JPS6215704B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6215704B2 JPS6215704B2 JP4208281A JP4208281A JPS6215704B2 JP S6215704 B2 JPS6215704 B2 JP S6215704B2 JP 4208281 A JP4208281 A JP 4208281A JP 4208281 A JP4208281 A JP 4208281A JP S6215704 B2 JPS6215704 B2 JP S6215704B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- living
- floor
- corridor
- spaces
- rooms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は集合住宅に関する。
従来の技術
現在、市街地の集合住宅の多くは、土地の有効
利用を図るため、塔状に建築されているものが多
い。
利用を図るため、塔状に建築されているものが多
い。
発明が解決しようとする問題点
しかし、この種の集合住宅では各住戸の日照条
件をすべて略同一にすることは平面計画上、きわ
めて困難であるため、一日の日照時間がきわめて
少ない住戸ができやすいという欠点があつた(第
8図参照)。
件をすべて略同一にすることは平面計画上、きわ
めて困難であるため、一日の日照時間がきわめて
少ない住戸ができやすいという欠点があつた(第
8図参照)。
第8図の集合住宅は中央部に階段10、共用廊
下11を有し、その回りに複数戸の住戸12,1
3を有する集中型集合住宅である。この建物の場
合、南に面する住戸12の日照条件はきわめてよ
いが北に面する住戸13の日照条件はきわめて悪
く一日中全く日があたらないこともあり、日照条
件がきわめて悪いといえる。
下11を有し、その回りに複数戸の住戸12,1
3を有する集中型集合住宅である。この建物の場
合、南に面する住戸12の日照条件はきわめてよ
いが北に面する住戸13の日照条件はきわめて悪
く一日中全く日があたらないこともあり、日照条
件がきわめて悪いといえる。
この発明は前記従来の問題点を解消するために
提案されたもので、すべての住戸が充分に日の当
る居室を有することができる集合住宅を提供する
ことを目的とする。
提案されたもので、すべての住戸が充分に日の当
る居室を有することができる集合住宅を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段
この発明は塔状集合住宅の居住スペースに廊下
階と居室専用階を交互に設けるとともに廊下階の
中央部には突出方向に廊下を設け、その廊下の両
側に位置して居室を設け居室専用階には居住スペ
ースの妻方向に連続する日の当たる居室を設け、
かつ前記廊下階の居室と居室専用階の居室間に内
階段を設けて上下居室を合せて一住戸とすること
によつて前記目的を達成するものである。
階と居室専用階を交互に設けるとともに廊下階の
中央部には突出方向に廊下を設け、その廊下の両
側に位置して居室を設け居室専用階には居住スペ
ースの妻方向に連続する日の当たる居室を設け、
かつ前記廊下階の居室と居室専用階の居室間に内
階段を設けて上下居室を合せて一住戸とすること
によつて前記目的を達成するものである。
実施例
以下、この発明を図示する一実施例によつて説
明する。
明する。
第2図は集合住宅の平面図計画を示すブロツク
プランであり、中央部に階段1、エレベーターホ
ール(エレベーターを含む)2、通路3等の通路
スペースAと設備スペース(図示せず)が配され
かつその三方に突出して居住スペースB1,B
2,B3が配されている。中央部にはその階段
1、エレベーターホール2、通路スペースAおよ
び設備スペース等を耐震壁で囲むこと等により、
中央部に耐震壁を集中的に配置し、これら耐震壁
によつて略三角形の耐震コアを構成している。
プランであり、中央部に階段1、エレベーターホ
ール(エレベーターを含む)2、通路3等の通路
スペースAと設備スペース(図示せず)が配され
かつその三方に突出して居住スペースB1,B
2,B3が配されている。中央部にはその階段
1、エレベーターホール2、通路スペースAおよ
び設備スペース等を耐震壁で囲むこと等により、
中央部に耐震壁を集中的に配置し、これら耐震壁
によつて略三角形の耐震コアを構成している。
居住スペースB1,B2,B3の柱4,……は
すべてスペース外周に配することにより各階に柱
のない大空間を構成するとともに住戸内の梁を最
小にし自由なプラニングが展開できるようにして
ある。また、居住スペースB1,B2,B3の妻
側には耐震壁がそれぞれ配され、中央部略三角形
の耐震コアと相俟つて地震力に抵抗できるように
してある。
すべてスペース外周に配することにより各階に柱
のない大空間を構成するとともに住戸内の梁を最
小にし自由なプラニングが展開できるようにして
ある。また、居住スペースB1,B2,B3の妻
側には耐震壁がそれぞれ配され、中央部略三角形
の耐震コアと相俟つて地震力に抵抗できるように
してある。
第3図および第6図は廊下階のプラニングの一
実施例を示したものであり、第4図、第5図およ
び第7図に示すように居住スペースB1,B2,
B3には廊下階13と居室専用階14が一層ない
し二層おきに交互に設けられている。
実施例を示したものであり、第4図、第5図およ
び第7図に示すように居住スペースB1,B2,
B3には廊下階13と居室専用階14が一層ない
し二層おきに交互に設けられている。
居住スペースB1,B2,B3の廊下階13の
中央部には廊下5が通路スペースAの通路3に連
続し、かつ居住スペースB1,B2,B3の突出
方向すなわち長手方向に連続して設けられ、さら
に廊下5の両側には複数の居室6が設けられてい
る。
中央部には廊下5が通路スペースAの通路3に連
続し、かつ居住スペースB1,B2,B3の突出
方向すなわち長手方向に連続して設けられ、さら
に廊下5の両側には複数の居室6が設けられてい
る。
廊下階13の居住スペースB1,B2におい
て、南方に面する居室6は全体で一戸の住戸とし
て設計されている。(なお、図面上、上を北、下
を南とする。) また、北側に面する日の当たらない居室6は複
数の住戸に区画され(実施例では2戸の住戸に区
画されている)その各住戸には直上階または直下
階の居室専用階14に通じる内階段7がそれぞれ
設けられている。
て、南方に面する居室6は全体で一戸の住戸とし
て設計されている。(なお、図面上、上を北、下
を南とする。) また、北側に面する日の当たらない居室6は複
数の住戸に区画され(実施例では2戸の住戸に区
画されている)その各住戸には直上階または直下
階の居室専用階14に通じる内階段7がそれぞれ
設けられている。
上下居室専用階14には居住スペースB1,B
2の妻方向(幅方)に連続する日の当たる居室
8,8がそれぞれ設けられている。
2の妻方向(幅方)に連続する日の当たる居室
8,8がそれぞれ設けられている。
そして、居室専用階14の居室8と廊下階13
の北側に面する居室6は内階段7によつて相通じ
双方合せて一戸の住戸として設計されている。
の北側に面する居室6は内階段7によつて相通じ
双方合せて一戸の住戸として設計されている。
また、居住スペースB3において、廊下5の両
側に居室6,6が廊下5の長手方向に複数設けら
れている。居室6は複数戸の住戸(実施例では2
戸)に区画されている。またエレベーターは各階
停止の非常用エレベーターと、一階ないし二階お
きに停止する常用エレベーターの混成システムに
なつており、少ない台数で効果的な利用ができ
る。
側に居室6,6が廊下5の長手方向に複数設けら
れている。居室6は複数戸の住戸(実施例では2
戸)に区画されている。またエレベーターは各階
停止の非常用エレベーターと、一階ないし二階お
きに停止する常用エレベーターの混成システムに
なつており、少ない台数で効果的な利用ができ
る。
居住スペースB1,B2,B3の各住戸は各住
戸の外側に居間、寝室等居住者の生活の中心にな
るメインゾーンが位置し、各住戸の内側に台所、
洗面所、浴室等メインゾーンを支えるサポートゾ
ーンが位置するように設計されている。また、各
住戸の外側にはバルコニー9が配され、全戸の全
居室から二方向への避難が可能となるように安全
性に対する考慮もされている。
戸の外側に居間、寝室等居住者の生活の中心にな
るメインゾーンが位置し、各住戸の内側に台所、
洗面所、浴室等メインゾーンを支えるサポートゾ
ーンが位置するように設計されている。また、各
住戸の外側にはバルコニー9が配され、全戸の全
居室から二方向への避難が可能となるように安全
性に対する考慮もされている。
発明の効果
この発明は、以上の構成からなるので、以下の
効果を有する。
効果を有する。
廊下階の日の当らない居室と廊下階の直上階ま
たは直下階に設けられた日の当たる居室専用階の
居室とを合せて一戸の住戸に設計され、かつ居室
専用階の居室はその一部が南方に面するように居
住スペースの妻方向(幅方向)に連続して設けら
れているので、日の当らない住戸は全くなく、す
べての住戸が日の当る居室を有することができ
る。
たは直下階に設けられた日の当たる居室専用階の
居室とを合せて一戸の住戸に設計され、かつ居室
専用階の居室はその一部が南方に面するように居
住スペースの妻方向(幅方向)に連続して設けら
