JP2001007943A - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JP2001007943A
JP2001007943A JP11178684A JP17868499A JP2001007943A JP 2001007943 A JP2001007943 A JP 2001007943A JP 11178684 A JP11178684 A JP 11178684A JP 17868499 A JP17868499 A JP 17868499A JP 2001007943 A JP2001007943 A JP 2001007943A
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Japan
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data communication
telephone number
image forming
communication device
forming apparatus
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Hidehiko Watanabe
秀彦 渡辺
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信装置の接続回線が変わった場合で
も、中央制御装置からデータ通信装置に発呼して回線接
続する。 【解決手段】 データ通信装置200は、自己の本来の
電話番号を記憶する記憶手段を有し、本来の電話番号と
実際に接続されている電話番号とをチェックする電話番
号チェック機能を有する。また、中央制御装置260
は、データ通信装置200の本来の電話番号を記憶する
記憶手段を有し、データ通信装置200の本来の電話番
号と実際に接続されている電話番号とをチェックする電
話番号チェック機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔管理の対象と
なる複数の画像形成装置とデータ通信装置を通信回線を
介して接続し、データ通信装置と中央制御装置を公衆回
線を介して接続した画像形成装置管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】遠隔管理の対象となる複数の画像形成装
置とデータ通信装置を通信回線を介して接続し、データ
通信装置と中央制御装置を公衆回線を介して接続した画
像形成装置管理システムが種々提案されている。画像形
成装置において、管理される内容は、トータル複写枚
数、給紙段毎の複写枚数、用紙サイズ毎の複写枚数、給
紙ミス回数、搬送ジャム回数、各ユニットの制御電圧、
電流、抵抗等の値、タイミングの適否などである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置管
理システムでは、中央制御装置及びデータ通信装置が記
憶しているデータ通信装置の接続電話番号と、実際にデ
ータ通信装置が接続されている電話番号とが異なってい
る場合、データ通信装置に接続される公衆回線において
それを検出する機能が無かった。
【0004】そのため例えば、オフィスのレイアウト変
更などでデータ通信装置の接続回線が変わってしまった
場合など、データ通信装置から中央制御装置に対しては
発呼できるが、中央制御装置からデータ通信装置に発呼
した場合、データ通信装置に接続できないなどの不具合
があった。
【0005】本発明は、データ通信装置の接続回線が変
わった場合でも、中央制御装置からデータ通信装置に発
呼して回線接続することが出来る画像形成装置管理シス
テムを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、遠隔管理の対象となる複数
の画像形成装置とデータ通信装置を通信回線を介して接
続し、データ通信装置と中央制御装置を公衆回線を介し
て接続した画像形成装置管理システムにおいて、データ
通信装置は、自己の本来の電話番号を記憶する記憶手段
を有し、本来の電話番号と実際に接続されている電話番
号とをチェックする電話番号チェック機能を有すること
を特徴とするものである。
【0007】また上記目的を達成するために、請求項2
記載の発明は、遠隔管理の対象となる複数の画像形成装
置とデータ通信装置を通信回線を介して接続し、データ
通信装置と中央制御装置を公衆回線を介して接続した画
像形成装置管理システムにおいて、中央制御装置は、デ
ータ通信装置の本来の電話番号を記憶する記憶手段を有
し、データ通信装置の本来の電話番号と実際に接続され
ている電話番号とをチェックする電話番号チェック機能
を有することを特徴とするものである。
【0008】また上記目的を達成するために、請求項3
記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置管理システ
ムにおいて、電話番号チェック機能は、データ通信装置
が話中音、呼び出し音を検出する機能を有することを前
提とし、記憶されている本来の電話番号に予め決められ
た回数発呼し、全ての呼で話中音が検出された場合に、
本来の電話番号と実際に接続されている電話番号が同じ
と判断することで実行されることを特徴とするものであ
る。
【0009】また上記目的を達成するために、請求項4
記載の発明は、請求項1または請求項3記載の画像形成
装置管理システムにおいて、データ通信装置は、記憶さ
れている本来の電話番号が実際に接続されている電話番
号と違っていると判断した場合、中央制御装置にその旨
通知する機能を有することを特徴とするものである。
【0010】また上記目的を達成するために、請求項5
記載の発明は、請求項3記載の画像形成装置管理システ
ムにおいて、データ通信装置は、予め決められた回数発
呼する中で一度でも呼び出し音を検出した場合は、本来
の電話番号が実際に接続されている電話番号と異なって
いると判断し、以降の電話番号チェック動作を中止する
ことを特徴とするものである。
【0011】また上記目的を達成するために、請求項6
記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置管理システ
ムにおいて、データ通信装置は、記憶されている本来の
電話番号と実際に接続されている電話番号とが異なって
いると判断した場合、可視表示または可聴表示する機能
を有することを特徴とするものである。
【0012】また上記目的を達成するために、請求項7
記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置管理システ
ムにおいて、電話番号チェック機能は、データ通信装置
からの着信時に公衆回線から通知される発信者番号情報
と、データ通信装置が通話中に通信情報として通知する
データ通信装置の本来の電話番号とを比較することで実
行することを特徴とするものである。
【0013】また上記目的を達成するために、請求項8
記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置管理システ
ムにおいて、データ通信装置からの通信情報は、データ
通信装置のID番号であり、中央制御装置はID番号を
直接または間接的に参照して本来の電話番号情報を得る
ことを特徴とするものである。
【0014】また上記目的を達成するために、請求項9
記載の発明は、請求項7記載の画像形成装置管理システ
ムにおいて、中央制御装置は、データ通信装置からの着
信時に公衆回線から通知される発信者番号と、記憶され
ているデータ通信装置の電話番号とが異なっている場
合、その旨表示する機能を有することを特徴とするもの
である。
【0015】請求項1、請求項2記載の発明では、デー
タ通信装置の本来の電話番号と実際に接続されている電
話番号とをチェックする電話番号チェック機能を有する
ので、例えば、オフィスのレイアウト変更などでデータ
通信装置の接続回線が変わってしまった場合でも、中央
制御装置からデータ通信装置に発呼すると接続がなされ
る。
【0016】請求項3記載の発明では、データ通信装置
は、本来の電話番号に予め決められた回数発呼し、全て
の呼で話中音が検出された場合に、本来の電話番号と実
際に接続されている電話番号が同じと判断するようにし
ているので、電話番号チェック機能の信頼性は高いもの
となる。
【0017】請求項4記載の発明では、例えば、オフィ
スのレイアウト変更などでデータ通信装置の接続回線が
変わってしまった場合など、中央制御装置に速やかに通
知されるので、中央制御装置からの間違い電話、通信不
能などが回避される。
【0018】請求項5記載の発明では、本来の電話番号
と実際の電話番号が異なっていることが分かった時点で
チェック動作を中止するので、中央制御装置に通知する
場合、通知のための時間が短くなり、業務の効率化が図
られる。
【0019】請求項6記載の発明では、本来の電話番号
と実際に接続されている電話番号とが異なっている場
合、データ通信装置のユーザもしくは設置者に通知する
ので、間違った接続の修正や電話番号の修正が速やかに
行われ、業務の効率が向上する。
【0020】請求項7記載の発明では、中央制御装置
は、データ通信装置からの着信時に公衆回線から通知さ
れる発信者番号情報と、データ通信装置が通話中に通信
情報として通知するデータ通信装置の本来の電話番号と
を比較するので、正確な電話番号チェックが行われる。
【0021】請求項8記載の発明では、ID情報を利用
して正確な電話番号チェックが行われる。
【0022】請求項9記載の発明では、データ通信装置
の本来の電話番号と実際の電話番号が異なっている場
合、データ通信装置の電話番号を変更するなどの対応が
可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形
態を示す画像形成装置管理システムのブロック図であ
る。この画像形成装置管理システムは、遠隔診断を前提
とした複数の画像形成装置(101〜105、以降の説
明ではこれらを符号100で代表させる)と、中央制御
装置260とを、データ通信装置200及び公衆回線2
50を介して接続し、中央制御装置260によって画像
形成装置100を集中的に遠隔管理できるようにしたも
のである。
【0024】データ通信装置200は、中央制御装置2
60からの指令信号を画像形成装置100へ選択的に送
信したり、逆に画像形成装置100からの各種通報を公
衆回線250を経由して中央制御装置260へ送信す
る。このデータ通信装置200は、24時間通電を行っ
ていて、通常、画像形成装置100の電源がオフになっ
ている夜間でも、中央制御装置260との通信を可能に
している。
【0025】このデータ通信装置200と画像形成装置
100とは、シリアル通信インターフェイスRS−48
5によりマルチドロップ接続されていて、後述するデー
タ通信装置200からのセレクティング、ポーリングに
より、画像形成装置100との通信を行っている。
【0026】図2はデータ通信装置200の一例を示す
ブロック図である。データ通信装置200は、図1で説
明したように、複数の画像形成装置100を制御した
り、公衆回線250を経由して中央制御装置260から
の指令の送受信を実行したり、画像形成装置100から
の各種通報により、中央制御装置260に発呼を行った
り、公衆回線250を画像形成装置100側に接続する
か、一般電話機側に接続するかの切り替え制御を行った
りする機能がある。これらの機能はCPU201により
制御される。
【0027】データ通信装置200は、このCPU20
1の他、データを一時格納するRAM202、制御プロ
グラムを格納するROM203、現在時刻を知るための
リアルタイムクロック204、画像形成装置100との
シリアル通信を制御する画像形成装置I/F205、さ
らにはNCU210、モデム220を備える。
【0028】RAM202には、中央制御装置260、
画像形成装置100の一方から他方への転送データ、複
数の画像形成装置100の中から1台を特定するそれぞ
れのディバイスコード及びIDコード、中央制御装置2
60の電話番号、回線接続が不成功だった場合の再発呼
回数、再発呼間隔等を記憶している。
【0029】図3はデータ通信装置のNCUの一例を示
すブロック図である。NCU210は、公衆回線250
のノイズから装置を保護するための保護回路211、デ
ータ通信装置200がオフフックして回線を掴んだとき
のループ電流を検出するためのループ電流検出回路21
2、公衆回線250からのリンギングを検出するための
リンギング検出回路213、公衆回線250をモデム側
に接続するか、外付けのファクシミリまたは電話機に接
続するか切り替えをするライン切替回路214、回線を
オフフックしたときに直流ループを形成し、公衆回線2
50とモデム信号の送受信をするループ形成回路215
を備えている。
【0030】図4はデータ通信装置のモデムの一例を示
すブロック図である。モデム220は、アナログフロン
トエンド221、変復調部222、コールプログレスト
ーン受信部223、バスインターフェイス224を備え
ている。
【0031】NCU210と接続されるアナログフロン
トエンド221は、2線/4線変換、アンプ、帯域ろ過
フィルタなどの機能を持つ。変復調部222は、アナロ
グフロントエンド221から受信したアナログ受信信号
Rxを復調し、ディジタル信号に変換し、バスインター
フェイス224に渡す。
【0032】またバスインターフェイス224から受信
したディジタル信号をアナログ送信信号Txに変調し、
アナログフロントエンド221に渡す。コールプログレ
ストーン受信部223は、アナログ受信信号Rxを監視
し、発信音、話中音、呼び出し音などのコールプログレ
ストーンを受信し、バスインターフェイス224を介し
てCPU201に伝える。
【0033】図5は中央制御装置の一例を示すブロック
図である。中央制御装置260は、公衆回線250を介
してデータ通信装置200との通信を司るモデム26
1、データ通信装置200へのデータ送信、受信、デー
タの加工を司る通信端末262、ディスプレイ263、
データ通信装置200の電話番号、受信データ等を保存
するためのハードディスク264を備えている。
【0034】次に、画像形成装置管理システムの概略機
能について説明する。この画像形成装置管理システムの
機能には、大きく分けて以下の(1)〜(3)に示す3
種類の機能がある。 (1)中央制御装置260から画像形成装置100への
通信制御。 (2)画像形成装置100から中央制御装置260、ま
たはデータ通信装置200への通信制御。 (3)データ通信装置200の独自制御。
【0035】次に、セレクティングの説明を行う。 (1)の中央制御装置260から画像形成装置100へ
の通信制御には、例えば、以下の(a)〜(c)に示す
ものがある。 (a)特定の画像形成装置100のトータル画像形成枚
数、給紙段(給紙トレイ)ごとの画像形成枚数、転写サ
イズごとの画像形成枚数、ミスフィード回数、転写紙サ
イズごとのミスフィード回数、転写紙搬送位置ごとのミ
スフィード回数等の読み取り及びリセット。 (b)画像形成装置100を構成する各ユニットの制御
電圧、電流、抵抗、タイミング等の調整値の設定及び読
み取り。 (c)(2)の画像形成装置100から中央制御装置2
60への通信制御に対する結果返送。
【0036】これらの制御は、中央制御装置260から
の指令を受信して、データ通信装置200から画像形成
装置100へのセレクティングによって行う。セレクテ
ィングとは、接続されている複数の画像形成装置100
の中から特定の1台を選択して通信する機能を示す。
【0037】図6はデータ通信装置200におけるセレ
クティング動作の一例を示すフローチャートである。各
画像形成装置100は、それぞれユニークな(特定の)
ディバイスコードを持っており、データ通信装置200
は、予め定められたセレクティング機能を示す特定コー
ド(またはコードの組み合わせ)と、選択すべき画像形
成装置100のディバイスコードとを、シリアル通信イ
ンターフェイスRS−485上に送出する。
【0038】各画像形成装置100は、セレクティング
機能を示す特定コード(またはコードの組み合わせ)に
より、次に続くディバイスコードと自己の持っているデ
ィバイスコードとを比較し、両コードが一致したときに
自分がセレクティングされたことを知る。
【0039】ここで、セレクティングされた画像形成装
置100は、送出すべきデータがある場合には、予め定
められた特定コード(またはコードの組み合わせ)によ
るビジー(BUSY)応答(ステップS301)を出力
する。データ通信装置200は、このビジー応答を受け
ると、セレクティング動作を中断し、図7で述べるポー
リング動作に移行する。
【0040】セレクティングされた画像形成装置100
は、送出すべきデータが無い場合には、セレクティング
に対応可能か否かを判断し、対応可能ならば予め定めら
れた特定コード(またはコードの組み合わせ)による肯
定応答(ステップS302)を出力して、データ通信装
置200との通信を実行(ステップS305,S30
6)する。対応不可能な場合は、予め定められた特定コ
ード(またはコードの組み合わせ)による否定応答(ス
テップS303)を出力して、データ通信装置200と
の通信を終了する。
【0041】また、データ通信装置200が出力したデ
ィバイスコードに対応する画像形成装置100が、電源
オフなどの理由で肯定応答も否定応答も出力できない場
合には、データ通信装置200は予め定められた一定時
間経過後(ステップS304)にセレクティング動作を
終了する。
【0042】次にポーリングの説明を行う。 (2)の画像形成装置100から中央制御装置260ま
たはデータ通信装置200への通信制御には、例えば、
以下の(a)〜(e)に示すものがある。 (a)画像形成装置100は、それぞれ画像形成動作が
不可能となる異常(故障)が発生した場合、その旨を即
時にデータ通信装置200及び通信回線250を介して
中央制御装置260へ通報する(緊急通報)。
【0043】(b)画像形成装置100は、それぞれ使
用者(顧客)による操作表示部上のキー操作により、画
