JP3198616B2 - コンバージェンス補正装置およびその補正装置を用いた偏向装置 - Google Patents

コンバージェンス補正装置およびその補正装置を用いた偏向装置

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JP3198616B2 JP13846592A JP13846592A JP3198616B2 JP 3198616 B2 JP3198616 B2 JP 3198616B2 JP 13846592 A JP13846592 A JP 13846592A JP 13846592 A JP13846592 A JP 13846592A JP 3198616 B2 JP3198616 B2 JP 3198616B2
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幸雄 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー陰極線管のコンバ
ージェンスを補正するコンバージェンス補正装置および
その補正装置を用いた偏向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に画面位置に応じて補正量
を可変し横ミスコンバージェンス量に対応した補正を行
うことができるコンバージェンス補正装置を提案した
(特願平3−47185号出願書類参照)。
【0003】このコンバージェンス補正装置を図7及び
図8に基づいて説明する。図7において、閉磁路を構成
するコア1には第1〜第4コイルL1〜L4が巻回され、
第1コイルL1と第4コイルL4及び第2コイルL2と第
3コイルL3がそれぞれバイファイラ巻きで巻き付けら
れている。そして、第1コイルL1及び第4コイルL4
第2コイルL2及び第3コイルL3とに同一方向に電流が
流れたとき発生する磁界の方向が、破線矢印方向のバイ
アス磁界に対して一方が同一方向、他方が逆方向となる
ように配置されている。
【0004】また、コア1にはバイアス用コイルLB
巻回され、このバイアス用コイルLBには垂直周期のパ
ラボラ状波形電流が供給されている。この通電によって
コア1には破線矢印方向のバイアス磁界が発生する。
【0005】図8にはコンバージェンス補正回路の等価
回路図が示されている。図8において、第1コイルL1
及び第2コイルL2の直列回路と第3コイルL3及び第4
コイルL4の直列回路が並列接続されてコイルブリッジ
が構成され、この並列接続の各接続点から端子t1及び
端子t2が導出されている。この端子t1,t2間に水平
偏向電流が通電される。又、第1コイルL1及び第2コ
イルL2の共通接続点と第3コイルL3及び第4コイルL
4の共通接続点との間にコンバージェンス補正用コイル
Cが接続されている。このコンバージェンス補正用コ
イルLCは4分割のコイルが90°間隔に配置され、ブ
ラウン管のネック部内に四重極磁界を発生するよう構成
されている。
【0006】上記構成において、端子t1,t2間に水平
偏向電流を通電する。端子t1から端子t2に電流が流れ
ると、第2コイルL2及び第3コイルL3からはバイアス
磁界と反対方向の磁束(図7のA方向)が発生し、第1
コイルL1及び第4コイルL4からはバイアス磁界と反対
方向の磁束(図7のB方向)が発生する。第2コイルL
2及び第3コイルL3の磁束はバイアス磁界と反対方向で
あるためインダクタンスが増加し、第1コイルL1及び
第4コイルL4の磁束はバイアス磁界と同一方向である
ためインダクタンスが減少する。従って、端子t1から
の電流は図8の実線で示すように第1コイルL1を介し
てコンバージェンス補正用コイルLCに流れ、第4コイ
ルL4を介して端子t2に流れる。
【0007】また、端子t2から端子t1に電流が流れる
と、前記と反対に第2コイルL2及び第3コイルL3から
バイアス磁界と同一方向の磁束(図7の反A方向)が発
生し、第1コイルL1及び第4コイルL4からバイアス磁
界と反対方向の磁束(図7の反B方向)が発生するた
め、第2コイルL2及び第3コイルL3のインダクタンス
が減少し、第1コイルL1及び第4コイルL4のインダク
タンスが増加する。従って、端子t2からの電流は図8
の破線で示すように第2コイルL2を介してコンバージ
ェンス補正用コイルLCに流れ、第3コイルL3を介して
端子t1に流れる。
【0008】コンバージェンス補正用コイルLCには電
流の方向にかかわらず図8に示す如く同一方向の電流が
流れるためコンバージェンス補正用コイルLCに流れる
電流波形は水平周期のパラボラ状波形に近いものとな
る。しかも、バイアス用コイルLBには垂直周期のパラ
ボラ状波形電流が通電されて上記電流波形が垂直周期の
変調を受けたものとなる。
【0009】従って、X軸(画面水平方向)上の横ミス
コンバージェンスとコーナ部(画面の4角)の横ミスコ
ンバージェンスを補正することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成によればコンバージェンス補正用コイルLCに通電さ
れる水平周期のパラボラ状波形は左右対称であるため、
画面左右の対称横ミスコンバージェンスしか補正するこ
とができず非対称な横ミスコンバージェンスを補正する
ことができなかった。
【0011】そこで、本発明はX軸上の対称横ミスコン
バージェンス及びコーナ部の対称横ミスコンバージェン
スを補正できると共にX軸上の非対称横ミスコンバージ
ェンスをも補正できるコンバージェンス補正装置を提供
することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の請求項1に係る本発明のコンバージェンス補正装置
は、一定のバイアス磁界が与えられた第1コアに、第1
コイル及び第4コイルに対する前記バイアス磁界と第2
コイル及び第3コイルに対する前記バイアス磁界とが逆
方向となるよう前記第1乃至第4コイルを巻回し、前記
第1コイルと前記第2コイルを直列接続し、前記第3コ
イルと前記第4コイルを直列接続し、前記第1コイル及
び前記第2コイルの直列回路と前記第3コイル及び前記
第4コイルの直列回路とを並列接続し、この並列接続点
間に水平偏向電流を供給し、第2コアに第5コイルと第
6コイルを巻回すると共にバイアス用コイルを巻回し、
このバイアス用コイルに垂直偏向電流を供給して前記第
2コアにバイアス磁界を発生し、前記第1コイル及び前
記第2コイルの共通接続点と前記第3コイル及び前記第
4コイルの共通接続点との間に、前記第5コイル及び第
7コイルの直列回路と前記第6コイル及び第8コイルの
直列回路とを並列に、且つ、前記第5コイルと前記第6
コイルとがブリッジの対角位置となるよう接続し、第9
コイルと第11コイルとを直列接続し、第10コイルと
第12コイルとを直列接続し、前記第9コイル及び前記
第11コイルの直列回路と前記第10コイル及び前記第
12コイルの直列回路とを並列接続し、この並列接続間
に前記水平偏向電流を供給し、前記第5コイル及び前記
第7コイルの共通接続点と前記第6コイル及び前記第8
コイルの共通接続点との間、及び、前記第9コイル及び
前記第11コイルの共通接続点と前記第10コイル及び
前記第12コイルの共通接続点との間にコンバージェン
ス補正用コイルを接続し、このコンバージェンス補正用
コイルを通電時に四重極磁界を発生するよう配置したも
のである。
【0013】請求項2に係る発明によれば、請求項1の
発明の構成に加えて第7コイル及び第8コイルは同時に
インダクタンスを可変できるよう構成したものである。
【0014】請求項3に係る発明によれば、請求項1又
は請求項2の発明の構成に加えて第9コイル及び第12
コイルの組と第10コイル及び第11コイルの組とが同
時に双方のインダクタンスの相対的大小を可変できるよ
う構成したものである。
【0015】
【作用】水平偏向電流が第1乃至第4コイルに通電され
ると、バイアス磁界の影響で第5乃至第8コイルを構成
する回路には水平周期の略パラボラ状波形電流が供給さ
れる一方、垂直偏向電流がバイアス用コイルに通電され
て第5及び第6コイルがこのバイアス磁界の影響を受け
て第5及び第6コイルのインダクタンスが変化し、垂直
偏向電流の値が増加すると第5及び第6コイルのインダ
クタンスが小さくなり、第5コイル側又は第6コイル側
に流れる電流値と第8コイル側又は第7コイル側に流れ
る電流値に差が生じてこの差電流がコンバージェンス補
正用コイルに流れ、コンバージェンス補正用コイルには
垂直周期のパラボラ状の周期を受けた水平パラボラ波電
流が通電されるため、X軸上の対称横ミスコンバージェ
ンス及びコーナ部の横ミスコンバージェンスが補正され
る。また、これとは独立に水平偏向電流が第9乃至第1
2コイルのブリッジ状コイルに通電され、第9コイル及
び第12コイルと第10コイル及び第11コイルとのイ
ンダクタンスの相対的大小に応じた電流、即ち、画面の
左右で反対方向の電流がコンバージェンス補正用コイル
に流れるため、X軸上の非対称横ミスコンバージェンス
が補正される。
【0016】また、請求項2に係る発明によれば、第7
コイル及び第8コイルのインダクタンスを可変すると水
平周期のパラボラ状波形電流のレベルが変わるためX軸
上の対称横コンバージェンス量を調整できる。
【0017】請求項3に係る発明によれば、さらに、第
9コイル及び第12コイルの組と第10コイル及び第1
1コイルの組とのインダクタンスの相対的大小を可変す
ると、画面の左右での電流の方向及び大きさが変わるた
め、X軸上の非対称横コンバージェンス量を調整でき
る。請求項1又は2又は3のコンバージェンス補正装置
は、偏向装置又はカラー陰極線管に用いることができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1乃至図6には本発明を適用した偏向装置が示さ
れている。図1に偏向装置の概略構成図、図2にはその
等価回路図がそれぞれ示されている。
【0019】図1において、第1コア2はコア片2aと
このコア片2aの両端に各永久マグネット3を介して固
定されたコア片2bとから成り、コア2と永久マグネッ
ト3によって閉磁路が形成されている。一対のマグネッ
ト3は同一方向に磁界が発生するよう各極が配置され、
この一対のマグネット3によってコア2に一定のバイア
ス磁界が形成されている。
【0020】第1コイルL1と第4コイルL4は第1コア
2にボビン(図示せず)を介して、又、第2コイルL2
と第3コイルL3は第1コア2に他のボビン(図示せ
ず)を介してバイファイラ巻きでそれぞれ巻き付けられ
ている。そして、各コイルL1〜L4に同一方向の電流が
流れたとき、発生する磁界の方向が永久マグネット3に
よるバイアス磁界に対して一方が同一方向、他方が逆方
向となるように配置されている。
【0021】第5コイルと第6コイルL5,L6は閉磁路
を構成する第2コア4に各ボビン(図示せず)を介して
巻き付けられ、この第2コア4にはさらにバイアス用コ
イルLBも巻き付けられている。
【0022】第7コイルL7及び第8コイルL8はボビン
(図示せず)にバイファイラ巻きで巻き付けられ、ネジ
コア5の出し入れによってインダクタンスが可変され
る。
【0023】第9コイルL9と第12コイルL12はボビ
ン(図示せず)にバイファイラ巻きで巻き付けられてい
ると共に第10コイルL10と第11コイルL11も同じボ
ビン(図示せず)にバイファイラ巻きで巻き付けられて
おり、ネジコア6の出し入れによって第9コイルL9
び第12コイルL12の組と第10コイルL10及び第11
コイルL11の組とのインダクタンスの相対的大小が可変
される。
【0024】コンバージェンス補正用コイルLCは4分
割されたコイル部から成り、この4個のコイル部がブラ
ウン管のネック部に90°間隔に配置されている。
【0025】図2において、第1乃至第4コイルL1
4は従来例のものと同様に結線され、この第1乃至第
4コイルL1〜L4の回路が水平偏向コイルLHに直列に
接続されている。従って、第1乃至第4コイルL1〜L4
の回路には水平偏向電流が供給される。
【0026】第1コイルL1及び第2コイルL2の共通接
続点と第3コイルL3及び第4コイルL4の共通接続点と
の間には、第5コイルL5及び第7コイルL7の直列回路
と第8コイルL8及び第6コイルL6の直列回路とを並列
に接続して結線されている。そして、第5コイルL5
び第6コイルL6とはコイルブリッジの対角位置となる
よう接続されている。
【0027】バイアス用コイルLBは垂直偏向コイルLV
に直列接続されており、バイアス用コイルLBには垂直
偏向電流が供給される。
【0028】第9コイルL9と第11コイルL11は直列
に接続され、又、第10コイルL10と第12コイルL12
も直列に接続されている。この双方の直列回路が並列接
続されてコイルブリッジが構成され、この各並列接続点
が前記第1コイルL1乃至第4コイルL4のコイルブリッ
ジの各入力端にそれぞれ接続されている。従って、第9
コイルL9乃至第12コイルL12のコイルブリッジには
水平偏向電流が供給される。
【0029】第5コイルL5及び第7コイルL7の共通接
続点と第6コイルL6及び第8コイルL8の共通接続点と
の間、及び、第9コイルL9と第11コイルL11の共通
接続点と第10コイルL10及び第12コイルL12の共通
点との間にコンバージェンス補正用コイルLCが接続さ
れている。
【0030】以下、上記構成の作用について説明する。
水平偏向電流が第1乃至第4コイルL1〜L4に通電され
ると、従来例で説明したように第5乃至第8コイルL5
〜L8を構成する回路には水平周期の略パラボラ状波形
電流i1が供給され、コンバージェンス補正用コイルLC
には第5コイルL5を流れる電流i1(図3の(a))と
第8コイルL8を流れる電流i2(図3の(b))との差
電流が流れる。
【0031】また、水平偏向電流が第9乃至第12コイ
ルL9〜L12に通電されると、コンバージェンス補正用
コイルLCには第9コイルL9(又は第12コイルL12
に流れる電流と第10コイルL10(又は第11コイルL
11)に流れる電流との差電流i3(図3の(c))が流
れる。従って、コンバージェンス補正用コイルLCには
電流i1、電流i2及び電流i3の合成電流が流れること
になる。
【0032】ここで、電流i1は第8コイルL8と第7コ
イルL7のインダクタンスによって決定され、このイン
ダクタンスは時間的変化を受けないため、図3の(a)
に示す如く水平周期の略パラボラ状波形となる。そし
て、ネジコア5の位置によってインダクタンスが可変さ
れるとそのレベルが変化する。従って、ネジコア5の位
置を調整することによって軸上の対称横ミスコンバージ
ェンスを補正できる。
【0033】電流i2は第5コイルL5と第6コイルL6
のインダクタンスによって決定され、このインダクタン
スはバイアス用コイルLBのバイアス磁界の影響を受け
るため、図3の(b)に示す如く垂直周期変調を受けた
水平周期の略パラボラ状波形となる。従って、バイアス
磁界の大きさを調整することによってコーナ部の対称横
ミスコンバージェンスを補正できる。
【0034】電流i3は第9乃至第12コイルL9〜L12
のコイルブリッジを通るため、図3の(c)に示す如く
水平偏向波形となる。そして、第9コイルL9及び第1
2コイルL12のインダクタンスと第10コイルL10及び
第11コイルL11のインダクタンスとの相対的大小によ
ってその方向及び大きさが決定される。第9コイルL9
及び第12コイルL12のインダクタンスが大きい場合に
は図4の(b)に示すように水平偏向電流と同一位相の
波形となり、又、第10コイルL10及び第11コイルL
11のインダクタンスが大きい場合には図4の(c)に示
すように水平偏向電流に対して反転した位相の波形とな
る。図4の(b)の電流波形のときには、画面の左右で
図5の(a)に示す磁界が発生し、図5の(b)のよう
に赤色が外側になるようにコンバージェンスが動く。図
4の(c)の電流波形のときには、画面の左右で図6の
(a)に示す磁界が発生し、図6の(b)のように青色
が外側になるようにコンバージェンスが動く。
【0035】即ち、ネジコア6の位置によってインダク
タンスの相対的大小が可変されると、波形の正逆及びそ
のレベルが変化するためネジコア6の位置を調整するこ
とによって軸上の非対称横ミスコンバージェンスを補正
できる。
【0036】この実施例では偏向装置で使用する水平偏
向電流及び垂直偏向電流を用いて簡単な構成でコンバー
ジェンス補正電流が得られるため装置全体の構成を簡略
化できる利点がある。又、対称ミスコンバージェンスの
補正電流を作る部分と非対称ミスコンバージェンスの補
正電流を作る部分が分離されているため干渉がない。さ
らに、X軸上の横ミスコンバージェンス(対称,非対
称)補正とコーナ部の対称横ミスコンバージェンス補正
を同じ四重極磁界コイルLCで行うため効率が良い。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、第1乃至第3請求項
に係る本発明によれば、一定のバイアス磁界がかけられ
た第1コアに第1乃至第4コイルを所定規則に従って巻
回し、ブリッジ状に結線した第1乃至第4コイルに水平
偏向電流を供給して水平周期の略パラボラ状波形電流を
作り、この略パラボラ状波形電流をさらにブリッジ状に
結線した第5乃至第8コイルに供給し、第5乃至第8コ
イルのブリッジの出力端間にコンバージェンス補正用コ
イルを接続し、第5乃至第8コイルの対角位置にある一
対のコイルをバイアス用コイルが巻回された第2コアに
巻回し、バイアス用コイルに垂直偏向電流を供給して前
記一対のコイルのインダクタンスを可変し、ブリッジ状
に結線した第9乃至第12コイルに水平偏向電流を供給
し、この第9乃至第12コイルのブリッジの出力端間に
前記コンバージェンス補正用コイルを介在したので、X
軸上の対称横ミスコンバージェンス及びコーナ部の対称
横ミスコンバージェンスを補正できると共にX軸上の非
対称横ミスコンバージェンスをも補正できるという効果
を奏する。
【0038】また、請求項2及び請求項3に係る発明に
よれば、コーナ部の対称横コンバージェンス量又は軸上
の非対称横コンバージェンス量を自由に調整できるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】偏向装置の構成図(実施例)。
【図2】偏向装置の等価回路図(実施例)。
【図3】各補正波形図(実施例)。
【図4】インダクタンスの相対的変化による電流i3
波形図(実施例)。
【図5】(a)は画面左右での磁界の状態、(b)はそ
れに伴なうコンバージェンスの動きをそれぞれ示す図
(実施例)。
【図6】(a)は画面左右での磁界の状態、(b)はそ
れに伴なうコンバージェンスの動きをそれぞれ示す図
(実施例)。
【図7】コンバージェンス補正装置の構成図(従来
例)。
【図8】コンバージェンス補正装置の等価回路図(従来
例)。
【符号の説明】
2…第1コア 3…第2コア L1〜L12…第1〜第12コイル LB…バイアス用コイル LC…コンバージェンス補正用コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 和彦 福島県安達郡本宮町字樋ノ口2番地 ソ ニー本宮株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−298943(JP,A) 特開 平5−47317(JP,A) 特開 平5−47318(JP,A) 特開 平1−97090(JP,A) 特開 昭61−269835(JP,A) 特開 昭63−309087(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/28 H01J 29/76

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定のバイアス磁界が与えられた第1コ
    アに、第1コイル及び第4コイルに対する前記バイアス
    磁界と第2コイル及び第3コイルに対する前記バイアス
    磁界とが逆方向となるよう前記第1乃至第4コイルを巻
    回し、前記第1コイルと前記第2コイルを直列接続し、
    前記第3コイルと前記第4コイルを直列接続し、前記第
    1コイル及び前記第2コイルの直列回路と前記第3コイ
    ル及び前記第4コイルの直列回路とを並列接続し、この
    並列接続点間に水平偏向電流を供給し、 第2コアに第5コイルと第6コイルを巻回すると共にバ
    イアス用コイルを巻回し、このバイアス用コイルに垂直
    偏向電流を供給して前記第2コアにバイアス磁界を発生
    し、 前記第1コイル及び前記第2コイルの共通接続点と前記
    第3コイル及び前記第4コイルの共通接続点との間に、
    前記第5コイル及び第7コイルの直列回路と前記第6コ
    イル及び第8コイルの直列回路とを並列に、且つ、前記
    第5コイルと前記第6コイルとがブリッジの対角位置と
    なるよう接続し、 第9コイルと第11コイルとを直列接続し、第10コイ
    ルと第12コイルとを直列接続し、前記第9コイル及び
    前記第11コイルの直列回路と前記第10コイル及び前
    記第12コイルの直列回路とを並列接続し、この並列接
    続間に前記水平偏向電流を供給し、 前記第5コイル及び前記第7コイルの共通接続点と前記
    第6コイル及び前記第8コイルの共通接続点との間、及
    び、前記第9コイル及び前記第11コイルの共通接続点
    と前記第10コイル及び前記第12コイルの共通接続点
    との間にコンバージェンス補正用コイルを接続し、この
    コンバージェンス補正用コイルを通電時に四重極磁界を
    発生するよう配置したことを特徴とするコンバージェン
    ス補正装置。
  2. 【請求項2】 第7コイル及び第8コイルは同時にイン
    ダクタンスを可変できるよう構成したことを特徴とする
    請求項1に記載したコンバージェンス補正装置。
  3. 【請求項3】 第9コイル及び第12コイルの組と第1
    0コイル及び第11コイルの組とが同時に双方のインダ
    クタンスの相対的大小を可変できるよう構成したことを
    特徴とする請求項1に記載したコンバージェンス補正装
    置。
  4. 【請求項4】 第9コイル及び第12コイルの組と第1
    0コイル及び第11コイルの組とが同時に双方のインダ
    クタンスの相対的大小を可変できるよう構成したことを
    特徴とする請求項2に記載したコンバージェンス補正装
    置。
  5. 【請求項5】 偏向装置内に請求項1記載のコンバージ
    ェンス補正装置が組み込まれていることを特徴とする偏
    向装置。
  6. 【請求項6】 偏向装置内に請求項2記載のコンバージ
    ェンス補正装置が組み込まれていることを特徴とする偏
    向装置。
  7. 【請求項7】 偏向装置内に請求項3記載のコンバージ
    ェンス補正装置が組み込まれていることを特徴とする偏
    向装置。
  8. 【請求項8】 偏向装置内に請求項4記載のコンバージ
    ェンス補正装置が組み込まれていることを特徴とする偏
    向装置。
  9. 【請求項9】 カラー陰極線管内に請求項5記載の偏向
    装置が組み込まれていることを特徴とするカラー陰極線
    管。
  10. 【請求項10】 カラー陰極線管内に請求項6記載の偏
    向装置が組み込まれていることを特徴とするカラー陰極
    線管。
  11. 【請求項11】 カラー陰極線管内に請求項7記載の偏
    向装置が組み込まれていることを特徴とするカラー陰極
    線管。
  12. 【請求項12】 カラー陰極線管内に請求項8記載の偏
    向装置が組み込まれていることを特徴とするカラー陰極
    線管。
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