JP3548676B2 - 画像形成装置管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写装置,プリンタ,ファクシミリ装置等の画像形成装置と中央制御装置とをデータ通信装置及び通信回線を介して接続した画像形成装置管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような画像形成装置管理システムとしては、不特定多数のユーザ(顧客)のオフィス等に設置された画像形成装置(遠隔診断を前提としている複写機等)をデータ通信装置及び公衆回線等の通信回線を利用して、販売,サービスの拠点(会社)などに設置されている中央制御装置(ホストマシン)と接続可能にしたものが一般に知られている。
【0003】
このような画像形成装置管理システムは、以下の(1)〜(3)に示す制御を行なうことにより、効率的且つ迅速にサービス対応を行なうことを目的とするものである。
(1)中央制御装置から画像形成装置への通信制御
(2)画像形成装置から中央制御装置又はデータ通信装置への通信制御
(3)データ通信装置独自の制御
【0004】
ところで、(2)に示した画像形成装置から中央制御装置又はデータ通信装置への通信制御に関して、画像形成装置が、画像形成動作で消耗品(転写紙,トナー,スティプル等)が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップし、そのカウント値が予め設定された通報レベル値以上になった場合、その旨を知らせるデータ(報知データ)を通報可能なタイミング時に通信装置及び通信回線を介して中央制御装置に自動通報すると共に、消耗品カウンタをクリアするようにした画像形成装置管理システムが提案されている。
【0005】
この画像形成装置管理システムによれば、中央制御装置側では画像形成装置から上記報知データを受信することにより画像形成装置の消耗品の消費量を累積管理し、例えば画像形成装置から上記報知データを10回受信した時点がその画像形成装置を購入したユーザ(顧客)への消耗品の最適な納入タイミングであると仮定すると、そのタイミングで上記ユーザに消耗品を納入することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような画像形成装置管理システムにおける画像形成装置では、消耗品カウンタのカウント値が通報レベル値に達しても、直ちに通報可能なタイミングにならず、消耗品カウンタのカウント値が通報レベル値を超過することがある。
【0007】
その状態で通報可能なタイミングになり、消耗品カウンタのカウント値が通報レベル値以上である旨を知らせるデータを中央制御装置に通報すると、その中央制御装置における消耗品の消費量の累積値に消耗品カウンタのカウント値が通報レベル値を超過した分だけ誤差が生じることになり、画像形成装置を購入したユーザに消耗品を最適なタイミングで納入することができなくなる。
【0008】
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置を購入したユーザに消耗品を常に最適なタイミングで納入できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、複写装置等の画像形成装置と中央制御装置とがデータ通信装置及び通信回線を介して接続され、中央制御装置が、通信回線及びデータ通信装置を介して画像形成装置を遠隔管理するようにした画像形成装置管理システムにおいて、上記の目的を達成するため、以下のようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項1の発明は、画像形成装置に、消耗品カウンタと、画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップする第1の消耗品カウンタ制御手段と、通報レベル値を設定する通報レベル値設定手段と、消耗品カウンタのカウント値が通報レベル値設定手段によって設定された通報レベル値以上であるか否かを判断する判断手段と、該手段によって通報レベル値以上であると判断された場合、その旨を知らせるデータを通報可能なタイミング時にデータ通信装置及び通信回線を介して中央制御装置に自動通報する自動通報手段と、該手段による通報の結果をデータ通信装置から受信する通報結果受信手段と、該手段によって受信された通報の結果が通報成功を知らせるものであった場合に限り、消耗品カウンタのカウント値から通報レベル値を減算する第2の消耗品カウンタ制御手段とを備えたものである。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置管理システムにおいて、自動通報手段が、消耗品カウンタのカウント値が上記通報レベル値より小さくなるまで、自動通報動作を繰り返すようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の画像形成装置管理システムにおいて、消耗品カウンタを消耗品毎に設け、通報レベル値設定手段を消耗品毎に通報レベル値の設定を行なう手段とすると共に、第1,第2の消耗品カウンタ制御手段をそれぞれ消耗品毎に対応する制御を行なう手段とし、自動通報手段に、自動通報すべきデータに当該消耗品を明示するデータを付加する手段を備えたものである。
【0012】
請求項4の発明は、画像形成装置に、消耗品カウンタと、画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップする第1の消耗品カウンタ制御手段と、通報レベル値を設定する通報レベル値設定手段と、消耗品カウンタのカウント値が通報レベル値設定手段によって設定された通報レベル値以上であるか否かを判断する判断手段と、該手段によって通報レベル値以上であると判断された時に、消耗品カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算する第2の消耗品カウンタ制御手段と、通報回数カウンタと、判断手段によって通報レベル値以上であると判断された時に、通報回数カウンタに「1」を加算する第1の通報回数カウンタ制御手段と、通報回数カウンタのカウント値が「0」でない場合、消耗品カウンタのカウント値が通報レベル値以上である旨を知らせるデータを通報可能なタイミング時にデータ通信装置及び通信回線を介して中央制御装置に自動通報する自動通報手段と、該手段による通報の結果をデータ通信装置から受信する通報結果受信手段と、該手段によって受信された通報の結果が通報成功を知らせるものであった場合に限り、通報回数カウンタのカウント値から「1」を減算する第2の通報回数カウンタ制御手段とを備えたものである。
【0013】
請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置管理システムにおいて、自動通報手段が、通報回数カウンタのカウント値が「0」になるまで、自動通報動作を繰り返すようにしたものである。
【0014】
請求項6の発明は、画像形成装置に、消耗品カウンタと、画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップする第1の消耗品カウンタ制御手段と、通報レベル値を設定する通報レベル値設定手段と、消耗品カウンタのカウント値が通報レベル値設定手段によって設定された通報レベル値以上であるか否かを判断する判断手段と、該手段によって通報レベル値以上であると判断された時に、消耗品カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算する第2の消耗品カウンタ制御手段と、通報回数カウンタと、判断手段によって通報レベル値以上であると判断された時に、通報回数カウンタに「1」を加算する第1の通報回数カウンタ制御手段と、通報回数カウンタのカウント値が「0」でない場合、消耗品カウンタのカウント値が通報レベル値以上である旨を知らせるデータを通報可能なタイミング時に通報回数カウンタのカウント値を明示するデータを付加してデータ通信装置及び通信回線を介して中央制御装置に自動通報する自動通報手段と、該手段による通報の結果をデータ通信装置から受信する通報結果受信手段と、該手段によって受信された通報の結果が通報成功を知らせるものであった場合に限り、通報回数カウンタをクリアする第2の通報回数カウンタ制御手段とを備えたものである。
【0015】
請求項7の発明は、請求項4乃至6のいずれかの画像形成装置管理システムにおいて、消耗品カウンタ及び通報回数カウンタを消耗品毎に設け、通報レベル値設定手段を消耗品毎に通報レベル値の設定を行なう手段とすると共に、第1,第2の消耗品カウンタ制御手段及び第1,第2の通報回数カウンタ制御手段をそれぞれ消耗品毎に対応する制御を行なう手段とし、自動通報手段に、自動通報すべきデータに当該消耗品を明示するデータを付加する手段を備えたものである。
