JP3849592B2 - 偏向ヨーク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョン受像機やディスプレイ装置等のカラー受像管を用いた画像表示装置に用いられる偏向ヨークに係り、特に、ミスコンバーゼンスを補正する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
偏向ヨークをネック部に装着した3電子銃インライン型カラー受像管(以下CRTと呼ぶ)を用いた画像表示装置においては、3本の電子銃から発せられるR(赤),G(緑),B(青)の3つの電子ビームをスクリーン面上(画面上)に良好に集中(コンバーゼンス)させるための方法の1つとして、セルフコンバーゼンス方式の偏向ヨークを用いる方法がある。
このセルフコンバーゼンス方式の偏向ヨークは、一般的に、上下一対の水平偏向コイルと左右一対の垂直偏向コイルとから構成され、これらの偏向コイルによりピンクッション形の水平偏向磁界とバレル形の垂直偏向磁界とを形成して、良好なコンバーゼンス特性を得る構成になっている。
【0003】
しかし、実際に大量生産される偏向ヨークでは、偏向コイルの特性のばらつき等によりミスコンバーゼンスが生じるため、磁性片を偏向コイルの適切な位置に貼り付けたり、搭載した補正回路により磁界を変化させることでこのミスコンバーゼンスの補正を行っている。
【0004】
図14(a),図14(b)は、垂直偏向磁界のばらつきによって生じる代表的なミスコンバーゼンスを示している。
図14(a)は、「Y軸のR(赤)左倒れ」と称するミスコンバーゼンスパターンを、また、図14(b)は、「Y軸のR(赤)右倒れ」と称するミスコンバーゼンスパターンを示したもので、図中の実線はR(赤)の縦線の輝線を、線はB(青)の縦線の輝線を表わしている。
通常これらのミスコンバーゼンスは総じてYHクロスミスコンバーゼンスと呼ばれている。
【0005】
このYHクロスミスコンバーゼンスを補正するための、従来の補正回路の一例を図10に示す。当図においては、垂直偏向回路156の出力に一対の垂直偏向コイル112,113及び補正回路115が直列に接続されている。
補正回路115は、第1,第2の磁界補正コイル101,102を直列に接続し、その接続点Pに3端子可変抵抗器20の可動端子T1を抵抗器111を介して接続したものである。なお、電子ビームを画面上側に偏向する場合の垂直偏向電流の向きを実線の矢印S1として、また、画面下側に偏向する場合の垂直偏向電流の向きを破線の矢印S2として示している。
【0006】
図16に、この補正回路115を搭載した偏向ヨークを示す。
磁界補正コイル101はコ字状の磁気コア114Aに巻回され、図16に示すように偏向ヨークのネック部151Cにおける、水平軸(X軸)よりも上側のY軸上に配置されている。
一方、磁界補正コイル102は、磁界補正コイル101と同様にコ字状の磁気コア114Bに巻回され、前記X軸よりも下側のY軸上に磁気コア114Aと対向するように配置される。
この構成において、可変抵抗器20の抵抗を可変させてYHクロスミスコンバーゼンスの補正を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、セルフコンバーゼンス方式の偏向ヨークでは、垂直偏向コイルから発生されるバレル形の垂直偏向磁界により、図15(a)に示すようにG(緑)の横線(図では破線)がR(赤)やB(青)の横線よりも内側にずれる通常VCRナローと呼ばれるミスコンバーゼンスが生じる。
そこで、磁界補正コイル101,102によりピンクッション磁界を発生させてG(緑)ビームにR(赤)及びB(青)ビームよりも強い垂直偏向力を与えることで、VCRナローミスコンバーゼンスを補正している。以下、この補正について図10〜図13を用いて説明する。
【0008】
図11〜図13は、図16に示すような従来の偏向ヨークを、CRT54のネック部に装着した状態で、磁気コア114A,114Bを配置した位置をスクリーン側から見た概略断面図であり、図11(a)〜図13(a)は画面の上側への偏向時、図11(b)〜図13(b)は画面の下側への偏向時について示している。
【0009】
図11(a)及び図11(b)は、3端子可変抵抗器20の可動端子T1がセンターにある場合に、電子ビームの画面上側及び下側への偏向時に磁界補正コイル101,102が発生する磁界M1,M2と、それにより電子ビームが受ける力とその方向を示している。
図12(a)及び図12(b)は、3端子可変抵抗器20の可動端子T1をセンターから図10における上方向(矢印16)に移動させた場合の、電子ビームの画面上側及び下側への偏向時に磁界補正コイル101,102が発生する磁界M1,M2と、それにより電子ビームが受ける力とその方向を示している。
図13(a)及び図13(b)は、3端子可変抵抗器20の可動端子T1をセンターから図10における下方向(矢印17)に移動させた場合の、電子ビームの画面上側及び下側への偏向時に磁界補正コイル101,102が発生する磁界M1,M2と、それにより電子ビームが受ける力とその方向を示している。
図11〜図13において、磁界M1,M2の強さは、理解を容易にするため便宜的に弱,基準の2段階にしてそれぞれ破線,実線で表している。
【0010】
3端子可変抵抗器20の可動端子T1がセンターにある場合は、偏向電流が矢印S1,S2のいずれの方向に流れても第1,第2の磁界補正コイル101,102に流れる電流は等しくなる。
従って、図11(a),図11(b)に示すような上下対称のピンクッション磁界M1,M2が発生する。
この磁界M1,M2は、R,Bの電子ビームに対してX軸方向の逆向きの力をそれぞれに与えるが、これらの力は強さが同じで互いに打ち消し合うのでR,Bの電子ビームはX軸方向には変化しない。
そのため、YHクロスミスコンバーゼンスの補正はされないが、中央のGの電子ビームに対してR,Bの電子ビームよりも強いY軸方向の力を与えるので、VCRナローミスコンバーゼンスが補正される。
【0011】
次に、3端子可変抵抗器20の可動端子T1を図10の矢印16の方向に移動させると、第2の磁界補正コイル102に流れる電流よりも、第1の磁界補正コイル101に流れる電流のほうが少なくなる。
従って、この場合の磁界は、第1の磁界補正コイル101側の磁界M1が弱くなって、図12(a),図12(b)に示すような上下非対称のピンクッション磁界となる。
【0012】
そして、画面上側への偏向時(図12(a)参照)は、各電子ビームは、Y軸の正方向に偏向されると共に、Rの電子ビームはX軸の正方向(図の右方向)に、Bの電子ビームはX軸の負方向(図の左方向)にそれぞれ偏向される。
また、画面下側への偏向時(図12(b)参照)は、各電子ビームは、Y軸の負方向に偏向されると共に、Rの電子ビームはX軸の負方向に、Bの電子ビームはX軸の正方向にそれぞれ偏向される。
従って、これらの偏向により、図14(a)に示すR(赤)左倒れミスコンバーゼンスを補正することができる。
【0013】
しかしながら、第1の磁界補正コイル101に流れる電流が少なくなることから、上述したピンクッション磁界が弱くなって図15(a)に示すような顕著なVCRナローミスコンバーゼンスが発生してしまうという問題があった。
【0014】
一方、3端子可変抵抗器20の可動端子T1を図10の矢印17の方向に移動させると、第1の磁界補正コイル101に流れる電流よりも、第2の磁界補正コイル102に流れる電流の方が少なくなる。
従って、この場合の磁界は、第2の磁界補正コイル102側の磁界M2が弱くなって、図13(a),図13(b)に示すような上下非対称なピンクッション磁界となる。
【0015】
そして、画面上側への偏向時(図13(a)参照)は、各電子ビームは、Y軸の正方向に偏向されると共に、Rの電子ビームはX軸の負方向(図の左方向)に、Bの電子ビームはX軸の正方向(図の右方向)にそれぞれ偏向される。
また、画面下側への偏向時(図13(b)参照)は、各電子ビームは、Y軸の負方向に偏向されると共に、Rの電子ビームはX軸の正方向に、Bの電子ビームはX軸の負方向にそれぞれ偏向される。
従って、これらの偏向により、図14(b)に示すR(赤)右倒れミスコンバーゼンスを補正することができる。
【0016】
しかしながら、第2の磁界補正コイル102に流れる電流が少なくなることから、この場合も、上述したピンクッション磁界が弱くなって図15(a)に示すような顕著なVCRナローミスコンバーゼンスが発生してしまうという問題があった。
【0017】
このVCRナローミスコンバーゼンスと、図15(b)に示すようなG(緑)がR(赤)やB(青)に対して外側にずれてしまうVCRワイドミスコンバーゼンスとを含めたVCRミスコンバーゼンスは、そのずれ量を画面上で可能な限り±0.030mm以内に抑えることが望まれている。
【0018】
上述のように、図10に示す従来回路では、3端子可変抵抗器20の可動端子T1を移動させることによりYHクロスミスコンバーゼンスの補正を行うことができるが、同時に磁界補正コイル101あるいは磁界補正コイル102に流れる電流が少なくなってピンクッション磁界が弱くなることからVCRミスコンバーゼンス補正量が減少し、その結果、±0.030mmを遙かに越えた顕著なVCRナローミスコンバーゼンスが発生してしまうという問題があった。
【0019】
そこで本発明が解決しようとする課題は、VCRナローミスコンバーゼンスを発生させずにYHクロスミスコンバーゼンスの補正を可能にする偏向ヨークを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の1)〜3)の構成を有する。
1) 円筒状のネック部と一対の垂直偏向コイルとを有する偏向ヨークにおいて、
前記ネック部を挟んで対向するように配置された第1及び第2のコアと、
前記一対の垂直偏向コイルに接続されたコンバーゼンス補正回路と、を備え、
コンバーゼンス補正回路は、
第1乃至第4の磁界補正コイルと、2つの固定端子及び1つの可動端子を有する3端子可変抵抗器と、を有し、
前記第1の磁界補正コイルと前記第2の磁界補正コイルとは直列に接続されて第1の直列回路を形成し、
前記第3の磁界補正コイルと前記第4の磁界補正コイルとは前記2つの固定端子にそれぞれ接続されて第2の直列回路を形成し、
前記第1の直列回路と前記第2の直列回路とは、前記第1の磁界補正コイルと前記第4の磁界補正コイルとが接続されて並列回路を形成し、
前記第1の直列回路は、前記垂直偏向コイルと直列に接続され、
前記可動端子と、前記第1の磁界補正コイルと前記第2の磁界補正コイルとの接続点と、の間に固定抵抗器が接続されて構成されており、
前記第1及び第3の磁界補正コイルは、前記第1のコアに巻回され
前記第2及び第4の磁界補正コイルは、前記第2のコアに巻回されていることを特徴とする偏向ヨークである。
2) 円筒状のネック部と一対の垂直偏向コイルとを有する偏向ヨークにおいて、
前記ネック部を挟んで対向するように配置された第1及び第2のコアと、
前記一対の垂直偏向コイルに接続されたコンバーゼンス補正回路と、を備え、
該コンバーゼンス補正回路は、
第1乃至第4の磁界補正コイルと、2つの固定端子及び1つの可動端子を有する3端子可変抵抗器と、を有し、
前記第1の磁界補正コイルと前記第2の磁界補正コイルとは直列に接続されて第1の直列回路を形成し、
前記第3の磁界補正コイルと前記第4の磁界補正コイルとは前記2つの固定端子にそれぞれ接続されて第2の直列回路を形成し、
前記第1の直列回路は、前記垂直偏向コイルと直列に接続され、
前記第1の直列回路と前記第2の直列回路とは、前記第1の磁界補正コイルと前記第4の磁界補正コイルとが接続されて並列回路を形成し、
前記可動端子は、前記第1の磁界補正コイルと前記第2の磁界補正コイルとの接続点に接続され、
前記第3及び第4の磁界補正コイルのそれぞれに第1及び第2の固定抵抗器が直列に接続されて構成されており、
前記第1及び第3の磁界補正コイルは、前記第1のコアに巻回され、
前記第2及び第4の磁界補正コイルは、前記第2のコアに巻回されていることを特徴とする偏向ヨークである。
3) 前記コンバーゼンス補正回路は、前記可動端子と、前記第1の磁界補正コイルと前記第2の磁界補正コイルとの接続点と、の間に第3の固定抵抗器が接続されていることを特徴とする2)に記載の偏向ヨークである。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図9,図14及び図15を用いて説明する。
【0022】
図1は、本発明の偏向ヨークの実施例の回路を示す回路図であり、
図2は、本発明の偏向ヨークの別の実施例における回路を示す回路図であり、
図3は、本発明の偏向ヨークの他の実施例における回路を示す回路図であり、
図4は、本発明の偏向ヨークの実施例の概略斜視図であり、
図5は、本発明の偏向ヨークのその他の実施例の概略斜視図であり、
図6は、本発明の偏向ヨークの実施例における巻き線比と補正量の変化との関係を示すグラフである。
図7は、本発明の偏向ヨークの実施例における可動端子の第1の位置での作用を示す概略断面図であり、
図8は、本発明の偏向ヨークの実施例における可動端子の第2の位置での作用を示す概略断面図であり、
図9は、本発明の偏向ヨークの実施例における可動端子の第3の位置での作用を示す概略断面図であり、
図14は、YHクロスミスコンバーゼンスを説明する図であり、
図15は、VCRミスコンバーゼンスを説明する図である。
【0023】
まず、本発明の実施例における回路を図1を用いて詳述する。
垂直偏向回路56の出力には、一対の垂直偏向コイル12,13及び補正回路15Aが直列に接続される。
この補正回路15Aは、直列に接続した第1の磁界補正コイル1及び第2の磁界補正コイル2と、直列に接続した第4の磁界補正コイル4,3端子可変抵抗器20の固定端子T2,T3及び第3の磁界補正コイル3とを、第1の磁界補正コイル1と第4の磁界補正コイルとを接続した並列回路とし、3端子可変抵抗器20の可動端子T1を第1,第2の磁界補正コイル1,2の接続点Pに抵抗器11を介して接続した構成とされる。
【0024】
この図1において、電子ビームを画面上側に偏向する場合の垂直偏向電流の向きを実線の矢印S1として、また、画面下側に偏向する場合の垂直偏向電流の向きを破線の矢印S2として示している。
【0025】
次に、この補正回路15Aを搭載した本発明の偏向ヨークの概略を図4を用いて説明する。
図4において、偏向ヨークは、例えば一対の半環状セパレータ51を組み合わせることにより、一方を大径側、他方を小径側としてそれぞれにフランジ51a,51bを有する略漏斗状に形成されている。
セパレータ51の内側にはサドル型の水平偏向コイル(図示せず)が装着され、外側にはサドル型の垂直偏向コイル12,13(図示せず)が装着される。
【0026】
垂直偏向コイル12,13の外側には、フェライトで形成されたコア(図示せず)が取り付けられており、さらにその外側には、垂直偏向回路56,3端子可変抵抗器20及び抵抗器11を搭載した基板53がセパレータ51の基板取付腕51dに取り付けられている。
なお、セパレータ51は、通常、変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE),ポロプロピレン(PP)等の熱可塑性樹脂よりなるものである。
【0027】
小径側のフランジ51bの中央部分には、図示していないCRT54の管軸(Z軸)方向に突出するように、複数の舌片よりなる円筒状のネック部51cがフランジ51bに一体成形により形成される。
この偏向ヨークは、いわゆるサドル・サドル(SS)型と呼ばれているものであり、以上のように概略構成されている。
そして、ネック部51cにはめ込んだバンド(図示せず)を締め付けることによって偏向ヨークはCRT54のネック部に装着される。
【0028】
次に、ネック部51c付近の詳細について説明する。
小径側フランジ51bのネック部51c側の面近傍には、一対の磁気コア14A,14Bが、偏向ヨークの上下方向(Y軸方向)にネック部51cを挟むように対向して装着される。この装着はフランジ51bに備えた装着手段(図示せず)によるが、他の手段で装着してもよい。
この磁気コア14A,14Bは、胴部14Ab,14Bbの両端から胴部の直行方向に延在した一対の脚部14Ac,14Bcを有するコ字状に形成され、厚さ0.5mmのケイ素鋼板の打ち抜き品を用いて形成される。
【0029】
一方の磁気コア14Aの胴部14Abには、第1の磁界補正コイル1が巻回され、さらにその上から第3の磁界補正コイル3が巻回される。
他方の磁気コア14Bの胴部14Bbには、第2の磁界補正コイル2が巻回され、さらにその上から第4の磁界補正コイル4が巻回される。
第1の磁界補正コイル1と第3の磁界補正コイル3とは、互いに同方向の磁界を発生するように巻回され、同様に、第2の磁界補正コイルと第4の磁界補正コイル4とは互いに同方向の磁界を発生するように巻回される。
磁気コア14A,14Bに巻回する順番は、第3,第4の磁界補正コイル3,4が先でもよい。また、第1,第3の磁界補正コイル1,3を同時に巻回してもよく、同様に、第2、第4の磁界補正コイル2,4を同時に巻回してもよい。
各コイルの末端リードは、端子55を介して基板53の回路に接続される。
【0030】
この構成における補正回路15Aの作用を図1及び図7〜図9を用いて詳述する。
図7は、実施例の偏向ヨークをCRT54のネック部に装着した状態における磁気コア14A,14Bを配置した位置を、スクリーン側から見た概略断面図であり、図7(a)〜図9(a)は画面の上側への偏向時、図7(b)〜図9(b)は画面の下側への偏向時について示している。
【0031】
図7(a)及び図7(b)は、3端子可変抵抗器20の可動端子T1がセンターにある場合に、電子ビームの画面上側及び下側への偏向時に第1〜第4の磁界補正コイル1〜4が発生する磁界M1,M2と、それにより電子ビームが受ける力とその方向を示している。
図8(a)及び図8(b)は、3端子可変抵抗器20の可動端子T1をセンターから図1における上方向(矢印16)に移動させた場合における、電子ビームの画面上側及び下側への偏向時に第1〜第4の磁界補正コイル1〜4が発生する磁界M1,M2と、それにより電子ビームが受ける力とその方向を示している。
図9(a)及び図9(b)は、3端子可変抵抗器20の可動端子T1をセンターから下方向(矢印17)に移動させた場合における、電子ビームの画面上側及び下側への偏向時に第1〜第4の磁界補正コイル1〜4が発生する磁界と、それにより電子ビームが受ける力とその方向を示している。
図7〜図9において、磁界M1,M2の強さは、理解を容易にするため便宜的に弱,基準,強の3段階にしてそれぞれ破線,実線,太実線で表している。
【0032】
3端子可変抵抗器20の可動端子T1がセンターにある場合は、偏向電流が矢印S1,S2のいずれの方向に流れても第1,第2の磁界補正コイル1,2に流れる電流は等しくなる。
従って、図7(a),図7(b)に示すような上下対称のピンクッション磁界M1,M2が発生する。
【0033】
この磁界M1,M2は、例えば図7(a)に示す画面上側偏向時において、Rの電子ビームに対して磁界M1はX軸の負方向の力を与え、磁界M2は正方向の力を与える。Bの電子ビームに対しては、磁界M1はX軸の正方向の力を与え、磁界M2は負方向の力を与える。
しかしながら、各電子ビームに与えられるこれらのX軸方向の力は、強さが同じで互いに打ち消し合うのでR,Bの電子ビームはX軸方向には変化しない。
画面下側偏向時は正負逆方向となるが同様である。
そのため、YHクロスミスコンバーゼンスの補正は行われないが、中央のGの電子ビームに対してR,Bの電子ビームよりも強いY軸方向の力を与えるので、VCRナローミスコンバーゼンスは補正される。
【0034】
次に、3端子可変抵抗器20の可動端子T1を図1の矢印16の方向(図の上方向)に移動させると、第2の磁界補正コイル2に流れる電流よりも、第1の磁界補正コイル1に流れる電流のほうが少なくなる。この少なくなった分の電流は第4の磁界補正コイル4に流れる。
従って、この場合の磁界M1,M2は、第1の磁界補正コイル1側の磁界M1が弱まり、第2の磁界補正コイル2側の磁界M2が強まった図8(a),図8(b)に示すような上下非対称のピンクッション磁界となるが、トータルとしてのピンクッション磁界の強さに変化はなく、VCRナローミスコンバーゼンスの補正効果が減少することはない。
【0035】
そして、画面上側への偏向時(図8(a)参照)は、各電子ビームは、Y軸の正方向に偏向されると共に、Rの電子ビームはX軸の正方向(図の右方向)に、Bの電子ビームはX軸の負方向(図の左方向)にそれぞれ偏向される。
また、画面下側への偏向時(図8(b)参照)は、各電子ビームは、Y軸の負方向に偏向されると共に、Rの電子ビームはX軸の負方向に、Bの電子ビームはX軸の正方向にそれぞれ偏向される。
従って、これらの偏向により、図14(a)に示すR(赤)左倒れミスコンバーゼンスを補正することができる。
【0036】
一方、3端子可変抵抗器20の可動端子T1を図1の矢印17の方向(図の下方向)に移動させると、第1の磁界補正コイル1に流れる電流よりも、第2の磁界補正コイル2に流れる電流の方が少なくなる。この少なくなった分の電流は第3の磁界補正コイル3に流れる。
従って、この場合の磁界M1,M2は、第2の磁界補正コイル2側の磁界M2が弱まり、第1の磁界補正コイル1側の磁界M1が強まった図9(a),図9(b)に示すような上下非対称なピンクッション磁界となるが、トータルとしてのピンクッション磁界の強さに変化はなく、VCRナローミスコンバーゼンスの補正効果が減少することはない。
【0037】
そして、画面上側への偏向時(図9(a)参照)は、各電子ビームは、Y軸の正方向に偏向されると共に、Rの電子ビームはX軸の負方向(図の左方向)に、Bの電子ビームはX軸の正方向(図の右方向)にそれぞれ偏向される。
また、画面下側への偏向時(図9(b)参照)は、各電子ビームは、Y軸の負方向に偏向されると共に、Rの電子ビームはX軸の正方向に、Bの電子ビームはX軸の負方向にそれぞれ偏向される。
従って、これらの偏向により、図14(b)に示すR(赤)右倒れミスコンバーゼンスを補正することができる。
以上説明したように、本実施例によれば、YHクロスミスコンバーゼンスを調整してもVCRナローミスコンバーゼンスが新たに発生することはない。
【0038】
ところで、補正回路は上述の補正回路15Aに限る物ではなく、例えば、図2に示す別の補正回路15Bを用いてもよい。
この補正回路15Bは、上述した補正回路15Aに対して抵抗器11を削除し、抵抗器5,6を第4,第3の磁界補正コイル4,3にそれぞれ直列に接続したものである。
【0039】
また、図3に示すような他の補正回路15Cを用いてもよい。
この補正回路15Cは、上述した補正回路15Aに対して、抵抗器5,6を第4,第3の磁界補正コイル4,3にそれぞれ直列に接続したものである。
これらの補正回路15B,15Cは、第1,第2の磁界補正コイル1,2の抵抗値に比べて第3,第4の磁界補正コイル3,4の抵抗値が小さい場合、第3,第4の磁界補正コイル3,4に流れる過剰な電流を適正化するために有効な構成である。以上説明した補正回路15A〜15Cの内、使用する抵抗器の数が少ない補正回路15Aが最も安価にできて好ましい構成である。
【0040】
以上説明した構成において、第1,第2の磁界磁界コイル1,2と、第3,第4の磁界磁界コイル3,4との巻数の比率を変えると、YHクロスミスコンバーゼンス補正時におけるVCRミスコンバーゼンスの補正量が変わることが判明した。
具体的には、第3,第4の磁界補正コイル3,4の巻数比率を第1,第2の磁界磁界コイル1,2の巻数に対して減少させると、補正効果が弱くなって図15(a)に示すようなVCRナローミスコンバーゼンスになり、巻数比率を増加させると補正効果が強調されて図15(b)に示すようなVCRワイドミスコンバーゼンスとなることがわかった。
【0041】
そこで、発明者らがさらに鋭意検討実験した結果、磁界補正コイル1に対する第3の磁界補正コイル3の巻数比RT1及び第2の磁界補正コイル2に対する第4の磁界補正コイル4の巻数比RT2を、共に0.5以上かつ1.5以下の範囲に設定しておくことで、YHクロスミスコンバーゼンス補正時のVCRミスコンバーゼンス補正量の変化を十分抑制し、新たなVCRミスコンバーゼンスを発生させずにYHクロスミスコンバーゼンスを良好に補正を行うことができることを見いだした。
【0042】
VCRミスコンバーゼンスの補正量変化と巻数比RT1,RT2との関係を図6に示す。当図において、横軸は巻数比RT1,RT2であり、縦軸がVCRミスコンバーゼンス補正量の変化である。
実験に供した補正回路は図1に示す補正回路1Aであり、各部材の仕様は以下の通りである。
3端子可変抵抗器20:20Ω
抵抗器11:2.7Ω
第1,第2の磁界補正コイル1,2:線径0.30mm
第3,第4の磁界補正コイル3,4:線径0.30mm
【0043】
実験は、この補正回路1Aにおいて、第1,第2の磁界補正コイル1,2の巻数を65ターンに固定し、第3、第4の磁界補正コイル3,4の巻数を同一の巻数で120,100,80,65,55,45,35,25,15,5ターンと種々変えてVCRミスコンバーゼンス補正量を測定して行った。
その結果、図6に示すように、巻数比を高くするに従ってVCRミスコンバーゼンスは負側(ナロー側)から正側(ワイド側)へ概ね直線的に増加することが判明した。
そして、前述したような、画面上のVCRミスコンバーゼンス補正において望まれている変化量範囲−0.030〜+0.030mmを確実に得るためには、巻数比RT1,RT2を0.5以上かつ1.5以下にすればよいということが明らかになった。
【0044】
さて、本発明の実施例は、上述した構成に限定されるものではない。
例えば、上述した実施例は、第1の磁界補正コイル1と第3の磁界補正コイル3とを磁気コア14Aに巻回し、第2の磁界補正コイル2と第4の磁界補正コイル4を磁気コア14Bに巻回した構成であるが、各磁界補正コイルをそれぞれ独立して磁気コアに巻回してもよい。
【0045】
具体的には、図5に示すように、第1〜第4の磁界補正コイル1〜4を、それぞれ磁気コア14A1,14B1,14A2,14B2に巻回し、磁気コア14A1と磁気コア14A2とを及び磁気コア14B1と磁気コア14B2とをそれぞれZ軸方向に並列に配置すると共に、磁気コア14A1と磁気コア14B1とが及び磁気コア14A2及び磁気コア14B2とがネック部51cを挟んで対向するように配置する構成である。また、磁気コア14A1,14A2あるいは磁気コア14B1,14B2を並列配置する順番は限定されるものではない。
【0046】
以上説明した実施例において、補正回路15Aでは、抵抗器11の抵抗値を小さくすると第3,第4の磁界補正コイル3,4に流れる電流が増えてYHクロスミスコンバーゼンス補正量は増加し、抵抗値を大きくすると第3,第4の磁界補正コイル3,4に流れる電流が減じてYHクロスミスコンバーゼンス補正量は減少する。
従って、抵抗器11の抵抗値を調整することで、YHクロスミスコンバーゼンス補正量を変えることができ、任意の補正量が必要な場合には抵抗器11を可変抵抗にしてもよい。
【0047】
一方、補正回路15B又は補正回路15Cでは、抵抗器5,6又は抵抗器5,6,11の抵抗値を小さくすると第3,第4の磁界補正コイル3,4に流れる電流が増えてYHクロスミスコンバーゼンス補正量は増加し、抵抗値を大きくすると第3,第4の磁界補正コイル3,4に流れる電流が減じてYHクロスミスコンバーゼンス補正量は減少する。
従って抵抗器5,6又は抵抗器5,6,11の抵抗値を調整することで、YHクロスミスコンバーゼンス補正量を変えることができ、任意の補正量が必要な場合は抵抗器5,6又は抵抗器5,6,11を可変抵抗にしてもよい。
【0048】
偏向ヨークはSS型に限らず、サドル・トロイダル(ST)型の偏向ヨークであってもよい。セパレータ51は半環状の一対ではなく一体として形成してもよく、さらに小径側フランジ51bやネック部51cは別体として構成してもよい。そして、これらの例以外でも、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更が可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述したように、本願発明によれば、VCRナローミスコンバーゼンスを発生させずにYHクロスミスコンバーゼンスの補正が可能になる効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏向ヨークの実施例における回路を示す回路図である。
【図2】本発明の偏向ヨークの別の実施例における回路を示す回路図である。
【図3】本発明の偏向ヨークの他の実施例における回路を示す回路図である。
【図4】本発明の偏向ヨークの実施例の概略斜視図である。
【図5】本発明の偏向ヨークのその他の実施例の概略斜視図である。
【図6】本発明の偏向ヨークの実施例における巻き線比と補正量の変化との関係を示すグラフである
【図7】本発明の偏向ヨークの実施例における可動端子の第1の位置での作用を示す概略断面図である。
【図8】本発明の偏向ヨークの実施例における可動端子の第2の位置での作用を示す概略断面図である。
【図9】本発明の偏向ヨークの実施例における可動端子の第3の位置での作用を示す概略断面図である。
【図10】従来の偏向ヨークの回路の一例を示す回路図である。
【図11】従来の偏向ヨークにおける作用を示す概略断面図である。
【図12】従来の偏向ヨークにおける作用を示す概略断面図である。
【図13】従来の偏向ヨークにおける作用を示す概略断面図である。
【図14】YHクロスミスコンバーゼンスを説明する図である。
【図15】VCRミスコンバーゼンスを説明する図である。
【図16】従来の偏向ヨークの一例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1〜4 第1〜第4の磁界補正コイル
5,6,11 抵抗器
12,13 垂直偏向コイル
14A,14B,14A1,14A2,14B1,14B2 磁気コア
14Ab,14Bb 胴部
15A,15B,15C 補正回路
20 3端子可変抵抗器
51 セパレータ
51a,51b フランジ
51c ネック部
51d 取付腕
53 基板
54 CRT
55 端子
56 垂直偏向回路
M1,M2 磁界
P 接続点
T1 可動端子
T2,T3 固定端子
RT1,RT2 巻数比

Claims (3)

  1. 円筒状のネック部と一対の垂直偏向コイルとを有する偏向ヨークにおいて、
    前記ネック部を挟んで対向するように配置された第1及び第2のコアと、
    前記一対の垂直偏向コイルに接続されたコンバーゼンス補正回路と、を備え、
    コンバーゼンス補正回路は、
    第1乃至第4の磁界補正コイルと、2つの固定端子及び1つの可動端子を有する3端子可変抵抗器と、を有し、
    前記第1の磁界補正コイルと前記第2の磁界補正コイルとは直列に接続されて第1の直列回路を形成し、
    前記第3の磁界補正コイルと前記第4の磁界補正コイルとは前記2つの固定端子にそれぞれ接続されて第2の直列回路を形成し、
    前記第1の直列回路と前記第2の直列回路とは、前記第1の磁界補正コイルと前記第4の磁界補正コイルとが接続されて並列回路を形成し、
    前記第1の直列回路は、前記垂直偏向コイルと直列に接続され、
    前記可動端子と、前記第1の磁界補正コイルと前記第2の磁界補正コイルとの接続点と、の間に固定抵抗器が接続されて構成されており、
    前記第1及び第3の磁界補正コイルは、前記第1のコアに巻回され
    前記第2及び第4の磁界補正コイルは、前記第2のコアに巻回されていることを特徴とする偏向ヨーク。
  2. 円筒状のネック部と一対の垂直偏向コイルとを有する偏向ヨークにおいて、
    前記ネック部を挟んで対向するように配置された第1及び第2のコアと、
    前記一対の垂直偏向コイルに接続されたコンバーゼンス補正回路と、を備え、
    該コンバーゼンス補正回路は、
    第1乃至第4の磁界補正コイルと、2つの固定端子及び1つの可動端子を有する3端子可変抵抗器と、を有し、
    前記第1の磁界補正コイルと前記第2の磁界補正コイルとは直列に接続されて第1の直列回路を形成し、
    前記第3の磁界補正コイルと前記第4の磁界補正コイルとは前記2つの固定端子にそれぞれ接続されて第2の直列回路を形成し、
    前記第1の直列回路は、前記垂直偏向コイルと直列に接続され、
    前記第1の直列回路と前記第2の直列回路とは、前記第1の磁界補正コイルと前記第4の磁界補正コイルとが接続されて並列回路を形成し、
    前記可動端子は、前記第1の磁界補正コイルと前記第2の磁界補正コイルとの接続点に接続され、
    前記第3及び第4の磁界補正コイルのそれぞれに第1及び第2の固定抵抗器が直列に接続されて構成されており、
    前記第1及び第3の磁界補正コイルは、前記第1のコアに巻回され、
    前記第2及び第4の磁界補正コイルは、前記第2のコアに巻回されていることを特徴とする偏向ヨーク。
  3. 前記コンバーゼンス補正回路は、前記可動端子と、前記第1の磁界補正コイルと前記第2の磁界補正コイルとの接続点と、の間に第3の固定抵抗器が接続されていることを特徴とする請求項2記載の偏向ヨーク。
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