JP2002364191A - 建 物 - Google Patents
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Abstract
の他の生活空間を配置した多層建築の建物において、さ
らにスペースを有効利用すること、居住性の向上を図る
こと、多様なレイアウト、間取りを可能とすることを目
的とする。 【解決手段】 建物の内周側の鉛直構面を構築する内周
架構3の内周側に、上下方向に連通した無床空間Aを設
け、無床空間Aに沿って、共用廊下を介して住戸その他
の生活空間を配置する。建物を上層部6と下層部7とに
区画し、上層部6では、建物の内周架構3の内周側に共
用廊下10を設け、下層部7では、建物の内周架構3の外
周側に共用廊下11を設ける。建物の内外方向における、
上層部6の生活空間30の奥行を、下層部7の生活空間31
の奥行よりも大きく形成する。無床空間Aは、上層部6
に形成された、屋上に達する採光空間60と、下層部7に
形成された設備収納空間70とで形成される。設備収納空
間70には、機械式立体駐車設備80を設ける。
Description
宅として好適な多層建築の建物に関する。
物において、建物の中央に吹抜け部を上下方向に貫通さ
せて形成したものが知られている。吹抜け部を形成する
ことにより、建物への採光さらには通風を得ることがで
きる。しかし、建物の高層化に伴い、吹抜け部が縦に細
長い形状となり、下層部では充分な採光及び通風が得ら
れなくなる。そこで、採光の得にくい建物の中央に駐車
設備その他の設備空間を設けることが既に提案されてい
る。
部等に上下方向に連通した無床空間を設け、無床空間に
沿って、共用廊下を介して住戸その他の生活空間を配置
した多層建築の建物において、さらにスペースを有効利
用すること、居住性の向上を図ること、多様なレイアウ
ト、間取りを可能とすることを目的とする。
構面を構築する内周架構の内周側に、上下方向に連通し
た無床空間を設け、無床空間に沿って、共用廊下を介し
て住戸その他の生活空間を配置した多層の建物であっ
て、建物を上層部と下層部とに区画し、上層部では、建
物の内周架構の内周側に共用廊下を設け、下層部では、
建物の内周架構の外周側に共用廊下を設け、建物の内外
方向における、上層部の生活空間の奥行を、下層部の生
活空間の奥行よりも大きく形成した、ことを特徴とする
建物である。
無床空間の水平方向の長さを、下層部における無床空間
の水平方向の長さよりも小さく形成したものである。 (3) 前記の建物において、前記無床空間は、上層部に形
成された、屋上に達する採光空間と、下層部に形成され
た設備収納空間とで形成されるものである。 (4) 前記の建物において、水場ゾーンが、上層部では、
生活空間の奥行(Ou)の中間部に形成され、下層部で
は、生活空間の奥行(Od)の共用廊下側に配置されて
いるものである。 (5) 前記の建物において、上層部の生活空間は住戸で構
成され、下層部の生活空間は事務所、店舗、その他の非
住戸用途として供される、複合用途の建物である。
限り、建物の平面形の中央部を基準点:内周側(屈曲形
状の建物では屈曲角部の内角側)とする意味で使用し、
「外周側」の語は、基準点から放射状に延びる方向(屈
曲形状の建物では屈曲角部の外角側)を示す意味で使用
する。生活空間とは、寝食、仕事、休息、その他、日
常、継続して営まれる諸活動を行うための有床空間であ
る。例えば、住戸、事務室(事務所)、店舗、宿泊室
(ホテル)、病室(病院)、寮等を含む。
例を示して説明する。なお、各図において同じ要素には
同じ符号を用いる。
発明に係る建物の実施例を示すもので、図1は建物の縦
断端面図、図2は上層部の基準階の平面図、図3は下層
部の基準階の平面図である。
構造部2とからなる。建物本体1は、複数階(本実施例
では地下1階と地上階25階)が積層された多層建築で
あり、柱、梁等の構造躯体によって構築されている。中
高層〜超高層の多層建築とするのが好適であるが、建物
の階数は特に限定されない。
3、外周架構4、及びこれらを連結する梁5によって筒
状の構造体を形成しており、建物の平面形状はロ字形を
なしている。筒状をなす建物本体1の内周架構3、外周
架構4はそれぞれラーメン構造により構築されている。
内周架構3、外周架構4それぞれにおける柱13、14
は、基礎上に立設され、縦方向(階数方向)に直線状に
立設されている。
の内周側・外周側の鉛直構面を構築するもので、この鉛
直構面がほぼフラットとなるように形成されている。こ
のため、すっきりとした建物の外観を呈する。内周架構
3の内周側に、上下方向に連通した無床空間Aが形成さ
れている。この無床空間Aは、建物の中央部近傍に位置
している。地下階は、例えば、倉庫又は機械室として利
用される。建物本体1は、建物の中間階を境として上層
部6と下層部7とに区画される。符号15は昇降設備等
の共用施設である。
上1aに達する採光空間60として形成されている。採
光空間60は、日光が射し込む空間で、複数階にわたっ
て連通した空間である。建物本体1に対して凹部を形成
している。いわゆる吹抜けは、この採光空間60に該当
するものである。
内周架構3の内周側に、採光空間60に面して共用廊下
10を設けている。この共用廊下10は採光空間60か
らの採光を充分に得ることができる。共用廊下10は、
内周架構3から張り出す態様で形成されている。通気が
可能な開放廊下として構成してもよいし、腰壁部及び窓
を設けた非開放廊下として構成してもよい。開放廊下
は、側面に開放部が形成され、開放部から採光及び通気
の得られる廊下である。共用廊下10は、通常、片持ち
構造部材として構成されるが、共用廊下10の内周側に
鉛直方向の支持部材(柱、壁)を設けてもよい。採光空
間60の最上面は、図示の例では、通風が得られるよう
に開放した状態としているが、採光が可能な態様で屋根
等を設けてもよい。なお、共用廊下10の全部が内周架
構3の内周側に位置する必要ななく、図2に示すとお
り、例えば共用施設15付近等において、部分的に内周
架構3の外周側に位置することがあってもよい。
0の下)は、設備収納空間70として形成されている。
本実施例では、この設備収納空間70に機械式立体駐車
設備80が設けられている。機械式立体駐車設備80
は、複数階に及ぶ立体的な機械式設備である。機械式立
体駐車設備80は、下階(通常、1階又は地下階)の出
入口から、建物の中間階(上層部6と下層部7の境:本
実施例では12階)までの範囲で設けられている。機械
式立体駐車設備80の上面位置(高さ)は、駐車台数、
上層部6の採光空間60の高さ等を考慮して適宜設定し
得る。
上、建物本体1と分離した態様で示しているが、実際に
は、このようにはっきりと建物本体1と分離させずに設
けてもよいのは勿論である。
層部7では、機械式立体駐車設備80の外周(建物との
境界)は、所定の耐火性能を有する壁81によって共用
廊下11との間が防火区画されている。本実施例では、
耐火性能を有する壁81を鉄筋コンクリート造の耐震壁
として形成している。機械式立体駐車設備80の上面
は、通常、屋根85その他の適宜構造体によって閉鎖さ
れるが、閉鎖しなくてもよい。機械式立体駐車設備80
の閉鎖された屋根85を、広場又は庭園として構成し、
上層部6の居住者の利用に供するようにしてもよい。
0)を設けた下層部7では、建物の内周架構3の外周側
に共用廊下11を設けており、この共用廊下11が上層
部6の共用廊下10よりも外周側に位置するようにして
いる。すなわち、上層部6の共用廊下10と下層部7の
共用廊下11とは、縦断面において、共用廊下11が内
周架構3を基準として外周側に位置するように、段違い
に配置されている。そして、上層部6及び下層部7の各
共用廊下10,11の外周側に、生活空間30,31が
配置される。
り、建物の内外方向(建物の中央部を基準点:内周側と
し、放射状に延びる方向を外周側とする意味での内外方
向)における、上層部6の生活空間30の奥行(Ou)
を、下層部7の生活空間31の奥行(Od)よりも大き
く形成したものとして構成されている。
のとおり、採光空間60を設けた上層部6では、建物の
内周架構3の内周側に、採光空間60に面して共用廊下
10を設け、この共用廊下10を採光空間60からの採
光が充分に得られるように構成している。このため、上
層部6では、建物の外周側のみでなく、建物の内周側か
らの採光が得られ、居住性に優れた生活空間30が得ら
れる。そして、共用廊下10を建物の内周架構3の内周
側に設けているため、上層部6の生活空間(住戸空間)
30の奥行Ouは、内周架構3と外周架構4間の距離に
相当する大きな奥行き空間となる。採光空間60を有効
に利用し、建物の内周・外周両方からの採光(さらには
通風も可能)が得られる広大な生活空間30を形成して
いる。
では、建物の内周架構3の外周側に共用廊下11を設け
ており、共用廊下11が前記共用廊下10よりも外周側
に位置する。下層部7では、内周架構3の内周側から、
採光は得られない(壁81によって閉鎖されているた
め)。また、機械式立体駐車設備80がないとしても建
物の下層であるがゆえに建物の内周側からの採光は得ら
れにくい。すなわち、下層部7においては、上層部6の
ように生活空間30の奥行を大きく採って、建物の内周
側からも採光を得るメリットはない。そこで、下層部7
の設備収納空間70の長さ(水平方向)Bdを、上層部
6の採光空間60の長さ(水平方向)Buよりも共用廊
下10の幅Ru分大きく採り、内周架構3の内周側のス
ペースを大きく採って有効に利用している。下層部7で
は、生活空間31の奥行Odは、内周架構3と外周架構
4間の距離Ouから共用廊下11の幅Rdを差し引いた
奥行き空間となるが、建物の外周側からの採光により、
良好な居住性を確保することができる。
レイアウトの例をそれぞれ示す。図5は上層部6の住戸
レイアウトを例示するものである。上層部6では、生活
空間(住戸空間)30の奥行きOuが内周架構3と外周
架構4間の距離に相当する大きなものとなるので、住戸
間口Suは、例えば柱13,13 (14,14)間の1
スパン分とする。共用廊下10側(建物の内周側)と建
物の外周側の双方からの採光が得られるので、生活空間
30の奥行きOuを大きく採り、快適な居住空間を形成
することができる。
間31の奥行きOdが内周架構3と外周架構4間の距離
Ouから共用廊下11の幅Rdを差し引いた奥行き空間
となる。しかし、住戸間口Sdは、上層部6の住戸間口
Suよりも大きく形成されている。
積を同じとした場合における、上層部6と下層部7の平
面レイアウトをそれぞれ示す。図7(a)に示すとお
り、上層部6では、生活空間(住戸空間)30の奥行き
Ouが内周架構3と外周架構4間の距離に相当する大き
なものとなり、一住戸当りの専有面積に応じて、住戸間
口Suが狭く奥行Ouが長い、長方形平面に形成されて
いる。一方、図7(b)に示すとおり、下層部7では、
一住戸当りの専有面積に応じて、生活空間31の奥行き
Odは共用廊下11の幅Rdを差し引いた長さとなる
が、住戸間口Sdを、上層部6の住戸間口Suよりも大
きなものとすることにより、建物の外周側(図7左側)
からの採光が充分に得られる快適な居住空間を形成する
ことができる。
物の内周側(図7右側)から採光を得ることはできない
ので、ともすれば、上層部6に比べて住戸としての商品
価値が低下しやすい。しかし、下層部7の住戸間口Sd
は大きいため、建物の外周側(図7左側)からの採光が
充分に得られる快適な居住空間を形成することができ、
また、共用廊下11は採光のメリットが得られないもの
の、高級感を醸し出すことのできる屋内廊下とすること
ができるので、下層部7は上層部6に劣らぬ商品価値を
有するものとなる。このように、上層部6と下層部7の
採光性の差異を考慮し、上層部6と下層部7とでは、そ
れぞれの特質を巧みに用いた、異なる住戸(生活空間3
0,31)のレイアウト(平面形)となしている。
のハッチングで示す水場ゾーン(洗面所、浴室、便所等
が配置されるゾーン)30a,31aは、各生活空間3
0,31に対して占める相対的位置が異なっている(図
2〜7参照)。すなわち、上層部6では、水場ゾーン3
0aは、生活空間(住戸空間)30の奥行きOuの中間
部に形成され、一方、下層部7では、水場ゾーン31a
は、生活空間(住戸空間)31の奥行きOdの共用廊下
11側に隣接するように配置されている。上層部6で
は、共用廊下10側から採光が得られるので、生活空間
30の奥行きOuの中間部に水場ゾーン30aを形成
し、建物の外周側の居室ゾーン30bのみでなく、水場
ゾーン30aを挟んで共用廊下側10にも居室ゾーン3
0cが形成されるようにしている一方、下層部7では、
共用廊下11側から採光が得られないため、共用廊下1
1側に水場ゾーン31aを集中的に配置して、居室ゾー
ン31bを建物の外周側に配置している。
採光性の差異を考慮し、それぞれの特質に応じて、各住
戸(生活空間30, 31)の平面レイアウト、ゾーンレ
イアウト(さらには間取り)が変化したものとなってい
る。勿論、上記したものに限定されず、上層部6と下層
部7とでは、それぞれの特質に応じて、多様なレイアウ
ト、間取りが可能である。
面に沿って、上層部6及び下層部7にわたって直線状に
パイプシャフト(排水竪管)20が設けられている(図
1,2,3,5,6等参照)。
廊下11とは鉛直方向において位置が異なるが、パイプ
シャフト20は直線的に設けられ、上層部6の共用廊下
10及び下層部7の共用廊下11それぞれからのパイプ
シャフト20へのアクセスが可能となっている。このた
め、保守・点検が容易であるとともに、取替えが良好で
あり、また、将来の生活空間(住戸)の間取りの変更に
も容易に対応し得る。パイプシャフト20は、住戸専用
のパイプシャフトの他に、共用部分のパイプシャフトと
して使用されるが、住戸空間30の内部に住戸専用のパ
イプシャフト20が立設されていないことに大きな利点
を有する。住戸空間30の内部にはパイプシャフト20
が配置されていないので、台所、浴室、洗面所等の水場
関係室の配置を含めて、内装材、間仕切り壁、戸境壁、
外壁等の間取りや住戸配置を、建物本体1の構造体と個
別独立に自由に変更したり新たに設置することができる
「スケルトン・インフル」方式を採用することができ
る。
ずれも住戸として構成する集合住宅の例を示したが、居
住性がより優れる上層部6を住戸とし、下層部7を事務
所、店舗等の非住戸として構成し、複合用途の集合住宅
の建物とすることもできる。さらに、上記実施例ではバ
ルコニーを図示していないが、外周架構の外側又は内側
に設けてもよい。
70として機械式立体駐車設備80を設けた例を示した
が、設備収納空間は機械式立体駐車設備80に限定され
ず、他の設備空間とすることもできる。
をなす構造体の建物を示して説明したが、これに限定さ
れるものではない。例えば、矩形以外の多角形、円形等
に構成することができる。また、上記実施例のように採
光空間の側面が閉じられている(採光空間の側面全部を
建物本体が囲む)もの(いわゆる閉鎖断面形)に限ら
ず、採光空間の側面が開かれている(採光空間がその側
面において建物外部と連通している)建物(いわゆる開
放断面形)においても、本発明を適用することができ
る。
開かれている、平面形状がC字形ないしL字形をなすよ
うな屈曲形状の建物に適用した例を示す。図8は上層部
における基準階の平面図、図9は下層部における基準階
の平面図である。建物本体1は、少なくとも1の屈曲部
(図の右下部)で屈曲され、内周架構3と外周架構4と
によって、内周側(内角側)と外周側(外角側)とが形
成され、上層部では内周側の無床空間に採光空間60が
形成され、下層部では内周側の無床空間に設備収納空間
70として機械式立体駐車設備80が設けられている。
採光空間60においては、その側面において建物外部と
連通する連通部Jが形成されている。平面形状が異な
り、連通部Jが形成されている点を除き、共用廊下1
0,11や水場ゾーン30a,31aの配置等、図1〜
7を示して説明した実施例とほぼ同様に構成され、同様
の機能作用を有するものである。
字形をなすような屈曲形状の建物に適用した例を示す。
図10は上層部における基準階の平面図、図11は下層
部における基準階の平面図である。建物本体1は、2つ
の屈曲部で屈曲され、内周架構3と外周架構4とによっ
て、内周側(内角側)と外周側(外角側)とが形成さ
れ、上層部では内周側の無床空間に採光空間60が形成
され、下層部では内周側の無床空間に設備収納空間70
として機械式立体駐車設備80が設けられている。採光
空間60においては、その側面において建物外部と連通
する連通部Jが形成されている。平面形状が異なり、連
通部Jが形成されている点を除き、共用廊下10,11
や水場ゾーン30a,31aの配置等、図1〜7を示し
て説明した実施例とほぼ同様に構成され、同様の機能作
用を有するものである。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲で適宜、付加、変形等なし得るもので
ある。
構造、チューブ構造、耐震壁構造、制振壁構造、ブレス
構造、その他適宜選択し得るものであり、何ら限定され
るものではない。また、建物の構造種別は、鉄骨造、鉄
骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、鉄筋コンクリート
造(RC造)、鉄骨コンクリート造(SC造)が一般的
であるが、本発明はこれらの構造種別に限定されるもの
ではなく、他のものでもよい。高層建物では、柱をCF
T(コンクリート充填鋼管)構造で構成し、梁を鉄骨造
で構成するのも好適である。この場合、梁を、鉄骨造の
H形鋼をコンクリートで被覆したプレキャスト材で製作
してもよい。
建物の上層部では、建物の内周側・外周側双方からの採
光が得られる広大な生活空間を得るとともに、下層部で
は広い設備空間を確保することができ、上層部及び下層
部それぞれの特質に応じてスペースを有効に利用するこ
とができる。上層部及び下層部双方の居住性の向上を図
ることができ、また多様なレイアウト、間取りが可能と
なり、建物の利用価値、商品価値を著しく高めることが
できる。また、複合用途に供される建物としても好適で
ある。
る。
る。
(b)は下層部の1住戸の平面配置を示す平面図であ
る。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 建物の内周側の鉛直構面を構築する内周
架構の内周側に、上下方向に連通した無床空間を設け、
無床空間に沿って、共用廊下を介して住戸その他の生活
空間を配置した多層の建物であって、 建物を上層部と下層部とに区画し、 上層部では、建物の内周架構の内周側に共用廊下を設
け、 下層部では、建物の内周架構の外周側に共用廊下を設
け、 建物の内外方向における、上層部の生活空間の奥行を、
下層部の生活空間の奥行よりも大きく形成した、 ことを特徴とする建物。 - 【請求項2】 上層部における無床空間の水平方向の長
さを、下層部における無床空間の水平方向の長さよりも
小さく形成した、 ことを特徴とする請求項1に記載の建物。 - 【請求項3】 前記無床空間は、上層部に形成された、
屋上に達する採光空間と、下層部に形成された設備収納
空間とで形成される、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の建物。 - 【請求項4】 水場ゾーンが、上層部では、生活空間の
奥行(Ou)の中間部に形成され、下層部では、生活空
間の奥行(Od)の共用廊下側に配置されている、 ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の建
物。 - 【請求項5】 上層部の生活空間は住戸で構成され、下
層部の生活空間は事務所、店舗、その他の非住戸用途と
して供される、複合用途の請求項1〜4のいずれかに記
載の建物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001171667A JP3494372B2 (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 建 物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001171667A JP3494372B2 (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 建 物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002364191A true JP2002364191A (ja) | 2002-12-18 |
JP3494372B2 JP3494372B2 (ja) | 2004-02-09 |
Family
ID=19013396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001171667A Expired - Lifetime JP3494372B2 (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | 建 物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3494372B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100746765B1 (ko) | 2006-07-21 | 2007-08-06 | 지에스건설 주식회사 | 넓은 공용홀을 구비하는 공동주택 |
JP2021080689A (ja) * | 2019-11-18 | 2021-05-27 | 三井住友建設株式会社 | 集合住宅 |
-
2001
- 2001-06-06 JP JP2001171667A patent/JP3494372B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100746765B1 (ko) | 2006-07-21 | 2007-08-06 | 지에스건설 주식회사 | 넓은 공용홀을 구비하는 공동주택 |
JP2021080689A (ja) * | 2019-11-18 | 2021-05-27 | 三井住友建設株式会社 | 集合住宅 |
JP7293092B2 (ja) | 2019-11-18 | 2023-06-19 | 三井住友建設株式会社 | 集合住宅 |
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---|---|
JP3494372B2 (ja) | 2004-02-09 |
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