JP5627069B2 - 多層建物 - Google Patents

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本発明は、複数の階を有する多層建物に係り、排水管の排水勾配を確保しつつ階高を抑える技術に関する。
集合住宅などの多層構造の建物は、各住戸に面して共用廊下が設けられており、一般的に、電力やガスなどのメーターを収容するメーターボックス(以下、MBを記す。)が共用廊下に面して配置されている。これは、電力会社の職員など住居者以外の者が住戸内に入ることなくメーターの検診やメンテナンスなどを行えるようにするためである。
また、多層構造の集合住宅には、メーターボックスの他に上層階の排水を下層階へ流下させるための排水竪管も設けられる。排水竪管はパイプスペース或いはパイプシャフト(以下、PSと記す)と呼ばれる共用スペースに設けられ、台所やトイレ、風呂などの水場からの排水は、所定の排水勾配をもって床下に配設された排水横管によって排水竪管へ集められる。したがって、水場から排水竪管までの距離が長いと、排水勾配を確保するためにその分余計に大きな床下スペースが必要となり、天井高が低くなって住戸としての付加価値が低下する、或いは所定の天井高を確保するためには階高を高くしなければならず、建設コストが増大するという問題が発生する。
そのため、共用部であるPSが住戸内に設けられたり、共用廊下に面してPSが設けられたとしても、排水勾配を確保するために水場のレイアウトが制限を受けたりすることがあった。このような問題を解決するために、PSを共用廊下側とバルコニー側とに分けて複数配置したり(例えば、特許文献1参照)、スラブに段差を設けて共用廊下側の床下を深くしたりするなど多くの工夫がなされている。
特許第2797245号公報
しかしながら、排水管のメンテナンス時や更新時などに住居者以外の者がPSにアクセスする必要があるため、PSをバルコニー側に設けると、住居者以外の者が住戸内を通過しなければならず、居住者に不便である。また、共用廊下側の床下を深くすると、その範囲の天井高が低くなり、開放感の低下や空間利用効率の低下を招くという問題があった。
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、住戸内を通過することなくPSにアクセスでき、高い空間利用効率をもって天井高を高くすることのできる多層建物を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、複数の住戸(2)と、住戸(2)に面する共用廊下(3)とを有する多層建物(1)であって、上層階の排水が流下する排水竪管(27)を設置するパイプスペース(15)と、共用廊下(3)に面するメーターボックス(14)とを備え、パイプスペース(15)がメーターボックス(14)に対して住戸(2)に入り込んだ位置に隣接配置され、メーターボックス(14)が共用廊下(3)からパイプスペース(15)への通路を兼ねたことを特徴とする。
この発明によれば、メーターボックスが共用廊下に面し、パイプスペースがメーターボックスに隣接して配置されたことにより、メーターボックスを通路として利用し、住戸内を通過することなく共用廊下からパイプスペースへ立ち入ることが可能となる。そして、メーターボックスが住戸に入り込んだ位置、即ち住戸の中心側に配置されたことにより、PSから住戸内の各水場までの距離が短くなり、排水横管の排水勾配を確保するための床下懐を小さくすることができる。従って、空間利用効率が向上し、所定の階高でより高い天井高が実現される。
また、第2の発明は、第1の発明に係る多層建物(1)において、少なくとも1つの階に複数の住戸(2)を有し、パイプスペース(14)およびメーターボックス(15)が、同一階で互いに隣接する住戸(2)の戸境に配置され、隣接する住戸(2)の共用とされたことを特徴とする。
本発明ではメーターボックスがパイプスペースへアクセスする際の通路として利用される。そして、この発明によれば、パイプスペースおよびメーターボックスを同一階の互いに隣接する住戸で共用とすることで、空間利用効率の低下を招くことなく、各戸に設ける場合に比べてこれらの空間を大きくすることができる。したがって、パイプスペースへのアクセスが容易になるとともに、パイプスペース内での排水竪管の配置自由度を高め、排水竪管のメンテナンスや更新作業などを容易にすることができる。
また、第3の発明は、第1または第2の発明に係る多層建物(1)において、少なくとも1つの階に複数の住戸(2)を有し、住戸(2)と共用廊下(3)との境に配置された柱(7)と、柱(7)に接合された戸境壁(9)とを更に有し、戸境壁(9)が柱(7)の中心に対して偏倚して延在し、メーターボックス(14)が、柱(7)に対して住戸(2)側に隣接配置されるとともに、戸境壁(9)に対して柱(7)の中心側に隣接配置され、共用廊下(3)がメーターボックス(14)に面するべく住戸(2)に入り込むように形成された突出部(3b)を有することを特徴とする。
多層建物が、住戸と共用廊下との境に柱が配置され、この柱に戸境壁が接合された構造である場合、共用廊下に面してメーターボックスを配置すると、住戸の開口部、即ち窓などを設けることのできる共用廊下に面する壁幅が狭くなり、或いは、メーターボックスが共用廊下に面する幅、即ちメーターボックスへの入口となる扉の幅が小さくなってしまう。ところが、この発明によれば、共用廊下が住戸に入り込むように突状に形成されたことにより、共用廊下に面する壁幅を大きくし、或いは、メーターボックスの扉幅を大きくすることができる。なお、この共用廊下の突出部分の空間は専用ポーチとして有効利用でき、これにより住戸の付加価値を高めることができる。そして、メーターボックスを柱に隣接するように住戸側に配置すると、メーターボックスが柱から張り出して共用廊下または住戸に無駄な空間が生じ易いが、戸境壁を柱の中心から偏倚するように延在させることで、メーターボックスを柱から張り出ないように配置できるようになり、共用廊下および住戸の空間を有効利用するとともに、これらのレイアウトの自由度を高めることができる。
このように本発明によれば、住戸内を通過することなくPSにアクセスでき、高い空間利用効率をもって天井高を高くすることのできる多層建物が提供される。
実施形態に係る建物の平面図 実施形態に係る建物の要部拡大平面図 図2中のIII−III断面図
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、多層構造の建物1は、いわゆる板状構造の集合住宅であり、各階に略長方形の住戸2を複数有し、各住戸2の一辺に面する直線状の共用廊下3がこれら住戸2を繋ぐように形成されている。なお、図1は建物1の左半分のみを示しており、本実施形態の建物1は、中心線Xについて略対称の構造を呈し、エレベーター4と避難階段5とをそれぞれ2つずつ有している。そして、共用廊下3は建物1の中央部において、中心線Xの両側に配置されたバルコニー6によって2つに分断された構成となっている。また、建物1の各階は同一平面形状とされている。
建物1は、RC(鉄筋コンクリート)造であり、平面上で直交する2軸に略沿って配列された複数の柱7と、これら2軸のどちらかに沿って延在し、その両端が柱7に接合する外壁8および戸境壁9とを備えている。なお、本実施形態では、この2軸を東西方向および南北方向とし、以下の説明において方向を示す場合、東西南北を用いるものとする。各住戸2は、これら柱7、外壁8および戸境壁9によって1区画に画成され、図示しない間仕切り壁によってその内部が複数の空間(居室や水場等)に区画されている。
図3も併せて参照すると、建物1は、東西方向に延在する梁10を各階につき南側および北側に2列有するとともに、南北方向に延在する梁10を各階につき西端および東端に2列有する。すなわち、建物1は、東西方向については、この梁10と柱7とが剛体接合するラーメン構造を採り、南北方向については、西端および東端の列でのみラーメン構造を採り、その他の戸境壁9が形成された列では、梁を有さず、柱7に接合された戸境壁9が耐震壁をなす壁式構造を採っている。
図3に示すように、建物1は、梁10に接合されたスラブ11によって各階が形成され、各階の住戸2がスラブ11の上方に水平配置された二重床12と、スラブ11の下方に水平配置された二重天井13とを有するSI(スケルトンインフィル)住宅である。スラブ11は、略水平に形成されているが、南側と北側との間に段差11aが設けられ、北側が南側よりも低くされている。そして二重床12は全面に亘って同一高さに形成され、二重天井13は北側が南側よりも高い位置に配置されている。したがって、床下懐dは北側の方が南側よりも大きく(深く)、天井高hは南側の方が北側よりも高くなっている。また、共用廊下3およびバルコニー6は、柱7および梁10から張り出すかたちで設けられている。
図1、図2に示すように、建物1は、各住戸2の所有者の用に供される専有部と、建物1の居住者全員の用に供される共用部とを有する。共用部には、共用廊下3や、エレベーター4、避難階段5、MB14(メーターボックス)、PS15(パイプスペース)等の共用使用部と、建物1の南側に主に設けられたバルコニー6や共用廊下3の一部を区画して形成した専用ポーチ17等の専用使用部とが含まれる。
図2に示すように、共用廊下3は、直線部3aのほか、住戸2に入り込むように延出する、換言すれば住戸2を凹ませるように住戸2側に突出するアルコーブ3b(突出部)を有している。東西方向に住戸2が隣接する中住戸2mでは、共用廊下3の直線部3aとアルコーブ3bとの境に(図1の東端に位置する中住戸2mでは直線部3aの適所に)門扉16が設けられ、建物1の西端または東端に位置する角住戸2eでは、共用廊下3の直線部3aの適所に門扉16が設けられている。共用廊下3のうちこの門扉16によって区画された住戸2側部分は専用ポーチ17とされ、各住戸2への出入り口である玄関18が専用ポーチ17に面するように配置されている。なお、専用ポーチ17は、住戸2の所有者の専用に供されるが、上記した通り共用部の一部である。
また、建物1には、ガスメーターや水道メーター、電力メーター等を収容するMB14と、排水竪管27を収容するPS15とが、互いに隣接する2つの住戸2に対してそれぞれ1つずつ配置されている。MB14は、南北に長い長方形を呈し、北側の柱7に対して南側に隣接配置されるとともに、戸境壁9に対して西側に隣接配置されている。したがって、MB14は一方の住戸2の専用ポーチ17に面し、MB14の専用ポーチ17との境界には、両開きの扉14aが設けられ、この扉14aを開くことによってメーター類の検針やMB14内へ立ち入りできるようになっている。
また、PS15は、MB14と同じ幅(東西方向長さ)を持った南北に長い長方形を呈し、MB14に対して南側に隣接配置されるとともに、戸境壁9に対して西側に隣接配置されている。PS15とMB14との境界にも扉15aが設けられ、この扉15aを開くことによって専用ポーチ17からMB14を経由してPS15内へアクセスできるようになっている。PS15は、接地階から屋上までコンクリートスラブが形成されないシャフト構造として形成され、メンテナンス時や更新時には図示しない仮設パネルをPS15内に設けられたブラケットに支持させることで足場を設置する構成とされている。なお、PS15は、各階にコンクリートスラブを形成し、このコンクリートスラブに開口を設けて排水竪管27を通すような構成にしてもよい。
柱7はすべて略正方形の断面形状を呈しており、建物1の南側に配置された柱7は、その中心が戸境壁9の壁芯に一致するように配置されているが、MB14が隣接配置された北側の柱7は、その中心が戸境壁9の壁芯よりも西側に位置するように配置されている。換言すれば、戸境壁9が北側の柱7に対して東寄りに偏倚して延在し、柱7の東側角部近傍に接合している。そのため、MB14およびPS15が戸境壁9の西側(柱7の中心側)に配置されても、これらMB14およびPS15が柱7の幅に(東西方向長さ)に収まり易くなり、即ち、柱7よりも西側へ張り出すことが抑制され、空間の有効利用が図られている。なお、本実施形態では、戸境壁9とMB14またはPS15とを合わせた幅が柱7の幅よりも若干小さくされている。
図3に示すように、各住戸2は、寝室19およびリビングダイニングルーム20などの居室や、廊下21、玄関18の他、水場として、台所22、トイレ23、風呂24および洗面所25をそれぞれ1つずつ備えている。これら水場は、住戸2の略中央に集中するように配置され、リビングダイニングルーム20や和室は、日当たり、採光および通風を考慮して住戸2の南側側に配置され、寝室19は、採光および通風を考慮して住戸2の北側(玄関18側)に配置されている。
上記各水場の排水は、排水横管26(図3参照)を通ってPS15内に配置された排水竪管27へ排出される。なお、排水横管26は、各水場の排水を自然流下させるために所定の排水勾配をもって配置されている。そして、排水竪管27は、PS15内における水場に近い位置に配置されている。
このように、PS15が、MB14に隣接して住戸2に入り込む位置、すなわち住戸2の中心側に配置されたことにより、各水場からPS15までの距離が短くなり、排水横管26の排水勾配を確保するための床下懐dが小さくて済む。換言すれば、天井高hを高くし、或いは同じ天井高hを実現するために必要な階高Hを低くすることができる。そして、MB14が共用廊下3の一部である専用ポーチ17に面し、PS15がMB14に隣接して設けられたことにより、共用部からMB14を経由してPS15へアクセスできるようになっている。したがって、排水竪管27のメンテナンスや更新を行う際、作業員はMB14を通路として利用することで、専有部である住戸2に立ち入ることなく作業を行うことができる。
また、MB14およびPS15が同一階で隣接する2つの住戸2に共用とされ、且つ戸境壁9に沿って配置された、即ち2つの住戸2の戸境に配置されたことにより、間取りのレイアウト自由度を低下させることなくMB14およびPS15を配置でき、しかもMB14およびPS15の面積を大きくすることが可能となる。したがって、PS15へアクセスする際のMB14の通過が容易になり、PS15内での作業も容易になる。また、MB14およびPS15がともに南北方向に長く形成されたことにより、PS15(共用廊下3からみたPS15の先端)を住戸2の中心側により近づけて、排水竪管27から水場までの距離を短縮することが可能となっている。
また、北側の柱7が戸境壁9の壁芯から偏倚した位置に配置され、MB14がこの柱7に接する位置に且つ柱7の中心側で戸境壁9に沿って配置されたことにより、MB14およびPS15が柱7よりも西側へ張り出すことが抑制され、共用廊下3および住戸2に対し、無駄な空間を発生させないレイアウト自由度の高い利用し易い空間が提供され、空間の有効利用が可能となっている。
また、建物1は、住戸2と共用廊下3との境に柱7が配置され、この柱7に戸境壁9が接合された構造となっているため、共用廊下3に面してMB14が配置されると、住戸2の開口部、即ち窓などを設けることのできる共用廊下3に面する外壁8の幅が小さくなり、或いは、MB14が共用廊下3に面する幅、即ちMB14の扉14aの幅が小さくなってしまうが、共用廊下3が住戸2側に突出するアルコーブ3bを有することにより、共用廊下3に面する外壁8の幅(延長)が大きく、且つMB14の扉14aの幅が大きく確保されている。なお、このように各住戸2にアルコーブ3bを専用ポーチ17として利用することにより、住戸2の付加価値も向上する。
以上で具体的実施形態についての説明を終えるが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、PS15がスラブを有しないシャフトとして構成されているため、転落防止などのためにPS15とMB14との間に扉15aを設けているが、PS15がスラブを有する場合、PS15とMB14とを区画する特段の理由がなければ、両者の間に扉15aや柵等を設けない形態としてもよい。すなわち、MB14とPS15とは明確に区別される必要はなく、例え1つの空間として形成されていたとしても、PS15内の共用廊下側にメーター類が設置されるのであれば、本願発明の技術的思想に含まれる。
また、上記実施形態では、MB14およびPS15は、2つの住戸2につき1つずつ形成されているが、1つの住戸2につき1つずつ形成されてもよい。また、上記実施形態では、共用廊下3にアルコーブ3bが形成されているため、MB14を柱7の南側に配置可能であるが、アルコーブ3bが形成されないのであれば、MB14およびPS15を柱7および戸境壁9の東側に配置したり、共用廊下3に面する外壁8の中央部、例えば玄関脇などに配置したりしてもよい。
更に、上記実施形態では、建物1は、各階が同一平面形状とされ、各階に複数の住戸2が形成されているが、各階が異なる平面形状或いは区画とされた形態や、或る階に住戸2が一戸だけ形成される形態、全ての階に住戸2が一戸だけ形成される形態、更には住戸2がメゾネット形式に形成される形態等、いずれの形態を採ってもよい。
また、上記実施形態では、建物1は板状住宅であるが、略矩形の住戸2が柱7の配列方向に対して斜めに配置された雁行状の集合住宅や、L型状の住宅、閉断面形状とされたタワー住宅等であってもよい。更に、建物1は住宅に限られず、居室と水場とを有する区画を複数有するのであれば、法解釈にとらわれることなく、オフィスビルや病院、学校等として利用される多層建物でもよい。また、上記実施形態では、建物1は、ラーメン構造と壁式構造との複合構造を有するRC造であるが、単純なラーメン構造や壁式構造、フラットプレート構造等でもよく、また、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造やS(鉄骨)造であってもよい。これら変更の他、水場の種類や数、配置など、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
1 建物
2 住戸
3 共用廊下
3a 直線部
3b アルコーブ
7 柱
9 戸境壁
14 MB(メーターボックス)
15 PS(パイプスペース)
21 廊下
22 台所
23 トイレ
24 風呂
25 洗面所
26 排水横管
27 排水竪管

Claims (2)

  1. 少なくとも1つの階に複数の住戸を有し、前記住戸に面する共用廊下と、前記住戸と前記共用廊下との境に配置された柱と、前記柱に接合された戸境壁と、前記共用廊下に面するメーターボックスと、上層階の排水が流下する排水竪管設置されるパイプスペースとを有する多層建物であって、
    前記戸境壁が前記柱の中心に対して偏倚して延在し、
    前記メーターボックスが、前記柱に対して前記住戸側に隣接配置されるとともに、前記戸境壁に対して前記柱の中心側に隣接配置され、
    前記共用廊下が前記メーターボックスに面するべく前記住戸に入り込むように形成された突出部を有し、
    前記パイプスペースが前記メーターボックスに対して前記住戸に入り込んだ位置に隣接配置され、前記メーターボックスが前記共用廊下から前記パイプスペースへの通路を兼ねたことを特徴とする多層建物。
  2. 記パイプスペースおよび前記メーターボックスが、同一階で互いに隣接する住戸の共用とされたことを特徴とする、請求項1に記載の多層建物。
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