JPH0721737Y2 - 多角形多層建築物 - Google Patents
多角形多層建築物Info
- Publication number
- JPH0721737Y2 JPH0721737Y2 JP5964490U JP5964490U JPH0721737Y2 JP H0721737 Y2 JPH0721737 Y2 JP H0721737Y2 JP 5964490 U JP5964490 U JP 5964490U JP 5964490 U JP5964490 U JP 5964490U JP H0721737 Y2 JPH0721737 Y2 JP H0721737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- floor
- center line
- vertical center
- circumferential direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、各階に多数の同一平面形状の4角形居住空
間を多角形に配置した多角形多層建築物に関するもので
ある。
間を多角形に配置した多角形多層建築物に関するもので
ある。
現代の建築においては、意匠的な多様化が求められてい
る。それに答えるために、建築物の骨組架構が複雑化
し、部材の種類が多くなるため、経済的な設計,施工が
困難となっている。一方、高層集合住宅やホテルなどの
計画においては、各住戸、各部屋の平面的形状や面積を
同一にすることが要求される。
る。それに答えるために、建築物の骨組架構が複雑化
し、部材の種類が多くなるため、経済的な設計,施工が
困難となっている。一方、高層集合住宅やホテルなどの
計画においては、各住戸、各部屋の平面的形状や面積を
同一にすることが要求される。
従来、多層建築物としては、第6図および第7図に示す
ように、建築物の縦中心線の周りに、居住空間3を各階
同数ずつ並べて配置し、かつ各階の居住空間を垂直に並
ぶように配置した構造のものが知られている。
ように、建築物の縦中心線の周りに、居住空間3を各階
同数ずつ並べて配置し、かつ各階の居住空間を垂直に並
ぶように配置した構造のものが知られている。
前記従来の多層建築物の場合は、各階の居住空間3が垂
直に並んでいるので、意匠的外観が悪く、かつ各階の居
住空間が同一平面形状でないので、骨組架構を構成する
部材の種類が多くなって、骨組架構組立時の部材選別作
業および部材の組立作業が煩雑になるという問題があ
る。
直に並んでいるので、意匠的外観が悪く、かつ各階の居
住空間が同一平面形状でないので、骨組架構を構成する
部材の種類が多くなって、骨組架構組立時の部材選別作
業および部材の組立作業が煩雑になるという問題があ
る。
この考案は前述の問題を有利に解決できる多角形多層建
築物を提供することを目的とするものである。
築物を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、この考案の多角形多層建築
物においては、多層建築物の外周側に、建築物周囲方向
に並ぶ居住空間数の2倍の本数の外側柱11が、多層建築
物の縦中心線4から等距離の位置に配置され、かつその
多層建築物における内側壁5,6の側には、建築物周囲方
向に並ぶ居住区間数の2倍の本数の内側柱12が、多層建
築物の縦中心線4から等距離の位置に配置され、かつ各
内側柱12は等間隔で配置され、さらに多層建築物の縦中
心線の周りに、同一平面形状の4角形居住空間が、各階
同数ずつ正多角形を形成するように並べて配置され、奇
数階の各4角形居住空間1に対し、偶数階の各4角形居
住空間2が、建築物周囲方向に隣り合う4角居住空間の
ピッチの1/2ピッチだけ前記縦中心線の周りに偏位して
いる。
物においては、多層建築物の外周側に、建築物周囲方向
に並ぶ居住空間数の2倍の本数の外側柱11が、多層建築
物の縦中心線4から等距離の位置に配置され、かつその
多層建築物における内側壁5,6の側には、建築物周囲方
向に並ぶ居住区間数の2倍の本数の内側柱12が、多層建
築物の縦中心線4から等距離の位置に配置され、かつ各
内側柱12は等間隔で配置され、さらに多層建築物の縦中
心線の周りに、同一平面形状の4角形居住空間が、各階
同数ずつ正多角形を形成するように並べて配置され、奇
数階の各4角形居住空間1に対し、偶数階の各4角形居
住空間2が、建築物周囲方向に隣り合う4角居住空間の
ピッチの1/2ピッチだけ前記縦中心線の周りに偏位して
いる。
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示すもので
あっけ、多層建築物の縦中心線4の周りに、同一平面形
状の正方形または矩形からなる4角形居住空間が、各階
についてそれぞれ6室ずつ配置され、かつ各階におい
て、6室の4角形居住空間の内側壁5,6が、前記縦中心
線4を中心とする正6角形を形成し、奇数階の各4角形
居住空間1に対し、偶数階の各4角形居住空間2が、建
築物周囲方向に隣り合う4角形居住空間のピッチの1/2
ピッチすなわち30°だけ前記縦中心線4の周りに偏位し
ている。
あっけ、多層建築物の縦中心線4の周りに、同一平面形
状の正方形または矩形からなる4角形居住空間が、各階
についてそれぞれ6室ずつ配置され、かつ各階におい
て、6室の4角形居住空間の内側壁5,6が、前記縦中心
線4を中心とする正6角形を形成し、奇数階の各4角形
居住空間1に対し、偶数階の各4角形居住空間2が、建
築物周囲方向に隣り合う4角形居住空間のピッチの1/2
ピッチすなわち30°だけ前記縦中心線4の周りに偏位し
ている。
建築物周囲方向に隣り合う居住空間1,2の間にバルコニ
ー7が設けられ、かつ各階における各居住空間1,2の内
側壁5,6により囲まれた中央空間8の中央部にエレベー
タ9が設けられ、そのエレベータ9の外側に、上下の階
を連絡する昇降用階段10が設けられている。また多層建
築物の外周側に、建築物周囲方向に並ぶ居住空間数の2
倍の本数の外側柱11が、多層建築物の縦中心線4から等
距離の位置に配置され、かつ居住空間1,2が正方形であ
る場合は、各外側柱11が等間隔で配置される。
ー7が設けられ、かつ各階における各居住空間1,2の内
側壁5,6により囲まれた中央空間8の中央部にエレベー
タ9が設けられ、そのエレベータ9の外側に、上下の階
を連絡する昇降用階段10が設けられている。また多層建
築物の外周側に、建築物周囲方向に並ぶ居住空間数の2
倍の本数の外側柱11が、多層建築物の縦中心線4から等
距離の位置に配置され、かつ居住空間1,2が正方形であ
る場合は、各外側柱11が等間隔で配置される。
多層建築物における内側壁5,6の側には、建築物周囲方
向に並ぶ居住空間数の2倍の本数の内側柱12が、多層建
築物の縦中心線4から等距離の位置に配置され、かつ各
内側柱12は等間隔で配置されている。各外側柱11が外側
梁13を介して連結されると共に、各内側柱12が、内側梁
14を介して連結され、かつ各外側柱11と隣り合う2本の
内側柱12とは、V形に配置された2本の連結梁15を介し
て連結されている。
向に並ぶ居住空間数の2倍の本数の内側柱12が、多層建
築物の縦中心線4から等距離の位置に配置され、かつ各
内側柱12は等間隔で配置されている。各外側柱11が外側
梁13を介して連結されると共に、各内側柱12が、内側梁
14を介して連結され、かつ各外側柱11と隣り合う2本の
内側柱12とは、V形に配置された2本の連結梁15を介し
て連結されている。
この考案は前述のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
載するような効果を奏する。
建築物の縦中心線の周りに、同一平面形状の4角形居住
空間が、各階同数ずつ正多角形を形成するように並べて
配置されているので、完全に同一形状,同一面積の部屋
割りを、均一的な架構で構成することができ、かつ架構
が均一化するので骨組架構を構成する部材の種類が減少
し、そのため骨組架構組立時の部材選別作業および部材
の組立作業を容易にかつ迅速に行なうことができると共
に、多角形多層建築物の建築工期を短縮することがで
き、また奇数階の各4角形居住空間1に対し、偶数階の
各4角形居住空間2が、建築物周囲方向に隣り合う4角
形居住空間のピッチの1/2ピッチだけ前記縦中心線の周
りに偏位しているので、簡単な手段によって、多角形多
層建築物の意匠的外観を良くすることができる。
空間が、各階同数ずつ正多角形を形成するように並べて
配置されているので、完全に同一形状,同一面積の部屋
割りを、均一的な架構で構成することができ、かつ架構
が均一化するので骨組架構を構成する部材の種類が減少
し、そのため骨組架構組立時の部材選別作業および部材
の組立作業を容易にかつ迅速に行なうことができると共
に、多角形多層建築物の建築工期を短縮することがで
き、また奇数階の各4角形居住空間1に対し、偶数階の
各4角形居住空間2が、建築物周囲方向に隣り合う4角
形居住空間のピッチの1/2ピッチだけ前記縦中心線の周
りに偏位しているので、簡単な手段によって、多角形多
層建築物の意匠的外観を良くすることができる。
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示すもので
あって、第1図は多角形多層建築物の側面図、第2図は
第1図のA−A線拡大断面図、第3図は第1図のB−B
線拡大断面図、第4図は多角形多層建築物の骨組構造を
示す斜視図、第5図はその横断平面図である。第6図は
従来の多層建築物の側面図、第7図は第6図のC−C線
拡大断面図である。 図において、1および2は4角形居住空間、4は縦中心
線、5および6は内側壁、7はバルコニー、11は外側
柱、12は内側柱、13は外側梁、14は内側梁、15は連結梁
である。
あって、第1図は多角形多層建築物の側面図、第2図は
第1図のA−A線拡大断面図、第3図は第1図のB−B
線拡大断面図、第4図は多角形多層建築物の骨組構造を
示す斜視図、第5図はその横断平面図である。第6図は
従来の多層建築物の側面図、第7図は第6図のC−C線
拡大断面図である。 図において、1および2は4角形居住空間、4は縦中心
線、5および6は内側壁、7はバルコニー、11は外側
柱、12は内側柱、13は外側梁、14は内側梁、15は連結梁
である。
Claims (1)
- 【請求項1】多層建築物の外周側に、建築物周囲方向に
並ぶ居住空間数の2倍の本数の外側柱11が、多層建築物
の縦中心線4から等距離の位置に配置され、かつその多
層建築物における内側壁5,6の側には、建築物周囲方向
に並ぶ居住空間数の2倍の本数の内側柱12が、多層建築
物の縦中心線4から等距離の位置に配置され、かつ各内
側柱12は等間隔で配置され、さらに多層建築物の縦中心
線の周りに、同一平面形状の4角形居住空間が、各階同
数ずつ正多角形を形成するように並べて配置され、奇数
階の各4角形居住空間1に対し、偶数階の各4角形居住
空間2が、建築物周囲方向に隣り合う4角形居住空間の
ピッチの1/2ピッチだけ前記縦中心線の周りに偏位して
いる多角形多層建築物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5964490U JPH0721737Y2 (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | 多角形多層建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5964490U JPH0721737Y2 (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | 多角形多層建築物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0418156U JPH0418156U (ja) | 1992-02-14 |
JPH0721737Y2 true JPH0721737Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31586323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5964490U Expired - Lifetime JPH0721737Y2 (ja) | 1990-06-07 | 1990-06-07 | 多角形多層建築物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721737Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-07 JP JP5964490U patent/JPH0721737Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0418156U (ja) | 1992-02-14 |
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