JP2000320160A - 住 宅 - Google Patents

住 宅

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Publication number
JP2000320160A
JP2000320160A JP11128397A JP12839799A JP2000320160A JP 2000320160 A JP2000320160 A JP 2000320160A JP 11128397 A JP11128397 A JP 11128397A JP 12839799 A JP12839799 A JP 12839799A JP 2000320160 A JP2000320160 A JP 2000320160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
living
room
building
dining room
house
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11128397A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Kaneshima
博光 金嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP11128397A priority Critical patent/JP2000320160A/ja
Publication of JP2000320160A publication Critical patent/JP2000320160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物内を広く使用できるとともに、明るい生
活空間を形成できる住宅の提供。 【解決手段】 リビング・ダイニングルーム5の西側上
方を開口して吹抜け5fを形成し、リビング・ダイニン
グルーム5の北に玄関1とキッチン7とを配置し、リビ
ング・ダイニングルーム5の西にトイレ9、洗面所1
0、階段11、および洋室12がそれぞれ面したホール
8を配置することでリビング・ダイニングルーム5を建
物一階の通路代わりに使用する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は住宅に関し、特に、
リビングルームとダイニングルームとを連続空間として
建物内を広く使用できる住宅に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、戸建て住宅の建物は、壁面、
天井等で細かく仕切られて複数の部屋が画設されてい
る。そして、これらの部屋同士の連絡は、廊下(ホー
ル)を介して行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、住居内
部を壁、天井等で小さく分割した場合は、部屋が狭くな
り、また、住宅全体も開放感、明るさがなく、楽しい生
活空間のイメージを損なうという問題があった。さら
に、部屋同士を連絡する廊下を設けると、廊下によって
部屋の空間が削られてしまい、広い部屋を形成できない
という問題があった。本発明は上述の問題点に着目して
なされたもので、リビングルームとダイニングルームと
を連続空間とし、この連続空間に他の居住空間を接続す
ることによって、連続空間を建物の通路代わりに使用す
ることで建物内を広く使用することができる住宅を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明請求項1記載の住宅では、リビングルームと
ダイニングルームとを連続して配置し、この連続空間の
上方の一部を開口して吹抜けを形成し、前記連続空間に
玄関、キッチン、および建物後方の居住空間を隣接して
配置することで前記連続空間を通路として使用すること
を特徴とする。請求項2記載の発明では、請求項1記載
の住宅において、前記吹抜けを建物の中央に設けてその
両端に部屋を配置し、前記吹抜けに面して両部屋を連絡
するホールを配置したことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態の住宅
を示す一階平面図、図2は実施の形態の住宅を示す二階
平面図、図3は実施の形態の住宅を示す東側立面図、図
4は実施の形態の住宅を示す西側立面図、図5は実施の
形態の住宅を示す南側立面図、図6は実施の形態の住宅
を示す北側立面図である。
【0006】本実施の形態の住宅Aは、東側に道路が面
し、東西方向に細長く形成された間口の狭い敷地に立て
られた平面視略矩形の二階建て建物であり、一階の北側
が二階よりも北側に凸に形成されている。そして、二階
には東西に妻壁が面した切妻屋根が設けられ、一階北側
の凸部分には、片流れ屋根が設けられている。前記建物
一階の北東の角部分には、玄関1が配置され、その外側
にポーチ2が配置されている。玄関1の土間3の西およ
び南には玄関ホール4が配置され、この玄関ホール4
は、建物の南東に配置されたリビング・ダイニングルー
ム5と隣接している。そして、このリビング・ダイニン
グルーム5と玄関ホール4との間には、引き戸6が設け
られている。
【0007】前記玄関1は、2m×2mの広さを有した
小さな玄関であり、玄関ホール4は、ほんの上がり口程
度の広さ、すなわち、大人が座って履物を脱着可能な程
度の広さに形成されている。そして、玄関1で訪問者に
応対するときは、引き戸6を開けてリビング・ダイニン
グルーム5で行う構成となっている。前記リビング・ダ
イニングルーム5の東側外壁には上下方向に細長い開口
5aが設けられ、南側外壁には開口5aと同形状の2つ
の開口5b,5c、および2つの掃き出し窓5d,5e
が設けられている。よって、リビング・ダイニングルー
ム5に十分な自然採光が確保されている。また、前記リ
ビング・ダイニングルーム5の西側天井には、二階の天
井まで至る吹抜け5fが形成されていて、リビング・ダ
イニングルーム5が明るく開放的な空間となっている。
【0008】前記リビング・ダイニングルーム5の北側
には、リビング・ダイニングルーム5と連続してキッチ
ン7が配置されている。このキッチン7は、流しがリビ
ング・ダイニングルーム5に面して配置された対面式キ
ッチンである。なお、キッチン7の北側外壁には勝手口
7aが設けられ、ゴミ出し等の利便が図られている。前
記リビング・ダイニングルーム5の西側には、間にリビ
ング・ダイニングルーム5の天井まで達する高さの引き
戸14を挟んで、ホール8が配置されている。このホー
ル8には、建物の北西に配置されたトイレ9と洗面所1
0、および建物の南側に配置された階段11と洋室12
の出入口がそれぞれ面している。前記洋室12の北側に
は、クローゼット12aと、このクローゼット12aの
2倍の収納スペースを有するクローゼット12bとが並
んで設けられている。
【0009】前記階段11から二階へ上がると、この階
段11の下り口に面してホール15が建物の中央に配置
されている。そして、このホール15を挟んだ建物の東
側には洋室16が配置され、建物西側には洋室17とト
イレ18が配置されている。前記ホール15には、吹抜
け5fの開口に面して転落防止用の手摺15aおよび腰
壁15bが設けられている。前記手摺15aは所定間隔
に立設された手摺子の間にガラスの板が配置されたもの
である。また、腰壁15bのホール15側には本棚が設
けられており、ホール15を書斎として利用できるよう
になっている。なお、ホール15の南側外壁には開口1
5cが設けられていて、ホール15およびリビング・ダ
イニングルーム5への採光が確保されている。前記両洋
室16,17の南側外壁の外には、バルコニー19,2
0がそれぞれ設けられ、両洋室16,17の外壁に設け
られた掃き出し窓16a,17aからそれぞれ出入り可
能となっている。また、洋室16にはクローゼット16
b,16c、洋室17にはクローゼット17bが設けら
れている。
【0010】以上説明してきたように、本実施の形態の
住宅Aにあっては、リビングルームとダイニングルーム
とを一体に設けたリビング・ダイニングルーム5を建物
の東側に配置し、このリビング・ダイニングルーム5に
隣接して玄関1、キッチン7、およびホール8を配置し
てリビング・ダイニングルーム5を建物一階の各空間を
連絡する通路として使用することによって、建物内に廊
下を設けない分だけ他の居住スペースを広く形成でき、
建物内を広く使用することができる。また、リビング・
ダイニングルーム5の西側天井部分に吹抜け5fを形成
したため、リビング・ダイニングルーム5に開放的な雰
囲気が形成され、明るく広い生活空間を形成することが
できる。また、吹抜け5fを挟んで建物二階に洋室1
6,17をそれぞれ配置し、両洋室16,17を前記吹
抜け5fに面したホール15で連絡する構成としたた
め、リビング・ダイニングルーム5とホール15とが連
続した一体空間となり、一階と二階とがより近く感じら
れて家族の共生感が高められている。さらに、ホール1
5の南側外壁に設けられた開口15cからの採光を吹抜
け5fを介してリビング・ダイニングルーム5に取り入
れることができるため、生活の中心の場であるリビング
・ダイニングルーム5が明るく開放的な空間となること
によって、建物全体に明るくオープンな雰囲気が形成さ
れている。
【0011】以上本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は実施の形態に限定されるも
のではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更な
どがあっても本発明に含まれる。例えば、本実施の形態
では、東側が道路に面し、東西方向に細長く形成された
間口の狭い敷地と、その敷地に建てられた平面視矩形状
の建物について説明したが、敷地に対する道路の方向や
敷地の形状、建物の形状や大きさ、さらに、各部屋の広
さなどは任意であり、自由に設定することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明請求項
1記載の住宅にあっては、リビングルームとダイニング
ルームとを連続して配置し、この連続空間の上方の一部
を開口して吹抜けを形成し、前記連続空間に玄関、キッ
チン、および建物後方の居住空間を隣接して配置するこ
とで前記連続空間を通路として使用することとしたた
め、建物内に廊下を設けない分だけ他の居住スペースを
広く形成でき、建物内を広く使用することができる。さ
らに、リビングルームとダイニングルームに開放的な雰
囲気が形成され、家族の生活の中心の場であるリビング
ルームおよびダイニングルームを明るく形成することが
できる。請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載
の住宅において、前記吹抜けを建物の中央に設けてその
両端に部屋を配置し、前記吹抜けに面して両部屋を連絡
するホールを配置したため、ホールを介して建物一階と
二階とが連続した一体空間となり、住宅全体に広々とし
た雰囲気が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の住宅を示す一階平面図で
ある。
【図2】実施の形態の住宅を示す二階平面図である。
【図3】実施の形態の住宅を示す東側立面図である。
【図4】実施の形態の住宅を示す西側立面図である。
【図5】実施の形態の住宅を示す南側立面図である。
【図6】実施の形態の住宅を示す北側立面図である。
【符号の説明】
A 住宅 1 玄関 2 ポーチ 3 土間 4 玄関ホール 5 リビング・ダイニングルーム 5a,5b,5c 開口 5d,5e 掃き出し窓 5f 吹抜け 6 引き戸 7 キッチン 7a 勝手口 8 ホール 9 トイレ 10 洗面所 11 階段 12 洋室 12a,12b クローゼット 13 浴室 14 引き戸 15 ホール 15a 手摺 15b 腰壁 15c 開口 16 洋室 16a 掃き出し窓 16b,16c クローゼット 17 洋室 17a 掃き出し窓 17b クローゼット 18 トイレ 19,20 バルコニー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リビングルームとダイニングルームとを
    連続して配置し、 この連続空間の上方の一部を開口して吹抜けを形成し、 前記連続空間に玄関、キッチン、および建物後方の居住
    空間を隣接して配置することで前記連続空間を通路とし
    て使用することを特徴とする住宅。
  2. 【請求項2】 前記吹抜けを建物の中央に設けてその両
    端に部屋を配置し、 前記吹抜けに面して両部屋を連絡するホールを配置した
    ことを特徴とする請求項1記載の住宅。
JP11128397A 1999-05-10 1999-05-10 住 宅 Pending JP2000320160A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11128397A JP2000320160A (ja) 1999-05-10 1999-05-10 住 宅

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JP2000320160A true JP2000320160A (ja) 2000-11-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010168787A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Misawa Homes Co Ltd 建物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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