JP2612333B2 - コンバーゼンス装置およびその調整方法 - Google Patents

コンバーゼンス装置およびその調整方法

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JP2612333B2
JP2612333B2 JP6351689A JP6351689A JP2612333B2 JP 2612333 B2 JP2612333 B2 JP 2612333B2 JP 6351689 A JP6351689 A JP 6351689A JP 6351689 A JP6351689 A JP 6351689A JP 2612333 B2 JP2612333 B2 JP 2612333B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、R(赤),G(緑),B(青)の電子ビームを
発生する如き、複数の電子銃を含む陰極線管において、
そのコンバーゼンス補正を行うためのコンバーゼンス装
置及びその調整方法に関するものであり、更に詳しく
は、充分なコンバーゼンス補正を可能にするだけでな
く、コンバーゼンス補正を行ったときの電子ビームのス
ポット形状の劣化が少なくて済み、従ってフォーカス性
能も良好に維持することのできるコンバーゼンス装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来のコンバーゼンス装置は、特公昭50−27966号公
報に記載されているように、縦線ラスタのミスコンバー
ゼンスを補正する装置と、横線ラスタのミスコンバーゼ
ンスを補正する装置が、陰極線管の電子銃に設けられて
各々別々に形成された磁性体片とコンバーゼンスヨーク
により構成されていた。
かかる従来例では、センタビームの両サイドに位置す
る両サイドビーム間のコンバーゼンス調整を、上移した
コンバーゼンスヨークによって行う事は可能であるが、
センタビームとサイドビーム間のコンバーゼンス調整
(コマ収差補正)を行う事は不可能な構成であった。
ここで一般のカラー陰極線管においては、センタビー
ムはG(緑)のビームであり、両サイドビームはR
(赤)とB(青)のビームである。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、上記従来技術では、偏向ヨークの巻線分布の
ばらつきや偏向ヨークに対する電子銃の取付け位置の誤
差等によって画面上でコマ収差が発生しても充分な補正
が不可能であり、満足出来るコンバーゼンス特性を得る
事は難かしかった。
本発明は、コンバーゼンス調整機能を高め、従来技術
では不可能であった横線のR,Bコンバーゼンス調整と縦
線のコマ収差調整機能も併せもち、かつ電子ビームのス
ポット形状も劣化しなくてすむ如きコンバーゼンス装置
およびその調整方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため、本発明にかかる第1のコンバー
ゼンス装置では、陰極線管ネック部の内部に磁路形成の
ためにセンタビーム(Gビーム)位置を中心として相対
向する如く配置された2組の強磁性体と、陰極線管ネッ
ク部の外部に前記強磁性体と関連して磁路形成可能に配
置された第1のコンバーゼンスヨークと、前記第1のコ
ンバーゼンスヨークに巻回され、陰極線管画面上で横線
方向のセンタビーム(Gビーム)に対する両サイドビー
ム(R,Bビーム)のミスコンバーゼンスを補正する磁界
を発生するための横線コマ収差補正コイルと、前記第1
のコンバーゼンスヨークに巻回され、陰極線管画面上で
縦線方向の一側サイドビーム(Rビーム)とセンタビー
ム(Gビーム)との間のミスコンバーゼンスを補正する
磁界を発生するための縦線Rコマ収差補正コイルと、前
記第1のコンバーゼンスヨークに巻回され、陰極線管画
面上で縦線方向の他側サイドビーム(Bビーム)とセン
タビーム(Gビーム)との間のミスコンバーゼンスを補
正する磁界を発生するための縦線Bコマ収差補正コイル
と、陰極線管ネック部において前記第1のコンバーゼン
スヨークとは別の位置に形成された第2のコンバーゼン
スヨークと、該第2のコンバーゼンスヨークに巻回さ
れ、陰極線管画面上で横線方向の両サイドビーム(R,B
ビーム)間のミスコンバーゼンスを補正する磁界を発生
するための両サイドビーム間補正コイルと、を具備し
た。即ち偏向ヨーク後部に第1のコンバーゼンスヨーク
と第2のコンバーゼンスヨークを設け、第1のコンバー
ゼンスヨークには3要素独立調整可能なように3個のコ
ンバーゼンスコイルを施し、第2のコンバーゼンスヨー
クには残りの1要素を独立調整可能なように1個のコン
バーゼンスコイルを施し、結局4要素を独立調整可能と
した。
本発明にかかる第2のコンバーゼンス装置では、前記
第1のコンバーゼンス装置において、第1のコンバーゼ
ンスヨークを一対のコ字形コアにより構成した。
本発明にかかる第3のコンバーゼンス装置では、前記
第2のコンバーゼンス装置において、第2のコンバーゼ
ンスヨークを4極コアにより構成した。
本発明にかかる第4のコンバーゼンス装置では、前記
第2のコンバーゼンス装置において、第2のコンバーゼ
ンスヨークを一対のE字形コアにより構成した。
本発明にかかる第5のコンバーゼンス装置では、第1
と第2の二つのコンバーゼンスヨークを用いるのでな
く、一つのコンバーゼンスヨークにより構成した。
本発明にかかる第6のコンバーゼンス装置では、前記
第5のコンバーゼンス装置において、コンバーゼンスヨ
ークを一対のE字形コアにより構成した。
本発明にかかる第7のコンバーゼンス装置では、前記
第2又は第6のコンバーゼンス装置において、前記横線
コマ収差補正コイルを第1のコイルと第2のコイルに分
け、第1のコイルは駆動回路に接続するが、第2のコイ
ルは垂直偏向回路に接続した。
本発明にかかる第8のコンバーゼンス装置では、前記
第1又は第5のコンバーゼンス装置において駆動回路を
任意波形発生装置で構成した。
本発明にかかるコンバーゼンス装置のコンバーゼンス
調整方法では、一方のサイドビーム(R)に作用するコ
ンバーゼンス補正磁界が、他方のサイドビーム(B)に
作用するコンバーゼンス補正磁界と、方向は同一で向き
は互いに逆で、強さがほぼ等しくなるように、両サイド
ビーム用コンバーゼンス駆動回路の出力電流を発生させ
て調整することにした。
〔作用〕
本発明による第1のコンバーゼンス装置によれば、横
線R,Bコンバーゼンス調整と縦線のコマ収差調整が併せ
て可能となり、かつそのための補正磁界が均一であると
ころから電子ビームスポットの劣化も起きない。
本発明にかかる第2,第3及び第4のコンバーゼンス装
置では、前記第1のコンバーゼンス装置と同様の作用を
期待することができる。
本発明にかかる第5のコンバーゼンス装置では、第1
と第2の二つとコンバーゼンスヨークを用いるのでな
く、一つのコンバーゼンスヨークにより構成したので部
品点数が減り、コストの低減を期待することができる。
本発明にかかる第6のコンバーゼンス装置では、前記
第5のコンバーゼンス装置において、コンバーゼンスヨ
ークを一対のE字形コアにより構成しており、同様の作
用を期待することができる。
本発明にかかる第7のコンバーゼンス装置では、横線
コマ収差補正コイルを第1のコイルと第2のコイルに分
け、第1のコイルは駆動回路に接続するが、第2のコイ
ルは垂直偏向回路に接続したので、電力消費の低減を図
ることができる。
本発明にかかる第8のコンバーゼンス装置では、駆動
回路を任意波形発生装置で構成したので、高精度なコン
バーゼンス補正性能を実現することができる。
本発明にかかるコンバーゼンス装置のコンバーゼンス
調整方法では、一方のサイドビーム(R)に作用するコ
ンバーゼンス補正磁界が、他方のサイドビーム(B)に
作用するコンバーゼンス補正磁界と、方向は同一で向き
は互いに逆で、強さがほぼ等しくなるように、両サイド
ビーム用コンバーゼンス駆動回路の出力電流を発生させ
て調整するので、一方のサイドビームだけを単独で調整
する場合に比し、他ビームへの影響(ずれ)が少なくて
済む。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例としてのコンバーゼンス装
置を示す図であり、同図(a)は偏向ヨークとコンバー
ゼンスヨークの配置を示した平面図、同図(b)は
(a)で示したA−A′断面図、同図(c)はB−B′
断面図である。
同図(a)において、1は偏向ヨーク、2はネック
管、3は第1のコンバーゼンスヨーク、6は第2のコン
バーゼンスヨークを示し、蛍光面側からカソード側に向
かって順に偏向ヨーク1,第1のコンバーゼンスヨーク3,
第2のコンバーゼンスヨーク6がネック管2上に配設さ
れている。
同図(b)において、第1のコンバーゼンスヨーク3
は、一対のコ字方ヨーク30および40から成り、コ字方ヨ
ーク30,40はコ字方コア31,41,第1コイル32,42,第2コ
イル33,43,および第3コイル34,44から成っている。こ
こでコイル33と34は直列又は並列に接続されている(直
列でも並列でも構わない)。同様にコイル43と44も直列
又は並列に接続されている。
又、51,52,53はR,G,Bの電子ビーム(52がセンタビー
ムG、51と53が両サイドビームR,B)、35,36,37,45,46,
47はネック管2内に配置した磁性体片、38,48,50はコン
バーゼンス駆動回路を示す。一対のコ字形ヨーク30と40
はX軸方向に対向して配置され、第1コイル32と42はコ
字形コア31,41の根元部(コ字形コアを構成する上、
下、側部の脚辺のうち、側部の脚辺の端部間)に巻回
し、各々のコイル32と42は直列又は並列に接続され、さ
らにコンバーゼンス駆動回路50に接続されている。
又、第2コイル33,34および第3コイル43,44はコ字形
コア31,41の突起部(コ字形コアを構成する上、下、側
部の脚辺のうち、上、下の各脚辺)に各々巻回し、コイ
ル33とコイル34はすでに述べたように直列又は並列に接
続され、さらにコンバーゼンス駆動回路38に接続されて
いる。同様に、コ字形ヨーク40においてコイル43とコイ
ル44は直列又は並列に接続され、さらにコンバーゼンス
駆動回路48に接続されている。
以下に、上述した構成の第1のコンバーゼンスヨーク
3の動作原理を詳述するが、その前に第1図に見られる
如く構成した偏向システムにおけるミスコンバーゼンス
パターンを第2図に示し、その説明を行っておく。
第2図は、第1図に見られる偏向システムにおいて何
らのコンバーゼンス補正も行わなかったとした場合にお
いて、陰極線管画面上に描かれるR,G,B各ビームのパタ
ーンを示した説明図である。
同図において、センタビームGのパターン(実線)を
基準として、それに対するサイドビームRのパターン
(一点鎖線)及びサイドビームBのパターン(点線)が
それぞれずれていることが認められるであろう。そのず
れがミスコンバーゼンスである。
即ちミスコンバーゼンスの種類としては、横線方向の
センタービームGに対する両サイドビームR,Bのミスコ
ンバーゼンス(You,Yod)と、縦線方向のRサイドビー
ムとセンタビームGとの間のミスコンバーゼンス(X1)
と、縦線方向のBサイドビームとセンタビームGとの間
のミスコンバーゼンス(X2)と、横線方向の両サイドビ
ームR,B間のミスコンバーゼンス(Y1)と、の4種類が
ある。
以下、第1図(b)、第2図を参照して上述した第1
のコンバーゼンスヨーク3の動作原理を説明する。
第1図(b)において、一点鎖線は第1コイル32およ
び42によって発生する磁界を示す。つまり、第1コイル
32および42によって発生した磁界は、コ字形コア31の上
下両脚辺を通り、その先端部から磁性体片35,36に入
り、磁性体37で合流した後、センタビーム52の位置を通
り、磁性体47に至って二つに分れて磁性体45,46に入
る。さらに磁界は、コ字形コア41の上下両脚辺を通り、
その後コ字形コア41,42の外周空間を通り、再びコ字形
コア31の上下両脚辺に戻る。
従って、上述した磁界は磁性体片35,36および45,46の
存在によってR,B電子ビーム51,53にはほとんど作用しな
いが、磁性体片37,47の存在によってG電子ビーム52の
みにX軸方向の磁界として作用する。つまり、上述した
一点鎖線で示す磁界は第2図のYouのミスコンバーゼン
スを補正する事が出来る。又、上述した一点鎖線の磁界
は、同図(b)で示した矢印の方向に磁界が発生するよ
うに第1コイル32,42に電流を流しているが、電流を逆
方向に流せば図で示した矢印の方向と逆方向に磁界は発
生し、この場合、第2図で示すYodのミスコンバーゼン
スを補正する。
一方、第1図(b)において、点線で描いたループI,
IIは第2コイル33,34および第3コイル43,44によって発
生する磁界を示す。つまり、コ字形ヨーク30において、
第2コイル33,34によって発生した磁界は、コ字形コア3
1の内部を通り、その先端部から磁性体片36に入り、磁
性体片37,35を通り再びコ字形コア31に入る。同様に、
コ字形ヨーク40において、第3コイル43,44によって発
生した磁界は、コ字形コア41の内部を通り、その先端部
から磁性体片45に入り、その後磁性体片47,46を通り再
びコ字形コア41に入る。
従って、コ字形ヨーク30のR電子ビーム51の近傍およ
びコ字形ヨーク41のB電子ビーム53の近傍では、破線I,
IIで示す磁界はY軸方向成分のみとなり向きは互いに逆
となる。つまり、コ字形ヨーク30で示した破線Iの磁界
を調整する事により第2図のX1のミスコンバーゼンスを
補正する事が出来、同様にコ字形ヨーク40で示した破線
IIの磁界を調整する事により第2図のX2のミスコンバー
ゼンスを補正する事が出来る。
磁性体片35,36,45,46の底部AはX軸方向に平行な形
状とし、同様磁性体片37,47はY軸方向に平行な形状と
しているために、破線および一点鎖線で示したコンバー
ゼンス補正磁界はR,G,Bの電子ビーム51,52,53の近傍で
はほぼ均一磁界となっている。このことは、コンバーゼ
ンス補正にもかかわらず、電子ビームのスポットが劣化
せず、フォーカス性能を良好に維持できることを意味す
るものである。
又、第1図(c)は第1図(a)におけるB−B′断
面図であるが、第1図(c)において、61,62,63,64は
第4コイル、65はコア、66はコンバーゼンス駆動回路を
示し、破線は、コンバーゼンス駆動回路66にそれぞれ接
続された第4コイル61,62,63,64によって発生する磁界
を示す。破線で示した磁界はR,B電子ビーム51,53近傍で
は実線で示すようなX軸方向で互いに逆向きとなる。従
って、第1図(c)で示した破線の磁界を調整する事に
より、第2図で示すY1のミスコンバーゼンスを補正する
事が出来る。
上述したコンバーゼンス駆動回路38,48,50,66は、水
平および垂直偏向周期に同期した電流を発生させ、例え
ばデジタルメモリを有し、任意補正波形の発生が可能な
デジタルコンバーゼンス回路又は、水平又は垂直パルス
電圧を積分又は微分し、補正波形を発生させるアナログ
回路等で構成することができる。
又、第3図は本発明の他の実施例としてのコンバーゼ
ンス装置を示した図である。第3図(a)は偏向ヨーク
とコンバーゼンスヨークの配置を示した平面図、同図
(b)は(a)で示したA−A′断面図である。第3図
において、第1図におけるものと同一の番号を付してい
るものは第1図で示した働きと同様の働きをする。
第3図で示した実施例の大きな特徴は、コンバーゼン
スヨーク7においてE字形コア310,410を設け、該E字
形コア310および410の中間突起部(E字形コアを構成す
る上、中、下及び側部の脚辺のうち、中の脚辺)に第5
コイル39および49を設けている点と、その代り第1図で
は必要であった第2のコンバーゼンスヨーク6を不要に
した点である。第3図の実施例の動作を以下詳細に説明
する。
第3図(b)において、第5コイル39と49は直列又は
並列に接続され、さらにコンバーゼンス駆動回路66に接
続されている。従って、第5コイル39,49により2点鎖
線で示す磁界が発生し、その磁界はE字形コア310又は4
10内を通り、R,B電子ビーム51,53の近傍をX軸方向に横
切り、磁性体片35,36又は45,46内を通り再びE字形コア
310又は410の両サイド突起部(E字形コアを構成する
上、中、下及び側部の脚辺のうち上、下の脚辺)に入
る。R電子ビーム51とB電子ビーム53近傍でのこの磁界
は、ともにX軸方向で向きは逆となるように、第5コイ
ル39および49の巻き方向を決めている。
この結果、上述した2点鎖線の磁界により、第2図で
示すY1のミスコンバーゼンスを補正する事ができる。
第3図で示した実施例は第1図のそれに比べ、第1図
(c)で示した第2コンバーゼンスヨーク6が不要とな
るために、システムの簡略化が可能となると同時に、Z
軸方向でのネック管2の全長短縮が可能となり、ハイフ
ォーカス化も実現できる。
第4図は本発明の更に他の実施例としてのコンバーゼ
ンス装置を示した図である。第4図(a)は偏向ヨーク
とコンバーゼンスヨークの配置を示した平面図、同図
(b)は(a)で示した。A−A′断面図を示す。第4
図において、第1図におけるものと同一の番号を付して
いるものは第1図で示した働きと同様の働きをする。
第4図で示した実施例の大きな特徴は、第1コンバー
ゼンスヨーク8において、第1補助コイル320,420が設
置されている点である。
第4図(b)において、第1補助コイル320,420は第
1コイル32,42と同様にコ字形コア31,41の根元部(コ字
形コアを構成する上、下、側部の脚辺のうち、側部の脚
辺の両端部間)に巻回され、各々は直列又は逆列に接続
され、さらに陰極線管に対する垂直偏向回路67に接続さ
れている。第1補助コイル320,420によって発生する磁
界は第1図(b)の一点鎖線で示した第1コイル32,42
によって発生する磁界と同様であり、G電子ビーム52の
近傍ではY軸方向となる。つまり、第1補助コイル320,
420による磁界は第2図で示すYou,Yodのミスコンバーゼ
ンスを補正する。
又、第2図で示すYou,Yodのミスコンバーゼンスの発
生要因は、第4図(a)において、偏向ヨーク1の垂直
偏向漏れ磁界10(紙面に垂直方向)が第1コンバーゼン
スヨーク8内を通りその後磁性体片35,36,37,45,46,47
を通過し、R,B電子ビーム51,53に比べG電子ビーム52に
強く作用するためである。従って、第1補助コイル320,
420には垂直偏向電流と同一波形の電流を流せば良い。
このようにして、第1補助コイル320,420を設ける事
により、第1図で示した実施例に比べコンバーゼンス駆
動回路50の電力損失が改善される長所を有している。
又、第5図は本発明の他の実施例としてのコンバーゼ
ンス装置の要部を示した図であり、第1コンバーゼンス
ヨーク9のA−A′断面図である。第5図において、第
3図におけるものと同一の番号を付しているものは第3
図で示した働きと同様の働きをする。
第5図で示した実施例の大きな特徴は、E字形コア31
0,410に第1補助コイル320,420が設置されている点であ
る。第1補助コイル320,420は第1コイル32,42と同様に
E字形コア310,410の根本部に巻回され、各々は直列又
は並列に接続され、さらに垂直偏向回路67に接続されて
いる。第1補助コイル320,420の働きは第4図で説明し
た事と同様であり、第1補助コイル320,420を設ける事
によりコンバーゼンス駆動回路50の電力損失が改善され
る長所を有している。
又、第1図(b)に示した実施例の第1コンバーゼン
スヨーク3において、コ字形ヨーク30によって作られる
破線Iで示した磁界は、R電子ビーム51の近傍に主に作
用するが、G,B電子ビーム52,53近傍にも作用する。同
様、コ字形ヨーク41によって作られる破線IIで示した磁
界は、B電子ビーム53の近傍に主に作用するが、G,B電
子ビーム52,51近傍にも作用する。従って、コンバーゼ
ンス調整時、コンバーゼンス駆動回路38の出力電流波形
を調整し、第2図で示すX1のミスコンバーゼンスを補正
した後、同様にコンバーゼンス駆動回路48の出力電流波
形を調整しX2のミスコンバーゼンスを補正すると、調整
したX1に影響をおよぼしてしまう。そこで、X1,X2のい
ずれか一方のミスコンバーゼンスを調整する時、R電子
ビーム51に作用する磁界Iが、B電子ビーム53に作用す
る磁界IIと同図(b)で示すように向きは互いに逆のま
まで強さがほぼ等しくなるようにコンバーゼンス駆動回
路38と48の出力電流を発生させれば良い。
つまり、コンバーゼンス駆動回路38と48には、例えば
デジタルメモリとD/A変換器等から成るデジタルコンバ
ーゼンス回路を適用し、R電子ビーム51のコンバーゼン
ス調整を行っている場合、コンバーゼンス駆動回路38の
出力電流とほぼ同一の波形がコンバーゼンス駆動回路48
にも出力されるようにすれば良い。
又、第6図は本発明の他の実施例を示した図であり、
第1図(c)で示した第2のコンバーゼンスヨークの他
の例を示す。第6図において、第1図(c)におけるも
のと同一の番号を付しているものは第1図で示した働き
と同様の働きをする。
第6図で示した実施例の大きな特徴は、一対のE字形
コア69の突起部(E字形コアを構成する上、中、下及び
側部の脚辺のうち、上、中、下の脚辺)に一対の第6コ
イル67,および2対の第7コイル68を巻回し、破線で示
す磁界を発生させている点である。第6コイル67及び第
7コイル68は破線で示す方向に磁界が発生するように電
流の方向は決められており、各々は直列又は並列接続さ
れ、さらにコンバーゼンス駆動回路66に接続されてい
る。
従って、第6コイル及び第7コイルの電流を調整する
事により、第2図で示すY1のコンバーゼンスを調整する
事ができる。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、両サイドビーム
(R,B)の縦線および横線のミスコンバーゼンス補正が
可能なため、画面全域で高精度なコンバーゼンス性能を
実現出来る。又、水平,垂直同期信号に同期した任意電
流波形発生装置を適用すれば、より高精度なコンバーゼ
ンス性能が実現出来る。
又、電子銃内に設けた磁性体片によってコンバーゼン
ス補正磁界は均一となるため、コンバーゼンス補正磁界
によるビームスポット径の劣化がほとんどない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例としてのコンバーゼン
ス装置の平面図、第1図(b)は第1図(a)における
A−A′断面図、第1図(c)は第1図(a)における
B−B′断面図、第2図はミスコンバーゼンスパターン
図、第3図(a)は本発明の他の実施例としてのコンバ
ーゼンス装置の平面図、第3図(b)は第3図(a)に
おけるA−A′断面図、第4図(a)は本発明の更に他
の実施例としてのコンバーゼンス装置の平面図、第4図
(b)は第4図(a)におけるA−A′断面図、第5
図,第6図はそれぞれ本発明のなお更に他の実施例とし
てのコンバーゼンス装置のA−A′断面図、である。 符号の説明 3,8……第1のコンバーゼンスヨーク、6,60……第2の
コンバーゼンスヨーク、31,41……コ字形コア、300,400
……E字形ヨーク、320,420……第1補助コイル、310,4
10,69……E字形コア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 宣隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 大沢 通孝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−73534(JP,A) 特開 昭62−92595(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰極線管内で3本の電子銃から発生する3
    本の電子ビームとしてのセンタビーム及び両サイドビー
    ムを蛍光面上で一点に合致させるため該ビームにコンバ
    ーゼンス補正磁界を加えるコンバーゼンス装置におい
    て、 陰極線管ネック部の内部に磁路形成のためにセンタビー
    ム位置を中心として相対向する如く配置された2組の強
    磁性体(45,46,47:35,36,37)と、 陰極線管ネック部の外部に前記強磁性体と関連して磁路
    形成可能に配置された第1のコンバーゼンスヨーク
    (3)と、 前記第1のコンバーゼンスヨーク(3)に巻回され、陰
    極線管画面上で横線方向のセンタビームに対する両サイ
    ドビームのミスコンバーゼンス(You,Yod)を補正する
    磁界を発生するための横線コマ収差補正コイル(32,4
    2)及びその駆動回路(50)と、 前記第1のコンバーゼンスヨーク(3)に巻回され、陰
    極線管画面上で縦線方向の一側サイドビームとセンタビ
    ームとの間のミスコンバーゼンス(X1)を補正する磁界
    を発生するための縦線一側コマ収差補正コイル(33,3
    4)及びその駆動回路(38)と、 前記第1のコンバーゼンスヨーク(3)に巻回され、陰
    極線管画面上で縦線方向の他側サイドビームとセンタビ
    ームとの間のミスコンバーゼンス(X2)を補正する磁界
    を発生するための縦線他側コマ収差補正コイル(43,4
    4)及びその駆動回路(48)と、 陰極線管ネック部において、前記第1のコンバーゼンス
    ヨーク(3)とは別の位置に形成された第2のコンバー
    ゼンスヨーク(6)と、 該第2のコンバーゼンスヨーク(6)に巻回され、陰極
    線管画面上で横線方向の両サイドビーム間のミスコンバ
    ーゼンス(Y1)を補正する磁界を発生するための両サイ
    ドビーム間補正コイル(61〜64)及びその駆動回路(6
    6)と、を具備して成ることを特徴とするコンバーゼン
    ス装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のコンバーゼンス装置にお
    いて、前記第1のコンバーゼンスヨーク(3)は一対の
    コ字形コア(31,41)から成り、 陰極線管画面上で横線方向のセンタビームに対する両サ
    イドビームのミスコンバーゼンス(You,Yod)を補正す
    る磁界を発生するための前記横線コマ収差補正コイル
    (32,42)は、前記一対のコ字形コア(31,41)のそれぞ
    れを構成する上、下、側部の脚辺のうち、側部の脚辺の
    端部間に巻回され、 陰極線管画面上で縦線方向の一側サイドビームとセンタ
    ビームとの間のミスコンバーゼンス(X1)を補正する磁
    界を発生するための前記縦線一側コマ収差補正コイル
    (33,34)は、前記一対のコ字形コアの一方(31)を構
    成する上、下、側部の脚辺のうち、上、下部の脚辺に巻
    回され、 陰極線管画面上で縦線方向の他側サイドビームとセンタ
    ビームとの間のミスコンバーゼンス(X2)を補正する磁
    界を発生するための前記縦線他側コマ収差補正コイル
    (43,44)は、前記一対のコ字形コアの他方(41)を構
    成する上、下、側部の脚辺のうち、上、下部の脚辺に巻
    回されて成ることを特徴とするコンバーゼンス装置。
  3. 【請求項3】陰極線管内で3本の電子銃から発生する3
    本の電子ビームとしてのセンタビーム及び両サイドビー
    ムを蛍光面上で一点に合致させるため該ビームにコンバ
    ーゼンス補正磁界を加えるコンバーゼンス装置におい
    て、 陰極線管ネック部に対し、その両側から第1及び第2の
    コ字形のヨーク(30,40)をその開口部で該ネック部を
    挟むように配置して第1のコンバーゼンスヨーク(3)
    を形成すると共に、該ネック部の内部にはセンタビーム
    位置を中心として相対向する第1及び第2の強磁性体
    (45,46,47:35,36,37)を配置し、 第1のコ字形ヨーク(30)の両脚部から開口部、第1の
    強磁性体(35,36,37)を経て合流してセンタビーム位置
    を通り、第2の強磁性体(45,46,47)を通る際、二つに
    分流して開口部、第2のコ字形のヨーク(40)の両脚
    部、更に空間を経て前記第1のコ字形ヨーク(30)の両
    脚部に戻る閉磁路を形成して、陰極線管画面上で横線方
    向のセンタビームに対する両サイドビームのミスコンバ
    ーゼンス(You,Yod)を補正する横線コマ収差補正コイ
    ル(32,42)及びその駆動回路(50)と、 前記第1のコ字形ヨーク(30)と、その開口部と、該開
    口部に位置することになる前記第1の強磁性体(35,36,
    37)と、を経て還流する閉磁路を形成して、陰極線管画
    面上で縦線方向の一側サイドビームとセンタビームとの
    間のミスコンバーゼンス(X1)を補正する縦線一側コマ
    収差補正コイル(33,34)及びその駆動回路(38)と、 前記第2のコ字形ヨーク(40)と、その開口部と、該開
    口部に位置することになる前記第2の強磁性体(45,46,
    47)と、を経て還流する閉磁路を形成して、陰極線管画
    面上で縦線方向の他側サイドビームとセンタビームとの
    間のミスコンバーゼンス(X2)を補正する縦線他側コマ
    収差補正コイル(43,44)及びその駆動回路(48)と、
    を具備すると共に、 陰極線管ネック部において、前記第1のコンバーゼンス
    ヨーク(3)とは別の位置に、4極コアから成る第2の
    コンバーゼンスヨーク(6)を形成し、該第2のコンバ
    ーゼンスヨーク(6)により4極磁界を発生させて、陰
    極線管画面上で横線方向の両サイドビーム間のミスコン
    バーゼンス(Y1)を補正する両サイドビーム間補正コイ
    ル(61〜64)及びその駆動回路(66)と、を具備して成
    ることを特徴とするコンバーゼンス装置。
  4. 【請求項4】陰極線管内で3本の電子銃から発生する3
    本の電子ビームとしてのセンタビーム及び両サイドビー
    ムを蛍光面上で一点に合致させるため該ビームにコンバ
    ーゼンス補正磁界を加えるコンバーゼンス装置におい
    て、 陰極線管ネック部に対し、その両側から第1及び第2の
    コ字形のヨーク(30,40)をその開口部で該ネック部を
    挟むように配置して第1のコンバーゼンスヨーク(3)
    を形成すると共に、該ネック部の内部にはセンタビーム
    位置を中心として相対向する第1及び第2の強磁性体
    (45,46,47:35,36,37)を配置し、 第1のコ字形ヨーク(30)の両脚部から開口部、第1の
    強磁性体(35,36,37)を経て合流してセンタビーム位置
    を通り、第2の強磁性体(45,46,47)を通る際、二つに
    分流して開口部、第2のコ字形のヨーク(40)の両脚
    部、更に空間を経て前記第1のコ字形ヨーク(30)の両
    脚部に戻る閉磁路を形成して、陰極線管画面上で横線方
    向のセンタビームに対する両サイドビームのミスコンバ
    ーゼンス(You,Yod)を補正する横線コマ収差補正コイ
    ル(32,42)及びその駆動回路(50)と、 前記第1のコ字形ヨーク(30)と、その開口部と、該開
    口部に位置することになる前記第1の強磁性体(35,36,
    37)と、を経て還流する閉磁路を形成して、陰極線管画
    面上で縦線方向の一側サイドビームとセンタビームとの
    間のミスコンバーゼンス(X1)を補正する縦線一側コマ
    収差補正コイル(33,34)及びその駆動回路(38)と、 前記第2のコ字形ヨーク(40)と、その開口部と、該開
    口部に位置することになる前記第2の強磁性体(45,46,
    47)と、を経て還流する閉磁路を形成して、陰極線管画
    面上で縦線方向の他側サイドビームとセンタビームとの
    間のミスコンバーゼンス(X2)を補正する縦線他側コマ
    収差補正コイル(43,44)及びその駆動回路(48)と、
    を具備すると共に、 陰極線管ネック部において、前記第1のコンバーゼンス
    ヨーク(3)とは別の位置に、一対のE字形コアから成
    る第2のコンバーゼンスヨーク(60)を形成し、該第2
    のコンバーゼンスヨーク(60)を構成する脚部に巻回さ
    れて、陰極線管画面上で横線方向の両サイドビーム間の
    ミスコンバーゼンス(Y1)を補正する磁界を発生するた
    めの両サイドビーム間補正コイル(67,68)及びその駆
    動回路(66)と、を具備して成ることを特徴とするコン
    バーゼンス装置。
  5. 【請求項5】陰極線管内で3本の電子銃から発生する3
    本の電子ビームとしてのセンタビーム及び両サイドビー
    ムを蛍光面上で一点に合致させるため該ビームにコンバ
    ーゼンス補正磁界を加えるコンバーゼンス装置におい
    て、 陰極線管ネック部の内部に磁路形成のためにセンタビー
    ム位置を中心として相対向する如く配置された2組の強
    磁性体(45,46,47:35,36,37)と、 陰極線管ネック部の外部に前記強磁性体と関連して磁路
    形成可能に配置されたコンバーゼンスヨーク(7)と、 前記コンバーゼンスヨーク(7)に巻回され、陰極線管
    画面上で横線方向のセンタビーム対する両サイドビーム
    のミスコンバーゼンス(You,Yod)を補正する磁界を発
    生するための横線コマ収差補正コイル(32,42)及びそ
    の駆動回路(50)と、 前記コンバーゼンスヨーク(7)に巻回され、陰極線管
    画面上で縦線方向の一側サイドビームとセンタビームと
    の間のミスコンバーゼンス(X1)を補正する磁界を発生
    するための縦線一側コマ収差補正コイル(33,34)及び
    その駆動回路(38)と、 前記コンバーゼンスヨーク(7)に巻回され、陰極線管
    画面上で縦線方向の他側サイドビームとセンタビームと
    の間のミスコンバーゼンス(X2)を補正する磁界を発生
    するための縦線他側コマ収差補正コイル(43,44)及び
    その駆動回路(48)と、 前記コンバーゼンスヨーク(7)に巻回され、陰極線管
    画面上で横線方向の両サイドビーム間のミスコンバーゼ
    ンス(Y1)を補正する磁界を発生するための両サイドビ
    ーム間補正コイル(39,49)及びその駆動回路(66)
    と、を具備して成ることを特徴とするコンバーゼンス装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載のコンバーゼンス装置にお
    いて、前記コンバーゼンスヨーク(7)は一対のE字形
    コア(300,400)から成り、 陰極線管画面上で横線方向のセンタビームに対する両サ
    イドビームのミスコンバーゼンス(You,Yod)を補正す
    る磁界を発生するための前記横線コマ収差補正コイル
    (32,42)は、前記一対のE字形コア(300,400)のそれ
    ぞれを構成する上、下、中間、側部の脚辺のうち、側部
    の脚辺の端部間に巻回され、 陰極線管画面上で縦線方向の一側サイドビームとセンタ
    ビームとの間のミスコンバーゼンス(X1)を補正する磁
    界を発生するための前記縦線一側コマ収差補正コイル
    (33,34)は、前記一対のE字形コアの一方(300)を構
    成する上、下、中間、側部の脚辺のうち、上、下部の脚
    辺に巻回され、 陰極線管画面上で縦線方向の他側サイドビームとセンタ
    ビームとの間のミスコンバーゼンス(X2)を補正する磁
    界を発生するための前記縦線他側コマ収差補正コイル
    (43,44)は、前記一対のE字形コアの他方(400)を構
    成する上、下、中間、側部の脚辺のうち、上、下部の脚
    辺に巻回され、 陰極線管画面上で横線方向の両サイドビーム間のミスコ
    ンバーゼンス(Y1)を補正する磁界を発生するための両
    サイドビーム間補正コイル(39,49)は、前記一対のE
    字形コア(300,400)をそれぞれ構成する上、下、中
    間、側部の脚辺のうち、各中間部の脚辺に巻回されて成
    ることを特徴とするコンバーゼンス装置。
  7. 【請求項7】請求項2又は6に記載のコンバーゼンス装
    置において、陰極線管画面上で横線方向のセンタビーム
    に対する両サイドビームのミスコンバーゼンス(You,Yo
    d)を補正する磁界を発生するため前記一対のコアの各
    側部脚辺の端部間に巻回された前記横線コマ収差補正コ
    イルは、第1のコイル(32,42)と第2のコイル(320,4
    20)から成り、第1のコイル(32,42)はその駆動回路
    (50)に接続され、第2のコイル(320,420)は陰極線
    管に対する垂直偏向回路(67)に接続されて成ることを
    特徴とするコンバーゼンス装置。
  8. 【請求項8】請求項1又は5に記載のコンバーゼンス装
    置において、前記各コイルをミスコンバーゼンス補正磁
    界発生のために駆動する駆動回路は、任意所望の波形デ
    ータを記憶するディジタルメモリと、該メモリの記憶内
    容を読み出しアナログ信号に変換して出力するディジタ
    ル/アナログ変換器と、から成る任意波形発生装置であ
    ることを特徴とするコンバーゼンス装置。
  9. 【請求項9】請求項1又は5に記載のコンバーゼンス装
    置において、センタビームに対する一側、他側いずれか
    一方のサイドビームの縦線ミスコンバーゼンス(X1又は
    X2)を調整する場合、一方のサイドビームに作用するコ
    ンバーゼンス補正磁界が、他方のサイドビームに作用す
    るコンバーゼンス補正磁界と、方向は同一で向きは互い
    に逆で、強さがほぼ等しくなるように、両サイドビーム
    用コンバーゼンス駆動回路(38,48)の出力電流を発生
    させて調整することを特徴とするコンバーゼンス調整方
    法。
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