JP2639448B2 - 床スラブを兼用した電磁遮蔽工法 - Google Patents
床スラブを兼用した電磁遮蔽工法Info
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- JP2639448B2 JP2639448B2 JP2050302A JP5030290A JP2639448B2 JP 2639448 B2 JP2639448 B2 JP 2639448B2 JP 2050302 A JP2050302 A JP 2050302A JP 5030290 A JP5030290 A JP 5030290A JP 2639448 B2 JP2639448 B2 JP 2639448B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、間仕切り壁や床その他の建築構造部材に電
磁遮蔽効果を持たせる電磁遮蔽工法に関し、特に、床ス
ラブを兼用した電磁遮蔽工法に関する。
磁遮蔽効果を持たせる電磁遮蔽工法に関し、特に、床ス
ラブを兼用した電磁遮蔽工法に関する。
建物内で電話やコンピュータ間の情報伝送を行う場
合、有線通信方式では、ケーブルの敷設作業を伴い、そ
のために、レイアウトの変更や拡張に対しても柔軟性に
欠け、その他種々の問題をかかえている。特に、オフィ
スビルにおけるOA化の進展に伴って建物内での通信量が
増加すると、有線通信方式では、通信回線の確保等にも
限界が生じる。
合、有線通信方式では、ケーブルの敷設作業を伴い、そ
のために、レイアウトの変更や拡張に対しても柔軟性に
欠け、その他種々の問題をかかえている。特に、オフィ
スビルにおけるOA化の進展に伴って建物内での通信量が
増加すると、有線通信方式では、通信回線の確保等にも
限界が生じる。
そこで、近年は、このような有線通信方式に変えて建
物内で電波を使った無線通信方式を採用する気運が高ま
っている。建物内で電波を使用する場合には、その外へ
電磁波ノイズを出さないこと、また、外から電磁波ノイ
ズが入ってきてシステムを誤動作させないことや電波干
渉を受けないようにすることが必要である。
物内で電波を使った無線通信方式を採用する気運が高ま
っている。建物内で電波を使用する場合には、その外へ
電磁波ノイズを出さないこと、また、外から電磁波ノイ
ズが入ってきてシステムを誤動作させないことや電波干
渉を受けないようにすることが必要である。
また、コンピュータを使って高度な情報を処理するよ
うになると、その機密保持も問題となる。特に、電波受
信技術の向上に伴って、高感度の受信装置では、建物内
のコンピュータから漏れる情報を外部からキャッチする
ことも可能になっている。そのため、機密情報の漏洩と
いう問題が生じる。
うになると、その機密保持も問題となる。特に、電波受
信技術の向上に伴って、高感度の受信装置では、建物内
のコンピュータから漏れる情報を外部からキャッチする
ことも可能になっている。そのため、機密情報の漏洩と
いう問題が生じる。
このように建物内での無線通信方式の採用、データ処
理装置から建物外への情報の漏洩等を防止するため、建
物或いは建物内の一部を電磁遮蔽ゾーンとする例えばイ
ンテリジェントビルが注目されている。
理装置から建物外への情報の漏洩等を防止するため、建
物或いは建物内の一部を電磁遮蔽ゾーンとする例えばイ
ンテリジェントビルが注目されている。
電磁遮蔽ゾーンを構成する場合、一般的には、床や壁
等に例えば金属箔や金属網、導電性塗料その他の導電性
材料が電磁遮蔽材として使用される。本出願人も既に電
磁遮蔽ビルに関し、躯体や窓、入口の電磁遮蔽構造等に
ついて種々の提案を行っている。
等に例えば金属箔や金属網、導電性塗料その他の導電性
材料が電磁遮蔽材として使用される。本出願人も既に電
磁遮蔽ビルに関し、躯体や窓、入口の電磁遮蔽構造等に
ついて種々の提案を行っている。
しかしながら、電磁遮蔽ゾーンを構成する場合には、
建物のコア部の空間及び建物入口を経て建物内外間を電
波が回り込み、また、コア内の空調機械室や電気シャフ
ト等がノイズ源になると共に、コア部側から電波が廻り
込んで上下階での相互干渉が生じるという問題がある。
さらに、僅かな隙間が存在するとそこから電波が漏洩し
て廻り込み、電磁遮蔽性能が大幅に低下するという問題
がある。
建物のコア部の空間及び建物入口を経て建物内外間を電
波が回り込み、また、コア内の空調機械室や電気シャフ
ト等がノイズ源になると共に、コア部側から電波が廻り
込んで上下階での相互干渉が生じるという問題がある。
さらに、僅かな隙間が存在するとそこから電波が漏洩し
て廻り込み、電磁遮蔽性能が大幅に低下するという問題
がある。
このような問題を解決するため、一般には、コアを囲
む内側の壁に電磁遮蔽性能を有する材料を用いて、電磁
遮蔽工事を施していた。電磁遮蔽性能を高めるには、完
全に周囲を電磁遮蔽材で覆うことが必要であり、普通の
建物に比べてかなりのコスト高になることは避けられな
い。
む内側の壁に電磁遮蔽性能を有する材料を用いて、電磁
遮蔽工事を施していた。電磁遮蔽性能を高めるには、完
全に周囲を電磁遮蔽材で覆うことが必要であり、普通の
建物に比べてかなりのコスト高になることは避けられな
い。
また、建物の構造部材に電磁遮蔽材を使用しても、現
実には床と壁の付き合わせ部に電磁的な隙間が生じやす
く、目に見えないところで電磁遮蔽性能を低下させてい
る。特に、壁の下部と床のデッキプレートとの間のコン
クリートを通して電波が漏洩することになる。従来は、
コンクリート表面からデッキプレートに到るように金属
メッシュを埋め込み、このメッシュによって上記の漏洩
を防止していたが、床スラブに鉄筋を組んだ後に鉄筋を
通してメッシュを配置しなければならず、手間のかかる
作業であった。
実には床と壁の付き合わせ部に電磁的な隙間が生じやす
く、目に見えないところで電磁遮蔽性能を低下させてい
る。特に、壁の下部と床のデッキプレートとの間のコン
クリートを通して電波が漏洩することになる。従来は、
コンクリート表面からデッキプレートに到るように金属
メッシュを埋め込み、このメッシュによって上記の漏洩
を防止していたが、床スラブに鉄筋を組んだ後に鉄筋を
通してメッシュを配置しなければならず、手間のかかる
作業であった。
本発明は、上記の従来技術の問題点を解決するもので
あって、床スラブに電磁遮蔽性能を兼用させることによ
り、充分な電磁遮蔽性能を確保することができる電磁遮
蔽工法を提供することを目的とするものである。
あって、床スラブに電磁遮蔽性能を兼用させることによ
り、充分な電磁遮蔽性能を確保することができる電磁遮
蔽工法を提供することを目的とするものである。
そのために、本発明の床スラブを兼用した電磁遮蔽工
法は、デッキプレートの上にコンクリートを投入して床
スラブを製作するに際し、デッキプレートの上に鉄筋を
組み、その開口を通して、少数本の金属製横線とこの横
線に直交するように所定ピッチで一体に結合された多数
本の金属製縦線とから構成され、縦線の包絡線がデッキ
プレートの上面の断面形状に一致するようになっている
櫛状金具を差し込み、次いでコンクリートを投入して床
スラブを製作し、その床スラブから突出する前記櫛状金
具と仕切り壁に張り付けられた金属メッシュとを接続す
るようにしたことを特徴とするものである。
法は、デッキプレートの上にコンクリートを投入して床
スラブを製作するに際し、デッキプレートの上に鉄筋を
組み、その開口を通して、少数本の金属製横線とこの横
線に直交するように所定ピッチで一体に結合された多数
本の金属製縦線とから構成され、縦線の包絡線がデッキ
プレートの上面の断面形状に一致するようになっている
櫛状金具を差し込み、次いでコンクリートを投入して床
スラブを製作し、その床スラブから突出する前記櫛状金
具と仕切り壁に張り付けられた金属メッシュとを接続す
るようにしたことを特徴とするものである。
本発明の床スラブを兼用した電磁遮蔽工法では、床の
コンクリートを透過して漏洩する電波を遮蔽するため
に、デッキプレート上にコンクリートを投入する前に、
デッキプレート上に組んだ鉄筋開口を通して上記のよう
な構成の金属製櫛状金具を差し込むだけで、デッキプレ
ートの凹凸空間から電波が漏れないようになり、床スラ
ブに電磁遮蔽能力を持たせることができると共に、施工
上、従来のこの種のものに比較して省力化できる。
コンクリートを透過して漏洩する電波を遮蔽するため
に、デッキプレート上にコンクリートを投入する前に、
デッキプレート上に組んだ鉄筋開口を通して上記のよう
な構成の金属製櫛状金具を差し込むだけで、デッキプレ
ートの凹凸空間から電波が漏れないようになり、床スラ
ブに電磁遮蔽能力を持たせることができると共に、施工
上、従来のこの種のものに比較して省力化できる。
従来、建物のコア側の壁、居室間の延焼を防ぐため
に、コアを囲む壁及び居室間の間仕切り壁にも防火性能
を持たせる必要があった。そのために、これらの壁には
防火工法が採用されている。壁の防火工法の1つとし
て、壁材の両面にロックウール(岩綿)等の耐火被覆を
吹き付ける工法が知られている。吹き付けたロックウー
ル等の耐火被覆が下地の壁材から落ちないようにするた
め、吹き付けに先立って壁材表面にエキスパンドメタル
等の金属メッシュを張り付け、その上に防火材であるロ
ックウール等の耐火被覆を所要厚さ吹き付けている。こ
のような、耐火被覆吹き付け仕上げをした防火壁は、金
属メッシュを2枚張り付けてあるので、電磁遮蔽効果30
dB程度と高いことが見い出された。したがって、本発明
においては、第1図に示すように、建物1のコアを囲む
壁2及び所要の遮蔽空間3を仕切る間仕切り壁4に、耐
火被覆吹き付け仕上げをした防火壁を採用して、防火壁
に電磁遮蔽能力を兼用させる。こうすることによって、
別に電磁遮蔽工事をせずに経済的に効果的な電磁遮蔽空
間を構成することができる。
に、コアを囲む壁及び居室間の間仕切り壁にも防火性能
を持たせる必要があった。そのために、これらの壁には
防火工法が採用されている。壁の防火工法の1つとし
て、壁材の両面にロックウール(岩綿)等の耐火被覆を
吹き付ける工法が知られている。吹き付けたロックウー
ル等の耐火被覆が下地の壁材から落ちないようにするた
め、吹き付けに先立って壁材表面にエキスパンドメタル
等の金属メッシュを張り付け、その上に防火材であるロ
ックウール等の耐火被覆を所要厚さ吹き付けている。こ
のような、耐火被覆吹き付け仕上げをした防火壁は、金
属メッシュを2枚張り付けてあるので、電磁遮蔽効果30
dB程度と高いことが見い出された。したがって、本発明
においては、第1図に示すように、建物1のコアを囲む
壁2及び所要の遮蔽空間3を仕切る間仕切り壁4に、耐
火被覆吹き付け仕上げをした防火壁を採用して、防火壁
に電磁遮蔽能力を兼用させる。こうすることによって、
別に電磁遮蔽工事をせずに経済的に効果的な電磁遮蔽空
間を構成することができる。
ところで、このように構成した防火壁は、そのままで
は電磁的な隙間が生じる。その例を第2図に示す。図に
おいて、床スラブ10はデッキプレート6とその上に打ち
込んだコンクリート5からなり、鉄骨の梁7と下の床ス
ラブ10の間に上記のような電磁遮蔽性能を有する防火仕
切り壁8を単に設けると、仕切り壁8の端部近傍の図示
の符号11と12の部分に電磁的隙間が生じる。すなわち、
部分11においては梁7と防火仕切り壁8の間に電磁的間
隙が生じ、また、部分12においてはコンクリート5を通
して図示矢印のように電波が進入(漏洩)する。そこ
で、防火壁8の施工時にその端部処理を施す。この点を
第3図を参照にして説明する。下側の床スラブ10を施工
するとき、デッキプレート6に一端を電気的に接続した
メッシュ15をコンクリート5を通して表面に出してお
く。その上に壁の下地ボード13をのせて嵌め込む。下地
ボード13両面にメッシュ14を張り、各メッシュ14をコン
クリート5から出ているメッシュ15と接続する。他方、
上側の床スラブ10のデッキプレート6と上記各メッシュ
14とは別のメッシュ16を当てて接続する。その上にロッ
クウール等の耐火被覆17を所要厚さ吹き付ける。このよ
うに施工すると、第2図の部分11と12の電磁的隙間が塞
がれ、床と天井は金属デッキプレート6、6により電磁
的に遮蔽され、壁は防火壁8によって遮蔽され、また、
外壁、窓等は公知の方法で遮蔽される。したがって、電
磁的に密閉された遮蔽空間が構成できる。なお、コンク
リート5の表面にメッシュ等の電磁遮蔽材を張る場合
は、下地ボード13に張ったメッシュ14の下端とをこのコ
ンクリート5表面のメッシュ等と接続して遮蔽する。
は電磁的な隙間が生じる。その例を第2図に示す。図に
おいて、床スラブ10はデッキプレート6とその上に打ち
込んだコンクリート5からなり、鉄骨の梁7と下の床ス
ラブ10の間に上記のような電磁遮蔽性能を有する防火仕
切り壁8を単に設けると、仕切り壁8の端部近傍の図示
の符号11と12の部分に電磁的隙間が生じる。すなわち、
部分11においては梁7と防火仕切り壁8の間に電磁的間
隙が生じ、また、部分12においてはコンクリート5を通
して図示矢印のように電波が進入(漏洩)する。そこ
で、防火壁8の施工時にその端部処理を施す。この点を
第3図を参照にして説明する。下側の床スラブ10を施工
するとき、デッキプレート6に一端を電気的に接続した
メッシュ15をコンクリート5を通して表面に出してお
く。その上に壁の下地ボード13をのせて嵌め込む。下地
ボード13両面にメッシュ14を張り、各メッシュ14をコン
クリート5から出ているメッシュ15と接続する。他方、
上側の床スラブ10のデッキプレート6と上記各メッシュ
14とは別のメッシュ16を当てて接続する。その上にロッ
クウール等の耐火被覆17を所要厚さ吹き付ける。このよ
うに施工すると、第2図の部分11と12の電磁的隙間が塞
がれ、床と天井は金属デッキプレート6、6により電磁
的に遮蔽され、壁は防火壁8によって遮蔽され、また、
外壁、窓等は公知の方法で遮蔽される。したがって、電
磁的に密閉された遮蔽空間が構成できる。なお、コンク
リート5の表面にメッシュ等の電磁遮蔽材を張る場合
は、下地ボード13に張ったメッシュ14の下端とをこのコ
