JP3809273B2 - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、内層回路への埋め込み性に優れ、回路基板との接着性及びラミネート後の外層回路の平滑性に優れ、かつガラスクロスをほとんど用いず板厚を極薄にでき、さらに耐熱性と貯蔵安定性にすぐれた多層プリント配線板用エポキシ樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで、多層プリント配線板は、回路形成された内層回路基板上にガラスクロスまたはガラス不織布にエポキシ樹脂を含浸させた後、Bステージ化したプリプレグシートを重ね、さらにその上に銅箔を重ね加圧加熱一体成型を行うという製造方法が主として採用されている。しかし、この方法では、通常、まずガラスクロスまたはガラス不織布にエポキシ樹脂を含浸させBステージ化してプリプレグを作成するが、これに必要な設備は高価であり、プリプレグの生産性が悪いという欠点を有している。さらに多層化する為に銅箔を重ねて加圧加熱一体成形する諸設備も必要であり、最終製品を得るまでに相当の時間がかかり、プロセス経済性の観点から問題がある。また、根本的な問題として、ガラスクロスまたはガラス不織布を用いる為に、層間厚さを極薄化するにはこれらの材料の形状・強度保持の観点からその厚みに物理的限界があり、この限界厚さはかなりの大きな値であることが指摘されている。本発明はこの物理的限界値をいかに小さくするかに対応するものであり、プロセス経済性の改善に貢献するものである。
【0003】
特開平7−202418号には、高分子エポキシ樹脂を使用した接着剤付き銅箔についての記載があるが、該発明で製造された多層プリント配線板は、従来技術で製造された多層プリント配線板に比較し、耐熱性が劣るという欠点があった。本発明では、この耐熱性の改善にも貢献するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の技術ではなし得なかった、多層プリント配線板の低コスト化、および極薄化が可能で、高耐熱性でかつ貯蔵安定性のあるエポキシ樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本発明は、従来技術の問題を解決する手段を提供するものであり、式化1で表され 、 分子量が10,000〜200,000(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定した、標準ポリスチレン換算重量平均分子量である。以下、分子量というのは、この測定法による重量平均分子量をいう)のフェノキシ樹脂である(A)成分、エポキシ当量100g/eqから4,500g/eqの芳香族系エポキシ樹脂である(B)成分及び硬化剤である(C)成分から構成される組成物であって、(A)成分の割合が(A)成分と(B)成分の総重量に対して5重量%から95重量%である、熱硬化型絶縁層形成能を有するエポキシ樹脂組成物であり、
(B)成分のエポキシ樹脂が100g/eqから4,500g/eqのエポキシ当量範囲の芳香族系エポキシ樹脂であり、(A)成分中のハロゲン含有量と(B)成分中のハロゲン含有量の合計が、(A)成分と(B)成分の総重量に対して5重量%から40重量%であることを特徴とする、エポキシ樹脂組成物であり、そして、上記エポキシ樹脂組成物を銅箔に塗布してなることを特徴とする、プリント配線板用接着剤付き銅箔である。この接着剤付き銅箔は、内層回路基板にラミネート後熱硬化させることにより、極薄で耐熱性のある多層プリント配線板とすることができる。
【0006】
【化1】
【0007】
式中、Xは式化2及び式化3で表される化合物であり、Xが式化3である割合は全Xの8%以上であり、nは少なくとも21以上の値である。
【0008】
【化2】
【0009】
式中、R1、R2は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン原子から選ばれるものであり、Yは−SO2−、−CH2−、−C(CH32−、または−O−のいずれかであり、mは0または1の値である。R1、R2は同一であっても良いし、異なっていても良い。
【0010】
【化3】
【0011】
本発明におけるエポキシ樹脂組成物は、当然のことながら、従来技術で作製されるガラスエポキシ回路基板と少なくとも同等の耐熱性、難燃性、電気絶縁性等の様々な特性を満足し、且つ、銅箔に塗布した場合は、溶剤揮発後の銅箔カールや、裁断時の粉落ちがしないものであり、内層回路基板にラミネートした場合、内層回路埋め込み性を有するものである。
【0012】
