JP2552395B2 - ツインビルの電磁波シールド構造 - Google Patents
ツインビルの電磁波シールド構造Info
- Publication number
- JP2552395B2 JP2552395B2 JP2334596A JP33459690A JP2552395B2 JP 2552395 B2 JP2552395 B2 JP 2552395B2 JP 2334596 A JP2334596 A JP 2334596A JP 33459690 A JP33459690 A JP 33459690A JP 2552395 B2 JP2552395 B2 JP 2552395B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic wave
- building
- wave shield
- shield structure
- buildings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、通路を介して相互に行き来できるように
した複数のビルからなるツインビルの電磁波シールド構
造に関するものである。
した複数のビルからなるツインビルの電磁波シールド構
造に関するものである。
近年のオフィスビルは、コンピューター、OA機器の普
及により建物全体を電磁波シールド構造とすることが望
ましい。また、情報化時代と言われる現代においては、
情報管理の必要性があり、たとえば、社内機密の漏洩を
防止するため、出入りする者をチェックすることも必要
になってきている。
及により建物全体を電磁波シールド構造とすることが望
ましい。また、情報化時代と言われる現代においては、
情報管理の必要性があり、たとえば、社内機密の漏洩を
防止するため、出入りする者をチェックすることも必要
になってきている。
ところで、最近のオフィスビルは、複数のビルを途中
階に通路を設けて互いに行き来できるようにした、いわ
ゆるツインビルが盛んに建設されている。
階に通路を設けて互いに行き来できるようにした、いわ
ゆるツインビルが盛んに建設されている。
この発明はこのような情報化時代及びツインビルの出
現に対応して開発されたもので、ツインビルにおける電
磁波の浸入及び漏洩を防止するとともに不法浸入を防止
することを可能にしたツインビルの電磁波シールド構造
を提供することを目的とするものである。
現に対応して開発されたもので、ツインビルにおける電
磁波の浸入及び漏洩を防止するとともに不法浸入を防止
することを可能にしたツインビルの電磁波シールド構造
を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するためこの発明にかかるツインビル
の電磁波シールド構造は、通路を介して相互に行き来で
きるようにした複数のビルからなるツインビルの電磁波
シールド構造において、前記複数のビルのうち、その一
部のビルと残る他のビルとの間に、相互に行き来するた
めの通路を設け、前記一部のビル及び通路を電磁波シー
ルド構造とし、かつ、残る他のビルに出入り口を設けて
なるものである。
の電磁波シールド構造は、通路を介して相互に行き来で
きるようにした複数のビルからなるツインビルの電磁波
シールド構造において、前記複数のビルのうち、その一
部のビルと残る他のビルとの間に、相互に行き来するた
めの通路を設け、前記一部のビル及び通路を電磁波シー
ルド構造とし、かつ、残る他のビルに出入り口を設けて
なるものである。
以下、この発明を図示する一実施例に基づいて説明す
ると、図は3棟のビルからなるツインビルを示したもの
で、中央のビルAは屋根及び壁等の全てを導電性の優れ
た材料よりなる電磁波シールド部材1を取り付けること
により電磁波を完全に遮蔽できるように構築され、電磁
波シールド部材1には、亜鉛鋼板、銅板や鋼箔等が使用
されている。また、稀には電磁障害を起こさないために
建物の外壁にフェライトタイルが張られることもある。
ると、図は3棟のビルからなるツインビルを示したもの
で、中央のビルAは屋根及び壁等の全てを導電性の優れ
た材料よりなる電磁波シールド部材1を取り付けること
により電磁波を完全に遮蔽できるように構築され、電磁
波シールド部材1には、亜鉛鋼板、銅板や鋼箔等が使用
されている。また、稀には電磁障害を起こさないために
建物の外壁にフェライトタイルが張られることもある。
左右2つのビルB、Bの屋根及び壁は、特別な電磁波
シールド構造によっては構成されておらず、従来の外壁
及び屋根構造によって構成されている。
シールド構造によっては構成されておらず、従来の外壁
及び屋根構造によって構成されている。
また、中央のビルAと左右2つのビルB,Bとの間に
は、相互に行き来できるように通路2が設けられてい
る。
は、相互に行き来できるように通路2が設けられてい
る。
通路2は地下階、地上階及び途中階の適宜個所に設け
られ、その床、壁及び屋根の外周又は内周を電磁波シー
