JPH0874430A - 地下室付住宅 - Google Patents
地下室付住宅Info
- Publication number
- JPH0874430A JPH0874430A JP6210143A JP21014394A JPH0874430A JP H0874430 A JPH0874430 A JP H0874430A JP 6210143 A JP6210143 A JP 6210143A JP 21014394 A JP21014394 A JP 21014394A JP H0874430 A JPH0874430 A JP H0874430A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- basement
- house
- floor
- ridge part
- ridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 北側斜線に対応することができる地下室付住
宅を提供することを目的としている。 【構成】 地盤から上半分が突出する地下室3を有する
ことにより第2棟部2より高い、第1棟部1を第2棟部2
の南側に配設することにより、北側には高さの低い第2
棟部2が配設されることになるので、北側斜線に対応し
た住宅となる。
宅を提供することを目的としている。 【構成】 地盤から上半分が突出する地下室3を有する
ことにより第2棟部2より高い、第1棟部1を第2棟部2
の南側に配設することにより、北側には高さの低い第2
棟部2が配設されることになるので、北側斜線に対応し
た住宅となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤中に略下半分が埋
設されてなる地下室を有する地下室付住宅に関する。
設されてなる地下室を有する地下室付住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅においては、収納スペース等とし
て、地下室を設ける場合がある。この場合、地下室全体
を地盤中に埋設するいわゆる全地下の地下室では、地盤
を大きく掘り起こさなければならず、その作業が大規模
なものとなるうえ、地下室全体が地中にある構造となる
ため、地下室において採光性、通風性を確保することが
困難である。このため、近年においては、地盤中に地下
室の略下半分を埋設してなるいわゆる半地下構造の住宅
の建築が増えつつある。このような住宅にあっては、地
下室の上部が地盤より上方に位置するため、この上部に
窓等を形成することにより、地下室に採光性、通風性を
容易に確保することができるという利点がある。
て、地下室を設ける場合がある。この場合、地下室全体
を地盤中に埋設するいわゆる全地下の地下室では、地盤
を大きく掘り起こさなければならず、その作業が大規模
なものとなるうえ、地下室全体が地中にある構造となる
ため、地下室において採光性、通風性を確保することが
困難である。このため、近年においては、地盤中に地下
室の略下半分を埋設してなるいわゆる半地下構造の住宅
の建築が増えつつある。このような住宅にあっては、地
下室の上部が地盤より上方に位置するため、この上部に
窓等を形成することにより、地下室に採光性、通風性を
容易に確保することができるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記半
地下構造の住宅においては、地下室の上方に構築される
1階以上の部分と、地盤面から構築される1階以上の部
分との高さが異なってくる。すなわち、地下室の上方に
構築される部分(以下、第1棟部という)においては、
地下室の上半分が地盤面から突出しているので、地盤面
から構築された部分(以下、第2棟部という)に比べ
て、地下室の上半分だけ高くなってしまう。したがっ
て、このような半地下構造の住宅では、第1棟部が北側
斜線の制限を受けてしまう場合があり、このような場
合、第1棟部の天井高を低くしたり、第1棟部の階数を
少なくしたりして、第1棟部の高さを低くするというよ
うな設計変更をよぎなくされるという課題があった。
地下構造の住宅においては、地下室の上方に構築される
1階以上の部分と、地盤面から構築される1階以上の部
分との高さが異なってくる。すなわち、地下室の上方に
構築される部分(以下、第1棟部という)においては、
地下室の上半分が地盤面から突出しているので、地盤面
から構築された部分(以下、第2棟部という)に比べ
て、地下室の上半分だけ高くなってしまう。したがっ
て、このような半地下構造の住宅では、第1棟部が北側
斜線の制限を受けてしまう場合があり、このような場
合、第1棟部の天井高を低くしたり、第1棟部の階数を
少なくしたりして、第1棟部の高さを低くするというよ
うな設計変更をよぎなくされるという課題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、北側斜線に対応することができる地下室付住宅を提
供することを目的としている。
で、北側斜線に対応することができる地下室付住宅を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の地下室付住宅は、地盤中に略下
半分が埋設された地下室とこの地下室の上方に設けられ
た地上階で構成された第1棟部と、この第1棟部に隣接
して設けられ、地上階のみで構成されかつ第1棟部より
高さが低い第2棟部とからなり、前記第1棟部を第2棟
部より南側に配設したものである。
に、本発明の請求項1の地下室付住宅は、地盤中に略下
半分が埋設された地下室とこの地下室の上方に設けられ
た地上階で構成された第1棟部と、この第1棟部に隣接
して設けられ、地上階のみで構成されかつ第1棟部より
高さが低い第2棟部とからなり、前記第1棟部を第2棟
部より南側に配設したものである。
【0006】請求項2の地下室付住宅は、請求項1にお
いて、第1棟部を包囲するようにして第2棟部を配設し
たものである。
いて、第1棟部を包囲するようにして第2棟部を配設し
たものである。
【0007】請求項3の地下室付住宅は、請求項1また
は2において、第2棟部の北側に、キッチン、トイレ、
浴室、洗面室、玄関ホール等の天井高の低い低天井高室
を配設したものである。
は2において、第2棟部の北側に、キッチン、トイレ、
浴室、洗面室、玄関ホール等の天井高の低い低天井高室
を配設したものである。
【0008】請求項4の地下室付住宅は、請求項1から
3のいずれかにおいて、上下階を繋ぐ階段を住宅のほぼ
中央部に配設したものである。
3のいずれかにおいて、上下階を繋ぐ階段を住宅のほぼ
中央部に配設したものである。
【0009】
【作用】本発明の請求項1の地下室付住宅にあっては、
地盤から上半分が突出する地下室を有することにより第
2棟部より高い、第1棟部を第2棟部の南側に配設する
ことにより、北側には高さの低い第2棟部が配設される
ことになるので、北側斜線に対応した住宅となる。
地盤から上半分が突出する地下室を有することにより第
2棟部より高い、第1棟部を第2棟部の南側に配設する
ことにより、北側には高さの低い第2棟部が配設される
ことになるので、北側斜線に対応した住宅となる。
【0010】請求項2の地下室付住宅にあっては、第1
棟部の周囲に、当該第1棟部より低い第2棟部が配設さ
れるので、北側斜線に対応できるのは勿論のこと、住宅
に隣接する道路と第1棟部との間に、第1棟部より低い
第2棟部が配置されることになるので、道路斜線に対応
した住宅となる。
棟部の周囲に、当該第1棟部より低い第2棟部が配設さ
れるので、北側斜線に対応できるのは勿論のこと、住宅
に隣接する道路と第1棟部との間に、第1棟部より低い
第2棟部が配置されることになるので、道路斜線に対応
した住宅となる。
【0011】請求項3の地下室付住宅にあっては、第2
棟部の北側に、キッチン、トイレ、浴室、洗面室、玄関
ホール等の天井高の低い低天井高室を配設することによ
り、第1棟部より低い第2棟部の北側をさらに、低くす
ることができるので、より北側斜線に対応した住宅とな
る。
棟部の北側に、キッチン、トイレ、浴室、洗面室、玄関
ホール等の天井高の低い低天井高室を配設することによ
り、第1棟部より低い第2棟部の北側をさらに、低くす
ることができるので、より北側斜線に対応した住宅とな
る。
【0012】請求項4の地下室付住宅にあっては、第1
棟部と第2棟部とが、略半階分だけ上下にずれてフロア
に段差ができても、上下階を繋ぐ階段を住宅のほぼ中央
部に配設することにより、効率的にフロアどうしを繋ぐ
階段を配設する。
棟部と第2棟部とが、略半階分だけ上下にずれてフロア
に段差ができても、上下階を繋ぐ階段を住宅のほぼ中央
部に配設することにより、効率的にフロアどうしを繋ぐ
階段を配設する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の地下室付住宅
の一実施例を説明する。図1は、本実施例の地下室付住
宅(以下、住宅と称する)を示す正面図である。この住
宅は、地上2階で構成された第1棟部1と、同様に地上
2階で構成された第2棟部2とから概略構成されてい
る。第1棟部1は、その一部が第2棟部2より南側に突
出して構築されたもので、その下部には地下室3が設け
られている。この地下室3は、地盤中に略下半分が埋設
されたもので、その略上半分は地盤上に突出している。
したがって、この地下室3を有する第1棟部1は、地下
室2の上半分の高さ分だけ、第2棟部2より高く構成さ
れている。地下室3の上部を構成する壁部には、図1お
よび図4に示すように、窓4が設けられており、この窓
4から、採光、通風を確保するようになっている。ま
た、図4に示すように、地下室3に出入りするドア3a
の外側には階段3bが設けられている。そして、地下室
3の上方に、順次、1階部5、2階部6、屋根7が設け
られて第1棟部1が構成されている。
の一実施例を説明する。図1は、本実施例の地下室付住
宅(以下、住宅と称する)を示す正面図である。この住
宅は、地上2階で構成された第1棟部1と、同様に地上
2階で構成された第2棟部2とから概略構成されてい
る。第1棟部1は、その一部が第2棟部2より南側に突
出して構築されたもので、その下部には地下室3が設け
られている。この地下室3は、地盤中に略下半分が埋設
されたもので、その略上半分は地盤上に突出している。
したがって、この地下室3を有する第1棟部1は、地下
室2の上半分の高さ分だけ、第2棟部2より高く構成さ
れている。地下室3の上部を構成する壁部には、図1お
よび図4に示すように、窓4が設けられており、この窓
4から、採光、通風を確保するようになっている。ま
た、図4に示すように、地下室3に出入りするドア3a
の外側には階段3bが設けられている。そして、地下室
3の上方に、順次、1階部5、2階部6、屋根7が設け
られて第1棟部1が構成されている。
【0014】前記第2棟部2は、地盤上に構築されたも
ので、1階部8、2階部9および屋根11とから構成さ
れている。前記第1棟部1の1階部5と、第2棟部2の
1階部8とは、第1棟部1の1階部5の方が、床面が前
記地下室3の突出高さの分だけ、高く形成されている。
図2は、第1棟部1の1階部5と、第2棟部2の1階部
8との平面構成を示すもので、前記1階部5は、前記地
下室3と平面視において同形、同大の居室12で構成さ
れており、この居室12を構成する外壁部には、窓12
aと、バルコニー12bとが設けられている。
ので、1階部8、2階部9および屋根11とから構成さ
れている。前記第1棟部1の1階部5と、第2棟部2の
1階部8とは、第1棟部1の1階部5の方が、床面が前
記地下室3の突出高さの分だけ、高く形成されている。
図2は、第1棟部1の1階部5と、第2棟部2の1階部
8との平面構成を示すもので、前記1階部5は、前記地
下室3と平面視において同形、同大の居室12で構成さ
れており、この居室12を構成する外壁部には、窓12
aと、バルコニー12bとが設けられている。
【0015】また、前記第2棟部2の1階部8には、前
記居室12の西側に、玄関13が配設され、東側に居室
14が配設されている。また、玄関13の北側には廊下
13aを挟んで、洗面台を備えたトイレ15が配設さ
れ、このトイレ15の東側には、キッチン16が配設さ
れている。このキッチン16の東側には、前記居室14
と連通するリビング17が配設されている。また、前記
玄関13、トイレ15、キッチン16およびリビング1
7の北側部分17aは、居室14より天井高が低く設定
された低天井高室であり、トイレ15およびキッチン1
6は住宅の北側に集中して配設されている。さらに、前
記居室12は、前記第2棟部2の1階部8に配設された
各室より、略半階分だけ床位置が高く設定されており、
この居室12と前記リビング17との間に、階段18が
設けられている。
記居室12の西側に、玄関13が配設され、東側に居室
14が配設されている。また、玄関13の北側には廊下
13aを挟んで、洗面台を備えたトイレ15が配設さ
れ、このトイレ15の東側には、キッチン16が配設さ
れている。このキッチン16の東側には、前記居室14
と連通するリビング17が配設されている。また、前記
玄関13、トイレ15、キッチン16およびリビング1
7の北側部分17aは、居室14より天井高が低く設定
された低天井高室であり、トイレ15およびキッチン1
6は住宅の北側に集中して配設されている。さらに、前
記居室12は、前記第2棟部2の1階部8に配設された
各室より、略半階分だけ床位置が高く設定されており、
この居室12と前記リビング17との間に、階段18が
設けられている。
【0016】図3は第1棟部1および第2棟部2のそれ
ぞれの2階部6,9の平面構成を示すものである。前記
2階部6,9には、前記1棟部1の居室12の上方に居
室25が配設され、この居室25の東西側にそれぞれ、
居室26,27が配設されている。居室26は、1階の
居室14、リビング17の上方に設けられ、居室27
は、同じく1階の玄関13、踊り場13a、トイレ15
の上方に設けられている。上述したように、前記第1棟
部1の1階部5と、第2棟部2の1階部8とは、第1棟
部5の方が、床面が前記地下室3の突出高さの分だけ、
高く形成されているので、居室25は、居室26,27
より床面が高くなっている。居室25の貴t側には、こ
の居室25と、居室26,27が設けられた階を繋ぐ階
段22が配設され、この階段22の北側に、前記1階の
居室12と、2階とを繋ぐ階段23が配設されている。
なお、これら階段22,23および前記階段18,3b
は、平面視において住宅のほぼ中央部に集中して配設さ
れている。なお、居室26,27のそれぞれを構成する
外壁部には、同高さ位置に窓26a,27aおよびバル
コニー26b,27bが設けられ、また、居室25を構
成する外壁部25には、前記窓26a,27aより低い
位置に窓25aとバルコニー25bが設けられている。
ぞれの2階部6,9の平面構成を示すものである。前記
2階部6,9には、前記1棟部1の居室12の上方に居
室25が配設され、この居室25の東西側にそれぞれ、
居室26,27が配設されている。居室26は、1階の
居室14、リビング17の上方に設けられ、居室27
は、同じく1階の玄関13、踊り場13a、トイレ15
の上方に設けられている。上述したように、前記第1棟
部1の1階部5と、第2棟部2の1階部8とは、第1棟
部5の方が、床面が前記地下室3の突出高さの分だけ、
高く形成されているので、居室25は、居室26,27
より床面が高くなっている。居室25の貴t側には、こ
の居室25と、居室26,27が設けられた階を繋ぐ階
段22が配設され、この階段22の北側に、前記1階の
居室12と、2階とを繋ぐ階段23が配設されている。
なお、これら階段22,23および前記階段18,3b
は、平面視において住宅のほぼ中央部に集中して配設さ
れている。なお、居室26,27のそれぞれを構成する
外壁部には、同高さ位置に窓26a,27aおよびバル
コニー26b,27bが設けられ、また、居室25を構
成する外壁部25には、前記窓26a,27aより低い
位置に窓25aとバルコニー25bが設けられている。
【0017】さらに、前記居室25の北側には、トイレ
28、洗面室29、浴室30が、廊下31を挟んで並設
されている。これら、トイレ28、洗面室29、浴室3
0は、1階のキッチン16上に設けられている。1階の
キッチン16は上述したように低天井高室であり、この
上に天井高を低くすることができるトイレ28、洗面室
29、浴室30等の低天井高室を設けたので、これら低
天井高室の上部に敷設する屋根32は、図5示すよう
に、前記第1棟部1の屋根7より低くすることができ、
また、この屋根32を北側に配設しているので、北側斜
線に対応した住宅となる。なお、図5において、符号3
3は採光用の天窓を示し、この天窓33によって住宅の
中央部に配設されている階段3b,18,22,23に
採光を確保するようになっている。
28、洗面室29、浴室30が、廊下31を挟んで並設
されている。これら、トイレ28、洗面室29、浴室3
0は、1階のキッチン16上に設けられている。1階の
キッチン16は上述したように低天井高室であり、この
上に天井高を低くすることができるトイレ28、洗面室
29、浴室30等の低天井高室を設けたので、これら低
天井高室の上部に敷設する屋根32は、図5示すよう
に、前記第1棟部1の屋根7より低くすることができ、
また、この屋根32を北側に配設しているので、北側斜
線に対応した住宅となる。なお、図5において、符号3
3は採光用の天窓を示し、この天窓33によって住宅の
中央部に配設されている階段3b,18,22,23に
採光を確保するようになっている。
【0018】上記実施例の住宅によれば、第2棟部2よ
り高い第1棟部1を住宅の南側に配設したので、北側に
は高さの低い第2棟部2が配設されることになり、よっ
て、北側斜線に対応した住宅を得ることができる。ま
た、第2棟部2の1階に低天井高室であるキッチン16
を設け、2階に低天井高室であるトイレ28,洗面室2
9,浴室30を、キッチン16の上方に設け、さらに、
これら低天井高室を住宅の北側に配設したので、さら
に、北側斜線に対応した住宅を得ることができる。
り高い第1棟部1を住宅の南側に配設したので、北側に
は高さの低い第2棟部2が配設されることになり、よっ
て、北側斜線に対応した住宅を得ることができる。ま
た、第2棟部2の1階に低天井高室であるキッチン16
を設け、2階に低天井高室であるトイレ28,洗面室2
9,浴室30を、キッチン16の上方に設け、さらに、
これら低天井高室を住宅の北側に配設したので、さら
に、北側斜線に対応した住宅を得ることができる。
【0019】さらに、第1棟部1の東、西、北側のそれ
ぞれに、第2棟部2が配設されているので、北側斜線に
対応できるのは勿論のこと、住宅の東、西、北側のいず
れかに道路が隣接していても、道路斜線に対応した住宅
を得ることができる。加えて、上下階を繋ぐ各階段3
b,18,22,23を住宅のほぼ中央部に配設したの
で、第1棟部1と第2棟部2とが上下に半階分だけずれ
て段差があっても、効率的にフロアどうしを繋ぐ階段を
配設することができる。
ぞれに、第2棟部2が配設されているので、北側斜線に
対応できるのは勿論のこと、住宅の東、西、北側のいず
れかに道路が隣接していても、道路斜線に対応した住宅
を得ることができる。加えて、上下階を繋ぐ各階段3
b,18,22,23を住宅のほぼ中央部に配設したの
で、第1棟部1と第2棟部2とが上下に半階分だけずれ
て段差があっても、効率的にフロアどうしを繋ぐ階段を
配設することができる。
【0020】なお、上記実施例では、2階建ての住宅を
例にとって説明したが、本発明は、これに限ることな
く、地下室を有する住宅であれば、全ての住宅に適用す
ることができるには言うまでもない。
例にとって説明したが、本発明は、これに限ることな
く、地下室を有する住宅であれば、全ての住宅に適用す
ることができるには言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の地下室付
住宅によれば、以下のような優れた効果を奏する。請求
項1の地下室付住宅によれば、第2棟部より高い第1棟
部を住宅の南側に配設したので、北側には高さの低い第
2棟部が配設されることになり、よって、北側斜線に対
応した住宅を得ることができる。
住宅によれば、以下のような優れた効果を奏する。請求
項1の地下室付住宅によれば、第2棟部より高い第1棟
部を住宅の南側に配設したので、北側には高さの低い第
2棟部が配設されることになり、よって、北側斜線に対
応した住宅を得ることができる。
【0022】請求項2の地下室付住宅によれば、第1棟
部の周囲に、当該第1棟部より低い第2棟部を配設した
ので、北側斜線に対応できるのは勿論のこと、住宅に隣
接する道路と第1棟部との間に、第1棟部より低い第2
棟部が配置されることになり、よって、住宅の周囲に道
路が隣接していても、道路斜線に対応した住宅を得るこ
とができる。
部の周囲に、当該第1棟部より低い第2棟部を配設した
ので、北側斜線に対応できるのは勿論のこと、住宅に隣
接する道路と第1棟部との間に、第1棟部より低い第2
棟部が配置されることになり、よって、住宅の周囲に道
路が隣接していても、道路斜線に対応した住宅を得るこ
とができる。
【0023】請求項3の地下室付住宅によれば、第2棟
部の北側に、キッチン、トイレ、浴室、洗面室、玄関ホ
ール等の天井高の低い低天井高室を配設したので、第1
棟部より低い第2棟部の北側をさらに、低くすることが
でき、よって、より北側斜線に対応した住宅を得ること
ができる。
部の北側に、キッチン、トイレ、浴室、洗面室、玄関ホ
ール等の天井高の低い低天井高室を配設したので、第1
棟部より低い第2棟部の北側をさらに、低くすることが
でき、よって、より北側斜線に対応した住宅を得ること
ができる。
【0024】請求項4の地下室付住宅によれば、第1棟
部と第2棟部とが、略半階分だけ上下にずれてフロアに
段差ができても、上下階を繋ぐ階段を住宅のほぼ中央部
に配設したので、効率的にフロアどうしを繋ぐ階段が配
設された住宅を得ることができる。
部と第2棟部とが、略半階分だけ上下にずれてフロアに
段差ができても、上下階を繋ぐ階段を住宅のほぼ中央部
に配設したので、効率的にフロアどうしを繋ぐ階段が配
設された住宅を得ることができる。
【図1】本発明の地下室付住宅の一実施例を示すもの
で、住宅の正面図である。
で、住宅の正面図である。
【図2】同、住宅の1階部分の平面図である。
【図3】同、住宅の2階部分の平面図である。
【図4】同、住宅の地下室の平面図である。
【図5】図1におけるA−A線視断面図である。
1 第1棟部 2 第2棟部 3 地下室 3b,18,22,23 階段 5 第1棟部の1階部 6 第1棟部の2階部 8 第2棟部の1階部 9 第2棟部の2階部 15,28 トイレ 16 キッチン 29 洗面室 30 浴室
Claims (4)
- 【請求項1】 地盤中に略下半分が埋設されてなる地下
室を有する地下室付住宅であって、 前記地下室とこの地下室の上方に設けられた地上階で構
成された第1棟部と、この第1棟部に隣接して設けら
れ、地上階のみで構成されかつ第1棟部より高さが低い
第2棟部とからなり、 前記第1棟部は第2棟部より南側に配設されていること
を特徴とする住宅。 - 【請求項2】 請求項1記載の地下室付住宅において、
第1棟部を包囲するようにして第2棟部が配設されてい
ることを特徴とする地下室付住宅。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の地下室付住宅に
おいて、第2棟部の北側には、キッチン、トイレ、浴
室、洗面室、玄関ホール等の天井高の低い低天井高室が
配設されていることを特徴とする地下室付住宅。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の地下
室付住宅において、上下階を繋ぐ階段が住宅のほぼ中央
部に配設されいていることを特徴とする地下室付住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6210143A JPH0874430A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 地下室付住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6210143A JPH0874430A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 地下室付住宅 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0874430A true JPH0874430A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16584491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6210143A Pending JPH0874430A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 地下室付住宅 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0874430A (ja) |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP6210143A patent/JPH0874430A/ja active Pending
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