(A)成分の分子量が10,000未満では、そのエポキシ樹脂組成物を銅箔に塗布し乾燥した後の接着剤付き銅箔が、銅箔カールや裁断時の粉落ち等を起こし不良品となる。また分子量が200,000を超えると、溶剤で希釈溶解しても、一般に工業的に利用されている40重量%から70重量%の濃度では、溶液粘度が高過ぎ、銅箔に塗布することが困難である。銅箔に塗布可能な溶液粘度にするために好ましくない溶剤を多量に加えなければならず、不経済であり、環境に対してもVOC(揮発性有機化合物)を可能なかぎり低減する方向にある現状では好ましいとは言い難い。こうしたことから、(A)成分の分子量は好ましくは11,000〜100,000、より好ましくは、15,000〜65,000である。
【0013】
次に、(A)成分と(B)成分の総量に占めるハロゲン含有量の適用濃度範囲について言及する。ハロゲンは、(A)成分のフェノキシ樹脂と(B)成分のエポキシ樹脂の少なくともどちらか一方に含有されていれば良いが、(A)成分と(B)成分のハロゲン含有量が5重量%未満では、本発明のエポキシ樹脂組成物において十分な難燃性を付与できない。また、5重量%以上では、どの濃度でも難燃性が付与可能となるが、40重量%以上の濃度にしても難燃性の向上は認められないことから、ハロゲン含有量を5重量%から40重量%の範囲に制御するのが実用的である。本発明において、ハロゲン元素の種類はいずれのものでも良いが、商業生産の観点からすると、市販されている臭素化物、塩素化物、フッ素化物を利用するのが良い。
【0014】
(A)成分のフェノキシ樹脂の製法は、二価フェノールとエピクロルヒドリンの直接反応による方法、二価フェノールのジグリシジルエーテルと二価フェノールの付加重合反応による方法が知られているが、本発明に用いられるフェノキシ樹脂はいずれの製法によるものであっても良い。
【0015】
二価フェノールとエピクロルヒドリンの直接反応の場合は、二価フェノールとして、9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン及び式化4で表される、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールF、臭素化ビスフェノールA、塩素化ビスフェノールA、フッ素化ビスフェノールA等が挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。単独で使用されても良いし、2種類以上を併用しても良い。この際、9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレンは、使用する全二価フェノールの8モル%以上含まれることが必要である。8モル%未満では、フルオレン骨格導入の効果が十分でなく、耐熱性のある硬化膜が得られないことがある。
【0016】
【化4】
Figure 0003809273
【0017】
式中、R1、R2は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン原子から選ばれるものであり、Yは−SO2−、−CH2−、−C(CH32−、または−O−のいずれかであり、mは0または1の値である。R1、R2は同一であっても良いし、異なっていても良い。
【0018】
二価フェノールのジグリシジルエーテルと二価フェノールの付加重合反応による方法の場合、式化5で表される二価フェノールのジグリシジルエーテル及び/または式化6で表される二価フェノールのジグリシジルエーテルをアミン系、イミダゾール系、トリフェニルフォスフィン、フォスフォニウム塩系等公知の触媒存在下に、9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン及び/または式化4で表される二価フェノールと、0.9:1〜1:1、好ましくは0.92:1〜0.99:1、最も好ましくは0.95:1〜0.98:1のフェノール性ヒドロキシル:エポキシ比を与える量で反応させることにより製造される。この際、9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン及び式化6で表される二価フェノールのジグリシジルエーテルの全モル%は、使用する二価フェノール及び二価フェノールのジグリシジルエーテルの8モル%以上であることが必要である。8モル%未満ではフルオレン骨格導入の効果が十分でなく、耐熱性のある硬化膜が得られず好ましくない。
【0019】
【化5】
Figure 0003809273
【0020】
式中、R1、R2は、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、またはハロゲン原子のいずれかであり、Yは−SO2−、−CH2−、−C(CH32−、または−O−のいずれかであり、mは0または1の値であり、lは0より大きい値である。R1、R2は同一であっても良いし、異なっていても良い。
【0021】
【化6】
Figure 0003809273
【0022】
式中lは、0より大きい値である。
【0023】
この様にして合成されたフェノキシ樹脂((A)成分)は、耐熱性、可撓性、難燃性のある物質であるが、それのみでは成型時の樹脂流れが小さく、回路埋め込み性がやや不足する場合が多い。従って、回路埋め込み性を持たす為に、さらに他のエポキシ樹脂を加えて加熱硬化させることが必要である。
【0024】
次に、エポキシ樹脂組成物の(A)成分と(B)成分の配合比率について言及する。(A)成分と(B)成分の総量中の(A)成分の割合が95重量%を超える場合は、内層回路基板にラミネートした時の内層回路埋め込み性が得られず好ましくない。また、一般に工業的に利用されている40重量%〜70重量%の濃度では、溶液粘度が高過ぎ、銅箔に塗布することが困難となる。銅箔に塗布可能な溶液粘度にするために好ましくない溶剤を多量に加えなければならず、不経済であり、環境に対してもVOC(揮発性有機化合物)を可能なかぎり低減する方向にある現状では好ましいとは言い難い。また5重量%未満の場合は、硬化した時の耐熱性が不足し、且つ、接着剤付き銅箔の塗膜性能が悪化し、銅箔カールや裁断時の粉落ちなどの現象を認められるようになる。こうしたことから、エポキシ樹脂組成物の(A)と(B)成分の総量中の(A)成分の割合は、好ましくは10重量%〜91重量%、より好ましくは40重量%〜80重量%である。
【0025】
(B)成分であるエポキシ樹脂としては、硬化後の可撓性、耐熱性等の物性を落とさず回路埋め込み性を持たすために、芳香族系で且つエポキシ当量が100g/eqから4,500g/eqのものが良い。エポキシ当量が4,500g/eqを超えると、十分な回路埋め込み性を得られず、且つ、架橋密度が低くなり望ましい耐熱性のある硬化膜が得られず好ましくない。また、脂肪族系のエポキシ樹脂では、回路埋め込み性は得られても耐熱性が低い。また、エポキシ当量が100g/eq未満では硬化物の架橋密度が密となり、固くて脆いものとなり、可撓性が無くなってしまう。このようなことから、(B)成分のエポキシ当量は好ましくは、130g/eq〜3,000g/eq、より好ましくは150g/eq〜2,000g/eqである。本発明組成物に適したエポキシ樹脂として、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールAとビスフェノールFとの共縮合型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン−フェノール系共縮合型エポキシ樹脂、及びそれらのハロゲン置換体等が挙げられるが、特にこれらに限定されるわけではない。これらエポキシ樹脂は単独で使用しても良いし、2種類以上を併用しても良い。
【0026】
(C)成分の硬化剤として種々の物が使用できる。例えば、ジシアンジアミド及びその誘導体、
2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール等のイミダゾール類及びその誘導体、
ビスフェノールA、ビスフェノールF、臭素化ビスフェノールA、ナフタレンジオール、ジヒドロキシビフェニル等の2価のフェノール化合物、
フェノール、クレゾール、ビスフェノールA、ナフトール、ナフタレンジオール等フェノール類とホルムアルデヒド等のアルデヒド類やケトン類との縮合反応により得られるノボラック型フェノール樹脂、
フェノール、クレゾール、ビスフェノールA、ナフトール、ナフタレンジオール等フェノール類とキシリレングリコールとの縮合反応等により得られるアラルキル型フェノール樹脂等のフェノール系化合物類、
無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸等酸無水物系化合物類、
ジアミノジフェニルメタン、トリエチレンテトラミン、イソホロンジアミン、ダイマー酸等の酸類とポリアミン類との縮合反応等により得られるポリアミドアミン等のアミン系化合物類、
アジピン酸ジヒドラジド、イソフタル酸ジヒドラジド等のヒドラジド類等通常使用されるエポキシ樹脂用硬化剤等が、
挙げられるが、特にこれらに限定されるわけではない。これらの硬化剤は単独で使用しても良いし、2種類以上を併用しても良い。
【0027】
本発明に於けるエポキシ樹脂組成物には、銅箔に塗布するときに適度の粘性を保つために溶剤を用いても良い。粘度調整用の溶剤としては、100℃〜160℃で溶剤を乾燥する時にエポキシ樹脂組成物中に残存しないものであり、具体的には、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジオキサン、エタノール、イソプロピルアルコール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、シクロヘキサノン等が挙げられるが、特にこれらに限定されるわけではない。これらの溶剤は単独で使用しても良いし、2種類以上を併用しても良い。
【0028】
本発明のエポキシ樹脂組成物には、耐熱性及び難燃性の付与、低線膨張率化等の為に、シリカ、炭酸カルシウム、タルク、水酸化アルミニウム、アルミナ、マイカ等を、また、接着力改善の為にエポキシシランカップリング剤や、ゴム成分等をエポキシ樹脂組成物の硬化物物性を落とさない程度に加えても良い。
【0029】
本発明のエポキシ樹脂組成物には、必要に応じて硬化促進剤を用いても良い。例えば、アミン系、イミダゾール系、トリフェニルフォスフィン、フォスフォニウム塩系等公知の種々の硬化促進剤が使用できるが、特にこれらに限定されるわけではない。硬化促進剤を使用する場合は、エポキシ樹脂に対し0.01重量%〜10重量%の範囲が好ましい。10重量%を超えると、接着剤付き銅箔としての貯蔵安定性が悪化するという問題であり、好ましくない。
【0030】
本発明のエポキシ樹脂組成物を前述した様な溶剤で15,000cps以下望ましくは10,000cps以下の粘度に調整し、一定の硬化時間を持つように適量の硬化剤を加え、場合によっては硬化促進剤も加えてワニス化し、銅箔に塗布し100℃〜160℃で溶剤を揮発させ接着剤付き銅箔を得る。得られた接着剤付き銅箔を、ドライラミネーター等により内層回路基板にラミネートし加熱硬化させることにより、外層銅箔を有する多層プリント配線板を作成することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態に基づき本発明を具体的に説明する。以下の合成例、実施例及び比較例に於いて、「部」は「重量部」を示す。
【0032】
【合成例1】
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、具体的にはYD−128(東都化成製、エポキシ当量186.5g/eq)を56.9部、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂、具体的にはYDB−400(東都化成製、エポキシ当量398.4g/eq、軟化点70℃、臭素含有量49.2%)を203.5部、9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(アドケムコ製、水酸基当量175.2g/eq)を140.2部、シクロヘキサノンを171.7部、触媒として2エチル4メチルイミダゾール(四国化成製、以下、2E4MZと略す)0.16部を、撹拌装置、温度計、冷却管、窒素ガス導入装置を備えた4つ口のガラス製セパラブルフラスコに仕込み、反応温度を145℃〜160℃に保ち10時間撹拌した後、シクロヘキサノン68.7部、メチルエチルケトン360.5部を加えて、エポキシ当量20,700g/eq、臭素含有量25.0%、固形分濃度40.0%(以後NV.と略す)、溶液粘度2,600cps/25℃、重量平均分子量38,800のフェノキシ樹脂のシクロヘキサノン・メチルエチルケトン混合ワニスを991部得た。この樹脂を、合成樹脂ワニスIとした。
【0033】
【合成例2】
ビスフェノールA型エポキシ樹脂具体的にはYD−128(前述)を226.3部、テトラブロムビスフェノールAを208.8部、ビスフェノールAを14.4部、9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(前述)を42.0部、メチルイソブチルケトンを175.5部、触媒としてトリフェニルフォスフィン(北興化学製)0.29部を、撹拌装置、温度計、冷却管、窒素ガス導入装置を備えた4つ口のガラス製セパラブルフラスコに仕込み、反応温度を115℃〜125℃に保ち10時間撹拌した後、メチルイソブチルケトン226.6部を加え、エポキシ当量6,058g/eq、臭素含有量24.9%、NV.55.0%、溶液粘度3,520cps/25℃、重量平均分子量17,800のフェノキシ樹脂のメチルイソブチルケトンワニスを885部得た。この樹脂を、合成樹脂ワニスIIとした。
【0034】
【合成例3】