れているので、日の当らない住戸は全くなく、す
べての住戸が日の当る居室を有することができ
る。
第1図は塔状集合住宅の斜視図、第2図はその
ブロツク平面図、第3図、第4図および第5図は
三層−廊下タイプの廊下階の平面詳細図、A−A
線断面図、およびB−B線断面図、第6図、およ
び第7図は二層−廊下タイプの廊下階の平面詳細
図およびA−A線断面図、第8図は従来の塔状集
合住宅のブロツク平面図である。 A……通路スペース、B1,B2,B3……居
住スペース、1……階段、2……エレベーターホ
ール、3……通路、4……柱、5……廊下、6…
…居室、7……内階段、8……居室、9……バル
コニー、11……共用廊下、12,13……住
戸、13……廊下階、14……居室専用階。
ブロツク平面図、第3図、第4図および第5図は
三層−廊下タイプの廊下階の平面詳細図、A−A
線断面図、およびB−B線断面図、第6図、およ
び第7図は二層−廊下タイプの廊下階の平面詳細
図およびA−A線断面図、第8図は従来の塔状集
合住宅のブロツク平面図である。 A……通路スペース、B1,B2,B3……居
住スペース、1……階段、2……エレベーターホ
ール、3……通路、4……柱、5……廊下、6…
…居室、7……内階段、8……居室、9……バル
コニー、11……共用廊下、12,13……住
戸、13……廊下階、14……居室専用階。
Claims (1)
- 1 中央部に階段、エレベーターホール、通路等
の通路スペースを設け、かつその三方に突出して
居住スペースを設けてなる塔状の集合住宅におい
て前記居住スペースに廊下階と居室専用階を交互
に設けるとともに廊下階の中央部には突出方向に
廊下を設け、その廊下の両側に位置して居室を設
け、居室専用階には居住スペースの妻方向に連続
する日の当たる居室を設け、かつ前記廊下階の日
の当たらない居室と居室専用階の日の当たる居室
間に内階段を設けてなることを特徴とする集合住
宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4208281A JPS57158471A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Gathered house |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4208281A JPS57158471A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Gathered house |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57158471A JPS57158471A (en) | 1982-09-30 |
JPS6215704B2 true JPS6215704B2 (ja) | 1987-04-08 |
Family
ID=12626118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4208281A Granted JPS57158471A (en) | 1981-03-23 | 1981-03-23 | Gathered house |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57158471A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0424562Y2 (ja) * | 1987-09-09 | 1992-06-10 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61183569A (ja) * | 1985-02-06 | 1986-08-16 | 清水建設株式会社 | 多層集合住宅 |
US4794747A (en) * | 1987-08-11 | 1989-01-03 | Masayoshi Yendo | Multi-storied multiple-unit dwelling |
-
1981
- 1981-03-23 JP JP4208281A patent/JPS57158471A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0424562Y2 (ja) * | 1987-09-09 | 1992-06-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57158471A (en) | 1982-09-30 |
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