JP3795787B2 - データ通信装置および中央管理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像形成装置管理システムに用いられる中央管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置管理システムとしては、不特定多数のユーザ(顧客)先に設置された遠隔診断を前提としている複写機等の画像形成装置をデータ通信装置(通信アダプタ)および公衆回線等の通信回線を利用して、サービスセンタ(販売,サービスの拠点など)に設置されている中央管理装置と接続可能にし、その中央管理装置により通信回線およびデータ通信装置を介して画像形成装置を遠隔管理するようにしたものが一般に知られている(例えば特開平7−58875号公報参照)。
【0003】
このような画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置は、画像形成動作に応じて画像形成枚数をカウント(積算)し、そのカウンタの値を示すカウンタ情報を記憶するカウンタを備えている。
データ通信装置は、画像形成装置を接続する接続手段を有しており、その接続手段によって接続される画像形成装置からカウンタの値を示すカウンタ情報等の状態情報を定期的に(例えば毎日1回予め設定された所定時刻に)取得し、中央管理装置に対して定期的に(例えば毎月1回予め設定された締め日の所定時刻に)通信回線を介して発呼し、画像形成装置から取得した状態情報を中央管理装置へ送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のデータ通信装置では、ユーザの環境により、中央管理装置から発信できず、ユーザからの発呼のみを受け付けている場合がある。
例えば、ユーザ先では、構内交換機(以下「PBX」ともいう)の導入によって代表番号制になっている場合、着信した呼がデータ通信装置に接続されている内線に接続されるとは限らないため、中央管理装置からのアクセス(着信)を許可しない。
また、交換手により、外線からの電話を内線に手動で接続するような場合も、中央管理装置からの着信を交換手は何処に接続してよいか分からないため、中央管理装置からのアクセスを許可しない。
【0005】
この場合、例えば中央管理装置の電話番号が変わった場合や、カウンタ情報の締め日が変わった場合など、データ通信装置のパラメータの設定を変更する必要がある場合でも、中央管理装置からアクセスできないので、サービスマンがユーザ先に赴き、通信回線(公衆回線等)をPBXを介さない回線や、ダイヤルインの回線に接続し直したり、あるいは交換手に予め接続する回線を口頭で指定して回線を接続後、パラメータを設定し直すなどの対応をしていた。
【0006】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、中央管理装置からのアクセスが許可されていないユーザ先のデータ通信装置においても、中央管理装置でパラメータの変更が生じた場合に、その変更後のパラメータを簡単に再設定できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の目的を達成するため、画像形成装置管理システムに用いられる中央管理装置を提供する。
請求項1の発明による中央管理装置は、画像形成装置および中央管理装置と接続され、上記画像形成装置の状態情報を定期的に上記中央管理装置へ送信する状態情報送信手段と、上記中央管理装置に対して、当該データ通信装置の動作に必要なパラメータの変更の有無を問い合わせるパラメータ変更有無問い合わせ手段と、該パラメータ変更有無問い合わせ手段による問い合わせ結果からパラメータが変更されていると認識した場合に、上記中央管理装置から変更後のパラメータを取得して再設定するパラメータ設定手段とを設け、上記パラメータ変更有無問い合わせ手段が、上記状態情報送信手段により上記中央管理装置へ状態情報の送信が行われる通信において、該通信を切断することなくパラメータ変更有無の問い合わせを行うデータ通信装置と通信可能な中央管理装置において、上記データ通信装置からパラメータの変更の有無の問い合わせがあった場合に、パラメータの変更の有無をチェックするパラメータ変更有無チェック手段と、該パラメータ変更有無チェック手段によってパラメータが変更されていると認識した場合に、変更後のパラメータを上記データ通信装置へ送信するパラメータ送信手段と、該パラメータ送信手段による上記データ通信装置への送信の日時を履歴情報として該データ通信装置の電話番号に関連付けて記憶する履歴情報記憶手段とを設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明を実施する中央管理装置を用いた画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図である。
この画像形成装置管理システムは、遠隔診断を前提とした複数台の画像形成装置(複写機等)1〜5と、データ通信装置7と、中央管理装置6とによって構成されており、中央管理装置6が、公衆回線又は専用回線等の通信回線8およびデータ通信装置7を介して各画像形成装置1〜5を集中的に遠隔管理できるようにしたものである。
【0011】
データ通信装置7は、各画像形成装置1〜5を接続する接続手段を有しており、中央管理装置6から通信回線8経由で送られてくる指令信号を画像形成装置1〜5へ選択的に送信したり、逆に画像形成装置1〜5から送られてくる各種通報情報(状態情報)を通信回線8経由で中央管理装置6へ送信(通報)する。
このデータ通信装置7は、通常、24時間通電を行っていて、画像形成装置1〜5の電源がオフになっている夜間でも、中央管理装置6との通信を可能にしている。このデータ通信装置7と各画像形成装置1〜5とは、シリアル通信インタフェースRS−485によりマルチドロップ接続されていて、データ通信装置7からのポーリング,セレクティングにより各画像形成装置1〜5との通信を行っている。
【0012】
図2は、図1の各画像形成装置1〜5の制御部の構成例を示すブロック図である。
各画像形成装置1〜5の制御部はそれぞれ、CPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート16,およびシリアル通信制御ユニット17a,17b,17cからなるPPC(複写装置)コントローラと、パーソナルインタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」ともいう)18と、システムバス19とを備えている。
【0013】
CPU11は、ROM13内の制御プログラムによってこの制御部全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路12は、現在の時刻(日時)を示す時刻情報を生成する時刻情報生成手段であり、CPU11がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM13は、CPU11が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
RAM14は、CPU11がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用する一時記憶用メモリである。
【0014】
不揮発性RAM15は、図示しない操作表示部等からのモード指示の内容などを記憶するメモリであり、画像形成装置の電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。
この不揮発性RAM15は、CPU11からの指示により、画像形成動作に応じて画像形成枚数をカウント(積算)し、そのカウンタの値を示すカウンタ情報を記憶するカウンタとしても使用される。なお、この不揮発性RAM15に代えて、フラッシュROM等の他の不揮発性メモリを使用することもできる。
【0015】
入出力ポート16は、画像形成装置内のモータ,ソレノイド,クラッチ等の出力負荷やセンサ・スイッチ類を接続している。
シリアル通信制御ユニット17aは、操作表示部との信号のやりとりを行っている。
シリアル通信制御ユニット17bは、図示しない原稿送り部との信号のやりとりを行っている。
シリアル通信制御ユニット17cは、図示しない転写紙後処理部との信号のやりとりを行っている。
【0016】
パーソナルI/F18は、データ通信装置7との間の通信を司るインタフェース回路であり、CPU11のデータ通信装置7との通信処理のための負荷を軽減するために設けられている。もちろん、CPU11の処理能力が充分であれば、このパーソナルI/F18の機能をCPU11に取り込んでも差し支えない。
このパーソナルI/F18の主な機能は、以下の(1)〜(4)に示す通りである。
(1)データ通信装置7からのポーリング,セレクティングの監視
(2)データ通信装置7への肯定応答,否定応答処理
(3)データ通信装置7との間の送受信データの正当性のチェック,パリティチェック,およびエラー発生時の再送要求処理
(4)データ通信装置7との間の送受信データのヘッダ処理
【0017】
システムバス19はアドレスバス,コントロールバス,データバスからなるバスラインであり、CPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート16,シリアル通信制御ユニット17a,17b,17c,およびパーソナルI/F18を相互に接続する。
【0018】
図3は、図2のパーソナルI/F18の構成例を示すブロック図である。
このパーソナルI/F18は、CPU21,デュアルポートメモリ22,レジスタ23〜26,入力ポート27,シリアル通信制御ユニット28,ローカルバス29,およびディバイスコード設定スイッチ30によって構成されている。
CPU21は、中央処理装置,ROM,RAM,およびそれらを接続するバス等からなるワンチップのマイクロコンピュータであり、このパーソナルI/F18全体を統括的に制御する。
デュアルポートメモリ22は、CPU21と図2のCPU11の双方から読み書き可能であり、パーソナルI/F18とPPCコントローラ31との間でのテキストデータの授受に使用されるデータメモリである。
【0019】
なお、PPCコントローラ31は上述したCPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート16,およびシリアル通信制御ユニット17a,17b,17cによって構成される。レジスタ23〜26は、上記テキストデータの授受時に制御用として使用されるが、詳細な説明は省略する。
ディバイスコード設定スイッチ30は、画像形成装置毎に固有のディバイスコード(デバイスアドレス)を設定するためのものであり、データ通信装置7からのポーリング,セレクティング時のディバイスコード識別用として使用される。シリアル通信制御ユニット28は、データ通信装置7および/または他の画像形成装置のパーソナルI/F18と接続される。
【0020】
図4は、図1のデータ通信装置7の構成例を示すブロック図である。
このデータ通信装置7は、CPU41,ROM42,RAM43,不揮発性RAM44,リアルタイムクロック回路(以下「RTC」という)45,画像形成装置I/F46,網制御装置(以下「NCU」という)47,モデム48,およびLED表示部49からなる。
【0021】
CPU41は、ROM42内の制御プログラムによって次のような制御を行う。つまり、複数台の画像形成装置1〜5を制御したり、NCU47により、通信回線8経由で中央管理装置6に対する指令信号の送受信を制御したり、画像形成装置1〜5からの各種通報情報により、通信回線8経由で中央管理装置6に対して発呼を行ったり、通信回線8を画像形成装置1〜5側に接続するか、一般電話機(TEL)又はファクシミリ装置(FAX)側に接続するかの切り替え制御(その回線切り替えタイミングの制御を含む)を行うなど、このデータ通信装置7全体を統括的に制御する中央処理装置である。
【0022】
このCPU41は、ROM42内のプログラムに従って動作し、その際に必要に応じてRTC45,画像形成装置I/F46,NCU47,モデム48を使用することにより、接続手段,状態情報送信手段,パラメータ設定手段,パラメータ変更有無問い合わせ手段としての機能を果たす。
ROM42は、CPU41が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
RAM43は、CPU41がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用する一時記憶用メモリである。
【0023】
不揮発性RAM44は、中央管理装置6および複数の画像形成装置1〜5の一方から他方への送信データ(状態情報等)や、複数の画像形成装置1〜5の中から1台を特定するそれぞれのディバイスコードおよびIDコード(データ通信装置7の電話番号および画像形成装置の機種機番を構成する),中央管理装置6の電話番号,回線接続が成功しなかった場合の再発呼回数(再ダイヤル回数),再発呼間隔(再ダイヤル待ち時間)などの各種パラメータを記憶するメモリであり、図示しないバッテリ(電池)によりバックアップされ、データ通信装置7の電源がオフになっても記憶内容を保持するようになっている。
【0024】
図5に、データ通信装置7の不揮発性RAM44のパラメータ保存エリアに予め記憶(設定)された各種パラメータの一例を示す。
この各種パラメータは、画像形成装置1〜5が複写機(PPC)であった場合に対応するものである。
この各種パラメータは、コール別の電話番号,再ダイヤル待ち時間,再ダイヤル回数、デバイスアドレス0〜4毎のPPC機種機番,カウンタ締め日、アラームコール通報時刻,ブロックビリングコール通報時刻,カウンタコール通報時刻などからなる。
【0025】
サービスマンコール(SC)/マニュアルコール(MC)用電話番号、アラームコール用電話番号,ブロックビリング用電話番号は、いずれも中央管理装置6の電話番号に相当する。
デバイスアドレス(ディバイスコード)0のPPC機種機番は画像形成装置1の機種機番に、デバイスアドレス1のPPC機種機番は画像形成装置2の機種機番に、デバイスアドレス2のPPC機種機番は画像形成装置3の機種機番に、デバイスアドレス3のPPC機種機番は画像形成装置4の機種機番に、デバイスアドレス4のPPC機種機番は画像形成装置5の機種機番にそれぞれ相当する。
【0026】
デバイスアドレス0のカウンタ締め日は、後述するカウンタメモリAの画像形成装置1用のエリアに保存されているカウンタ情報をカウンタメモリCの画像形成装置1用のエリアにコピーする日に相当する。
デバイスアドレス1のカウンタ締め日は、カウンタメモリAの画像形成装置2用のエリアに保存されているカウンタ情報をカウンタメモリCの画像形成装置2用のエリアにコピーする日に相当する。
デバイスアドレス2のカウンタ締め日は、カウンタメモリAの画像形成装置3用のエリアに保存されているカウンタ情報をカウンタメモリCの画像形成装置3用のエリアにコピーする日に相当する。
【0027】
デバイスアドレス3のカウンタ締め日は、カウンタメモリAの画像形成装置4用のエリアに保存されているカウンタ情報をカウンタメモリCの画像形成装置4用のエリアにコピーする日に相当する。
デバイスアドレス4のカウンタ締め日は、カウンタメモリAの画像形成装置5用のエリアに保存されているカウンタ情報をカウンタメモリCの画像形成装置5用のエリアにコピーする日に相当する。
カウンタコール通報時刻(カウンタコール発呼時刻)は、カウンタメモリCに保存されているカウンタ情報をカウンタコール情報(保守契約管理データ)として中央管理装置6へ通報(送信)する時刻に相当する。
【0028】
なお、図5では省略されているが、不揮発性RAM44のパラメータ保存エリアには、カウンタ情報を取得するカウンタ情報取得時刻も記憶される。カウンタ情報取得時刻およびカウンタコール通報時刻は、取得したカウンタ情報をカウンタコール情報としてその取得間隔より長い間隔で定期的に中央管理装置6へ送信できるように設定する。不揮発性RAM44のパラメータ保存エリアには、中央管理装置6に対してパラメータの変更の有無を問い合わせる時刻(パラメータ変更有無問い合わせ時刻)を記憶することもできる。
【0029】
RTC45は、現在の時刻(日時)を示す時刻情報を生成する時刻情報生成手段であり、CPU41がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
画像形成装置I/F46は、遠隔管理対象となる画像形成装置1〜5との間のシリアル通信を司るインタフェース回路である。
NCU47は、データ通信装置7を通信回線8に通信可能に接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0030】
モデム48は、送受信するデータを変復調する。つまり、中央管理装置6へデータ(情報)を送信するとき、そのデータを通信回線8に流せる形に変調する。また、中央管理装置6から送られてくる変調されたデータを受信したとき、そのデータを復調する。
LED表示部49は、データ通信装置7の電源のオン/オフ状態やデータ通信装置7が通信回線8に通信可能に接続されていない時などに、その旨を知らせるためのものである。
【0031】
次に、この画像形成装置管理システムの概略機能について説明する。
この画像形成装置管理システムの機能には、大きく分けて以下の(1)〜(3)に示す3種類の機能がある。
(1)中央管理装置6から画像形成装置1〜5への通信制御
(2)画像形成装置1〜5から中央管理装置6又はデータ通信装置7への通信制御
(3)データ通信装置7独自の制御
(1)の中央管理装置6から画像形成装置1〜5への通信制御には、例えば以下の(a)〜(c)に示すものがある。
【0032】
(a)特定の画像形成装置のトータル画像形成枚数(積算画像形成枚数),給紙段(給紙トレイ)毎の画像形成枚数,転写紙サイズ毎の画像形成枚数,ミスフィード回数,転写紙サイズ毎のミスフィード回数,転写紙搬送位置毎のミスフィード回数等のカウンタ情報の読み取りおよびリセット
(b)画像形成装置を構成する各ユニットの制御電圧,電流,抵抗,タイミング等の調整値の設定および読み取り
(c)(2)の通信制御による画像形成装置1〜5から中央管理装置6への通信制御に対する結果(テキスト)返送
これらの制御は、中央管理装置6からの指令信号を受信して、データ通信装置7から画像形成装置1〜5へのセレクティングによって行う。セレクティングとは、接続されている5台の画像形成装置1〜5の中から1台を選択して通信する機能をさす。
【0033】
図6は、データ通信装置7におけるセレクティング動作の一例を示すフローチャートである。
各画像形成装置1〜5はそれぞれ、ユニークな(特定の)ディバイスコードを持っており、データ通信装置7は、予め定められたセレクティング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)であるセレクティング信号(SA信号)と選択すべき画像形成装置のディバイスコードとをシリアル通信インタフェースRS−485上に送出する。
【0034】
各画像形成装置1〜5はそれぞれ、セレクティング信号により、次に続くディバイスコードと自己のディバイスコードとを比較し、両コードが一致した時に自分がセレクティングされたことを知る。
ここで、セレクティングされた画像形成装置は、送出すべきデータがある場合には、予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)によるビジー(Busy)応答を出力する。
データ通信装置7は、このビジー応答を受けると、セレクティング動作を中断し、以下に述べるポーリング動作に移行する。
【0035】
セレクティングされた画像形成装置は、送出すべきデータがない場合には、セレクティングに対応可能か否かを判断し、対応可能ならば予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)による肯定応答を出力してデータ通信装置7との通信を実行する。
対応不可能の場合は、予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)による否定応答を出力してデータ通信装置7との通信を終了する。
また、データ通信装置7が出力したディバイスコードに対応する画像形成装置が電源オフなどの理由で肯定応答も否定応答も出力できない場合には、データ通信装置7は予め定められた一定時間経過後にセレクティング動作を終了する。
【0036】
(2)の画像形成装置1〜5から中央管理装置6又はデータ通信装置7への通信制御には、例えば以下の(a)〜(e)に示すものがある。
(a)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、画像形成動作が不可能となる異常(故障)が発生した場合、その旨を示す情報(緊急コール情報)を即時にデータ通信装置7および通信回線8を介して中央管理装置6へ送信する(緊急通報)。
(b)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、使用者(顧客)による操作表示部上のキー操作により、画像形成モードからそれとは異なる使用者が必要な要求(修理依頼やサプライ補給依頼)を入力するための使用者要求入力モードに移行して、操作表示部の文字表示器に使用者要求入力画面を表示し、その画面上の所定キーの押下によって使用者が必要な要求が入力された時に、その要求情報(緊急コール情報)を即時にデータ通信装置7および通信回線8を介して中央管理装置6へ送信する(緊急通報)。
【0037】
(c)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、積算画像形成枚数が予め設定された一定枚数(契約枚数)に達する毎に、積算画像形成枚数または転写紙の発注情報等の情報(緊急コール情報)を即時にデータ通信装置7および通信回線8を介して中央管理装置6へ送信する(緊急通報)。
(d)各画像形成装置1〜5はそれぞれ予め設定された一定期間毎に積算画像形成枚数を示す情報をデータ通信装置7へ送信し、そのデータ通信装置7はその日(当日)の指定時刻(これは中央管理装置6により設定され、データ通信装置7内の不揮発性RAM44に記憶しておく)にそれまでに受信した情報をまとめて通信回線8を介して中央管理装置6へ送信する(非緊急通報)。この通信制御には、指定時刻に達する前にそれまでに受信した情報の通報回数が予め定められた回数に達した場合、その指定時刻を待たずに中央管理装置6への送信を行う制御も含まれる。
【0038】
(e)各画像形成装置1〜5はそれぞれ、画像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回数,指定時間への接近,センサの規格レベルへの到達など、予防保全を必要とする事象が発生した場合にその旨を示す情報をデータ通信装置7へ送信し、そのデータ通信装置7はその日の指定時刻(これは中央管理装置6により設定され、データ通信装置7内の不揮発性RAM44に記憶しておく)にそれまでに受信した情報をまとめて通信回線8を介して中央管理装置6へ送信する(非緊急通報)。この通信制御には、指定時刻に達する前にそれまでに受信した情報の通報回数が予め定められた回数に達した場合、その指定時刻を待たずに中央管理装置6への送信を行う制御も含まれる。
これらの通信制御は、データ通信装置7からのポーリング時に行う。ポーリングとは、接続されている5台の画像形成装置1〜5を順番に指定し、その指定された画像形成装置からの通信要求の有無を確認する機能をさす。
【0039】
図7は、データ通信装置7におけるポーリング動作の一例を示すフローチャートである。
データ通信装置7は、予め定められたポーリング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)であるポーリング信号(PA信号)と選択すべき画像形成装置のディバイスコードとをシリアル通信インタフェースRS−485上に送出する。
各画像形成装置1〜5はそれぞれ、ポーリング信号により、次に続くディバイスコードと自己のディバイスコードとを比較し、両コードが一致した時に自分がポーリングされたことを知る。
【0040】
次に、ポーリングされた画像形成装置は、送出データ(データ通信装置7又は中央管理装置6に対する通信要求)があればデータ通信装置7との通信を開始し、通信要求がない時又は開始した通信が終了した時は予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)による終了応答を出力してデータ通信装置7との通信を終了する。
データ通信装置7は、終了応答を受け取ると、次の画像形成装置へのポーリングに移行する。
【0041】
また、データ通信装置7が出力するディバイスコードに対応する画像形成装置が、電源オフなどの理由で通信を開始できなかったり、あるいは終了応答も出力できない場合、データ通信装置7は予め定められた一定時間経過後にポーリング動作を終了する。
このポーリングは、セレクティングが発生しない限り、接続されている各画像形成装置1〜5に対して順次繰り返される。
【0042】
(3)のデータ通信装置7独自の制御には、例えば以下の(a)(b)に示すものがある。
(a)トータルカウンタ値の読み出し
(b)(2)の通信制御による画像形成装置1〜5からデータ通信装置7への通信の結果返送
トータルカウンタ値(以下「カウンタ情報」ともいう)の読み出し(取得)の制御は、データ通信装置7から画像形成装置1〜5への1日1回定時(0時0分、但しこの時刻に画像形成装置の電源がオフになっている場合は、この時刻以降に初めて電源がオンになった時)のセレクティングによって行う。
【0043】
データ通信装置7は、カウンタ情報保存用のメモリを不揮発性RAM44に3個(これらをそれぞれカウンタメモリA,B,Cとする)用意してあり、上記1日1回定時のセレクティングによって読み取った(取得した)カウンタ情報をカウンタメモリAに書き込む。したがって、カウンタメモリAは毎日(但し例えば休日のように1日中画像形成装置の電源がオン状態にならない場合はこの限りでない)前日のカウンタ情報が書き換えられる(更新される)ことになる。その前日のカウンタ情報を書き換える場合は、その前にカウンタメモリAに保存されているカウンタ情報をカウンタメモリBに移動して書き込む(コピーする)。つまりカウンタメモリBには、データ通信装置7が画像形成装置1〜5から今回読み込んだ最新のカウンタ情報の1つ前のカウンタ情報(前回読み込んだカウンタ情報)を書き込む。
【0044】
また、毎月1回予め決められた日時(これは中央管理装置6からの要求によって設定され、データ通信装置7内の不揮発性RAM44に記憶される)にカウンタメモリAに保存されているカウンタ情報をメモリCに移動して書き込む。
データ通信装置7から中央管理装置6へカウンタコール情報(カウンタ確認データともいう)として送信(転送)されるカウンタ情報は、カウンタメモリCに保存されているカウンタ情報となる。この場合のデータ通信装置7から中央管理装置6への送信方法には以下の(a)(b)に示す2通りの方法がある。
【0045】
(a)中央管理装置6は、上記日時(カウンタメモリAの内容がカウンタメモリCにコピーされる日時)以降にデータ通信装置7のカウンタメモリCに保存されているカウンタ情報を読みにいく。つまり、データ通信装置7へアクセス(発呼して対応する読み取り指令を送信)し、そのデータ通信装置7から送信されるカウンタメモリCの内容(各画像形成装置1〜5のカウンタ情報)をカウンタコール情報として取得する。
【0046】
(b)データ通信装置7は、上記日時以降のカウンタコール通報時刻(カウンタコール発呼時刻)に自発呼してカウンタメモリCに保存されているカウンタ情報をカウンタコール情報として通信回線8を介して中央管理装置6へ送出する。自発呼を行うカウンタコール通報日時も中央管理装置6からの要求によって設定され、データ通信装置7内の不揮発性RAM44に記憶される。
なお、データ通信装置7は、カウンタメモリA,B,Cを組み合わせたメモリを複数組用意している。これは、例えば白黒コピー用,アプリケーションコピー用,カラーコピー用等の種々のトータルカウンタ値が考えられるためである。
【0047】
図8は、中央管理装置6とデータ通信装置7との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
図8において、通番は1回の送信の中での通信ブロック番号であり、最初のブロックは「01」で始め、以降1ずつ増加させて「99」の次は「00」とする。
IDコードは、データ通信装置7およびそのデータ通信装置7に接続された5台の画像形成装置1〜5から1台の画像形成装置を特定する目的を持っている。このIDコードは、データ通信装置7の電話番号といずれかの画像形成装置の機種機番とによって構成される。
識別コードは、通信目的の種類を示すコード(処理コード)にテキストデータの発信元,受信先を付加したものである。処理コードは、表1のように決められている。
【0048】
【表1】
【0049】
情報レコードは情報コード,データ部桁数,およびデータ部よりなり、表2のように決められている。
IDコードと識別コードとの間、識別コードと情報レコードとの間、情報レコードと情報レコードとの間には、それぞれセミコロン(;)によるセパレータが挿入される。
【0050】
【表2】
【0051】
図9は、データ通信装置7と画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
ディバイスコードは、前述のように各画像形成装置1〜5毎にディバイスコード設定スイッチ30(図3参照)によってそれぞれ固有に設定され、図8のIDコードとの関連は画像形成装置を初めてデータ通信装置7に接続したインストール時にその画像形成装置から読み込んでデータ通信装置7内の不揮発性RAM44に記憶され、以降テキストデータの送出方向により適宜変換される。
処理コードは前述したように通信目的の種類を示すコードであり、図8の識別コードからテキストデータの発信元,受信先を削除したものである。これも、テキストデータの送出方向により、データ通信装置7によって適宜付加,削除される。
【0052】
図10は画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18とPPCコントローラ31(図3参照)との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図であり、図9に示したデータ通信装置7とパーソナルI/F18との間で授受されるテキストデータからヘッダ,ディバイスコード,およびパリティ部分を取り除いたものである。
【0053】
図11は、中央管理装置6の概略構成例を示すブロック図である。
中央管理装置6は、モデム装置101と通信端末装置102とによって構成されている。
通信端末装置102は、装置本体103およびディスプレイ104を備えている。
装置本体103は、制御プログラムを格納したROM,その制御プログラムによって各種制御を実行するCPU,およびデータの読み書きが可能なRAM等からなるマイクロコンピュータを用いた制御部の他に、ハードディスク105を設けている。この装置本体103が、モデム装置101とにより、パラメータ変更有無チェック手段,パラメータ送信手段,履歴情報記憶手段としての機能を果たす。
【0054】
通信端末装置102は、モデム装置101とRS232C等のシリアルインタフェースによって接続されており、モデム装置101および通信回線8を介してデータ通信装置7と通信可能に接続し、そのデータ通信装置7との間でデータ通信を行う。
ディスプレイ104は、データ通信装置7から受信したデータを含む各種データを表示する。
ハードディスク105は、ユーザ(顧客)先を識別するユーザID(ユーザ先のデータ通信装置7の電話番号),ユーザ先のデータ通信装置7に接続される画像形成装置1〜5の機種機番,およびデータ通信装置7から受信したデータを含むユーザ先の画像形成装置1〜5およびデータ通信装置7を管理するための管理データや、ユーザ先のデータ通信装置7に設定されている各種パラメータ(図5)と同様の各種パラメータを保存するデータベース(DB)を格納する。
【0055】
ここで、データ通信装置7のCPU41は、画像形成装置1〜5から取得したカウンタ情報等の状態情報を不揮発性RAM44に格納し、その状態情報を予め設定されたパラメータ(図5参照)に基づいて中央管理装置6へ送信することができる。
不揮発性RAM44に格納すべきパラメータは、データ通信装置7の設置時に、中央管理装置6からそのデータ通信装置7に通信回線8を介してアクセスすることによってダウンロードされ、データ通信装置7の不揮発性RAM44のパラメータ保存エリアに記憶される。
【0056】
このパラメータにより、データ通信装置7のCPU41は、例えばデバイスアドレス0のカウンタ締め日が10日、カウンタコール通報時刻が12:00に設定されている場合、10日の12:00にカウンタコール用電話番号をダイヤルしてそのダイヤル信号を通信回線8上に送出し、中央管理装置6に対して発呼し、中央管理装置6との回線が接続状態になったらデバイスアドレス0に対応するカウンタ情報を不揮発性RAM44から読み出し、カウンタコール情報として中央管理装置6へ送信(通知)する。
不揮発性RAM44のパラメータ保存エリア内のパラメータは、中央管理装置6の電話番号が変更になった場合や、ユーザの都合でカウンタ締め日を変更したい場合などに、中央管理装置6からの指示によって再設定する(変更する)。
【0057】
次に、この画像形成装置管理システムを構成するデータ通信装置7および中央管理装置6におけるこの発明に係わる処理の一例について具体的に説明する。
図12は、データ通信装置7におけるパラメータ再設定処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、中央管理装置6におけるパラメータチェック処理の一例を示すフローチャートである。
図15は、データ通信装置7がパラメータを再設定する場合の中央管理装置6との間の通信シーケンスの一例を示す図である。
図16は、データ通信装置7がパラメータを再設定しない場合の中央管理装置6との間の通信シーケンスの一例を示す図である。
【0058】
データ通信装置7のCPU41は、毎月所定日(例えば毎月1日)に所定時間毎に図12の処理ルーチンを開始し、まずステップS1でパラメータ変更有無問い合わせ時刻に達したか否かを判断して、まだその時刻に達していなければそのままメインルーチンにリターンする。
パラメータ変更有無問い合わせ時刻、例えば0:00に達した場合には、ステップS2で中央管理装置6に対して通信回線8を介して発呼し、ステップS3でその中央管理装置6に対してパラメータの変更の有無を問い合わせる。
ここで、その問い合わせの日時(毎月所定日およびパラメータ変更有無問い合わせ時刻)は、予め不揮発性RAM44のパラメータ保存エリアに記憶しておく。発呼先の電話番号は、不揮発性RAM44のパラメータ保存エリアに記憶されている各種パラメータ中のSC/MC用電話番号(図5参照)を使用する。
【0059】
一方、中央管理装置6の装置本体103のCPUは、定期的に図14の処理ルーチンを開始し、まずステップS21でモデム装置101によって着信の有無をチェックし、着信がなければそのままメインルーチンへリターンする。
着信があった場合は、ステップS22でユーザ先のデータ通信装置7からパラメータの変更の有無の問い合わせがあったか否かを判断し、その問い合わせがなければメインルーチンへリターンするが、その問い合わせがあればステップS23でハードディスク105のデータベースにおけるパラメータの変更の有無をチェックし、パラメータが変更されていると認識した場合にはステップS24でその旨を通信回線8を介して上記問い合わせ元のデータ通信装置7へ通知する処理を行い、ステップS25で変更後の新たなパラメータを上記問い合わせ元のデータ通信装置7へダウンロード(送信)する処理を行う。
【0060】
次に、ステップS26で現在の日時をパラメータダウンロード日時(パラメータ再設定日時)としてパラメータダウンロード先のデータ通信装置7の電話番号(ユーザID)に関連付けてハードディスク105のデータベースに記憶し、ステップS27でデータ通信装置7との回線を切断する処理を行い、メインルーチンへリターンする。
パラメータが変更されていないと認識した場合には、ステップS28でその旨を通信回線8を介して上記問い合わせ元のデータ通信装置7へ通知する処理を行い、ステップS27でデータ通信装置7との回線を切断する処理を行い、メインルーチンへリターンする。
【0061】
データ通信装置7のCPU41は、中央管理装置6に対するパラメータの変更の有無の問い合わせ結果(パラメータが変更されていない場合にはその旨の通知を、パラメータが変更されている場合にはその旨の通知をそれぞれ受ける)からステップS4でパラメータが変更されていないと認識した場合には、ステップS8で中央管理装置6との回線を切断する処理を行い、メインルーチンへリターンする。
中央管理装置6に対するパラメータの変更の有無の問い合わせ結果からステップS4でパラメータが変更されていると認識した場合には、ステップS5で中央管理装置6から変更後の新たなパラメータをダウンロード(取得)してRAM43の通信バッファエリアに記憶する処理を行う。
【0062】
パラメータのダウンロードが終了すると、ステップS6で中央管理装置6との回線を切断する処理を行い、ステップS7でRAM43の通信バッファエリアに記憶したパラメータを不揮発性RAM44のパラメータ保存エリアに移動して上書きすることによってパラメータの再設定を行い、メインルーチンへリターンする。これにより、パラメータが最新のものに書き換えられることになる。
【0063】
このように、データ通信装置7が、中央管理装置6に対して定期的に通信回線8を介して発呼し、パラメータの変更の有無を問い合わせ、中央管理装置6が、その問い合わせに対してパラメータの変更の有無をチェックし、その結果(問い合わせ結果)をデータ通信装置7へ通知すると共に、パラメータが変更されていると認識した場合に変更後のパラメータをデータ通信装置7へ送信し、データ通信装置7が、上記問い合わせの結果からパラメータが変更されていると認識した場合に、中央管理装置6から送られてくる変更後のパラメータを取得して再設定する(パラメータを設定し直す)ので、次のような効果を得ることができる。
【0064】
すなわち、ユーザ先がその環境によって中央管理装置6からのアクセスが制限されている場合においても、中央管理装置6でパラメータの変更が発生したときに、それに合わせてサービスマンがユーザ先に出向いてデータ通信装置7のパラメータを設定し直す作業を行う必要がなくなる。
また、中央管理装置6が、データ通信装置7からのパラメータ変更有無の問い合わせがあった時に、パラメータが変更されていればその変更後のパラメータをデータ通信装置7へ送信し、その送信日時(他の履歴情報を加えてもよい)をそのデータ通信装置7の電話番号に関連付けて記憶するので、データ通信装置7内の設定パラメータを確実に管理することができる。
したがって、サービスの効率化およびシステム保守の効率化により、システム運営が円滑になり、システム全体のコストダウンが可能となる。
【0065】
次に、この画像形成装置管理システムを構成するデータ通信装置7および中央管理装置6におけるこの発明に係わる処理の他の例について説明する。
図13は、データ通信装置7におけるパラメータ再設定処理の他の例を示すフローチャートである。
なお、中央管理装置6における処理は図14によって説明した処理と同様である。また、データ通信装置7がパラメータを再設定する場合と再設定しない場合の中央管理装置6との間の通信シーケンスは、図15および図16に示したものと同様である。
【0066】
データ通信装置7のCPU41は、毎月所定日(この例ではカウンタ締め日)に所定時間毎に図13の処理ルーチンを開始し、まずステップ11でカウンタコール発呼時刻(カウンタ情報通報時刻)に達したか否かを判断して、まだその時刻に達していなければそのままメインルーチンにリターンする。
例えば、デバイスアドレス0のカウンタ締め日が20日、カウンタコール発呼時刻が15:00に設定されている場合、20日の15:00に達した場合に、ステップS12で中央管理装置6に対して通信回線8を介して発呼する。
【0067】
そして、ステップS12でデバイスアドレス0の画像形成装置1から取得したカウンタ情報を不揮発性RAM44から読み出してカウンタコール情報として中央管理装置6へ送信し、更にステップS13でその中央管理装置6に対してパラメータの変更の有無を問い合わせる。
以後のデータ通信装置7における処理と中央管理装置6における処理は、前述と同様なので、その説明を省略する。
【0068】
このように、データ通信装置7が、中央管理装置6へのカウンタ情報の送信時に、中央管理装置6に対してパラメータの変更の有無を問い合わせ、中央管理装置6が、その問い合わせに対してパラメータの変更の有無をチェックし、その結果(問い合わせ結果)をデータ通信装置7へ通知すると共に、パラメータが変更されていると認識した場合に変更後のパラメータをデータ通信装置7へ送信し、データ通信装置7が、上記問い合わせの結果からパラメータが変更されていると認識した場合に、中央管理装置6から送られてくる変更後のパラメータを取得して再設定するので、前述した処理による効果と同様の効果を得ることができる。
なお、データ通信装置7が、中央管理装置6への他の状態情報の送信時、あるいは電源投入時等の他のタイミングで、中央管理装置6に対してパラメータの変更の有無を問い合わせるようにしてもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、ユーザ先がその環境によって中央管理装置からのアクセスが制限されている場合においても、中央管理装置でパラメータの変更が発生したときに、その変更後のパラメータをユーザ先のデータ通信装置において簡単に再設定できるので、中央管理装置側のパラメータ変更に合わせてサービスマンがユーザ先に出向いてデータ通信装置のパラメータを設定し直す作業を行う必要がなくなる。したがって、サービスの効率化およびシステム保守の効率化により、システム運営が円滑になり、システム全体のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を実施する中央管理装置を用いた画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の画像形成装置1〜5の制御部の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のパーソナルI/F18の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1のデータ通信装置7の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4の不揮発性RAM44内の各種パラメータの一例を示す図である。
【図6】図4のデータ通信装置7におけるセレクティング動作の一例を示すフロー図である。
【図7】同じくポーリング動作の一例を示すフロー図である。
【図8】図1の中央管理装置6とデータ通信装置7との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図9】図1のデータ通信装置7と画像形成装置1〜5のパーソナルI/Fとの間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図10】図1の画像形成装置1〜5のパーソナルI/FとPPCコントローラとの間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図11】図1の中央管理装置6の概略構成例を示すブロック図である。
【図12】図4に示したデータ通信装置7におけるパラメータ再設定処理の一例を示すフロー図である。
【図13】図4に示したデータ通信装置7におけるパラメータ再設定処理の他の例を示すフロー図である。
【図14】図11に示した中央管理装置6におけるパラメータチェック処理の一例を示すフロー図である。
【図15】図4に示したデータ通信装置7がパラメータを再設定する場合の中央管理装置6との間の通信シーケンスの一例を示す図である。
【図16】図4に示したデータ通信装置7がパラメータを再設定しない場合の中央管理装置6との間の通信シーケンスの一例を示す図である。
【符号の説明】
1〜5:画像形成装置 6:中央管理装置
7:データ通信装置 8:通信回線
11,41:CPU 13,42:ROM
14,43:RAM 15,44:不揮発性RAM
45:リアルタイムクロック回路(RTC)
46:画像形成装置I/F
47:網制御装置(NCU) 48:モデム
Claims (1)
- 画像形成装置および中央管理装置と接続され、
前記画像形成装置の状態情報を定期的に前記中央管理装置へ送信する状態情報送信手段と、
前記中央管理装置に対して、当該データ通信装置の動作に必要なパラメータの変更の有無を問い合わせるパラメータ変更有無問い合わせ手段と、
該パラメータ変更有無問い合わせ手段による問い合わせ結果からパラメータが変更されていると認識した場合に、前記中央管理装置から変更後のパラメータを取得して再設定するパラメータ設定手段とを設け、
前記パラメータ変更有無問い合わせ手段は、前記状態情報送信手段により前記中央管理装置へ状態情報の送信が行われる通信において、該通信を切断することなくパラメータ変更有無の問い合わせを行うデータ通信装置と通信可能な中央管理装置において、
前記データ通信装置からパラメータの変更の有無の問い合わせがあった場合に、パラメータの変更の有無をチェックするパラメータ変更有無チェック手段と、
該パラメータ変更有無チェック手段によってパラメータが変更されていると認識した場合に、変更後のパラメータを前記データ通信装置へ送信するパラメータ送信手段と、
該パラメータ送信手段による前記データ通信装置への送信の日時を履歴情報として該データ通信装置の電話番号に関連付けて記憶する履歴情報記憶手段とを設けたことを特徴とする中央管理装置。
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