心軸に関し概ね点対称の平面形状を有している。地上部の上側半分のフロアの平均平面積は下側半分のフロアの平均平面積より大きい。また、本発明の他の集合住宅は地上部に複数のフロアと鉛直方向に延びる中心軸とを有し、地上部の各フロアは中心軸に関し概ね点対称の平面形状を有し、地上部のフロアは上層階と中層階と下層階とに三分割され、上層階のフロアの平均平面積が中層階のフロアの平均平面積より大きく、中層階のフロアの平均平面積が下層階のフロアの平均平面積より大きい。
これらの集合住宅において、複数のフロアは、連続する複数のフロアからなる第1のフロア群と、連続する複数のフロアからなる第2のフロア群と、第1のフロア群と第2のフロア群とを接続する構造補強フロアと、を有し、第1のフロア群の外壁は下階から上階に向けて連続的に外方にせり出しており、第2のフロア群の外壁は鉛直方向に延びており、構造補強フロアは、中心軸に対して放射状に延びる補強構造を有している。あるいは、これらの集合住宅において、複数のフロアは、それぞれが連続する複数のフロアからなる2つの第1のフロア群と、2つの第1のフロア群を接続する構造補強フロアと、を有し、第1のフロア群の外壁は下階から上階に向けて連続的に外方にせり出しており、構造補強フロアは、中心軸に対して放射状に延びる補強構造を有している。
本発明によれば、上階に行くほど床面積を増加することができるため、建物全体の付加価値を高めることが容易な集合住宅を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る集合住宅の側面図である。 図1のA部拡大図である。 図1のB-B線に沿った断面図(平面図)である。 図1のC-C線に沿った断面図(平面図)である。 本発明の他の実施形態に係る集合住宅の側面図である。
以下、図面を参照して本発明の集合住宅のいくつかの実施形態について説明する。本発明の集合住宅は地上部に複数のフロアを有している限り、階数は特に限定されず、任意の階数の集合住宅に適用できる。本発明は、20階建て以上、好ましくは30階建て以上の中高層塔状集合住宅(いわゆるタワーマンション)に好適に適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る集合住宅の側面図である。図2は、図1のA部拡大図、図3は、図1のB-B線に沿った断面図(平面図)、図4は、図1のC-C線に沿った断面図(平面図)である。本発明は地上部の構造に特徴があり、地下部の構造は何ら限定されない。このため、ここでは集合住宅の地上部の構成について説明し、以下の説明は、特に言及のない限り、地上部の構成に適用される。
集合住宅1は鉛直方向Zに延びる中心軸CLを有し、各フロアは中心軸CLに関し概ね点対称の平面形状を有している。平面形状は建物の外面(外壁9の外面)で規定される形状であり、建物の内部形状やバルコニーBの形状は何ら限定されない。概ね点対称とは、基本的な形状が点対象であることを意味し、突起や凹部など、部分的に対称性を乱す形状があってもよい。図3,4に示すように、集合住宅1は概ね正十六形の平面形状を有している。集合住宅1は概ね円形、四角形、六角形、八角形、十二角形、二十四角形などの平面形状を有していてもよい。しかし、後述する放射梁12を多数設け、且つ放射梁12の長さを揃えるため、四角形、六角形などの角数の少ない多角形よりも、十二角形、十六角形など、角数の多い多角形のほうが有利である。逆に、あまり角数の多い多角形では外側柱4の間隔が十分に確保できず、外側柱4間に設けられる外周梁5の設計が困難となる場合がある。また、円形断面は、外壁9や外周梁5など建物の外周に面する部材の施工性、型枠の製作コスト、窓との取り合い等を考慮すると、コストや施工性が影響を受ける可能性がある。以上より、集合住宅1の平面寸法にもよるが、12~24程度の4の倍数の角数の多角形形状とすることが好ましく、特に角数が8の倍数であることが好ましい。以上より、本実施形態の集合住宅1の外壁9は、中心軸CLを中心とする十六角形の平面形状を有している。
