JP3819986B2 - アナログ/ディジタル変換器制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、アナログ/ディジタル変換器(以下、A/D変換器という)を制御するA/D変換器制御方法に関し、特に半導体基板上に構成され、半導体集積回路に構成されるA/D変換器の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図18は、たとえば特開平1−321728号公報に示された従来のA/D変換器制御方法、およびこの発明によるA/D変換器制御方法が適用される、サンプルホールド機能(以下、S&H機能という)を有する逐次変換方式のA/D変換器の構成を示すブロック図であり、ここでは変換ビット数が4ビットのものについて示している。図において、1は制御回路、2は制御回路1の出力するディジタルデータを保持する逐次近似レジスタであり、3はラダー抵抗、4,5はこのラダー抵抗3に当該A/D変換器で変換可能な最大電圧に等しい基準電圧Vを印加するための電源端子、6は逐次近似レジスタ2の出力データに応じた参照電圧VREF をラダー抵抗3より選択するスイッチ群である。なお、このラダー抵抗3とスイッチ群6とは、制御回路1の出力するディジタルデータをディジタル/アナログ変換(以下、D/A変換という)するD/A変換部として機能している。また、7は入力電圧VINが入力される入力端子である。
【0003】
8はキャパシタ、9はインバータであり、このキャパシタ8とインバータ9とは入力電圧VINと参照電圧VREF との比較を行なうチョッパ形コンパレータを形成している。10は第1のスイッチ、11は第2のスイッチ、12は第3のスイッチであり、13はこれら各スイッチ10から12のオン/オフのタイミング信号、および逐次近似レジスタ2からスイッチ群6へのデータ送出のタイミング信号を発生させるタイミングジェネレータである。
【0004】
次に動作について説明する。
図20は上記図18に示されたA/D変換器の、従来のA/D変換器制御方法による動作を説明するためのタイミングチャートである。ここで、この図20は入力電圧VINとして、基準電圧Vの0.63倍の電圧0.63Vが入力端子7より印加されている場合について例示したものである。タイミングジェネレータ13の発生するタイミング信号により、まず第1のスイッチ10をオフにし、その後、逐次近似レジスタ2の保持している値をスイッチ群6に送出させる。逐次近似レジスタ2からは最初にたとえば16進の「8h 」が出力されるようになっており、その値によって制御されたスイッチ群6からは、ラダー抵抗3が基準電圧Vを分圧した電圧値(1/2)Vが参照電圧VREF として出力される。
【0005】
タイミングジェネレータ13は次に、第3のスイッチ12をオンにしてキャパシタ8の充電を可能とし、さらに第2のスイッチ11をオンにして、入力端子7に入力された入力電圧VINにてキャパシタ8を充電する。キャパシタ8が充電されると第2のスイッチ11と第3のスイッチ12を順次オフさせ、さらに第1のスイッチ10をオンにする。第1のスイッチ10のオンによりスイッチ群6の出力する参照電圧VREF がキャパシタ8に与えられ、入力電圧VINと比較される。この場合、入力電圧VINが0.63Vで参照電圧VREF が(1/2)Vであるためインバータ9の出力値は「0」となる。
【0006】
制御回路1はこのインバータ9の出力値「0」を受けると、出力しているディジタルデータを16進の「Ch 」に変化させる。このディジタルデータは逐次近似レジスタ2を介してスイッチ群6に送られ、それに対応した電圧値(3/4)Vが参照電圧VREF としてスイッチ群6より出力される。なお、第1のスイッチ10、第2のスイッチ11および第3のスイッチ12はともに、キャパシタ8の充電時に上記タイミングで一斉にオン/オフ動作をしており、図20に示すように、その後はオン/オフ動作を繰り返さない。したがって、第1のスイッチ10はオン、第2のスイッチ11および第3のスイッチ12はオフの状態に保持されているため、この(3/4)Vの参照電圧VREF が第1のスイッチ10を介してキャパシタ8に与えられ、0.63Vの入力電圧VINと比較される。その結果、インバータ9の出力値は「1」となり、以下、同様の制御動作が繰り返され、16進の「Ah 」が変換結果として出力される。
【0007】
ここで、制御回路1より逐次変換レジスタ2を介してスイッチ群6に送られるディジタルデータが変化すると、スイッチ群6によるラダー抵抗3の各抵抗の切り替え時には、参照電圧VREF が図20に示すように、制御途中の過渡状態にあって不安定な状態にある。2ビット目以降では、第1のスイッチ10がオン、第2のスイッチ11および第3のスイッチ12がオフに保持されている間に、逐次近似レジスタ2の出力が変化するため、入力電圧VINとの比較をまだ安定していない参照電圧VREF との間で行なうこととなり、ラダー抵抗3の切り替えによる制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響を受けていることになる。
【0008】
また、容量結合方式のA/D変換器についても、上記S&H機能を有した逐次変換方式のA/D変換器のA/D変換器制御方法と同等の制御方法で制御されていた。次にこの容量結合方式のA/D変換器のA/D変換器制御方法について説明する。
【0009】
図19は従来のA/D変換器制御方法、およびこの発明によるA/D変換器制御方法が適用される、容量結合方式のA/D変換器の構成を示すブロック図であり、図18の各部に相当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。図において、14は第2のキャパシタであり、15はたとえばアナログ基準電位AVSSなどの基準となる電位が印加されている基準端子、16は上位ビットの比較と下位ビットの比較に用いられる参照電圧VREF を別々に出力する点で、図18に符号6を付して示したものとは異なるスイッチ群である。17は第4のスイッチ、18は第5のスイッチであり、これらには、たとえば電界効果トランジスタアナログスイッチのような半導体スイッチが用いられ、タイミングジェネレータ13の発生するタイミング信号にしたがってオン/オフ動作している。
【0010】
次に動作について説明する。
図21は従来のA/D変換器制御方法による、図19に示した容量結合方式のA/D変換器の動作を説明するためのタイミングチャートである。なお、この容量結合方式のA/D変換器は変換ビット数が多い場合に用いて変換精度を向上させるための一つの手法であり、ここでは変換ビット数が8ビットのA/D変換器を例に示しており、上位の5ビットと下位の3ビットのA/D変換を別々に実行している。この場合にも、第1のスイッチ10、第2のスイッチ11、第3のスイッチ12、および第4のスイッチ17、第5のスイッチ18はともに、第1のキャパシタ8および第2のキャパシタ14の充電時に、以下に述べるタイミングで一斉にオン/オフ動作して、その後はオン/オフ動作を繰り返さない。すなわち、入力電圧VINのA/D変換に際しては、まず第1のスイッチ10と第4のスイッチ17をオフ、第3のスイッチ12と第2のスイッチ11、および第5のスイッチ18をオンさせて、第1のキャパシタ8と第2のキャパシタ14を充電する。充電が終わると、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12、および第5のスイッチ18をオフさせ、その後、第1のスイッチ10と第4のスイッチ17とをオンさせてA/D変換を開始する。
【0011】
上位ビットの比較が開始されると、まずスイッチ群16より出力された参照電圧VREF が、オンしている第1のスイッチ10を経由して第1のキャパシタ8に与えられる。なお、この上位ビットの比較時には、第2のキャパシタ14にオンしている第4のスイッチ17を経由して、常時一定電圧(0V)がスイッチ群16より固定的に与えられている。インバータ9はその参照電圧VREF と、第1のキャパシタ8と第2のキャパシタ14の充電電圧の和との比較を行ない、その比較結果に基づく出力を制御回路1に送る。制御回路1はそれに基づいて出力するディジタルデータを変化させ、それに応じてスイッチ群16より第1のスイッチ10に送られる参照電圧VREF が変化する。そのとき、第1のスイッチ10はオン状態に保持されているため、その参照電圧VREF が第1のキャパシタ8に与えられて、インバータ9よりその比較結果に基づく出力が制御回路1に送出される。以下同様にして、上位5ビットのA/D変換が行なわれる。
【0012】
上位ビットの比較が終了すると下位ビットの比較に移る。この下位ビットの比較が開始されると、スイッチ群16より出力された参照電圧VREF が、オンしている第4のスイッチ17を経由して第2のキャパシタ14に与えられる。なお、この下位ビットの比較時には、第1のキャパシタ8にオンしている第1のスイッチ10を経由して、確定された上位5ビットに対応する電圧値(以下、最終電圧値という)が常時スイッチ群16より固定的に与えられている。インバータ9はその最終電圧値と参照電圧VREF の和と、第1のキャパシタ8と第2のキャパシタ14の充電電圧の和との比較を行ない、その比較結果に基づく出力を制御回路1に送る。制御回路1はそれに基づいて出力するディジタルデータを変化させ、それに応じてスイッチ群16より第4のスイッチ17に送られる参照電圧VREF が変化する。そのとき、第4のスイッチ17はオン状態に保持されているため、その参照電圧VREF が第2のキャパシタ14に与えられて、インバータ9による比較結果に基づいた出力が制御回路1に送出される。以下同様にして、下位3ビットのA/D変換が行なわれる。
【0013】
このように、インバータ9には、第1のキャパシタ8あるいは第2のキャパシタ14を介して、ラダー抵抗3にて分圧され、スイッチ群6で選択された参照電圧VREF が入力されていることになり、上位ビットの比較の際においても、下位ビットの比較の際においても、第1のスイッチ10および第4のスイッチ17がともにオン状態に保持されているため、スイッチ群6の制御途中の過渡状態による誤差電位出力が、そのオン状態にある第1のスイッチ10、第4のスイッチ17を経由して、第1のキャパシタ8または第2のキャパシタ14よりインバータ9の入力側に印加されることになる。そのため、A/D変換の変換精度がこの制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響を受けることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
