JPH0738906A - 可飽和リアクタ - Google Patents

可飽和リアクタ

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JPH0738906A
JPH0738906A JP17686493A JP17686493A JPH0738906A JP H0738906 A JPH0738906 A JP H0738906A JP 17686493 A JP17686493 A JP 17686493A JP 17686493 A JP17686493 A JP 17686493A JP H0738906 A JPH0738906 A JP H0738906A
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JP
Japan
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core
reactor
shaped core
saturable reactor
magnetic
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Application number
JP17686493A
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English (en)
Inventor
Kyosuke Aoki
恭介 青木
Yoshihiko Usami
義彦 宇佐美
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発熱を伴うことなくコンバージェンス偏向量を
高められるようにすること。 【構成】可飽和リアクタ15を構成する複数のコア1
6,17のうちリアクタコイル15C〜15Fの巻かれ
たU型コア17側にリアクタコイル15C〜15Fの鎖
交磁束数が増大するように、漏れ磁束集中用の棒状コア
40がリアクタコイル15C〜15Fに近接して配置さ
れる。これによって、漏れ磁束までも有効に利用できる
ので鎖交磁束数が増えるからコンバージェンス偏向量が
増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバージェンス補
正回路などに適用して好適な可飽和リアクタに関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管(カラーCRT)などで
は動コンバージェンスを補正するために可飽和リアクタ
を使用する場合がある。
【0003】図11はこの可飽和リアクタを使用してコ
ンバージェンスを補正するようにしたコンバージェンス
補正回路10の従来例を示す。端子11には後述する水
平偏向電流(図15A)が供給され、これが水平偏向コ
イル12に流れる。
【0004】水平偏向コイル12はパネル側から見て上
部側のファンネル部に配される上部水平偏向コイル12
Aと、下部側のファンネル部に配される下部水平偏向コ
イル12Bとに2分割され、これらにそれぞれ上述した
水平偏向電流が流れるようになっている。
【0005】水平偏向コイル12を流れた電流はさらに
可飽和リアクタ15に供給される。可飽和リアクタ15
は図12に示すようにこの例ではT型コア16とU型コ
ア17およびコア16,17間に配された一対の固定バ
イアス磁界用の永久磁石18,19とで構成される。
【0006】U型コア17の一方の脚部には2つのコイ
ル(リアクタコイル)15C,15Fが磁気的に密に結
合すべくバイファイラ状に巻かれている。他方の脚部に
も2つのリアクタコイル15D,15Eが同じくバイフ
ァイラ状に巻かれている。
【0007】これら4つのリアクタコイル15C〜15
Fは図11のように結線される。可飽和リアクタ15内
に結線されたコイル25はコンバージェンス補正コイ
ル、28はS字補正用のコンデンサである。
【0008】コンバージェンス補正コイル25は図13
に示すような四重極コイル構成となされ、CRTのネッ
ク部24の内部に四重極補正磁界を発生させる。四重極
コアの各極にそれぞれコイル25a〜25dが巻かれ
る。
【0009】コンバージェンス補正コイル25がないと
きは、図13に示すように画面の左右両端部側に大きな
ミスコンバージェンスを起こす。そのため、パネルつま
り画面側から見ると図14Aのようなミスコンバージェ
ンス(いわゆるX軸横ミスコンバージェンス)となる。
図14はRとBのラスタのみ示す。
【0010】このミスコンバージェンスを補正するため
補正コイル25が設けられ、この補正コイル25に可飽
和リアクタ15で生成された図15Bに示すような水平
周期でパラボラ波状の補正電流を流し、管軸からX軸方
向に離れるような力をRとBの電子ビームに加えて、R
とBの電子ビームがGの電子ビームに集中するようにし
ている。そのときの画面を図14Bに示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンバージ
ェンス補正が充分でないようなときには、その補正量を
増大させなくてはならない。補正量を増加させるには図
15Bに示す補正電流の波高値ΔIを大きくすればよ
い。
【0012】波高値を大きくするためには、(1)可飽
和リアクタ15に設けられたコイル(リアクタコイル)
15C〜15Fの巻数を増やすか、(2)リアクタコイ
ルの巻かれているコアの磁芯の断面積を大きくすればよ
い。
【0013】しかし、リアクタコイル15C〜15Fの
巻数を増やすとその分リアクタコイル自身の発熱が多く
なる。また図16に示すようにリアクタコイル15C〜
15Fが巻回されているコアの断面積を増加させると可
飽和リアクタ15自体の形状が大きくなるばかりか、そ
のコアを飽和させるためにはそれだけの電流がさらに必
要になるため、結局発熱を伴ってしまう。このように何
れの手段によっても発熱するか、形状が大きくなるなど
の問題を持っている。
【0014】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、発熱を伴ったり、形状が大き
くならずにコンバージェンス補正コイル25に流れる補
正電流の波高値を高めることができるようにした可飽和
リアクタを提案するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明においては、可飽和リアクタを
構成する複数のコアのうちリアクタコイルの巻かれたコ
ア側の鎖交磁束数が増大するような磁束数増大手段が設
けられたことを特徴とするものである。
【0016】請求項4記載の発明においては、T型コア
とU型コアとで構成され、U型コアの各脚部にリアクタ
コイルが巻かれると共に、上記T型コアのバイパス磁路
を形成するバイパス脚部と上記U型コアとの間に、磁路
形成手段が設けられてなることを特徴とするものであ
る。
【0017】請求項6記載の発明においては、バイパス
用の磁路となる脚部を有するコアと、このコアと主磁路
を形成するコアとで構成され、上記バイパス用脚部と上
記他方のコアとの間にバイパス磁路を形成するための磁
路形成手段が設けられると共に、リアクタコイルの鎖交
磁束数を増大するための磁束数増大手段が上記リアクタ
コイルの近傍に設けられてなることを特徴とするもので
ある。
【0018】
【作用】請求項1に係る可飽和リアクタは図1に示すよ
うにリアクタコイル自体の漏れ磁束数を減らすような鎖
交磁束数増大手段としての棒状コア40が設けられる。
【0019】請求項4記載の発明では図9に示すように
コア脚の空隙によって生ずる漏れ磁束数を減らすように
磁路形成手段としての棒状コア50が設けられる。
【0020】請求項6記載の発明では、図10のように
磁路形成手段としての棒状コア50が設けられる他に、
U型コア17の主部17cの断面積が大きくなされた増
大主部となされている。主部17cの断面積を大きくす
ることによって実質的に鎖交磁束数を増やすことができ
るからである。
【0021】鎖交磁束数が増えることによってリアクタ
コイル15C〜15Fを流れる補正電流の波高値ΔIが
大きくなって、コンバージェンス補正量を今までよりも
増大できる。
【0022】リアクタコイル15C〜15Fの巻数は従
来と同じで、リアクタコイル15C〜15Fの巻回され
たコア磁芯の面積も従来と同じであるから、発熱量は従
来と同じである。リアクタコイル15C〜15Fの磁芯
自体の断面積が増えるわけではないので、形状もあまり
大きくはならない。
【0023】因みに、リアクタコイル15C〜15Fの
磁芯自体の断面積を大きくすると、リアクタコイル15
C〜15Fの巻径がその分大きくなるため、可飽和リア
クタ自体の形状が大型化する。
【0024】
【実施例】続いて、この発明に係る可飽和リアクタの一
例を上述したコンバージェンス補正回路に適用した場合
につき、図面を参照して詳細に説明する。
【0025】この発明では、リアクタコイルの鎖交磁束
数が実質的に増えればリアクタコイルを流れる電流値を
大きくできることに着目したものである。実質的に鎖交
磁束数を増やすには、リアクタコイル自体の漏れ磁束数
を減らすか、リアクタコイルに近接したコアの体積を増
すか、あるいは可飽和リアクタを構成するコア脚の空隙
によって発生する磁束数を減らせばよい。
【0026】図1はリアクタコイル自身の漏れ磁束が少
なくなるように工夫してコンバージェンス偏向量を増や
した具体例である。図1はその具体例であって、本例で
はT型コア16とU型コア17と、U型コア17の両脚
に配した一対の永久磁石18,19とで可飽和リアクタ
15が構成される。U型コア17の両脚にはそれぞれバ
イファイラ巻きされた一対のリアクタコイル15C〜1
5Fが巻回される。
【0027】この構成に対し、この発明ではさらに同図
B,Cに示すようにU型コア17の主部(両脚を除く部
分)17cの上面であって、リアクタコイル15〜15
Fに近接して(図では接触して)、この主部17cとほ
ぼ同一の断面形状をなし、主部17cとほぼ同一長に選
定された棒状コア40が鎖交磁束数増大手段として貼着
される。
【0028】このようにU型コア17の主部17cに棒
状コア40を貼着すると、リアクタコイル15C〜15
Fで発生する漏れ磁束がこの棒状コア40を介してU型
コア17に入るような磁路が形成されるので、リアクタ
コイル15C〜15Fを鎖交する磁束数の実質的な値を
棒状コア40を貼着しない場合よりも高めることができ
る。
【0029】リアクタコイル15C〜15Fの鎖交磁束
数が大きくなることは結果的にリアクタコイル15C〜
15Fを流れる電流の波高値ΔIを大きくしたことと等
価になる。その結果、コンバージェンス偏向量が増え、
図14Bのような左右両端部でのミスコンバージェンス
を完全に補正できる。
【0030】このように、リアクタコイル15C〜15
Fの鎖交磁束数を実質的に増大させることによって、リ
アクタコイル15C〜15Fの巻数を増加したり、リア
クタコイル15C〜15Fの巻かれたコア磁芯の断面積
を大きくしないでも、必要なコンバージェンス補正量を
得ることができる。
【0031】棒状コア40はリアクタコイル15C〜1
5Fの漏れ磁束を少なくするためのものであるから、非
常に小型のコアを使用することができる。
【0032】図2以下図8までは図1の変形例であっ
て、図2はI型コア41とE型コア42で構成された可
飽和リアクタ15にこの発明を適用した場合であって、
この場合にも同図A,Bに示すようにE型コア42の主
部42c上に、例えばこれと同一断面積で同一長の棒状
コア40がリアクタコイル15C〜15Fに近接した状
態で貼着される。
【0033】図3はT型コア16とU型コア17の組合
せであって、U型コア17の主部17cの体積を従来よ
りも増加させたものである。主部17cにおける従来の
幅をW′とすると、W〉W′のように選ばれ、その厚み
は従来と同じである。
【0034】コアの断面積が増えれば鎖交磁束数も増え
るので、主部17cの体積を増大させることによってリ
アクタコイル15C〜15Fの実質的な鎖交磁束数を増
やすことができる。これによってリアクタコイル15C
〜15Fを流れる電流量を増やしたのと等価になり、コ
ンバージェンス偏向量を増やすことができる。
【0035】したがって、主部17cは鎖交磁束数増大
手段として機能し、必要な波高値ΔIを得るため主部1
7cの体積が定められる。
【0036】図4は図3と同様の趣旨であってU型コア
17の両脚17a,17bと直交する方向に主部17c
の体積を増やすように構成した場合である。この場合に
は体積増加部分がリアクタコイル15C〜15Fに近接
若しくは接触することになるので、リアクタコイル15
C〜15Fの漏れ磁束も少なくなることから、図1およ
び図3よりもより大きなコンバージェンス偏向量が得ら
れる。
【0037】図5はU型コア17における主部17cの
形状をさらに変形させた場合であって、主部17cの上
面側と下面側の双方に突出させて主部17cを構成した
ものである。主部17cの高さHは従来のほぼ3倍とな
る。
【0038】このようなコア形状とすると、リアクタコ
イル15C〜15Fの上下面側からの漏れ磁束を効果的
に主部17c側に集中させることができるので、図4よ
りもさらにコンバージェンス偏向効率を高めることがで
きる。
【0039】図6はI型コア41とE型コア42で組み
合せられた可飽和リアクタ15にこの発明を適用した場
合であって、この例では主部42cの体積を広くとるこ
とによって鎖交磁束数を増やすようにしている。この変
形例は図3に対応するものである。
【0040】図7はE型コア42の中心脚であるバイパ
ス磁路形成脚(バイパス脚)42dの体積を増やして上
述したと同等の作用効果を得ようとするものである。こ
の例では従来と同じ長さで、その幅をL>L′(L′は
従来の脚幅)として体積を大きくしている。
【0041】図8はE型コア2のさらに変形例であっ
て、主部42cとバイパス脚42dの双方の体積を増や
すことによってリアクタコイル15C〜15Fの鎖交磁
束数をさらに大きくするようにした例であって、この構
成ではリアクタコイル15C〜15Fの漏れ磁束も有効
に利用できる。主部42cの高さHは従来のほぼ2倍で
ある。
【0042】図9はT型コアやE型コアを用いた可飽和
リアクタ15であって、そのバイパス脚での漏れ磁束を
有効に利用できるようにしてリアクタコイル15C〜1
5Fの実質的な鎖交磁束数を増やすようにしたものであ
る。
【0043】その前提として可飽和リアクタを構成する
T型コアとU型コアとの関係から述べる。図9はT型コ
ア41を使用して可飽和リアクタ15を構成した場合で
あって、このように一方のコアとしてI型コアではなく
T型コア16を使用したのは次のような理由に基づく。
【0044】これは通常コアの両脚に発生する磁束は矢
印で示すように同一方向(例えば上向き)となるように
設定されているから、I型コアとU型コアの組合せでは
U型コア17の両極に発生した磁束は互いに打ち消し合
うようになり、この磁束を有効に利用できない。
【0045】これに対して図9のようにT型コア16を
用いるとバイパス脚部16cが存在するので、リアクタ
コイル15C,15Fで発生した磁束も、リアクタコイ
ル15D,15Eで発生した磁束も共にこのバイパス脚
部16cを通過するようになり、磁束の打ち消し合いが
生じない。このため、磁束の有効利用が図れる。
【0046】バイパス脚部16cは図9にも示してある
ようにU型コア17の主部17c側面には接触していな
い。これは仮にバイパス脚16cを主部側面に接触させ
ておくと、リアクタコイル15C〜15Fに流れる水平
偏向電流(周波数)によってT型コア16とU型コア1
7との間で振動し、この振動によってバイパス脚部16
cが破壊され、最悪の場合にはT型コア16もU型コア
17も破壊される恐れがあるからである。
【0047】このような理由でバイパス脚部16cは主
部側面と接触しないように、僅かに離間するようにその
長さが選定されているが、このギャップによってバイパ
ス脚部を通る磁束が外部に漏洩して、その全てがU型コ
ア17側に到達しなくなるのでバイパス脚16cを通る
磁束を完全に活用しているとは言い難い。
【0048】このような観点を含めて図9に示すこの発
明の実施例では同図Bに示すようにバイパス脚16cの
上面に、U型コア17の主部17cにまで達する長さの
棒状コア50(同図C)がバイパス脚16cの磁路形成
手段として貼着される。
【0049】こうすると、バイパス脚16cを通る磁束
は棒状コア50を介して主部17cに達するのでU型コ
ア17で発生した磁束の有効利用が図れ、実質的にリア
クタコイル15C〜15Fによって発生する磁束が増え
たことになる。この鎖交磁束数の増加によってコンバー
ジェンス偏向量が増し、ミスコンバージェンスの補正が
より確実に行える。
【0050】棒状コア50を貼着した場合、棒状コア5
0はバイパス脚16cと主部17cとに貼着されるもの
であるから、棒状コア50の貼着面積が比較的広くなっ
て振動に強くなる。そのため、棒状コア50がその振動
によって破壊されるようなことはない。
【0051】図9において、T型コア16に代えてI型
コアを使用し、U型コア17に代えてE型コアを使用す
る可飽和リアクタにもこの発明を適用できる。
【0052】図10は図1以下の構成と図9の構成を結
合した構成であって、磁路形成手段としての棒状コア5
0と、鎖交磁束数増大手段としての主部の体積増大を同
時に図ったもので、この例ではT型コア16とU型コア
17を使用した可飽和リアクタ15に適用した場合であ
る。
【0053】U型コア17の主部17cは図のように
W〉W′のようにして主部17cの体積が大きくなされ
ると共に、バイパス脚16cと主部17cとの間には棒
状コア50が差し渡されてバイパス脚16cの磁路が形
成されている。
【0054】この構成によれば、リアクタコイル15C
〜15F自身からと磁路内で発生する漏れ磁束をそれぞ
れ有効に利用できるから、可飽和リアクタ15の一掃の
効率化を達成できる。
【0055】以上説明したそれぞれの実施例には種々の
変形例が可能であって、図示の実施例に限定されるもの
ではない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,4およ
び6に係るこの発明ではリアクタコイル自身あるいはリ
アクタコイルの磁路内で発生する漏れ磁束を有効に活用
できるようにしたので、リアクタコイルの巻数を増やし
たり、リアクタコイル部の磁芯の面積を大きくしないで
も見かけ上リアクタコイルを流れる補正電流値を高くし
てコンバージェンス偏向量を大きくすることができるか
ら、余分な発熱を抑えることができると共に、形状もさ
ほど大きくならないなどの特徴を有する。
【0057】したがって、この発明は小型形状で、発熱
抑止が必要なテレビジョン受像機や各種モニタのコンバ
ージェンス補正回路などに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る可飽和リアクタの一例を示す構
成図である。
【図2】この発明に係る他の可飽和リアクタの一例を示
す構成図である。
【図3】この発明に係る可飽和リアクタの一例を示す構
成図である。
【図4】この発明に係る可飽和リアクタの一例を示す構
成図である。
【図5】U型コアの一例を示す斜視図である。
【図6】この発明の可飽和リアクタの一例を示す構成図
である。
【図7】この発明の可飽和リアクタの一例を示す構成図
である。
【図8】E型コアの一例を示す斜視図である。
【図9】この発明の可飽和リアクタの一例を示す構成図
である。
【図10】この発明の可飽和リアクタの一例を示す構成
図である。
【図11】コンバージェンス補正回路の系統図である。
【図12】従来の可飽和リアクタの構成図である。
【図13】ビームの偏向状態を示す図である。
【図14】ミスコンバージェンスの説明図である。
【図15】コンバージェンス補正電流の説明図である。
【図16】磁芯の説明図である。
【符号の説明】
15 可飽和リアクタ 16 T型コア 17 U型コア 18,19 永久磁石 15C〜15F リアクタコイル 41 I型コア 42 E型コア 40 鎖交磁束数増大手段である棒状コア 50 磁路形成手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可飽和リアクタを構成する複数のコアの
    うちリアクタコイルの巻かれたコア側の鎖交磁束数が増
    大するような磁束数増大手段が設けられたことを特徴と
    する可飽和リアクタ。
  2. 【請求項2】 上記磁束数増大手段として棒状コアが使
    用され、これが上記リアクタコイルに近接して配置され
    たことを特徴とする請求項1記載の可飽和リアクタ。
  3. 【請求項3】 上記リアクタコイルの巻かれたコアの主
    部の体積がコア脚部よりも大きくなされ、この増大主部
    が上記磁束数増大手段として機能するようになされたこ
    とを特徴とする請求項1記載の可飽和リアクタ。
  4. 【請求項4】 T型コアとU型コアとで構成され、U型
    コアの各脚部にリアクタコイルが巻かれると共に、上記
    T型コアのバイパス磁路を形成するバイパス脚部と上記
    U型コアとの間に、磁路形成手段が設けられてなること
    を特徴とする可飽和リアクタ。
  5. 【請求項5】 上記磁路形成手段としては棒状コアが使
    用されたことを特徴とする請求項4記載の可飽和リアク
    タ。
  6. 【請求項6】 バイパス用の磁路となる脚部を有するコ
    アと、このコアと主磁路を形成するコアとで構成され、 上記バイパス用脚部と上記他方のコアとの間にバイパス
    磁路を形成するための磁路形成手段が設けられると共
    に、 リアクタコイルの鎖交磁束数を増大するための磁束数増
    大手段が上記リアクタコイルの近傍に設けられてなるこ
    とを特徴とする可飽和リアクタ。
  7. 【請求項7】 上記磁路形成手段として棒状コアが使用
    されたことを特徴とする請求項6記載の可飽和リアク
    タ。
  8. 【請求項8】 上記バイパス用の脚部を有するコアはT
    型コアであって、他方のコアの主部の体積はそのコア脚
    部よりも大きくなされ、この増大主部が上記磁束数増大
    手段として機能するようになされたことを特徴とする請
    求項6記載の可飽和リアクタ。
  9. 【請求項9】 上記バイパス用の脚部を有するコアはE
    型コアであって、このE型コアの主部の体積はそのコア
    脚部よりも大きくなされ、この増大主部が上記磁束数増
    大手段として機能するようになされたことを特徴とする
    請求項6記載の可飽和リアクタ。
JP17686493A 1993-07-16 1993-07-16 可飽和リアクタ Pending JPH0738906A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004327569A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Toyota Motor Corp リアクトル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004327569A (ja) * 2003-04-23 2004-11-18 Toyota Motor Corp リアクトル装置

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