集合住宅1は、2つの第1のフロア群F1(以下、第1の上部フロア群F12、第1の下部フロア群F11という場合がある)と、第1のフロア群F1の上方と下方に設けられた第2のフロア群F2(以下、第2の上部フロア群F22、第2の下部フロア群F21という場合がある)と、を有している。第1及び第2のフロア群F1,F2はそれぞれ、複数の連続するフロアからなるフロア群である。第1の上部及び下部フロア群F12,F11はそれぞれ10層、第2の上部フロア群F22は11層、第2の下部フロア群F21は7層からなり(従って、本実施形態の集合住宅1は38階建てである)、下から上に第2の下部フロア群F21、第1の下部フロア群F11、第1の上部フロア群F12、第2の上部フロア群F22の順に配置されている。ただし、これらのフロア群のフロア数は本実施形態に限定されない。第1のフロア群F1では、外壁9の位置が下階から上階に向けて連続的に外側にせり出している。換言すれば、中心軸CLの周りの同じ角度位置(東、南、西、北など)(図3参照)で測った中心軸CLと外壁9の外面との距離(径方向距離)が、下階から上階に向けて連続的に増加している。この結果、第1のフロア群F1では下階から上階に向けて平面積が連続的に増加している。第2のフロア群F2では、外壁9は鉛直方向Zに延びている。換言すれば、中心軸CLの周りの同じ角度位置θで測った中心軸CLと外壁9の外面との距離(径方向距離)は、すべての階で同一である。この結果、第2のフロア群F2では各フロアの平面積は同じである。本明細書で、平面積とは建物の外面(外壁9の外面)の内側部分の面積である。
この結果、地上部の上側半分のフロアの平均平面積が下側半分のフロアの平均平面積より大きくなっている。上半半分と下側半分の境界は、建物の階数の中央値を基準にして定める。建物の階数の中央値は(1+最上階の階数)/2として定義する。38階建ての場合、中央値は19.5であるため、1~19階が下側半分のフロア、20~38階が上側半分のフロアとなる。39階建ての場合(1+最上階の階数が偶数の場合)、中央値は整数(=20)となるため、中央値は下側に含める。従って、1~20階が下側半分のフロア、21~39階が上側半分のフロアとなる。同様に、全体を上層階、中層階、下層階に三分割した場合、フロアの平均平面積は上層階が最も大きく、中層階が次に大きく、下層階は最も小さい。3分割した場合のフロア割りも同様に考えることができる。38階建ての場合(1+最上階の階数が3の倍数の場合)、3分点は13(=39/3)、26(=39×2/3)であるため、これらを下側に含め、1~13階が下層階、14~26階が中層階、27~38階が上層階となる。39階建ての場合、3分点は13.3(=40/3)、26.7(=40×2/3)であるため、1~13階が下層階、14~26階が中層階、27~39階が上層階となる。
集合住宅1は、外周フレーム2と内周フレーム3とからなるフレーム構造で構成されている。内周フレーム3と外周フレーム2は柱と梁で構成された架構であり、構造要素としての壁(耐震壁)は設けられていない。外周フレーム2は、複数の外側柱4と複数の外周梁5とで構成されている。複数の外側柱4は、任意の平面において、中心軸CLから概ね等距離の位置に、周状に(換言すれば、中心軸CLを中心とする第1の仮想円に沿って)配置されている。外周梁5は、互いに隣接する外側柱4の間に周状に設けられた直線状の梁である。外側柱4は集合住宅1の外壁9に沿って延びている。このため、外側柱4は、第1のフロア群F1では下階から上階に向けて外側にせり出すように斜めに延びており、第2のフロア群F2では鉛直方向Zに延びている。第1のフロア群F1の外側柱4は外側に倒れこむような力を受けるが、この力は外周梁5によって支持される。
内周フレーム3は、複数の第1の内側柱6と複数の第2の内側柱7と複数の内側梁8とで構成されている。複数の第1の内側柱6は、任意の平面において、外側柱4の内側且つ中心軸CLから概ね等距離の位置に、周状に(換言すれば、中心軸CLを中心とする、第1の仮想円より小径の第2の仮想円に沿って)配置されている。複数の第2の内側柱7は、任意の平面において、第1の内側柱6の内側且つ中心軸CLから概ね等距離の位置に、周状に(換言すれば、中心軸CLを中心とする、第2の仮想円より小径の第3の仮想円に沿って)配置されている。複数の内側梁8は、第1の内側柱6と第2の内側柱7との間に放射状に設けられた直線状の梁である。第1の内側柱6と第2の内側柱7は鉛直方向Zに延びている。
第1の内側柱6と第2の内側柱7との間の環状の空間S2は主に集合住宅1の内部の共用廊下として使用され、第2の内側柱7の内側の空間S3は主に階段やエレベータの設置スペースとして使用される。外側柱4と第1の内側柱6との間の環状の空間S1は住戸スペースとして使用される。図3に示す例では、この空間は仕切り壁11によって12個の同一形状、同一面積の住戸に仕切られているが、住戸のプランニングは図示の例に限定されない。外側柱4と第1の内側柱6との間は居住性を高めるために無梁構造とされているが、例えば、住戸の境界に沿って放射梁を設置してもよい。床スラブ10の構成は特に限定されないが、例えば半PCa床スラブとすることで、施工性を改善しつつ無梁構造を実現することができる。なお、図2では住戸の一部として主寝室MBRとユニットバスUBを示している。
集合住宅1はさらに3つの構造補強フロアF3(クロールスペース)を有している。以下、これらの構造補強フロアF3を第1~第3の構造補強フロアF31~F33という。第1の構造補強フロアF31は第2の下部フロア群F21と第1の下部フロア群F11とを接続するフロアであり、第2の構造補強フロアF32は第1の下部フロア群F11と第1の上部フロア群F12とを接続するフロアであり、第3の構造補強フロアF33は第1の上部フロア群F12と第2の上部フロア群F22とを接続するフロアである。3つの構造補強フロアF31~F33は同じ構成を有している。
第1及び第3の構造補強フロアF31,F33は、建物構造の切り替え部、すなわち第1のフロア群F1と第2のフロア群F2の切り替え部に、主に建物構造を補強する目的で設置される。第2の構造補強フロアF32は第1の上部フロア群F12と第1の下部フロア群F11の間に設けられており、第1のフロア群F1の中間位置で建物構造を補強する。
構造補強フロアF3は、中心軸CLに対して放射状に延びる補強構造を有している。補強構造は第1の内側柱6と外側柱4との間に設けられた複数の放射梁12である。本実施形態では16本の外側柱4と12本の第1の内側柱6が設けられているため、16本の外側柱4のうち12本が放射梁12によって第1の内側柱6に接続されている。放射梁12をより均等に配置するため、外側柱4の本数を第1の内側柱6の本数の2倍(24本)とし(すなわち、外壁9を二十四角形の平面形状とし)、外側柱4を1本おきに放射梁12と接続することもできる。前述のように、第1のフロア群F1の外側柱4は下階から上階に向けて外側にせり出すように斜めに延びており、外側に倒れこむような力を受ける。この力の一部を構造補強フロアF3の放射梁12が負担することで、無理のない構造計画を実現することができる。放射梁12の寸法に制約はなく、構造上必要な放射梁12の梁背で構造補強フロアF3の階高hを決定することが好ましい。構造補強フロアF3の外周梁5の梁背も放射梁12の梁背と同一とすることが好ましい。構造補強フロアF3は居住空間としての使用を想定していないため、階高hは上下に隣接する居住フロアの階高Hより低いことが望ましいが、居住フロアの階高Hと同程度であってもよい。放射梁12は構造補強フロアF3だけが備える構造要素であり、第1のフロア群F1や第2のフロア群F2の各フロアは備えていない。居住フロアには放射梁12が設けられないため、放射梁12が居住フロアのプランニングや居住性に影響を与えることはない。
集合住宅1の各フロアでは上下水の配管13が鉛直方向Zに貫通しており、構造補強フロアF3もその例外ではない。一般に、集合住宅1では水回り設備(例えばユニットバスUB)の位置を上下階でできるだけ揃えることで、配管13の設置スペースを縮小している。しかし、集合住宅1の付加価値を高めるため、上層階と下層階で間取りを大きく変えることもあり得る。本実施形態では構造補強フロアF3を配管13の横引きスペース14として利用することができる。居住フロアでは配管13を鉛直方向Zに通すことができるため、居住空間への影響を抑えつつ、上層階と下層階でプランニングを変える自由度が高められる。横引きの距離が大きい場合、放射梁12に配管13を通すための穴(図示せず)を形成してもよい。図1には配管13の概略ルートの一例を示しており、特に第3の構造補強フロアF33では配管13が周方向に長距離に渡って横引きされている。
このように、本実施形態では上層階が下層階と比べて径方向に拡張されているため、集合住宅1の付加価値を高めることが可能である。一般に集合住宅1では上階ほど単位面積当たりの販売価格や賃貸価格が高く、それに応じて付加価値も高いとされている。本実施形態では建物の総床面積に占める上階の床面積の割合が相対的に増えるため、集合住宅1の付加価値が高められる。また、近年、建物の形態制限として天空率と呼ばれる概念が導入されている。これによれば、計画中の建物が空を覆う割合(天空率)が規制の対象とされる。天空率は所定の測定ポイントから見上げた天空図に基づいて算出されるため、上層階が低層階より相対的に大きな建物は、総容積が同じで上層階も低層階も同じ平面積を有する建物より基準を満たしやすい。さらに、低層階が上層階に対して相対的に絞られるため、いわゆるビル風も緩和される可能性がある。
本発明が本実施形態に限定されないことは勿論である。例えば、第1のフロア群F1と第2のフロア群F2の数は限定されない。図5(a)に示すように、複数の第1のフロア群F1と複数の第2のフロア群F2が構造補強フロアF3を介して交互に配置されてもよい。あるいは図5(b)に示すように、集合住宅1は複数の第1のフロア群F1と構造補強フロアF3とだけからなっていてもよい。この場合、集合住宅1は全体として逆円錐台の形状をなす。あるいは図5(c)に示すように、第1のフロア群F1が建物の上層と下層に設けられていてもよい。
