JPH0513218B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513218B2 JPH0513218B2 JP60198554A JP19855485A JPH0513218B2 JP H0513218 B2 JPH0513218 B2 JP H0513218B2 JP 60198554 A JP60198554 A JP 60198554A JP 19855485 A JP19855485 A JP 19855485A JP H0513218 B2 JPH0513218 B2 JP H0513218B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillars
- building
- outer periphery
- pillar
- long sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、住戸プランの自由度を高めた多層集
合住宅に関する。
合住宅に関する。
（従来の技術）
従来の多層集合住宅においては、建物の外側に
平面視における断面形状が正方形の柱を等間隔に
配置したものが一般的である。
平面視における断面形状が正方形の柱を等間隔に
配置したものが一般的である。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、従来例によると、スパン割は５
〜6m程度であり、このため例えば居室の採光上
奥行を深くとれず、住戸間取りが制約されるなど
住戸プランを立てる上にいくつかの制約があつ
た。また室内の使い勝手を良くするために、内壁
からの柱の突出部分をできるだけ少なくする必要
があり、室内の廊下等に存在する柱についても同
様である。
〜6m程度であり、このため例えば居室の採光上
奥行を深くとれず、住戸間取りが制約されるなど
住戸プランを立てる上にいくつかの制約があつ
た。また室内の使い勝手を良くするために、内壁
からの柱の突出部分をできるだけ少なくする必要
があり、室内の廊下等に存在する柱についても同
様である。
本発明の目的は、地震時のねじれに有効に耐え
ることができ、住戸プランを立てる上の制約を少
なくし、使い勝手の良い多層集合住宅を提供する
ことにある。
ることができ、住戸プランを立てる上の制約を少
なくし、使い勝手の良い多層集合住宅を提供する
ことにある。
（課題を解決するための手段）
本発明の多層集合住宅においては、建物外周部
の隅部に他の建物外周部の柱より剛性が小さい隅
柱を配置している。上記他の建物外周部の柱は、
断面長方形状の偏平柱であつて、その長辺方向を
外周部壁に沿う方向に配置されている。上記外周
部の偏平柱に隣接している上記建物の内部の柱
は、断面長方形状の偏平柱である。
の隅部に他の建物外周部の柱より剛性が小さい隅
柱を配置している。上記他の建物外周部の柱は、
断面長方形状の偏平柱であつて、その長辺方向を
外周部壁に沿う方向に配置されている。上記外周
部の偏平柱に隣接している上記建物の内部の柱
は、断面長方形状の偏平柱である。
上記他の建物外周部の柱に隣接している内部の
柱のうち、戸境壁に位置している内部の柱は、そ
の長辺方向が上記戸境壁に並行に配置されてい
る。
柱のうち、戸境壁に位置している内部の柱は、そ
の長辺方向が上記戸境壁に並行に配置されてい
る。
（作用）
建物の外周部に配置した柱は、偏平柱の長辺方
向を外周部壁に沿う方向に配置し、隅柱を上記偏
平柱より剛性を小さくしているので、地震時の軸
力が小さくなり、しかも45°方向の地震に対して
もＸ，Ｙ方向のいずれの方向に対しても均等な強
度を持つ構造体となり、地震時のねじれに強いも
のとなる。
向を外周部壁に沿う方向に配置し、隅柱を上記偏
平柱より剛性を小さくしているので、地震時の軸
力が小さくなり、しかも45°方向の地震に対して
もＸ，Ｙ方向のいずれの方向に対しても均等な強
度を持つ構造体となり、地震時のねじれに強いも
のとなる。
戸境壁に配置されている内部の柱は、その長辺
方向を戸境壁に沿う向きに配置することにより、
壁からの柱の突出する部分を少なくでき、このた
めに室内のスペースの有効利用が図れる。
方向を戸境壁に沿う向きに配置することにより、
壁からの柱の突出する部分を少なくでき、このた
めに室内のスペースの有効利用が図れる。
（実施例）
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
建物１の外周部に配置してある柱２，２ａと建
物の内部に配置してある柱２ｂ，２ｃとはいずれ
も断面が長方形状の偏平柱であり、建物の隅部に
位置している隅柱２ｄは断面が円形の丸柱であ
る。柱２，２ａは、いずれもその長辺方向が外周
部壁に沿う方向に一致している。すなわち、図上
下端に配置されている柱２，…は、建物１の平面
視においてＸ方向（左右方向）に間隔を置いて並
設されており、その長辺はＸ方向に向けられてい
る。また図左右端に配置されている柱２ａ，…は
Ｙ方向（上下方向）に並設されており、その長辺
はＹ方向に向けられている。Ｙ方向において隣接
している柱２ａと柱２ａとのスパンD1は、Ｘ方
向において隣接している柱２と柱２とのスパンＤ
より長く、また柱２ａと隅柱２ｄのスパンDaと
等しい。
物の内部に配置してある柱２ｂ，２ｃとはいずれ
も断面が長方形状の偏平柱であり、建物の隅部に
位置している隅柱２ｄは断面が円形の丸柱であ
る。柱２，２ａは、いずれもその長辺方向が外周
部壁に沿う方向に一致している。すなわち、図上
下端に配置されている柱２，…は、建物１の平面
視においてＸ方向（左右方向）に間隔を置いて並
設されており、その長辺はＸ方向に向けられてい
る。また図左右端に配置されている柱２ａ，…は
Ｙ方向（上下方向）に並設されており、その長辺
はＹ方向に向けられている。Ｙ方向において隣接
している柱２ａと柱２ａとのスパンD1は、Ｘ方
向において隣接している柱２と柱２とのスパンＤ
より長く、また柱２ａと隅柱２ｄのスパンDaと
等しい。
柱２，２ａに隣接している建物の内部の柱２
ｂ，２ｃは、その長辺方向が柱２，２ａの長辺方
向と並行に配置されているものと、直交方向に配
置されているものとからなる。
ｂ，２ｃは、その長辺方向が柱２，２ａの長辺方
向と並行に配置されているものと、直交方向に配
置されているものとからなる。
図示の例では、Ｘ方向に間隔を置いて連続して
いる柱２に対して、柱２に隣接している内部の柱
２ｂはその長辺方向が柱２の長辺方向と平行する
関係にあり、内部の柱２ｃの長辺方向が柱２の長
辺方向と直交する関係にある。Ｙ方向に間隔を置
いて連続している柱２ａに対して、柱２ａに隣接
している内部の柱２ｂの長辺方向は柱２ａの長辺
方向と直交する関係にある。
いる柱２に対して、柱２に隣接している内部の柱
２ｂはその長辺方向が柱２の長辺方向と平行する
関係にあり、内部の柱２ｃの長辺方向が柱２の長
辺方向と直交する関係にある。Ｙ方向に間隔を置
いて連続している柱２ａに対して、柱２ａに隣接
している内部の柱２ｂの長辺方向は柱２ａの長辺
方向と直交する関係にある。
建物１内のＹ方向の内部の柱２ｂは、各住戸３
の戸境壁３ａに配置され、その長辺方向がこの戸
境壁に並行である。また、建物１の内部中央部に
配置されている柱２ｃの長辺方向は、柱２ａと同
様の向きに配設されており、柱２ｃ間がエレベー
ターホール、階段などを配した動線コア４となつ
ている。
の戸境壁３ａに配置され、その長辺方向がこの戸
境壁に並行である。また、建物１の内部中央部に
配置されている柱２ｃの長辺方向は、柱２ａと同
様の向きに配設されており、柱２ｃ間がエレベー
ターホール、階段などを配した動線コア４となつ
ている。
さらに建物１の隅部の隅柱２ｄは、柱２，２ａ
の剛性より小さく設定されている。
の剛性より小さく設定されている。
上例ではＤ×Daは約5.4×7.2mにでき、また柱
と隅柱のスパンDb×Daは約6.9×7.2mにでき、
スパンを従来例に比較して長くとれる。また上例
において、内部の柱２ｂの長辺方向は、戸境壁３
ａに並行に配置されているので、各内部の柱２ｂ
は住戸内に突出する部分が少なく住戸プランを立
てる上で望ましい。
と隅柱のスパンDb×Daは約6.9×7.2mにでき、
スパンを従来例に比較して長くとれる。また上例
において、内部の柱２ｂの長辺方向は、戸境壁３
ａに並行に配置されているので、各内部の柱２ｂ
は住戸内に突出する部分が少なく住戸プランを立
てる上で望ましい。
（発明の効果）
以上説明したように本発明によれば、建物の外
周部に配置した偏平柱は、その長辺方向を外周部
壁に沿う方向に配置し、隅柱を上記偏平柱より剛
性を小さくしているので、地震時の軸力が小さく
なりしかも45°方向の地震の対してもＸ，Ｙ方向
のいずれの方向に対しても均等な強度を持つ構造
体となり、地震時のねじれに強いものとなり、構
造的に安定した建物を提供できる。
周部に配置した偏平柱は、その長辺方向を外周部
壁に沿う方向に配置し、隅柱を上記偏平柱より剛
性を小さくしているので、地震時の軸力が小さく
なりしかも45°方向の地震の対してもＸ，Ｙ方向
のいずれの方向に対しても均等な強度を持つ構造
体となり、地震時のねじれに強いものとなり、構
造的に安定した建物を提供できる。
外周部の偏平柱に隣接している建物の内部の柱
は、その長辺方向を戸境壁に沿う向きに配置する
ことにより、壁からの柱の突出する部分を少なく
でき、例えば住戸間取りの設計が柱により制約さ
れる度合が従来の断面正方形状のものと比較して
より少なくなり、それだけ使い勝手が良くなり、
広い部屋がとれやすくなるなど住戸プランの自由
度が大きくなる。
は、その長辺方向を戸境壁に沿う向きに配置する
ことにより、壁からの柱の突出する部分を少なく
でき、例えば住戸間取りの設計が柱により制約さ
れる度合が従来の断面正方形状のものと比較して
より少なくなり、それだけ使い勝手が良くなり、
広い部屋がとれやすくなるなど住戸プランの自由
度が大きくなる。
図面は平面図である。
１……建物、２，２ａ……建物外周部に配置し
てある柱、２ｂ，２ｃ……建物内部の柱、２ｄ…
…隅柱、３ａ……戸境壁。
てある柱、２ｂ，２ｃ……建物内部の柱、２ｄ…
…隅柱、３ａ……戸境壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 建物外周部にそれぞれ所定間隔を置いて連続
配置されている柱は、建物外周部の隅部の柱が建
物外周部の他の柱より剛性が小さい隅柱であり、
上記他の柱は、断面長方形状の偏平柱であつて、
その長辺方向を外周部壁に沿う方向に配置されて
おり、 上記他の各柱に隣接している上記建物の内部の
柱は、断面長方形状の偏平柱であり、 上記他の柱に隣接している内部の柱のうち、戸
境壁に位置している内部の柱は、その長辺方向が
上記戸境壁に並行に配置されている ことを特徴とする多層集合住宅。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19855485A JPS6259738A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 多層集合住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19855485A JPS6259738A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 多層集合住宅 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6259738A JPS6259738A (ja) | 1987-03-16 |
| JPH0513218B2 true JPH0513218B2 (ja) | 1993-02-22 |
Family
ID=16393105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19855485A Granted JPS6259738A (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 | 多層集合住宅 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6259738A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012007406A (ja) * | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Shimizu Corp | 住戸ユニット |
| JP2013019217A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Taisei Corp | 集合住宅の架構構造 |
| JP6482887B2 (ja) * | 2015-02-02 | 2019-03-13 | 株式会社竹中工務店 | 医療施設又は介護施設 |
| JP7307600B2 (ja) * | 2019-06-18 | 2023-07-12 | 株式会社竹中工務店 | 建物 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5540744A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-22 | Unitika Ltd | Phenolic chelate resin and adsorption treatment using the same |
-
1985
- 1985-09-10 JP JP19855485A patent/JPS6259738A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5540744A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-22 | Unitika Ltd | Phenolic chelate resin and adsorption treatment using the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6259738A (ja) | 1987-03-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |