JP2623298B2 - アナログ/デジタル変換器の制御方法 - Google Patents
アナログ/デジタル変換器の制御方法Info
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- JP2623298B2 JP2623298B2 JP63155216A JP15521688A JP2623298B2 JP 2623298 B2 JP2623298 B2 JP 2623298B2 JP 63155216 A JP63155216 A JP 63155216A JP 15521688 A JP15521688 A JP 15521688A JP 2623298 B2 JP2623298 B2 JP 2623298B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアナログ/デジタル変換器の制御方法に関
し、特に半導体基板上に構成された半導体集積回路に内
蔵されるチョッパ比較器を用いたアナログ/デジタル変
換器を提案するものである。
し、特に半導体基板上に構成された半導体集積回路に内
蔵されるチョッパ比較器を用いたアナログ/デジタル変
換器を提案するものである。
第2図は例えばチョッパ型比較器を用いたアナログ/
デジタル変換器(以下A/D変換器という)として既に知
られているA/D変換器の回路図である。抵抗アレー9の
各端部には、例えば基準電圧Vの正側基準電源入力端子
10及び基準電圧0Vの負側基準電源入力端子11が各接続さ
れている。スイッチ群7には抵抗アレー9における抵抗
を相互に接続している各接続点の電圧及び4ビットの逐
次近似レジスタ8の値が入力されている。スイッチ群7
の出力たる参照電圧VREFを第1図の半導体スイッチ1を
介してキャパシタ5の一端に与えており、また電圧入力
端子6の入力電圧VINを第2の半導体スイッチ2を介し
てキャパシタ5の一端に与えている。キャパシタ5の他
端はインバータ4の入力側と接続されており、インバー
タ4には第3の半導体スイッチ3を並列接続している。
キャパシタ5により、半導体スイッチ1,2,3を後述する
タイミングでオン,オフさせることにより電圧入力端子
6の入力電圧VINとスイッチ群7の参照電圧VREFとの差
を得る。インバータ4の出力は制御回路12に与えられて
いる。制御回路12はインバータ4の出力及び制御回路12
の内部タイミングにより、逐次近似レジスタ8及び半導
体スイッチ1,2,3を制御する。なお、前記第1,第2,第3
の半導体スイッチ1,2,3、キャパシタ5及びインバータ
4によりチョッパ比較器を構成している。
デジタル変換器(以下A/D変換器という)として既に知
られているA/D変換器の回路図である。抵抗アレー9の
各端部には、例えば基準電圧Vの正側基準電源入力端子
10及び基準電圧0Vの負側基準電源入力端子11が各接続さ
れている。スイッチ群7には抵抗アレー9における抵抗
を相互に接続している各接続点の電圧及び4ビットの逐
次近似レジスタ8の値が入力されている。スイッチ群7
の出力たる参照電圧VREFを第1図の半導体スイッチ1を
介してキャパシタ5の一端に与えており、また電圧入力
端子6の入力電圧VINを第2の半導体スイッチ2を介し
てキャパシタ5の一端に与えている。キャパシタ5の他
端はインバータ4の入力側と接続されており、インバー
タ4には第3の半導体スイッチ3を並列接続している。
キャパシタ5により、半導体スイッチ1,2,3を後述する
タイミングでオン,オフさせることにより電圧入力端子
6の入力電圧VINとスイッチ群7の参照電圧VREFとの差
を得る。インバータ4の出力は制御回路12に与えられて
いる。制御回路12はインバータ4の出力及び制御回路12
の内部タイミングにより、逐次近似レジスタ8及び半導
体スイッチ1,2,3を制御する。なお、前記第1,第2,第3
の半導体スイッチ1,2,3、キャパシタ5及びインバータ
4によりチョッパ比較器を構成している。
逐次近似レジスタ8の出力8−0,8−1,8−2,8−3は
ビット0,ビット1,ビット2,ビット3であり、以下、出力
状態を4ビットまとめて16進数016〜F16で表している。
ビット0,ビット1,ビット2,ビット3であり、以下、出力
状態を4ビットまとめて16進数016〜F16で表している。
次にこのA/D変換器の動作を第2図及び第3図により
説明する。第3図はアナログ/デジタル変換器(以下A/
D変換器という)を行う場合のタイミングチャートであ
って横軸が時間となっている。
説明する。第3図はアナログ/デジタル変換器(以下A/
D変換器という)を行う場合のタイミングチャートであ
って横軸が時間となっている。
先ず半導体スイッチ3をオンし、インバータ4の入力
側と出力側とを同電位にする。この電位V0はインバータ
4の入出力特性により定まる。次に半導体スイッチ2を
オンし、キャパシタ5を電圧入力端子6の入力電圧VIN
と前記電位V0との電位差を与えて充電する。
側と出力側とを同電位にする。この電位V0はインバータ
4の入出力特性により定まる。次に半導体スイッチ2を
オンし、キャパシタ5を電圧入力端子6の入力電圧VIN
と前記電位V0との電位差を与えて充電する。
その後、半導体スイッチ2をオフし、更に半導体スイ
ッチ3をオフした後に半導体スイッチ1をオンさせ、キ
ャパシタ5にスイッチ群7が出力する参照電圧VREFを与
える。このとき、逐次近似レジスタ8の値は「816」と
なっており、スイッチ群7の参照電圧VREFは抵抗アレー
7の1/2 Vの電圧が選択され出力されている。このとき
入力電圧VINがVIN>1/2 Vの場合はインバータ4の入力
側の電位は電位V0より低く、それ故その出力は「1」に
なり、一方VIN<1/2 Vの場合は電位V0より高くその出力
は「0」になる。いま、VIN>1/2 Vであったため、次に
逐次近似レジスタ8の値を「C16」にし、スイッチ群7
が3/4 Vを選択するようにする。更に再度半導体スイッ
チ3,2をオンさせ、キャパシタ5を再充電した後、半導
体スイッチ1をオンさせて、電圧入力端子6の入力電圧
VINとスイッチ群7の参照電圧3/4 VREFとを比較する。
このような動作を4回繰返して4ビットのA/D変換動作
を終了し、4ビットの逐次近似レジスタにA/D変換値が
設定される。
ッチ3をオフした後に半導体スイッチ1をオンさせ、キ
ャパシタ5にスイッチ群7が出力する参照電圧VREFを与
える。このとき、逐次近似レジスタ8の値は「816」と
なっており、スイッチ群7の参照電圧VREFは抵抗アレー
7の1/2 Vの電圧が選択され出力されている。このとき
入力電圧VINがVIN>1/2 Vの場合はインバータ4の入力
側の電位は電位V0より低く、それ故その出力は「1」に
なり、一方VIN<1/2 Vの場合は電位V0より高くその出力
は「0」になる。いま、VIN>1/2 Vであったため、次に
逐次近似レジスタ8の値を「C16」にし、スイッチ群7
が3/4 Vを選択するようにする。更に再度半導体スイッ
チ3,2をオンさせ、キャパシタ5を再充電した後、半導
体スイッチ1をオンさせて、電圧入力端子6の入力電圧
VINとスイッチ群7の参照電圧3/4 VREFとを比較する。
このような動作を4回繰返して4ビットのA/D変換動作
を終了し、4ビットの逐次近似レジスタにA/D変換値が
設定される。
そして、このように半導体スイッチ2,3をオンさせる
ことにより、漏洩電流によるキャパシタ5の放電を防い
でいる。
ことにより、漏洩電流によるキャパシタ5の放電を防い
でいる。
前述したA/D変換器の制御方法は、スイッチ群が出力
する参照電圧を変更する都度キャパシタを再充電するた
め、瞬時的に変動する入力電圧をA/D変換するために
は、その入力電圧をサンプリングするサンプルホールド
回路を入力電圧端子6の前段に設ける必要がある。また
再充電のために半導体スイッチがオン,オフする動作時
間を必要として、A/D変換動作が遅いという問題があ
る。
する参照電圧を変更する都度キャパシタを再充電するた
め、瞬時的に変動する入力電圧をA/D変換するために
は、その入力電圧をサンプリングするサンプルホールド
回路を入力電圧端子6の前段に設ける必要がある。また
再充電のために半導体スイッチがオン,オフする動作時
間を必要として、A/D変換動作が遅いという問題があ
る。
かなり以前の半導体製造技術によればキャパシタの容
量と比較して漏洩電流が大きく、また回路の動作速度が
十分でなかったため、A/D変換中のキャパシタの放電が
無視できず、再充電なしには実用的なA/D変換精度が得
られなかった。一方現在の最新の半導体製造技術によれ
ば、単位面積当たりの容量が大きくとれ、以前よりキャ
パシタの容量に対し漏洩電流が少なくなっており、また
動作速度が以前より大幅に高速化されている。しかし、
従来のA/D変換方法をそのまま用いた場合、A/D変換速度
の向上は回路の動作速度の向上と同程度にしかなされて
おらず、また瞬間的に変動する入力電圧については相変
わらずサンプルホールド回路が必要である。
量と比較して漏洩電流が大きく、また回路の動作速度が
十分でなかったため、A/D変換中のキャパシタの放電が
無視できず、再充電なしには実用的なA/D変換精度が得
られなかった。一方現在の最新の半導体製造技術によれ
ば、単位面積当たりの容量が大きくとれ、以前よりキャ
パシタの容量に対し漏洩電流が少なくなっており、また
動作速度が以前より大幅に高速化されている。しかし、
従来のA/D変換方法をそのまま用いた場合、A/D変換速度
の向上は回路の動作速度の向上と同程度にしかなされて
おらず、また瞬間的に変動する入力電圧については相変
わらずサンプルホールド回路が必要である。
本発明は前述した問題に鑑み、最新の半導体製造技術
を生かしてサンプルホールド回路を用いずに瞬間的に変
動する入力電圧を迅速にA/D変換できるA/D変換器の制御
方法を提供することを目的とする。
を生かしてサンプルホールド回路を用いずに瞬間的に変
動する入力電圧を迅速にA/D変換できるA/D変換器の制御
方法を提供することを目的とする。
本発明に係るアナログ/デジタル変換器の制御方法
は、制御回路が出力するデジタルデータをアナログ電圧
に変換するデジタル/アナログ変換器と、アナログ電圧
を入力する入力端子と、第1の電極は第1のスイッチを
介して前記デジタル/アナログ変換器の出力端子と、ま
た第2のスイッチを介して前記入力端子と夫々接続され
たキャパシタと、第3のスイッチと並列に配置され、そ
の入力端子が前記キャパシタの第2の電極と接続された
インバータとを備えたアナログ/デジタル変換器の制御
方法において、前記第3のスイッチを閉じ、前記インバ
ータをその入力電位と出力電位とが等しくなる平衡状態
に保つと共に、前記第1のスイッチを開き、前記第2の
スイッチを閉じて前記キャパシタに前記入力端子の電位
と前記インバータの入力端子の電位との電位差に相当す
る電荷を蓄積する第1の過程と、前記第1のスイッチを
閉じ、前記第2及び第3のスイッチを開き、前記第1の
過程で前記入力端子に入力されたアナログ電圧と前記デ
ジタル/アナログ変換器が出力するアナログ電圧との比
較結果を前記インバータから出力する第2の過程とを有
し、前記第2の過程において、前記第1の過程に戻るこ
となく、前記インバータが出力する前記比較結果の出力
に基づき、前記制御回路が出力するデジタルデータを逐
次近似アルゴリズムに従って上位ビットより変化させ
て、前記入力端子に入力されたアナログ電圧をデジタル
データに変換した値を得ることを特徴とする。
は、制御回路が出力するデジタルデータをアナログ電圧
に変換するデジタル/アナログ変換器と、アナログ電圧
を入力する入力端子と、第1の電極は第1のスイッチを
介して前記デジタル/アナログ変換器の出力端子と、ま
た第2のスイッチを介して前記入力端子と夫々接続され
たキャパシタと、第3のスイッチと並列に配置され、そ
の入力端子が前記キャパシタの第2の電極と接続された
インバータとを備えたアナログ/デジタル変換器の制御
方法において、前記第3のスイッチを閉じ、前記インバ
ータをその入力電位と出力電位とが等しくなる平衡状態
に保つと共に、前記第1のスイッチを開き、前記第2の
スイッチを閉じて前記キャパシタに前記入力端子の電位
と前記インバータの入力端子の電位との電位差に相当す
る電荷を蓄積する第1の過程と、前記第1のスイッチを
閉じ、前記第2及び第3のスイッチを開き、前記第1の
過程で前記入力端子に入力されたアナログ電圧と前記デ
ジタル/アナログ変換器が出力するアナログ電圧との比
較結果を前記インバータから出力する第2の過程とを有
し、前記第2の過程において、前記第1の過程に戻るこ
となく、前記インバータが出力する前記比較結果の出力
に基づき、前記制御回路が出力するデジタルデータを逐
次近似アルゴリズムに従って上位ビットより変化させ
て、前記入力端子に入力されたアナログ電圧をデジタル
データに変換した値を得ることを特徴とする。
第2,第3のスイッチがともにオン、第1のスイッチが
オフして、キャパシタはアナログからデジタルに変換す
べき入力電圧により充電される。第2のスイッチをオフ
に保持し、第3のスイッチがオフして第1のスイッチが
オンすると、参照電圧がキャパシタに与えられる。入力
電圧と参照電圧との差に関連して参照電圧が順次変更さ
れる。
オフして、キャパシタはアナログからデジタルに変換す
べき入力電圧により充電される。第2のスイッチをオフ
に保持し、第3のスイッチがオフして第1のスイッチが
オンすると、参照電圧がキャパシタに与えられる。入力
電圧と参照電圧との差に関連して参照電圧が順次変更さ
れる。
これにより、アナログ/デジタル変換器の出力電圧が
キャパシタ充電時の入力電圧になる。
キャパシタ充電時の入力電圧になる。
以下本発明をその実施例を示す図面によって詳述す
る。
る。
第1図は本発明に係るアナログ/デジタル変換器の制
御方法によるその動作のタイミングチャートであり、A/
D変換器には第2図に示したA/D変換器を用いる。
御方法によるその動作のタイミングチャートであり、A/
D変換器には第2図に示したA/D変換器を用いる。
さて、A/D変換動作を開始するに当たり、先ず半導体
スイッチ3に続いて半導体スイッチ2がオンする。この
とき、従来のA/D変換器と同様にインバータ4の入,出
力電圧は、インバータ4の入,出力特性で定まる電圧V0