【0016】
請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれかの画像形成装置管理システムにおいて、通報レベル値設定手段が、中央制御装置から通信回線及びデータ通信装置を介して送られてくるデータによって通報レベル値の設定を行なうようにしたものである。
【0017】
請求項1の発明による画像形成装置管理システムでは、画像形成装置が、画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップし、そのカウント値が通報レベル値設定手段によって設定された通報レベル値以上である場合、その旨を知らせるデータ(報知データ)を通報可能なタイミング時にデータ通信装置及び通信回線を介して中央制御装置に自動通報する。
【0018】
その後、その通報の結果をデータ通信装置から受信すると、それが通報成功を知らせるものであった場合に限り、消耗品カウンタのカウント値から通報レベル値を減算し、再び画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップし、以後上述と同様の処理を繰り返す。
【0019】
一方、中央制御装置は、画像形成装置から上記報知データを受信することにより画像形成装置の消耗品の消費量を累積管理し、例えば画像形成装置から上記報知データを10回受信した時点がその画像形成装置を購入したユーザ(顧客)への消耗品の最適な納入タイミングであると仮定すると、そのタイミングで上記ユーザに消耗品を納入することができる。
【0020】
このように、画像形成装置では、上記報知データをデータ通信装置及び通信回線を介して中央制御装置に自動通報した後、その通報の結果をデータ通信装置から受信し、それが通報成功を知らせるものであった場合に限り、消耗品カウンタをクリアせずに、消耗品カウンタのカウント値から通報レベル値を減算するようにしているため、中央制御装置側では消耗品の消費量の累積値の誤差がほとんどなくなり、画像形成装置を購入したユーザに消耗品を常に最適なタイミングで納入することができる。
【0021】
なお、請求項1の発明による画像形成装置管理システムにおいて、消耗品カウンタのカウント値が上記通報レベル値より小さくなるまで、自動通報動作を繰り返すようにすれば(請求項2)、例えばこの画像形成装置が超高速画像形成装置等のため、一度に大量の画像形成動作が行なわれたり、通報時間の指定(例えば午後2時〜4時まで)により、複数回分の通報タイミングを失ってしまい、消耗品カウンタのカウント値が大幅に上記通報レベル値を超過するような場合でも、消耗品カウンタのカウント値から通報回数分の通報レベル値が減算されるため、中央制御装置側では消耗品の消費量の累積値の誤差がほとんどなくなり、画像形成装置を購入したユーザに消耗品を常に最適なタイミングで納入することができる。
【0022】
また、請求項1又は2の発明による画像形成装置管理システムにおいて、消耗品カウンタを消耗品毎に設け、消耗品毎に通報レベル値の設定及び上述した消耗品カウンタの制御を行なうようにし、さらに自動通報すべきデータに当該消耗品を明示するデータを付加するようにすれば(請求項3)、中央制御装置側では消耗品毎にその各消費量を累積管理できるため、画像形成装置を購入したユーザに各消耗品をそれぞれ常に最適なタイミングで納入することができる。
【0023】
請求項4の発明による画像形成装置管理システムでは、画像形成装置が、画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップし、そのカウント値が予め設定された通報レベル値以上になった時に、消耗品カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算すると共に通報回数カウンタに「1」を加算し、通報回数カウンタのカウント値が「0」でない場合、消耗品カウンタのカウント値が上記通報レベル値以上である旨を知らせるデータ(報知データ)を通報可能なタイミング時にデータ通信装置及び通信回線を介して中央制御装置に自動通報する。
【0024】
その後、その通報の結果をデータ通信装置から受信すると、それが通報成功を知らせるものであった場合に限り、通報回数カウンタのカウント値から「1」を減算し、再び画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップし、以後上述と同様の処理を繰り返す。
【0025】
一方、中央制御装置は、画像形成装置から上記報知データを受信することにより画像形成装置の消耗品の消費量を累積管理し、例えば画像形成装置から上記報知データを10回受信した時点がその画像形成装置を購入したユーザへの消耗品の最適な納入タイミングであると仮定すると、そのタイミングで上記ユーザに消耗品を納入することができる。
【0026】
このように、画像形成装置では、消耗品カウンタのカウント値が上記通報レベル値以上になった時に、消耗品カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算すると共に通報回数カウンタに「1」を加算し、上記報知データをデータ通信装置及び通信回線を介して中央制御装置に自動通報した後、その通報の結果をデータ通信装置から受信し、それが通報成功を知らせるものであった場合に限り、通報回数カウンタのカウント値から「1」を減算するようにしているため、中央制御装置側では消耗品の消費量の累積値の誤差がほとんどなくなり、画像形成装置を購入したユーザに消耗品を常に最適なタイミングで納入することができる。
【0027】
なお、請求項4の発明による画像形成装置管理システムにおいて、通報回数カウンタのカウント値が「0」になるまで、自動通報動作を繰り返すようにすれば(請求項5)、例えばこの画像形成装置が超高速画像形成装置等のため、一度に大量の画像形成動作が行なわれたり、通報時間の指定(例えば午後2時〜4時まで)により、複数回分の通報タイミングを失ってしまい、消耗品カウンタのカウント値が大幅に上記通報レベル値を超過するような場合でも、消耗品カウンタのカウント値から通報回数分の通報レベル値が減算されるため、中央制御装置側では消耗品の消費量の累積値の誤差がほとんどなくなり、画像形成装置を購入したユーザに消耗品を常に最適なタイミングで納入することができる。
【0028】
請求項6の発明による画像形成装置管理システムでは、画像形成装置が、画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップし、そのカウント値が予め設定された通報レベル値以上になった時に、消耗品カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算すると共に通報回数カウンタに「1」を加算し、通報回数カウンタのカウント値が「0」でない場合、消耗品カウンタのカウント値が上記通報レベル値以上である旨を知らせるデータ(報知データ)を通報可能なタイミング時に通報回数カウンタのカウント値を明示するデータを付加してデータ通信装置及び通信回線を介して中央制御装置に自動通報する。
【0029】
その後、その通報の結果をデータ通信装置から受信すると、それが通報成功を知らせるものであった場合に限り、通報回数カウンタをクリアし、再び画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップし、以後上述と同様の処理を繰り返す。
【0030】
このように、画像形成装置では、消耗品カウンタのカウント値が上記通報レベル値以上になった時に、消耗品カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算すると共に通報回数カウンタに「1」を加算し、上記報知データを通報回数カウンタのカウント値を明示するデータを付加してデータ通信装置及び通信回線を介して中央制御装置に自動通報した後、その通報の結果をデータ通信装置から受信し、それが通報成功を知らせるものであった場合に限り、通報回数カウンタをクリアするようにしているため、中央制御装置側では消耗品の消費量の累積値の誤差がほとんどなくなり、画像形成装置を購入したユーザに消耗品を常に最適なタイミングで納入することができる。また、上記報知データに通報回数カウンタのカウント値を明示するデータを付加するため、通報回数カウンタのカウント値が「0」になるまで自動通報動作を繰り返す必要がなくなり、回線占有時間を短縮することもできる。
【0031】
なお、請求項4〜6のいずれかの画像形成装置管理システムにおいて、消耗品カウンタ及び通報回数カウンタを消耗品毎に設け、消耗品毎に通報レベル値の設定,消耗品カウンタの制御,及び通報回数カウンタの制御をそれぞれ行なうようにし、さらに自動通報すべきデータに当該消耗品を明示するデータを付加するようにすれば(請求項7)、中央制御装置側では消耗品毎にその各消費量を累積管理できるため、画像形成装置を購入したユーザに各消耗品をそれぞれ常に最適なタイミングで納入することができる。
【0032】
また、請求項1〜7のいずれかの画像形成装置管理システムにおいて、画像形成装置が、中央制御装置から通信回線及びデータ通信装置を介して送られてくるデータによって通報レベル値の設定を行なうようにすれば(請求項8)、画像形成装置を購入したユーザの使用頻度に合わせて、そのユーザに消耗品をより最適なタイミングで納入することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面を参照して具体的に説明する。
図2は、この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図である。
【0034】
この画像形成装置管理システムは、遠隔診断を前提とした5台の画像形成装置(複写装置等)1〜5と中央制御装置6とをデータ通信装置7及び通信回線8を介して接続し、中央制御装置6によって各画像形成装置1〜5を集中的に遠隔管理できるようにしたものである。
【0035】
データ通信装置7は、中央制御装置6からの指令信号を画像形成装置1〜5へ選択的に送信したり、逆に画像形成装置1〜5からの各種通報を通信回線8を経由して中央制御装置6へ送信する。
【0036】
このデータ通信装置7は、24時間通電を行なっていて、通常画像形成装置1〜5の電源がオフになっている夜間でも中央制御装置6との通信を可能にしている。このデータ通信装置7と各画像形成装置1〜5とはシリアル通信インタフェースRS−485によりマルチドロップ接続されていて、データ通信装置7からのポーリング,セレクティングにより各画像形成装置1〜5との通信を行なっている。
【0037】
図3は、画像形成装置1〜5の制御部の構成例を示すブロック図である。
画像形成装置1〜5の制御部は、それぞれCPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート16,及びシリアル通信制御ユニット17a,17b,17cからなるPPC(画像形成装置)コントローラと、パーソナルインタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」と略称する)18と、システムバス19とを備えている。
【0038】
CPU11は、ROM13内の制御プログラムによってこの制御部全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路12は、時刻情報を発生するものであり、CPU11がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM13は、CPU11が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納しているリードオンリ・メモリである。
【0039】
RAM14は、CPU11がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用するランダムアクセス・メモリである。
不揮発性RAM15は、図示しない操作表示部等からのモード指示の内容などを記憶するメモリであり、電池によってバックアップされている。
入出力ポート16は、画像形成装置内のモータ,ソレノイド,クラッチ等の出力負荷やセンサ・スイッチ類を接続している。
【0040】
シリアル通信制御ユニット17aは、図示しない操作表示部との信号のやりとりを行なっている。
シリアル通信制御ユニット17bは、図示しない原稿送り部との信号のやりとりを行なっている。
シリアル通信制御ユニット17cは、図示しない転写紙後処理部との信号のやりとりを行なっている。
【0041】
パーソナルI/F18は、データ通信装置7との間の通信を司るインタフェース回路であり、CPU11のデータ通信装置7との通信処理のための負荷を軽減するために設けられている。もちろん、CPU11の処理能力が充分であれば、このパーソナルI/F18の機能をCPU11に取り込んでも差し支えない。
このパーソナルI/F18の主な機能は、以下の(1)〜(4)に示す通りである。
【0042】
(1)データ通信装置7からのポーリング,セレクティングの監視
(2)データ通信装置7への肯定応答,否定応答処理
(3)データ通信装置7との間の送受信データの正当性のチェック,パリティチェック,及びエラー発生時の再送要求処理
(4)データ通信装置7との間の送受信データのヘッダ処理
【0043】
システムバス19はアドレスバス,コントロールバス,データバスからなるバスラインであり、CPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート16,シリアル通信制御ユニット17a,17b,17c,及びパーソナルI/F18を相互に接続する。
【0044】
図4は、図3のパーソナルI/F18の構成例を示すブロック図である。
このパーソナルI/F18は、CPU21,デュアルポートメモリ22,レジスタ23〜26,入力ポート27,シリアル通信制御ユニット28,ローカルバス29,及びディバイスコード設定スイッチ30によって構成されている。
【0045】
CPU21は、中央処理装置,ROM,RAM等からなるワンチップのマイクロコンピュータであり、このパーソナルI/F18全体を統括的に制御する。
デュアルポートメモリ22は、CPU21と図3のCPU11の双方から読み書き可能であり、パーソナルI/F18とPPCコントローラ31との間でのテキストデータの授受に使用されるデータメモリである。
【0046】
なお、PPCコントローラ31は上述したCPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート16,及びシリアル通信制御ユニット17a,17b,17cによって構成される。
レジスタ23〜26は、上記テキストデータの授受時に制御用として使用されるが、詳細な説明は省略する。
【0047】
ディバイスコード設定スイッチ30は、画像形成装置毎に固有のディバイスコードを設定するためのものであり、データ通信装置7からのポーリング,セレクティング時のディバイスコード識別用として使用される。
シリアル通信制御ユニット28は、データ通信装置7および/または他の画像形成装置のパーソナルI/F18と接続される。
【0048】
図5は、画像形成装置1〜5の操作表示部の構成例を示すレイアウト図である。
この操作表示部は、一般の制御部(例えば図3に示した画像形成装置1〜5における制御部)と同様に、制御プログラムを格納したROM,その制御プログラムによって各種制御を実行するCPU,データを一時格納するRAM,電池によりバックアップされた不揮発性RAM,シリアル通信制御ユニット,及び入出力ポート等を備えており、図3のシリアル通信制御ユニット17aとデータ授受を行なうが、その詳細は省略する。
【0049】
この操作表示部は、上述した制御部の他に、テンキー71,クリア/ストップキー72,プリントキー73,エンタキー74,割り込みキー75,予熱/モードクリアキー76,モード確認キー77,画面切り替えキー78,呼び出しキー79,登録キー80,ガイダンスキー81,表示用コントラストボリューム82,及び文字表示器83を備えている。
【0050】
テンキー71は、画像形成枚数(コピー枚数)や倍率等の数値を入力するためのキーである。
クリア/ストップキー72は、置数(画像形成枚数)をクリアしたり、コピー動作をストップさせたりするためのキーである。
プリントキー73は、画像形成(コピー)動作を実行開始させるためのキーである。
【0051】
エンタキー74は、ズーム倍率や綴じ代寸法用置数等の数値の指定を確定させるためのキーである。
割り込みキー75は、コピー中に割り込んで別の原稿をコピーする時などに使用するキーである。
予熱/モードクリアキー76は、設定した全ての画像形成モードの内容を取り消したり、予熱を設定して節電状態にしたりするためのキーである。
【0052】
モード確認キー77は、文字表示器83に選択的に表示される各画像形成モードを一覧表示で確認するためのキーである。
画面切り替えキー78は、文字表示器83の表示形態を熟練度に応じて切り替えるためのキーである。
呼び出しキー79は、ユーザプログラムを呼び出すためのキーである。
【0053】
登録キー80は、ユーザプログラムを登録するためのキーである。
ガイダンスキー81は、文字表示器83にガイダンスメッセージ等を表示するためのキーである。
