JPH11187186A - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JPH11187186A
JPH11187186A JP9352889A JP35288997A JPH11187186A JP H11187186 A JPH11187186 A JP H11187186A JP 9352889 A JP9352889 A JP 9352889A JP 35288997 A JP35288997 A JP 35288997A JP H11187186 A JPH11187186 A JP H11187186A
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JP
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image forming
forming apparatus
data
maintenance contract
data communication
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JP9352889A
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English (en)
Inventor
Shozo Miyawaki
省三 宮脇
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客が中央制御装置で画像形成装置の保守契
約の管理が正確に行なわれているかどうかを容易に判断
できるようにする。 【解決手段】 各画像形成装置1〜5はそれぞれ、画像
形成動作に応じて画像形成枚数を積算し、その積算画像
形成枚数を保守契約管理データとして記憶すると共に、
その保守契約管理データを定期的にデータ通信装置7へ
送信する。データ通信装置7は、各画像形成装置1〜5
からそれぞれ受信した保守契約管理データを記憶すると
共に、それらの保守契約管理データを各画像形成装置1
〜5の送信間隔より長い間隔で定期的に中央制御装置6
へ送信する。中央制御装置6は、データ通信装置7から
受信した保守契約管理データを記憶すると共に、いずれ
かの画像形成装置からの要求に応じてその過去の保守契
約管理データをデータ通信装置7を介して当該画像形成
装置へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写装置,プリ
ンタ,ファクシミリ装置等の画像形成装置と中央制御装
置とをデータ通信装置及び通信回線を介して接続した画
像形成装置管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】このような画像形成装置管理システムと
しては、不特定多数のユーザ(顧客)のオフィス等に設
置された画像形成装置(遠隔診断を前提としている複写
機等)をデータ通信装置及び公衆回線等の通信回線を利
用して、販売,サービスの拠点(会社)などに設置され
ている中央制御装置(ホストマシン)と接続可能にした
ものが一般に知られている。
【0003】このような画像形成装置管理システムは、
以下の(1)〜(3)に示す制御を行なうことにより、
効率的且つ迅速にサービス対応を行なうことを目的とす
るものである。 (1)中央制御装置から画像形成装置への通信制御 (2)画像形成装置から中央制御装置又はデータ通信装
置への通信制御 (3)データ通信装置独自の制御
【0004】このような画像形成装置管理システムで
は、画像形成装置が、画像形成動作に応じて画像形成枚
数を積算し、それを保守契約管理データとして記憶する
と共に、その保守契約管理データを定期的にデータ通信
装置を介して中央制御装置へ送信するようにしている。
中央制御装置は、画像形成装置の保守契約管理データを
受信することにより、その画像形成装置の使用者(顧
客)との間で取り交わした保守契約を管理するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、顧客は中央
制御装置で画像形成装置の保守契約の管理が正確に行な
われているかどうかを知りたい場合があるが、従来はそ
れができなかった。この発明は上記の点に鑑みてなされ
たものであり、顧客が中央制御装置で画像形成装置の保
守契約の管理が正確に行なわれているかどうかを容易に
判断できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、複写装置等
の画像形成装置と中央制御装置とがデータ通信装置及び
通信回線を介して接続され、中央制御装置が、通信回線
及びデータ通信装置を介して画像形成装置を遠隔管理す
るようにした画像形成装置管理システムにおいて、上記
の目的を達成するため、以下のようにしたことを特徴と
する。
【0007】請求項1の発明は、画像形成装置に、画像
形成動作に応じて画像形成枚数を積算する枚数積算手段
と、該手段による積算画像形成枚数を保守契約管理デー
タとして記憶する第1の記憶手段と、該手段に記憶され
た保守契約管理データを定期的にデータ通信装置へ送信
する第1の送信手段とを設け、データ通信装置に、画像
形成装置から受信した保守契約管理データを記憶する第
2の記憶手段と、該手段に記憶された保守契約管理デー
タを画像形成装置の送信間隔より長い間隔で定期的に中
央制御装置へ送信する第2の送信手段とを設け、中央制
御装置に、データ通信装置から受信した保守契約管理デ
ータを記憶する第3の記憶手段と、画像形成装置からの
要求に応じて、第3の記憶手段に記憶されている保守契
約管理データをデータ通信装置を介して画像形成装置へ
送信する第3の送信手段とを設けたものである。
【0008】請求項2の発明は、画像形成装置に、画像
形成動作に応じて画像形成枚数を積算する枚数積算手段
と、該手段による積算画像形成枚数を保守契約管理デー
タとして記憶する第1の記憶手段と、該手段に記憶され
た保守契約管理データを定期的にデータ通信装置へ送信
する第1の送信手段とを設け、データ通信装置に、画像
形成装置から受信した保守契約管理データを記憶する第
2の記憶手段と、該手段に記憶された保守契約管理デー
タを画像形成装置の送信間隔より長い間隔で定期的に中
央制御装置へ送信する第2の送信手段と、画像形成装置
からの要求に応じて、第2の記憶手段に記憶されている
保守契約管理データを前記画像形成装置へ送信する第4
の送信手段とを設けたものである。
【0009】請求項3の発明は、画像形成装置に、画像
形成動作に応じて画像形成枚数を積算する枚数積算手段
と、該手段による積算画像形成枚数を保守契約管理デー
タとして記憶する第1の記憶手段と、該手段に記憶され
た保守契約管理データを定期的にデータ通信装置へ送信
する第1の送信手段とを設け、データ通信装置に、画像
形成装置から受信した保守契約管理データを記憶する第
2の記憶手段と、該手段に記憶された保守契約管理デー
タを画像形成装置の送信間隔より長い間隔で定期的に中
央制御装置及び画像形成装置へそれぞれ送信する第5の
送信手段とを設けたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかの画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装
置に、データ通信装置あるいは中央制御装置から受信し
た保守契約管理データを表示する表示手段を設けたもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1は、この発明の一実
施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示す
ブロック図である。
【0012】この画像形成装置管理システムは、遠隔診
断を前提とした5台の画像形成装置(複写装置等)1〜
5と中央制御装置6とをデータ通信装置7及び通信回線
8を介して接続し、中央制御装置6によって各画像形成
装置1〜5を集中的に遠隔管理できるようにしたもので
ある。
【0013】データ通信装置7は、中央制御装置6から
の指令信号を画像形成装置1〜5へ選択的に送信した
り、逆に画像形成装置1〜5からの各種通報を通信回線
8を経由して中央制御装置6へ送信する。
【0014】このデータ通信装置7は、24時間通電を
行なっていて、通常画像形成装置1〜5の電源がオフに
なっている夜間でも中央制御装置6との通信を可能にし
ている。このデータ通信装置7と各画像形成装置1〜5
とはシリアル通信インタフェースRS−485によりマ
ルチドロップ接続されていて、データ通信装置7からの
ポーリング,セレクティングにより各画像形成装置1〜
5との通信を行なっている。
【0015】図2は、画像形成装置1〜5の制御部の構
成例を示すブロック図である。画像形成装置1〜5の制
御部は、それぞれCPU11,リアルタイムクロック回
路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM1
5,入出力ポート16,及びシリアル通信制御ユニット
17a,17b,17cからなるPPC(画像形成装
置)コントローラと、パーソナルインタフェース(以下
「インタフェース」を「I/F」と略称する)18と、
システムバス19とを備えている。
【0016】CPU11は、ROM13内の制御プログ
ラムによってこの制御部全体を統括的に制御する中央処
理装置である。リアルタイムクロック回路12は、時刻
情報を発生するものであり、CPU11がそれを読み込
むことによって現在の時刻を知ることができる。ROM
13は、CPU11が使用する制御プログラムを含む各
種固定データを格納しているリードオンリ・メモリであ
る。
【0017】RAM14は、CPU11がデータ処理を
行なう際に使用するワークメモリ等として使用するラン
ダムアクセス・メモリである。不揮発性RAM15は、
後述する操作表示部(図4)等からのモード指示の内容
などを記憶するメモリであり、電池によってバックアッ
プされている。入出力ポート16は、画像形成装置内の
モータ,ソレノイド,クラッチ等の出力負荷やセンサ・
スイッチ類を接続している。
【0018】シリアル通信制御ユニット17aは、図示
しない操作表示部との信号のやりとりを行なっている。
シリアル通信制御ユニット17bは、図示しない原稿送
り部との信号のやりとりを行なっている。シリアル通信
制御ユニット17cは、図示しない転写紙後処理部との
信号のやりとりを行なっている。
【0019】パーソナルI/F18は、データ通信装置
7との間の通信を司るインタフェース回路であり、CP
U11のデータ通信装置7との通信処理のための負荷を
軽減するために設けられている。もちろん、CPU11
の処理能力が充分であれば、このパーソナルI/F18
の機能をCPU11に取り込んでも差し支えない。この
パーソナルI/F18の主な機能は、以下の(1)〜
(4)に示す通りである。
【0020】 (1)データ通信装置7からのポーリング,セレクティ
ングの監視 (2)データ通信装置7への肯定応答,否定応答処理 (3)データ通信装置7との間の送受信データの正当性
のチェック,パリティチェック,及びエラー発生時の再
送要求処理 (4)データ通信装置7との間の送受信データのヘッダ
処理
【0021】システムバス19はアドレスバス,コント
ロールバス,データバスからなるバスラインであり、C
PU11,リアルタイムクロック回路12,ROM1
3,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート1
6,シリアル通信制御ユニット17a,17b,17
c,及びパーソナルI/F18を相互に接続する。
【0022】図3は、図2のパーソナルI/F18の構
成例を示すブロック図である。このパーソナルI/F1
8は、CPU21,デュアルポートメモリ22,レジス
タ23〜26,入力ポート27,シリアル通信制御ユニ
ット28,ローカルバス29,及びディバイスコード設
定スイッチ30によって構成されている。
【0023】CPU21は、中央処理装置,ROM,R
AM等からなるワンチップのマイクロコンピュータであ
り、このパーソナルI/F18全体を統括的に制御す
る。デュアルポートメモリ22は、CPU21と図2の
CPU11の双方から読み書き可能であり、パーソナル
I/F18とPPCコントローラ31との間でのテキス
トデータの授受に使用されるデータメモリである。
【0024】なお、PPCコントローラ31は上述した
CPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM1
3,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート1
6,及びシリアル通信制御ユニット17a,17b,1
7cによって構成される。レジスタ23〜26は、上記
テキストデータの授受時に制御用として使用されるが、
詳細な説明は省略する。
【0025】ディバイスコード設定スイッチ30は、画
像形成装置毎に固有のディバイスコードを設定するため
のものであり、データ通信装置7からのポーリング,セ
レクティング時のディバイスコード識別用として使用さ
れる。シリアル通信制御ユニット28は、データ通信装
置7および/または他の画像形成装置のパーソナルI/
F18と接続される。
【0026】図4は、画像形成装置1〜5の操作表示部
の構成例を示すレイアウト図である。この操作表示部
は、一般の制御部(例えば図2に示した画像形成装置1
〜5における制御部)と同様に、制御プログラムを格納
したROM,その制御プログラムによって各種制御を実
行するCPU,データを一時格納するRAM,電池によ
りバックアップされた不揮発性RAM,シリアル通信制
御ユニット,及び入出力ポート等を備えており、図2の
シリアル通信制御ユニット17aとデータ授受を行なう
が、その詳細は省略する。
【0027】この操作表示部は、上述した制御部の他
に、テンキー71,クリア/ストップキー72,プリン
トキー73,エンタキー74,割り込みキー75,予熱
/モードクリアキー76,モード確認キー77,画面切
り替えキー78,呼び出しキー79,登録キー80,ガ
イダンスキー81,表示用コントラストボリューム8
2,及び文字表示器83を備えている。
【0028】テンキー71は、画像形成枚数(コピー枚
数)や倍率等の数値を入力するためのキーである。クリ
ア/ストップキー72は、置数(画像形成枚数)をクリ
アしたり、画像形成(コピー)動作をストップさせたり
するためのキーである。プリントキー73は、画像形成
動作を実行開始させるためのキーである。
【0029】エンタキー74は、ズーム倍率や綴じ代寸
法用置数等の数値の指定を確定させるためのキーであ
る。割り込みキー75は、コピー中に割り込んで別の原
稿をコピーする時などに使用するキーである。予熱/モ
ードクリアキー76は、設定した全ての画像形成モード
の内容を取り消したり、予熱を設定して節電状態にした
りするためのキーである。
【0030】モード確認キー77は、文字表示器83に
選択的に表示される各画像形成モードを一覧表示で確認
するためのキーである。画面切り替えキー78は、文字
表示器83の表示形態を熟練度に応じて切り替えるため
のキーである。呼び出しキー79は、ユーザプログラム
を呼び出すためのキーである。
【0031】登録キー80は、ユーザプログラムを登録
するためのキーである。ガイダンスキー81は、文字表
示器83にガイダンスメッセージ等を表示するためのキ
ーである。表示用コントラストボリューム82は、文字
表示器83のコントラストを調整するためのものであ
る。
【0032】文字表示器83は、液晶(LCD),蛍光
表示管等のフルドット表示素子を用い、その上に多数の
タッチセンサを内蔵(例えば8×8表示画素毎にある)
した略透明なシート状のマトリックスタッチパネルを重
ねており、電源投入により、例えば図5に示すような画
像形成装置の状態(「コピーできます」「コピー中で
す」「転写紙がありません」等),画像形成枚数,各種
キーを示す通常の画像形成モード画面を表示する。
【0033】ここで、その画面上のキー(表示部)を押
下(タッチ)することにより、給紙段(用紙サイズ),
自動用紙(原稿サイズと設定倍率により最適な転写紙が
収納されている給紙段が自動選択される),画像濃度
(コピー濃度),自動濃度(原稿の濃度に応じて画像濃
度が自動選択される),変倍率(等倍,縮小,拡大,用
紙指定変倍,ズーム変倍,寸法変倍),両面モード,綴
じ代モード,ソートモード等の画像形成動作に関わる各
種の画像形成モードを任意に選択することができ、押下
されたキーは白黒反転表示に切り替わる。
【0034】図6は、図1のデータ通信装置7の一例を
示すブロック構成図である。このデータ通信装置7は、
制御部41,オートダイアラ部42,及び回線制御部4
3からなる。制御部41は、5台の画像形成装置1〜5
を制御したり、通信回線8を経由して中央制御装置6か
らの指令信号の受信を制御したりする。
【0035】オートダイアラ部42は、画像形成装置1
〜5からの各種通報により中央制御装置6に対して自発
呼を行なう。回線制御部43は、通信回線8との接続制
御や一般電話機44との切り換え制御を行なう。
【0036】制御部41は、図示は省略するが、一般の
制御部(例えば図2に示した画像形成装置1〜5におけ
る制御部)と同様に、制御プログラムを格納したRO
M,その制御プログラムによって各種制御を実行するC
PU,データを一時格納するRAM,電池によってバッ
クアップされた不揮発性RAM,シリアル通信制御ユニ
ット,入出力ポート,及び現在時刻を知るためのリアル
タイムクロック回路等を備えている。
【0037】なお、そのうちの不揮発性RAMには、中
央制御装置6及び複数の画像形成装置1〜5の一方から
他方への送信データや、複数の画像形成装置1〜5の中
から1台を特定するそれぞれのディバイスコード及びI
Dコード,中央制御装置6の電話番号,回線接続が成功
しなかった場合の再発呼回数,再発呼間隔などが記憶さ
れる。
【0038】次に、この画像形成装置管理システムの概
略機能について説明する。この画像形成装置管理システ
ムの機能には、大きく分けて以下の(1)〜(3)に示
す3種類の機能がある。 (1)中央制御装置6から画像形成装置1〜5への通信
制御 (2)画像形成装置1〜5から中央制御装置6又はデー
タ通信装置7への通信制御 (3)データ通信装置7独自の制御
【0039】(1)の中央制御装置6から画像形成装置
1〜5への通信制御には、例えば以下の(a)〜(c)
に示すものがある。 (a)特定の画像形成装置のトータル画像形成枚数(積
算画像形成枚数),給紙段(給紙トレイ)毎の画像形成
枚数,転写紙サイズ毎の画像形成枚数,ミスフィード回
数,転写紙サイズ毎のミスフィード回数,転写紙搬送位
置毎のミスフィード回数等の読み取り及びリセット
【0040】(b)画像形成装置を構成する各ユニット
の制御電圧,電流,抵抗,タイミング等の調整値の設定
及び読み取り (c)(2)の通信制御による画像形成装置1〜5から
中央制御装置6への通信制御に対する結果返送
【0041】これらの制御は、中央制御装置6からの指
令信号を受信して、データ通信装置7から画像形成装置
1〜5へのセレクティングによって行なう。セレクティ
ングとは、接続されている5台の画像形成装置1〜5の
中から1台を選択して通信する機能をさす。
【0042】図7は、データ通信装置7におけるセレク
ティング動作の一例を示すフローチャートである。各画
像形成装置1〜5はそれぞれユニークな(特定の)ディ
バイスコードを持っており、データ通信装置7は予め定
められたセレクティング機能を示す特定コード(又はコ
ードの組み合わせ)と選択すべき画像形成装置のディバ
イスコードとをシリアル通信インタフェースRS−48
5上に送出する。
【0043】各画像形成装置1〜5は、セレクティング
機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)によ
り、次に続くディバイスコードと自己のディバイスコー
ドとを比較し、両コードが一致した時に自分がセレクテ
ィングされたことを知る。ここで、セレクティングされ
た画像形成装置は、送出すべきデータがある場合には、
予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)
によるビジー(Busy)応答を出力する。
【0044】データ通信装置7は、このビジー応答を受
けると、セレクティング動作を中断し、以下に述べるポ
ーリング動作に移行する。セレクティングされた画像形
成装置は、送出すべきデータがない場合には、セレクテ
ィングに対応可能か否かを判断し、対応可能ならば予め
定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)によ
る肯定応答を出力してデータ通信装置7との通信を実行
する。
【0045】対応不可能の場合は、予め定められた特定
コード(又はコードの組み合わせ)による否定応答を出
力してデータ通信装置7との通信を終了する。また、デ
ータ通信装置7が出力したディバイスコードに対応する
画像形成装置が電源OFFなどの理由で肯定応答も否定
応答も出力できない場合には、データ通信装置7は予め
定められた一定時間経過後にセレクティング動作を終了
する。
【0046】(2)の画像形成装置1〜5から中央制御
装置6又はデータ通信装置7への通信制御には、例えば
以下の(a)〜(e)に示すものがある。 (a)画像形成装置1〜5は、それぞれ画像形成動作が
不可能となる故障等の異常が発生した場合に、その旨を
示すデータ(通報要因)を即時にデータ通信装置7及び
通信回線8を介して中央制御装置6へ通報する(緊急通
報)。
【0047】(b)画像形成装置1〜5は、それぞれ使
用者(顧客)による操作表示部上のキー操作により、画
像形成モードからそれとは異なる使用者が必要な要求
(修理依頼やサプライ補給依頼)を入力するための使用
者要求入力モードに移行し、操作表示部の文字表示器8
3に使用者要求入力画面が表示され、その画面上の所定
キーの押下によって使用者が必要な要求が入力された場
合に、その旨を示すデータを即時にデータ通信装置7及
び通信回線8を介して中央制御装置6へ通報する(緊急
通報)。
【0048】(c)画像形成装置1〜5は、それぞれ積
算画像形成枚数が予め設定された一定枚数(通報レベル
値)に達した場合に、その旨を示すデータを即時にデー
タ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6へ
通報する(緊急通報)。
【0049】(d)画像形成装置1〜5はそれぞれ積算
画像形成枚数が予め設定された一定期間に到達した時に
その旨を示すデータをデータ通信装置7へ通報し、その
データ通信装置7はその日(当日)の指定時刻(これは
中央制御装置6により設定され、データ通信装置7に記
憶しておく)にそれまでに受信したデータをまとめて通
信回線8を介して中央制御装置6へ通報する(非緊急通
報)。この通信制御には、指定時刻に達する前にそれま
でに受信したデータの通報回数が予め定められた回数に
達した場合、その指定時刻を待たずに中央制御装置6へ
の送信を行なう制御も含まれる。
【0050】(e)画像形成装置1〜5は、それぞれ画
像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回数,
指定時間への接近、センサの規格レベルへの到達など、
予防保全を必要とする事象が発生した時にその旨を示す
データをデータ通信装置7へ通報し、そのデータ通信装
置7はその日の指定時刻(これは中央制御装置6により
設定され、データ通信装置7に記憶しておく)にそれま
でに受信したデータをまとめて通信回線8を介して中央
制御装置6へ通報する(非緊急通報)。この通信制御に
は、指定時刻に達する前にそれまでに受信したデータの
通報回数が予め定められた回数に達した場合、その指定
時刻を待たずに中央制御装置6への送信を行なう制御も
含まれる。
【0051】これらの通信制御は、データ通信装置7か
らのポーリング時に行なう。ポーリングとは、接続され
ている5台の画像形成装置1〜5を順番に指定し、その
指定された画像形成装置からの通信要求の有無を確認す
る機能をさす。図8は、データ通信装置7におけるポー
リング動作の一例を示すフローチャートである。
【0052】データ通信装置7は、予め定められたポー
リング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わ
せ)と選択すべき画像形成装置のディバイスコードとを
シリアル通信インタフェースRS−485上に送出す
る。各画像形成装置1〜5は、ポーリング機能を示す特
定コード(又はコードの組み合わせ)により、次に続く
ディバイスコードと自己のディバイスコードとを比較
し、両コードが一致した時に自分がポーリングされたこ
とを知る。
【0053】次に、ポーリングされた画像形成装置は、
送出データ(データ通信装置7又は中央制御装置6に対
する通信要求)があればデータ通信装置7との通信を開
始し、通信要求がない時又は開始した通信が終了した時
は予め定められた特定コード(又はコードの組み合わ
せ)による終了応答を出力してデータ通信装置7との通
信を終了する。データ通信装置7は、終了応答を受け取
ると、次の画像形成装置へのポーリングに移行する。
【0054】また、データ通信装置7が出力するディバ
イスコードに対応する画像形成装置が、電源OFFなど
の理由で通信を開始できなかったり、あるいは終了応答
も出力できない場合、データ通信装置7は予め定められ
た一定時間経過後にポーリング動作を終了する。このポ
ーリングは、セレクティングが発生しない限り、接続さ
れている画像形成装置1〜5に対して順次繰り返され
る。
【0055】(3)のデータ通信装置7独自の制御に
は、例えば以下の(a)(b)に示すものがある。 (a)トータルカウンタ値(積算画像形成枚数)の読み
出し (b)(2)の画像形成装置1〜5から中央制御装置6
への通信制御に対する結果返送
【0056】トータルカウンタ値の読み出しの制御は、
データ通信装置7から画像形成装置1〜5への1日1回
定時(0時0分、但しこの時刻に画像形成装置の電源が
OFFになっている場合は、この時刻以降に初めて電源
がONになった時)のセレクティングによって行なう。
【0057】データ通信装置7は、接続されている画像
形成装置毎にトータルカウンタ用のメモリを2個(仮に
これらをそれぞれA,Bとする)用意してあり、上記1
日1回のセレクティングによって読み取ったトータルカ
ウンタ値をメモリAに書き込む。したがって、メモリA
は毎日(但し例えば休日のように1日中画像形成装置の
電源がON状態にならない場合はこの限りでない)前日
の値が書き換えられることになる。
【0058】また、毎月1回予め決められた日時(これ
は中央制御装置6により設定され、データ通信装置7内
の不揮発性RAMに記憶される)にメモリAに記憶され
ているトータルカウンタ値をメモリBにコピーする。デ
ータ通信装置7から中央制御装置6へはメモリBの内容
が送られるが、その転送方法には以下の(a)(b)に示す
2通りの方法がある。
【0059】(a)中央制御装置6は、上記日時(メモ
リAの内容がメモリBにコピーされる日時)以降にデー
タ通信装置7のメモリBに記憶されたトータルカウンタ
値を読みに行く。 (b)データ通信装置7は、上記日時以降に自発呼して
メモリBに記憶されたトータルカウンタ値を通信回線8
を介して中央制御装置6へ送出する。なお、自発呼を行
なう日時も中央制御装置6により設定され、データ通信
装置7内の不揮発性RAMに記憶される。
【0060】なお、データ通信装置7は、接続されてい
る画像形成装置毎にメモリA,Bを組み合わせたメモリ
を複数組用意している。これは、例えば白黒コピー用,
アプリケーションコピー用,カラーコピー用等の種々の
トータルカウンタ値が考えられるためである。
【0061】図9は、中央制御装置6とデータ通信装置
7との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図
である。図9において、通番は1回の送信の中での通信
ブロック番号であり、最初のブロックは「01」で始
め、以降1ずつ増加させて「99」の次は「00」とす
る。
【0062】IDコードは、データ通信装置7及びその
データ通信装置7に接続された5台の画像形成装置1〜
5から1台の画像形成装置を特定する目的を持ってい
る。識別コードは、通信目的の種類を示すコード(処理
コード)にテキストデータの発信元,受信先を付加した
ものである。処理コードは、表1のように決められてい
る。
【0063】
【表1】
【0064】情報レコードは情報コード,データ部桁
数,及びデータ部よりなり、表2のように決められてい
る。IDコードと識別コードとの間、識別コードと情報
レコードとの間、情報レコードと情報レコードとの間に
は、それぞれセミコロン(;)によるセパレータが挿入
される。
【0065】
【表2】
【0066】図10は、データ通信装置7と画像形成装
置1〜5のパーソナルI/F18との間で授受されるテ
キストデータの構成例を示す図である。ディバイスコー
ドは、前述のように各画像形成装置1〜5毎にディバイ
スコード設定スイッチ30(図3参照)によってそれぞ
れ固有に設定され、図9のIDコードとの関連は画像形
成装置を初めてデータ通信装置7に接続したインストー
ル時にその画像形成装置から読み込んでデータ通信装置
7内の不揮発性RAMに記憶され、以降テキストデータ
の送出方向により適宜変換される。
【0067】処理コードは前述したように通信目的の種
類を示すコードであり、図9の識別コードからテキスト
データの発信元,受信元を削除したものである。これ
も、テキストデータの送出方向により、データ通信装置
7によって適宜付加,削除される。
【0068】図11は画像形成装置1〜5のパーソナル
I/F18とPPCコントローラ31(図3参照)との
間で授受されるテキストデータの構成例を示す図であ
り、図10に示したデータ通信装置7とパーソナルI/
F18との間で授受されるテキストデータからヘッダ,
ディバイスコード,及びパリティ部分を取り除いたもの
である。
【0069】ここで、保守契約管理データ(積算画像形
成枚数)について簡単に説明しておく。元来、保守契約
管理データの発生元は画像形成装置であり、その画像形
成装置で保守契約管理データを確認することは、データ
通信装置7,通信回線8,中央制御装置6等を介さなく
ても容易であるように考えられる。
【0070】しかしながら、中央制御装置で定期的な保
守契約管理を行なうためには、中央制御装置の都合に合
わせて(たとえ顧客の画像形成装置の使用状況に合わせ
てその電源がOFFとなっている夜間や休日でも)、保
守契約管理データの収集を行なえることが必須であり、
更に保守契約管理データは正確さが要求されるために、
データの一元化(顧客が確認するデータと保守契約の管
理を行なっている中央制御装置が保持するデータ)が必
須である。
【0071】次に、この画像形成装置管理システムにお
ける請求項1の発明に係る処理について説明する。この
場合、画像形成装置1〜5がそれぞれ請求項1の枚数積
算手段,第1の記憶手段,第1の送信手段としての機能
を、データ通信装置7が請求項1の第2の記憶手段,第
2の送信手段としての機能を、中央制御装置6が第3の
記憶手段,第3の送信手段としての機能をそれぞれ果た
す。
【0072】図2に示した各画像形成装置1〜5の入出
力ポート16には、図示しない排紙センサが接続されて
いて、画像形成動作が開始されると、転写紙の機外への
排出に応じて排紙信号が入力される。CPU11は、そ
の排紙信号の後端を検出すると、画像形成枚数を積算
し、保守契約管理データとして不揮発性RAM15に記
憶する。つまり、不揮発性RAM15に記憶されている
トータルカウンタ値をアップカウント(+1)する。
【0073】各画像形成装置1〜5はそれぞれ、上記
「画像形成装置1〜5のトータルカウンタ値(保守契約
管理データ)の読み出しの説明」のところで述べたよう
に、データ通信装置7からの1日1回定時にセレクティ
ング(セレクティングに関しては図7を用いて詳細に説
明している)され、それに応じて不揮発性RAM15に
記憶されている保守契約管理データをデータ通信装置7
へ送信する。
【0074】データ通信装置7は、各画像形成装置1〜
5からそれぞれ1日1回定時にセレクティングによって
受信した保守契約管理データを図示しない不揮発性RA
Mに記憶し、それらの保守契約管理データを各画像形成
装置1〜5の送信間隔より長い間隔(この実施形態では
毎月1回決められた日時)で定期的に中央制御装置6へ
送信するが、この部分も上記「画像形成装置1〜5のト
ータルカウンタ値の読み出しの説明」のところで述べた
ので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0075】図12は、図4に示した操作表示部の文字
表示器83に表示されるユーザプログラムモードの保守
契約管理データに関する画面の一例を示す図である。ユ
ーザプログラムモードは、通常の画像形成動作では使用
しない使用頻度の少ない特殊な設定を顧客が行なえるモ
ードであり、通常の画像形成モードからユーザプログラ
ムモードのへの切り替えは次のようにして行なう。
【0076】すなわち、上記切り替えは予め定めた暗証
番号をテンキー71,クリア/ストップキー72,エン
タキー74,予熱/モードクリアキー76等により入力
することによって行なってもよいし、図示は省略する
が、操作表示部上に専用の保守契約管理データ送信要求
キーを設けるか、図5に示した文字表示器83の画像形
成モード画面上に同様のキーを設け、それらのキーを押
下することによって行なってもよい。
【0077】ユーザプログラムモードへの切り替えによ
り、文字表示器83の表示画面は例えば図12に示すよ
うな保守契約管理データに関する画面に切り替わり、そ
の画面上の送信要求キー85を押下すると、画像形成装
置は、保守契約管理データ送信要求を発生させ、データ
通信装置7からポーリング(ポーリングに関しては図8
を用いて詳細に説明している)されるのを待って、保守
契約管理データ送信要求をデータ通信装置7及び通信回
線8を経由して中央制御装置6へ送信する。
【0078】図13は、各画像形成装置1〜5がそれぞ
れ保守契約管理データ送信要求を中央制御装置6に送信
する場合の図3に示したPPCコントローラ31からパ
ーソナルI/F18へのテキストデータの構成例を示す
図であり、一般論は既に図11によって説明している。
【0079】先頭の処理コード91はマニュアルコール
を示すコード(この例では「31」)であり、それに続
く最初の情報レコード92aを構成する情報コード95
を「保守契約管理データ送信要求」として、各種マニュ
アルコール要因毎にユニークな(特定の)コードを定義
している。
【0080】データ部桁数94はその後のデータ部95
の桁数を示すコード(この例では1桁を示す「0
1」)、データ部95は「保守契約管理データ送信要
求」の発生を示すコード(この例では「1」)である
(通報時は常に「1」であり、「0」は使用していな
い)。
【0081】情報レコード92b〜92nは、不要なら
省略しても差し支えないし、例えば要求する「保守契約
管理データ」が何ヵ月前のものなのかを示すデータとし
て使用しても差し支えない。この場合、図示は省略する
が、図12に示したユーザプログラムモードの保守契約
管理データに関する画面が表示されているとき、要求月
のデータをテンキー71等によって入力する方法が考え
られる。
【0082】また、これと関連して、パーソナルI/F
18からデータ通信装置7へのテキストデータ及びデー
タ通信装置7から中央制御装置6へのテキストデータの
図示は省略するが、図13の説明にならってそれぞれ図
10,図9に同様の変更を加えればよい。
【0083】中央制御装置6は、データ通信装置7から
通信回線8を介して各画像形成装置1〜5のいずれかの
保守契約管理データを受信すると、それを図示しない不
揮発性RAMに記憶する。その後、各画像形成装置1〜
5のいずれかからデータ通信装置7及び通信回線8を介
して保守契約管理データ送信要求を受信すると、以前デ
ータ通信装置7から受信して不揮発性RAMに記憶した
当該画像形成装置の保守契約管理データ(過去の保守契
約管理データ)を通信回線8を介してデータ通信装置7
へ送信する。
【0084】データ通信装置7は、中央制御装置6から
通信回線8を介して過去の保守契約管理データを受信す
ると、それを図7によって述べたセレクティングによ
り、保守契約管理データ送信要求を出した当該画像形成
装置へ送信し、一連の通信動作を終了する。
【0085】各画像形成装置1〜5はそれぞれ、中央制
御装置6から通信回線8及びデータ通信装置7を介して
過去の保守契約管理データを受信すると、それを不揮発
性RAM15に記憶する。
【0086】以上により、各画像形成装置1〜5毎の過
去の保守契約管理データ(顧客が確認する保守契約管理
データ)と保守契約の管理を行なっている中央制御装置
6が保持する画像形成装置1〜5毎の保守契約管理デー
タとの、データの一元化を図ることができる。
【0087】図14は、各画像形成装置1〜5がそれぞ
れ保守契約管理データを受信する場合の図3に示したパ
ーソナルI/F18からPPCコントローラ31へのテ
キストデータの構成例を示す図であり、一般論は既に図
11によって説明している。
【0088】先頭の処理コード101はデータ書き込み
を示すコード(この例では「04」)であり、それに続
く最初の情報レコード102aを構成する情報コード1
03を「保守契約管理データ」として、各種データ書き
込み要因毎にユニークな(特定の)コードを定義してい
る。
【0089】データ部桁数104はその後のデータ部1
05の桁数を示すコード(この例では8桁を示す「0
8」)、データ部105は「保守契約管理データ」その
ものである。情報レコード102b〜102nは、不要
なら省略しても差し支えない。また、これと関連して、
データ通信装置7からパーソナルI/F18へのテキス
トデータ及び中央制御装置6からデータ通信装置7への
テキストデータの図示は省略するが、図14の説明にな
らってそれぞれ図10,図9に同様の変更を加えればよ
い。
【0090】次に、この画像形成装置管理システムにお
ける請求項2の発明に係る処理について説明するが、こ
の処理は前述した請求項1の発明に係る処理と概略同一
なので、それと異なる部分のみを説明する。この場合、
画像形成装置1〜5がそれぞれ請求項2の枚数積算手
段,第1の記憶手段,第1の送信手段としての機能を、
データ通信装置7が請求項2の第2の記憶手段,第2の
送信手段,第4の送信手段としての機能をそれぞれ果た
す。
【0091】各画像形成装置1〜5は、図12に示した
ユーザプログラムモードの保守契約管理データに関する
画面上の送信要求キー85が押下されたとき、前述した
請求項1の発明に係る処理では保守契約管理データ送信
要求(図13に示したテキストデータ)をデータ通信装
置7及び通信回線8を介して中央制御装置6に送信した
が、今回の請求項2の発明に係る処理では保守契約管理
データ送信要求をデータ通信装置7にのみ送信する。
【0092】データ通信装置7は、各画像形成装置1〜
5のいずれかから保守契約管理データ送信要求を受信す
ると、以前データ通信装置7から受信して不揮発性RA
Mに記憶した当該画像形成装置の保守契約管理データ
(過去の保守契約管理データ)を図14に示したテキス
トデータとして、保守契約管理データ送信要求を出した
当該画像形成装置へ送信し、一連の通信動作を終了す
る。
【0093】この場合、データ通信装置7は、前月の保
守契約管理データしか保持できないため、前述した要求
する「保守契約管理データ」が何ヵ月前のものなのかを
示すデータは使用できない。各画像形成装置1〜5はそ
れぞれ、データ通信装置7から過去の保守契約管理デー
タを受信すると、それを不揮発性RAM15に記憶す
る。
【0094】以上により、各画像形成装置1〜5毎の過
去の保守契約管理データ(顧客が確認する保守契約管理
データ)と保守契約の管理を行なっている中央制御装置
6が保持する画像形成装置1〜5毎の保守契約管理デー
タとの、データの一元化を図ることができる。
【0095】次に、この画像形成装置管理システムにお
ける請求項3の発明に係る処理について説明するが、こ
の処理は前述した請求項2の発明に係る処理と概略同一
なので、それと異なる部分のみを説明する。この場合、
画像形成装置1〜5がそれぞれ請求項3の枚数積算手
段,第1の記憶手段,第1の送信手段としての機能を、
データ通信装置7が請求項2の第2の記憶手段,第5の
送信手段としての機能をそれぞれ果たす。
【0096】この画像形成装置管理システムにおける今
回の請求項3の発明に係る処理では、「各画像形成装置
1〜5からの保守契約管理データ送信要求」の概念がな
く、データ通信装置7から自動的にしかも定期的に各画
像形成装置1〜5に過去の保守契約管理データが送られ
るようにしている。
【0097】データ通信装置7は、各画像形成装置1〜
5からそれぞれ1日1回定時のセレクティングによって
受信した保守契約管理データを不揮発性RAMに記憶
し、それらの保守契約管理データを各画像形成装置1〜
5の送信間隔より長い間隔(この実施形態では毎月1回
決められた日時)で定期的に中央制御装置6へ送信する
が、同時にその保守契約管理データ(過去の保守契約管
理データ)を図14に示したテキストデータとして当該
画像形成装置へ送信する。各画像形成装置1〜5はそれ
ぞれ、データ通信装置7から過去の保守契約管理データ
を受信すると、それを不揮発性RAM15に記憶する。
【0098】以上により、各画像形成装置1〜5毎の過
去の保守契約管理データ(顧客が確認する保守契約管理
データ)と保守契約の管理を行なっている中央制御装置
6が保持する画像形成装置1〜5毎の保守契約管理デー
タとの、データの一元化を図ることができる。
【0099】次に、この画像形成装置管理システムにお
ける請求項4の発明に係る処理について説明する。この
場合、画像形成装置1〜5がそれぞれ請求項4の表示手
段としての機能も果たす。
【0100】画像形成装置1〜5は、不揮発性RAM1
5にデータ通信装置7あるいは中央制御装置6から受信
した過去の保守契約管理データを格納しており、図12
に示したユーザプログラムモードの保守契約管理データ
に関する画面上の表示キー86が押下された時に、上記
過去の保守契約管理データを文字表示器83に表示す
る。
【0101】すなわち、表示キー86の押下により、対
応する信号が操作表示部の図示しない制御部及びシリア
ル通信制御ユニット17aを介してCPU11に伝達さ
れるため、そのCPU11が不揮発性RAM15に格納
されている過去の保守契約管理データをシリアル通信制
御ユニット17aを介して操作表示部の制御部に転送
し、図12の保守契約管理データ表示エリア87に表示
させる。
【0102】それによって、顧客は自分が使用している
画像形成装置の過去の保守契約管理データを容易に確認
することができ、中央制御装置6で自分が使用している
画像形成装置の保守契約の管理が正確に行なわれている
かどうかを容易に判断することができる。
【0103】なお、ここでは過去の保守契約管理データ
を図12の保守契約管理データ表示エリア87に表示す
るようにしたが、専用画面として単独で表示したり、あ
るいはプリント出力することもできる。
【0104】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置
が、積算画像形成枚数を保守契約管理データとして記憶
すると共にそれを定期的にデータ通信装置へ送信し、デ
ータ通信装置が、画像形成装置から受信した保守契約管
理データを記憶すると共にそれを画像形成装置の送信間
隔より長い間隔で定期的に中央制御装置へ送信し、中央
制御装置が、データ通信装置から受信した保守契約管理
データを記憶すると共に、画像形成装置からの要求に応
じてその過去の保守契約管理データをデータ通信装置を
介して画像形成装置へ送信するので、顧客は自分が使用
している画像形成装置の過去の保守契約管理データを容
易に確認することが可能になり、中央制御装置6で自分
が使用している画像形成装置の保守契約の管理が正確に
行なわれているかどうかを容易に判断することが可能に
なる。
【0105】請求項2の発明の画像形成装置管理システ
ムによれば、画像形成装置が、積算画像形成枚数を保守
契約管理データとして記憶すると共にそれを定期的にデ
ータ通信装置へ送信し、データ通信装置が、画像形成装
置から受信した保守契約管理データを記憶すると共にそ
れを画像形成装置の送信間隔より長い間隔で定期的に中
央制御装置へ送信し、更に画像形成装置からの要求に応
じて画像形成装置から受信して記憶しておいた保守契約
管理データを画像形成装置へ送信するので、請求項1の
発明と同様の効果を得られる。
【0106】請求項3の発明の画像形成装置管理システ
ムによれば、画像形成装置が、積算画像形成枚数を保守
契約管理データとして記憶すると共にそれを定期的にデ
ータ通信装置へ送信し、データ通信装置が、画像形成装
置から受信した保守契約管理データを記憶すると共にそ
れを画像形成装置の送信間隔より長い間隔で定期的に中
央制御装置及び画像形成装置へそれぞれ送信するので、
やはり請求項1の発明と同様の効果を得られる。
【0107】請求項4の発明の画像形成装置管理システ
ムによれば、画像形成装置が、データ通信装置あるいは
中央制御装置から受信した保守契約管理データを表示す
るので、顧客は自分が使用している画像形成装置の過去
の保守契約管理データをその画像形成装置上で容易に確
認でき、中央制御装置6で自分が使用している画像形成
装置の保守契約の管理が正確に行なわれているかどうか
を容易に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である画像形成装置管理
システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の画像形成装置1〜5の制御部の構成例を
示すブロック図である。
【図3】図2のパーソナルI/F18の構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】図1の画像形成装置1〜5の操作表示部の構成
例を示すレイアウト図である。
【図5】図4の文字表示器83に電源投入時に表示され
る画像形成モード画面の一例を示す図である。
【図6】図1のデータ通信装置7の一例を示すブロック
構成図である。
【図7】図6のデータ通信装置7におけるセレクティン
グ動作の一例を示すフロー図である。
【図8】同じくポーリング動作の一例を示すフロー図で
ある。
【図9】図1の中央制御装置6とデータ通信装置7との
間で授受されるテキストデータの構成例を示す図であ
る。
【図10】同じくデータ通信装置7と画像形成装置1〜
5のパーソナルI/F18(図3)との間で授受される
テキストデータの構成例を示す図である。
【図11】同じく画像形成装置1〜5のパーソナルI/
F18とPPCコントローラ31(図3)との間で授受
されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図12】図4に示した操作表示部の文字表示器83に
表示されるユーザプログラムモードの保守契約管理デー
タに関する画面の一例を示す図である。
【図13】図1の画像形成装置1〜5が保守契約管理デ
ータ送信要求を中央制御装置6に送信する場合のPPC
コントローラ31(図3)からパーソナルI/F18へ
のテキストデータの構成例を示す図である。
【図14】同じく画像形成装置1〜5が保守契約管理デ
ータを受信する場合のパーソナルI/F18からPPC
コントローラ31へのテキストデータの構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1〜5:画像形成装置 6:中央制御装置 7:データ通信装置 8:通信回線 11,21:CPU 13:ROM 14:RAM 15:不揮発性RAM 17a,17b,17c:シリアル通信制御ユニット 18:パーソナルI/F 31:PPCコントローラ 41:制御部 42:オートダイアラ部 43:回線制御部 71:テンキー 72:クリア/ストップキー 73:プリントキー 74:エンタキー 75:割り込みキー 76:予熱/モードクリアキー 83:文字表示器 85:送信要求キー 86:表示キー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写装置等の画像形成装置と中央制御装
    置とがデータ通信装置及び通信回線を介して接続され、
    前記中央制御装置が、前記通信回線及び前記データ通信
    装置を介して前記画像形成装置を遠隔管理するようにし
    た画像形成装置管理システムにおいて、 前記画像形成装置に、画像形成動作に応じて画像形成枚
    数を積算する枚数積算手段と、該手段による積算画像形
    成枚数を保守契約管理データとして記憶する第1の記憶
    手段と、該手段に記憶された保守契約管理データを定期
    的に前記データ通信装置へ送信する第1の送信手段とを
    設け、 前記データ通信装置に、前記画像形成装置から受信した
    保守契約管理データを記憶する第2の記憶手段と、該手
    段に記憶された保守契約管理データを前記画像形成装置
    の送信間隔より長い間隔で定期的に前記中央制御装置へ
    送信する第2の送信手段とを設け、 前記中央制御装置に、前記データ通信装置から受信した
    保守契約管理データを記憶する第3の記憶手段と、前記
    画像形成装置からの要求に応じて、該第3の記憶手段に
    記憶されている保守契約管理データを前記データ通信装
    置を介して前記画像形成装置へ送信する第3の送信手段
    とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 複写装置等の画像形成装置と中央制御装
    置とがデータ通信装置及び通信回線を介して接続され、
    前記中央制御装置が、前記通信回線及び前記データ通信
    装置を介して前記画像形成装置を遠隔管理するようにし
    た画像形成装置管理システムにおいて、 前記画像形成装置に、画像形成動作に応じて画像形成枚
    数を積算する枚数積算手段と、該手段による積算画像形
    成枚数を保守契約管理データとして記憶する第1の記憶
    手段と、該手段に記憶された保守契約管理データを定期
    的に前記データ通信装置へ送信する第1の送信手段とを
    設け、 前記データ通信装置に、前記画像形成装置から受信した
    保守契約管理データを記憶する第2の記憶手段と、該手
    段に記憶された保守契約管理データを前記画像形成装置
    の送信間隔より長い間隔で定期的に前記中央制御装置へ
    送信する第2の送信手段と、前記画像形成装置からの要
    求に応じて、前記第2の記憶手段に記憶されている保守
    契約管理データを前記画像形成装置へ送信する第4の送
    信手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 複写装置等の画像形成装置と中央制御装
    置とがデータ通信装置及び通信回線を介して接続され、
    前記中央制御装置が、前記通信回線及び前記データ通信
    装置を介して前記画像形成装置を遠隔管理するようにし
    た画像形成装置管理システムにおいて、 前記画像形成装置に、画像形成動作に応じて画像形成枚
    数を積算する枚数積算手段と、該手段による積算画像形
    成枚数を保守契約管理データとして記憶する第1の記憶
    手段と、該手段に記憶された保守契約管理データを定期
    的に前記データ通信装置へ送信する第1の送信手段とを
    設け、 前記データ通信装置に、前記画像形成装置から受信した
    保守契約管理データを記憶する第2の記憶手段と、該手
    段に記憶された保守契約管理データを前記画像形成装置
    の送信間隔より長い間隔で定期的に前記中央制御装置及
    び前記画像形成装置へそれぞれ送信する第5の送信手段
    とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、 前記画像形成装置に、前記データ通信装置あるいは前記
    中央制御装置から受信した保守契約管理データを表示す
    る表示手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001297265A (ja) * 2000-02-10 2001-10-26 Canon Inc 情報処理装置及び方法及びプログラム記憶媒体並びにプログラム
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