放射梁12にプレストレスを導入してもよい。これによって、放射梁12が外側柱4の外側に倒れこむ力をより効果的に支持することができる。放射梁12の代わりにトラスを用いてもよい。トラスは鉄筋コンクリート造が好ましいが、鉄骨造でもよい。トラスを用いることによって、配管13との干渉が生じにくくなり、配管13の横引きルートの自由度が高められる。
1 集合住宅
4 外側柱
7 内側柱
9 外壁
12 放射梁
13 配管
CL 中心軸
F1 第1のフロア群
F2 第2のフロア群
F3 構造補強フロア

Claims (10)

  1. 地上部に複数のフロアと鉛直方向に延びる中心軸とを有し、前記地上部の各フロアは前記中心軸に関し概ね点対称の平面形状を有し、前記地上部の上側半分のフロアの平均平面積が下側半分のフロアの平均平面積より大きく、
    前記複数のフロアは、連続する複数のフロアからなる第1のフロア群と、連続する複数のフロアからなる第2のフロア群と、前記第1のフロア群と前記第2のフロア群とを接続する構造補強フロアと、を有し、
    前記第1のフロア群の外壁は下階から上階に向けて連続的に外方にせり出しており、前記第2のフロア群の外壁は鉛直方向に延びており、前記構造補強フロアは、前記中心軸に対して放射状に延びる補強構造を有している、集合住宅。
  2. 地上部に複数のフロアと鉛直方向に延びる中心軸とを有し、前記地上部の各フロアは前記中心軸に関し概ね点対称の平面形状を有し、前記地上部のフロアは上層階と中層階と下層階とに三分割され、前記上層階のフロアの平均平面積が前記中層階のフロアの平均平面積より大きく、前記中層階のフロアの平均平面積が前記層階のフロアの平均平面積より大きく、
    前記複数のフロアは、連続する複数のフロアからなる第1のフロア群と、連続する複数のフロアからなる第2のフロア群と、前記第1のフロア群と前記第2のフロア群とを接続する構造補強フロアと、を有し、
    前記第1のフロア群の外壁は下階から上階に向けて連続的に外方にせり出しており、前記第2のフロア群の外壁は鉛直方向に延びており、前記構造補強フロアは、前記中心軸に対して放射状に延びる補強構造を有している、集合住宅。
  3. 前記第1及び第2のフロア群の各フロアは前記補強構造を備えない、請求項1または2に記載の集合住宅。
  4. 地上部に複数のフロアと鉛直方向に延びる中心軸とを有し、前記地上部の各フロアは前記中心軸に関し概ね点対称の平面形状を有し、前記地上部の上側半分のフロアの平均平面積が下側半分のフロアの平均平面積より大きく、
    前記複数のフロアは、それぞれが連続する複数のフロアからなる2つの第1のフロア群と、前記2つの第1のフロア群を接続する構造補強フロアと、を有し、
    前記第1のフロア群の外壁は下階から上階に向けて連続的に外方にせり出しており、前記構造補強フロアは、前記中心軸に対して放射状に延びる補強構造を有している、集合住宅。
  5. 地上部に複数のフロアと鉛直方向に延びる中心軸とを有し、前記地上部の各フロアは前記中心軸に関し概ね点対称の平面形状を有し、前記地上部のフロアは上層階と中層階と下層階とに三分割され、前記上層階のフロアの平均平面積が前記中層階のフロアの平均平面積より大きく、前記中層階のフロアの平均平面積が前記下層階のフロアの平均平面積より大きく、
    前記複数のフロアは、それぞれが連続する複数のフロアからなる2つの第1のフロア群と、前記2つの第1のフロア群を接続する構造補強フロアと、を有し、
    前記第1のフロア群の外壁は下階から上階に向けて連続的に外方にせり出しており、前記構造補強フロアは、前記中心軸に対して放射状に延びる補強構造を有している、集合住宅。
  6. 前記第1フロア群の各フロアは前記補強構造を備えない、請求項4または5に記載の集合住宅。
  7. 前記外壁に沿って周状に配置された複数の外側柱と、前記外側柱の内側且つ前記中心軸から概ね等距離の位置に周状に配置された複数の内側柱と、を有し、前記補強構造は前記内側柱と前記外側柱との間に設けられた複数の梁である、請求項から6のいずれか1項に記載の集合住宅。
  8. 前記構造補強フロアの階高は上下に隣接するフロアの階高より低い、請求項から7のいずれか1項に記載の集合住宅。
  9. 前記構造補強フロアを貫通する配管を有し、前記配管は前記構造補強フロアに横引部を有する、請求項から8のいずれか1項に記載の集合住宅。
  10. 前記外壁は前記中心軸を中心とする十六角形の平面形状を有している、請求項から9のいずれか1項に記載の集合住宅。
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