JPH057157A - 集積回路 - Google Patents
集積回路Info
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- JPH057157A JPH057157A JP18199391A JP18199391A JPH057157A JP H057157 A JPH057157 A JP H057157A JP 18199391 A JP18199391 A JP 18199391A JP 18199391 A JP18199391 A JP 18199391A JP H057157 A JPH057157 A JP H057157A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 逐次比較形A−D変換器6を内蔵したマイク
ロコンピュータ1のラダー抵抗13において、A−D変
換動作完了後にAD変換動作に関係なく消費される電力
を削除する。 【構成】 直列接続された複数の抵抗より成るラダー抵
抗13と、このラダー抵抗13の電源スイッチ15と、
A−D変換開始・終了ビット17と上記電源スイッチ1
5のON−OFF制御ビット18とを有するA−D制御
レジスタ16とを備えた集積回路としてのマイクロコン
ピュータ1において、上記A−D変換開始・終了ビット
17と電源スイッチON−OFF制御ビット18とを、
A−D制御レジスタ16の1個の共通のビット25より
構成する。A−D開始・終了ビット17を”H”にセッ
トすると同時にラダー抵抗13の電源スイッチ15がO
Nになり、またA−D開始・終了ビット18を”L”に
すると同時に電源スイッチ15がOFFになるため、A
−D変換動作中のみラダー抵抗13に電流が流れる。
ロコンピュータ1のラダー抵抗13において、A−D変
換動作完了後にAD変換動作に関係なく消費される電力
を削除する。 【構成】 直列接続された複数の抵抗より成るラダー抵
抗13と、このラダー抵抗13の電源スイッチ15と、
A−D変換開始・終了ビット17と上記電源スイッチ1
5のON−OFF制御ビット18とを有するA−D制御
レジスタ16とを備えた集積回路としてのマイクロコン
ピュータ1において、上記A−D変換開始・終了ビット
17と電源スイッチON−OFF制御ビット18とを、
A−D制御レジスタ16の1個の共通のビット25より
構成する。A−D開始・終了ビット17を”H”にセッ
トすると同時にラダー抵抗13の電源スイッチ15がO
Nになり、またA−D開始・終了ビット18を”L”に
すると同時に電源スイッチ15がOFFになるため、A
−D変換動作中のみラダー抵抗13に電流が流れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は逐次比較形A−D変換器
を有したマイクロコンピュータ等の集積回路、特に低消
費電力化に関するものである。
を有したマイクロコンピュータ等の集積回路、特に低消
費電力化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の逐次比較形のA−D変換器を有し
た集積回路としてのマイクロコンピュータの一例を図3
に示す。図において、1はマイクロコンピュータで、演
算及び制御を行うCPU(中央処理装置)2と、CPU
2の制御データ等を記憶するRAM3,ROM4と、上
記各構成要素を接続するデータバス5と、逐次比較形の
A−D変換器6を有する。7はマイクロコンピュータ1
内へアナログ入力を与える外部端子、8は上記A−D変
換器6へ基準電圧を与える外部端子、9は上記A−D変
換器6へ0Vの電源を与える外部端子、10は上記A−
D変換器6へA−D変換動作の開始信号を与える外部端
子である。上記A−D変換器6は、後述の分圧電圧出力
手段14の出力が外部から入力される上記アナログ入力
に一致するように比較するコンパレータ11と、このコ
ンパレータ11の出力にもとづき後述の分圧電圧出力手
段14を制御する逐次比較レジスタ12と、直列接続さ
れた複数の抵抗より成るラダー抵抗13と、上記ラダー
抵抗13の各抵抗の両端間をON−OFFするスイッチ
ング素子14aより成りこのスイッチング素子14aを
上記逐次比較レジスタ12の出力データにもとづき選択
的に開閉することにより所定の大きさの分圧電圧が得ら
れる分圧電圧出力手段14と、上記ラダー抵抗13の電
源スイッチ15と、上記A−D変換器6の動作制御を行
うA−D制御レジスタ16と、このA−D制御レジスタ
16に設けられた外部からのA−D変換開始信号にもと
づき設定されるA−D変換開始・終了ビット17及び上
記電源スイッチ15のON−OFF制御ビット18とか
ら成る。19は上記外部端子10から入力されるA−D
変換開始信号、20は上記電源スイッチ15のON−O
FFを制御する電源スイッチON−OFF制御信号、2
1は上記外部端子7から入力されるアナログ入力、22
はA−D変換動作の終了を示すA−D変換終了割り込
み、23は上記外部端子VREF8から入力された基準
電圧、24は上記分圧電圧出力手段14により選択され
コンパレータ11へ出力される分圧電圧である。
た集積回路としてのマイクロコンピュータの一例を図3
に示す。図において、1はマイクロコンピュータで、演
算及び制御を行うCPU(中央処理装置)2と、CPU
2の制御データ等を記憶するRAM3,ROM4と、上
記各構成要素を接続するデータバス5と、逐次比較形の
A−D変換器6を有する。7はマイクロコンピュータ1
内へアナログ入力を与える外部端子、8は上記A−D変
換器6へ基準電圧を与える外部端子、9は上記A−D変
換器6へ0Vの電源を与える外部端子、10は上記A−
D変換器6へA−D変換動作の開始信号を与える外部端
子である。上記A−D変換器6は、後述の分圧電圧出力
手段14の出力が外部から入力される上記アナログ入力
に一致するように比較するコンパレータ11と、このコ
ンパレータ11の出力にもとづき後述の分圧電圧出力手
段14を制御する逐次比較レジスタ12と、直列接続さ
れた複数の抵抗より成るラダー抵抗13と、上記ラダー
抵抗13の各抵抗の両端間をON−OFFするスイッチ
ング素子14aより成りこのスイッチング素子14aを
上記逐次比較レジスタ12の出力データにもとづき選択
的に開閉することにより所定の大きさの分圧電圧が得ら
れる分圧電圧出力手段14と、上記ラダー抵抗13の電
源スイッチ15と、上記A−D変換器6の動作制御を行
うA−D制御レジスタ16と、このA−D制御レジスタ
16に設けられた外部からのA−D変換開始信号にもと
づき設定されるA−D変換開始・終了ビット17及び上
記電源スイッチ15のON−OFF制御ビット18とか
ら成る。19は上記外部端子10から入力されるA−D
変換開始信号、20は上記電源スイッチ15のON−O
FFを制御する電源スイッチON−OFF制御信号、2
1は上記外部端子7から入力されるアナログ入力、22
はA−D変換動作の終了を示すA−D変換終了割り込
み、23は上記外部端子VREF8から入力された基準
電圧、24は上記分圧電圧出力手段14により選択され
コンパレータ11へ出力される分圧電圧である。
【0003】次に動作について説明する。A−D変換動
作は、外部端子10からA−D変換開始信号19を入力
しA−D制御レジスタ16のA−D変換開始・終了ビッ
ト17を”H”にセットすることにより開始する。A−
D変換動作開始の前にあらかじめA−D制御レジスタ1
6の電源スイッチON−OFF制御ビット18の”H”
へのセットをソフトウェアで行う。これによりスイッチ
15がON状態になり逐次比較動作を行うための分圧電
圧(比較電圧)24をコンパレータ11に供給すること
が許可される。A−D変換動作は外部端子7から与えら
れるアナログ入力電圧21とラダー抵抗13により分圧
された基準電圧23の比較動作がコンパレータ11で行
われ、その出力を逐次比較レジスタ12に格納し、その
ときの逐次比較レジスタ12の出力データによってラダ
ー抵抗13の分圧比を決定し、上記分圧電圧出力手段1
4を制御し、次の比較動作を行うためにコンパレータ1
1へ分圧電圧24を与えるという動作が逐次比較レジス
タ12が全ビット確定されるまで最上位ビットから1ビ
ットずつ順にハードウェアで自動的に行われる。次い
で、逐次比較レジスタ12の全ビットが確定するとA−
D制御レジスタ16のA−D変換開始・終了ビット17
がハードウェアにより”L”にセットされ同時にCPU
2へA−D変換終了割り込み22を送信する。ここでA
−D開始・終了ビット17は、A−D変換動作中は”
H”を示し、A−D変換動作が行われていないときは”
L”を示す。次いで、A−D開始・終了ビット17が”
L”にセットされたことが確認されると上記電源スイッ
チON−OFF制御ビット18がソフトウェアにより”
L”にセットされ電源スイッチ15がOFF状態にな
る。ここで、A−D変換開始・終了ビット17と電源ス
イッチON−OFF制御ビット18は同一レジスタの異
なるビットである。A−D変換の結果はA−D変換開始
・終了ビット17がセットされた後、逐次比較レジスタ
12の内容を読み出すことにより確認できる。
作は、外部端子10からA−D変換開始信号19を入力
しA−D制御レジスタ16のA−D変換開始・終了ビッ
ト17を”H”にセットすることにより開始する。A−
D変換動作開始の前にあらかじめA−D制御レジスタ1
6の電源スイッチON−OFF制御ビット18の”H”
へのセットをソフトウェアで行う。これによりスイッチ
15がON状態になり逐次比較動作を行うための分圧電
圧(比較電圧)24をコンパレータ11に供給すること
が許可される。A−D変換動作は外部端子7から与えら
れるアナログ入力電圧21とラダー抵抗13により分圧
された基準電圧23の比較動作がコンパレータ11で行
われ、その出力を逐次比較レジスタ12に格納し、その
ときの逐次比較レジスタ12の出力データによってラダ
ー抵抗13の分圧比を決定し、上記分圧電圧出力手段1
4を制御し、次の比較動作を行うためにコンパレータ1
1へ分圧電圧24を与えるという動作が逐次比較レジス
タ12が全ビット確定されるまで最上位ビットから1ビ
ットずつ順にハードウェアで自動的に行われる。次い
で、逐次比較レジスタ12の全ビットが確定するとA−
D制御レジスタ16のA−D変換開始・終了ビット17
がハードウェアにより”L”にセットされ同時にCPU
2へA−D変換終了割り込み22を送信する。ここでA
−D開始・終了ビット17は、A−D変換動作中は”
H”を示し、A−D変換動作が行われていないときは”
L”を示す。次いで、A−D開始・終了ビット17が”
L”にセットされたことが確認されると上記電源スイッ
チON−OFF制御ビット18がソフトウェアにより”
L”にセットされ電源スイッチ15がOFF状態にな
る。ここで、A−D変換開始・終了ビット17と電源ス
イッチON−OFF制御ビット18は同一レジスタの異
なるビットである。A−D変換の結果はA−D変換開始
・終了ビット17がセットされた後、逐次比較レジスタ
12の内容を読み出すことにより確認できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の逐次比較形AD
変換器6を有したマイクロコンピュータ1は以上のよう
に構成されているので、A−D変換動作が終了し、A−
D変換開始・終了ビット17が”L”にセットされてか
ら、電源スイッチON−OFF制御ビット18がソフト
ウェアで”L”にセットされラダー抵抗13の電源スイ
ッチ8がOFFするまでの期間において、A−D変換動
作に無関係な電力がラダー抵抗13で消費されていると
いう問題点があった。
変換器6を有したマイクロコンピュータ1は以上のよう
に構成されているので、A−D変換動作が終了し、A−
D変換開始・終了ビット17が”L”にセットされてか
ら、電源スイッチON−OFF制御ビット18がソフト
ウェアで”L”にセットされラダー抵抗13の電源スイ
ッチ8がOFFするまでの期間において、A−D変換動
作に無関係な電力がラダー抵抗13で消費されていると
いう問題点があった。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、上記のようなA−D変換動作に無
関係な消費電力を削除できる逐次比較形A−D変換器6
を有したマイクロコンピュータ1を得ることを目的とす
る。
めになされたもので、上記のようなA−D変換動作に無
関係な消費電力を削除できる逐次比較形A−D変換器6
を有したマイクロコンピュータ1を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る逐次比較形
A−D変換器6を内蔵した集積回路(マイクロコンピュ
ータ1)は上記A−D変換開始・終了ビット17と上記
電源スイッチON−OFF制御ビット18とを、AD制
御レジスタ16の1個の共通のビットより構成する。
A−D変換器6を内蔵した集積回路(マイクロコンピュ
ータ1)は上記A−D変換開始・終了ビット17と上記
電源スイッチON−OFF制御ビット18とを、AD制
御レジスタ16の1個の共通のビットより構成する。
【0007】
【作用】本発明に係る逐次比較形A−D変換器6を有し
た集積回路は、AD制御レジスタ16の1個の共通のビ
ットで上記A−D変換開始・終了ビット17と上記電源
スイッチON−OFF制御ビット18を構成して、この
1個の共通のビットが”L”にセットされるのと同時に
上記電源スイッチ15をOFFする上記制御信号20が
出力される。
た集積回路は、AD制御レジスタ16の1個の共通のビ
ットで上記A−D変換開始・終了ビット17と上記電源
スイッチON−OFF制御ビット18を構成して、この
1個の共通のビットが”L”にセットされるのと同時に
上記電源スイッチ15をOFFする上記制御信号20が
出力される。
【0008】
【実施例】本発明に係る逐次比較形A−D変換器6を有
した集積回路としてのマイクロコンピュータ1の一実施
例を図1に示す。図3と同じものは同一の符号を付して
説明を省略する。図中、25はA−D制御レジスタ16
における例えば最下位ビットで、A−D変換開始・終了
ビット17と上記電源スイッチON−OFF制御ビット
18を1個で構成し、電源スイッチON−OFF制御信
号26を出力する。
した集積回路としてのマイクロコンピュータ1の一実施
例を図1に示す。図3と同じものは同一の符号を付して
説明を省略する。図中、25はA−D制御レジスタ16
における例えば最下位ビットで、A−D変換開始・終了
ビット17と上記電源スイッチON−OFF制御ビット
18を1個で構成し、電源スイッチON−OFF制御信
号26を出力する。
【0009】次に動作について説明する。A−D変換動
作は外部端子10からA−D変換開始信号19を入力し
A−D制御レジスタ16のA−D変換開始・終了ビット
17を”H”にセットすることにより開始する。A−D
変換動作の開始とともに電源スイッチON−OFF制御
ビット25が”H”にセットされ電源スイッチ15がO
N状態になり逐次比較動作を行うための分圧電圧24を
コンパレータ11に供給することが許可される。A−D
変換動作は外部端子7から与えられるアナログ入力21
とラダー抵抗13により分圧された基準電圧23の比較
動作がコンパレータ11で行われ、その出力を逐次比較
レジスタ12に逐次格納し、その時の逐次比較レジスタ
12の出力データによってラダー抵抗13の分圧比を決
定し、上記分圧電圧出力手段14を制御して次の比較動
作を行うためにコンパレータ11へ比較電圧24を与え
るという動作を逐次比較レジスタ12が全ビット確定さ
れるまで最上位ビットから1ビットずつ順にハ−ドウェ
アですべて自動的に行われる。次いで,逐次比較レジス
タ12の全ビットが確定するとA−D制御レジスタ16
のA−D変換開始・終了ビット17がハ−ドウェアによ
り”L”にセットされ、同時にCPU2へA−D変換終
了割り込み22を送信する。ここで、A−D変換開始・
終了ビット17と電源スイッチON−OFF制御ビット
18は互いに同一レジスタの同一ビットつまり上記AD
制御レジスタ16の例えば最下位ビット25唯1個から
構成され、この最下位ビット25が”L”にセットされ
るのと同期して、電源スイッチ15をOFFする制御信
号26が出力し、電源スイッチ15がOFF状態にな
り、上記ラダー抵抗13に電流は流れなくなるので、A
−D変換動作完了後にラダー抵抗7で無駄な電力は消費
されない。
作は外部端子10からA−D変換開始信号19を入力し
A−D制御レジスタ16のA−D変換開始・終了ビット
17を”H”にセットすることにより開始する。A−D
変換動作の開始とともに電源スイッチON−OFF制御
ビット25が”H”にセットされ電源スイッチ15がO
N状態になり逐次比較動作を行うための分圧電圧24を
コンパレータ11に供給することが許可される。A−D
変換動作は外部端子7から与えられるアナログ入力21
とラダー抵抗13により分圧された基準電圧23の比較
動作がコンパレータ11で行われ、その出力を逐次比較
レジスタ12に逐次格納し、その時の逐次比較レジスタ
12の出力データによってラダー抵抗13の分圧比を決
定し、上記分圧電圧出力手段14を制御して次の比較動
作を行うためにコンパレータ11へ比較電圧24を与え
るという動作を逐次比較レジスタ12が全ビット確定さ
れるまで最上位ビットから1ビットずつ順にハ−ドウェ
アですべて自動的に行われる。次いで,逐次比較レジス
タ12の全ビットが確定するとA−D制御レジスタ16
のA−D変換開始・終了ビット17がハ−ドウェアによ
り”L”にセットされ、同時にCPU2へA−D変換終