になり、キャパシタ5は電圧入力端子6の入力電圧VIN
との電圧V0と電位差によって充電される。その後半導体
スイッチ2のオフに続いて半導体スイッチ3がオフし、
半導体スイッチ1がオンする。そしてチョッパ比較器を
このような状態に保ち、先ず逐次比較レジスタ8の出力
を816にセットし、スイッチ群7の参照電圧1/2 Vを選択
して、入力電圧VINと参照電圧1/2 Vとの差を得る。
スイッチ3に続いて半導体スイッチ2がオンする。この
とき、従来のA/D変換器と同様にインバータ4の入,出
力電圧は、インバータ4の入,出力特性で定まる電圧V0
になり、キャパシタ5は電圧入力端子6の入力電圧VIN
との電圧V0と電位差によって充電される。その後半導体
スイッチ2のオフに続いて半導体スイッチ3がオフし、
半導体スイッチ1がオンする。そしてチョッパ比較器を
このような状態に保ち、先ず逐次比較レジスタ8の出力
を816にセットし、スイッチ群7の参照電圧1/2 Vを選択
して、入力電圧VINと参照電圧1/2 Vとの差を得る。
このとき、VIN>1/2 Vであるからインバータ4の出力
は「0」となる。そして次に同様に3/4 Vとの差を得
る。このときも半導体スイッチ1,2,3はともにオン,オ
フ動作をさせていないからキャパシタ5は最初に充電し
た入力電圧VINに保持されているので、半導体スイッチ
2がオフする直前の入力電圧VINとの差を得ることにな
る。以降、スイッチ群7の参照電圧5/8 Vとの比較、11/
16 Vとの比較もすべて半導体スイッチ2がオフする直前
の入力電圧VINに対して行われ、最後に半導体スイッチ
2がオフする直前の入力電圧VINのA/D変換値が逐次近似
レジスタ8から得られる。最新の半導体製造技術によれ
ば、上記変換動作中のキャパシタ5の放電は十分小さく
保たれるので、A/D変換精度の悪化は許容できる範囲に
留められる。このようにA/D変換している期間、従来の
ように半導体スイッチ1,2,3を切換えないからA/D変換動
作が極めて速くなる。
は「0」となる。そして次に同様に3/4 Vとの差を得
る。このときも半導体スイッチ1,2,3はともにオン,オ
フ動作をさせていないからキャパシタ5は最初に充電し
た入力電圧VINに保持されているので、半導体スイッチ
2がオフする直前の入力電圧VINとの差を得ることにな
る。以降、スイッチ群7の参照電圧5/8 Vとの比較、11/
16 Vとの比較もすべて半導体スイッチ2がオフする直前
の入力電圧VINに対して行われ、最後に半導体スイッチ
2がオフする直前の入力電圧VINのA/D変換値が逐次近似
レジスタ8から得られる。最新の半導体製造技術によれ
ば、上記変換動作中のキャパシタ5の放電は十分小さく
保たれるので、A/D変換精度の悪化は許容できる範囲に
留められる。このようにA/D変換している期間、従来の
ように半導体スイッチ1,2,3を切換えないからA/D変換動
作が極めて速くなる。
以上詳述したように本発明は、入力電圧を与えるスイ
ッチA/D変換動作の開始時にオンさせて、アナログをデ
ジタルに変換すべき入力電圧でキャパシタを充電した後
にオフさせてその状態を保ち、その後は逐次近似レジス
タの値で選択された参照電圧と、キャパシタ充電電圧と
の差を得て参照電圧を逐次変更し、A/D変換器の出力電
圧をキャパシタ充電時の入力電圧になすから、変動する
入力電圧に対応して、迅速にA/D変換が行え、設備コス
トも安価に済む等優れた効果を奏する。
ッチA/D変換動作の開始時にオンさせて、アナログをデ
ジタルに変換すべき入力電圧でキャパシタを充電した後
にオフさせてその状態を保ち、その後は逐次近似レジス
タの値で選択された参照電圧と、キャパシタ充電電圧と
の差を得て参照電圧を逐次変更し、A/D変換器の出力電
圧をキャパシタ充電時の入力電圧になすから、変動する
入力電圧に対応して、迅速にA/D変換が行え、設備コス
トも安価に済む等優れた効果を奏する。
第1図は本発明に係るアナログ/デジタル変換器の制御
方法によるアナログ/デジタル変換動作のタイミングチ
ャート、第2図はアナログ/デジタル変換器の回路図、
第3図は従来の制御方法によるアナログ/デジタル変換
動作のタイミングチャートである。 1,2,3……半導体スイッチ、4……インバータ、5……
キャパシタ、6……電圧入力端子、7……スイッチ群、
8……逐次近似レジスタ、9……抵抗アレー、12……制
御回路 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
方法によるアナログ/デジタル変換動作のタイミングチ
ャート、第2図はアナログ/デジタル変換器の回路図、
第3図は従来の制御方法によるアナログ/デジタル変換
動作のタイミングチャートである。 1,2,3……半導体スイッチ、4……インバータ、5……
