JP3812955B2 - 現像剤用キャリアおよびそれを使用した画像形成方法 - Google Patents
現像剤用キャリアおよびそれを使用した画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3812955B2 JP3812955B2 JP20907393A JP20907393A JP3812955B2 JP 3812955 B2 JP3812955 B2 JP 3812955B2 JP 20907393 A JP20907393 A JP 20907393A JP 20907393 A JP20907393 A JP 20907393A JP 3812955 B2 JP3812955 B2 JP 3812955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- carrier
- toner
- developer
- image carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/10—Developers with toner particles characterised by carrier particles
- G03G9/113—Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
- G03G9/1132—Macromolecular components of coatings
- G03G9/1133—Macromolecular components of coatings obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/0005—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
- G03G21/0064—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using the developing unit, e.g. cleanerless or multi-cycle apparatus
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/10—Developers with toner particles characterised by carrier particles
- G03G9/107—Developers with toner particles characterised by carrier particles having magnetic components
- G03G9/1075—Structural characteristics of the carrier particles, e.g. shape or crystallographic structure
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/10—Developers with toner particles characterised by carrier particles
- G03G9/113—Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto
- G03G9/1132—Macromolecular components of coatings
- G03G9/1135—Macromolecular components of coatings obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2221/00—Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
- G03G2221/0005—Cleaning of residual toner
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は,電子写真プリンタ,ファクシミリ等において使用される静電荷像現像用現像剤の構成要素である現像剤用キャリア,およびこの現像剤用キャリアとトナーとを混合してなる現像剤によって形成される磁気ブラシを近接させた領域において画像担体表面の残留磁性トナーの回収と静電荷像の顕像化とを併せて行なう画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来電子写真法を応用したプリンタ,ファクシミリ等においては,例えば円筒状に形成した感光体ドラム上に情報に対応した静電荷像を形成し,感光体ドラムと対向して設けた永久磁石部材を内蔵する現像ロールにより,磁性現像剤を吸着搬送し,現像領域において磁気ブラシを形成すると共に,この磁気ブラシによって前記感光体ドラム上の静電荷像形成面を摺擦し,トナー像として顕像化する。そしてこの顕像化したトナー像を記録紙に転写した後,熱定着するのが最も一般的な手段である。
【0003】
この場合トナー像を記録紙に転写した後においても,画像担体である感光体ドラム上にはトナーが若干残留しているため,この残留トナーを除去するためのクリーニング装置を設けているのが通常である。このため感光体ドラムの周辺に上記クリーニング装置のためのスペースを確保しなければならず,画像形成装置全体のコンパクト化を阻害するという問題点がある。
【0004】
一方装置全体の小型化を図る手段の例として,上記クリーニング装置を省略し,感光体ドラムと現像ロールとが対向する領域において,感光体ドラム上に残留するトナーの回収と静電荷像の顕像化とを併せて行なう,所謂現像清掃器を設けたものがある(例えば特開平4-86878 号公報参照)。このようにクリーニング装置を省略した画像形成装置においては,トナーと球形状に形成した磁性キャリアとを混合してなる磁性現像剤を使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のように球形状に形成した磁性キャリアを使用した場合には,磁性キャリアの比表面積が小であるため,トナーとの接触面積が必然的に小となる結果,トナーの摩擦帯電量が小となり,画像濃度が低く,鮮明な画像を形成することができないという問題点がある。
【0006】
また精細な画像を形成するために,磁性キャリアを小粒径化すると,薄い現像剤層が形成され,解像度の高い,高品質の画像を得ることができるが,現像手段による磁性キャリアに対する磁気的保持力が不足する結果,キャリア飛散が増加し,現像手段近傍の汚染,画質の低下等を惹起するという問題点がある。
【0007】
更に上記のようにトナーの回収と静電荷像の顕像化とを併せて行う現像清掃器を使用して,感光体ドラム1回転につき1回現像を行なった場合,記録紙にトナー像を転写した後の残留トナーが感光体ドラムに存在した際に,現像清掃部で残留トナーが完全に回収されず,現像後においても前の静電荷像形成部に付着残留していることがある。
【0008】
上記のような残留トナーの回収不良があると,得られた画像の品質を著しく低下させるという問題点がある。一方このような問題点を解決するために,感光体ドラム2回転につき1回現像を行なう手段を使用し,前記残留トナーの完全回収を行なう方式もあるが,このような方式においては,必然的に画像形成速度が低下し,情報伝達の迅速化の要請に応えられない場合があるという問題点がある。
【0009】
本発明は,上記従来技術に存在する問題点を解決し,画質の向上が可能であると共に,画像担体表面の残留トナー回収が完全であり,かつ装置全体の小型化が可能である静電荷像現像に使用する現像剤用キャリアおよびそれを使用した画像形成方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,まず第1の発明においては,画像担体上に静電荷像を形成し,トナーと現像剤用キャリアとを混合してなる現像剤によって形成される磁気ブラシにより画像担体の表面を摺擦し,顕像化したトナー像の記録材上への転写を行なうと共に,前記磁気ブラシによる前記画像担体表面の摺擦時に,直前の転写終了後の画像担体の表面に残留したトナーの除去と静電荷像の顕像化とを併せて行なう画像形成方法にて使用する現像剤用キャリアであって,重量平均粒径10〜50μmの非球形状に形成した鉄粉粒子の表面を樹脂材料によって被覆する,という技術的手段を採用した。
【0011】
本発明において鉄粉粒子の粒径が小であると,所謂キャリア飛散が発生して画像担体の表面に付着して画質を低下させることとなり,一方粒径が大であると画像が荒れ易くなる。従って鉄粉粒子の重量平均粒径(以下単に「平均粒径」と記述する)は10〜50μmの範囲とするのがよい。
なお,本発明において,キャリアの平均粒径は,鉄粉の粒度分布の測定では慣用されている方法であるフルイ分け法によって測定した粒度分布から算出した値である。
すなわち,振動フルイ機に所定の開口部を有するJIS規格の直径200mmの所定数のフルイをセットした後,100gのサンプルを精秤し,最上部のフルイ中に静かにかつ均一に装入し,蓋を閉塞して15分間分級する。分級後,各フルイに回収された量を精秤し,次式によって算出する。
D= Σd i w i /W
但し D :平均粒径
d i :各フルイの粒度 ( 各フルイの目の大きさ)
w i :所定粒度回収重量
W :全回収重量
【0012】
上記のような鉄粉粒子は,粉砕鉄粉,還元鉄粉の何れでもよく,形状としては,多面体形,多面形状,鱗状,偏平状,不定形状等の非球形状に形成し,比表面積を大にすることが好ましい。
【0013】