従来のA/D変換器制御方法は以上のように構成されているので、S&H機能を有した逐次変換方式のA/D変換器を制御するものにあっては、ラダー抵抗3の分圧した電圧値を参照電圧VREF として選択しているスイッチ群6を、第1のスイッチ10が閉じっぱなしの状態で制御しているため、制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響によってA/D変換の変換精度が低下するという課題があり、また、第1のスイッチ10から第3のスイッチ12は、互いに所定のタイミングでキャパシタ8の充電時に一斉に作動して、それ以降はオン/オフを繰り返さないようになっていたため、このような課題があるにも関わらずそれを回避していなかった。
【0015】
一方、容量結合方式のA/D変換器を制御するものにあっても、A/D変換の際には、第1のスイッチ10と第4のスイッチ17がともに閉じっぱなしであるため、上位ビットの比較および下位ビットの比較に関わらず、スイッチ群6の制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響により、A/D変換の変換精度の低下を招くという課題があった。
【0016】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ともにキャパシタの充電時に所定のタイミングで一斉に動作していた各スイッチを、第1のスイッチ、あるいは第1のスイッチと第4のスイッチに関しては、キャパシタ充電完了後もそれらを他のスイッチとは独立に動作させることにより、スイッチ群の制御途中における参照電圧の過渡状態による誤差電位出力の影響を受けないように制御し、A/D変換の変換精度の向上をはかることができるA/D変換器制御方法を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、D/A変換部より出力される参照電圧をオン/オフする第1のスイッチをオフにし、第2のスイッチと第3のスイッチをオンにして、キャパシタをディジタルデータに変換すべき入力電圧で充電し、充電が完了すると第2のスイッチと第3のスイッチとをオフさせて第1のスイッチをオンさせ、以後、D/A変換部の出力する参照電圧を順次変化させながら、第1のスイッチのみを、参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンとなるように制御するようにしたものである。
【0018】
請求項2記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を、D/A変換部の出力する参照電圧が変化する都度実行するようにしたものである。
【0019】
請求項3記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を、D/A変換の出力する参照電圧の指定された変化部分についてのみ実行するようにしたものである。
【0020】
請求項4記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を、D/A変換部の出力する参照電圧の変化が大きい場合についてのみ実行するようにしたものである。
【0021】
請求項5記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を、あらかじめ設定されている、第1のスイッチをオフさせる回数に達するまで実行するようにしたものである。
【0022】
請求項6記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、あらかじめ設定されている第1のスイッチの動作モードにしたがって、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を行なうか否かを決定するようにしたものである。
【0023】
請求項7記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、参照電圧が変化する度に第1のスイッチをその参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、第2のスイッチと第3のスイッチがオフした後に第1のスイッチをオンさせたままの状態を保持する制御との切り替えを、設定された動作モードにしたがって行なうようにしたものである。
【0024】
請求項8記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、参照電圧の変化が大きい場合にのみ、第1のスイッチをその参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、第2のスイッチと第3のスイッチがオフした後に第1のスイッチをオンさせたままの状態を保持する制御との切り替えを、設定された動作モードにしたがって行なうようにしたものである。
【0025】
請求項9記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、あらかじめ設定された回数だけ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、第2のスイッチと第3のスイッチがオフした後に第1のスイッチをオンさせたままの状態を保持する制御との切り替えを、設定された動作モードにしたがって行なうようにしたものである。
【0026】
請求項10記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、参照電圧が変化する度に第1のスイッチをその参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、参照電圧の変化が大きい場合にのみ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、第2のスイッチと第3のスイッチがオフした後に第1のスイッチをオンさせたままの状態を保持する制御の切り替えを、設定された動作モードにしたがって行なうようにしたものである。
【0027】
請求項11記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、参照電圧が変化する度に第1のスイッチをその参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、参照電圧の変化が大きい場合にのみ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、あらかじめ設定された回数だけ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、第2のスイッチと第3のスイッチがオフした後に第1のスイッチをオンさせたままの状態を保持する制御の切り替えを、設定された動作モードにしたがって行なうようにしたものである。
【0028】
請求項12記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を、参照電圧の変化部分のうちの、あらかじめ設定されている部分においてのみ実行するようにしたものである。
【0029】
請求項13記載の発明に係るA/D変換器制御方法は、第1のスイッチと第4のスイッチをオフさせ、第2のスイッチ、第5のスイッチおよび第3のスイッチをオンさせることによって、第1のキャパシタおよび第2のキャパシタを入力電圧と基準となる電位で充電し、その後、第2のスイッチ、第3のスイッチ、および第5のスイッチをオフさせるとともに、第1のスイッチと第4のスイッチをオンさせ、上位ビットを変換する場合には、D/A変換部から出力される参照電圧を第1のスイッチを介して第1のキャパシタに、一定電圧を第4のスイッチを介して第2のキャパシタにそれぞれ印加して、第1のキャパシタと第2のキャパシタの充電電圧に基づいて制御回路の出力するディジタルデータを決定し、下位ビットを変換する場合には、D/A変換部より出力される下位ビット変換用の参照電圧を第4のスイッチを介して第2のキャパシタに、決定された上位ビットに対応する電圧値を第1のスイッチを介して第1のキャパシタにそれぞれ印加して、第1のキャパシタと第2のキャパシタの充電電圧に基づいて制御回路の出力するディジタルデータを決定することにより、上位ビットと下位ビットとを別々にA/D変換する際に、第1のスイッチおよび第4のスイッチを、第1のキャパシタと第2のキャパシタの充電完了後においても、D/A変換部の出力する参照電圧が安定するまでの期間はオフとして、その後にオンさせる制御を実行するようにしたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図18はこの発明によるA/D変換器制御方法が適用される、S&H機能を有した逐次変換方式によるA/D変換器の構成を示すブロック図であり、ここでは変換ビット数が4ビットのものを例示している。図において、1は入力される信号に応じて出力するディジタルデータを変化させる制御回路であり、2はこの制御回路1の出力するディジタルデータによってセット/リセットされる、4ビット構成の逐次近似レジスタである。3は同一の抵抗値を持つ複数(16個)の抵抗が直列に接続されたラダー抵抗であり、4および5はこのラダー抵抗3に印加される、当該A/D変換器によって変換可能な最大電圧Vが与えられる電源端子である。6はラダー抵抗3を構成している各抵抗の接続点に接続されて、逐次近似レジスタ2の出力するデータにて制御される複数(15個)のスイッチよりなり、ラダー抵抗3の各抵抗によって分圧された電圧値を選択して、それを参照電圧VREF として出力するスイッチ群である。なお、このラダー抵抗3とスイッチ群6とは、制御回路1の出力するディジタルデータをD/A変換して参照電圧VREF を出力するD/A変換部として機能している。
【0031】
また、7は当該A/D変換器によってディジタルデータに変換されるアナログの入力電圧VINが入力される入力端子である。8はスイッチ群6から出力される参照電圧VREF とこの入力端子7から入力された入力電圧VINとの比較を行なうチョッパ形コンパレータを形成するキャパシタ(第1のキャパシタ)であり、9はこのキャパシタ8の一端がその入力側に接続されて、当該キャパシタ8とともに前記チョッパ形コンパレータを形成するインバータである。10はスイッチ群6から出力される参照電圧VREF をキャパシタ8の他端に印加するための第1のスイッチ、11は入力端子7より入力された入力電圧VINをキャパシタ8の他端に印加するための第2のスイッチであり、12はインバータ9の入力側と出力側とを短絡して、キャパシタ8の充電を可能にするための第3のスイッチである。なお、これらの各スイッチ10から12には、たとえば電界効果トランジスタアナログスイッチのような半導体スイッチが用いられている。13はこれら第1のスイッチ10、第2のスイッチ11および第3のスイッチ12をオン/オフさせるタイミング信号を発生させるとともに、逐次近似レジスタ2に格納されたデータのスイッチ群6への送出のタイミング信号を発生させるタイミングジェネレータである。
【0032】
次に動作について説明する。
図1はこの実施の形態1のA/D変換器制御方法による、図18に示したA/D変換器の動作を説明するためのタイミングチャートである。なお、この図1は入力端子7に基準電圧Vの0.63倍の電圧0.63Vを入力電圧VINとして印加し、それをA/D変換する場合について例示したものである。なお、この場合、キャパシタ8の充電時に互いに所定のタイミングで一斉に動作した第1のスイッチ10から第3のスイッチ12のうち、第1のスイッチ10についてはキャパシタ8の充電完了後にも第2のスイッチ11および第3のスイッチ12とは独立に動作させている。
【0033】
A/D変換を開始するにあたって、従来のA/D変換器制御方法の場合と同様に、タイミングジェネレータ13はタイミング信号を発生させ、まず第1のスイッチ10をオフにする。その後、逐次近似レジスタ2に対しても、それが保持しているディジタルデータをスイッチ群6に送出させるためのタイミング信号を与える。第1ビットの変換時には、逐次近似レジスタ2にはディジタルデータとしてたとえば16進の「8h 」が制御回路1によって与えられている。ここで、ラダー抵抗3に印加された基準電圧Vはその16個の抵抗によって16等分されており、スイッチ群6は逐次近似レジスタ2から送られてきたこの「8h 」のデータにて制御されて、その15個のスイッチ中の8番目のスイッチを閉じ、ラダー抵抗3の分圧した電圧値(1/2)Vを参照電圧VREF として出力する。
【0034】
タイミングジェネレータ13は次に発生するタイミング信号によって、第3のスイッチ12をオンにし、さらに第2のスイッチ11をオンにする。第3のスイッチ12がオンになるとインバータ9の入力側と出力側が短絡されて、当該インバータ9の入出力特性によって定まる同一の電位V0 となり、それがキャパシタ8の一端に印加される。その後、第2のスイッチ11がオンすることで、キャパシタ8の他端には入力端子7に入力された入力電圧VINが印加され、キャパシタ8はこの入力電圧VINと前記電位V0 との電位差によって充電される。キャパシタ8が充電されると、タイミングジェネレータ13は次のタイミング信号を発生させて、第2のスイッチ11をオフさせ、引き続いて第3のスイッチ12をオフさせる。
【0035】
その後、タイミングジェネレータ13は次のタイミング信号を発生させて第1のスイッチ10をオンにし、そのときスイッチ群6より出力されている参照電圧VREF をこの第1のスイッチ10を介してキャパシタ8に印加する。これによって、この参照電圧VREF と入力電圧VINとの比較が行なわれ、この場合、参照電圧VREF が(1/2)V、入力電圧VINが0.63Vで、VIN>VREF であるためインバータ9の出力値は「0」となる。このインバータ9の出力値「0」は制御回路1に入力され、制御回路1はそれに基づいて、出力しているディジタルデータの値を16進の「8h 」から「Ch 」に変化させ、それを逐次近似レジスタ2にセットする。
【0036】
ここで、タイミングジェネレータ13は次のタイミング信号を発生させて、第1のスイッチ10をオフさせた後、逐次近似レジスタ2に対して保持しているディジタルデータをスイッチ群6に転送させる。スイッチ群6は逐次近似レジスタ2から送られてきたディジタルデータによって制御され、その値「Ch 」に対応した電圧値(3/4)Vを参照電圧VREF として出力する。なお、このとき、第2のスイッチ11および第3のスイッチ12はともにそのままオフの状態に保持されているが、前述のように、第1のスイッチ10もオンからオフに切り替えられているため、スイッチ群6から出力される、電圧値が(1/2)Vから(3/4)Vへの変化の過渡状態にある参照電圧VREF が、この第1のスイッチ10を介してキャパシタ8に与えられることはない。
【0037】
(1/2)Vから(3/4)Vに変化した参照電圧VREF の値が安定するまでの期間、第1のスイッチ10をオフさせた後、タイミングジェネレータ13は次のタイミング信号を発生させて第1のスイッチ10をオンさせる。なお、ここでいう参照電圧VREF の値が安定するまでの期間とは、参照電圧VREF の値が完全に安定することは実際上ありえないし、生産上のバラツキにより安定するまでの時間は一定ではないため、インバータ9の応答特性より、参照電圧VREF の変化にインバータ9が追随しない程度の安定度が得られるまでの期間ということであり、この明細書では一貫してその意味で使用している。また、第1のスイッチ10を意図的にオフさせることがこの本発明の特徴であり、オフしている時間を規定するものではない。
【0038】
スイッチ群6より出力されている参照電圧VREF が(3/4)Vに安定して、タイミングジェネレータ13の発生したタイミング信号によって第1のスイッチ10がオンすると、その参照電圧VREF がこの第1のスイッチ10を介してキャパシタ8に印加される。そのとき、キャパシタ8は最初に充電した入力電圧VINに保持されているので、それと新たな参照電圧VREF との比較が行なわれる。この場合は、新たな参照電圧VREF が(3/4)V、入力電圧VINが0.63Vであるので、VIN<VREF となって、インバータ9の出力値は「1」となる。
【0039】
以下、スイッチ群6より出力される(5/8)Vの参照電圧VREF との比較以降の比較についても、上記と同様の制御動作が繰り返され、最終的には第2のスイッチ11がオフする直前の入力電圧VINの値0.63VのA/D変換値が、逐次近似レジスタ2より16進の「Ah 」として得られる。
【0040】
このように、この実施の形態1によれば、制御回路1より逐次変換レジスタ2を介してスイッチ群6に送られるディジタルデータが変化し、スイッチ群6によるラダー抵抗3の切り替え制御途中の過渡状態にあって、参照電圧VREF が不安定な状態にある場合に、第1のスイッチ10がオフして参照電圧VREF をキャパシタ8に印加しないようにしているため、入力電圧VINをまだ安定していない参照電圧VREF と比較することがなくなり、ラダー抵抗3の切り替えによる制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響を受けることのないA/D変換器制御方法が得られる効果がある。
【0041】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、スイッチ群6より出力される参照電圧VREF が変化する都度、第1のスイッチ10をオフさせる場合について説明したが、参照電圧VREF の変化が大きな場合にのみ、第1のスイッチ10をオフさせるようにしてもよい。図2はそのようなこの発明の実施の形態2によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートである。なお、A/D変換器の構成は図18に示した実施の形態1のそれと同一であるため、ここでは構成の説明は省略する。
【0042】
次に動作について説明する。
A/D変換動作を開始するに当たり、実施の形態1の場合と同様に、タイミングジェネレータ13が第3のスイッチ12をオンさせ、引き続いて第2のスイッチ11をオンさせる。これにより、インバータ9の入出力電圧は当該インバータ9の入出力特性で定まる電位V0 になり、キャパシタ8はこの電位V0 と入力端子7に入力される入力電圧VINとの電位差によって充電される。その後、タイミングジェネレータ13は第2のスイッチ11と第3のスイッチ12を順次オフさせた後、第1のスイッチ10をオンさせる。そのとき、スイッチ群6からは参照電圧VREF として、制御回路1によって逐次近似レジスタ2にセットされたディジタルデータの値、すなわち16進の「8h 」に対応した電圧値(1/2)Vが出力されている。
【0043】
この参照電圧VREF を第1のスイッチ10を介してキャパシタ8に印加し、参照電圧VREF と入力電圧VINとの比較を行なう。この場合、参照電圧VREF が(1/2)V、入力電圧VINが0.63Vで、VIN>VREF となり、インバータ9の出力値は「0」となる。制御回路1はこのインバータ9の出力値「0」に基づいて出力データを16進の「Ch 」に変更し、スイッチ群6から出力される参照電圧VREF は(1/2)Vから(3/4)Vに変化する。この参照電圧VREF の変化量が、一定値、たとえば(1/4)V以上である場合にのみ、タイミングジェネレータ13は参照電圧VREF が安定するまで、この第1のスイッチ10をオフにする制御を実行する。この場合には、当該参照電圧VREF の変化量は(1/2)Vから(3/4)Vへの(1/4)Vであるため、タイミングジェネレータ13は参照電圧VREF が安定するまで、第1のスイッチ10をオフとする。
【0044】
その後、参照電圧VREF が(3/4)Vに安定して、タイミングジェネレータ13が第1のスイッチ10をオンにすると、それを介して当該参照電圧VREF がキャパシタ8に印加され、保持されている入力電圧VINと比較される。この場合には、参照電圧VREF が(3/4)V、入力電圧VINが0.63Vであるので、VIN<VREF となり、インバータ9の出力値は「1」となる。制御回路1はそれに基づいて出力データを16進の「Ch 」に変更し、スイッチ群6からの参照電圧VREF は(3/4)Vから(5/8)Vに変化する。この場合の参照電圧VREF の変化量は(1/8)Vであるため、第1のスイッチ10はそのままオンの状態を保持する。
【0045】
以降の比較処理においては、第1のスイッチ10は、第2のスイッチ11および第3のスイッチ12と同様にオン/オフ動作をせず、スイッチ群6の制御途中の過渡状態にある参照電圧VREF がそのままキャパシタ8に印加してA/D変換が行なわれることになる。しかしながら、参照電圧VREF の変化量が小さい場合には、制御途中の過渡状態による誤差電位出力も小さく、その影響は問題となるほどのものではない。そして、最後的には第2のスイッチ11がオフする直前の入力電圧VINの値0.63VのA/D変換値が、逐次近似レジスタ2より16進の「Ah 」として得られる。
【0046】
このように、この実施の形態2によれば、参照電圧VREF の変化の大きい場合についてのみ、参照電圧VREF が安定するまでの間、第1のスイッチ10をオフさせることによって、制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響をおさえて変換精度の向上をはかるとともに、第1のスイッチ10をオフさせる制御を削減して、A/D変換処理の高速化をも可能とするA/D変換器制御方法が得られる効果がある。
【0047】
実施の形態3.
上記実施の形態2では、参照電圧VREF の変化が大きい場合にのみ、参照電圧VREF が安定するまでの間、第1のスイッチ10をオフさせる場合について説明したが、第1のスイッチ10を参照電圧VREF が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を、あらかじめ設定されている回数だけ実行するようにしてもよい。図3はそのようなこの発明の実施の形態3によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図である。図において、19はその第1のスイッチ10をオフさせる回数がソフトウェア的に設定される回数設定レジスタであり、タイミングジェネレータ13はこの回数設定レジスタ19の設定値に基づいて、第1のスイッチ10へのタイミング信号を生成するものである。なお、他の部分については、図18に示した実施の形態1の場合のそれと同一であるため、その説明は省略する。
【0048】
次に動作について説明する。
ここで、図4はこの発明の実施の形態3に係るA/D変換器制御方式の動作を説明するためのタイミングチャートである。A/D変換動作を開始させるに当たって、まず回数設定レジスタ19に第1のスイッチ10をオン/オフさせる回数をソフトウェアにて設定する。図4のタイミングチャートでは、第1のスイッチ10のオン/オフ回数として「02」が回数設定レジスタ19に設定されている場合について示している。このように回数設定レジスタ19の内容をあらかじめ設定しておくことで、第1のスイッチ10のオン/オフの回数を任意に決定することができる。
【0049】
なお、A/D変換の動作は基本的には実施の形態1および実施の形態2の場合と同等であるが、第1のスイッチ10のオン/オフの回数に違いがある。すなわち、タイミングジェネレータ13は、逐次近似レジスタ2にセットされた新たなディジタルデータをスイッチ群6に送って参照電圧VREF を変化させる度に、タイミング信号を発生して、その参照電圧VREF が安定するまでの期間、第1のスイッチ10をオフさせるが、その制御を回数設定レジスタ19にあらかじめ設定されている回数(図示の例では2回)まで実行すると、それ以降は当該タイミング信号の発生を行なわず、参照電圧VREF が変化しても第1のスイッチ10をオフさせない。
【0050】
したがって、参照電圧VREF の3回目以降の変化時においては、制御途中の過渡状態にある参照電圧VREF がそのままキャパシタ8に印加されてA/D変換が行なわれることになる。しかしながら、そのような場合には、参照電圧VREF の変化量は小さなものであり、制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響はほとんど問題となるようなものではなくなる。そして、最後的には第2のスイッチ11がオフする直前の入力電圧VINのA/D変換値が、逐次近似レジスタ2より得られる。
【0051】
このように、この実施の形態3によれば、第1のスイッチ10のオン/オフの回数をソフトウェアにて任意に設定できるため、参照電圧VREF の変化量が大きく、制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響を受ける期間については、第1のスイッチ10をオフさせ、参照電圧VREF の変化量が小さくなって、制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響を受けなくなる期間については、第1のスイッチ10をオフさせないように制御できるため、A/D変換器の高速化および高精度化がはかれる効果がある。
【0052】
実施の形態4.
上記実施の形態1から実施の形態3では、第1のスイッチ10の動作モードがそれぞれただ1つである場合について示したが、第1のスイッチ10の動作モードを複数用意しておき、切替信号で当該動作モードを選択して切り替えるようにしてもよい。図5はそのような第1のスイッチ10の動作モードの切り替えが可能なA/D変換器の構成を示すブロック図である。図において、20は第1のスイッチ10を制御する動作モードを指定するための情報がソフトウェアにて設定され、設定された情報に応じた切替信号をタイミングジェネレータ13に出力するモード設定レジスタであり、タイミングジェネレータ13はこのモード設定レジスタ20からの切替信号に基づいて、第1のスイッチ10へのタイミング信号を生成するものである。なお、他の部分については、図18に示した実施の形態1の場合のそれと同一であるため、その説明は省略する。
【0053】
ここで、この実施の形態4によるA/D変換器制御方法では、タイミングジェネレータ13は、参照電圧VREF が変化する都度、第1のスイッチ10をその参照電圧VREF が安定するまでの期間はオフとし、その後オンにする第1の動作モードを制御するためのタイミング信号と、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12がオフした後に第1のスイッチ10をオンさせたままの状態を保持する第2の動作モードを制御するためのタイミング信号とを、モード設定レジスタ20からの切替信号にしたがって切り替えて生成している。
【0054】
次に動作について説明する。
ここで、図6はこの発明の実施の形態4によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートであり、同図(a)には前記第1の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号が、同図(b)には前記第2の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号がそれぞれ示されている。A/D変換動作を開始させるに当たって、まずモード設定レジスタ20をソフトウェア的に設定する必要がある。このモード設定レジスタ20をソフトウェアで設定することによって、第1のスイッチ10を第1の動作モードで制御するか、第2の動作モードで制御するかを選択することができる。すなわち、第1の動作モードを選択したい場合にはモード設定レジスタ20に設定する情報を「1」とし、第2の動作モードを選択したい場合にはモード設定レジスタ20に設定する情報を「0」にする。
【0055】
モード設定レジスタ20にソフトウェアにて情報「1」を設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる切替信号はHレベルとなる。この切替信号を受けたタイミングジェネレータ13は、図6(a)に示した、参照電圧VREF が変化する度に第1のスイッチ10をオフさせるタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第1の動作モードで制御され、実施の形態1の場合と同様に動作して入力電圧VINのA/D変換を行なう。
【0056】
一方、ソフトウェアでモード設定レジスタ20に情報「0」を設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる切替信号はLレベルとなる。この切替信号を受けたタイミングジェネレータ13は、図6(b)に示した、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12がオフした後に第1のスイッチ10をオンさせたままの状態を保つためのタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第2の動作モードで制御され、従来の場合と同様に動作して入力電圧VINのA/D変換を行なう。
【0057】
このように、この実施の形態4によれば、第1のスイッチ10を実施の形態1と同等の第1の動作モードで制御するか、従来と同等の第2の動作モードで制御するかを、モード設定レジスタ20にソフトウェアにて設定する情報によって指定することが可能となるため、利用者のニーズに合ったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0058】
実施の形態5.
上記実施の形態4では、第1のスイッチ10を実施の形態1と同等の動作モードで制御するか、従来と同等の動作モードで制御するかを切り替える場合について説明したが、実施の形態2と同等の動作モードで制御するか、従来と同等の動作モードで制御するかを切り替えるようにしてもよい。
【0059】
なお、この実施の形態5によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成は、実施の形態4の説明の際に示した図5と同一であるが、タイミングジェネレータ13の発生するタイミング信号に若干の相違がある。すなわち、タイミングジェネレータ13はモード設定レジスタ20からの切替信号にしたがって、参照電圧VREF が変化量が大きい場合にのみ、第1のスイッチ10をその参照電圧VREF が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする第1の動作モードを制御するためのタイミング信号と、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12がオフした後に第1のスイッチ10をオンさせたままの状態を保持する第2の動作モードを制御するためのタイミング信号とを切り替えて生成している。
【0060】
次に動作について説明する。
ここで、図7はこの発明の実施の形態5によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートであり、同図(a)には前記第1の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号が、同図(b)には前記第2の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号がそれぞれ示されている。A/D変換動作を開始させるに当たって、まず実施の形態4の場合と同様に、第1の動作モードを選択したい場合にはモード設定レジスタ20に設定する情報を「1」とし、第2の動作モードを選択したい場合にはモード設定レジスタ20に設定する情報を「0」にする。
【0061】
モード設定レジスタ20にソフトウェアにて情報「1」を設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる切替信号はHレベルとなる。それを受けたタイミングジェネレータ13は、図7(a)に示した、参照電圧VREF の変化量が大きな場合にのみ、第1のスイッチ10をオフさせるタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第1の動作モードで制御され、実施の形態2の場合と同様に動作して入力電圧VINのA/D変換を行なう。
【0062】
一方、モード設定レジスタ20に情報「0」をソフトウェアで設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる切替信号はLレベルとなる。それを受けたタイミングジェネレータ13は、図7(b)に示した、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12がオフした後に第1のスイッチ10をオンさせたままの状態を保つためのタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第2の動作モードで制御され、従来の場合と同様に動作して入力電圧VINのA/D変換を行なう。
【0063】
このように、この実施の形態5によれば、第1のスイッチ10を実施の形態2と同等の第1の動作モードで制御するか、従来と同等の第2の動作モードで制御するかを、モード設定レジスタ20にソフトウェアにて設定する情報によって指定することが可能となるため、利用者のニーズに合ったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0064】
実施の形態6.
上記実施の形態4および実施の形態5では、第1のスイッチ10を実施の形態1もしくは実施の形態2と同等の動作モードで制御するか、従来と同等の動作モードで制御するかを切り替える場合について示したが、実施の形態3と同等の動作モードで制御するか、従来と同等の動作モードで制御するかを切り替えるようにしてもよい。図8はそのようなこの発明の実施の形態6によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図であり、各部には、図3および図5の相当部分と同一符号を付してその説明を省略する。なお、タイミングジェネレータ13はモード設定レジスタ20からの切替信号に基づいて、第1のスイッチ10へのタイミング信号を生成するものである。
【0065】
ここで、この実施の形態6によるA/D変換器制御方法では、タイミングジェネレータ13は、第1のスイッチ10を参照電圧VREF が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を、あらかじめ回数設定レジスタ19に設定されている回数だけ実行させる、第1の動作モードの制御のためのタイミング信号と、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12がオフした後に第1のスイッチ10をオンさせたままの状態を保持する第2の動作モードの制御のためのタイミング信号とを、モード設定レジスタ20からの切替信号にしたがって切り替えて生成している。
【0066】
次に動作について説明する。
ここで、図9はこの発明の実施の形態6によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートであり、同図(a)には前記第1の動作モードを制御するためのタイミング信号と、その切替信号および回数設定レジスタ19の設定値が、同図(b)には前記第2の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号がそれぞれ示されている。A/D変換動作を開始させるに当たって、まず回数設定レジスタ19に第1のスイッチ10のオン/オフ回数(図示の例では「02」)を設定し、さらに実施の形態4あるいは実施の形態5の場合と同様に、第1の動作モードを選択したい場合には情報「1」を、第2の動作モードを選択したい場合には情報「0」をそれぞれモード設定レジスタ20に設定にする。
【0067】
モード設定レジスタ20にソフトウェアにて情報「1」を設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる切替信号はHレベルとなる。それを受けたタイミングジェネレータ13は、図9(a)に示すような、回数設定レジスタ19に設定された回数(2回)だけ、参照電圧VREF の変化時に第1のスイッチ10をオフさせるタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第1の動作モードで制御され、実施の形態3の場合と同様に動作して入力電圧VINをA/D変換する。
【0068】
一方、ソフトウェアでモード設定レジスタ20に情報「0」を設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる切替信号はLレベルとなる。それを受けたタイミングジェネレータ13は、図9(b)に示した、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12がオフした後に第1のスイッチ10をオンさせたままの状態を保つためのタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第2の動作モードで制御され、従来の場合と同様に動作して入力電圧VINをA/D変換する。
【0069】
このように、この実施の形態6によれば、第1のスイッチ10を実施の形態3と同等の第1の動作モードで制御するか、従来と同等の第2の動作モードで制御するかを、モード設定レジスタ20にソフトウェアにて設定する情報によって指定することが可能となるため、利用者のニーズに合ったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0070】
実施の形態7.
上記実施の形態4から実施の形態6では、第1のスイッチ10を実施の形態1から実施の形態3のいずれかと同等の動作モードで制御するか、従来と同等の動作モードで制御するかを二者択一で切り替える場合について示したが、第1のスイッチ10を実施の形態1と同等の動作モードで制御するか、実施の形態2と同等の動作モードで制御するか、従来と同等の動作モードで制御するかを三者択一で切り替えるようにしてもよい。図10はそのようなこの発明の実施の形態7によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図である。
【0071】
図において、20,21は第1のスイッチ10を制御する動作モードを指定するための情報がソフトウェアにて設定される、第1のモード設定レジスタ、および第2のモード設定レジスタであり、設定された情報に応じて、第1のモード設定レジスタからは第1の切替信号が、第2のモード設定レジスタからは第2の切替信号がそれぞれタイミングジェネレータ13に出力される。タイミングジェネレータ13はこれら第1のモード設定レジスタ20および第2のモード設定レジスタ21からの第1の切替信号あるいは第2の切替信号に基づいて、第1のスイッチ10へのタイミング信号を生成するものである。なお、その他の部分については、図3の相当部分と同一符号を付してその説明を省略する。
【0072】
ここで、この実施の形態7によるA/D変換器制御方法では、タイミングジェネレータ13は、参照電圧VREF が変化する都度、第1のスイッチ10をその参照電圧VREF が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする第1の動作モードを制御するためのタイミング信号と、参照電圧VREF が変化量が大きい場合にのみ、第1のスイッチ10をその参照電圧VREF が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする第2の動作モードを制御するためのタイミング信号と、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12がオフした後に第1のスイッチ10をオンさせたままの状態を保持する第3の動作モードを制御するためのタイミング信号とを、第1のモード設定レジスタ20および第2のモード設定レジスタ21からの、第1の切替信号および第2の切替信号にしたがって切り替えて生成している。
【0073】
次に動作について説明する。
ここで、図11はこの発明の実施の形態7によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートであり、同図(a)には前記第1の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号が、同図(b)には第2の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号が、同図(c)には第3の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号がそれぞれ示されている。A/D変換動作を開始させるに当たって、まず第1の動作モードを選択したい場合には第1のモード設定レジスタ20と第2のモード設定レジスタ21に設定する情報をともに「1」とし、第2の動作モードを選択したい場合には第1のモード設定レジスタ20に設定する情報を「1」、第2のモード設定レジスタ21に設定する情報を「0」とし、第3の動作モードを選択したい場合には第1のモード設定レジスタ20に設定する情報を「0」にする。
【0074】
第1のモード設定レジスタ20と第2のモード設定レジスタ21に、ソフトウェアによって情報「1」を設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる第1の切替信号および第2の切替信号は両者ともHレベルとなる。これら第1の切替信号および第2の切替信号を受けたタイミングジェネレータ13は、図11(a)に示した、参照電圧VREF が変化する度に第1のスイッチ10をオフさせるタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第1の動作モードで制御され、実施の形態1の場合と同様に動作して入力電圧VINのA/D変換を行なう。
【0075】
また、第1のモード設定レジスタ20には情報「1」を、第2のモード設定レジスタ21には情報「0」をソフトウェアにより設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる第1の切替信号のレベルはHレベルとなり、第2の切替信号はLレベルとなる。そのような第1の切替信号および第2の切替信号を受けたタイミングジェネレータ13は、図11(b)に示した、参照電圧VREF の変化量が大きな場合にのみ、第1のスイッチ10をオフさせるタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第2の動作モードで制御され、実施の形態2の場合と同様に動作して入力電圧VINのA/D変換を行なう。
【0076】
一方、ソフトウェアにて第1のモード設定レジスタ20に情報「0」を設定すると、第2のモード設定レジスタ21に情報「0」あるいは「1」のいずれを設定しても、タイミングジェネレータ13に送られる第1の切替信号はLレベルとなる。それを受けたタイミングジェネレータ13は、図11(c)に示した、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12がオフした後に第1のスイッチ10をオンさせたままの状態を保つためのタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第3の動作モードで制御され、従来の場合と同様に動作して入力電圧VINのA/D変換を行なう。
【0077】
このように、この実施の形態7によれば、第1のスイッチ10を実施の形態1と同等の第1の動作モードで制御するか、実施の形態2と同等の第2の動作モードで制御するか、従来と同等の第3の動作モードで制御するかを、第1のモード設定レジスタ20と第2のモード設定レジスタ21にソフトウェアにて設定する情報によって指定することが可能となるため、利用者のニーズに合ったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0078】
実施の形態8.
上記実施の形態7では、第1のスイッチ10を実施の形態1と同等の動作モードで制御するか、実施の形態2と同等の動作モードで制御するか、従来と同等の動作モードで制御するかを三者択一で切り替える場合について示したが、第1のスイッチ10を実施の形態1と同等の動作モードで制御するか、実施の形態2と同等の動作モードで制御するか、実施の形態3と同等の動作モードで制御するか、従来と同等の動作モードで制御するかを四者択一で切り替えるようにしてもよい。図12はそのようなこの発明の実施の形態8によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図である。
【0079】
図において、22は図10に示した第1のモード設定レジスタ20および第2のモード設定レジスタ21と同様に、第1のスイッチ10を制御する動作モードを指定するための情報がソフトウェアにて設定される、第3のモード設定レジスタであり、設定された情報に応じて第3の切替信号が、前記第1のモード設定レジスタ20からの第1の切替信号、および第2のモード設定レジスタ21からの第2の切替信号とともにタイミングジェネレータ13に入力される。タイミングジェネレータ13はこれら第1の切替信号から第3の切替信号に基づいて、第1のスイッチ10へのタイミング信号を生成するものである。なお、その他の部分については、図3の相当部分と同一符号を付してその説明を省略する。
【0080】
ここで、この実施の形態8によるA/D変換器制御方法では、タイミングジェネレータ13は、参照電圧VREF が変化する都度、第1のスイッチ10をその参照電圧VREF が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする第1の動作モードを制御するためのタイミング信号と、参照電圧VREF が変化量が大きい場合にのみ、第1のスイッチ10をその参照電圧VREF が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする第2の動作モードを制御するためのタイミング信号と、第1のスイッチ10を参照電圧VREF が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を、あらかじめ回数設定レジスタ19に設定されている回数だけ実行させる第3の動作モードを制御するためのタイミング信号と、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12がオフした後に第1のスイッチ10をオンさせたままの状態を保持する第4の動作モードを制御するためのタイミング信号とを、第1のモード設定レジスタ20から第3のモード設定レジスタ22からの、第1の切替信号から第3の切替信号にしたがって切り替えて生成している。
【0081】
次に動作について説明する。
ここで、図13はこの発明の実施の形態8によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートであり、同図(a)には前記第1の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号が、同図(b)には第2の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号が、同図(c)には第3の動作モードを制御するためのタイミング信号と、その切替信号および回数設定レジスタ19の設定値が、同図(d)には第4の動作モードを制御するためのタイミング信号とその切替信号がそれぞれ示されている。
【0082】
A/D変換動作を開始させるに当たって、第1の動作モードを選択したい場合には、第1のモード設定レジスタ20から第3のモード設定レジスタ22に設定する情報をすべて「1」とし、第2の動作モードを選択したい場合には、第1のモード設定レジスタ20と第3のモード設定レジスタ22に設定する情報を「1」、第2のモード設定レジスタ21に設定する情報を「0」とする。また、第3の動作モードを選択したい場合には、第1のモード設定レジスタ20と第2のモード設定レジスタ21に設定する情報を「1」、第3のモード設定レジスタ22に設定する情報を「0」とするとともに、回数設定レジスタ19に第1のスイッチ10のオン/オフ回数(図示の例では「02」)を設定し、第4の動作モードを選択したい場合には、第1のモード設定レジスタ20に設定する情報を「0」にする。
【0083】
ソフトウェアによって、第1のモード設定レジスタ20から第3のモード設定レジスタ22のすべてに情報「1」を設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる第1の切替信号から第3の切替信号はどれもHレベルとなる。そのような第1の切替信号から第3の切替信号を受けたタイミングジェネレータ13は、図13(a)に示した、参照電圧VREF が変化する度に第1のスイッチ10をオフさせるタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第1の動作モードで制御され、実施の形態1の場合と同様に動作して入力電圧VINのA/D変換を行なう。
【0084】
また、第1のモード設定レジスタ20と第3のモード設定レジスタ22には情報「1」を、第2のモード設定レジスタ21には情報「0」をソフトウェアにより設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる第1の切替信号はHレベル、第2の切替信号はLレベル、第3の切替信号はHレベルとなる。そのような第1の切替信号から第3の切替信号を受けたタイミングジェネレータ13は、図13(b)に示した、参照電圧VREF の変化量が大きな場合にのみ、第1のスイッチ10をオフさせるタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第2の動作モードで制御され、実施の形態2の場合と同様に動作して入力電圧VINのA/D変換を行なう。
【0085】
さらに、第1のモード設定レジスタ20と第2のモード設定レジスタ21には情報「1」を、第3のモード設定レジスタ22には情報「0」をソフトウェアにより設定すると、タイミングジェネレータ13に送られる第1の切替信号と第2の切替信号はHレベルとなり、第3の切替信号はLレベルとなる。そのような第1の切替信号から第3の切替信号を受けたタイミングジェネレータ13は、図13(c)に示すような、回数設定レジスタ19に設定された回数(2回)だけ、第1のスイッチ10を参照電圧VREF の変化時にオフさせるタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第3の動作モードで制御され、実施の形態3の場合と同様に動作して入力電圧VINをA/D変換する。
【0086】
一方、ソフトウェアによって第1のモード設定レジスタ20に情報「0」を設定すると、第2のモード設定レジスタ21および第3のモード設定レジスタ22に情報「0」あるいは「1」のいずれを設定しても、タイミングジェネレータ13に送られる第1の切替信号のレベルはLレベルとなる。それを受けたタイミングジェネレータ13は、図13(d)に示した、第2のスイッチ11と第3のスイッチ12がオフした後に第1のスイッチ10をオンさせたままの状態を保つためのタイミング信号を発生する。これにより、第1のスイッチ10は第4の動作モードで制御され、従来の場合と同様に動作して入力電圧VINのA/D変換を行なう。
【0087】
このように、この実施の形態8によれば、第1のスイッチ10を実施の形態1と同等の第1の動作モードで制御するか、実施の形態2と同等の第2の動作モードで制御するか、実施の形態3と同等の第3の動作モードで制御するか、従来と同等の第4の動作モードで制御するかを、第1のモード設定レジスタ20から第3のモード設定レジスタ22にソフトウェアにて設定する情報によって指定することが可能となるため、利用者のニーズに合ったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0088】
実施の形態9.
上記各実施の形態では、第1のスイッチ10を参照電圧VREF が安定するまでの期間はオフさせておく制御を、最初の参照電圧VREF の変化部分から順番に実行してゆく場合ついて説明したが、参照電圧VREF のあらかじめ設定されている特定の変化部分についてのみ、当該制御を実行するようにしてもよい。図14はそのようなこの発明の実施の形態9によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図である。図において、23は参照電圧VREF の各変化部分について第1のスイッチ10をオフさせるか否かをソフトウェア的に設定される制御レジスタであり、タイミングジェネレータ13はこの制御レジスタ23の内容に基づいて、第1のスイッチ10へのタイミング信号を生成するものである。なお、他の部分については、図18に示した実施の形態1の場合のそれと同一であるため、その説明は省略する。
【0089】
次に動作について説明する。
ここで、図15はこの発明の実施の形態9に係るA/D変換器制御方式の動作を説明するためのタイミングチャートであり、図16は制御レジスタ23の設定内容の一例を示す説明図である。A/D変換動作を開始させるに当たって、まず制御レジスタ23に、第1のスイッチ10の参照電圧VREF の各変化部分におけるオン/オフの状況をソフトウェアにて設定する。この場合には、図16に示すように、参照電圧VREF の1回目の変化部分と3回目の変化部分において第1のスイッチ10をオフさせるための情報が設定される。このように制御レジスタ23をあらかじめ設定しておくことで、参照電圧VREF の各変化部分における第1のスイッチ10のオン/オフを任意に決定することができる。
【0090】
なお、この場合のA/D変換の動作は、基本的には上記各実施の形態と同等であるが、第1のスイッチ10のオン/オフの制御に違いがある。すなわち、タイミングジェネレータ13は、逐次近似レジスタ2にセットされた新たなディジタルデータをスイッチ群6に送って参照電圧VREF を変化させる度に、制御レジスタ23を参照して、第1のスイッチ10をオフさせるか否かを判定する。この場合、図16に示すように、制御レジスタ23の内容は「1010・・・」であるため、タイミングジェネレータ13は図15に示すように、参照電圧VREF の1回目と3回目の変化部分において第1のスイッチ10をオフさせるタイミング信号を生成して第1のスイッチ10へ送出する。
【0091】
第1のスイッチ10はこのタイミングジェネレータ13の生成したタイミング信号によって制御され、参照電圧VREF の1回目の変化部分と3回目の変化部分においては、その値が安定するまでの期間オフとなるが、それ以外の変化部分では参照電圧VREF が変化してもオフしない。そして、最後的には第2のスイッチ11がオフする直前の入力電圧VINのA/D変換値が、逐次近似レジスタ2より得られる。
【0092】
このように、この実施の形態9によれば、参照電圧VREF の各変化部分における第1のスイッチ10のオン/オフを任意に制御できるため、参照電圧VREF の制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響を受ける期間について、必要に応じて第1のスイッチ10をオフさせることが可能となって、A/D変換器の高速化および高精度化がはかれる効果がある。
【0093】
実施の形態10.
上記各実施の形態においては、S&H機能を有した逐次変換方式によるA/D変換器の制御方法について説明したが、この発明のA/D変換器制御方法は容量結合方式によるA/D変換器にも適用可能である。図19はそのようなこの発明によるA/D変換器制御方法が適用される容量結合方式のA/D変換器の構成を示すブロック図であり、図18に示したS&H機能を有する逐次変換方式のA/D変換器における各部に相当する部分には、同一の符号を付してその説明を省略する。図において、14はその一端がインバータ9の入力側に接続されているキャパシタであり、以下、このキャパシタ14を第2のキャパシタと呼び、同様にその一端がインバータ9の入力側に接続されているキャパシタ8を第1のキャパシタと呼んで互いを区別することにする。15はたとえば集積回路のアナログ基準電位AVSSなどの基準となる電位が印加されている基準端子であり、16は上位ビットの比較の際に用いられる参照電圧VREF と、下位ビットの比較の際に用いられる参照電圧VREF とを別々に出力する点で、図18に符号6を付して示したものとは異なるスイッチ群(D/A変換部)である。
【0094】
また、17はスイッチ群16より出力される下位ビットの比較時における参照電圧VREF を第2のキャパシタ14の他端に印加する第4のスイッチであり、18は基準端子15に印加されたアナログ基準電位AVSSを第2のキャパシタ14の他端に与えるための第5のスイッチである。なお、これら第4のスイッチ17および第5のスイッチ18も、第1のスイッチ10、第2のスイッチ11および第3のスイッチ12と同様に、たとえば電界効果トランジスタアナログスイッチのような半導体スイッチが用いられ、タイミングジェネレータ13の発生するタイミングにしたがってオン/オフ動作している。
【0095】
このように、図18に示したS&H機能を有する逐次変換方式のA/D変換器との構成上の違いとしては、第1のスイッチ10が上位ビットの比較時において参照電圧VREF を制御するスイッチになり、下位ビットの比較時においては、第4のスイッチ17によって参照電圧VREF を制御する点、および、第5のスイッチ18がオンすると、インバータ9の入力側が第2のキャパシタ14を介してアナログ基準電位AVSSにつながる構成となっている点である。
【0096】
次に動作について説明する。
図17はこの実施の形態10におけるA/D変換器制御方法による、図19に示した容量結合方式によるA/D変換器の動作を説明するためのタイミングチャートである。なお、ここでは上位の5ビットと下位の3ビットを別々にA/D変換する、変換ビット数が8ビットのA/D変換器を例にしており、したがって、逐次近似レジスタ2としては8ビット構成のものが用いられ、ラダー抵抗3には同一抵抗値をもつ256個の抵抗が直列接続されたものが、スイッチ群6にはラダー抵抗3の各抵抗の接続点に接続された255個のスイッチより成るものがそれぞれ用いられている。以下にこの容量結合方式のA/D変換器のA/D変換器制御方法について説明する。
【0097】
なお、この場合、第2のスイッチ11、第3のスイッチ12、および第5のスイッチ18はともに、第1のキャパシタ8および第2のキャパシタ14の充電時にのみ動作しているが、第1のスイッチ10と第4のスイッチ17は第1のキャパシタ8、第2のキャパシタ14の充電完了後においてもこれらとは独立に動作させている。すなわち、入力電圧VINのA/D変換に際して、まず第1のスイッチ10と第4のスイッチ17をオフにし、第3のスイッチ12と第2のスイッチ11を順次オンさせて、第1のキャパシタ8を入力電圧VINと、インバータ9の入力側と出力側を短絡した場合にその入出力特性によって定まる電位V0 との差にて充電するとともに、第5のスイッチ18をオンさせて、第2のキャパシタ14をアナログ基準電位AVSSと前記電位V0 との差にて充電する。第1のキャパシタ8と第2のキャパシタ14の充電が終わると、第2のスイッチ11と第5のスイッチ18をオフさせ、さらに第3のスイッチ12もオフさせる。
【0098】
その後、第1のスイッチ10と第4のスイッチ17とをオンさせて、まず上位ビットのA/D変換を開始する。上位ビットの比較が開始されると、スイッチ群16より出力された参照電圧VREF が、オンしている第1のスイッチ10を経由して第1のキャパシタ8に与えられる。なお、この上位ビットの比較時においては常時、スイッチ群16より第4のスイッチ17に対して一定電圧(0V)が固定的に与えられている。インバータ9はその参照電圧VREF と第1のキャパシタ8と第2のキャパシタの充電電圧の和とを比較して、その比較結果に基づいた出力を制御回路1に送る。制御回路1はその比較結果に基づいて出力するディジタルデータを変化させ、そのディジタルデータが逐次近似レジスタ2に保持される。そのときタイミングジェネレータ13は次のタイミング信号を発生させ、第1のスイッチ10をオフさせた後、逐次近似レジスタ2に対して保持しているディジタルデータをスイッチ群6に転送させる。
【0099】
スイッチ群6は逐次近似レジスタ2から送られてきたディジタルデータによって制御され、当該スイッチ群6より出力される参照電圧VREF が更新される。このとき、第2のスイッチ11、第5のスイッチ18、および第3のスイッチ12はそのままオフの状態に保持されているが、第1のスイッチ10および第4のスイッチ17はオンからオフに切り替えられている。したがって、この更新時の変化の過渡状態にある参照電圧VREF が第1のキャパシタ8に与えられることはなく、当該更新によって0Vの一定電圧が影響を受けても、それがそのまま第2のキャパシタ14に与えられることはない。タイミングジェネレータ13はスイッチ群6より出力されている参照電圧VREF が安定すると、タイミング信号を発生させて第1のスイッチ10および第4のスイッチ17をオンさせる。
【0100】
第1のスイッチ10のオンによって、その安定した参照電圧VREF がこの第1のスイッチ10を介して第1のキャパシタ8に印加されるとともに、第4のスイッチ17のオンによって、0Vの一定電圧が第2のキャパシタ14に印加される。そのとき、第1のキャパシタ8および第2のキャパシタ14は、最初に充電された入力電圧VINおよび基準電圧AVSSに保持されているので、インバータ9においてそれらの和とこの新たな参照電圧VREF との比較が行なわれ、インバータ9からはその比較結果に基づく出力値が制御回路1に出力される。以下同様にして、上位5ビットのA/D変換が順次実行される。
【0101】
この上位5ビットのA/D変換が終了すると、次に下位ビットのA/D変換に移る。下位ビットの比較が開始されると、スイッチ群16より、上記上位ビットの比較によって確定されたA/D変換値に対応する最終電圧値を、オンしている第1のスイッチ10を経由して第1のキャパシタ8に与えるとともに、上記最終電圧値を差し引いた下位ビット変換用の参照電圧VREFSが、オンしている第4のスイッチ17を経由して第2のキャパシタ14に与えられる。なお、この確定されたA/D変換値に対応する最終電圧値は、下位ビットの比較時においては常時、スイッチ群16より第1のスイッチ10に固定的に与えられている。インバータ9はこの最終電圧値と参照電圧VREFSの和と、第1のキャパシタ8と第2のキャパシタ14の充電電圧の和とを比較して、その比較結果に基づいた出力を制御回路1に送る。制御回路1はその比較結果に基づいて出力するディジタルデータを変化させ、そのディジタルデータが逐次近似レジスタ2に保持される。そのときタイミングジェネレータ13は次のタイミング信号を発生させて、第4のスイッチ17をオフさせ、さらに、逐次近似レジスタ2に対して保持しているディジタルデータをスイッチ群6に転送させる。
【0102】
スイッチ群6は逐次近似レジスタ2から送られてきたディジタルデータによって制御され、それによって、当該スイッチ群6より出力される下位ビット変換用の参照電圧VREFSが更新される。このとき、第5のスイッチ18、第2のスイッチ11、および第3のスイッチ12はそのままオフの状態に保持されており、第4のスイッチ17および第1のスイッチ10はオンからオフに切り替えられている。したがって、第2のキャパシタ14にこの更新時の過渡状態にある参照電圧VREFSが印加されることはなく、当該更新によって最終電圧値が影響を受けても、それがそのまま第1のキャパシタ8に与えられることはない。
【0103】
スイッチ群6より出力されている下位ビット変換用の参照電圧VREFSが安定すると、タイミングジェネレータ13は第4のスイッチ17と第1のスイッチ10をオンさせる。この第4のスイッチ14のオンによって、その安定した参照電圧VREFSがこの第4のスイッチ17を介して第2のキャパシタ14に印加されるとともに、第1のスイッチ10のオンによって、最終電圧値が第1のキャパシタ8に印加される。そのとき、第1のキャパシタ8および第2のキャパシタ14は、最初に充電された入力電圧VINおよび基準電圧AVSSに保持されているので、インバータ9においてそれらの和と、この新たな下位ビット変換用の参照電圧VREFSと最終電圧値の和との比較が行なわれ、インバータ9からはその比較結果に基づく出力値が制御回路1に出力される。以下同様にして、下位3ビットのA/D変換が順次実行される。
【0104】
このように、この実施の形態10によれば、第1のキャパシタ8および第2のキャパシタ14の充電完了後は、第1のスイッチ10と第4のスイッチ17をその他のスイッチとは独立に制御して、制御途中における過渡状態の影響を受けやすい期間に第1のスイッチ10および第4のスイッチ17をオフさせることにより、スイッチ群6によるラダー抵抗3の切り替え制御途中の過渡状態にあって、参照電圧VREF や下位ビット変換用の参照電圧VREFSが不安定な状態にある場合に、それらが第1のキャパシタ8や第2のキャパシタ14にそのまま印加されることがなくなるため、これら参照電圧VREF あるいはVREFSの変化時における制御途中の過渡状態による誤差電位出力の影響を受けることがなくなって、容量結合方式のA/D変換器においても変換精度の高いA/D変換器制御方法が得られる効果がある。
【0105】
なお、上記実施の形態1〜実施の形態9では、それぞれのA/D変換器制御方法が適用されるS&H機能を有した逐次変換方式によるA/D変換器として、変換ビット数が4ビットのものについて説明し、実施の形態10ではそのA/D変換器制御方法が適用される容量結合方式によるA/D変換器として、変換ビット数が8ビットのものについて説明したが、いずれも説明の都合上、変換ビット数を4ビットあるいは8ビットとしたものを例示したまでであり、この発明はそれらにのみ限定されるものでないことはいうまでもない。
【0106】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、第1のスイッチを第2のスイッチおよび第3のスイッチとは独立に動作させ、A/D変換に際して、第1のスイッチをオフさせ、第2のスイッチと第3のスイッチをオンさせてキャパシタを充電した後、第2のスイッチと第3のスイッチとをオフさせて第1のスイッチをオンさせ、以後、参照電圧を順次変化させながら、第1のスイッチのみを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにするように構成したので、A/D変換が行なわれている間、第1のスイッチが参照電圧の変化部分でオフするため、スイッチ群の制御途中の過渡状態にある参照電圧がキャパシタに印加されることがなくなって、入力電圧をまだ安定していない参照電圧と比較するようなことがなくなるため、過渡状態にある誤差電位出力の影響を受けることがなく、変換精度の高いA/D変換器制御方法が得られる効果がある。
【0107】
請求項2記載の発明によれば、D/A変換部の出力する参照電圧が変化する都度、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を実行するように構成したので、A/D変換が行なわれている間、参照電圧が変化する度に第1のスイッチが必ずオフするため、入力電圧をまだ安定していない参照電圧と比較するようなことがなくなって、スイッチ群の制御途中の過渡状態にある誤差電位出力の影響を防止して、A/D変換の変換精度を向上させることができる効果がある。
【0108】
請求項3記載の発明によれば、D/A変換部の出力する参照電圧の変化部分の指定された部分についてのみ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御を実行するように構成したので、指定された参照電圧の変化部分においては、入力電圧をまだ安定していない参照電圧と比較するようなことがなくなって、A/D変換の変換精度を向上させることが可能となり、また前記第1のスイッチをオフさせる制御を参照電圧の変化部分のすべてにおいて実行しなくてすむため、A/D変換の変換速度を高速化できる効果がある。
【0109】
請求項4記載の発明によれば、D/A変換部の出力する参照電圧の変化が大きい場合についてのみ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を実行するように構成したので、A/D変換の変換精度を向上させることが可能になるとともに、変換速度の高速化もはかれる効果がある。
【0110】
請求項5記載の発明によれば、あらかじめ設定された回数に達するまで、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を実行するように構成したので、A/D変換の変換精度を向上させることが可能になるとともに、変換速度の高速化もはかれる効果がある。
【0111】
請求項6記載の発明によれば、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を行なうか否かを、あらかじめ設定された第1のスイッチの動作モードにしたがって選択するように構成したので、A/D変換の変換精度の向上および変換速度の高速化をはかることが可能になるとともに、利用者のニーズにあったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0112】
請求項7記載の発明によれば、参照電圧が変化する都度、第1のスイッチをその参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、第2のスイッチと第3のスイッチがオフした後に第1のスイッチをオンさせたままの状態を保つ制御との切り替えを、あらかじめ設定された第1のスイッチの動作モードに応じて行なうように構成したので、A/D変換の変換精度の向上および変換速度の高速化をはかることが可能になるとともに、利用者のニーズにあったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0113】
請求項8記載の発明によれば、参照電圧の変化が大きい場合にのみ、第1のスイッチをその参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、第2のスイッチと第3のスイッチがオフした後に第1のスイッチをオンさせたままの状態を保つ制御との切り替えを、あらかじめ設定された第1のスイッチの動作モードに応じて行なうように構成したので、A/D変換の変換精度の向上および変換速度の高速化をはかることが可能になるとともに、利用者のニーズにあったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0114】
請求項9記載の発明によれば、あらかじめ設定された回数だけ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、第2のスイッチと第3のスイッチがオフした後に第1のスイッチをオンさせたままの状態を保つ制御との切り替えを、あらかじめ設定された第1のスイッチの動作モードに応じて行なうように構成したので、A/D変換の変換精度の向上および変換速度の高速化をはかることが可能になるとともに、利用者のニーズにあったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0115】
請求項10記載の発明によれば、参照電圧が変化する都度、第1のスイッチをその参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、参照電圧の変化が大きい場合にのみ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、第2のスイッチと第3のスイッチがオフした後に第1のスイッチをオンさせたままの状態を保つ制御の切り替えを、あらかじめ設定された第1のスイッチの動作モードに応じて行なうように構成したので、A/D変換の変換精度の向上および変換速度の高速化をはかることが可能になるとともに、利用者のニーズにあったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0116】
請求項11記載の発明によれば、参照電圧が変化する都度、第1のスイッチをその参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、参照電圧の変化が大きい場合にのみ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、あらかじめ設定された回数だけ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御と、第2のスイッチと第3のスイッチがオフした後に第1のスイッチをオンさせたままの状態を保つ制御の切り替えを、あらかじめ設定された第1のスイッチの動作モードに応じて行なうように構成したので、A/D変換の変換精度の向上および変換速度の高速化をはかることが可能になるとともに、利用者のニーズにあったA/D変換器を提供できる効果がある。
【0117】
請求項12記載の発明によれば、参照電圧の変化部分のうちのあらかじめ設定された部分においてのみ、第1のスイッチを参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンさせる制御を実行するように構成したので、A/D変換の変換精度を向上させることが可能になるとともに、変換速度の高速化もはかれる効果がある。
【0118】
請求項13記載の発明によれば、上位ビットと下位ビットとを別々にA/D変換するに際して、第1のキャパシタおよび第2のキャパシタの充電完了後は、第1のスイッチと第4のスイッチをその他のスイッチとは独立に動作させ、第1および第2のキャパシタを充電した後、上位ビットのA/D変換時には、参照電圧を順次変化させながら、第1のスイッチおよび第4のスイッチをその参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにするとともに、下位ビットのA/D変換時には、下位ビット変換用の参照電圧を順次変化させながら、第4のスイッチと第1のスイッチをその参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにするように構成したので、スイッチ群の制御途中の過渡状態にある参照電圧が第1のキャパシタおよび第2のキャパシタに印加されることがなくなって、過渡状態にある誤差電位出力の影響を受けることがなくなるため、容量結合方式によるA/D変換器においても変換精度の高いA/D変換器制御方法が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図2】 この発明の実施の形態2によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態3によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3における動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態4および実施の形態5によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態4における動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態5における動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態6によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態6における動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態7によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態7における動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態8によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態8における動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態9によるA/D変換器制御方法が適用されるA/D変換器の構成を示すブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態9における動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図16】 この発明の実施の形態9における制御レジスタの内容の一例を示す説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態10によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図18】 この発明の実施の形態1、実施の形態2および従来のA/D変換器制御方法が適用される、S&H機能を有した逐次変換方式によるA/D変換器の構成を示すブロック図である。
【図19】 この発明の実施の形態10および従来のA/D変換器制御方法が適用される、容量結合方式によるA/D変換を示すブロック図である。
【図20】 従来のS&H機能を有した逐次変換方式によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図21】 従来の容量結合方式によるA/D変換器制御方法の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 制御回路、3 ラダー抵抗(D/A変換部)、6,16 スイッチ群(D/A変換部)、8 キャパシタ(第1のキャパシタ)、10 第1のスイッチ、11 第2のスイッチ、12 第3のスイッチ、14 第2のキャパシタ、17第4のスイッチ、18 第5のスイッチ。
Claims (13)
- 制御回路が出力するディジタルデータをアナログ電圧に変換するディジタル/アナログ変換部より出力される参照電圧をオン/オフする第1のスイッチをオフにした後、ディジタルデータに変換すべき入力電圧をキャパシタに与える第2のスイッチと第3のスイッチをオンさせることによって、前記キャパシタを前記入力電圧にて充電し、前記キャパシタの充電完了後に前記第2のスイッチと第3のスイッチをオフさせた後、前記第1のスイッチをオンさせて前記参照電圧を前記キャパシタに印加することにより、前記キャパシタの充電電圧に基づいて前記制御回路の出力するディジタルデータを決定して、前記ディジタル/アナログ変換部の出力する前記参照電圧を順次変化させ、前記入力電圧をディジタルデータに変換するアナログ/ディジタル変換器制御方法において、
前記キャパシタの充電完了後に前記第2のスイッチと第3のスイッチをオフさせた後は、前記第2および第3のスイッチをオフに維持するとともに、前記キャパシタの充電完了後は、前記第1のスイッチを、前記ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧が安定するまでの期間はオフとして、その後にオンさせる制御を実行するようにしたことを特徴とするアナログ/ディジタル変換器制御方法。 - ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧が変化する都度、前v記参照電圧が安定するまでの期間は、第1のスイッチをオフとしてその後オンにする制御を実行することを特徴とする請求項1記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧が安定するまでの期間、第1のスイッチをオフとしてその後オンにする制御を、前記参照電圧の指定された変化部分についてのみ実行することを特徴とする請求項1記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧の変化が所定値よりも大きい場合にのみ、第1のスイッチを、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御を実行し、参照電圧の変化が所定値よりも小さい場合は参照電圧が安定するまでの期間、第1のスイッチをオンに維持することを特徴とする請求項3記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- あらかじめ、第1のスイッチをオフさせる回数を設定しておき、ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧の変化が前記回数に達するまで、前記第1のスイッチを、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御を実行することを特徴とする請求項3記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- あらかじめ、第1のスイッチの動作モードを設定しておき、前記第1のスイッチを、参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御を実行するか否かを、前記動作モードに応じて決定することを特徴とする請求項3記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- 第1のスイッチの動作モードとして、ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧が変化する都度、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにするモードと、第2のスイッチおよび第3のスイッチがオフした後にオンさせたままその状態を保つモードを用意したことを特徴とする請求項6記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- 第1のスイッチの動作モードとして、ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧の変化が所定値よりも大きい場合にのみ、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにし、参照電圧の変化が所定値よりも小さい場合は参照電圧が安定するまでの期間、第1のスイッチをオンに維持するモードと、第2のスイッチおよび第3のスイッチがオフした後にオンさせたままその状態を保つモードを用意したことを特徴とする請求項6記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- 第1のスイッチの動作モードとして、ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧の変化があらかじめ設定された回数に達するまで、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにするモードと、第2のスイッチおよび第3のスイッチがオフした後にオンさせたままその状態を保つモードを用意したことを特徴とする請求項6記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- 第1のスイッチの動作モードとして、ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧が変化する都度、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにするモードと、前記参照電圧の変化が所定値よりも大きい場合にのみ、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにし、参照電圧の変化が所定値よりも小さい場合は参照電圧が安定するまでの期間、第1のスイッチをオンに維持するモードと、第2のスイッチおよび第3のスイッチがオフした後にオンさせたままその状態を保つモードを用意したことを特徴とする請求項6記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- 第1のスイッチの動作モードとして、ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧が変化する都度、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにするモードと、前記参照電圧の変化が所定値よりも大きい場合にのみ、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにし、参照電圧の変化が所定値よりも小さい場合は参照電圧が安定するまでの期間、第1のスイッチをオンに維持するモードと、あらかじめ設定された回数だけ、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにするモードと、第2のスイッチおよび第3のスイッチがオフした後にオンさせたままその状態を保つモードを用意したことを特徴とする請求項6記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- ディジタル/アナログ変換部が順次変化させながら出力する参照電圧の各変化部分ごとに、第1のスイッチをオフさせるか否かをあらかじめ設定しておき、オフさせると設定されていた前記参照電圧の変化部分においてのみ、前記第1のスイッチを、前記参照電圧が安定するまでの期間はオフとしてその後オンにする制御を実行することを特徴とする請求項3記載のアナログ/ディジタル変換器制御方法。
- 第1のスイッチをオフさせ、第2のスイッチと第3のスイッチをオンさせることによって、第1のキャパシタをディジタルデータに変換すべき入力電圧で充電するとともに、第4のスイッチをオフさせ、第5のスイッチと前記第3のスイッチをオンさせることによって、第2のキャパシタを基準となる電位で充電し、その後、前記第2のスイッチ、第3のスイッチ、および第5のスイッチをオフさせ、前記第1のスイッチと第4のスイッチをオンさせて、所定のビットよりも上位ビットのアナログ/ディジタル変換に際しては、制御回路が出力するディジタルデータをアナログ電圧に変換するディジタル/アナログ変換部より出力される参照電圧を、前記第1のスイッチを介して第1のキャパシタに印加するとともに、前記第4のスイッチを介して前記ディジタル/アナログ変換部より出力される一定電圧を前記第2のキャパシタに印加することにより、前記第1のキャパシタと第2のキャパシタの充電電圧に基づいて前記制御回路の出力するディジタルデータを決定し、前記上位ビットを除く下位ビットのアナログ/ディジタル変換に際しては、前記ディジタル/アナログ変換部の出力する、決定された前記上位ビットに対応する電圧値を前記第1のスイッチを介して第1のキャパシタに固定的に印加するとともに、前記ディジタル/アナログ変換部より出力される下位ビット変換用の参照電圧を前記第4のスイッチを介して前記第2のキャパシタに印加することにより、前記第1のキャパシタと第2のキャパシタの充電電圧に基づいて前記制御回路の出力するディジタルデータを決定して、前記ディジタル/アナログ変換部の出力する前記参照電圧を順次変化させ、前記入力電圧をディジタルデータに変換するアナログ/ディジタル変換器制御方法において、
前記第2のスイッチ、第3のスイッチ、および第5のスイッチをオフさせた後は、第2のスイッチ、第3のスイッチ、および第5のスイッチをオフに維持するとともに、前記第1のキャパシタと第2のキャパシタの充電完了後は、前記第1のスイッチおよび第4のスイッチを、前記ディジタル/アナログ変換部の出力する参照電圧が安定するまでの期間はオフとして、その後にオンさせる制御を実行するようにしたことを特徴とするアナログ/ディジタル変換器制御方法。
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