キャパシタ、6……電圧入力端子、7……スイッチ群、
8……逐次近似レジスタ、9……抵抗アレー、12……制
御回路 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】制御回路が出力するデジタルデータをアナ
ログ電圧に変換するデジタル/アナログ変換器と、 アナログ電圧を入力する入力端子と、 第1の電極は第1のスイッチを介して前記デジタル/ア
ナログ変換器の出力端子と、また第2のスイッチを介し
て前記入力端子と夫々接続されたキャパシタと、 第3のスイッチと並列に配置され、その入力端子が前記
キャパシタの第2の電極と接続されたインバータと、 を備えたアナログ/デジタル変換器の制御方法におい
て、 前記第3のスイッチを閉じ、前記インバータをその入力
電位と出力電位とが等しくなる平衡状態に保つと共に、
前記第1のスイッチを開き、前記第2のスイッチを閉じ
て前記キャパシタに前記入力端子の電位と前記インバー
タの入力端子の電位との電位差に相当する電荷を蓄積す
る第1の過程と、 前記第1のスイッチを閉じ、前記第2及び第3のスイッ
チを開き、前記第1の過程で前記入力端子に入力された
アナログ電圧と前記デジタル/アナログ変換器が出力す
るアナログ電圧との比較結果を前記インバータから出力
する第2の過程と、 を有し、前記第2の過程において、前記第1の過程に戻
ることなく、前記インバータが出力する前記比較結果の
出力に基づき、前記制御回路が出力するデジタルデータ
を逐次近似アルゴリズムに従って上位ビットより変化さ
せて、前記入力端子に入力されたアナログ電圧をデジタ
ルデータに変換した値を得る ことを特徴とするアナログ/デジタル変換器の制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63155216A JP2623298B2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | アナログ/デジタル変換器の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63155216A JP2623298B2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | アナログ/デジタル変換器の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01321728A JPH01321728A (ja) | 1989-12-27 |
JP2623298B2 true JP2623298B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=15601055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63155216A Expired - Fee Related JP2623298B2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | アナログ/デジタル変換器の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2623298B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW282598B (ja) | 1995-02-22 | 1996-08-01 | Fujitsu Ltd | |
JP3819986B2 (ja) * | 1997-02-24 | 2006-09-13 | 株式会社ルネサステクノロジ | アナログ/ディジタル変換器制御方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5561136A (en) * | 1978-10-31 | 1980-05-08 | Fujitsu Ltd | Analog-digital converter |
JPS62298230A (ja) * | 1986-06-17 | 1987-12-25 | Nec Corp | アナログ−デイジタル変換器 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP63155216A patent/JP2623298B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01321728A (ja) | 1989-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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