また本発明の現像剤用キャリアは,上記の鉄粉粒子の表面を樹脂材料によって被覆して形成するのであるが,このような樹脂材料としては,P−クロルスチレン,メチルスチレン等のスチレン類:塩化ビニル,臭化ビニル,フッ化ビニル等のハロゲン化ビニル類:酢酸ビニル,プロピオン酸ビニル,ベンゾエ酸ビニル,酢酸ビニル等のビニルエステル類:アクリル酸メチル,アクリル酸エチル,アクリル酸ルーブチル,アクリル酸イソブチル,アクリル酸ドデシル,アクリル酸n−オクチル,アクリル酸3−クロルエチル,アクリル酸フェニル,α−クロルアクリル酸メチル,メタアクリル酸ブチル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸のエステル類:アクリルニトリル,メタアクリロニトリル,アクリルアミド,ビニルメチルエーテル,ビニルイソブチルエーテル,ビニルエチルエーテル等のビニルエーテル類:ビニルエチルケトン,ビニルヘキシルケトン,メチルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類などの単量体を重合させたホモポリマー又はコポリマー,あるいはこの他の樹脂としてエポキシ樹脂,シリコーン樹脂,ロジン変性フェノールホルマリン樹脂,セルローズ樹脂,ポリエーテル樹脂,ポリビニルブチラール樹脂,ポリエステル樹脂,スチレン−ブタジエン樹脂,ポリウレタン樹脂,ポリカーボネート樹脂,4フッ化エチレン等のフッ素樹脂などを単独でもしくはブレンドして使用することができる。
【0014】
このうち,スチレン−アクリル系樹脂,シリコーン樹脂,エポキシ樹脂,スチレン−ブタジエン樹脂,セルローズ樹脂等が特に有用である。
本発明の現像剤用キャリアは,例えば次のようにして作製することができる。まず樹脂を適当に溶解するが溶剤として,例えばベンゼン,トルエン,キシレン,メチルエチルケトン,テトラヒドロフラン,クロロホルム,ヘキサン等を使用することができる。また樹脂をエマルジエンとして使用することもできる。樹脂溶液又はエマルジョンは鉄粉粒子の表面を均一に被覆するようにスプレーする。均一な表面被覆を得るために,鉄粉粒子を流動状態に維持するのが好ましい。この目的にはスプレードライヤー又は流動床等を使用することが望ましい。樹脂溶液のスプレーは約200℃以下,好ましくは約100〜150℃の雰囲気で行い,溶剤を迅速に除去する。この工程で樹脂被覆の乾燥まで行う。また樹脂エマルジョンの場合,スプレーは,常温〜100℃で行い,樹脂を鉄粉粒子表面に融着させる。
【0015】
次に前記の目的を達成するために,第2の発明においては,画像担体上に静電荷像を形成し,トナーと平均粒径10〜50μmの非球形状に形成した鉄粉粒子の表面を樹脂材料によって被覆した現像剤用キャリアとを混合してなる現像剤によって形成される磁気ブラシにより画像担体の表面を摺擦し,顕像化したトナー像の記録材上への転写を行なうと共に,前記磁気ブラシによる前記画像担体表面の摺擦時に,直前の転写終了後の画像担体の表面に残留したトナーの除去と静電荷像の顕像化とを併せて行う,という技術的手段を採用した。
【0016】
本発明において,転写後の画像担体表面を静電荷像形成前に照射する全面露光手段を設け,または画像担体の磁気ブラシ摺擦部位より画像担体移動方向上流側に,導電性材料からなる除電手段を画像担体表面に接触させて設けることができる。
【0017】
上記の画像形成方法における現像剤の搬送方式は特に限定されないが,現像剤を構成する磁性キャリアの磁気的凝集を防止するために,少なくともスリーブを回転させる方式が望ましい。従ってスリーブのみを回転させる方式の他に,スリーブと永久磁石部材とを同方向に回転させる方式(例えば特公昭57−12148号公報参照)若しくは逆方向に回転させる方式でもよい。
【0018】
現像ギャップ(現像位置における画像担体とスリーブとのギャップ)は,磁気ブラシと画像担体との接触幅を確保すると共に,残留トナーの回収作用を確実にするために,1.0mm以下とする必要があり,磁気ブラシが画像担体に軟かく接触するために,0.2mm以上とすることが望ましい。好ましい範囲は0.3〜0.6mmである。またドクターギャップは,上記現像ギャップに応じて設定すればよい。
【0019】
【作用】
上記の構成により,現像清掃領域における磁気ブラシの残留トナーに対する剥離回収作用を向上させることができ,静電荷像形成前における画像担体の表面の清掃工程を省略した画像形成手段においても,静電化荷像形成部の残留トナーを完全に回収することができ,鮮明かつ高品質の画像を得ることができる。なお本発明の静電荷像現像用現像剤は,静電荷像形成前において画像担体の表面の清掃を行なう画像形成方法に対しても,当然に使用可能である。
【0020】
【実施例】
まず軟鋼屑を一次粉砕した後,油焼,選鉱等の工程を経た後,窒化処理して脆い一次粒子を形成する。この一次粒子を粉砕処理した後,分級して平均粒径が夫々10μm,30μm,50μm,70μmの鉄粉粒子を得た。これらの鉄粉粒子は多面形状,偏平状を呈する非球形状であり,体積固有抵抗は4×104 Ω・cmであった。次にこの鉄粉粒子に流動床中においてスチレン−アクリル系エマルジョンで被覆し,体積固有抵抗6×108 Ω・cmの現像剤用キャリアを得た。
【0021】
一方比較例として球形状の鉄粉粒子からなる現像剤用キャリアを次の要領で作製した。すなわち上記一次粒子の粉砕処理後,脱窒処理し,表面を酸化,還元処理して分級後,平均粒径30μmの球形状の現像剤用キャリア(樹脂被覆なし)を得た。この現像剤用キャリアの体積固有抵抗は8×107 Ω・cmであった。
【0022】
次に下記の原材料配合により,荷電型磁性トナーを作製した。
スチレン−nブチルメタクリレート 50重量部
(Mw=21×104 ,Mn=1.6×104 )
マグネタイト(戸田工業製 EPT500) 45重量部
ポリプロピレン(三洋化成製 ビスコール550P) 3重量部
荷電制御剤(オリエント化学製 ボントロンE−81) 2重量部
上記配合の原料を,加熱ローラを有するニーダで30分間混練を行ない,冷却,固化後,粉砕,分級を行なって,平均粒径9μmの磁性トナーとした。この磁性トナーの体積固有抵抗は3×1014Ω・cmであった。
【0023】
なお上記体積固有抵抗は,測定すべきサンプルを数十mg採取し,ダイヤルゲージを改良した3.05mmφ(断面積0.073cm2)のテフロン(商品名)製絶縁シリンダ中に充填し, 0.1kgf の圧力を印加した状態で,D.C.4000V/cm の電場で荷電型磁性トナーに対するものを,またD.C.200V/cm の電場で現像剤用キャリアに対するものを測定して算出した。測定には横河ヒューレッドパッカード製絶縁抵抗計(4329A型)を使用した。
【0024】
上記現像剤用キャリアと磁性トナーとを混合してトナー濃度30重量%の現像剤を作製し,次に記述する画像形成手段により画像評価した。
次に図1は本発明の実施例における画像形成手段の例を示す要部構成説明図である。図1において,1は画像形成ユニットであり,後述する構成部材を収容すると共に,コントロールユニット2上に一体に設けられている。3は感光体ドラムであり,円筒状に形成され,外周面に酸化亜鉛若しくは有機半導体からなる感光層(図示せず)を備え,画像形成ユニット1内に矢印方向に回転可能に設けられる。4は帯電器,5は後述するように形成した現像清掃器,6は転写器であり,夫々感光体ドラム3の外周近傍に設けられる。8はマグネットロールであり,現像清掃器5に回転可能に設けられると共に感光体ドラム3に臨むように形成されている。
【0025】
次に9は定着器であり,画像形成ユニット1の記録紙経路10の下流側に設けられ,加熱ロール19および加圧ロール20を圧接回転可能に形成して構成される。なお加熱ロール19および加圧ロール20は各々外径を20mmに形成し,線圧0.5kg/cm で圧接させて構成する。加熱ロール19は例えばアルミニウムからなる芯材の外周に電気抵抗材料からなる発熱体を設けると共に,その外周に例えばPTFEからなる離型性層を10μm程度被着させて構成する。一方加圧ロール20は前記加熱ロール19と同様な材料からなる芯材の外周に,例えばシリコンゴムからなる外層を被着させて構成する。
【0026】
上記の構成により,コントロールユニット2を介して画像形成ユニット1内の夫々の構成部材を駆動状態若しくは作動状態とし,レーザスキャナ16に情報若しくは画像に対応する電気信号を入力させる。次に感光体ドラム3は帯電器4により表面を一様に帯電され,この帯電された表面に前記電気信号によるレーザビームが照射されて静電荷像が形成される。そしてこの静電荷像は,現像清掃器5においてマグネットロール8によって吸着搬送される磁性現像剤により,トナー像として顕像化され,転写器6により記録紙経路10を移動する記録紙(図示せず)上に転写される。なお転写後に感光体ドラム3上に残留する磁性トナーは,上記現像清掃器5における静電荷像の顕像化(現像)時において,感光体ドラム3上から同時に除去される。
【0027】
次にトナー像を担持する記録紙は定着器9に給送され,加熱ロール19の熱が記録紙上のトナー像に伝播され,磁性トナーを構成する結着樹脂が溶融し,定着が行なわれるのである。
【0028】
図2は図1におけるマグネットロール8を示す要部拡大横断面図である。図2において,マグネットロール8は例えばハードフェライトのような焼結粉末磁石材料により円柱状に一体成形し,若しくは強磁性磁石材料粉末とバインダーとの混合物により円柱状に一体成形してなる永久磁石部材21と,例えばアルミニウム合金若しくはステンレス鋼等の非磁性材料によって中空円筒状に形成したスリーブ22とを同軸的に設けて形成する。
【0029】
永久磁石部材21の外周面には軸方向に延びる複数個の磁極を設け,特定の磁極(例えばN極)を感光体ドラム3と対向させて固定する。なおスリーブ22は永久磁石部材21の回りを反時計方向に回転することにより,磁性現像剤(図示せず)を吸着して,感光体ドラム3に搬送するように形成する。
【0030】
上記の構成により,マグネットロール8と感光体ドラム3とが対向する領域においては,磁極Nにより磁性現像剤による磁気ブラシ23が形成され,感光体ドラム3の表面を摺擦する。従って前記図1に示す転写器6を通過後においても感光体ドラム3上に残留する磁性トナーは,磁気ブラシ23によって除去回収されると共に,感光体ドラム3上に形成された静電荷像が現像される。すなわち磁性現像剤中の磁性トナーが前記静電荷像に付着して顕像化したトナー像となるのである。
【0031】
次に前記鉄粉キャリアと荷電型磁性トナーとを混合してなる現像剤を使用し,図1に示す画像形成ユニット1により,画像形成を行なった結果について記述する。まず感光体ドラム3を帯電器4によって−550Vに一様帯電させ,表面速度60mm/秒で矢印方向に回転させる。
【0032】