了割り込み22を送信する。ここで、A−D変換開始・
終了ビット17と電源スイッチON−OFF制御ビット
18は互いに同一レジスタの同一ビットつまり上記AD
制御レジスタ16の例えば最下位ビット25唯1個から
構成され、この最下位ビット25が”L”にセットされ
るのと同期して、電源スイッチ15をOFFする制御信
号26が出力し、電源スイッチ15がOFF状態にな
り、上記ラダー抵抗13に電流は流れなくなるので、A
−D変換動作完了後にラダー抵抗7で無駄な電力は消費
されない。
【0010】なお、上記実施例ではラダー抵抗13と外
部端子9の間にスイッチ15を設けたものを示したが、
代わりに図2に示す本発明の他の実施例のようにラダー
抵抗13と基準電圧入力端子8との間にスイッチ15を
設けても良い。
部端子9の間にスイッチ15を設けたものを示したが、
代わりに図2に示す本発明の他の実施例のようにラダー
抵抗13と基準電圧入力端子8との間にスイッチ15を
設けても良い。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、上記A−D変換開始・
終了ビットと電源スイッチON−OFF制御ビットと
を、A−D制御レジスタの1個の共通のビットより構成
したので、A−D変換動作時のみラダー抵抗に電流が流
れるようになり、A−D変換動作完了後に動作と無関係
な電力が消費されず、従来の逐次比較形のA−D変換器
を有した集積回路よりも低消費電力化が図れる。
終了ビットと電源スイッチON−OFF制御ビットと
を、A−D制御レジスタの1個の共通のビットより構成
したので、A−D変換動作時のみラダー抵抗に電流が流
れるようになり、A−D変換動作完了後に動作と無関係
な電力が消費されず、従来の逐次比較形のA−D変換器
を有した集積回路よりも低消費電力化が図れる。
【図1】本発明に係る逐次比較形A−D変換器を有した
集積回路としてのマイクロコンピュータ1の一実施例を
示すブロック図である。
集積回路としてのマイクロコンピュータ1の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】本発明に係る逐次比較形A−D変換器を有した
集積回路としてのマイクロコンピュータ1の他の実施例
を示すブロック図である。
集積回路としてのマイクロコンピュータ1の他の実施例
を示すブロック図である。
【図3】従来の逐次比較形A−D変換器を有した集積回
路としてのマイクロコンピュータ1の一例を示すブロッ
ク図である。
路としてのマイクロコンピュータ1の一例を示すブロッ
ク図である。
11 コンパレータ 12 逐次比較レジスタ 13 ラダー抵抗 14 分圧電圧出力手段 14a スイッチング素子 15 電源スイッチ 16 A−D制御レジスタ 17 A−D変換開始・終了ビット 18 電源スイッチON−OFF制御ビット 19 A−D変換開始信号 20,26 電源スイッチON−OFF制御信号 21 アナログ入力 24 分圧電圧 25 A−D変換開始・終了ビットと電源スイッチON
−OFF制御ビットを1個で構成するビット
−OFF制御ビットを1個で構成するビット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の逐次比較形A−
D変換器6を有したマイクロコンピュータ1は以上のよ
うに構成されているので、A−D変換動作が終了し、A
−D変換開始・終了ビット17が”L”にセットされて
から、電源スイッチON−OFF制御ビット18がソフ
トウェアで”L”にセットされラダー抵抗13の電源ス
イッチ8がOFFするまでの期間において、A−D変換
動作に無関係な電力がラダー抵抗13で消費されている
という問題点があった。
D変換器6を有したマイクロコンピュータ1は以上のよ
うに構成されているので、A−D変換動作が終了し、A
−D変換開始・終了ビット17が”L”にセットされて
から、電源スイッチON−OFF制御ビット18がソフ
トウェアで”L”にセットされラダー抵抗13の電源ス
イッチ8がOFFするまでの期間において、A−D変換
動作に無関係な電力がラダー抵抗13で消費されている
という問題点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る逐次比較形
A−D変換器6を内蔵した集積回路(マイクロコンピュ
ータ1)は上記A−D変換開始・終了ビット17と上記
電源スイッチON−OFF制御ビット18とを、A−D
制御レジスタ16の1個の共通のビットより構成する。
A−D変換器6を内蔵した集積回路(マイクロコンピュ
ータ1)は上記A−D変換開始・終了ビット17と上記
電源スイッチON−OFF制御ビット18とを、A−D
制御レジスタ16の1個の共通のビットより構成する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】本発明に係る逐次比較形A−D変換器6を有し
た集積回路は、A−D制御レジスタ16の1個の共通の
ビットで上記A−D変換開始・終了ビット17と上記電
源スイッチON−OFF制御ビット18を構成して、こ
の1個の共通のビットが”L”にセットされるのと同時
に上記電源スイッチ15をOFFする上記制御信号20
が出力される。
た集積回路は、A−D制御レジスタ16の1個の共通の
ビットで上記A−D変換開始・終了ビット17と上記電
源スイッチON−OFF制御ビット18を構成して、こ
の1個の共通のビットが”L”にセットされるのと同時
に上記電源スイッチ15をOFFする上記制御信号20
が出力される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】次に動作について説明する。A−D変換動
作は外部端子10からA−D変換開始信号19を入力し
A−D制御レジスタ16のA−D変換開始・終了ビット
17を”H”にセットすることにより開始する。A−D
変換動作の開始とともに電源スイッチON−OFF制御
ビット25が”H”にセットされ電源スイッチ15がO
N状態になり逐次比較動作を行うための分圧電圧24を
コンパレータ11に供給することが許可される。A−D
変換動作は外部端子7から与えられるアナログ入力21
とラダー抵抗13により分圧された基準電圧23の比較
動作がコンパレータ11で行われ、その出力を逐次比較
レジスタ12に逐次格納し、その時の逐次比較レジスタ
12の出力データによってラダー抵抗13の分圧比を決
定し、上記分圧電圧出力手段14を制御して次の比較動
作を行うためにコンパレータ11へ比較電圧24を与え
るという動作を逐次比較レジスタ12が全ビット確定さ
れるまで最上位ビットから1ビットずつ順にハ−ドウェ
アですべて自動的に行われる。次いで,逐次比較レジス
タ12の全ビットが確定するとA−D制御レジスタ16
のA−D変換開始・終了ビット17がハ−ドウェアによ
り”L”にセットされ、同時にCPU2へA−D変換終
了割り込み22を送信する。ここで、A−D変換開始・
終了ビット17と電源スイッチON−OFF制御ビット
18は互いに同一レジスタの同一ビットつまり上記A−
D制御レジスタ16の例えば最下位ビット25唯1個か
ら構成され、この最下位ビット25が”L”にセットさ
れるのと同期して、電源スイッチ15をOFFする制御
信号26が出力し、電源スイッチ15がOFF状態にな
り、上記ラダー抵抗13に電流は流れなくなるので、A
−D変換動作完了後にラダー抵抗7で無駄な電力は消費
されない。
作は外部端子10からA−D変換開始信号19を入力し
A−D制御レジスタ16のA−D変換開始・終了ビット
17を”H”にセットすることにより開始する。A−D
変換動作の開始とともに電源スイッチON−OFF制御
ビット25が”H”にセットされ電源スイッチ15がO
N状態になり逐次比較動作を行うための分圧電圧24を
コンパレータ11に供給することが許可される。A−D
変換動作は外部端子7から与えられるアナログ入力21
とラダー抵抗13により分圧された基準電圧23の比較
動作がコンパレータ11で行われ、その出力を逐次比較
レジスタ12に逐次格納し、その時の逐次比較レジスタ
12の出力データによってラダー抵抗13の分圧比を決
定し、上記分圧電圧出力手段14を制御して次の比較動
作を行うためにコンパレータ11へ比較電圧24を与え
るという動作を逐次比較レジスタ12が全ビット確定さ
れるまで最上位ビットから1ビットずつ順にハ−ドウェ
アですべて自動的に行われる。次いで,逐次比較レジス
タ12の全ビットが確定するとA−D制御レジスタ16
のA−D変換開始・終了ビット17がハ−ドウェアによ
り”L”にセットされ、同時にCPU2へA−D変換終
了割り込み22を送信する。ここで、A−D変換開始・
終了ビット17と電源スイッチON−OFF制御ビット
18は互いに同一レジスタの同一ビットつまり上記A−
D制御レジスタ16の例えば最下位ビット25唯1個か
ら構成され、この最下位ビット25が”L”にセットさ
れるのと同期して、電源スイッチ15をOFFする制御
信号26が出力し、電源スイッチ15がOFF状態にな
り、上記ラダー抵抗13に電流は流れなくなるので、A
−D変換動作完了後にラダー抵抗7で無駄な電力は消費
されない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 直列接続された複数の抵抗より成るラダ
ー抵抗と、このラダー抵抗の電源スイッチと、上記ラダ
ー抵抗の各抵抗の両端を開閉する複数のスイッチング素
子より成り、所定の大きさの分圧電圧を出力する分圧電
圧出力手段と、この分圧電圧出力手段の出力が外部から
入力されるアナログ入力に一致するように比較するコン
パレータと、このコンパレータの出力にもとづき上記分
圧電圧出力手段を制御する逐次比較レジスタと、外部か
らのA−D変換開始信号にもとづき設定され、A−D変
換の開始・終了命令を与えるA−D変換開始・終了ビッ
トと上記電源スイッチのオン・オフ命令を与えるON−
OFF制御ビットとを有するA−D制御レジスタとを備
えた集積回路において、上記A−D変換開始・終了ビッ
トとON−OFF制御ビットとを、A−D制御レジスタ
の1個の共通のビットにより構成したことを特徴とする
集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18199391A JPH057157A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18199391A JPH057157A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057157A true JPH057157A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16110452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18199391A Pending JPH057157A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057157A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206056A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Fujitsu Ltd | Ad変換回路及びマイクロコントローラ |
JP2011078145A (ja) * | 2011-01-20 | 2011-04-14 | Panasonic Corp | 逐次比較型a/dコンバータ |
JP2011081517A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Toppan Printing Co Ltd | バンドギャップリファレンス回路及びこれを備えるadコンバータ、並びに、バンドギャップリファレンス回路の調整方法 |
CN102838876A (zh) * | 2012-09-27 | 2012-12-26 | 南通东南公路工程有限公司 | 一种路桥用环氧沥青组合料及其制备方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58103226A (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-20 | Nec Corp | 抵抗ストリング型荷重回路 |
JPS615626A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-11 | Nec Corp | 半導体集積回路 |
JPH0322623A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-31 | Nec Corp | A/dコンバータ回路 |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP18199391A patent/JPH057157A/ja active Pending
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