像形成モードからそれとは異なる使用者が必要な要求
(修理依頼やサプライ補給依頼)を入力するための使用
者要求入力モードに移行し、図10で後述する操作表示
部801の文字表示器802に使用者要求入力画面が表
示され、その画面上の所定キーの押下によって使用者が
必要な要求が入力されたときに、その要求を即時にデー
タ通信装置200及び通信回線250を介して中央制御
装置260に通報する(緊急通報)。
【0044】(c)画像形成装置100は、それぞれ積
算画像形成枚数が予め設定された一定枚数(通報レベル
値)に達した場合に、対応する情報(例えば、積算画像
形成枚数または転写紙の発注情報等)を即時にデータ通
信装置200及び通信回線250を介して中央制御装置
260に通報する(緊急通報)。
【0045】(d)画像形成装置100は、それぞれ積
算画像形成枚数が予め設定された一定期間に到達した場
合に、対応する情報をデータ通信装置200に通報し、
データ通信装置200は、その日の指定時刻(これは中
央制御装置260により設定され、データ通信装置20
0に記憶しておく)に、それまでに受信した通報をまと
めて、通信回線250を介して中央制御装置260に通
報する(非緊急通報)。この通信制御には、指定時刻に
達する前に、それまでに受信した通報の回数が予め定め
られた回数に達した場合に、その指定時刻を待たずに中
央制御装置260への送信を行う制御も含まれる。
【0046】(e)画像形成装置100は、それぞれ画
像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回数、
指定時間への接近、センサの規格レベルへの到達など、
予防保全を必要とする事象が発生した場合に、その旨の
情報をデータ通信装置200に通報し、データ通信装置
200は、その日の指定時刻(これは中央制御装置26
0により設定され、データ通信装置200に記憶してお
く)に、それまでに受信した通報をまとめて、通信回線
250を介して中央制御装置260に通報する(非緊急
通報)。この通信制御には、指定時刻に達する前に、そ
れまでに受信した通報の回数が予め定められた回数に達
した場合に、その指定時刻を待たずに中央制御装置26
0への送信を行う制御も含まれる。
【0047】これらの制御は、データ通信装置200か
らのポーリング時に行う。ポーリングとは、接続されて
いる複数の画像形成装置100を順番に指定し、その指
定された画像形成装置100からの通信要求の有無を確
認する機能を指す。
【0048】図7はデータ通信装置200におけるポー
リング動作の一例を示すフローチャートである。データ
通信装置200は、予め定められたポーリング機能を示
す特定コード(またはコードの組み合わせ)と、選択す
べき画像形成装置100のディバイスコードとをシリア
ル通信インターフェイスRS−485上に送出する。各
画像形成装置100は、ポーリング機能を示す特定コー
ド(またはコードの組み合わせ)により、次に続くディ
バイスコードと自己のディバイスコードとを比較し、両
コードが一致したときに自分がポーリングされたことを
知る。
【0049】次にポーリングされた画像形成装置100
は、中央制御装置260またはデータ通信装置200に
対する通信要求があれば、データ通信装置200との通
信を開始(ステップS402)し、通信要求が無いとき
または前記開始した通信が終了したときは、予め定めら
れた特定コード(またはコードの組み合わせ)による終
了応答(ステップS401)を出力してデータ通信装置
200との通信を終了する。データ通信装置200は、
終了応答を受けると、次の画像形成装置100へのポー
リングに移行する。
【0050】また、データ通信装置200が出力するデ
ィバイスコードに対応する画像形成装置100が、電源
オフなどの理由で通信を開始できなかったり、あるいは
終了応答も出力できない場合、データ通信装置200は
予め定めた一定時間経過後(ステップS403)にポー
リング動作を終了する。このポーリングは、セレクティ
ングが発生しない限り、接続されている画像形成装置1
00に対して順次繰り返される。
【0051】次に、画像形成装置100のトータルカウ
ンタ(保守契約管理データ)読み出しの説明を行う。 (3)のデータ通信装置200独自の制御には、例え
ば、以下の(a),(b)に示すものがある。 (a)トータルカウンタ値読み出し。 (b)(2)の画像形成装置100から中央制御装置2
60への通信制御に対する結果返送。
【0052】トータルカウンタ値の読み出しの制御は、
データ通信装置200から画像形成装置100への1日
1回提示(0時0分、ただしこの時刻に画像形成装置1
00の電源がオフになっている場合は、この時刻以降に
初めて電源がオンになったとき)のセレクティングによ
って行う。
【0053】データ通信装置200は、接続されている
画像形成装置ごとにトータルカウンタ用のメモリを2個
(仮にこれらをそれぞれA,Bとする)用意してあり、
前記1日1回定時のセレクティングによって読み取った
トータルカウンタ値をメモリAに書き込む。
【0054】従って、メモリAは、毎日、前日のデータ
が書き換えられることになる(但し、例えば、休日のよ
うに1日中画像形成装置100の電源がオン状態になら
ない場合はこの限りではない)。また、毎月1回、予め
決められた日時(これは中央制御装置260により設定
され、データ通信装置200内の不揮発RAMに記憶さ
れる)にメモリAに記憶されているトータルカウンタ値
をメモリBにコピーする。
【0055】データ通信装置200から中央制御装置2
60へはメモリBの内容が送られるが、その転送方法に
は以下の(a),(b)に示す2通りの方法がある。 (a)中央制御装置260は、上記予め決められた日時
(メモリAの内容がメモリBにコピーされる日時)以降
に、データ通信装置200のメモリBに記憶されたトー
タルカウンタ値を読みにいく。
【0056】(b)データ通信装置200は、上記日時
以降に自発呼して、メモリBに記憶されたトータルカウ
ンタ値を通信回線250を介して中央制御装置260へ
送出する。なお、自発呼を行う日時も、中央制御装置2
60により設定され、データ通信装置200内の不揮発
RAMに記憶される。
【0057】なお、データ通信装置200は、接続され
ている画像形成装置ごとにメモリA,Bを組み合わせた
メモリを複数組用意している。これは例えば、白黒コピ
ー用、アプリケーションコピー用、カラーコピー用等の
種々のトータルカウンタ値が考えられるためである。
【0058】次に画像形成装置100の制御の説明を行
う。図8は画像形成装置100の制御部の構成例を示す
ブロック図である。画像形成装置100の制御部は、そ
れぞれCPU500、リアルタイムクロック回路51
0、ROM502、RAM503、不揮発RAM50
4、入出力ポート505、シリアル通信制御ユニット5
06〜508からなる画像形成装置コントローラと、パ
ーソナルインターフェイス(以下の説明でPIと略称す
る)509と、システムバス501とを備えている。
【0059】CPU500は、ROM502内の制御プ
ログラムによって、この制御全体を統括的に制御する中
央制御装置である。リアルタイムクロック回路510
は、時刻情報を発生するものであり、CPU500がそ
れを読むことによって、現在の時刻を知ることができ
る。ROM502は、CPU500が使用する制御プロ
グラムを含む各種固定データを格納しているリードオン
リ・メモリである。
【0060】RAM503は、CPU500がデータ処
理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するラ
ンダムアクセス・メモリである。不揮発RAM504
は、例えば、図13で後述する操作表示部等からのモー
ド指示の内容などを記憶するメモリであり、電池によっ
てバックアップされている。入出力ポート505は、画
像形成装置100内のモータ、ソレノイド、クラッチ等
の出力負荷や、センサ、スイッチ類の入力信号を接続し
ている。
【0061】シリアル通信制御ユニット506は、図示
しない操作表示部の制御部との信号のやり取りを行って
いる。シリアル通信制御ユニット507は、図示しない
原稿送り部の制御部との信号のやり取りを行っている。
シリアル通信制御ユニット508は、図示しない転写紙
後処理部の制御部との信号のやり取りを行っている。
【0062】PI509は、データ通信装置200との
間の通信を司るインターフェイス回路であり、CPU5
00のデータ通信装置200との通信処理のための負荷
を軽減するために設けられている。勿論、CPU500
の処理能力が十分であれば、このPI509の機能をC
PU500に取り込んでも差し支えない。
【0063】PI509の主な機能は、以下の(1)〜
(4)に示す通りである。 (1)データ通信装置200からのポーリング、セレク
ティングの監視。 (2)データ通信装置200への肯定応答、否定応答処
理。 (3)データ通信装置200との間の送受信データの正
当性チェック、パリティチェック及びエラー発生時の再
送要求処理。 (4)データ通信装置200との間の送受信データのヘ
ッダ処理。
【0064】システムバス501は、アドレスバス、コ
ントロールバス、データバスからなるバスラインであ
り、CPU500、リアルタイムクロック回路510、
ROM502、RAM503、不揮発RAM504、入
出力ポート505、シリアル通信制御ユニット506〜
508、及びPI509を相互に接続する。
【0065】次にPI509の説明を行う。図9は図8
のPI509の構成例を示すブロック図である。このP
I509は、CPU600、デュアルポートメモリ60
2、レジスタ603〜606、入力ポート607、シリ
アル通信制御ユニット609、ローカルバス601、及
びディバイスコード設定スイッチ608により構成され
ている。CPU600は、中央処理装置、ROM、RA
M等からなるワンチップマイクロコンピュータであり、
このPI509全体を統括的に制御する。
【0066】デュアルポートメモリ602は、PI50
9のCPU600と図8のCPU500の双方から読み
書き可能であり、PI509とPPCコントローラ(C
PU500、ROM502、RAM503、・・・リア
ルタイムクロック510)との間でテキストデータの授
受に使用されるデータメモリである。レジスタ603〜
606は、上記テキストデータの授受時に制御用として
使用されるが、詳細は省略する。
【0067】ディバイスコード設定スイッチ608は、
画像形成装置101〜105ごとに固有のディバイスコ
ードを設定するためのものであり、データ通信装置20
0からのポーリング、セレクティング時のディバイスコ
ード識別用として使用される。シリアル通信制御ユニッ
ト609は、データ通信装置200及び/または他の画
像形成装置100のPI509と接続される(図8の例
では画像形成装置102と接続されている)。
【0068】次にデータ構成の説明を行う。図10は中
央制御装置260とデータ通信装置200との間で授受
されるテキストデータの構成例を示す図である。図10
において、通番は1回の送信の中での送信ブロック番号
であり、最初のブロックは“01”で始め、以降1つず
つ増加させて、“99”の次は“00”とする。
【0069】IDコードは、データ通信装置200、及
びそのデータ通信装置200に接続された複数の画像形
成装置100から1台の画像形成装置、例えば画像形成
装置101を特定する目的を持っている。
【0070】識別コードは、通信目的の種類を示すコー
ド(処理コード)にテキストデータの発信元、受信元を
付加したものである。処理コードは、下記〔表1〕に示
すように決められている。
【0071】
【表1】
【0072】また、情報レコードは情報コード、データ
部桁数、及びデータ部よりなり、下記〔表2〕に示すよ
うに決められている。
【0073】
【表2】
【0074】IDコードと識別コードとの間、識別コー
ドと情報レコードとの間、情報レコードと情報レコード
との間には、それぞれセミコロン(;)によるセパレー
タが挿入される。
【0075】図11はデータ通信装置200と画像形成
装置100のPI509との間で授受されるテキストデ
ータの構成例を示す図である。ディバイスコードは、前
述したように、画像形成装置101〜105ごとにディ
バイスコード設定スイッチ608によってそれぞれ固有
に設定される。画像形成装置100を初めてデータ通信
装置200に接続したインストール時に、画像形成装置
100からディバイスコードを読み込んでデータ通信装
置200内の不揮発RAMに記憶する。以降、テキスト
の送出方向により図10のIDコードとこのディバイス
コードは適宜変換される。
【0076】処理コードは、前述したように通信目的の
種類を示すコードであり、図10の識別コードからテキ
ストの発信元、受信元を削除したものである。これもテ
キストの送出方向により、データ通信装置200によっ
て適宜付加、削除される。
【0077】図12は、画像形成装置100のPI50
9と、PPCコントローラ(CPU500他)との間で
授受されるテキストデータの構成例を示す図であり、図
11で示したデータ通信装置200とPI509との間
で授受されるテキストデータから、ヘッダ、ディバイス
コード、及びパリティ部分を取り除いたものである。
【0078】次に画像形成装置100の操作パネルの説
明を行う。図13は画像形成装置100の操作表示部の
構成例を示したレイアウト図である。この操作表示部
は、一般の制御部(例えば、図8で示した画像形成装置
100における制御部)と同じように、制御プログラム
を格納したROM、その制御プログラムによって各種制
御を実行するCPU、データを一時格納するRAM、電
池によりバックアップされた不揮発RAM、シリアル通
信制御ユニット、及び入出力ポート等を備えており、図
8のシリアル通信制御ユニット506とデータの授受を
行っているが、その詳細は省略する。
【0079】この操作表示部801は、上述した制御部
の他に、文字表示器802、表示用コントラストボリュ
ーム803、モード確認キー804、画面切り替えキー
805、呼び出しキー806、登録キー807、ガイダ
ンスキー808、プリントキー809、テンキー81
0、置数クリア/ストップキー811、エンターキー8
12、割り込みキー813、予熱/モードクリアキー8
14を備えている。
【0080】表示用コントラストボリューム803は、
文字表示器802のコントラストを調整するためのもの
である。モード確認キー804は、文字表示器802に
選択的に表示される各画像形成モードを一覧表示で確認
するためのキーである。画面切り替えキー805は、文
字表示器802の表示形態を、熟練度に応じて切り替え
るためのキーである。
【0081】呼び出しキー806は、ユーザプログラム
を呼び出すためのキーである。登録キー807は、ユー
ザプログラムを登録するためのキーである。ガイダンス
キー808は、文字表示器802にガイダンスメッセー
ジ等を表示するためのキーである。プリントキー809
は、画像形成(コピー)動作を実行開始させるためのキ
ーである。
【0082】テンキー810は、画像形成枚数(コピー
枚数)や倍率等の数値を入力するためのキーである。置
数クリア/ストップキー811は、置数(画像形成枚
数)をクリアしたり、コピー動作をストップさせたりす
るためのキーである。エンターキー812は、ズーム変
倍や綴じ代寸法用置数等の数値の指定を確定するための
キーである。
【0083】割り込みキー813は、コピー中に割り込
んで、別の原稿をコピーするときなどに使用するキーで
ある。予熱/モードクリアキー814は、設定した全て
の画像形成モードの内容を取り消したり、予熱を設定し
て節電状態にしたりするキーである。
【0084】以下、本発明の具体的内容を説明する。デ
ータ通信装置200には、RAM202に自己が接続さ
れている電話番号と、中央制御装置260の電話番号が
記憶されている。CPU201では、ROM203に予
め記憶されたプログラムにより、例えば毎日12:00
に、RAM202に記憶されている自己の電話番号(例
03−1234−0001)に電話する。
【0085】通常であれば回線は話中になるので、公衆
回線250からは話中音が返ってくる。データ通信装置
200では、この話中音をモデム220のコールプログ
レストーン受信部223で検出し、CPU201に通知
する。CPU201はこれを受けて、NCU210に対
し、回線を解放するように指示し、回線を切る。
【0086】もし、データ通信装置200が、RAM2
02に記憶されている自己の電話番号(03−1234
−0001)以外の電話番号(例03−1234−00
02)に接続されているとすると、03−1234−0
001に接続されている電話が話中でない限り、公衆回
線250からは呼び出し音が返ってくる筈である。
【0087】データ通信装置200が03−1234−
0001以外の電話番号に接続されている場合でも、0
3−1234−0001に接続されている電話が話中で
ある場合もあり得るので、一定時間を置いて数回03−
1234−0001に発呼し、全て話中であれば、現在
データ通信装置200が接続されている回線が、データ
通信装置200に記憶されている本来接続されているべ
き電話回線、すなわち、03−1234−0001に接
続されていると判断し、正常終了する。
【0088】上記手順で一度でもコールプログレストー
ン受信部223で呼び出し音が検出された場合は、発呼
を中止し、中央制御装置260に対して異常を通知する
緊急通報を実施する。また、このときデータ通信装置2
00のLED表示部206に、本来接続されるべき回線
に接続されていないことを示す表示をする。これは、あ
るい特定のLEDを点滅させるなどの表示で可能であ
る。
【0089】データ通信装置200から接続回線が間違
っている旨通知する場合、図10に示すデータフォーマ
ットに沿って、識別コードに例えば回線接続異常を示す
「99」を当て、情報レコード部は持たずに送信する等
が考えられる。
【0090】図14はデータ通信装置における電話番号
チェックのフローチャートである。即ち、上述したよう
に、一定時間を置いて(S1でY)、数回本来の自番号
に発呼し、全て話中であれば(S2〜S5)、正常終了
する。また、一度でも呼び出し音が検出されれば、LE
D表示部206に異常表示し、中央制御装置260に通
報する(S4,S6,S7)。
【0091】前述したように、データ通信装置200
は、画像形成装置100での異常発生時や、マニュアル
スイッチ押下時に、これを受けて中央制御装置260に
そのデータを送信する機能がある。このとき、データ通
信装置200や画像形成装置100を特定するためのI
D番号が同時に送信される。
【0092】このID番号にデータ通信装置200が接
続されている電話番号を利用することで、データ通信装
置200からのコール受信の際、中央制御装置260は
データ通信装置200が接続されているべき電話番号を
知ることができる。
【0093】一方、公衆回線250では、発信者番号を
着信者に通知するサービスがある。これを利用し、中央
制御装置260では、実際にデータ通信装置200が接
続されている電話番号を知ることができる。これは発信
者番号通知サービス(NTTのナンバーディスプレイサ
ービスなど)をサポートしているモデム261を使用
し、データ通信装置200からの着信があったとき、モ
デム261から通信端末262に対して番号を通知する
こと等により可能である。
【0094】通信端末262では、この2つの電話番号
を比較し、これが異なっていたときには、データ通信装
置200が接続されている電話番号と、中央制御装置2
60で把握しているデータ通信装置200が本来接続さ
れているべき電話番号が違うと判断する。
【0095】また、データ通信装置200が送信してく
るデータの中のID番号は、データ通信装置200が接
続されている電話番号では無い場合がある。例えば、デ
ータ通信装置200の製造番号などの場合、中央制御装
置260では、そのデータ通信装置200の電話番号と
データ通信装置200の製造番号とを対応させて記憶し
ておき、前記のようにデータ通信装置200からの着信
時に公衆回線250から通知される発信者番号と、中央
制御装置260が記憶しているデータ通信装置200の
電話番号とを比較し、チェックすることが可能となる。
【0096】中央制御装置260側では、チェックした
電話番号が異なっていた場合、ディスプレイ263に
「03−1234−0001のユーザの電話番号が03
−1234−0002に変更になっています」等の表示
をすることにより、中央制御装置260のオペレータに
通知することができる。
【0097】図15は中央制御装置における電話番号チ
ェックのフローチャートである。上述したように、デー
タ通信装置200から発信者番号とIDを受信したとき
(S11〜S13)、発信者番号とID番号(発信者の
本来の電話番号をID番号としていることが前提)を比
較し(S14)、一致していれば正常に終了し、一致し
ていなければ、ディスプレイ263に異常表示する(S
15)。
【0098】
【発明の効果】請求項1、請求項2記載の発明によれ
ば、データ通信装置の本来の電話番号と実際に接続され
ている電話番号とをチェックする電話番号チェック機能
を有するので、例えば、オフィスのレイアウト変更など
でデータ通信装置の接続回線が変わってしまった場合で
も、中央制御装置からデータ通信装置に発呼すると接続
を行うことができ、業務の効率を向上させることができ
る。
【0099】請求項3記載の発明によれば、データ通信
装置は、本来の電話番号に予め決められた回数発呼し、
全ての呼で話中音が検出された場合に、本来の電話番号
と実際に接続されている電話番号が同じと判断するよう
にしているので、電話番号チェック機能の信頼性を高め
ることができる。
【0100】請求項4記載の発明によれば、例えば、オ
フィスのレイアウト変更などでデータ通信装置の接続回
線が変わってしまった場合など、中央制御装置に速やか
に通知されるので、中央制御装置からの間違い電話、通
信不能などを回避することができる。
【0101】請求項5記載の発明によれば、本来の電話
番号と実際の電話番号が異なっていることが分かった時
点でチェック動作を中止するので、中央制御装置に通知
する場合、通知のための時間を短くすることができ、か
つ業務の効率化を図ることができる。
【0102】請求項6記載の発明によれば、本来の電話
番号と実際に接続されている電話番号とが異なっている
場合、データ通信装置のユーザもしくは設置者に通知す
るので、間違った接続の修正や電話番号の修正を速やか
に行うことができ、業務の効率を向上させることができ
る。
【0103】請求項7記載の発明によれば、中央制御装
置は、データ通信装置からの着信時に公衆回線から通知
される発信者番号情報と、データ通信装置が通話中に通
信情報として通知するデータ通信装置の本来の電話番号
とを比較するので、正確な電話番号チェックを行うこと
ができる。
【0104】請求項8記載の発明によれば、ID情報を
利用して正確な電話番号チェックを行うことができる。
【0105】請求項9記載の発明によれば、データ通信
装置の本来の電話番号と実際の電話番号が異なっている
場合、データ通信装置の電話番号を変更するなどの対応
を可能とし、業務の効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す画像形成装置管理シ
ステムのブロック図である。
【図2】図1のデータ通信装置の一例を示すブロック図
である。
【図3】データ通信装置のNCUの一例を示すブロック
図である。
【図4】データ通信装置のモデムの一例を示すブロック
図である。
【図5】中央制御装置の一例を示すブロック図である。
【図6】データ通信装置におけるセレクティング動作の
一例を示すフローチャートである。
【図7】データ通信装置におけるポーリング動作の一例
を示すフローチャートである。
【図8】画像形成装置の制御部の構成例を示すブロック
図である。
【図9】図8のPIの構成例を示すブロック図である。
【図10】中央制御装置とデータ通信装置との間で授受
されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図11】データ通信装置と画像形成装置のPIとの間
で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図12】画像形成装置のPIと画像形成装置のコント
ローラとの間で授受されるテキストデータの構成例を示
す図である。
【図13】画像形成装置の操作表示部の構成例を示すレ
イアウト図である。
【図14】データ通信装置における電話番号チェックの
フローチャートである。
【図15】中央制御装置における電話番号チェックのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
100 画像形成装置 200 データ通信装置 250 公衆回線 260 中央制御装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔管理の対象となる複数の画像形成装
    置とデータ通信装置を通信回線を介して接続し、データ
    通信装置と中央制御装置を公衆回線を介して接続した画
    像形成装置管理システムにおいて、 データ通信装置は、自己の本来の電話番号を記憶する記
    憶手段を有し、本来の電話番号と実際に接続されている
    電話番号とをチェックする電話番号チェック機能を有す
    ることを特徴とする画像形成装置管理システム。
  2. 【請求項2】 遠隔管理の対象となる複数の画像形成装
    置とデータ通信装置を通信回線を介して接続し、データ
    通信装置と中央制御装置を公衆回線を介して接続した画
    像形成装置管理システムにおいて、 中央制御装置は、データ通信装置の本来の電話番号を記
    憶する記憶手段を有し、データ通信装置の本来の電話番
    号と実際に接続されている電話番号とをチェックする電
    話番号チェック機能を有することを特徴とする画像形成
    装置管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 電話番号チェック機能は、データ通信装置が話中音、呼
    び出し音を検出する機能を有することを前提とし、記憶
    されている本来の電話番号に予め決められた回数発呼
    し、全ての呼で話中音が検出された場合に、本来の電話
    番号と実際に接続されている電話番号が同じと判断する
    ことで実行されることを特徴とする画像形成装置管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3記載の画像形成
    装置管理システムにおいて、 データ通信装置は、記憶されている本来の電話番号が実
    際に接続されている電話番号と違っていると判断した場
    合、中央制御装置にその旨通知する機能を有することを
    特徴とする画像形成装置管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 データ通信装置は、予め決められた回数発呼する中で一
    度でも呼び出し音を検出した場合は、本来の電話番号が
    実際に接続されている電話番号と異なっていると判断
    し、以降の電話番号チェック動作を中止することを特徴
    とする画像形成装置管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 データ通信装置は、記憶されている本来の電話番号と実
    際に接続されている電話番号とが異なっていると判断し
    た場合、可視表示または可聴表示する機能を有すること
    を特徴とする画像形成装置管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 電話番号チェック機能は、データ通信装置からの着信時
    に公衆回線から通知される発信者番号情報と、データ通
    信装置が通話中に通信情報として通知するデータ通信装
    置の本来の電話番号とを比較することで実行することを
    特徴とする画像形成装置管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 データ通信装置からの通信情報は、データ通信装置のI
    D番号であり、中央制御装置はID番号を直接または間
    接的に参照して本来の電話番号情報を得ることを特徴と
    する画像形成装置管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、 中央制御装置は、データ通信装置からの着信時に公衆回
    線から通知される発信者番号と、記憶されているデータ
    通信装置の電話番号とが異なっている場合、その旨表示
    する機能を有することを特徴とする画像形成装置管理シ
    ステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8184784B2 (en) 2006-05-24 2012-05-22 Ricoh Company, Ltd. Method and device for data communication
KR101875575B1 (ko) * 2017-04-07 2018-07-06 오토앤 주식회사 세차장에서 예비세차를 위해 사용되는 세제가루, 세제용액 공급조 및 예비세차 시스템

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8184784B2 (en) 2006-05-24 2012-05-22 Ricoh Company, Ltd. Method and device for data communication
KR101875575B1 (ko) * 2017-04-07 2018-07-06 오토앤 주식회사 세차장에서 예비세차를 위해 사용되는 세제가루, 세제용액 공급조 및 예비세차 시스템

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