現像清掃器5を構成するマグネットロール8は,SUS304からなるスリーブの外径を20mmとし,矢印方向に150r.p.m.で回転させる。なお図2に示す永久磁石部材21は7極着磁とし,スリーブ22上の表面磁束密度を700Gとした。なおスリーブ22には−400Vのバイアス電圧を印加し,ドクターギャップおよび現像ギャップを各々0.35mmおよび0.3mmとした。また転写後の熱ロール定着は,温度180℃,線圧1kgf/cmで行なった。
【0033】
表1は前記のようにして作製した現像剤を使用して画像形成した結果を示す表である。
【0034】
【表1】
【0035】
表1から明らかなように,比較例のものは球形状であり,かつ樹脂被覆のないキャリアを使用したものであるため,トナーの摩擦帯電量が小であり,画像濃度が不充分であると共に,キャリア付着が発生している。これに対して実施例のものにおいては,非球形状に形成した鉄粉粒子に樹脂被覆を施したことにより,トナーの摩擦帯電量を向上させ得ることができ,画像濃度および解像度が高く,かつキャリア付着のない画像が得られる。但し,キャリアの平均粒径が70μmのものは,画像濃度および解像度が不充分である。
【0036】
図3は本発明の他の実施例における画像形成手段を示す要部構成説明図であり,(a)は全面露光手段を設けたもの,(b)は除電ロールを設けたもの,(c)は除電ブラシを設けたものを夫々示す。まず図3(a)に示すものは,除電ランプ25を転写後の感光体ドラム3の表面を照射するように設けたものである。このように構成することにより,転写後に感光体ドラム3の表面に残留する磁性トナーの帯電電位を消滅若しくは低下させ,現像清掃器5における現像清掃作用を向上させることができる。
【0037】
図3(b),(c)に示すものは,導電性弾性材料からなる除電ロール26,除電ブラシ27を感光体ドラム3の表面に接触させて設けると共に,0〜400Vの電圧を印加する。このように構成することにより,感光体表面に残留する磁性トナーの帯電電位を消滅させると共に,除電ロール26,除電ブラシ27の摺擦作用によって残留する磁性トナーを機械的に移動させ,現像清掃器5における現像清掃作用を向上させ得るのである。
【0038】
上記の実施例においては,現像剤用キャリアと磁性トナーとを混合し,トナー濃度30重量%としたものについて記述したが,この場合トナー濃度は10〜90重量%,好ましくは10〜40重量%の範囲とするのがよい。また非磁性トナーと混合した現像剤としてもよく,この場合トナー濃度は2〜9重量%とするのが好ましい。
【0039】
【発明の効果】
本発明は以上記述のような構成および作用であるから,小粒径かつ非球形状のキャリアを使用することにより,画質を向上させ得ると共に,キャリア飛散を防止することができる。また現像清掃領域における磁気ブラシの残留トナーに対する剥離回収作用を向上させることができ,画像担体の表面の清掃手段若しくは清掃工程を省略した画像形成の場合においても,残留トナーを完全に回収することができる。従って鮮明かつ高品質の画像を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における画像形成手段の例を示す要部構成説明図である。
【図2】図1におけるマグネットロール8を示す要部拡大横断面図である。
【図3】本発明の他の実施例における画像形成手段を示す要部構成説明図であり,(a)は全面露光手段を設けたもの,(b)は除電ロールを設けたもの,(c)は除電ブラシを設けたものを夫々示す。
【符号の説明】
3 感光体ドラム
5 現像清掃器
8 マグネットロール
Claims (4)
- 画像担体上に静電荷像を形成し,トナーと現像剤用キャリアとを混合してなる現像剤によって形成される磁気ブラシにより画像担体の表面を摺擦し,顕像化したトナー像の記録材上への転写を行なうと共に,前記磁気ブラシによる前記画像担体表面の摺擦時に,直前の転写終了後の画像担体の表面に残留したトナーの除去と静電荷像の顕像化とを併せて行なう画像形成方法にて使用する現像剤用キャリアであって,重量平均粒径10〜50μmの非球形状に形成した鉄粉粒子の表面を樹脂材料によって被覆したことを特徴とする現像剤用キャリア。
- 画像担体上に静電荷像を形成し,トナーと重量平均粒径10〜50μmの非球形状に形成した鉄粉粒子の表面を樹脂材料によって被覆した現像剤用キャリアとを混合してなる現像剤によって形成される磁気ブラシにより画像担体の表面を摺擦し,顕像化したトナー像の記録材上への転写を行なうと共に,前記磁気ブラシによる前記画像担体表面の摺擦時に,直前の転写終了後の画像担体の表面に残留したトナーの除去と静電荷像の顕像化とを併せて行なうことを特徴とする画像形成方法。
- 転写後の画像担体表面を静電荷像形成前に照射する全面露光手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の画像形成方法。
- 画像担体の磁気ブラシ摺擦部位より画像担体移動方向上流側に,導電性材料からなる除電手段を画像担体表面に接触させて設けたことを特徴とする請求項2記載の画像形成方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20907393A JP3812955B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 現像剤用キャリアおよびそれを使用した画像形成方法 |
DE69423940T DE69423940T2 (de) | 1993-08-24 | 1994-08-19 | Magnetische Trägerteilchen zur Entwicklung latenter, elektrostatischer Bilder und Bildherstellungsverfahren unter Anwendung desselben |
EP94112983A EP0650098B1 (en) | 1993-08-24 | 1994-08-19 | Magnetic carrier for developing latent electrostatic images and image forming method using the carrier |
US08/292,957 US5483329A (en) | 1993-08-24 | 1994-08-22 | Carrier for developer and method of electrophotographically forming visual image using same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20907393A JP3812955B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 現像剤用キャリアおよびそれを使用した画像形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0764342A JPH0764342A (ja) | 1995-03-10 |
JP3812955B2 true JP3812955B2 (ja) | 2006-08-23 |
Family
ID=16566812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20907393A Expired - Fee Related JP3812955B2 (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 現像剤用キャリアおよびそれを使用した画像形成方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5483329A (ja) |
EP (1) | EP0650098B1 (ja) |
JP (1) | JP3812955B2 (ja) |
DE (1) | DE69423940T2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4329898A1 (de) * | 1993-09-04 | 1995-04-06 | Marcus Dr Besson | Kabelloses medizinisches Diagnose- und Überwachungsgerät |
US5717983A (en) * | 1994-02-09 | 1998-02-10 | Hitachi Metals, Ltd. | Simultaneous developing/cleaning method using magnetic support member |
JPH07261454A (ja) * | 1994-03-17 | 1995-10-13 | Hitachi Metals Ltd | 二成分系現像剤 |
JP3232903B2 (ja) * | 1994-09-07 | 2001-11-26 | ミノルタ株式会社 | 静電潜像現像剤用キャリア |
JPH08194340A (ja) * | 1995-01-20 | 1996-07-30 | Hitachi Metals Ltd | 磁性現像剤用キャリアおよび画像形成方法 |
JPH08272156A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-18 | Hitachi Metals Ltd | 画像形成方法 |
JPH09251265A (ja) * | 1996-01-09 | 1997-09-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置およびそれに用いる電子写真感光体 |
US5912100A (en) * | 1996-01-31 | 1999-06-15 | Ricoh Company, Ltd. | Toner for developing electrostatic images |
US6160979A (en) * | 1998-11-10 | 2000-12-12 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US9965696B2 (en) | 2015-12-31 | 2018-05-08 | James Alves | Digital camera control system |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3278439A (en) * | 1963-09-10 | 1966-10-11 | Addressograph Multigraph | Developer mix |
US3847604A (en) * | 1971-06-10 | 1974-11-12 | Xerox Corp | Electrostatic imaging process using nodular carriers |
JPS52105829A (en) * | 1976-03-01 | 1977-09-05 | Toshiba Corp | Developing agent for electronic photography |
JPS51127735A (en) * | 1975-04-14 | 1976-11-08 | Hoechst Ag | Method of tonor carrier particles for dry duplicator operated by magnetic brush method |
JPS58117554A (ja) * | 1982-01-04 | 1983-07-13 | Kanto Denka Kogyo Kk | 電子写真用キヤリア− |
JPS597370A (ja) * | 1982-07-02 | 1984-01-14 | Kanto Denka Kogyo Kk | 電子写真用キヤリア− |
JPS5926742A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-13 | Canon Inc | 電子写真用現像剤 |
JPS5938755A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-02 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 静電荷像現像用キヤリア |
US4517274A (en) * | 1982-08-31 | 1985-05-14 | Mita Industrial Co., Ltd. | Method for developing electrostatic latent images |
JPS5994763A (ja) * | 1982-11-22 | 1984-05-31 | Mita Ind Co Ltd | 磁気ブラシ現像用二成分系現像剤 |
US4478925A (en) * | 1983-03-03 | 1984-10-23 | Eastman Kodak Company | Method of preparing carrier particles for electrographic magnetic brush dry development |
JPS59182464A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-17 | Hitachi Ltd | 電子写真法 |
US4535047A (en) * | 1983-04-04 | 1985-08-13 | Allied Corporation | Ferromagnetic amorphous metal carrier particles for electrophotographic toners |
JPS6087352A (ja) * | 1983-10-19 | 1985-05-17 | Canon Inc | トナ−塗布方法 |
JPH0648399B2 (ja) * | 1984-02-17 | 1994-06-22 | 三田工業株式会社 | 静電像の現像方法 |
JPS6421503A (en) * | 1987-07-16 | 1989-01-24 | Nec Corp | Operation instruction receiving circuit for video tape recorder |
JPH01100574A (ja) * | 1987-10-14 | 1989-04-18 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP2675558B2 (ja) * | 1987-11-02 | 1997-11-12 | 株式会社東芝 | 画像形成装置 |
JPH0486878A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-19 | Toshiba Corp | 記録装置 |
EP0492665B1 (en) * | 1990-12-28 | 1998-06-03 | Kyocera Corporation | Electrophotographic electroconductive magnetic carrier, developer using the same and image formation method |
JP3187582B2 (ja) * | 1992-06-15 | 2001-07-11 | 京セラ株式会社 | 静電潜像用現像剤および画像形成方法 |
US5358818A (en) * | 1993-08-31 | 1994-10-25 | Eastman Kodak Company | Ortho-benzoic sulfimide as charge-controlling agent |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP20907393A patent/JP3812955B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-08-19 DE DE69423940T patent/DE69423940T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-19 EP EP94112983A patent/EP0650098B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-08-22 US US08/292,957 patent/US5483329A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0650098A1 (en) | 1995-04-26 |
DE69423940T2 (de) | 2000-12-28 |
DE69423940D1 (de) | 2000-05-18 |
EP0650098B1 (en) | 2000-04-12 |
JPH0764342A (ja) | 1995-03-10 |
US5483329A (en) | 1996-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5104266B2 (ja) | 静電潜像現像用キャリア、静電潜像現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP3812955B2 (ja) | 現像剤用キャリアおよびそれを使用した画像形成方法 | |
JPH0338588B2 (ja) | ||
JP3009576B2 (ja) | 二成分系現像剤およびそれを使用した画像形成方法 | |
US6134413A (en) | Carrier for magnetic developer and method of electrophotographically forming visual image | |
JP2879870B2 (ja) | 画像形成方法 | |
US5547795A (en) | Magnetic carrier for developer | |
JPH08160671A (ja) | 二成分系現像剤、現像方法及び画像形成方法 | |
JPH1031326A (ja) | 静電荷像現像用現像剤およびそれを使用した静電荷像現像方法 | |
JPH08227225A (ja) | 二成分系現像剤,現像方法及び画像形成方法 | |
US5669051A (en) | Method of electrostatically forming visual image | |
JPH0830078A (ja) | 画像形成方法 | |
JPH0822152A (ja) | 画像形成方法 | |
US20020031377A1 (en) | Electrophotographic image forming method, electrophotographic image forming apparatus and electrophotographic image forming process unit | |
JPH06332266A (ja) | 現像方法 | |
JP2752444B2 (ja) | 現像方法 | |
JPH09325611A (ja) | 画像形成方法 | |
JPH07209919A (ja) | 現像剤およびそれを利用した画像形成方法 | |
JPH07248682A (ja) | 画像形成方法 | |
JPH1039548A (ja) | 電子写真現像用フェライトキャリアおよびそれを用いた反転現像方法 | |
JPH07160052A (ja) | 二成分系現像剤 | |
JPS59210466A (ja) | 静電荷像現像方法 | |
JPS6354188B2 (ja) | ||
JPH06348118A (ja) | 現像装置 | |
JPH06250472A (ja) | 画像形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20040525 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040624 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060530 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |