JP3263975B2 - ミスコンバーゼンス補正装置、偏向ヨーク及びカラー陰極線管 - Google Patents
ミスコンバーゼンス補正装置、偏向ヨーク及びカラー陰極線管Info
- Publication number
- JP3263975B2 JP3263975B2 JP15969892A JP15969892A JP3263975B2 JP 3263975 B2 JP3263975 B2 JP 3263975B2 JP 15969892 A JP15969892 A JP 15969892A JP 15969892 A JP15969892 A JP 15969892A JP 3263975 B2 JP3263975 B2 JP 3263975B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- series
- coils
- potentiometer
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インライン3ビーム方
式のカラー陰極線管に使用するミスコンバーゼンス装
置、かかるミスコンバーゼンス装置を有する偏向ヨーク
及びかかる偏向ヨークを有するカラー陰極線管に関す
る。
式のカラー陰極線管に使用するミスコンバーゼンス装
置、かかるミスコンバーゼンス装置を有する偏向ヨーク
及びかかる偏向ヨークを有するカラー陰極線管に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インライン3ビーム方式のカラー陰極線
管において、中心電子ビームである緑ビームに対し外側
の赤及び青電子ビームの縦方向のミスコンバーゼンスに
ついて、図6を参照して説明する。図6(A)、(B)
はカラー陰極線管の蛍光体スクリーン上の赤及び青電子
ビームの走査線を示す。図6(A)では画面の上下にお
いて赤走査線Rが上側、青走査線が下側に来ている。
管において、中心電子ビームである緑ビームに対し外側
の赤及び青電子ビームの縦方向のミスコンバーゼンスに
ついて、図6を参照して説明する。図6(A)、(B)
はカラー陰極線管の蛍光体スクリーン上の赤及び青電子
ビームの走査線を示す。図6(A)では画面の上下にお
いて赤走査線Rが上側、青走査線が下側に来ている。
【0003】これに対し、図6(B)では画面の上側で
は赤走査線が上側に位置し、青走査線が下側に位置して
いるが、画面の下側では青走査線が上側に位置し、赤走
査線が下側に位置している。
は赤走査線が上側に位置し、青走査線が下側に位置して
いるが、画面の下側では青走査線が上側に位置し、赤走
査線が下側に位置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】即ち、インライン3ビ
ーム方式のカラー陰極線管において、図6(A)は、3
本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子ビームの画
面の上下で走査線の上下関係が同じになるような縦方向
のミスコンバーゼンスを示し、図6(B)は、上下関係
が逆になるような縦方向のミスコンバーゼンスを示す。
ーム方式のカラー陰極線管において、図6(A)は、3
本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子ビームの画
面の上下で走査線の上下関係が同じになるような縦方向
のミスコンバーゼンスを示し、図6(B)は、上下関係
が逆になるような縦方向のミスコンバーゼンスを示す。
【0005】かかる点に鑑み、本発明は、インライン3
ビーム方式のカラー陰極線管において、3本の原色電子
ビームの内の外側の2本の電子ビームの画面の上下で走
査線の上下関係が同じになるような縦方向のミスコンバ
ーゼンス及び上下関係が逆になるような縦方向のミスコ
ンバーゼンスの両方を補正することのできるミスコンバ
ーゼンス補正装置を提案しようとするものである。又、
本発明は、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管に
おいて、3本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子
ビームの画面の上下で走査線の上下関係が同じになるよ
うな縦方向のミスコンバーゼンス及び上下関係が逆にな
るような縦方向のミスコンバーゼンスの両方を補正する
ことのできるミスコンバーゼンス補正装置を有する偏向
ヨークを提案しようとするものである。更に、本発明
は、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管におい
て、3本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子ビー
ムの画面の上下で走査線の上下関係が同じになるような
縦方向のミスコンバーゼンス及び上下関係が逆になるよ
うな縦方向のミスコンバーゼンスの両方を補正すること
のできるミスコンバーゼンス補正装置が取付けられた偏
向ヨークを有するカラー陰極線管を提案しようとするも
のである。
ビーム方式のカラー陰極線管において、3本の原色電子
ビームの内の外側の2本の電子ビームの画面の上下で走
査線の上下関係が同じになるような縦方向のミスコンバ
ーゼンス及び上下関係が逆になるような縦方向のミスコ
ンバーゼンスの両方を補正することのできるミスコンバ
ーゼンス補正装置を提案しようとするものである。又、
本発明は、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管に
おいて、3本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子
ビームの画面の上下で走査線の上下関係が同じになるよ
うな縦方向のミスコンバーゼンス及び上下関係が逆にな
るような縦方向のミスコンバーゼンスの両方を補正する
ことのできるミスコンバーゼンス補正装置を有する偏向
ヨークを提案しようとするものである。更に、本発明
は、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管におい
て、3本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子ビー
ムの画面の上下で走査線の上下関係が同じになるような
縦方向のミスコンバーゼンス及び上下関係が逆になるよ
うな縦方向のミスコンバーゼンスの両方を補正すること
のできるミスコンバーゼンス補正装置が取付けられた偏
向ヨークを有するカラー陰極線管を提案しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】第1の本発明
は、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管に取り付
けられる垂直偏向コイルに対し直列接続して成るミスコ
ンバーゼンス補正装置であって、カラー陰極線管のネッ
ク部の両側に線対称に一対のE字形コアを設け、その一
対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並列)接
続された第1の対のコイルをそれぞれ巻装すると共に、
互いに直列(又は並列)接続された第2の対のコイルを
それぞれ巻装し、第1のポテンショメータ並びに第1の
対のコイルの並列回路と第1のダイオードとの直列回路
と、第2のポテンショメータ並びに第2の対のコイルの
並列回路と第1のダイオードと逆向きの第2のダイオー
ドとの直列回路と、抵抗器とを互いに並列接続すると共
に、垂直偏向コイルに対し直列接続して成り、第1及び
第2の対のコイルに互いに逆方向の垂直偏向電流が流さ
れるようにしたミスコンバーゼンス補正装置である。第
4の本発明は、インライン3ビーム方式のカラー陰極線
管に取り付けられる偏向ヨークであって、垂直偏向コイ
ルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置を有
する偏向ヨークにおいて、第1の本発明のミスコンバー
ゼンス補正装置を設けたものである。第7の本発明、垂
直偏向コイルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補
正装置が取付けられた偏向ヨークを有するインライン3
ビーム方式のカラー陰極線管において、第1の本発明の
ミスコンバーゼンス補正装置を設けたものである。
は、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管に取り付
けられる垂直偏向コイルに対し直列接続して成るミスコ
ンバーゼンス補正装置であって、カラー陰極線管のネッ
ク部の両側に線対称に一対のE字形コアを設け、その一
対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並列)接
続された第1の対のコイルをそれぞれ巻装すると共に、
互いに直列(又は並列)接続された第2の対のコイルを
それぞれ巻装し、第1のポテンショメータ並びに第1の
対のコイルの並列回路と第1のダイオードとの直列回路
と、第2のポテンショメータ並びに第2の対のコイルの
並列回路と第1のダイオードと逆向きの第2のダイオー
ドとの直列回路と、抵抗器とを互いに並列接続すると共
に、垂直偏向コイルに対し直列接続して成り、第1及び
第2の対のコイルに互いに逆方向の垂直偏向電流が流さ
れるようにしたミスコンバーゼンス補正装置である。第
4の本発明は、インライン3ビーム方式のカラー陰極線
管に取り付けられる偏向ヨークであって、垂直偏向コイ
ルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置を有
する偏向ヨークにおいて、第1の本発明のミスコンバー
ゼンス補正装置を設けたものである。第7の本発明、垂
直偏向コイルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補
正装置が取付けられた偏向ヨークを有するインライン3
ビーム方式のカラー陰極線管において、第1の本発明の
ミスコンバーゼンス補正装置を設けたものである。
【0007】第2の本発明は、インライン3ビーム方式
のカラー陰極線管に取り付けられる垂直偏向コイルに対
し直列接続して成るミスコンバーゼンス補正装置であっ
て、カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、その一対のE字形コアの各脚部に、
互いに直列(又は並列)接続された第1の対のコイルを
それぞれ巻装すると共に、互いに直列(又は並列)接続
された第2の対のコイルをそれぞれ巻装し、第1のダイ
オード及び第1のポテンショメータの直列回路、第1の
ダイオードとは逆向きの第2のダイオード及び第2のポ
テンショメータの直列回路、第1及び第2の抵抗器の直
列回路、第3及び第4の抵抗器の直列回路並びに第5の
抵抗器を互いに並列接続すると共に、垂直偏向コイルに
対し直列接続し、第1のポテンショメータの可動端子並
びに第1及び第2の抵抗器の接続中点間に、第1の対の
コイルを接続し、第2のポテンショメータの可動端子並
びに第3及び第4の抵抗器の接続中点間に、第2の対の
コイルを接続して成り、第1及び第2の対のコイルに互
いに逆方向の垂直偏向電流が流されるようにしたミスコ
ンバーゼンス補正装置である。第5の本発明は、インラ
イン3ビーム方式のカラー陰極線管に取り付けられる偏
向ヨークであって、垂直偏向コイルに対し直列接続した
ミスコンバーゼンス補正装置を有する偏向ヨークにおい
て、第2の本発明のミスコンバーゼンス補正装置を設け
たものである。第8の本発明、垂直偏向コイルに対し直
列接続したミスコンバーゼンス補正装置が取付けられた
偏向ヨークを有するインライン3ビーム方式のカラー陰
極線管において、第2の本発明のミスコンバーゼンス補
正装置を設けたものである。
のカラー陰極線管に取り付けられる垂直偏向コイルに対
し直列接続して成るミスコンバーゼンス補正装置であっ
て、カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、その一対のE字形コアの各脚部に、
互いに直列(又は並列)接続された第1の対のコイルを
それぞれ巻装すると共に、互いに直列(又は並列)接続
された第2の対のコイルをそれぞれ巻装し、第1のダイ
オード及び第1のポテンショメータの直列回路、第1の
ダイオードとは逆向きの第2のダイオード及び第2のポ
テンショメータの直列回路、第1及び第2の抵抗器の直
列回路、第3及び第4の抵抗器の直列回路並びに第5の
抵抗器を互いに並列接続すると共に、垂直偏向コイルに
対し直列接続し、第1のポテンショメータの可動端子並
びに第1及び第2の抵抗器の接続中点間に、第1の対の
コイルを接続し、第2のポテンショメータの可動端子並
びに第3及び第4の抵抗器の接続中点間に、第2の対の
コイルを接続して成り、第1及び第2の対のコイルに互
いに逆方向の垂直偏向電流が流されるようにしたミスコ
ンバーゼンス補正装置である。第5の本発明は、インラ
イン3ビーム方式のカラー陰極線管に取り付けられる偏
向ヨークであって、垂直偏向コイルに対し直列接続した
ミスコンバーゼンス補正装置を有する偏向ヨークにおい
て、第2の本発明のミスコンバーゼンス補正装置を設け
たものである。第8の本発明、垂直偏向コイルに対し直
列接続したミスコンバーゼンス補正装置が取付けられた
偏向ヨークを有するインライン3ビーム方式のカラー陰
極線管において、第2の本発明のミスコンバーゼンス補
正装置を設けたものである。
【0008】第3の本発明は、インライン3ビーム方式
のカラー陰極線管に取り付けられる垂直偏向コイルに対
し直列接続して成るミスコンバーゼンス補正装置であっ
て、カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、その一対のE字形コアの各脚部に、
互いに直列(又は並列)接続された対のコイルを巻装
し、第1のダイオード及び第1のポテンショメータの直
列回路、第1のダイオードと逆向きの第2のダイオード
及び第2のポテンショメータの直列回路、第1及び第2
の抵抗器の直列回路並びに抵抗器を互いに並列接続する
と共に、垂直偏向コイルに対し直列接続し、第1及び第
2のポテンショメータの各可動端子並びに第1及び第2
の抵抗器の接続中点間に、対のコイルを接続して成り、
対のコイルに互いに逆方向の垂直偏向電流が流されるよ
うにしたミスコンバーゼンス補正装置である。第6の本
発明は、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管に取
り付けられる偏向ヨークであって、垂直偏向コイルに対
し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置を有する偏
向ヨークにおいて、第3の本発明のミスコンバーゼンス
補正装置を設けたものである。第9の本発明、垂直偏向
コイルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置
が取付けられた偏向ヨークを有するインライン3ビーム
方式のカラー陰極線管において、第3の本発明のミスコ
ンバーゼンス補正装置を設けたものである。
のカラー陰極線管に取り付けられる垂直偏向コイルに対
し直列接続して成るミスコンバーゼンス補正装置であっ
て、カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、その一対のE字形コアの各脚部に、
互いに直列(又は並列)接続された対のコイルを巻装
し、第1のダイオード及び第1のポテンショメータの直
列回路、第1のダイオードと逆向きの第2のダイオード
及び第2のポテンショメータの直列回路、第1及び第2
の抵抗器の直列回路並びに抵抗器を互いに並列接続する
と共に、垂直偏向コイルに対し直列接続し、第1及び第
2のポテンショメータの各可動端子並びに第1及び第2
の抵抗器の接続中点間に、対のコイルを接続して成り、
対のコイルに互いに逆方向の垂直偏向電流が流されるよ
うにしたミスコンバーゼンス補正装置である。第6の本
発明は、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管に取
り付けられる偏向ヨークであって、垂直偏向コイルに対
し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置を有する偏
向ヨークにおいて、第3の本発明のミスコンバーゼンス
補正装置を設けたものである。第9の本発明、垂直偏向
コイルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置
が取付けられた偏向ヨークを有するインライン3ビーム
方式のカラー陰極線管において、第3の本発明のミスコ
ンバーゼンス補正装置を設けたものである。
【0009】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の実施例を
詳細に説明する。このミスコンバーゼンス補正装置は、
3ビームインライン方式のカラー陰極線管に取付けられ
る偏向ヨークに取り付けて使用する。R、G及びは赤、
緑及び青電子ビームを示す。カラー陰極線管のネック部
の両側に水平方向に一対の対称なE字形コア1、2を設
け、これらコア1、2に補正コイルを巻装して、6極磁
界が発生するようにしている。そして、この一対のコア
1、2の中間脚部1a、1b(上下の脚部も可)に補正
コイルを巻装する。この補正コイルはコイルL1 及びL
2 から成り、又、コイルL1 は直列接続されたコイル部
L11及びL12から構成され、コイルL 2 は直列接続され
たコイル部L21及びL22から構成される。コア1の脚部
1aの根元部分にコイル部L11が巻装され、その端部に
コイル部L21が巻装される。コア2の脚部2aの端部に
コイル部L22が巻装され、その根元部にコイル部L12が
巻装される。
詳細に説明する。このミスコンバーゼンス補正装置は、
3ビームインライン方式のカラー陰極線管に取付けられ
る偏向ヨークに取り付けて使用する。R、G及びは赤、
緑及び青電子ビームを示す。カラー陰極線管のネック部
の両側に水平方向に一対の対称なE字形コア1、2を設
け、これらコア1、2に補正コイルを巻装して、6極磁
界が発生するようにしている。そして、この一対のコア
1、2の中間脚部1a、1b(上下の脚部も可)に補正
コイルを巻装する。この補正コイルはコイルL1 及びL
2 から成り、又、コイルL1 は直列接続されたコイル部
L11及びL12から構成され、コイルL 2 は直列接続され
たコイル部L21及びL22から構成される。コア1の脚部
1aの根元部分にコイル部L11が巻装され、その端部に
コイル部L21が巻装される。コア2の脚部2aの端部に
コイル部L22が巻装され、その根元部にコイル部L12が
巻装される。
【0010】V(垂直)ホット側と点aとの間に一対の
垂直偏向コイルLV 1、LV 2が直列接続されている。
点aと点bとの間に、抵抗器R3 、R4 の並列回路が接
続される。点aにダイオードDt のアノード及びダイオ
ードDb のカソードが接続され、ダイオードDt のカソ
ードが補正量調整用ポテンショメータVRt の可動接点
に接続され、ダイオードDb のアノードが補正量調整用
ポテンショメータVR b の可動接点に接続される。そし
て、ポテンショメータVRt 、VRb の両端が並列接続
される。
垂直偏向コイルLV 1、LV 2が直列接続されている。
点aと点bとの間に、抵抗器R3 、R4 の並列回路が接
続される。点aにダイオードDt のアノード及びダイオ
ードDb のカソードが接続され、ダイオードDt のカソ
ードが補正量調整用ポテンショメータVRt の可動接点
に接続され、ダイオードDb のアノードが補正量調整用
ポテンショメータVR b の可動接点に接続される。そし
て、ポテンショメータVRt 、VRb の両端が並列接続
される。
【0011】コイルL1 (コイル部L11、L12の直列回
路)の両端が、ポテンショメータVRt 、VRb の各一
端及びV(直列)コールド側に接続された点b間に接続
される。コイルL2 (コイル部L21、L22の直列回路)
の両端が、点b及びポテンショメータVRt 、VRb の
各他端間に接続される。
路)の両端が、ポテンショメータVRt 、VRb の各一
端及びV(直列)コールド側に接続された点b間に接続
される。コイルL2 (コイル部L21、L22の直列回路)
の両端が、点b及びポテンショメータVRt 、VRb の
各他端間に接続される。
【0012】次に、図2及び図3を参照して、このミス
コンバーゼンス補正装置の動作を説明する。抵抗器
R3 、R4 の並列回路を流れる電流をI、ミスコンバー
ゼンス補正装置全体に流れる電流をi、コイルL1 、L
2 に流れる電流をそれぞれi1 、i2 とし、その電流i
1 、i2 がそれぞれコイルL1 、L2 に流れることによ
って生じる磁界をH1 、H2 とする。図2に示す如く、
電子ビームがカラー陰極線管の画面の上半分を走査して
いるときは、点aにおける電位の方が点bにおける電位
より高いので、ダイオードDt がオン、ダイオードDb
がオフと成っている。このため、ポテンショメータVR
b には電流が流れないので、これを調整しても、磁界H
1 、H2 には変化しないが、ポテンショメータVRt に
は電流が流れるので、これを調整すると磁界H1 、H2
は変化する。図3に示す如く、電子ビームがカラー陰極
線管の画面の下半分を走査しているときは、点aにおけ
る電位の方が点bにおける電位より低いので、ダイオー
ドDt がオフ、ダイオードDbがオンと成っている。こ
のため、ポテンショメータVRt には電流が流れないの
で、これを調整しても、磁界H1 、H2 には変化しない
が、ポテンショメータVRb には電流が流れるので、こ
れを調整すると磁界H1 、H2 は変化する。従って、カ
ラー陰極線管の画面の上半分及び下半分毎に、コンバー
ゼンスの補正が可能である。
コンバーゼンス補正装置の動作を説明する。抵抗器
R3 、R4 の並列回路を流れる電流をI、ミスコンバー
ゼンス補正装置全体に流れる電流をi、コイルL1 、L
2 に流れる電流をそれぞれi1 、i2 とし、その電流i
1 、i2 がそれぞれコイルL1 、L2 に流れることによ
って生じる磁界をH1 、H2 とする。図2に示す如く、
電子ビームがカラー陰極線管の画面の上半分を走査して
いるときは、点aにおける電位の方が点bにおける電位
より高いので、ダイオードDt がオン、ダイオードDb
がオフと成っている。このため、ポテンショメータVR
b には電流が流れないので、これを調整しても、磁界H
1 、H2 には変化しないが、ポテンショメータVRt に
は電流が流れるので、これを調整すると磁界H1 、H2
は変化する。図3に示す如く、電子ビームがカラー陰極
線管の画面の下半分を走査しているときは、点aにおけ
る電位の方が点bにおける電位より低いので、ダイオー
ドDt がオフ、ダイオードDbがオンと成っている。こ
のため、ポテンショメータVRt には電流が流れないの
で、これを調整しても、磁界H1 、H2 には変化しない
が、ポテンショメータVRb には電流が流れるので、こ
れを調整すると磁界H1 、H2 は変化する。従って、カ
ラー陰極線管の画面の上半分及び下半分毎に、コンバー
ゼンスの補正が可能である。
【0013】電子ビームがカラー陰極線管の画面の上半
分を走査しているときは、図2において、電流iはダイ
オードDt を通じてポテンショメータVRt に流れこ
み、2つの電流i1 、i2 に分かれる。その電流i1 、
i2 の量は、ポテンショメータVRt の可動端子の位置
に応じた分割抵抗値R1 、R2 の比に応じて変化し、そ
れに応じて発生する磁界H1 、H2 も変化する。
分を走査しているときは、図2において、電流iはダイ
オードDt を通じてポテンショメータVRt に流れこ
み、2つの電流i1 、i2 に分かれる。その電流i1 、
i2 の量は、ポテンショメータVRt の可動端子の位置
に応じた分割抵抗値R1 、R2 の比に応じて変化し、そ
れに応じて発生する磁界H1 、H2 も変化する。
【0014】R1 <R2 の場合は、i1 >i2 であるか
ら、H1 >H2 と成り、赤電子ビームR側では磁界が右
方向に掛かるので、赤電子ビームRは下方に移動する。
又、青電子ビームB側では磁界が左方向に掛かるので、
青電子ビームBは上方に移動する。
ら、H1 >H2 と成り、赤電子ビームR側では磁界が右
方向に掛かるので、赤電子ビームRは下方に移動する。
又、青電子ビームB側では磁界が左方向に掛かるので、
青電子ビームBは上方に移動する。
【0015】R1 >R2 の場合は、i1 <i2 であるか
ら、H1 <H2 と成り、赤電子ビームR側では磁界が左
方向に掛かるので、赤電子ビームRは上方に移動する。
又、青電子ビームB側では磁界が右方向に掛かるので、
青電子ビームBは下方に移動する。
ら、H1 <H2 と成り、赤電子ビームR側では磁界が左
方向に掛かるので、赤電子ビームRは上方に移動する。
又、青電子ビームB側では磁界が右方向に掛かるので、
青電子ビームBは下方に移動する。
【0016】このように、ポテンショメータVRt の調
整によって分割抵抗値R1 、R2 のバランスを変えるこ
とで、画面の上側で赤電子ビームRを上方(又は下方)
に、青電子ビームBを下方(又は上方)にそれぞれ移動
させることができる。
整によって分割抵抗値R1 、R2 のバランスを変えるこ
とで、画面の上側で赤電子ビームRを上方(又は下方)
に、青電子ビームBを下方(又は上方)にそれぞれ移動
させることができる。
【0017】電子ビームがカラー陰極線管の画面の下半
分を走査しているときは、図3において、電流iはダイ
オードDb を通じてポテンショメータVRb に流れこ
み、2つの電流i1 、i2 に分かれる。その電流i1 、
i2 の量は、ポテンショメータVRb の可動端子の位置
に応じた分割抵抗値R1 、R2 の比に応じて変化し、そ
れに応じて発生する磁界H1 、H2 も変化する。
分を走査しているときは、図3において、電流iはダイ
オードDb を通じてポテンショメータVRb に流れこ
み、2つの電流i1 、i2 に分かれる。その電流i1 、
i2 の量は、ポテンショメータVRb の可動端子の位置
に応じた分割抵抗値R1 、R2 の比に応じて変化し、そ
れに応じて発生する磁界H1 、H2 も変化する。
【0018】R1 <R2 の場合は、i1 >i2 であるか
ら、H1 >H2 と成り、赤電子ビームR側では磁界が左
方向に掛かるので、赤電子ビームRは上方に移動する。
又、青電子ビームB側では磁界が右方向に掛かるので、
青電子ビームBは下方に移動する。
ら、H1 >H2 と成り、赤電子ビームR側では磁界が左
方向に掛かるので、赤電子ビームRは上方に移動する。
又、青電子ビームB側では磁界が右方向に掛かるので、
青電子ビームBは下方に移動する。
【0019】R1 >R2 の場合は、i1 <i2 であるか
ら、H1 <H2 と成り、赤電子ビームR側では磁界が左
方向に掛かるので、赤電子ビームRは下方に移動する。
又、青電子ビームB側では磁界が右方向に掛かるので、
青電子ビームBは上方に移動する。
ら、H1 <H2 と成り、赤電子ビームR側では磁界が左
方向に掛かるので、赤電子ビームRは下方に移動する。
又、青電子ビームB側では磁界が右方向に掛かるので、
青電子ビームBは上方に移動する。
【0020】このように、ポテンショメータVRb 調整
によって分割抵抗値R1 、R2 のバランスを変えること
で、画面の下側で赤電子ビームRを上方(又は下方)
に、青電子ビームBを下方(又は上方)にそれぞれ移動
させることができる。
によって分割抵抗値R1 、R2 のバランスを変えること
で、画面の下側で赤電子ビームRを上方(又は下方)
に、青電子ビームBを下方(又は上方)にそれぞれ移動
させることができる。
【0021】次に、本発明の変形例を説明する。上述の
図1の実施例では、コイルL1 、L 2 のターン数が同じ
であったが、そのターン数を異ならせることによって、
ミスコンバーゼンス補正量を、コイルL1 、L2 に応じ
て異ならせることができる。これは特性にばらつきがる
とき有効である。
図1の実施例では、コイルL1 、L 2 のターン数が同じ
であったが、そのターン数を異ならせることによって、
ミスコンバーゼンス補正量を、コイルL1 、L2 に応じ
て異ならせることができる。これは特性にばらつきがる
とき有効である。
【0022】又、図1の実施例では、ポテンショメータ
を調整することによって、磁界H1、H2 のバランスを
変えることによってビームに掛かる磁界の向きを上向き
にしたり、下向きにしたりしているが、図4の変形例1
に示すように構成すれば、コイルL1 、L2 に流す電流
の向きを変えることによって、図1の実施例と同様の作
用効果を期待することができる。以下に、この変形例1
を説明する。
を調整することによって、磁界H1、H2 のバランスを
変えることによってビームに掛かる磁界の向きを上向き
にしたり、下向きにしたりしているが、図4の変形例1
に示すように構成すれば、コイルL1 、L2 に流す電流
の向きを変えることによって、図1の実施例と同様の作
用効果を期待することができる。以下に、この変形例1
を説明する。
【0023】図4を参照して、変形例1を説明する。
尚、図4では、図1におけるコア1、2及び垂直偏向コ
イルLV1 、LV2 の図示を省略している。又、図4に
おいて、図1と対応する部分には、同一符号を付して重
複説明を省略する。又、コイルL1 (コイル部L11、L
12)及びL2 (コイル部L21、L22)は、図1の実施例
と同様に、コア1、2の脚部1a、2aに巻装されてい
る。図1と同様に、点aにダイオードDb のカソード及
びダイオードDt のアノードを接続する共に、点a、b
間に抵抗器R3 、R4 の並列回路を接続する。
尚、図4では、図1におけるコア1、2及び垂直偏向コ
イルLV1 、LV2 の図示を省略している。又、図4に
おいて、図1と対応する部分には、同一符号を付して重
複説明を省略する。又、コイルL1 (コイル部L11、L
12)及びL2 (コイル部L21、L22)は、図1の実施例
と同様に、コア1、2の脚部1a、2aに巻装されてい
る。図1と同様に、点aにダイオードDb のカソード及
びダイオードDt のアノードを接続する共に、点a、b
間に抵抗器R3 、R4 の並列回路を接続する。
【0024】そして、ダイオードDb のアノードと点b
との間に、ポテンショメータRb の両端を接続すると共
に、抵抗器R5 及びR6 の直列回路を接続する。抵抗器
R5、R6 の接続中点と、ポテンショメータRb の可動
端子との間に、コイルL1 (コイル部L11、L12の直列
回路)を接続する。又、ダイオードDt のカソードと点
bとの間に、ポテンショメータRt の両端を接続すると
共に、抵抗器R7 及びR8 の直列回路を接続する。抵抗
器R7 、R8 の接続中点と、ポテンショメータRt の可
動端子との間に、コイルL2 (コイル部L21、L22の直
列回路)を接続する。そして、ポテンショメータRb 、
Rt を可変することによって、コイルL 1 、L2 に流す
電流の大きさ及び向きを変えて、各コイルL1 、L2 の
通電による磁界の大きさを及び向きを可変して、赤電子
ビームR及び青電子ビームBの位置を可変することがで
きる。
との間に、ポテンショメータRb の両端を接続すると共
に、抵抗器R5 及びR6 の直列回路を接続する。抵抗器
R5、R6 の接続中点と、ポテンショメータRb の可動
端子との間に、コイルL1 (コイル部L11、L12の直列
回路)を接続する。又、ダイオードDt のカソードと点
bとの間に、ポテンショメータRt の両端を接続すると
共に、抵抗器R7 及びR8 の直列回路を接続する。抵抗
器R7 、R8 の接続中点と、ポテンショメータRt の可
動端子との間に、コイルL2 (コイル部L21、L22の直
列回路)を接続する。そして、ポテンショメータRb 、
Rt を可変することによって、コイルL 1 、L2 に流す
電流の大きさ及び向きを変えて、各コイルL1 、L2 の
通電による磁界の大きさを及び向きを可変して、赤電子
ビームR及び青電子ビームBの位置を可変することがで
きる。
【0025】図5を参照して、変形例2を説明する。こ
の変形例2は、図4の変形例1におけるコイルL2 を省
略し、コイルL1 (コイル部L11、L12の直列回路)の
みとした場合で、そのコイル部L11、L12をそれぞれ図
1のコア1、2の各脚部1a、1bにそれぞれ巻装す
る。そして、図1の実施例と同様に、点a、b間に抵抗
器R3 、R4 の並列回路を接続する。又、図4における
ダイオードDt のカソードと点bとの間の抵抗器R7 、
R8 の直列回路の接続を省略する。
の変形例2は、図4の変形例1におけるコイルL2 を省
略し、コイルL1 (コイル部L11、L12の直列回路)の
みとした場合で、そのコイル部L11、L12をそれぞれ図
1のコア1、2の各脚部1a、1bにそれぞれ巻装す
る。そして、図1の実施例と同様に、点a、b間に抵抗
器R3 、R4 の並列回路を接続する。又、図4における
ダイオードDt のカソードと点bとの間の抵抗器R7 、
R8 の直列回路の接続を省略する。
【0026】そして、コイル部L11、L12の直列回路の
一端を抵抗器R5 、R6 の接続中点に接続し、その他端
をポテンショメータRb 、Rt の各可動端子に共通に接
続する。そして、ポテンショメータRb 、Rt を可変す
ることによって、コイルL1(コイルL11、L12の直列
回路)に流す電流の大きさ及び向きを変えて、コイルL
1 の通電による磁界の大きさを及び向きを可変して、赤
電子ビームR及び青電子ビームBの位置を可変すること
ができる。
一端を抵抗器R5 、R6 の接続中点に接続し、その他端
をポテンショメータRb 、Rt の各可動端子に共通に接
続する。そして、ポテンショメータRb 、Rt を可変す
ることによって、コイルL1(コイルL11、L12の直列
回路)に流す電流の大きさ及び向きを変えて、コイルL
1 の通電による磁界の大きさを及び向きを可変して、赤
電子ビームR及び青電子ビームBの位置を可変すること
ができる。
【0027】
【発明の効果】第1の本発明によれば、インライン3ビ
ーム方式のカラー陰極線管に取り付けられる垂直偏向コ
イルに対し直列接続して成るミスコンバーゼンス補正装
置であって、カラー陰極線管のネック部の両側に線対称
に一対のE字形コアを設け、その一対のE字形コアの各
脚部に、互いに直列(又は並列)接続された第1の対の
コイルをそれぞれ巻装すると共に、互いに直列(又は並
列)接続された第2の対のコイルをそれぞれ巻装し、第
1のポテンショメータ並びに第1の対のコイルの並列回
路と第1のダイオードとの直列回路と、第2のポテンシ
ョメータ並びに第2の対のコイルの並列回路と第1のダ
イオードと逆向きの第2のダイオードとの直列回路と、
抵抗器とを互いに並列接続すると共に、垂直偏向コイル
に対し直列接続して成り、第1及び第2の対のコイルに
互いに逆方向の垂直偏向電流が流されるようにしたの
で、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管におい
て、3本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子ビー
ムの画面の上下で走査線の上下関係が同じになるような
縦方向のミスコンバーゼンス及び上下関係が逆になるよ
うな縦方向のミスコンバーゼンスの両方を補正すること
のできるミスコンバーゼンス補正装置を得ることができ
る。第4の本発明によれば、インライン3ビーム方式の
カラー陰極線管に取り付けられる偏向ヨークであって、
垂直偏向コイルに対し直列接続したミスコンバーゼンス
補正装置を有する偏向ヨークにおいて、第1の本発明と
同様の構成のミスコンバーゼンス補正装置を設けたの
で、3本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子ビー
ムの画面の上下で走査線の上下関係が同じになるような
縦方向のミスコンバーゼンス及び上下関係が逆になるよ
うな縦方向のミスコンバーゼンスの両方を補正すること
のできるミスコンバーゼンス補正装置を有する偏向ヨー
クを得ることができる。第7の本発明によれば、垂直偏
向コイルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装
置が取付けられた偏向ヨークを有するインライン3ビー
ム方式のカラー陰極線管において、第1の本発明と同様
の構成のミスコンバーゼンス補正装置を設けたので、3
本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子ビームの画
面の上下で走査線の上下関係が同じになるような縦方向
のミスコンバーゼンス及び上下関係が逆になるような縦
方向のミスコンバーゼンスの両方を補正することのでき
るミスコンバーゼンス補正装置が取付けられた偏向ヨー
クを有するカラー陰極線管を得ることができる。第2の
本発明によれば、インライン3ビーム方式のカラー陰極
線管に取り付けられる垂直偏向コイルに対し直列接続し
て成るミスコンバーゼンス補正装置であって、カラー陰
極線管のネック部の両側に線対称に一対のE字形コアを
設け、その一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列
(又は並列)接続された第1の対のコイルをそれぞれ巻
装すると共に、互いに直列(又は並列)接続された第2
の対のコイルをそれぞれ巻装し、第1のダイオード及び
第1のポテンショメータの直列回路、第1のダイオード
とは逆向きの第2のダイオード及び第2のポテンショメ
ータの直列回路、第1及び第2の抵抗器の直列回路、第
3及び第4の抵抗器の直列回路並びに第5の抵抗器を互
いに並列接続すると共に、垂直偏向コイルに対し直列接
続し、第1のポテンショメータの可動端子並びに第1及
び第2の抵抗器の接続中点間に、第1の対のコイルを接
続し、第2のポテンショメータの可動端子並びに第3及
び第4の抵抗器の接続中点間に、第2の対のコイルを接
続して成り、第1及び第2の対のコイルに互いに逆方向
の垂直偏向電流が流されるようにしたので、インライン
3ビーム方式のカラー陰極線管において、3本の原色電
子ビームの内の外側の2本の電子ビームの画面の上下で
走査線の上下関係が同じになるような縦方向のミスコン
バーゼンス及び上下関係が逆になるような縦方向のミス
コンバーゼンスの両方を補正することのできるミスコン
バーゼンス補正装置を得ることができる。第5の本発明
によれば、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管に
取り付けられる偏向ヨークであって、垂直偏向コイルに
対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置を有する
偏向ヨークにおいて、第2の本発明と同様の構成のミス
コンバーゼンス補正装置を設けたので、3本の原色電子
ビームの内の外側の2本の電子ビームの画面の上下で走
査線の上下関係が同じになるような縦方向のミスコンバ
ーゼンス及び上下関係が逆になるような縦方向のミスコ
ンバーゼンスの両方を補正することのできるミスコンバ
ーゼンス補正装置を有する偏向ヨークを得ることができ
る。第8の本発明によれば、垂直偏向コイルに対し直列
接続したミスコンバーゼンス補正装置が取付けられた偏
向ヨークを有するインライン3ビーム方式のカラー陰極
線管において、第2の本発明と同様の構成のミスコンバ
ーゼンス補正装置を設けたので、3本の原色電子ビーム
の内の外側の2本の電子ビームの画面の上下で走査線の
上下関係が同じになるような縦方向のミスコンバーゼン
ス及び上下関係が逆になるような縦方向のミスコンバー
ゼンスの両方を補正することのできるミスコンバーゼン
ス補正装置が取付けられた偏向ヨークを有するカラー陰
極線管を得ることができる。第3の本発明よれば、イン
ライン3ビーム方式のカラー陰極線管に取り付けられる
垂直偏向コイルに対し直列接続して成るミスコンバーゼ
ンス補正装置であって、カラー陰極線管のネック部の両
側に線対称に一対のE字形コアを設け、その一対のE字
形コアの各脚部に、互いに直列(又は並列)接続された
対のコイルを巻装し、第1のダイオード及び第1のポテ
ンショメータの直列回路、第1のダイオードと逆向きの
第2のダイオード及び第2のポテンショメータの直列回
路、第1及び第2の抵抗器の直列回路並びに抵抗器を互
いに並列接続すると共に、垂直偏向コイルに対し直列接
続し、第1及び第2のポテンショメータの各可動端子並
びに第1及び第2の抵抗器の接続中点間に、対のコイル
を接続して成り、対のコイルに互いに逆方向の垂直偏向
電流が流されるようにしたので、インライン3ビーム方
式のカラー陰極線管において、3本の原色電子ビームの
内の外側の2本の電子ビームの画面の上下で走査線の上
下関係が同じになるような縦方向のミスコンバーゼンス
及び上下関係が逆になるような縦方向のミスコンバーゼ
ンスの両方を補正することのできるミスコンバーゼンス
補正装置を得ることができる。第6の本発明によれば、
インライン3ビーム方式のカラー陰極線管に取り付けら
れる偏向ヨークであって、垂直偏向コイルに対し直列接
続したミスコンバーゼンス補正装置を有する偏向ヨーク
において、第3の本発明と同様の構成のミスコンバーゼ
ンス補正装置を設けたので、3本の原色電子ビームの内
の外側の2本の電子ビームの画面の上下で走査線の上下
関係が同じになるような縦方向のミスコンバーゼンス及
び上下関係が逆になるような縦方向のミスコンバーゼン
スの両方を補正することのできるミスコンバーゼンス補
正装置を有する偏向ヨークを得ることができる。第9の
本発明によれば、垂直偏向コイルに対し直列接続したミ
スコンバーゼンス補正装置が取付けられた偏向ヨークを
有するインライン3ビーム方式のカラー陰極線管におい
て、第3の本発明と同様の構成のミスコンバーゼンス補
正装置を設けたので、3本の原色電子ビームの内の外側
の2本の電子ビームの画面の上下で走査線の上下関係が
同じになるような縦方向のミスコンバーゼンス及び上下
関係が逆になるような縦方向のミスコンバーゼンスの両
方を補正することのできるミスコンバーゼンス補正装置
が取付けられた偏向ヨークを有するカラー陰極線管を得
ることができる。
ーム方式のカラー陰極線管に取り付けられる垂直偏向コ
イルに対し直列接続して成るミスコンバーゼンス補正装
置であって、カラー陰極線管のネック部の両側に線対称
に一対のE字形コアを設け、その一対のE字形コアの各
脚部に、互いに直列(又は並列)接続された第1の対の
コイルをそれぞれ巻装すると共に、互いに直列(又は並
列)接続された第2の対のコイルをそれぞれ巻装し、第
1のポテンショメータ並びに第1の対のコイルの並列回
路と第1のダイオードとの直列回路と、第2のポテンシ
ョメータ並びに第2の対のコイルの並列回路と第1のダ
イオードと逆向きの第2のダイオードとの直列回路と、
抵抗器とを互いに並列接続すると共に、垂直偏向コイル
に対し直列接続して成り、第1及び第2の対のコイルに
互いに逆方向の垂直偏向電流が流されるようにしたの
で、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管におい
て、3本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子ビー
ムの画面の上下で走査線の上下関係が同じになるような
縦方向のミスコンバーゼンス及び上下関係が逆になるよ
うな縦方向のミスコンバーゼンスの両方を補正すること
のできるミスコンバーゼンス補正装置を得ることができ
る。第4の本発明によれば、インライン3ビーム方式の
カラー陰極線管に取り付けられる偏向ヨークであって、
垂直偏向コイルに対し直列接続したミスコンバーゼンス
補正装置を有する偏向ヨークにおいて、第1の本発明と
同様の構成のミスコンバーゼンス補正装置を設けたの
で、3本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子ビー
ムの画面の上下で走査線の上下関係が同じになるような
縦方向のミスコンバーゼンス及び上下関係が逆になるよ
うな縦方向のミスコンバーゼンスの両方を補正すること
のできるミスコンバーゼンス補正装置を有する偏向ヨー
クを得ることができる。第7の本発明によれば、垂直偏
向コイルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装
置が取付けられた偏向ヨークを有するインライン3ビー
ム方式のカラー陰極線管において、第1の本発明と同様
の構成のミスコンバーゼンス補正装置を設けたので、3
本の原色電子ビームの内の外側の2本の電子ビームの画
面の上下で走査線の上下関係が同じになるような縦方向
のミスコンバーゼンス及び上下関係が逆になるような縦
方向のミスコンバーゼンスの両方を補正することのでき
るミスコンバーゼンス補正装置が取付けられた偏向ヨー
クを有するカラー陰極線管を得ることができる。第2の
本発明によれば、インライン3ビーム方式のカラー陰極
線管に取り付けられる垂直偏向コイルに対し直列接続し
て成るミスコンバーゼンス補正装置であって、カラー陰
極線管のネック部の両側に線対称に一対のE字形コアを
設け、その一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列
(又は並列)接続された第1の対のコイルをそれぞれ巻
装すると共に、互いに直列(又は並列)接続された第2
の対のコイルをそれぞれ巻装し、第1のダイオード及び
第1のポテンショメータの直列回路、第1のダイオード
とは逆向きの第2のダイオード及び第2のポテンショメ
ータの直列回路、第1及び第2の抵抗器の直列回路、第
3及び第4の抵抗器の直列回路並びに第5の抵抗器を互
いに並列接続すると共に、垂直偏向コイルに対し直列接
続し、第1のポテンショメータの可動端子並びに第1及
び第2の抵抗器の接続中点間に、第1の対のコイルを接
続し、第2のポテンショメータの可動端子並びに第3及
び第4の抵抗器の接続中点間に、第2の対のコイルを接
続して成り、第1及び第2の対のコイルに互いに逆方向
の垂直偏向電流が流されるようにしたので、インライン
3ビーム方式のカラー陰極線管において、3本の原色電
子ビームの内の外側の2本の電子ビームの画面の上下で
走査線の上下関係が同じになるような縦方向のミスコン
バーゼンス及び上下関係が逆になるような縦方向のミス
コンバーゼンスの両方を補正することのできるミスコン
バーゼンス補正装置を得ることができる。第5の本発明
によれば、インライン3ビーム方式のカラー陰極線管に
取り付けられる偏向ヨークであって、垂直偏向コイルに
対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置を有する
偏向ヨークにおいて、第2の本発明と同様の構成のミス
コンバーゼンス補正装置を設けたので、3本の原色電子
ビームの内の外側の2本の電子ビームの画面の上下で走
査線の上下関係が同じになるような縦方向のミスコンバ
ーゼンス及び上下関係が逆になるような縦方向のミスコ
ンバーゼンスの両方を補正することのできるミスコンバ
ーゼンス補正装置を有する偏向ヨークを得ることができ
る。第8の本発明によれば、垂直偏向コイルに対し直列
接続したミスコンバーゼンス補正装置が取付けられた偏
向ヨークを有するインライン3ビーム方式のカラー陰極
線管において、第2の本発明と同様の構成のミスコンバ
ーゼンス補正装置を設けたので、3本の原色電子ビーム
の内の外側の2本の電子ビームの画面の上下で走査線の
上下関係が同じになるような縦方向のミスコンバーゼン
ス及び上下関係が逆になるような縦方向のミスコンバー
ゼンスの両方を補正することのできるミスコンバーゼン
ス補正装置が取付けられた偏向ヨークを有するカラー陰
極線管を得ることができる。第3の本発明よれば、イン
ライン3ビーム方式のカラー陰極線管に取り付けられる
垂直偏向コイルに対し直列接続して成るミスコンバーゼ
ンス補正装置であって、カラー陰極線管のネック部の両
側に線対称に一対のE字形コアを設け、その一対のE字
形コアの各脚部に、互いに直列(又は並列)接続された
対のコイルを巻装し、第1のダイオード及び第1のポテ
ンショメータの直列回路、第1のダイオードと逆向きの
第2のダイオード及び第2のポテンショメータの直列回
路、第1及び第2の抵抗器の直列回路並びに抵抗器を互
いに並列接続すると共に、垂直偏向コイルに対し直列接
続し、第1及び第2のポテンショメータの各可動端子並
びに第1及び第2の抵抗器の接続中点間に、対のコイル
を接続して成り、対のコイルに互いに逆方向の垂直偏向
電流が流されるようにしたので、インライン3ビーム方
式のカラー陰極線管において、3本の原色電子ビームの
内の外側の2本の電子ビームの画面の上下で走査線の上
下関係が同じになるような縦方向のミスコンバーゼンス
及び上下関係が逆になるような縦方向のミスコンバーゼ
ンスの両方を補正することのできるミスコンバーゼンス
補正装置を得ることができる。第6の本発明によれば、
インライン3ビーム方式のカラー陰極線管に取り付けら
れる偏向ヨークであって、垂直偏向コイルに対し直列接
続したミスコンバーゼンス補正装置を有する偏向ヨーク
において、第3の本発明と同様の構成のミスコンバーゼ
ンス補正装置を設けたので、3本の原色電子ビームの内
の外側の2本の電子ビームの画面の上下で走査線の上下
関係が同じになるような縦方向のミスコンバーゼンス及
び上下関係が逆になるような縦方向のミスコンバーゼン
スの両方を補正することのできるミスコンバーゼンス補
正装置を有する偏向ヨークを得ることができる。第9の
本発明によれば、垂直偏向コイルに対し直列接続したミ
スコンバーゼンス補正装置が取付けられた偏向ヨークを
有するインライン3ビーム方式のカラー陰極線管におい
て、第3の本発明と同様の構成のミスコンバーゼンス補
正装置を設けたので、3本の原色電子ビームの内の外側
の2本の電子ビームの画面の上下で走査線の上下関係が
同じになるような縦方向のミスコンバーゼンス及び上下
関係が逆になるような縦方向のミスコンバーゼンスの両
方を補正することのできるミスコンバーゼンス補正装置
が取付けられた偏向ヨークを有するカラー陰極線管を得
ることができる。
【図1】本発明の実施例を示す接続図
【図2】その実施例の動作説明に供する接続図
【図3】その実施例の動作説明に供する接続図
【図4】変形例1を示す接続図
【図5】変形例2を示す接続図
【図6】ミスコンバーゼンスを示す線図
1、2 E字形コア L1 、L2 補正コイル L11、L12 コイル部 L21、L22 コイル部 VRb 、VRt ポテンショメータ Rb 、Rt ポテンショメータ R1 〜R8 抵抗器 LV1 、LV2 垂直偏向コイル R 赤電子ビーム G 緑電子ビーム B 青電子ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−102744(JP,A) 特開 平3−247093(JP,A) 特開 平6−292214(JP,A) 実開 昭48−99016(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/28 H01J 29/76
Claims (9)
- 【請求項1】 インライン3ビーム方式のカラー陰極線
管に取り付けられる垂直偏向コイルに対し直列接続して
成るミスコンバーゼンス補正装置であって、 上記カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、 該一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並
列)接続された第1の対のコイルをそれぞれ巻装すると
共に、互いに直列(又は並列)接続された第2の対のコ
イルをそれぞれ巻装し、 第1のポテンショメータ並びに上記第1の対のコイルの
並列回路と第1のダイオードとの直列回路と、第2のポ
テンショメータ並びに上記第2の対のコイルの並列回路
と上記第1のダイオードと逆向きの第2のダイオードと
の直列回路と、抵抗器とを互いに並列接続すると共に、
上記垂直偏向コイルに対し直列接続して成り、 上記第1及び第2の対のコイルに互いに逆方向の垂直偏
向電流が流されるようにしたことを特徴とするミスコン
バーゼンス補正装置。 - 【請求項2】 インライン3ビーム方式のカラー陰極線
管に取り付けられる垂直偏向コイルに対し直列接続して
成るミスコンバーゼンス補正装置であって、 上記カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、 該一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並
列)接続された第1の対のコイルをそれぞれ巻装すると
共に、互いに直列(又は並列)接続された第2の対のコ
イルをそれぞれ巻装し、 第1のダイオード及び第1のポテンショメータの直列回
路、上記第1のダイオードとは逆向きの第2のダイオー
ド及び第2のポテンショメータの直列回路、第1及び第
2の抵抗器の直列回路、第3及び第4の抵抗器の直列回
路並びに第5の抵抗器を互いに並列接続すると共に、上
記垂直偏向コイルに対し直列接続し、 上記第1のポテンショメータの可動端子並びに上記第1
及び第2の抵抗器の接続中点間に、上記第1の対のコイ
ルを接続し、 上記第2のポテンショメータの可動端子並びに上記第3
及び第4の抵抗器の接続中点間に、上記第2の対のコイ
ルを接続して成り、 上記第1及び第2の対のコイルに互いに逆方向の垂直偏
向電流が流されるようにしたことを特徴とするミスコン
バーゼンス補正装置。 - 【請求項3】 インライン3ビーム方式のカラー陰極線
管に取り付けられる垂直偏向コイルに対し直列接続して
成るミスコンバーゼンス補正装置であって、 上記カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、 該一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並
列)接続された対のコイルを巻装し、 第1のダイオード及び第1のポテンショメータの直列回
路、上記第1のダイオードと逆向きの第2のダイオード
及び第2のポテンショメータの直列回路、第1及び第2
の抵抗器の直列回路並びに抵抗器を互いに並列接続する
と共に、上記垂直偏向コイルに対し直列接続し、 上記第1及び第2のポテンショメータの各可動端子並び
に上記第1及び第2の抵抗器の接続中点間に、上記対の
コイルを接続して成り、上記対のコイルに互いに逆方向
の垂直偏向電流が流されるようにしたことを特徴とする
ミスコンバーゼンス補正装置。 - 【請求項4】 インライン3ビーム方式のカラー陰極線
管に取り付けられる偏向ヨークであって、垂直偏向コイ
ルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置を有
する偏向ヨークにおいて、 上記カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、 該一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並
列)接続された第1の対のコイルをそれぞれ巻装すると
共に、互いに直列(又は並列)接続された第2の対のコ
イルをそれぞれ巻装し、 第1のポテンショメータ並びに上記第1の対のコイルの
並列回路と第1のダイオードとの直列回路と、第2のポ
テンショメータ並びに上記第2の対のコイルの並列回路
と上記第1のダイオードと逆向きの第2のダイオードと
の直列回路と、抵抗器とを互いに並列接続すると共に、
上記垂直偏向コイルに対し直列接続して成り、 上記第1及び第2の対のコイルに互いに逆方向の垂直偏
向電流が流されるようにしたミスコンバーゼンス補正装
置を有することを特徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項5】 インライン3ビーム方式のカラー陰極線
管に取り付けられる偏向ヨークであって、垂直偏向コイ
ルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置を有
する偏向ヨークにおいて、 上記カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、 該一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並
列)接続された第1の対のコイルをそれぞれ巻装すると
共に、互いに直列(又は並列)接続された第2の対のコ
イルをそれぞれ巻装し、 第1のダイオード及び第1のポテンショメータの直列回
路、上記第1のダイオードとは逆向きの第2のダイオー
ド及び第2のポテンショメータの直列回路、第1及び第
2の抵抗器の直列回路、第3及び第4の抵抗器の直列回
路並びに第5の抵抗器を互いに並列接続すると共に、上
記垂直偏向コイルに対し直列接続し、 上記第1のポテンショメータの可動端子並びに上記第1
及び第2の抵抗器の接続中点間に、上記第1の対のコイ
ルを接続し、 上記第2のポテンショメータの可動端子並びに上記第3
及び第4の抵抗器の接続中点間に、上記第2の対のコイ
ルを接続して成り、 上記第1及び第2の対のコイルに互いに逆方向の垂直偏
向電流が流されるようにしたミスコンバーゼンス補正装
置を有することを特徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項6】 インライン3ビーム方式のカラー陰極線
管に取り付けられる偏向ヨークであって、垂直偏向コイ
ルに対し直列接続したミスコンバーゼンス補正装置を有
する偏向ヨークにおいて、 上記カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、 該一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並
列)接続された対のコイルを巻装し、 第1のダイオード及び第1のポテンショメータの直列回
路、上記第1のダイオードと逆向きの第2のダイオード
及び第2のポテンショメータの直列回路、第1及び第2
の抵抗器の直列回路並びに第5の抵抗器を互いに並列接
続すると共に、上記垂直偏向コイルに対し直列接続し、 上記第1及び第2のポテンショメータの各可動端子並び
に上記第1及び第2の抵抗器の接続中点間に、上記対の
コイルを接続して成り、上記対のコイルに互いに逆方向
の垂直偏向電流が流されるようにしたミスコンバーゼン
ス補正装置を有することを特徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項7】 垂直偏向コイルに対し直列接続したミス
コンバーゼンス補正装置が取付けられた偏向ヨークを有
するインライン3ビーム方式のカラー陰極線管であっ
て、 上記カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、 該一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並
列)接続された第1の対のコイルをそれぞれ巻装すると
共に、互いに直列(又は並列)接続された第2の対のコ
イルをそれぞれ巻装し、 第1のポテンショメータ並びに上記第1の対のコイルの
並列回路と第1のダイオードとの直列回路と、第2のポ
テンショメータ並びに上記第2の対のコイルの並列回路
と上記第1のダイオードと逆向きの第2のダイオードと
の直列回路と、抵抗器とを互いに並列接続すると共に、
上記垂直偏向コイルに対し直列接続して成り、 上記第1及び第2の対のコイルに互いに逆方向の垂直偏
向電流が流されるようにしたミスコンバーゼンス補正装
置が取付けられた偏向ヨークを有することを特徴とする
カラー陰極線管。 - 【請求項8】 垂直偏向コイルに対し直列接続したミス
コンバーゼンス補正装置が取付けられた偏向ヨークを有
するインライン3ビーム方式のカラー陰極線管であっ
て、 上記カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、 該一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並
列)接続された第1の対のコイルをそれぞれ巻装すると
共に、互いに直列(又は並列)接続された第2の対のコ
イルをそれぞれ巻装し、 第1のダイオード及び第1のポテンショメータの直列回
路、上記第1のダイオードとは逆向きの第2のダイオー
ド及び第2のポテンショメータの直列回路、第1及び第
2の抵抗器の直列回路、第3及び第4の抵抗器の直列回
路並びに第5の抵抗器を互いに並列接続すると共に、上
記垂直偏向コイルに対し直列接続し、 上記第1のポテンショメータの可動端子並びに上記第1
及び第2の抵抗器の接続中点間に、上記第1の対のコイ
ルを接続し、 上記第2のポテンショメータの可動端子並びに上記第3
及び第4の抵抗器の接続中点間に、上記第2の対のコイ
ルを接続して成り、 上記第1及び第2の対のコイルに互いに逆方向の垂直偏
向電流が流されるようにしたミスコンバーゼンス補正装
置が取付けられた偏向ヨークを有することを特徴とする
カラー陰極線管。 - 【請求項9】 垂直偏向コイルに対し直列接続したミス
コンバーゼンス補正装置が取付けられた偏向ヨークを有
するインライン3ビーム方式のカラー陰極線管であっ
て、 上記カラー陰極線管のネック部の両側に線対称に一対の
E字形コアを設け、 該一対のE字形コアの各脚部に、互いに直列(又は並
列)接続された対のコイルを巻装し、 第1のダイオード及び第1のポテンショメータの直列回
路、上記第1のダイオードと逆向きの第2のダイオード
及び第2のポテンショメータの直列回路、第1及び第2
の抵抗器の直列回路並びに第5の抵抗器を互いに並列接
続すると共に、上記垂直偏向コイルに対し直列接続し、 上記第1及び第2のポテンショメータの各可動端子並び
に上記第1及び第2の抵抗器の接続中点間に、上記対の
コイルを接続して成り、上記対のコイルに互いに逆方向
の垂直偏向電流が流されるようにしたミスコンバーゼン
ス補正装置が取付けられた偏向ヨークを有することを特
徴とするカラー陰極線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15969892A JP3263975B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ミスコンバーゼンス補正装置、偏向ヨーク及びカラー陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15969892A JP3263975B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ミスコンバーゼンス補正装置、偏向ヨーク及びカラー陰極線管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066815A JPH066815A (ja) | 1994-01-14 |
JP3263975B2 true JP3263975B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=15699365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15969892A Expired - Fee Related JP3263975B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | ミスコンバーゼンス補正装置、偏向ヨーク及びカラー陰極線管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3263975B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP15969892A patent/JP3263975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH066815A (ja) | 1994-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63225462A (ja) | カラ−受像管 | |
JP2635327B2 (ja) | カラー受像管用偏向ヨーク | |
JP3263975B2 (ja) | ミスコンバーゼンス補正装置、偏向ヨーク及びカラー陰極線管 | |
JP3184410B2 (ja) | カラー受像管装置 | |
JP3051748B2 (ja) | インライン型カラーブラウン管用偏向装置 | |
KR100201761B1 (ko) | 편향요우크 및 그것을 구비해서 이루어진 컬러음극선관장치 | |
US6492783B2 (en) | Deflection yoke and cathode ray tube device | |
JP3927101B2 (ja) | カラー受像管装置 | |
JP2667215B2 (ja) | カラー受像管装置 | |
JPH051893Y2 (ja) | ||
KR0154175B1 (ko) | 미스컨버젼스 보정장치 | |
JPH033034Y2 (ja) | ||
JP3482219B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
JPH051894Y2 (ja) | ||
JPH0750935B2 (ja) | 偏向ヨ−ク装置 | |
JP3040120B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
JP3358270B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
JP3392454B2 (ja) | カラー受像管装置 | |
JP3849592B2 (ja) | 偏向ヨーク | |
JP3198616B2 (ja) | コンバージェンス補正装置およびその補正装置を用いた偏向装置 | |
JP3201446B2 (ja) | インライン型カラー受像管用偏向ヨーク | |
JPH0648735Y2 (ja) | 偏向ヨーク | |
JPH0641288U (ja) | インライン型カラー受像管用偏向装置 | |
JPH0727736Y2 (ja) | インライン型カラ−受像管の画像補正装置 | |
US6252359B1 (en) | Deflection apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071228 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081228 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091228 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |