JPH0437896B2 - - Google Patents

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JPH0437896B2
JPH0437896B2 JP60142008A JP14200885A JPH0437896B2 JP H0437896 B2 JPH0437896 B2 JP H0437896B2 JP 60142008 A JP60142008 A JP 60142008A JP 14200885 A JP14200885 A JP 14200885A JP H0437896 B2 JPH0437896 B2 JP H0437896B2
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JP
Japan
Prior art keywords
building
unit
floor
room
units
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60142008A
Other languages
English (en)
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JPS626035A (ja
Inventor
Hideo Hoshiba
Hiromi Morizaki
Tetsushi Ookawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP14200885A priority Critical patent/JPS626035A/ja
Publication of JPS626035A publication Critical patent/JPS626035A/ja
Publication of JPH0437896B2 publication Critical patent/JPH0437896B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ユニツト建物に関する。
〔従来の技術〕
ユニツト建物は、一軒の建物を予めいくつかの
ユニツトに分けて工場生産し、これらを建築現場
において施工、組立てる方式の建物である。ユニ
ツト建物は、工場生産により品質管理、コストダ
ウンが図られ、また施工に要する手間も従来に比
べて大幅に軽減できるので、近年一般的な住宅は
勿論のこと、比較的規模の大きい店舗、工場にお
いても広く普及している。
ユニツト建物を住宅を例に取つて説明すると、
予め居間、食堂、寝室などの複数の部屋を一つの
部屋ユニツトとし、あるいは各部屋ごとに一つの
建物ユニツトとし、これら複数の建物ユニツトを
横方向に隣接、あるいは縦方向に積み重ねて、そ
れぞれの建物ユニツト同士を連結し、一軒の住宅
とするものである。各建物ユニツトは連結、組合
わせの態様により、様々なバリエーシヨンが考え
られ、施主の要望や建築現場の環境に合わせて希
望する間取りの住宅が完成できることとなる。
ところで、最近、一般の注文建築の住宅におい
てスキツプフロアを備えたものが広く普及されて
いる。スキツプフロアとは、建物内の複数の床面
間に高低差を設けたものであり、各床面を立体的
に配置したものである。スキツプフロアは、建物
内の空間に視覚上の変化を与える他、各部屋空間
の適度な連通性から図られることから空間の利用
度が増し、また居住者同士の適度なコミユニケー
シヨンが図られる利点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、とかく部屋空間が直線的に変化の少
ないユニツト建物に上記スキツプフロアの利点を
応用すべくなされたものであり、ユニツト建物内
にスキツプフロアを形成し、部屋空間の利用度の
向上および部屋空間に視覚上の変化を与えるよう
にしたものである。
本発明は、ユニツト建物にスキツプフロアを容
易に形成することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、複数の略
直方体形状の建物ユニツトの各側部に形成される
部屋開口を相対させる状態で各建物ユニツト同士
を接続させ、各建物ユニツトの部屋空間を接続し
てなるユニツト建物において、接続される部屋空
間の床面間および天井(上階床)面間に高低差を
設ける状態で各下階建物ユニツト同士を接続し、
高低差を備えた上記床面間および上記天井(上階
床)面間を上記高低差に略等しい高さを有し上記
部屋開口の幅に略等しい長さを有する壁パネルで
接続することとしている。
〔作用〕
本発明によれば、各建物ユニツトの床面間に高
低差を設ける状態で各建物ユニツト同士を接続
し、接続された建物ユニツトの床面間を上記高低
差に略等しい高さを有し上記部屋開口の幅に略等
しい長さを有する壁パネルで接続することで、接
続された建物ユニツトの部屋空間にスキツプフロ
アを簡単かつ確実に形成することが可能となる。
これにより、ユニツト建物にスキツプフロアを容
易に形成することができることとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係り第4図の
−線に沿う断面図、第2図は床面間に壁面パネ
ルを配設する状態を示す断面図、第3図は形成さ
れたスキツプフロアの要部を示す断面図、第4図
は本発明の一実施例に係るユニツト建物を示す斜
視図、第5図は第4図のユニツト建物内に形成さ
れるスキツプフロアを示す斜視図である。
ユニツト建物10は2階建ての住宅に係り、複
数の建物ユニツトを上下および水平方向に接続し
て形成される。このうち、下階部分を構成する各
建物ユニツト11は、それぞれ基礎12上に据え
付けられ、基礎12は、それぞれH1の高低差を
備えた第1基礎部13Aと第2基礎部13Bとか
ら構成される。各建物ユニツト11の内部には、
それぞれ部屋空間14が備えられ、さらに略直方
体形状の建物ユニツト11の相交差する2つの側
部には、部屋開口15が形成されてなる。基礎1
2に対する各建物ユニツト11の据え付けは、高
低差を備えた各基礎部13A,13B上にそれぞ
れ3つずつの建物ユニツト11を並設配置するこ
とにより行なわれる。第1基礎部13A上に据え
付けられる建物ユニツト11と第2基礎部13B
上に据え付けられる建物ユニツト11は、それぞ
れH1の高低差を備えた各基礎部13A,13B
上に配置されるため、各建物ユニツト11の床面
16間にH1の高低差が形成されることとなる。
第1および第2基礎部13A,13B上に据え付
けられる各建物ユニツト11は、それぞれの部屋
開口15を相対させる状態で隣接配置されること
になり、これにより、相対される各部屋空間14
同士が相互に接続される状態となる。接続される
部屋空間14のうち、H1の高低差を備えた各床
面16間には、壁面パネル17が配設される。壁
面パネル17は、第2図に示すように、上下の枠
組材181,181および両側の縦枠組材により
長方形状の枠組を形成し、さらにその枠組の中に
複数の縦枠材182を配設しその縦枠材182間
に横桟183を設けて壁フレームを形成し、この
壁フレームに壁面材19を釘等で貼着して形成さ
れる。一方、床面16を構成する床パネル20
は、根太201によつて方形に枠組を形成し、さ
らにその枠組の中に複数の根太201を配設して
床フレームを形成し、この床フレームに床面材1
61を釘等で貼着して形成されている。なお、上
側の床面16となる床パネル20は、その側部の
床面材161が貼られていない状態になつてい
る。
壁面パネル17は、パネル面を直立状態として
第2図矢印方向に配設され、各建物ユニツト11
の床面16を構成する床パネル20に接続一体化
される。つまり、壁面パネル17が、上下の床パ
ネル20,20の側部に当接され、上方におい
て、床パネル20と壁面パネル17の上面に跨が
つて床面材161が釘等で貼られ、下方におい
て、壁面パネル17と床パネル20の側面とに跨
がつて壁面材191が釘等で貼られることによ
り、第3図に示すような状態に接続一体化される
のである。これにより、高低差を備えた床面16
間が連続化され、下階部分にスキツプフロアを備
えた各部屋空間14が形成されることとなる。
下階部分を構成する建物ユニツト11の上部に
は、それぞれ上階部分を構成する建物ユニツト2
1および建物ユニツト22が据え付けられる。こ
のうち建物ユニツト21は、第1基礎部13A上
の建物ユニツト11の上部に対応配置される。ま
た建物ユニツト22は、第2基礎部13B上の建
物ユニツト11の上部に対応配置される。建物ユ
ニツト21の内部には、部屋空間23が備えら
れ、さらに略直方体形状の建物ユニツト21の相
交差する2つの側部には、それぞれ部屋開口24
が形成されてなる。また、建物ユニツト22の内
部にも部屋空間25が備えられ、さらに略直方体
形状のの建物ユニツト22の相交差する2つの側
部にも、それぞれ部屋開口26が形成される。下
階を構成する各建物ユニツト11に対する上階を
構成する各建物ユニツト21,22の据え付け
は、H1の高低差を備えた各建物ユニツト11上
に各建物ユニツト21および22を隣接させる状
態で行なわれる。これにより、隣接される各建物
ユニツト21,22の各床面27間にH1の高低
差が形成されることとなる。上階を構成する各建
物ユニツト21および22は、それぞれの部屋空
間24および26を相対させる状態で隣接配置さ
れることとなり、これにより各部屋空間23,2
5同士が相互に接続される状態となる。接続され
る各部屋空間23,25のうち、H1の高低差を
備えた各床面27間には、下階部分と同様に壁面
パネル17が配設される。この結果、各建物ユニ
ツト21,22の床面27を構成する床パネル2
8と壁面パネル17が接続一体化されることとな
る。これにより、高低差を備えた床面27間が連
続化され、上階部分にもスキツプフロアを備えた
各部屋空間23,25が形成されることとなる。
なお、ユニツト建物10を構成する各建物ユニ
ツト11,21,22のうち、建物ユニツト1
1,21の高さ寸法は、第1図に示すようにH2
とされる。これに対し、建物ユニツト22の高さ
寸法は、上記各建物ユニツト11,21の高さ寸
法より略H1だけ高いH3とされる。これによ
り、第1図に示すように隣接される各建物ユニツ
ト21および22の上部の高さのレベルが略同一
となる。上階を構成する各建物ユニツト21,2
2の上部には、それぞれ屋根ユニツト29が対応
配置される。このようにして、2階建てのユニツ
ト建物10が完成されることとなり、1階および
2階の建物内にそれぞれスキツプフロアが形成さ
れることとなる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
上記実施例によれば、各建物ユニツト11の床
面16間に高低差H1を設ける状態で各建物ユニ
ツト11同士を接続し、また各建物ユニツト21
および22の床面27間に高低差H1を設ける状
態で各建物ユニツト21,22同士を接続するこ
ととしている。さらに、接続された各建物ユニツ
ト11の床面16間および各建物ユニツト21,
22の床面27間を壁面パネル17で接続するこ
ととしたため、接続された部屋空間14同士また
は部屋空間23,25同士にそれぞれスキツプフ
ロアを簡単かつ確実に形成することが可能とな
る。これにより、ユニツト建物10の内部に、部
屋空間の利用度を向上し、部屋空間に視覚上の変
化を与えることが可能なスキツプフロアが容易に
形成可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明は、複数の略直方体形状
の建物ユニツトの各側部に形成される部屋開口を
相対させる状態で各建物ユニツト同士を接続さ
せ、各建物ユニツトの部屋空間を接続してなるユ
ニツト建物において、接続される部屋空間の床面
間および天井(上階床)面間に高低差を設ける状
態で各下階建物ユニツト同士を接続し、高低差を
備えた上記床面間および上記天井(上階床)面間
を上記高低差に略等しい高さを有し上記部屋開口
の幅に略等しい長さを有する壁パネルで接続した
ため、壁パネルを高低差を設けた床面間に接続す
るだけの簡単な作業でもつて、接続される各建物
ユニツト間の部屋空間にスキツプフロアが形成さ
れることとなり、ユニツト建物にスキツプフロア
を容易に形成することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係り第4図の
−線に沿う断面図、第2図は床面間に壁面パネ
ルを配設する状態を示す断面図、第3図は形成さ
れたスキツプフロアの要部を示す断面図、第4図
は本発明の一実施例に係るユニツト建物を示す斜
視図、第5図は第4図のユニツト建物内に形成さ
れるスキツプフロアを示す斜視図である。 10…ユニツト建物、11,21,22…建物
ユニツト、14,23,25…部屋空間、15,
24,26…部屋開口、16,27…床面、17
…壁面パネル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の略直方体形状の建物ユニツトの各側部
    に形成される部屋開口を相対させる状態で各建物
    ユニツト同士を隣接してなるユニツト建物におい
    て、接続される部屋空間の床面間に高低差を設け
    る状態で各建物ユニツト同士を接続し、高低差を
    備えた上記床面間を、上記高低差に略等しい高さ
    を有し上記部屋開口の幅に略等しい長さを有する
    壁面パネルで接続したことを特徴とするユニツト
    建物。
JP14200885A 1985-06-27 1985-06-27 ユニツト建物 Granted JPS626035A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14200885A JPS626035A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 ユニツト建物

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JP14200885A JPS626035A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 ユニツト建物

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JPS626035A JPS626035A (ja) 1987-01-13
JPH0437896B2 true JPH0437896B2 (ja) 1992-06-22

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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59168191A (ja) * 1983-03-10 1984-09-21 帝人株式会社 高密度ポリエステル系染色繊維構造物
JP2594366B2 (ja) * 1989-11-20 1997-03-26 ミサワホーム 株式会社 階高住宅ユニットを有するユニット式工業化住宅
PL1912823T3 (pl) 2005-08-04 2012-08-31 Johnson Controls Tech Co Konfigurowalny system siedzenia oraz konsoli

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5356814A (en) * 1976-10-30 1978-05-23 Nat Jutaku Kenzai Skippfloor construction method
JPS55152236A (en) * 1979-05-14 1980-11-27 Sekisui Chemical Co Ltd Building

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JPS626035A (ja) 1987-01-13

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