ルド部材1によって覆ってなるもので、通路2の内面回
り、すなわち床、天井及び壁はカーボンを含んだ発泡ス
チロール等の誘電体若しくはフェライトタイル等の電磁
波吸収体、又はこれらの組み合わせによって完全に被覆
されている。
られ、その床、壁及び屋根の外周又は内周を電磁波シー
ルド部材1によって覆ってなるもので、通路2の内面回
り、すなわち床、天井及び壁はカーボンを含んだ発泡ス
チロール等の誘電体若しくはフェライトタイル等の電磁
波吸収体、又はこれらの組み合わせによって完全に被覆
されている。
また、左右2つのビルB,Bの、たとえば地上階には外
部に通じる出入り口3が設けられている。出入り口3は
左右2つのビルB,Bにのみ設けられ、中央のビルAには
設けられていない。したがって、中央のビルAには外か
ら直接入ることはできず、中央のビルAに入るには、出
入り口3より、まずビルBに入り、つづいて、通路2を
通って始めて中央のビルAに入ることができる。このよ
うに出入りする者をテレビカメラ等によって監視するこ
とで、不法浸入者をチェックすることができる。
部に通じる出入り口3が設けられている。出入り口3は
左右2つのビルB,Bにのみ設けられ、中央のビルAには
設けられていない。したがって、中央のビルAには外か
ら直接入ることはできず、中央のビルAに入るには、出
入り口3より、まずビルBに入り、つづいて、通路2を
通って始めて中央のビルAに入ることができる。このよ
うに出入りする者をテレビカメラ等によって監視するこ
とで、不法浸入者をチェックすることができる。
この発明は以上の構成からなるので以下の効果を有す
る。
る。
通路より入る電磁波の浸入及び漏れを完全に防止する
ことができるとともに、出入りする者の進路を通路を介
して制限することにより、不法浸入者もチェックするこ
とができ、コンピューター、OA機器が普及し、情報管理
の必要な現代のオフィスビルに対応することができる。
ことができるとともに、出入りする者の進路を通路を介
して制限することにより、不法浸入者もチェックするこ
とができ、コンピューター、OA機器が普及し、情報管理
の必要な現代のオフィスビルに対応することができる。
図はこの発明の一実施例を示したもので、3つの棟から
なるツインビルの平面図である。 A……中央のビル、B……左右のビル、1……電磁波シ
ールド部材、2……通路、3……出入り口。
なるツインビルの平面図である。 A……中央のビル、B……左右のビル、1……電磁波シ
ールド部材、2……通路、3……出入り口。
Claims (1)
- 【請求項1】通路を介して相互に行き来できるようにし
た複数のビルからなるツインビルの電磁波シールド構造
において、前記複数のビルのうちの一部のビルと残る他
のビルとの間に、相互に行き来するための通路を設け、
前記一部のビル及び通路を電磁波シールド構造とし、か
つ、残る他のビルに出入り口を設けてなることを特徴と
する電磁波シールド構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2334596A JP2552395B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ツインビルの電磁波シールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2334596A JP2552395B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ツインビルの電磁波シールド構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04203075A JPH04203075A (ja) | 1992-07-23 |
JP2552395B2 true JP2552395B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=18279164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2334596A Expired - Lifetime JP2552395B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ツインビルの電磁波シールド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552395B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2334596A patent/JP2552395B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04203075A (ja) | 1992-07-23 |
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