JP7190371B2 - 建物 - Google Patents

建物 Download PDF

Info

Publication number
JP7190371B2
JP7190371B2 JP2019037328A JP2019037328A JP7190371B2 JP 7190371 B2 JP7190371 B2 JP 7190371B2 JP 2019037328 A JP2019037328 A JP 2019037328A JP 2019037328 A JP2019037328 A JP 2019037328A JP 7190371 B2 JP7190371 B2 JP 7190371B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
section
wall
slab
dwelling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019037328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020139359A (ja
Inventor
耕次 眞鍋
拓人 植松
壮太 高柳
俊介 鈴木
卓 和田
昂 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Sumitomo Mitsui Construction Co Ltd
Priority to JP2019037328A priority Critical patent/JP7190371B2/ja
Publication of JP2020139359A publication Critical patent/JP2020139359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7190371B2 publication Critical patent/JP7190371B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は建物に関し、特に採光構造を備えた集合住宅に関する。
集合住宅では一般的に住戸の両側に別の住戸が配置されており、主要採光面は南向き、東向き、西向きなどの一面に限られる。例えば玄関側の居室は主要採光面から離れていることが多く、且つプライバシー確保のため窓面積も制約されるため、十分な採光ができないことがある。このため、従来から採光設備を備えた集合住宅が知られている。特許文献1には、外部光を反射させて建物内部に取り込み、建物の天井面で反射させる採光設備が開示されている。特許文献2には、外部光を取り込む水平光ダクトと、水平光ダクトによって導入された光を反射させ建物内部の廊下に取り込む反射鏡と、を備えた採光設備が開示されている。
特開2013-37995号公報 特開2000-306406号公報
これらの特許文献に記載された採光設備は反射鏡を用いているため、自然な採光感に乏しい。本発明は、より高品質な採光感が得られる建物を提供することを目的とする。
本発明の建物は、各々が周囲を壁で画定され、採光可能な空間を介して横方向に互いに隣接する第1及び第2の区画と、上記空間に設けられ、第1の区画と第2の区画とを連結する連結部と、上記空間に面する複数の鉄骨柱と、有している。第1の区画と第2の区画の上記空間に面する壁の少なくとも一部は、透光性を有する壁体からなる。連結部は複数の鉄骨柱と接合された複数の鋼製梁からなり、第1の区画と第2の区画は複数の鋼製梁のみで連結される
外部光は採光可能な空間の周囲の壁で反射しながら当該空間内を伝播し、透光性を有する壁体から第1の区画と第2の区画に導入される。これによって、外部光が窓から入るのと同様の採光感が得られる。従って、本発明によればより高品質な採光感が得られる建物を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る集合住宅の正面図と平面図である。 図1(b)のB部拡大図である。 第1の住戸と第2の住戸の境界部の概略斜視図である。 外部光の侵入経路を模式的に示す図2の方向Cからみた側面図である。 本発明の変形例を示す図4と同様の図である。
以下、図面を参照して本発明の建物のいくつかの実施形態について説明する。本発明は集合住宅、特に中低層の板状の集合住宅に好適に適用できる。板状の集合住宅とは全体形状が概ね直方体で、各階の住戸が直線状に一列に配列したものであり、通常は主採光面の反対面に外部廊下と各住戸の玄関が配置されている。中低層とは概ね5階建以下を意味するが、本発明はこれより階数の多い高層の集合住宅にも適用できる。以下の説明及び図面において、X方向は集合住宅の長手方向、すなわち各階において住戸が配列する方向を意味し、Y方向は集合住宅の短手方向、すなわちX方向と直交する水平方向を意味する。
図1(a)は本発明の一実施形態に係る集合住宅1の正面図、図1(b)は図1(a)のA-A線に沿った平面図(断面図)である。集合住宅1は5階建であり各階に6つの住戸Rが設けられている。集合住宅1の南側、東側等の採光上好ましい面にバルコニー2が設けられ、その反対側に外部廊下3が設けられている。本実施形態ではバルコニー2が南側、外部廊下3が北側に設けられている。同一階の住戸Rの間には、空間(以下、住戸間空間4という)と耐震壁5とが交互に配置され、両側(妻側)の住戸Rを含む全ての住戸Rは外部廊下3側の面を含め3面採光が可能となっている。なお、両側の耐震壁5を除く住戸R間の耐震壁5は住戸間空間4に置換することもできる。この場合、全ての住戸Rは外部廊下3側の面を含め4面採光が可能となる。
図2は図1(b)に示す集合住宅1のB部拡大図であり、各住戸Rの概略的な間取りも示している。住戸Rは、周囲を壁Wで画定された居住または滞在のための区画(空間)の一例である。集合住宅1は柱Cと梁Bからなるラーメン架構に床スラブが設けられたRC造である。耐震壁5はY方向の地震力を主に負担するとともに、Y方向に延びる梁(図示せず)を内蔵している。各住戸RはY方向寸法がX方向寸法より長い概ね長方形の平面形状を有し、主採光面(南側)に面してLDが設けられ、廊下Cの両側に第1~第3の寝室BR1~BR3が設けられている。住戸Rの中央にはキッチンK、ユニットバスUB、トイレT等の水周り設備が集中配置されている。住戸Rの周囲壁は後述する透光性壁体14を除きRC壁とされている。第1の寝室BR1と第2の寝室BR2は北側の外部廊下3に面しており、窓(図示せず)による直接採光が可能となっている。第3の寝室BR3はLDを介した2室採光とされており、建築基準法への対応が可能である。従って、居室であるLD及び第1~第3の寝室BR1~BR3はすべて建築基準法への対応が可能となっている。本明細書では、図2に示す連続する3つの住戸Rを第1~第3の住戸R1~R3といい、以下では主に第1の住戸R1と第2の住戸R2について説明する。
第1の住戸R1と第2の住戸R2は住戸間空間4を介して横方向(X方向)に互いに隣接している。すなわち、第1の住戸R1は住戸間空間4を介して第2の住戸R2と対向する壁(以下、第1の壁W1という)を有し、第2の住戸R2は住戸間空間4を介して第1の住戸R1と対向する壁(以下、第2の壁W2という)を有している。第3の住戸Rは第2の住戸R2の住戸R1と反対側で、耐震壁5を介して第2の住戸R2に隣接している。住戸間空間4は上部が開放された吹き抜けであり、住戸間空間4の第1の住戸R1と第2の住戸R2に面していない側面は開放されている。換言すれば、住戸間空間4は第1の住戸R1と第2の住戸R2との間を南北方向(Y方向)に延び、南側及び北側の面が開放された、採光可能な空間である。住戸間空間4には以下に述べるように連結部6が設置されている。連結部6の設置スペースを確保するため、住戸間空間4の幅(X方向寸法)は1m程度確保することが好ましい。
図3は第1の住戸R1と第2の住戸R2の境界部の概略斜視図である。第1の住戸R1の住戸間空間4に面する位置に複数の第1の柱71が設けられ、第2の住戸R2の住戸間空間4に面する位置に複数の第2の柱72が設けられている。複数の第1の柱71は、第1の住戸R1の鉛直方向の範囲を画定する第1の下スラブ81と第1の上スラブ91との間に設けられ、第1の上スラブ91を支持している。複数の第2の柱72は、第2の住戸R2の鉛直方向の範囲を画定する第2の下スラブ82と第2の上スラブ92との間に設けられ、第2の上スラブ92を支持している。第1の下スラブ81と第2の下スラブ82の上にはそれぞれ床板83,84が設置されている(図4参照)。第1の柱71と第2の柱72は角鋼管などの鉄骨柱で形成されている。第1の柱71と第1の下スラブ81との間及び第2の柱72と第2の下スラブ82との間にはH形鋼からなる下側ベース9Aが、第1の柱71と第1の上スラブ91との間及び第2の柱72と第2の上スラブ92との間にはH形鋼からなる上側ベース9Bが設けられている。下側ベース9Aと上側ベース9Bと2つの第1の柱71(または第2の柱72)はフレームを構成している。
第1の住戸R1と第2の住戸R2は住戸間空間4に設けられた連結部6で連結されている。連結部6は住戸間空間4に掛け渡された複数の鋼製梁10からなる。複数の鋼製梁10は、第1の下スラブ81と第2の下スラブ82とを連結する下側部11と、第1の上スラブ91と第2の上スラブ92とを連結する上側部12とからなっている。下側部11は第1の下スラブ81の第2の下スラブ82と対向する面81Wに直交する第1の部材11Aと、面81Wに対して斜めに延びる第2の部材11Bとからなる。同様に、上側部12は第1の上スラブ91の第2の上スラブ92と対向する面91Wに直交する第1の部材12Aと、面91Wに対して斜めに延びる第2の部材12Bとからなる。下側部11は下側ベース9Aに固定され、上側部12は上側ベース9Bに固定されている。従って、複数の鋼製梁10は下側ベース9A及び上側ベース9Bを介して第1及び第2の柱71,72と接合されている。鋼製梁10はブレース構造として剛な床を形成する。これによって集合住宅1の構造的一体性が確保され、集合住宅1が一体的に地震力を負担することが可能となる。第2の部材11BはX字形状に配置された2つの鋼管13からなり、2つの鋼管13は中央で接合されているが、互いに分離していてもよい。本実施形態では、全ての鋼製梁10は水平方向または鉛直方向を向いているが、鋼製梁10の一部または全部を水平方向及び鉛直方向に対して斜めを向くように配置することもでき、鋼製梁10の構成は何ら限定されない。複数の鋼製梁10は鉄骨トラスとして構成することも可能である。
施工の際は、RC造の第1及び第2の下スラブ81,82を形成した後、RC造の第1及び第2の上スラブ91,92を形成する。次に、第1の下スラブ81と第1の上スラブ91の間に下側ベース9Aと第1の柱71と上側ベース9Bを設置する。これと同時に、第2の下スラブ82と第2の上スラブ92の間に下側ベース9Aと第2の柱72と上側ベース9Bを設置する。その後、鋼製梁10を設置する。複数の鋼製梁10と第1及び第2の柱71,72と下側ベース9Aと上側ベース9Bは工場等でプレファブ化して、一括設置することも可能である。
住戸間空間4は導光路として利用されるため、住戸間空間4には連結部6以外の部材を設置しないことが好ましい。しかし、雨や雪の侵入を防止するため、住戸間空間4の上部の開口4A(図1(a)参照)をガラス、アクリルなどの透明な板で覆ってもよい。また、住戸間空間4は通常は人が立ち入ることがないため、アクセスのための設備は基本的に不要であるが、メンテナンスの目的で立ち入る可能性もあるため、梯子や転落防止用のネットを設けてもよい。あるいは、各階にグレーチングを設置することも可能である。
第1及び第2の壁W1,W2の少なくとも一部は、透光性を有する壁体ないし光壁(以下、透光性壁体14という)からなる。透光性壁体14は例えばすりガラス、瞬間調光ガラスなどで構成されている。瞬間調光ガラスとは2枚のガラスの間に液晶シートを挟んだもので、液晶シートへの電圧の印加によって透明な状態と不透明な状態とを切り替えることができる。透光性壁体14を透明なガラスで形成し、プライバシー確保のためブラインドを設置してもよい。透光性壁体14の強度を確保するため、例えばガラスの内部に鋼棒やワイヤを配置してもよい。さらに、下側ベース9Aと上側ベース9Bと2つの第1の柱71(または第2の柱72)とで構成されるフレームに補助的な柱と梁を設置することでフレームを複数のサブフレームに分割し、各サブフレームに透光性壁体14を支持させてもよい。あるいは、第1及び第2の壁W1,W2を少なくとも一つの開口を設けたRC壁で形成し、開口に透光性壁体14を支持させてもよい。このような構成にすれば、第1及び第2の壁W1,W2を耐震壁として利用することができるため、建物強度の確保が容易である。
透光性壁体14は第1の柱71及び第2の柱72で支持されている。より正確には、透光性壁体14は下側ベース9Aと上側ベース9Bと2つの第1の柱71(または第2の柱72)とで構成されるフレームの4辺で支持されている。これによって、第1及び第2の壁W1,W2の70%以上を透光性壁体14で構成することができる。第1及び第2の壁W1,W2の一部は非透光性壁体で構成することもできる。非透光性壁体は例えばプラスターボードや木材で形成することができる。透光性壁体14と非透光性壁体の比率は適宜設定することができるが、第1及び第2の壁W1,W2の40%以上を透光性壁体14とすることが好ましい。
図4は、外部光の侵入経路を模式的に示す、図2の方向Cからみた側面図である。外部光は住戸間空間4の上部の開口4A(図1(a)参照)から空間に侵入するとともに、住戸間空間4の南側及び北側の側面4B(図1(b)参照)からも侵入する。外部光は住戸間空間4の内部で反射を繰り返しながら進行し、透光性壁体14から第1の住戸R1と第2の住戸R2に入射する。上部の開口4Aを外部光の取り入れ口の一部として利用するため、高層の集合住宅では下層階に外部光が十分に届かない可能性もある。このため、前述のとおり本発明は中低層の集合住宅に特に好適に適用できる。
第1及び第2の壁W1,W2のほとんどを透光性壁体14で構成する場合、建物の強度が不足する可能性がある。その場合、住戸Rの内部の間仕切り壁の強度を高めることもできる。一例として、図2において太線で囲ったユニットバスUBの間仕切り壁の強度を高めることができる。強度を高める方法は特に限定されず、間仕切り壁をRC構造としてもよいし、RC躯体を2枚の鉄板で挟んだS+RC構造としてもよい。後者はRC構造と比べて薄肉構造とすることができるため、住戸スペースへの影響を抑えることができる。
このように、本実施形態によれば、住戸間空間4の内壁で反射した外部光が透光性壁体14を通って住戸Rに入射するため、自然な採光感が得られる。反射鏡を利用した採光構造では反射鏡が一種の点光源となり、光も天井から入射することが多いため、照明に近い採光感となるのに対し、本実施形態では透光性壁体14から満遍なく外部光が入射し、一様かつ均一な採光感が得られる。透光性壁体14の大きさには特に制約がないため、大きな透光性壁体14を採用することで、バルコニー側に大きな窓を設けたLDに近い採光感が得られる可能性もある。さらに、本実施形態によれば、住戸R全体に外部光が入射されやすくなる。図2において住戸間空間4が耐震壁で置換された従来型の集合住宅の場合、住戸Rの開口率(住戸Rの周囲壁の全長に対する採光部の全長の比率)は15~20%程度となる。その最大の理由は、住戸RのY方向に沿った両側の壁に窓が設けられないためであるが、外部廊下3に面した第1及び第2の寝室BR1,BR2に、プライバシー確保のため大きな窓を設けられないことも理由の一つとなっている。この結果、従来は採光の必要性の高い寝室で十分な採光が得られないことが多い。本実施形態では、住戸RのY方向に沿った片側の壁のほぼ全面を透光性壁体14とすることができるため、最大で50%程度の開口率が得られる。
また、反射鏡の場合、定期的なメンテナンスが必要であるが、本実施形態では透光性壁体14が部分的に汚れても大きな影響はなく、長時間にわたりメンテナンスの必要性が小さい。さらに、透光性壁体14はそれ自体が光透過性を有するため、窓を設ける必要性がない。このため、隣接する住戸Rに対するプライバシーも、RC壁を介して隣接する従来の集合住宅と同程度に確保される。
住戸間空間4は換気ないし通気のための空間としても利用できる。例えば、第1及び第2の壁W1,W2の非透光性壁に窓をつけることで自然換気が可能となる。これによって、第1の寝室BR1だけでなくキッチンK、ユニットバスUB、トイレTの自然換気も可能となる。
図2に示した例では第1の寝室BR1とLD,キッチンK、ユニットバスUBが透光性壁体14に面しているため、これらの部屋の採光性が改善される。しかし、寝室の採光性を重視する場合、図2において第2の寝室BR2と第3の寝室BR3が透光性壁体14に面するような間取りとすることもできる。
図5は本発明の変形例を示す図4と同様の図である。本変形例では、第1の住戸R1と第2の住戸R2の少なくともいずれかは、住戸間空間4に連通し住戸間空間4で採光された光を導入可能な光ダクト15を有している。光ダクト15は第1及び第2の上スラブ91,92とその下方の仕切り板16との間の空間として設けられ、仕切り板16にはルーバー17が設けられている。住戸間空間4に侵入した光の一部が反射によって光ダクト15に導入され、反射を繰り返しながら進行しルーバー17からその下方の空間に取り入れられる。例えば、本実施形態では第2の寝室BR2と第3の寝室BR3は透光性壁体14による採光はできないが、光ダクト15を用いた採光を行うことが可能である。
以上、本実施形態について説明したが、本発明は集合住宅以外の建物にも広く適用できる。本発明が学校に適用される場合、各区画は例えば一つの教室とすることができる。本発明が病院に適用される場合、各区画は例えば一つの病室とすることができる。本発明がオフィス建物に適用される場合、各区画は一つの執務室または会議室とすることができる。本発明がホテルや宿舎に適用される場合、各区画は一つの客室とすることができる。また、本発明は内側チューブと外側チューブとを有する塔状集合住宅にも適用できる。特に北向きの住戸は採光条件が他の住戸よりも劣るため、本発明を好適に適用することができる。
1 建物(集合住宅)
4 住戸間空間(採光可能な空間)
6 連結部
14 透光性を有する壁体(透光性壁体)
15 光ダクト
71 第1の柱
72 第2の柱
81 第1の下スラブ
91 第1の上スラブ
82 第2の下スラブ
92 第2の上スラブ
R1 第1の区画(第1の住戸)
R2 第2の区画(第2の住戸)
R3 第3の区画(第3の住戸)
W 住戸の周囲壁
W1,W2 第1及び第2の壁(住戸間空間に面する壁)

Claims (7)

  1. 各々が周囲を壁で画定され、採光可能な空間を介して横方向に互いに隣接する第1及び第2の区画と、
    前記空間に設けられ、前記第1の区画と前記第2の区画とを連結する連結部と、
    前記空間に面する複数の鉄骨柱と、を有し、
    前記第1の区画と前記第2の区画の前記空間に面する壁の少なくとも一部は、透光性を有する壁体からなり、
    前記連結部は前記複数の鉄骨柱と接合された複数の鋼製梁からなり、前記第1の区画と前記第2の区画は前記複数の鋼製梁のみで連結される、建物。
  2. 前記空間は上部が開放されるとともに、前記空間の前記第1の区画と前記第2の区画に面していない側面が開放されている、請求項1に記載の建物。
  3. 前記第1の区画と前記第2の区画の前記空間に面する壁の40%以上が前記透光性を有する壁体からなる、請求項1または2に記載の建物。
  4. 前記複数の鉄骨柱は、
    前記第1の区画の鉛直方向の階高を画定する第1の下スラブと第1の上スラブとの間に設けられた複数の第1の柱と、
    前記第2の区画の鉛直方向の階高を画定する第2の下スラブと第2の上スラブとの間に設けられた複数の第2の柱と、を有し、
    前記複数の鋼製梁は、前記第1の下スラブと前記第2の下スラブ、及び前記第1の上スラブと前記第2の上スラブとをそれぞれ連結し、前記第1及び第2の柱は前記複数の鋼製梁と連結され、前記壁体を支持する、請求項1から3のいずれか1項に記載の建物。
  5. 前記第1の区画と前記第2の区画の少なくともいずれかは、前記空間に連通し前記空間で採光された光を導入可能な光ダクトを有する、請求項1からのいずれか1項に記載の建物。
  6. 前記第2の区画の前記第1の区画と反対側に、耐震壁を介して前記第2の区画に隣接する第3の区画を有する、請求項1からのいずれか1項に記載の建物。
  7. 前記建物は集合住宅である、請求項1からのいずれか1項に記載の建物。
JP2019037328A 2019-03-01 2019-03-01 建物 Active JP7190371B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019037328A JP7190371B2 (ja) 2019-03-01 2019-03-01 建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019037328A JP7190371B2 (ja) 2019-03-01 2019-03-01 建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020139359A JP2020139359A (ja) 2020-09-03
JP7190371B2 true JP7190371B2 (ja) 2022-12-15

Family

ID=72280153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019037328A Active JP7190371B2 (ja) 2019-03-01 2019-03-01 建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7190371B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000306406A (ja) 1999-04-20 2000-11-02 Shimizu Corp 建物の採光装置
JP2005273366A (ja) 2004-03-26 2005-10-06 Haseko Corp 集合住宅の架構構造
JP2014031662A (ja) 2012-08-06 2014-02-20 Toyota Home Kk 集合住宅
US20180194442A1 (en) 2017-01-09 2018-07-12 Udvikling Danmark A/S Housing unit

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09158502A (ja) * 1995-12-13 1997-06-17 Mitsui Fudosan Kk 集合住宅の構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000306406A (ja) 1999-04-20 2000-11-02 Shimizu Corp 建物の採光装置
JP2005273366A (ja) 2004-03-26 2005-10-06 Haseko Corp 集合住宅の架構構造
JP2014031662A (ja) 2012-08-06 2014-02-20 Toyota Home Kk 集合住宅
US20180194442A1 (en) 2017-01-09 2018-07-12 Udvikling Danmark A/S Housing unit

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020139359A (ja) 2020-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7190371B2 (ja) 建物
JP7000103B2 (ja) 板状建築物の柱梁構造
JP5325570B2 (ja) 集合住宅
JP4927472B2 (ja) 採光構造部分を備える建物
JP2015096679A (ja) 建物
JP2007332663A (ja) 集合住宅建物の構造
JPH11324204A (ja) 建物の構造
JP2010156102A (ja) 壁式ラーメン構造建物
JP3391445B2 (ja) 建物及び建物の設計方法
JP2009041224A (ja) 集合住宅
JP2862780B2 (ja) 平面雁行形の高層住宅及び平面雁行形の高層住宅における間取り方式
JP2000120281A (ja) 建物の構造
JP2000160675A (ja) 集合住宅
JP4568001B2 (ja) 集合住宅の架構構造
JP2014190030A (ja) 住宅構造
JP7040720B2 (ja) 狭小建物
JP5627069B2 (ja) 多層建物
JP4246078B2 (ja) 集合住宅
JP7334384B2 (ja) ユニット建物
JPH09158502A (ja) 集合住宅の構造
JP2006200295A (ja) 集合住宅
JP3924050B2 (ja) ユニット式建物
JP2002227435A (ja) 集合住宅建物
JP6167044B2 (ja) 建物の構造
JP2017145664A (ja) 建物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7190371

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150