表示用コントラストボリューム82は、文字表示器83のコントラストを調整するためのものである。
【0054】
文字表示器83は、液晶(LCD),蛍光表示管等のフルドット表示素子を用い、その上に多数のタッチセンサを内蔵(例えば8×8表示画素毎にある)した略透明なシート状のマトリックスタッチパネルを重ねており、詳細は省略するが、電源投入により通常の画像形成モード画面を表示する。
【0055】
ここで、この画像形成モード画面が表示されている時に、その画面上のキー(表示部)を押下(タッチ)することにより、画像形成枚数,転写紙サイズ(給紙トレイ),画像濃度(コピー濃度),変倍率,両面モード,綴じ代モード,ソートモード等の画像形成動作に関わる各種の画像形成モードを任意に選択することができる。
【0056】
図6は、図2のデータ通信装置7の一例を示すブロック構成図である。
このデータ通信装置7は、制御部41,オートダイアラ部42,及び回線制御部43からなる。
制御部41は、5台の画像形成装置1〜5を制御したり、通信回線8を経由して中央制御装置6からの指令信号の受信を制御したりする。
【0057】
オートダイアラ部42は、画像形成装置1〜5からの各種通報により中央制御装置6に対して自発呼を行なう。
回線制御部43は、通信回線8との接続制御や一般電話機44との切り換え制御を行なう。
【0058】
制御部41は、図示は省略するが、一般の制御部(例えば図3に示した画像形成装置1〜5における制御部)と同様に、制御プログラムを格納したROM,その制御プログラムによって各種制御を実行するCPU,データを一時格納するRAM,電池によってバックアップされた不揮発性RAM,シリアル通信制御ユニット,入出力ポート,及び現在時刻を知るためのリアルタイムクロック回路等を備えている。
【0059】
なお、そのうちの不揮発性RAMには、中央制御装置6及び複数の画像形成装置1〜5の一方から他方への送信データや、複数の画像形成装置1〜5の中から1台を特定するそれぞれのディバイスコード及びIDコード,中央制御装置6の電話番号,回線接続が成功しなかった場合の再発呼回数,再発呼間隔などが記憶される。
【0060】
次に、この画像形成装置管理システムの概略機能について説明する。
この画像形成装置管理システムの機能には、大きく分けて以下の(1)〜(3)に示す3種類の機能がある。
(1)中央制御装置6から画像形成装置1〜5への通信制御
(2)画像形成装置1〜5から中央制御装置6又はデータ通信装置7への通信制御
(3)データ通信装置7独自の制御
【0061】
(1)の中央制御装置6から画像形成装置1〜5への通信制御には、例えば以下の(a)〜(c)に示すものがある。
(a)特定の画像形成装置のトータル画像形成枚数,給紙段(給紙トレイ)毎の画像形成枚数,転写紙サイズ毎の画像形成枚数,ミスフィード回数,転写紙サイズ毎のミスフィード回数,転写紙搬送位置毎のミスフィード回数等の読み取り及びリセット
【0062】
(b)画像形成装置を構成する各ユニットの制御電圧,電流,抵抗,タイミング等の調整値の設定及び読み取り
(c)(2)の通信制御による画像形成装置1〜5から中央制御装置6への通信の結果返送
【0063】
これらの制御は、中央制御装置6からの指令信号を受信して、データ通信装置7から画像形成装置1〜5へのセレクティングによって行なう。セレクティングとは、接続されている5台の画像形成装置1〜5の中から1台を選択して通信する機能をさす。
【0064】
図7は、データ通信装置7におけるセレクティング動作の一例を示すフローチャートである。
各画像形成装置1〜5はそれぞれユニークな(特定の)ディバイスコードを持っており、データ通信装置7は予め定められたセレクティング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)と選択すべき画像形成装置のディバイスコードとをシリアル通信インタフェースRS−485上に送出する。
【0065】
各画像形成装置1〜5は、セレクティング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)により、次に続くディバイスコードと自己のディバイスコードとを比較し、両コードが一致した時に自分がセレクティングされたことを知る。
ここで、セレクティングされた画像形成装置は、送出すべきデータがある場合には、予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)によるビジー(Busy)応答を出力する。
【0066】
データ通信装置7は、このビジー応答を受けると、セレクティング動作を中断し、以下に述べるポーリング動作に移行する。
セレクティングされた画像形成装置は、送出すべきデータがない場合には、セレクティングに対応可能か否かを判断し、対応可能ならば予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)による肯定応答を出力してデータ通信装置7との通信を実行する。
【0067】
対応不可能の場合は、予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)による否定応答を出力してデータ通信装置7との通信を終了する。
また、データ通信装置7が出力したディバイスコードに対応する画像形成装置が電源OFFなどの理由で肯定応答も否定応答も出力できない場合には、データ通信装置7は予め定められた一定時間経過後にセレクティング動作を終了する。
【0068】
(2)の画像形成装置1〜5から中央制御装置6又はデータ通信装置7への通信制御には、例えば以下の(a)〜(e)に示すものがある。
(a)画像形成装置1〜5は、それぞれ画像形成動作が不可能となる異常(故障)が発生した場合、その旨を知らせるデータを即時にデータ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6へ自動通報する(緊急通報)。
【0069】
(b)画像形成装置1〜5は、それぞれ使用者(顧客)による操作表示部上のキー操作により、画像形成モードからそれとは異なる使用者が必要な要求(修理依頼やサプライ補給依頼)を入力するための使用者要求入力モードに移行し、操作表示部の文字表示器83に使用者要求入力画面が表示され、その画面上の所定キーの押下によって使用者が必要な要求が入力された時に、その要求を知らせるデータを即時にデータ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6へ自動通報する(緊急通報)。
【0070】
(c)画像形成装置1〜5は、それぞれ積算画像形成枚数(後述する消耗品カウンタのカウント値)が予め設定された一定枚数(通報レベル値)に達した場合、その旨を知らせるデータを即時にデータ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6へ自動通報する(緊急通報)。
【0071】
(d)画像形成装置1〜5は、それぞれ積算画像形成枚数が予め設定された一定期間に到達した場合に、その旨を知らせるデータをその日の指定時刻(これは中央制御装置6により設定され、データ通信装置7に記憶しておく)にデータ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6へ自動通報する(非緊急通報)。
【0072】
(e)画像形成装置1〜5は、それぞれ画像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回数,指定時間への接近、センサの規格レベルへの到達など、予防保全を必要とする事象が発生した場合に、その旨を知らせるデータをその日の指定時刻(これは中央制御装置6により設定され、データ通信装置7に記憶しておく)にデータ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6へ通報する(非緊急通報)。この通信制御には、指定時刻に達する前に予め定められた回数等に達した場合に、その指定時刻を待たずに中央制御装置6への送信を行なう制御も含まれる。
【0073】
これらの通信制御は、データ通信装置7からのポーリング時に行なう。ポーリングとは、接続されている5台の画像形成装置1〜5を順番に指定し、その指定された画像形成装置からの通信要求の有無を確認する機能をさす。
図8は、データ通信装置7におけるポーリング動作の一例を示すフローチャートである。
【0074】
データ通信装置7は、予め定められたポーリング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)と選択すべき画像形成装置のディバイスコードとをシリアル通信インタフェースRS−485上に送出する。
各画像形成装置1〜5は、ポーリング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)により、次に続くディバイスコードと自己のディバイスコードとを比較し、両コードが一致した時に自分がポーリングされたことを知る。
【0075】
次に、ポーリングされた画像形成装置は、送出データ(データ通信装置7又は中央制御装置6に対する通信要求)があればデータ通信装置7との通信を開始し、通信要求がない時又は開始した通信が終了した時は予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)による終了応答を出力してデータ通信装置7との通信を終了する。
データ通信装置7は、終了応答を受け取ると、次の画像形成装置へのポーリングに移行する。
【0076】
また、データ通信装置7が出力するディバイスコードに対応する画像形成装置が、電源OFFなどの理由で通信を開始できなかったり、あるいは終了応答も出力できない場合、データ通信装置7は予め定められた一定時間経過後にポーリング動作を終了する。このポーリングは、セレクティングが発生しない限り、接続されている画像形成装置1〜5に対して順次繰り返される。
【0077】
(3)のデータ通信装置7独自の制御には、例えば以下の(a)(b)に示すものがある。
(a)トータルカウンタ値の読み出し
(b)(2)の通信制御による画像形成装置1〜5からデータ通信装置7への通信の結果返送
【0078】
トータルカウンタ値の読み出しの制御は、データ通信装置7から画像形成装置1〜5への1日1回定時(0時0分、但しこの時刻に画像形成装置の電源がOFFになっている場合は、この時刻以降に初めて電源がONになった時)のセレクティングによって行なう。
【0079】
データ通信装置7は、トータルカウンタ用のメモリを2個(仮にこれらをそれぞれA,Bとする)用意してあり、上記1日1回のセレクティングによって読み取ったトータルカウンタ値をメモリAに書き込む。したがって、メモリAは毎日(但し例えば休日のように1日中画像形成装置の電源がON状態にならない場合はこの限りでない)前日の値が書き換えられることになる。
【0080】
また、毎月1回予め決められた日時(これは中央制御装置6により設定され、データ通信装置7内の不揮発性RAMに記憶される)にメモリAに記憶されているトータルカウンタ値をメモリBにコピーする。
データ通信装置7から中央制御装置6へはメモリBの内容が送られるが、その転送方法には以下の(a)(b)に示す2通りの方法がある。
【0081】
(a)中央制御装置6は、上記日時(メモリAの内容がメモリBにコピーされる日時)以降にデータ通信装置7のメモリBに記憶されたトータルカウンタ値を読みに行く。
(b)データ通信装置7は、上記日時以降に自発呼してメモリBに記憶されたトータルカウンタ値を通信回線8を介して中央制御装置6へ送出する。なお、自発呼を行なう日時も中央制御装置6により設定され、データ通信装置7内の不揮発性RAMに記憶される。
【0082】
なお、データ通信装置7は、メモリA,Bを組み合わせたメモリを複数組用意している。これは、例えば白黒コピー用,アプリケーションコピー用,カラーコピー用等の種々のトータルカウンタ値が考えられるためである。
【0083】
図9は、中央制御装置6とデータ通信装置7との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
図9において、通番は1回の送信の中での通信ブロック番号であり、最初のブロックは「01」で始め、以降1ずつ増加させて「99」の次は「00」とする。
【0084】
IDコードは、データ通信装置7及びそのデータ通信装置7に接続された5台の画像形成装置1〜5から1台の画像形成装置を特定する目的を持っている。
識別コードは、通信目的の種類を示すコード(処理コード)にテキストデータの発信元,受信元を付加したものである。処理コードは、表1のように決められている。
【0085】
【表1】
Figure 0003548676
【0086】
情報レコードは情報コード,データ部桁数,及びデータ部よりなり、表2のように決められている。
IDコードと識別コードとの間、識別コードと情報レコードとの間、情報レコードと情報レコードとの間には、それぞれセミコロン(;)によるセパレータが挿入される。
【0087】
【表2】
Figure 0003548676
【0088】
図10は、データ通信装置7と画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
ディバイスコードは、前述のように各画像形成装置1〜5毎にディバイスコード設定スイッチ30(図4参照)によってそれぞれ固有に設定され、図9のIDコードとの関連は画像形成装置を初めてデータ通信装置7に接続したインストール時にその画像形成装置から読み込んでデータ通信装置7内の不揮発性RAMに記憶され、以降テキストデータの送出方向により適宜変換される。
【0089】
処理コードは前述したように通信目的の種類を示すコードであり、図9の識別コードからテキストデータの発信元,受信元を削除したものである。これも、テキストデータの送出方向により、データ通信装置7によって適宜付加,削除される。
【0090】
図11は画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18(図4参照)とPPCコントローラ31との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図であり、図10に示したデータ通信装置7とパーソナルI/F18との間で授受されるテキストデータからヘッダ,ディバイスコード,及びパリティ部分を取り除いたものである。
【0091】
次に、この画像形成装置管理システムにおける請求項1の発明に係る処理について説明する。この場合、画像形成装置1〜5の制御部が、請求項1の消耗品カウンタ,第1の消耗品カウンタ制御手段,通報レベル値設定手段,判断手段,自動通報手段,通報結果受信手段,第2の消耗品カウンタ制御手段としての機能を果たす。
【0092】
請求項1の発明に係る処理は、消耗品の消費量の管理に関するものである。
画像形成装置1〜5は、それぞれ画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップし、そのカウント値(積算画像形成枚数)が予め設定された通報レベル値(一定枚数)以上になった場合、その旨を知らせるデータ(以下「消耗品管理データ」という)を通報可能なタイミング時にデータ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6に自動通報する。
中央制御装置6は、画像形成装置1〜5からの消耗品管理データを受信し、各ユーザが購入した画像形成装置1〜5毎に消耗品の消費量を累積管理する。
【0093】
図1は、図3に示した各画像形成装置1〜5のCPU11による請求項1の発明に係る処理の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置1〜5のCPU11は、それぞれまず画像形成動作中か否かを判断し、画像形成動作中であれば通報フラグをリセットする。これは、中央制御装置6への通報中であっても、画像形成動作の開始により、その画像形成動作を優先させて通報動作を中断させるために行なう。
【0094】
次に、図示しない通報カウンタのカウントタイミングを判断し、カウントタイミングであれば(消耗品が消費されると)通報カウンタをカウントアップ(+1)する。カウントタイミングは、図3のCPU11が入出力ポート16に接続されている図示しないセンサなどの出力信号を検出することによって判断することができる。消耗品カウンタは、不揮発性RAM15に設けられている。
以上の動作は、画像形成動作が続いている間繰り返し行なわれる。
【0095】
一方、画像形成動作中でない場合は、通報フラグがセットされている(「1」)か否かを判断し、セットされていなければ消耗品カウンタのカウント値が予め設定された通報レベル値以上(消耗品カウンタ≧通報レベル値)か否かを判断して、通報レベル値以上であれば消耗品管理データをデータ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6に自動通報し、通報フラグをセットする。この通報は、既に図8で説明したデータ通信装置7からのポーリングによって行なわれる。
【0096】
また、通報フラグがセットされている場合は、データ通信装置7からの通報の結果の受信を待ち、その通報結果を受信した時に通報フラグをリセットし、受信した通報結果が通報成功を知らせるものか(消耗品管理データが中央制御装置6に確かに届いたか)否かを判断し、通報成功の場合に限り、消耗品カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算する。
【0097】
この図1のフローチャートによれば、中央制御装置6への消耗品管理データの通報を画像形成動作中でない時に行なわせているが、画像形成装置1〜5のCPU11の処理能力が高く、処理時間の余裕があれば、画像形成動作中に行なっても差し支えなく、それによって中央制御装置6ではより精度の高い消耗品の消費量の累積管理を行なうことができる。
【0098】
なお、例えば画像形成装置1〜5が超高速画像形成装置のため、一度に大量の画像形成動作が行なわれたり、通報時間の指定(例えば午後2時〜4時まで)により、複数回分の通報タイミングを失ってしまうような場合、消耗品カウンタのカウント値が大幅に上記通報レベル値を超過し、例えば通報レベルが「1000」で消耗品カウンタのカウント値が「2500」のような場合も考えられる。
【0099】
この場合、消耗品カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算しても、そのカウント値は「1500(2500−1000)」であるため、消耗品カウンタのカウント値が上記通報レベル値より小さくなるまで、通報フラグがセットされているか否かを判断するステップ以降の処理及び判断、つまり自動通報動作を繰り返すようにすればよい(請求項2の発明に係る処理)。
【0100】
また、消耗品の消費量の累積管理は、画像形成装置を購入したユーザに納入した消耗品がどのくらい消費されたかをチェックし、新たな消耗品の納入をどの時点(タイミング)で行なうのが適当かを判断するものであるが、消耗品は種々(転写紙,トナー,スティプル等)あるため、その各消耗品毎にその各消費量の累積管理を行なうことが望ましい。
【0101】
そこで、各画像形成装置1〜5が、消耗品カウンタを消耗品毎に設け、消耗品毎に通報レベル値の設定及び前述した消耗品カウンタの制御(図1参照)を行なうようにし、さらに自動通報すべき消耗品管理データに当該消耗品を明示するデータを付加する(請求項3の発明に係る処理)。
そして、請求項3の発明に係る処理のフローチャートは用意していないが、図1に示した処理を消耗品毎に行なう。
【0102】
例えば、消耗品カウンタのカウントアップを消耗品毎に行なう。そのカウントタイミングは、消耗品の種類によってそれぞれ異なり、例えば転写紙の場合は給紙トレイからの給紙開始を検知する給紙センサで、スティプルの場合はスティプル動作で、それぞれ対応する消耗品カウンタをカウントアップする。
また、消耗品カウンタのカウント値と通報レベル値との比較や中央制御装置6への消耗品管理データの自動通報も、それぞれ消耗品毎に行なう。
【0103】
図12は、各画像形成装置1〜5がそれぞれ消耗品管理データを中央制御装置6に自動通報する場合の各画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18(図4参照)とPPCコントローラ31との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図であり、一般論は既に図11によって説明している。
【0104】
先頭の処理コード「30」は緊急オートコールを示すものであり、それに続く最初の情報レコードを構成する情報コードを「消耗品毎の自動通報」として、各消耗品毎にユニークな(特定の)コードを定義している。
また、これと関連して、データ通信装置7とパーソナルI/F18との間で授受されるテキストデータ及び中央制御装置6とデータ通信装置7との間で授受されるテキストデータは図示を省略するが、図12の説明にならってそれぞれ図10,図9に同様の変更を加えればよい。
【0105】
次に、この画像形成装置管理システムにおける請求項4の発明に係る処理について説明する。この場合、画像形成装置1〜5の制御部が、請求項4の消耗品カウンタ,第1の消耗品カウンタ制御手段,通報レベル値設定手段,判断手段,第2の消耗品カウンタ制御手段,通報回数カウンタ,第1の通報回数カウンタ制御手段,自動通報手段,通報結果受信手段,第2の通報回数カウンタ制御手段としての機能を果たす。
【0106】
請求項4の発明に係る処理も、消耗品の消費量の管理に関するものである。
画像形成装置1〜5は、それぞれ画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップし、そのカウント値が予め設定された通報レベル値以上になった場合、その旨を知らせるデータ(消耗品管理データ)を通報可能なタイミング時にデータ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6に自動通報する。
中央制御装置6は、画像形成装置1〜5からの消耗品管理データを受信し、各ユーザが購入した画像形成装置1〜5毎に消耗品の消費量を累積管理する。
【0107】
図13は、図3に示した各画像形成装置1〜5のCPU11による請求項4の発明に係る処理の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置1〜5のCPU11は、それぞれまず画像形成動作中か否かを判断し、画像形成動作中であれば通報フラグをリセットする。これは、中央制御装置6への通報中であっても、画像形成動作の開始により、その画像形成動作を優先させて通報動作を中断させるために行なう。
【0108】
次に、通報カウンタのカウントタイミングを判断し、カウントタイミングであれば通報カウンタをカウントアップ(+1)する。カウントタイミングは、図3のCPU11が入出力ポート16に接続されている図示しないセンサなどの出力信号を検出することによって判断することができる。消耗品カウンタは、不揮発性RAM15に設けられている。
以上の動作は、画像形成動作が続いている間繰り返し行なわれる。
【0109】
次いで、消耗品カウンタのカウント値が予め設定された通報レベル値以上(消耗品カウンタ≧通報レベル値)か否かを判断して、通報レベル値以上であれば消耗品カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算すると共に、図示しない通報回数カウンタに「1」を加算する。通報回数カウンタも、不揮発性RAM15に設けられている。
【0110】
一方、画像形成動作中でない場合は、通報フラグがセットされている(「1」)か否かを判断し、セットされていなければ通報回数カウンタのカウント値が「0」でない(通報回数カウンタ≠0)か否かを判断して、「0」でなければ消耗品管理データをデータ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6に自動通報し、通報フラグをセットする。この通報は、既に図8で説明したデータ通信装置7からのポーリングによって行なわれる。
【0111】
また、通報フラグがセットされている場合は、データ通信装置7からの通報の結果の受信を待ち、その通報結果を受信した時に通報フラグをリセットし、受信した通報結果が通報成功を知らせるものか(消耗品管理データが中央制御装置6に確かに届いたか)否かを判断し、通報成功の場合に限り、通報回数カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算する。
【0112】
この図13のフローチャートによれば、中央制御装置6への消耗品管理データの通報を画像形成動作中でない時に行なわせているが、画像形成装置1〜5のCPU11の処理能力が高く、処理時間の余裕があれば、画像形成動作中に行なっても差し支えなく、それによって中央制御装置6ではより精度の高い消耗品の消費量の累積管理を行なうことができる。
【0113】
なお、例えば画像形成装置1〜5が超高速画像形成装置のため、一度に大量の画像形成動作が行なわれたり、通報時間の指定(例えば午後2時〜4時まで)により、複数回分の通報タイミングを失ってしまうような場合、例えば通報回数カウンタのカウント値が「2」以上のような場合も考えられる。
【0114】
この場合、通報回数カウンタのカウント値から「1」を減算しても、そのカウント値は「1以上(通報回数カウンタ≠0)」であるため、通報回数カウンタのカウント値が「0」になるまで、通報フラグがセットされているか否かを判断するステップ以降の処理及び判断、つまり自動通報動作を繰り返すようにすればよい(請求項5の発明に係る処理)。
【0115】
次に、この画像形成装置管理システムにおける請求項6の発明に係る処理について説明する。この場合、画像形成装置1〜5の制御部が、請求項6の消耗品カウンタ,第1の消耗品カウンタ制御手段,通報レベル値設定手段,判断手段,第2の消耗品カウンタ制御手段,通報回数カウンタ,第1の通報回数カウンタ制御手段,自動通報手段,通報結果受信手段,第2の通報回数カウンタ制御手段としての機能を果たす。
【0116】
請求項6の発明に係る処理も、消耗品の消費量の管理に関するものである。
画像形成装置1〜5は、それぞれ画像形成動作で消耗品が消費される毎に消耗品カウンタをカウントアップし、そのカウント値が予め設定された通報レベル値以上になった場合、その旨を知らせるデータ(消耗品管理データ)を通報可能なタイミング時にデータ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6に自動通報する。
中央制御装置6は、画像形成装置1〜5からの消耗品管理データを受信し、各ユーザが購入した画像形成装置1〜5毎に消耗品の消費量を累積管理する。
【0117】
図14は、図3に示した各画像形成装置1〜5のCPU11による請求項6の発明に係る処理の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置1〜5のCPU11は、それぞれまず画像形成動作中か否かを判断し、画像形成動作中であれば通報フラグをリセットする。これは、中央制御装置6への通報中であっても、画像形成動作の開始により、その画像形成動作を優先させて通報動作を中断させるために行なう。
【0118】
次に、通報カウンタのカウントタイミングを判断し、カウントタイミングであれば通報カウンタをカウントアップ(+1)する。カウントタイミングは、図3のCPU11が入出力ポート16に接続されている図示しないセンサなどの出力信号を検出することによって判断することができる。消耗品カウンタは、不揮発性RAM15に設けられている。
以上の動作は、画像形成動作が続いている間繰り返し行なわれる。
【0119】
次いで、消耗品カウンタのカウント値が予め設定された通報レベル値以上(消耗品カウンタ≧通報レベル値)か否かを判断して、通報レベル値以上であれば消耗品カウンタのカウント値から上記通報レベル値を減算すると共に、通報回数カウンタに「1」を加算する。通報回数カウンタも、不揮発性RAM15に設けられている。
【0120】
一方、画像形成動作中でない場合は、通報フラグがセットされている(「1」)か否かを判断し、セットされていなければ通報回数カウンタのカウント値が「0」でない(通報回数カウンタ≠0)か否かを判断して、「0」でなければ消耗品管理データを通報回数カウンタのカウント値を明示するデータを付加して(例えば図12に示した情報レコードのデータ部に「通報回数カウンタのカウント値」を示すデータを入れる)データ通信装置7及び通信回線8を介して中央制御装置6に自動通報し、通報フラグをセットする。この通報は、既に図8で説明したデータ通信装置7からのポーリングによって行なわれる。
【0121】
また、通報フラグがセットされている場合は、データ通信装置7からの通報の結果の受信を待ち、その通報結果を受信した時に通報フラグをリセットし、受信した通報結果が通報成功を知らせるものか(消耗品管理データが中央制御装置6に確かに届いたか)否かを判断し、通報成功の場合に限り、通報回数カウンタをクリアする。
【0122】
この図14のフローチャートによれば、中央制御装置6への消耗品管理データの通報を画像形成動作中でない時に行なわせているが、画像形成装置1〜5のCPU11の処理能力が高く、処理時間の余裕があれば、画像形成動作中に行なっても差し支えなく、それによって中央制御装置6ではより精度の高い消耗品の消費量の累積管理を行なうことができる。
【0123】
なお、消耗品の消費量の累積管理は、画像形成装置を購入したユーザに納入した消耗品がどのくらい消費されたかをチェックし、新たな消耗品の納入をどの時点(タイミング)で行なうのが適当かを判断するものであるが、消耗品は種々(転写紙,トナー,スティプル等)あるため、その各消耗品毎にその各消費量の累積管理を行なうことが望ましい。
【0124】
そこで、各画像形成装置1〜5が、消耗品カウンタ及び通報回数カウンタを消耗品毎に設け、消耗品毎に通報レベル値の設定及び前述した消耗品カウンタ及び通報回数カウンタの制御(図13,図14参照)を行なうようにし、さらに自動通報すべき消耗品管理データに当該消耗品を明示するデータを付加する(請求項7の発明に係る処理)。
そして、請求項7の発明に係る処理のフローチャートは用意していないが、図13又は図14に示した処理を消耗品毎に行なう。
【0125】
例えば、消耗品カウンタのカウントアップを消耗品毎に行なう。そのカウントタイミングは、消耗品の種類によってそれぞれ異なり、例えば転写紙の場合は給紙トレイからの給紙開始を検知する給紙センサで、スティプルの場合はスティプル動作で、それぞれ対応する消耗品カウンタをカウントアップする。
また、通報回数カウンタのカウント値と「0」との比較や中央制御装置6への消耗品管理データの自動通報も、それぞれ消耗品毎に行なう。
【0126】
また、各画像形成装置1〜5が、それぞれ中央制御装置6から通信回線8及びデータ通信装置7を介して送られてくるデータによって通報レベル値の設定を行なうようにするとよい(請求項8の発明に係る処理)。それにより、各画像形成装置1〜5をそれぞれ購入した各ユーザの使用頻度に応じた通報レベル値を設定でき、中央制御装置6側で期待している消耗品の消費量(使用回数)毎に消耗品管理データをその中央制御装置6に通報することができる。したがって、中央制御装置6側では、各ユーザ別の消耗品の消費量の累積管理をより精度よく行なうことができる。
【0127】
図15は、各画像形成装置1〜5における通報レベル値の設定を中央制御装置6からのデータによって行なう場合の画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18(図4参照)とPPCコントローラ31との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図であり、一般論は既に図11によって説明している。
【0128】
先頭の処理コード「04」はデータ書き込みを示すものであり、情報レコードを構成する情報コードを「通報レベル設定」として、各消耗品毎にユニークな(特定の)コードを定義している。データ部は当該消耗品に対する通報レベル値を示す。
【0129】
図15の例のように、1回の書き込み動作(送信動作)で1種類の消耗品に対する通報レベル値を設定させ、この動作を消耗品分の数だけ繰り返してもよいし、1回の書き込み動作で情報レコードを複数送信してまとめて全消耗品に対する各通報レベル値を設定させるようにしてもよい。
【0130】
また、これと関連して、データ通信装置7とパーソナルI/F18との間で授受されるテキストデータ及び中央制御装置6とデータ通信装置7との間で授受されるテキストデータは図示を省略するが、図15の説明にならってそれぞれ図10,図9に同様の変更を加えればよい。
【0131】
上述の消耗品毎の通報レベル値を設定するためのテキストデータの送信は、既に図7で説明したセレクティングにより行なわれ、結果的に消耗品毎の通報レベル値が設定され、その設定内容が図3の不揮発性RAM15に記憶される。
もちろん、消耗品毎の通報レベル値の設定は、画像形成装置1〜5の各操作表示部からのキー操作に応じたデータによって行なうようにしてもよい。
【0132】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の画像形成装置管理システムによれば、画像形成装置を購入したユーザに消耗品を常に最適なタイミングで納入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3に示した各画像形成装置1〜5のCPU11による請求項1の発明に係る処理の一例を示すフロー図である。
【図2】この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の画像形成装置1〜5の制御部の構成例を示すブロック図である。
【図4】図3のパーソナルI/F18の構成例を示すブロック図である。
【図5】図2の画像形成装置1〜5の操作表示部の構成例を示すレイアウト図である。
【図6】図2のデータ通信装置7の一例を示すブロック構成図である。
【図7】図6のデータ通信装置7におけるセレクティング動作の一例を示すフロー図である。
【図8】同じくポーリング動作の一例を示すフロー図である。
【図9】図2の中央制御装置6とデータ通信装置7との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図10】同じくデータ通信装置7と画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18(図4)との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図11】同じく画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18とPPCコントローラ31(図4)との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図12】図2に示した各画像形成装置1〜5がそれぞれ消耗品管理データを中央制御装置6に自動通報する場合の各画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18(図4)とPPCコントローラ31との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図13】図3に示した各画像形成装置1〜5のCPU11による請求項4の発明に係る処理の一例を示すフロー図である。
【図14】同じく請求項6の発明に係る処理の一例を示すフロー図である。
【図15】図2に示した各画像形成装置1〜5における通報レベル値の設定を中央制御装置6からのデータによって行なう場合の画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18(図4)とPPCコントローラ31との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1〜5:画像形成装置 6:中央制御装置
7:データ通信装置 8:通信回線
11,21:CPU 13:ROM
14:RAM 15:不揮発性RAM
17a,17b,17c:シリアル通信制御ユニット
18:パーソナルI/F 31:PPCコントローラ
41:制御部 42:オートダイアラ部
43:回線制御部

Claims (8)

  1. 複写装置等の画像形成装置と中央制御装置とがデータ通信装置及び通信回線を介して接続され、前記中央制御装置が、前記通信回線及び前記データ通信装置を介して前記画像形成装置を遠隔管理するようにした画像形成装置管理システムにおいて、
    前記画像形成装置は、消耗品カウンタと、画像形成動作で消耗品が消費される毎に前記消耗品カウンタをカウントアップする第1の消耗品カウンタ制御手段と、通報レベル値を設定する通報レベル値設定手段と、前記消耗品カウンタのカウント値が前記通報レベル値設定手段によって設定された通報レベル値以上であるか否かを判断する判断手段と、該手段によって通報レベル値以上であると判断された場合、その旨を知らせるデータを通報可能なタイミング時に前記データ通信装置及び前記通信回線を介して前記中央制御装置に自動通報する自動通報手段と、該手段による通報の結果を前記データ通信装置から受信する通報結果受信手段と、該手段によって受信された通報の結果が通報成功を知らせるものであった場合に限り、前記消耗品カウンタのカウント値から前記通報レベル値を減算する第2の消耗品カウンタ制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  2. 前記自動通報手段は、前記消耗品カウンタのカウント値が前記通報レベル値より小さくなるまで、自動通報動作を繰り返すようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置管理システム。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置管理システムにおいて、
    前記消耗品カウンタを消耗品毎に設け、
    前記通報レベル値設定手段は、消耗品毎に通報レベル値の設定を行なう手段であり、
    前記第1,第2の消耗品カウンタ制御手段は、それぞれ消耗品毎に対応する制御を行なう手段であり、
    前記自動通報手段は、自動通報すべきデータに当該消耗品を明示するデータを付加する手段を有することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  4. 複写装置等の画像形成装置と中央制御装置とがデータ通信装置及び通信回線を介して接続され、前記中央制御装置が、前記通信回線及び前記データ通信装置を介して前記画像形成装置を遠隔管理するようにした画像形成装置管理システムにおいて、
    前記画像形成装置は、消耗品カウンタと、画像形成動作で消耗品が消費される毎に前記消耗品カウンタをカウントアップする第1の消耗品カウンタ制御手段と、通報レベル値を設定する通報レベル値設定手段と、前記消耗品カウンタのカウント値が前記通報レベル値設定手段によって設定された通報レベル値以上であるか否かを判断する判断手段と、該手段によって通報レベル値以上であると判断された時に、前記消耗品カウンタのカウント値から前記通報レベル値を減算する第2の消耗品カウンタ制御手段と、通報回数カウンタと、前記判断手段によって通報レベル値以上であると判断された時に、前記通報回数カウンタに「1」を加算する第1の通報回数カウンタ制御手段と、前記通報回数カウンタのカウント値が「0」でない場合、前記消耗品カウンタのカウント値が前記通報レベル値以上である旨を知らせるデータを通報可能なタイミング時に前記データ通信装置及び前記通信回線を介して前記中央制御装置に自動通報する自動通報手段と、該手段による通報の結果を前記データ通信装置から受信する通報結果受信手段と、該手段によって受信された通報の結果が通報成功を知らせるものであった場合に限り、前記通報回数カウンタのカウント値から「1」を減算する第2の通報回数カウンタ制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  5. 前記自動通報手段は、前記通報回数カウンタのカウント値が「0」になるまで、自動通報動作を繰り返すようにしたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置管理システム。
  6. 複写装置等の画像形成装置と中央制御装置とがデータ通信装置及び通信回線を介して接続され、前記中央制御装置が、前記通信回線及び前記データ通信装置を介して前記画像形成装置を遠隔管理するようにした画像形成装置管理システムにおいて、
    前記画像形成装置は、消耗品カウンタと、画像形成動作で消耗品が消費される毎に前記消耗品カウンタをカウントアップする第1の消耗品カウンタ制御手段と、通報レベル値を設定する通報レベル値設定手段と、前記消耗品カウンタのカウント値が前記通報レベル値設定手段によって設定された通報レベル値以上であるか否かを判断する判断手段と、該手段によって通報レベル値以上であると判断された時に、前記消耗品カウンタのカウント値から前記通報レベル値を減算する第2の消耗品カウンタ制御手段と、通報回数カウンタと、前記判断手段によって通報レベル値以上であると判断された時に、前記通報回数カウンタに「1」を加算する第1の通報回数カウンタ制御手段と、前記通報回数カウンタのカウント値が「0」でない場合、前記消耗品カウンタのカウント値が前記通報レベル値以上である旨を知らせるデータを通報可能なタイミング時に前記通報回数カウンタのカウント値を明示するデータを付加して前記データ通信装置及び前記通信回線を介して前記中央制御装置に自動通報する自動通報手段と、該手段による通報の結果を前記データ通信装置から受信する通報結果受信手段と、該手段によって受信された通報の結果が通報成功を知らせるものであった場合に限り、前記通報回数カウンタをクリアする第2の通報回数カウンタ制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  7. 請求項4乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置管理システムにおいて、
    前記消耗品カウンタ及び前記通報回数カウンタを消耗品毎に設け、
    前記通報レベル値設定手段は、消耗品毎に通報レベル値の設定を行なう手段であり、
    前記第1,第2の消耗品カウンタ制御手段及び前記第1,第2の通報回数カウンタ制御手段は、それぞれ消耗品毎に対応する制御を行なう手段であり、
    前記自動通報手段は、自動通報すべきデータに当該消耗品を明示するデータを付加する手段を有することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  8. 前記通報レベル値設定手段は、前記中央制御装置から前記通信回線及び前記データ通信装置を介して送られてくるデータによって通報レベル値の設定を行なうようにしたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置管理システム。
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