ンクリート5表面のメッシュ等と接続して遮蔽する。
さて、第3図の説明において、床と耐火壁との間の電
磁的空隙12(第2図)は、デッキプレート6に一端を電
気的に接続し他端をコンクリート5の表面に出した金属
メッシュ15によって行っているが、施工上、鉄筋を組ん
でコンクリートを打つ前に、組んだ鉄筋の開口を通して
その開口の寸法に合う幅に切った多数枚のメッシュを隙
間なく並べなければならず、手間がかかる作業である。
そこで、この代わりに第4図に示したような櫛状金具19
を用いると、施工上有利になる。櫛状金具19は1本ない
し2、3本の金属製横線191とこの横線191に直交するよ
うに所定ピッチ(電波を遮蔽できるピッチで、20〜30mm
程度)で一体に結合された多数本の金属製縦線192とか
ら構成され、縦線192の下端の包絡線がデッキプレート
6の上の面の断面形状に一致するようになっており、縦
線192の上端はデッキプレート6上に図示のように設置
してコンクリートを打った時にその表面から外へ突出す
る長さになっている。施工に当たっては、デッキプレー
ト6の上に鉄筋18を組み、その開口を通して上記櫛状金
具19を単に差し込み、次いでコンクリートを投入すれば
よく、多数枚のメッシュを隙間なく並べるよりずっと手
間がかからず、作業が省略化される。
磁的空隙12(第2図)は、デッキプレート6に一端を電
気的に接続し他端をコンクリート5の表面に出した金属
メッシュ15によって行っているが、施工上、鉄筋を組ん
でコンクリートを打つ前に、組んだ鉄筋の開口を通して
その開口の寸法に合う幅に切った多数枚のメッシュを隙
間なく並べなければならず、手間がかかる作業である。
そこで、この代わりに第4図に示したような櫛状金具19
を用いると、施工上有利になる。櫛状金具19は1本ない
し2、3本の金属製横線191とこの横線191に直交するよ
うに所定ピッチ(電波を遮蔽できるピッチで、20〜30mm
程度)で一体に結合された多数本の金属製縦線192とか
ら構成され、縦線192の下端の包絡線がデッキプレート
6の上の面の断面形状に一致するようになっており、縦
線192の上端はデッキプレート6上に図示のように設置
してコンクリートを打った時にその表面から外へ突出す
る長さになっている。施工に当たっては、デッキプレー
ト6の上に鉄筋18を組み、その開口を通して上記櫛状金
具19を単に差し込み、次いでコンクリートを投入すれば
よく、多数枚のメッシュを隙間なく並べるよりずっと手
間がかからず、作業が省略化される。
以上のように、本発明によると、床のコンクリートを
透過して漏洩する電波を遮蔽するために、デッキプレー
ト上にコンクリートを投入する前に、デッキプレート上
に組んだ鉄筋開口を通して上記のような構成の金属製櫛
状金具を差し込むだけで、デッキプレートの凹凸空間か
ら電波が洩れないようになり、床スラブに電磁遮蔽能力
を持たせることができると共に、施工上、従来のこの種
のものに比較して省力化できる。
透過して漏洩する電波を遮蔽するために、デッキプレー
ト上にコンクリートを投入する前に、デッキプレート上
に組んだ鉄筋開口を通して上記のような構成の金属製櫛
状金具を差し込むだけで、デッキプレートの凹凸空間か
ら電波が洩れないようになり、床スラブに電磁遮蔽能力
を持たせることができると共に、施工上、従来のこの種
のものに比較して省力化できる。
第1図は建物のコアを囲む壁及び遮蔽空間を仕切る間仕
切り壁を説明するための図、第2図は防火壁の電磁的な
隙間を説明するための図、第3図は耐火壁を兼用した電
磁遮蔽工法の1例を説明するための図、第4図は本発明
の床スラブを兼用した電磁遮蔽工法の1実施例を説明す
るための図である。 1……建物、2……コアを囲む壁、3……遮蔽空間、4
……間仕切り壁、5……コンクリート、6……デッキプ
レート、7……梁、8……仕切り壁、10……床スラブ、
11、12……電磁的間隙部分、13……下地ボード、14、1
5、16……金属メッシュ、17……耐火被覆、18……鉄
筋、19……櫛状金具、191……横線、192……縦線
切り壁を説明するための図、第2図は防火壁の電磁的な
隙間を説明するための図、第3図は耐火壁を兼用した電
磁遮蔽工法の1例を説明するための図、第4図は本発明
の床スラブを兼用した電磁遮蔽工法の1実施例を説明す
るための図である。 1……建物、2……コアを囲む壁、3……遮蔽空間、4
……間仕切り壁、5……コンクリート、6……デッキプ
レート、7……梁、8……仕切り壁、10……床スラブ、
11、12……電磁的間隙部分、13……下地ボード、14、1
5、16……金属メッシュ、17……耐火被覆、18……鉄
筋、19……櫛状金具、191……横線、192……縦線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−287375(JP,A) 特開 平1−241199(JP,A) 特開 昭63−141398(JP,A) 実開 平1−65195(JP,U) 実開 昭63−128796(JP,U) 特公 昭61−33946(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】デッキプレートの上にコンクリートを投入
して床スラブを製作するに際し、デッキプレートの上に
鉄筋を組み、その開口を通して、少数本の金属製横線と
この横線に直交するように所定ピッチで一体に結合され
た多数本の金属製縦線とから構成され、縦線の包絡線が
デッキプレートの上面の断面形状に一致するようになっ
ている櫛状金具を差し込み、次いでコンクリートを投入
して床スラブを製作し、その床スラブから突出する前記
櫛状金具と仕切り壁に張り付けられた金属メッシュとを
接続するようにしたことを特徴とする床スラブを兼用し
た電磁遮蔽工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050302A JP2639448B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 床スラブを兼用した電磁遮蔽工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2050302A JP2639448B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 床スラブを兼用した電磁遮蔽工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03252200A JPH03252200A (ja) | 1991-11-11 |
JP2639448B2 true JP2639448B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=12855103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2050302A Expired - Lifetime JP2639448B2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 床スラブを兼用した電磁遮蔽工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2639448B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6669553B2 (en) * | 2000-02-21 | 2003-12-30 | Albert G. Adams | Noise suppression and sound proof chamber |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0633103B2 (ja) * | 1984-07-20 | 1994-05-02 | 松下電器産業株式会社 | スチームアイロン |
JPS63141398A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-13 | 株式会社 巴組鐵工所 | 電磁波シ−ルド構造物 |
JPH029595Y2 (ja) * | 1987-02-13 | 1990-03-09 | ||
JPH0165195U (ja) * | 1987-06-22 | 1989-04-26 | ||
JPH01241199A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-26 | Fujita Corp | 乾式電波吸収カーテンウォール建造物 |
JPH01287375A (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-20 | Shimizu Corp | 居室の電磁遮蔽方法 |
-
1990
- 1990-03-01 JP JP2050302A patent/JP2639448B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03252200A (ja) | 1991-11-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080502 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |