JPH0750935B2 - 偏向ヨ−ク装置 - Google Patents
偏向ヨ−ク装置Info
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- JPH0750935B2 JPH0750935B2 JP59109995A JP10999584A JPH0750935B2 JP H0750935 B2 JPH0750935 B2 JP H0750935B2 JP 59109995 A JP59109995 A JP 59109995A JP 10999584 A JP10999584 A JP 10999584A JP H0750935 B2 JPH0750935 B2 JP H0750935B2
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- JP
- Japan
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- deflection
- correction
- variable resistor
- coil
- rectifier circuit
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 14
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N3/00—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages
- H04N3/10—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical
- H04N3/16—Scanning details of television systems; Combination thereof with generation of supply voltages by means not exclusively optical-mechanical by deflecting electron beam in cathode-ray tube, e.g. scanning corrections
- H04N3/22—Circuits for controlling dimensions, shape or centering of picture on screen
- H04N3/227—Centering
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/701—Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
- H01J29/702—Convergence correction arrangements therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/16—Picture reproducers using cathode ray tubes
- H04N9/28—Arrangements for convergence or focusing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はテレビジヨン受像機や陰極線管デイスプレイ装
置等に使用する偏向ヨーク装置に関する。
置等に使用する偏向ヨーク装置に関する。
周知のように、インライン配列の3電子ビームを有する
カラー陰極線管に装着して電子ビームを偏向してなる偏
向ヨークにおいては、水平偏向コイルが全体として系巻
型偏向磁界となるように構成され、また、垂直偏向コイ
ルがバレル型偏向磁界となるように構成されるものであ
る。そして、このように偏向コイルを構成することによ
って理論的にはミスコンバージエンスを零にすることが
できるが、実際には陰極線管の構造および偏向ヨークの
構成等に帰因して理論上の特性を得ることは困難であ
る。この結果、実現には種々の態様のミスコンバージエ
ンスが発生するものである。
カラー陰極線管に装着して電子ビームを偏向してなる偏
向ヨークにおいては、水平偏向コイルが全体として系巻
型偏向磁界となるように構成され、また、垂直偏向コイ
ルがバレル型偏向磁界となるように構成されるものであ
る。そして、このように偏向コイルを構成することによ
って理論的にはミスコンバージエンスを零にすることが
できるが、実際には陰極線管の構造および偏向ヨークの
構成等に帰因して理論上の特性を得ることは困難であ
る。この結果、実現には種々の態様のミスコンバージエ
ンスが発生するものである。
従来、これらのミスコンバージエンスを修正するため
に、偏向ヨークを構成する偏向コイルの導線分布を調整
することは勿論のこと、永久磁石片や磁性片を偏向ヨー
クに付着して補正磁界を発生させたり、或は、偏向磁界
を修正することが行なわれている。
に、偏向ヨークを構成する偏向コイルの導線分布を調整
することは勿論のこと、永久磁石片や磁性片を偏向ヨー
クに付着して補正磁界を発生させたり、或は、偏向磁界
を修正することが行なわれている。
しかしながら、ミスコンバージエンスは、組み合わされ
る陰極線管と偏向ヨークによってそれぞれにその量が相
違するもので、実際には組み合わせごとに補正の態様を
決めなければならず、偏向ヨークの歩留り向上にはあま
り有効でなく、特に、文字の映像を対象とするもので
は、許容誤差範囲が狭いため偏向ヨークの歩留りは一層
悪くなるものである。
る陰極線管と偏向ヨークによってそれぞれにその量が相
違するもので、実際には組み合わせごとに補正の態様を
決めなければならず、偏向ヨークの歩留り向上にはあま
り有効でなく、特に、文字の映像を対象とするもので
は、許容誤差範囲が狭いため偏向ヨークの歩留りは一層
悪くなるものである。
本発明は上記事項に鑑みなされた偏向ヨーク装置に関
し、特に、偏向ヨークに補正コイル手段を付属させるこ
とによりミスコンバージエンス量の相違に関係なく画面
の全域にわたって良好なコンバージエンス特性が得られ
る偏向ヨーク装置に関するものである。
し、特に、偏向ヨークに補正コイル手段を付属させるこ
とによりミスコンバージエンス量の相違に関係なく画面
の全域にわたって良好なコンバージエンス特性が得られ
る偏向ヨーク装置に関するものである。
以下、本発明偏向ヨーク装置の一実施例を添付図面を用
いて詳細に説明する。第1図において、偏向ヨーク装置
1は、コイルボビン2の内側に一対の鞍型水平偏向コイ
ル(図示せず)が配置され、また、コイルボビン2の外
側にはコア3にトロイダルに巻回された一対の垂直偏向
コイル4,5が配置され、さらに、コイルボビン2の後部
(電子銃側)表面には一対の補正コイル手段6,7が配置
されている。このうち、水平偏向コイルは糸巻型の水平
偏向磁界を発生し、垂直偏向コイル4,5はバレル型の垂
直偏向磁界を発生するものであることは従来と同じであ
る。ここで、補正コイル手段6,7を備えない偏向ヨーク
装置は何等調整が施されない場合には、螢光画面上の3
電子ビームによるラスタは、第2図に示すように、陰極
線管螢光画面の図面上の上下(Y軸方向)にクロスミス
コンバージエンスを生じ、また図面上の左右(X軸方
向)に放物線状のミスコンバージエンスを生じる。
いて詳細に説明する。第1図において、偏向ヨーク装置
1は、コイルボビン2の内側に一対の鞍型水平偏向コイ
ル(図示せず)が配置され、また、コイルボビン2の外
側にはコア3にトロイダルに巻回された一対の垂直偏向
コイル4,5が配置され、さらに、コイルボビン2の後部
(電子銃側)表面には一対の補正コイル手段6,7が配置
されている。このうち、水平偏向コイルは糸巻型の水平
偏向磁界を発生し、垂直偏向コイル4,5はバレル型の垂
直偏向磁界を発生するものであることは従来と同じであ
る。ここで、補正コイル手段6,7を備えない偏向ヨーク
装置は何等調整が施されない場合には、螢光画面上の3
電子ビームによるラスタは、第2図に示すように、陰極
線管螢光画面の図面上の上下(Y軸方向)にクロスミス
コンバージエンスを生じ、また図面上の左右(X軸方
向)に放物線状のミスコンバージエンスを生じる。
本発明においては、水平偏向コイルの形状、導線分布を
変更或は調整することによって画面のX軸上両側部にお
けるミスコンバージエンスXHが零になるように設計し、
また垂直偏向コイルの形状、導線分布を変更或は調整す
ることによって画面の対角方向端部における垂直方向の
ミスコンバージエンス即ちクロスミスコンバージエンス
PQvを零にするように構成する。そして、偏向ヨークの
設計上必然的に残存するミスコンバージエンス即ちトリ
レンマ量を、従来の如き種々の補正手段によっても除去
の困難なクロスミスコンバージエンスではなく、画面の
Y軸上の上下端部における水平方向のミスコンバージエ
ンス量YHに集約して発生させる如くにする。このように
偏向ヨークを構成すると、螢光画面上の3電子ビームに
よるラスタは、第3図に示すように、画面の上下端にお
いて3つのラスタがほぼ一致するが、水平方向では放射
線状のミスコンバージエンスが残存する。このミスコン
バージエンス量YHは第1図に示した補正コイル手段6,7
によって零に調整される。
変更或は調整することによって画面のX軸上両側部にお
けるミスコンバージエンスXHが零になるように設計し、
また垂直偏向コイルの形状、導線分布を変更或は調整す
ることによって画面の対角方向端部における垂直方向の
ミスコンバージエンス即ちクロスミスコンバージエンス
PQvを零にするように構成する。そして、偏向ヨークの
設計上必然的に残存するミスコンバージエンス即ちトリ
レンマ量を、従来の如き種々の補正手段によっても除去
の困難なクロスミスコンバージエンスではなく、画面の
Y軸上の上下端部における水平方向のミスコンバージエ
ンス量YHに集約して発生させる如くにする。このように
偏向ヨークを構成すると、螢光画面上の3電子ビームに
よるラスタは、第3図に示すように、画面の上下端にお
いて3つのラスタがほぼ一致するが、水平方向では放射
線状のミスコンバージエンスが残存する。このミスコン
バージエンス量YHは第1図に示した補正コイル手段6,7
によって零に調整される。
次に、補正コイル手段6,7は、第4図に示す如く、陰極
線管ネック8の外側に3電子ビームB,G,Rのインライン
配列の両側に配置される。また、補正コイル手段6,7
は、U型コア9,10と、コア9,10に巻装された補正コイル
11,12から構成され、発生する磁束13,14,15,16がネック
8の内部を通るようにコア9,10が向き合い、かつ、補正
コイル11,12の接続がなされるものである。
線管ネック8の外側に3電子ビームB,G,Rのインライン
配列の両側に配置される。また、補正コイル手段6,7
は、U型コア9,10と、コア9,10に巻装された補正コイル
11,12から構成され、発生する磁束13,14,15,16がネック
8の内部を通るようにコア9,10が向き合い、かつ、補正
コイル11,12の接続がなされるものである。
補正コイル手段6,7の補正コイル11,12は、第5図に示す
ような補正回路に接続される。つまり、垂直偏向回路17
に接続した垂直偏向コイル4,5と直列に感度抵抗18を接
続し、感度抵抗18の両端を、4個のダイオードD1,D2,
D3,D4からなり垂直偏向コイル4,5から鋸歯状波電圧ある
いは鋸歯状波電流を取り出して疑似パラボラ状に整形す
るブリッジ整流回路19の入力端子19a,19b間に接続す
る。ブリッジ整流回路19の出力端子19c,19d間には、補
正コイル11,12と補正コイル11,12に流れる電流を調整す
る第1の可変抵抗20が接続される。具体的には、ブリッ
ジ整流回路19の出力端子19c,19d間の整流出力電圧が第
1の可変抵抗20により分圧して補正コイル11,12に加わ
るように、出力端子19c,19d間に補正コイル11,12と第1
の可変抵抗20が並列状に接続され、補正コイル11,12の
一端が抵抗21を介して第1の可変抵抗20の接続摺動子20
aの一端に接続される。また、ブリッジ整流回路19の入
力端子19a,19b間には、画面の上・下各半分における電
流量を調整する(テイルト調整する)第2の可変抵抗22
が接続され、第2の可変抵抗22の接続摺動子22aが、テ
イルト調整をスムーズに行なうため、および、第2の可
変抵抗22の最大・最小値にした時にブリッジ整流回路19
の入力端子19a,19b端からみたインピーダンスの急激な
変動の発生を防止するために接続された抵抗23を介して
ブリッジ整流回路19の一方の出力端子19dに接続される
ものである。特に、本発明の特徴とするところは、ブリ
ッジ整流回路19の出力端子19dと第1の可変抵抗20の接
続摺動子20aの一端間に抵抗24を接続したことである。
抵抗24の抵抗値の変化に伴い、第1の可変抵抗20の調整
回転角に対する補正コイル11,12に流れる電流量(Ic)
の特性曲線が、第6図に示す如く、抵抗24の抵抗値が最
適値における曲線が、0における曲線が、小におけ
る曲線が、大における曲線が、なしにおける曲線が
に変化するもので、この結果、抵抗24の抵抗値を最適
値に設定すれば、抵抗24の抵抗値を0,小,大,なし,に
設定した場合に比べ、電流値(Ic)の最大値(max)−
最小値(min)(偏向ヨーク,陰極線管等のバラツキに
対する範囲)間での調整角度範囲を極めて広くすること
ができる。例えば、抵抗24の抵抗値が最適値の場合、調
整角度範囲はl1となり、抵抗がない場合調整角度範囲は
l2となって、角度範囲に大きな差が生じることは明白で
ある。
ような補正回路に接続される。つまり、垂直偏向回路17
に接続した垂直偏向コイル4,5と直列に感度抵抗18を接
続し、感度抵抗18の両端を、4個のダイオードD1,D2,
D3,D4からなり垂直偏向コイル4,5から鋸歯状波電圧ある
いは鋸歯状波電流を取り出して疑似パラボラ状に整形す
るブリッジ整流回路19の入力端子19a,19b間に接続す
る。ブリッジ整流回路19の出力端子19c,19d間には、補
正コイル11,12と補正コイル11,12に流れる電流を調整す
る第1の可変抵抗20が接続される。具体的には、ブリッ
ジ整流回路19の出力端子19c,19d間の整流出力電圧が第
1の可変抵抗20により分圧して補正コイル11,12に加わ
るように、出力端子19c,19d間に補正コイル11,12と第1
の可変抵抗20が並列状に接続され、補正コイル11,12の
一端が抵抗21を介して第1の可変抵抗20の接続摺動子20
aの一端に接続される。また、ブリッジ整流回路19の入
力端子19a,19b間には、画面の上・下各半分における電
流量を調整する(テイルト調整する)第2の可変抵抗22
が接続され、第2の可変抵抗22の接続摺動子22aが、テ
イルト調整をスムーズに行なうため、および、第2の可
変抵抗22の最大・最小値にした時にブリッジ整流回路19
の入力端子19a,19b端からみたインピーダンスの急激な
変動の発生を防止するために接続された抵抗23を介して
ブリッジ整流回路19の一方の出力端子19dに接続される
ものである。特に、本発明の特徴とするところは、ブリ
ッジ整流回路19の出力端子19dと第1の可変抵抗20の接
続摺動子20aの一端間に抵抗24を接続したことである。
抵抗24の抵抗値の変化に伴い、第1の可変抵抗20の調整
回転角に対する補正コイル11,12に流れる電流量(Ic)
の特性曲線が、第6図に示す如く、抵抗24の抵抗値が最
適値における曲線が、0における曲線が、小におけ
る曲線が、大における曲線が、なしにおける曲線が
に変化するもので、この結果、抵抗24の抵抗値を最適
値に設定すれば、抵抗24の抵抗値を0,小,大,なし,に
設定した場合に比べ、電流値(Ic)の最大値(max)−
最小値(min)(偏向ヨーク,陰極線管等のバラツキに
対する範囲)間での調整角度範囲を極めて広くすること
ができる。例えば、抵抗24の抵抗値が最適値の場合、調
整角度範囲はl1となり、抵抗がない場合調整角度範囲は
l2となって、角度範囲に大きな差が生じることは明白で
ある。
次に、本発明偏向ヨーク装置の動作状態について説明す
る。垂直偏向回路17に接続された垂直偏向コイル4,5に
は、第7図(A)に示す如く、鋸歯状波の偏向電流Ivが
流れ、一方、補正コイル11,12に対しては、第7図
(B)に示す如く、ブリッジ整流回路19によって全波整
流された疑似パラボラ状の補正電流Ipが流れる。この補
正電流Ipは、ブリッジ整流回路19の導通特性によって形
成され、その周期は垂直偏向電流Ivの周期と一致するも
のである。ここで、偏向磁界によるトリレンマ量(ミス
コンバージエンス)が第3図に示すようにYHだけの場
合、第4図に示す如く、コア9から発生する補正磁束13
が電子ビームBを電子ビームGに集中させ、また、コア
10から発生する補正磁束14が電子ビームRを電子ビーム
Gに集中させるものである。補正磁束15,16は3電子ビ
ームB,G,Rに等しく作用するもので、電子ビームの集中
に影響は与えない。ミスコンバージエンスYHは画面の上
下に行く程大きくなり、また、陰極線管,偏向ヨークの
バラツキにより画面上・下の補正量が異なっても、第2
の可変抵抗22により画面の上・下各半分における電流量
の調整がなされ、この結果、ミスコンバージエンスYHは
画面の全域で修正され、良好なコンバージエンス特性が
得られる。
る。垂直偏向回路17に接続された垂直偏向コイル4,5に
は、第7図(A)に示す如く、鋸歯状波の偏向電流Ivが
流れ、一方、補正コイル11,12に対しては、第7図
(B)に示す如く、ブリッジ整流回路19によって全波整
流された疑似パラボラ状の補正電流Ipが流れる。この補
正電流Ipは、ブリッジ整流回路19の導通特性によって形
成され、その周期は垂直偏向電流Ivの周期と一致するも
のである。ここで、偏向磁界によるトリレンマ量(ミス
コンバージエンス)が第3図に示すようにYHだけの場
合、第4図に示す如く、コア9から発生する補正磁束13
が電子ビームBを電子ビームGに集中させ、また、コア
10から発生する補正磁束14が電子ビームRを電子ビーム
Gに集中させるものである。補正磁束15,16は3電子ビ
ームB,G,Rに等しく作用するもので、電子ビームの集中
に影響は与えない。ミスコンバージエンスYHは画面の上
下に行く程大きくなり、また、陰極線管,偏向ヨークの
バラツキにより画面上・下の補正量が異なっても、第2
の可変抵抗22により画面の上・下各半分における電流量
の調整がなされ、この結果、ミスコンバージエンスYHは
画面の全域で修正され、良好なコンバージエンス特性が
得られる。
尚、本発明偏向ヨーク装置の一実施例においては、補正
コイル手段6,7のコア9,10をU型として示したが、コア
9,10の形状はU型に限定されず、補正磁束がネック内部
を通る構成であれば良い。また、補正コイル手段6,7の
取り付け位置もコイルボビン2の後端部分に限定され
ず、例えば、水平偏向コイルの後端起き上がり部とコア
3との間に配置しても良い。以上述べた如き構成である
から、以下に示す効果を有するものである。つまり、垂
直偏向コイルからの鋸歯状波電圧あるいは電流を疑似パ
ラボラ状の波形に整形するブリッジ整流回路の出力端子
間に補正コイルと第1の可変抵抗を接続したことによ
り、補正コイルに加わる整流出力電圧は第1の可変抵抗
により分圧され、また、第1の可変抵抗とその接続摺動
子間に抵抗を接続したことにより、接続摺動子の調整範
囲が拡大し微調整が容易になるので、補正コイルにより
発生する磁束量の微調整が簡単になされ、常に所望の補
正磁界を得ることができ、かつ、ブリッジ整流回路の入
力端子間に第2の可変抵抗を設けたことで、画面の上・
下各半分における電流量の調整(テイルト調整)がなさ
れるもので、必然的に発生する3電子ビームのミスコン
バージエンス(YH)を画面の全域にわたって極めて簡単
に修正できる効果を有し、高い精度のコンバージエンス
が得られる偏向ヨーク装置を提供できる。これにより、
偏向ヨーク装置の設計が容易となり、また、コンバージ
エンスの調整が容易になる利点があり、偏向ヨーク装置
の製造上の歩留りを格段に向上させることができるもの
である。
コイル手段6,7のコア9,10をU型として示したが、コア
9,10の形状はU型に限定されず、補正磁束がネック内部
を通る構成であれば良い。また、補正コイル手段6,7の
取り付け位置もコイルボビン2の後端部分に限定され
ず、例えば、水平偏向コイルの後端起き上がり部とコア
3との間に配置しても良い。以上述べた如き構成である
から、以下に示す効果を有するものである。つまり、垂
直偏向コイルからの鋸歯状波電圧あるいは電流を疑似パ
ラボラ状の波形に整形するブリッジ整流回路の出力端子
間に補正コイルと第1の可変抵抗を接続したことによ
り、補正コイルに加わる整流出力電圧は第1の可変抵抗
により分圧され、また、第1の可変抵抗とその接続摺動
子間に抵抗を接続したことにより、接続摺動子の調整範
囲が拡大し微調整が容易になるので、補正コイルにより
発生する磁束量の微調整が簡単になされ、常に所望の補
正磁界を得ることができ、かつ、ブリッジ整流回路の入
力端子間に第2の可変抵抗を設けたことで、画面の上・
下各半分における電流量の調整(テイルト調整)がなさ
れるもので、必然的に発生する3電子ビームのミスコン
バージエンス(YH)を画面の全域にわたって極めて簡単
に修正できる効果を有し、高い精度のコンバージエンス
が得られる偏向ヨーク装置を提供できる。これにより、
偏向ヨーク装置の設計が容易となり、また、コンバージ
エンスの調整が容易になる利点があり、偏向ヨーク装置
の製造上の歩留りを格段に向上させることができるもの
である。
第1図は本発明偏向ヨーク装置の概略構成を示す背面
図、第2図は3電子ビームによるラスタがコンバージエ
ンスされない状態を示す説明図、第3図は本発明にかか
る偏向コイルのみによるコンバージエンスの状態を示す
ラスタの説明図、第4図は本発明の一実施例における補
正コイル手段の概略構成と動作の説明図、第5図は同じ
く補正回路の結線図、第6図はブリッジ整流回路の出力
端子間に補正コイルとともに接続される抵抗の抵抗値の
変化に対応する補正コイルに流れる電流値の変化特性曲
線図、第7図は電流波形図で、(A)は垂直偏向電流波
形を示し、(B)はブリッジ整流回路によって整流され
た擬似パラボラ状の補正電流波形を示す。 1……偏向ヨーク装置、4,5……垂直偏向コイル、6,7…
…補正コイル手段、11,12……補正コイル、19……ブリ
ッジ整流回路、20……第1の可変抵抗,22……第2の可
変抵抗、
図、第2図は3電子ビームによるラスタがコンバージエ
ンスされない状態を示す説明図、第3図は本発明にかか
る偏向コイルのみによるコンバージエンスの状態を示す
ラスタの説明図、第4図は本発明の一実施例における補
正コイル手段の概略構成と動作の説明図、第5図は同じ
く補正回路の結線図、第6図はブリッジ整流回路の出力
端子間に補正コイルとともに接続される抵抗の抵抗値の
変化に対応する補正コイルに流れる電流値の変化特性曲
線図、第7図は電流波形図で、(A)は垂直偏向電流波
形を示し、(B)はブリッジ整流回路によって整流され
た擬似パラボラ状の補正電流波形を示す。 1……偏向ヨーク装置、4,5……垂直偏向コイル、6,7…
…補正コイル手段、11,12……補正コイル、19……ブリ
ッジ整流回路、20……第1の可変抵抗,22……第2の可
変抵抗、
Claims (1)
- 【請求項1】インラインに配列された3電子ビームを偏
向するべく糸巻型の水平偏向磁界を発生する水平偏向コ
イルおよびバレル型の垂直偏向磁界を発生する垂直偏向
コイルを備えてほぼ水平成分のミスコンバージエンスが
発生するように構成した偏向ヨークと、補正コイルを有
し前記偏向ヨーク上に前記インライン配列の両側の位置
に配置して前記水平成分のミスコンバージエンスを補正
する補正コイル手段と、前記垂直偏向コイルから鋸歯状
波電流を取り出して疑似パラボラ状波形に整形するブリ
ッジ整流回路と、該ブリッジ整流回路の入力端子間に接
続して画面の上・下各半分における電流量を調整する可
変抵抗を備えてなる偏向ヨーク装置において、前記ブリ
ッジ整流回路の出力端子間に接続して前記補正コイル手
段に流れる電流を調整する可変抵抗と、前記補正コイル
手段を前記可変抵抗の一端と前記可変抵抗の接続摺動子
の間に接続すると共に前記可変抵抗の他端と前記接続摺
動子の間に抵抗を接続した構成を特徴とする偏向ヨーク
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59109995A JPH0750935B2 (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 偏向ヨ−ク装置 |
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