ビスフェノールA型エポキシ樹脂、具体的にはYD−128(前述)を207.9部、9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(前述)を191.5部、シクロヘキサノンを239.6部、触媒として2E4MZ(前述)0.16部を、撹拌装置、温度計、冷却管、窒素ガス導入装置を備えた4つ口のガラス製セパラブルフラスコに仕込み、反応温度を145℃〜160℃に保ち8時間撹拌した後、メチルエチルケトンを359.5部を加えて、エポキシ当量13,516g/eq、臭素含有量0%、NV.40.0%、溶液粘度5,000cps/25℃、重量平均分子量29,500のフェノキシ樹脂のシクロヘキサノン・メチルエチルケトン混合ワニスを988部得た。この樹脂を、合成樹脂ワニスIIIとした。
【0035】
【実施例1】
合成例1で得られた合成樹脂ワニスIを250.0部とエポキシ樹脂としてYD−128(前述)10.00部、硬化剤としてジシアンジアミド(日本カーバイト製、以後DICYと略す)0.56部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)0.1部、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを15.8部加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た。このワニスを厚さ35μmの銅箔(三井金属鉱業製)のアンカー面に溶剤乾燥後の樹脂厚みが60μmになるようにローラーコーターにて塗布し、130℃〜150℃、5分〜15分間溶剤乾燥を行って接着剤付き銅箔を得た。一方、模擬内層回路基板として、線間200μmピッチの銅黒化処理済みのガラスエポキシ銅張両面板積層板を用いた。この模擬内層回路基板の両面に前記の接着剤付き銅箔をドライラミネーターでラミネートし、180℃、2時間加熱硬化させて、外層絶縁層厚みが50μmの4層のプリント配線板を得た。
【0036】
【実施例2】
合成例1で得られた合成樹脂ワニスIIを250.0部とエポキシ樹脂としてYD−128(前述)100.0部、硬化剤としてDICY(前述)5.63部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)0.3部、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを158.4部加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た以外は実施例1と全く同様にプリント配線板を得た。
【0037】
【実施例3】
合成例2で得られた合成樹脂ワニスIを250.0部とエポキシ樹脂としてYDB−400(前述)100.0部及びYD−014(東都化成製、エポキシ当量954g/eq、軟化点98℃、ビスフェノールA型エポキシ樹脂)800.0部、硬化剤としてDICY(前述)11.44部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)1.5部、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを1,368.1部加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た以外は実施例1と全く同様にプリント配線板を得た。
【0038】
【実施例4】
合成例1で得られた合成樹脂ワニスIを250.0部とエポキシ樹脂としてYDCN−704(東都化成製、エポキシ当量208g/eq、軟化点92℃、オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂)50.00部、硬化剤としてDICY(前述)2.50部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)0.2部、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを78.8部加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た以外は実施例1と全く同様にプリント配線板を得た。
【0039】
【実施例5】
合成例2で得られた合成樹脂ワニスIIIを181.8部とエポキシ樹脂としてYDCN−704(前述)25.00部、硬化剤としてDICY(前述)1.25部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)0.1部、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを26.3部加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た以外は実施例1と全く同様にプリント配線板を得た。
【0040】
【実施例6】
合成例3で得られた合成樹脂ワニスIIIを250.0部とエポキシ樹脂としてYDB−400(前述)25.00部、硬化剤としてDICY(前述)0.66部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)0.1部、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを38.5部加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た以外は実施例1と全く同様にプリント配線板を得た。
【0041】
【比較例1】
合成例3で得られた合成樹脂ワニスIIIを250.0部とエポキシ樹脂としてYDB−400(前述)10.00部、硬化剤としてDICY(前述)0.26部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)0.1部、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを15.4部加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た以外は実施例1と全く同様にプリント配線板を得た。
【0042】
【比較例2】
YPB−40AM40(東都化成製、エポキシ当量10,300g/eq、臭素含有量25.0%、重量平均分子量30,300、シクロヘキサノン・メチルエチルケトン混合ワニス、NV.40%、臭素化フェノキシ樹脂)250.0部とエポキシ樹脂としてYD−128(前述)40.00部、硬化剤としてDICY(前述)2.25部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)0.2部、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを63.4部加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た以外は実施例1と全く同様にプリント配線板を得た。
【0043】
【比較例3】
合成例1で得られた合成樹脂ワニスIを250.0部とエポキシ樹脂としてYD−128(前述)4.00部、硬化剤としてDICY(前述)0.23部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)0.1部、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを6.3部加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た以外は実施例1と全く同様にプリント配線板を得た。
【0044】
【比較例4】
合成例1で得られた合成樹脂ワニスIを250.0部とエポキシ樹脂としてYD−020(東都化成製、エポキシ当量4850g/eq、軟化点143℃、ビスフェノールA型エポキシ樹脂)50.00部、硬化剤としてDICY(前述)0.11部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)0.1部、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを91.1部加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た以外は実施例1と全く同様にプリント配線板を得た。
【0045】
【比較例5】
合成例1で得られた合成樹脂ワニスIを250.0部とエポキシ樹脂としてYD−128(前述)10.00部、硬化剤としてDICY(前述)0.56部、硬化促進剤として2E4MZ(前述)0.1部、溶剤としてメチルセルソルブ、ジメチルホルムアミド、メチルエチルケトンを181.0部を加え均一に撹拌混合し、エポキシ樹脂組成物ワニスを得た。このワニスを厚さ180μmのガラスクロス(日東紡績株式会社製)に含浸させ、130〜150℃の温度で、5〜15分間溶剤乾燥を行ってプリプレグを得た。一方、模擬内層回路基板として、線間200μmピッチの銅黒化処理済みのガラスエポキシ銅張両面板積層板を用いた。この模擬内層回路基板の両面に前記のプリプレグシート、銅箔(前述)の順に重ねて、ドライラミネータでラミネートし、180℃、2時間加熱硬化させて、外層絶縁層厚みが200μmの4層プリント配線板を得た。
【0046】
以上の様にして作成した多層プリント配線板の特性値を表1に示した。尚、表1に於いて、[(A)成分+(B)成分]中の(A)成分の割合は、それぞれの固形分についての割合である。合成樹脂ワニスには溶剤が含まれるので、溶剤分を除いた固形分の割合で示した値である。
【0047】
【表1】
Figure 0003809273
【0048】
(試験方法)
ハンダ耐熱性試験:100℃、2時間煮沸後のサンプルを、n=5で、260℃の半田浴に浸け、全て20秒以上膨れや剥がれを生じなかったものを○とした。 回路埋め込み性:外層銅箔を剥がした後の内層回路に、樹脂が埋め込まれているものを○とした。
ガラス転移温度:接着剤付き銅箔をラミネートせずにそのまま加熱硬化させて、銅箔を剥がしたフィルムでTMA測定を行った。比較例5の場合は、プリプレグシートのまま加熱硬化させてTMAの測定を行った。
【0049】
比較例1に於いては、[(A)成分+(B)成分]中の臭素含有量が4.4重量%と5重量%よりも小さく、難燃性(UL−94)がV−1で、実施例に比較し難燃性が充分でないことを示している。比較例2に於いては、(A)成分中のフルオレン骨格含有率がゼロで、ガラス転移点が115℃と低くなり、耐熱性が低く半田耐熱性が悪くなっている。即ち、(A)成分中のフルオレン骨格成分が、耐熱性、特に、半田耐熱性に必要であることを示している。比較例3に於いては、[(A)成分+(B)成分]中の(A)成分の割合が96.2重量%で95重量%を超えている。この場合は、回路埋め込み性が悪くなっている。即ち、内層回路基板にラミネートしたときの内層回路埋め込み性を確保するには、[(A)成分+(B)成分]中の(A)成分の割合をが95重量%を超えないようにする必要性があることを示している。比較例4に於いては、(B)成分としてエポキシ当量が4,850g/eqのものを使用している。これは、エポキシ当量が4,500g/eqよりも高く、半田耐熱性、回路埋め込み性共に悪くなっている。(B)成分のエポキシ当量が4,500g/eqを超えるものは、プリント配線板用樹脂としては適さないことを示している。また、比較例5に於いては、従来から行われているガラスクロスを使用したものである。この場合、得られたプリント配線板の厚みは200μmである。これに対して、本発明で得られるプリント配線板の厚みは、実施例1で示したように、50μm程度であって、本発明に於いては、プリント配線板の厚みを格段に薄くするする事ができるのである。
【0050】
以上、実施例と比較例から明らかなように本発明のエポキシ樹脂組成物を使用することにより、難燃性を確保しながら、耐熱性、特に半田耐熱性に優れ、内層回路基板にラミネートしたときの内層回路埋め込み性に優れ、更に、プリント配線板の厚みを格段に薄くするする事ができるのである。
【0051】
【発明の効果】
本発明によるエポキシ樹脂組成物を用いると、ガラスクロスまたはガラス不織布を用いたプリプレグを作成せずに、単に接着剤付き銅箔をラミネートするだけで外層銅箔を有する耐熱性のある多層プリント配線板を作成でき、製造工程の単純化が実現し、これに伴ってプロセス経済性が改善される。更に、ガラスクロスまたはガラス不織布を用いない為、極薄でかつ軽量の多層プリント配線板を作成することが可能となる。更に、難燃性が付与される。

Claims (2)

  1. 式化1で表され、分子量が10 ,000から200,000のフェノキシ樹脂である(A)成分、エポキシ樹脂である(B)成分、及び硬化剤である(C)成分から構成される組成物であって、(A)成分の割合が(A)成分と(B)成分の総重量に対して5重量%から95重量%であり、(B)成分のエポキシ樹脂が100g/eqから4,500g/eqのエポキシ当量範囲の芳香族系エポキシ樹脂であり、(A)成分中のハロゲン含有量と(B)成分中のハロゲン含有量の合計が、(A)成分と(B)成分の総重量に対して5重量%から40重量%であることを特徴とする、熱硬化型絶縁層形成能を有するエポキシ樹脂組成物。
    Figure 0003809273
    式中、Xは式化2及び式化3で表される化合物であり、Xが式化3である割合は全Xの8%以上であり、nは少なくとも21以上の値である。
    Figure 0003809273
    式中、R、Rは、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン原子から選ばれるものであり、Yは−SO−、−CH−、−C(CH−、または−O−のいずれかであり、mは0または1の値である。
    Figure 0003809273
  2. 請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物を銅箔に塗布してなることを特徴とする、プリント配線板用接着剤付き銅箔。
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