JP3595443B2 - 画像形成装置管理システム,センタシステム,および画像形成装置管理方法 - Google Patents

画像形成装置管理システム,センタシステム,および画像形成装置管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、センタシステムと画像形成装置とを通信回線を介して接続した画像形成装置管理システム、そのセンタシステム、およびその画像形成装置管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような画像形成装置管理システムとしては、不特定多数のユーザ(顧客)のオフィス等に設置された画像形成装置(遠隔診断を前提としている複写機等)をデータ通信装置及び公衆回線等の通信回線を利用して、販売,サービスの拠点(会社)などに設置されているセンタシステムと接続可能にしたものが一般に知られている。
【0003】
(1)複数の画像形成装置はそれぞれ、何らかの障害等の通報要因が発生すると、その旨を示す情報を自発呼によりデータ通信回線及び通信回線を介してセンタシステムに自動的に通報する。
(2)センタシステムは、複数のクライアント(端末装置)を備え、複数の画像形成装置のいずれかで通報要因が発生し、その旨を示す情報がデータ通信装置及び通信回線を介して通報されると、未処理のクライアントがその情報を受け取って表示画面に表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、画像形成装置からの情報を未処理のクライアントで表示されても、そのオペレータが不在であったり、別件の処理(作業)を行なっているような場合には、その表示されている情報を直ちに処理する(例えばユーザへの問い合わせやサービスマンの手配を行なう)ことができない。そのため、特に緊急にユーザ対応が必要な情報が通報された場合でも、その処理を迅速に処理できない場合もある。
【0005】
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置管理システムにおいて、センタシステム側では画像形成装置からの情報を常に迅速に処理できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の目的を達成するため、画像形成装置管理システム,センタシステム,および画像形成装置管理方法を提供する。
請求項1〜4の発明による画像形成装置管理システムは、複写装置等の画像形成装置とセンタシステムとを通信回線を介して接続してなり、画像形成装置が、通報要因が発生したとき、その旨を示す情報を通信回線を介して前記センタシステムへ自動通報する通報手段を備えた画像形成装置管理システムにおいて、次のようにしたことを特徴とする。
【0007】
請求項1の発明による画像形成装置管理システムは、センタシステムが複数の端末装置を備え、各端末装置にそれぞれ、画像形成装置から通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、表示手段によって表示された各種情報のいずれかが他の端末装置で処理対象として選択された場合には、該情報を該他の端末装置で処理中である旨を表示する処理中表示手段とを設けたものである。
請求項2の発明による画像形成装置管理システムは、センタシステムが複数の端末装置を備え、該各端末装置にそれぞれ、画像形成装置から通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、表示手段によって表示された各種情報のいずれかに対して他の端末装置でサービスマン手配済みが入力された場合には、該情報に対してサービスマン手配済みである旨を表示する手配済み表示手段を設けたものである。
請求項3の発明による画像形成装置管理システムは、センタシステムが複数の端末装置を備え、該各端末装置にそれぞれ、画像形成装置から通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、該手段によって選択された情報に対して当該端末装置でサービスマン手配済みが入力された後、上記画像形成装置から作業開始情報が通報された場合には、情報選択手段によって選択された情報に対して実施中である旨を表示する実施中表示手段とを設けたものである。
請求項4の発明による画像形成装置管理システムは、請求項3の画像形成装置管理システムにおいて、上記各端末装置がそれぞれ、情報選択手段によって選択された情報に対して上記画像形成装置から作業完了情報が通報された場合には、情報選択手段によって選択された情報を消去する手段を設けたものである。
【0008】
請求項5〜8の発明によるセンタシステムは、画像形成装置と通信回線を介して接続可能なセンタシステムにおいて、次のようにしたことを特徴とする。
請求項5の発明によるセンタシステムは、複数の端末装置を備え、該各端末装置にそれぞれ、画像形成装置から通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、表示手段によって表示された各種情報のいずれかが他の端末装置で処理対象として選択された場合には、該情報を該他の端末装置で処理中である旨を表示する処理中表示手段とを設けたものである。
請求項6の発明によるセンタシステムは、複数の端末装置を備え、該各端末装置にそれぞれ、画像形成装置から通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、表示手段によって表示された各種情報のいずれかに対して他の端末装置でサービスマン手配済みが入力された場合には、該情報に対してサービスマン手配済みである旨を表示する手配済み表示手段とを設けたものである。
請求項7の発明によるセンタシステムは、複数の端末装置を備え、該各端末装置にそれぞれ、画像形成装置から通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、該手段によって選択された情報に対して当該端末装置でサービスマン手配済みが入力された後、前記画像形成装置から作業開始情報が通報された場合には、前記情報選択手段によって選択された情報に対して実施中である旨を表示する実施中表示手段とを設けたものである。
請求項8の発明によるセンタシステムは、請求項7のセンタシステムにおいて、上記各端末装置にそれぞれ、情報選択手段によって選択された情報に対して上記画像形成装置から作業完了情報が通報された場合には、情報選択手段によって選択された情報を消去する手段を設けたものである。
【0009】
請求項9〜12の発明による画像形成装置管理方法は、画像形成装置と通信回線を介して接続可能な複数の端末装置を備えたセンタシステムにおける画像形成装置管理方法において、次のようにしたことを特徴とする。
請求項9の発明による画像形成装置管理方法は、上記各端末装置がそれぞれ、画像形成装置から通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示して該各種情報のいずれかを処理対象として選択可能にし、該各種情報のいずれかが処理対象として選択された場合には、該情報を該他の端末装置で処理中である旨を表示することを特徴とする。
請求項10の発明による画像形成装置管理方法は、上記各端末装置がそれぞれ、画像形成装置から通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示して該各種情報のいずれかを処理対象として選択可能にした後、該各種情報のいずれかに対して他の端末装置でサービスマン手配済みが入力された場合には、該情報に対してサービスマン手配済みである旨を表示することを特徴とする。
請求項11の発明による画像形成装置管理方法は、上記各端末装置がそれぞれ、画像形成装置から通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示して該各種情報のいずれかを処理対象として選択可能にし、該各種情報のいずれかが処理対象として選択され、該選択された情報に対して当該端末装置でサービスマン手配済みが入力された後、上記画像形成装置から作業開始情報が通報された場合には、上記選択された情報に対して実施中である旨を表示することを特徴とする。
請求項12の発明による画像形成装置管理方法は、請求項11の画像形成装置管理方法において、上記各端末装置がそれぞれ、上記選択された情報に対して上記画像形成装置から作業完了情報が通報された場合には、上記選択された情報を消去することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面を参照して具体的に説明する。
図2は、この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの概略構成例を示すブロック図である。
【0012】
この画像形成装置管理システムは、遠隔診断を前提とした5台の画像形成装置(複写装置等)1〜5とセンタシステム6とをデータ通信装置7及び通信回線8を介して接続し、センタシステム6によって各画像形成装置1〜5を集中的に管理できるようにしたものである。
【0013】
データ通信装置7は、センタシステム6からの指令信号を画像形成装置1〜5へ選択的に送信したり、逆に画像形成装置1〜5からの各種情報を通信回線8を経由してセンタシステム6へ送信(通報)する。
【0014】
このデータ通信装置7は、24時間通電を行なっていて、通常画像形成装置1〜5の電源がオフになっている夜間でもセンタシステム6との通信を可能にしている。このデータ通信装置7と各画像形成装置1〜5とはシリアル通信インタフェースRS−485によりマルチドロップ接続されていて、データ通信装置7からのポーリング,セレクティングにより各画像形成装置1〜5との通信を行なっている。
【0015】
図3は、画像形成装置1〜5の制御部の構成例を示すブロック図である。
画像形成装置1〜5の制御部はそれぞれ、CPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート16,及びシリアル通信制御ユニット17a,17b,17cからなるPPC(画像形成装置)コントローラと、パーソナルインタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」と略称する)18と、システムバス19とを備えている。
【0016】
CPU11は、ROM13内の制御プログラムによってこの制御部全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路12は、時刻情報を発生するものであり、CPU11がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM13は、CPU11が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納しているリードオンリ・メモリである。
【0017】
RAM14は、CPU11がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用するランダムアクセス・メモリである。
不揮発性RAM15は、図示しない操作表示部等からのモード指示の内容などを記憶するメモリであり、電池によってバックアップされている。
入出力ポート16は、画像形成装置内のモータ,ソレノイド,クラッチ等の出力負荷やセンサ・スイッチ類を接続している。
【0018】
シリアル通信制御ユニット17aは、図示しない操作表示部との信号のやりとりを行なっている。
シリアル通信制御ユニット17bは、図示しない原稿送り部との信号のやりとりを行なっている。
シリアル通信制御ユニット17cは、図示しない転写紙(用紙)後処理部との信号のやりとりを行なっている。
【0019】
パーソナルI/F18は、データ通信装置7との間の通信を司るインタフェース回路であり、CPU11のデータ通信装置7との通信処理のための負荷を軽減するために設けられている。もちろん、CPU11の処理能力が充分であれば、このパーソナルI/F18の機能をCPU11に取り込んでも差し支えない。
このパーソナルI/F18の主な機能は、以下の(1)〜(4)に示す通りである。
【0020】
(1)データ通信装置7からのポーリング,セレクティングの監視
(2)データ通信装置7への肯定応答,否定応答処理
(3)データ通信装置7との間の送受信データの正当性のチェック,パリティチェック,及びエラー発生時の再送要求処理
(4)データ通信装置7との間の送受信データのヘッダ処理
【0021】
システムバス19はアドレスバス,コントロールバス,データバスからなるバスラインであり、CPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート16,シリアル通信制御ユニット17a,17b,17c,及びパーソナルI/F18を相互に接続する。
【0022】
図4は、図3のパーソナルI/F18の構成例を示すブロック図である。
このパーソナルI/F18は、CPU21,デュアルポートメモリ22,レジスタ23〜26,入力ポート27,シリアル通信制御ユニット28,ローカルバス29,及びディバイスコード設定スイッチ30によって構成されている。
【0023】
CPU21は、中央処理装置,ROM,RAM等からなるワンチップのマイクロコンピュータであり、このパーソナルI/F18全体を統括的に制御する。
デュアルポートメモリ22は、CPU21と図3のCPU11の双方から読み書き可能であり、パーソナルI/F18とPPCコントローラ31との間でのテキストデータの授受に使用されるデータメモリである。
【0024】
なお、PPCコントローラ31は上述したCPU11,リアルタイムクロック回路12,ROM13,RAM14,不揮発性RAM15,入出力ポート16,及びシリアル通信制御ユニット17a,17b,17cによって構成される。
レジスタ23〜26は、上記テキストデータの授受時に制御用として使用されるが、詳細な説明は省略する。
【0025】
ディバイスコード設定スイッチ30は、画像形成装置毎に固有のディバイスコードを設定するためのものであり、データ通信装置7からのポーリング,セレクティング時のディバイスコード識別用として使用される。
シリアル通信制御ユニット28は、データ通信装置7および/または他の画像形成装置のパーソナルI/F18と接続される。
【0026】
図5は、画像形成装置1〜5の操作表示部の構成例を示すレイアウト図である。
この操作表示部は、一般の制御部(例えば図3に示した画像形成装置1〜5における制御部)と同様に、制御プログラムを格納したROM,その制御プログラムによって各種制御を実行するCPU,データを一時格納するRAM,電池によりバックアップされた不揮発性RAM,シリアル通信制御ユニット,及び入出力ポート等を備えており、図3のシリアル通信制御ユニット17aとデータ授受を行なうが、その詳細は省略する。
【0027】
この操作表示部は、上述した制御部他に、テンキー71,クリア/ストップキー72,プリントキー73,エンタキー74,割り込みキー75,予熱/モードクリアキー76,モード確認キー77,画面切り替えキー78,呼び出しキー79,登録キー80,ガイダンスキー81,表示用コントラストボリューム82,及び文字表示器83を備えている。
【0028】
テンキー71は、画像形成枚数(コピー枚数)や倍率等の数値を入力するためのキーである。
クリア/ストップキー72は、置数(画像形成枚数)をクリアしたり、コピー動作をストップさせたりするためのキーである。
プリントキー73は、画像形成(コピー)動作を実行開始させるためのキーである。
【0029】
エンタキー74は、ズーム倍率や綴じ代寸法用置数等の数値や指定を確定させるためのキーである。
割り込みキー75は、コピー中に割り込んで別の原稿をコピーする時などに使用するキーである。
予熱/モードクリアキー76は、設定した全ての画像形成モードの内容を取り消したり、予熱を設定して節電状態にしたりするためのキーである。
【0030】
モード確認キー77は、文字表示器83に選択的に表示される各画像形成モードを一覧表示で確認するためのキーである。
画面切り替えキー78は、文字表示器83の表示形態を熟練度に応じて切り替えるためのキーである。
呼び出しキー79は、ユーザプログラムを呼び出すためのキーである。
【0031】
登録キー80は、ユーザプログラムを登録するためのキーである。
ガイダンスキー81は、文字表示器83にガイダンスメッセージ等を表示するためのキーである。
表示用コントラストボリューム82は、文字表示器83のコントラストを調整するためのものである。
【0032】
文字表示器83は、液晶(LCD),蛍光表示管等のフルドット表示素子を用い、その上に多数のタッチセンサを内蔵(例えば8×8表示画素毎にある)した略透明シート状のマトリックスタッチパネルを重ねており、電源投入により、例えば図6に示すような画像形成モード(コピーモード)画面を表示することができる。
【0033】
ここで、その画像形成モード画面上のキー(表示部)を押下(タッチ)することにより、用紙サイズ(給紙段),画像濃度(コピー濃度),変倍率(等倍,縮小,拡大,用紙指定変倍,ズーム変倍,寸法変倍),両面モード,綴じ代モード,ソートモード等の画像形成動作に関わる各種の画像形成モードを任意に選択することができ、押下されたキーは白黒反転表示に切り替わる。
【0034】
この例では、変倍率が93%、用紙サイズが自動用紙(原稿サイズと設定倍率により最適な転写紙が収納されている給紙段が自動選択される)、画像濃度が自動濃度(原稿の濃度に応じて画像濃度を自動選択される),置数が1枚にそれぞれ選択されている。
【0035】
図7は、図2のデータ通信装置7の一例を示すブロック構成図である。
このデータ通信装置7は、制御部41,オートダイアラ部42,及び回線制御部43からなる。
制御部41は、5台の画像形成装置1〜5を制御したり、通信回線8を経由してセンタシステム6からの指令信号の受信を制御したりする。
【0036】
オートダイアラ部42は、画像形成装置1〜5からの各種通報によりセンタシステム6に対して自発呼を行なう。
回線制御部43は、通信回線8との接続制御や一般電話機44との切り換え制御を行なう。
【0037】
制御部41は、図示は省略するが、一般の制御部(例えば図3に示した画像形成装置1〜5における制御部)と同様に、制御プログラムを格納したROM,その制御プログラムによって各種制御を実行するCPU,データを一時格納するRAM,電池によってバックアップされた不揮発性RAM,シリアル通信制御ユニット,入出力ポート,及び現在時刻を知るためのリアルタイムクロック回路等を備えている。
【0038】
なお、そのうちの不揮発性RAMには、センタシステム6及び複数の画像形成装置1〜5の一方から他方への送信データや、複数の画像形成装置1〜5の中から1台を特定するそれぞれのディバイスコード及びIDコード,センタシステム6の電話番号,回線接続が成功しなかった場合の再発呼回数,再発呼間隔などが記憶される。
【0039】
次に、この画像形成装置管理システムの概略機能について説明する。
この画像形成装置管理システムの機能には、大きく分けて以下の(1)〜(3)に示す3種類の機能がある。
(1)センタシステム6から画像形成装置1〜5への通信制御
(2)画像形成装置1〜5からセンタシステム6又はデータ通信装置7への通信制御
(3)データ通信装置7独自の制御
【0040】
(1)のセンタシステム6から画像形成装置1〜5への通信制御には、例えば以下の(a)〜(c)に示すものがある。
(a)特定の画像形成装置のトータル画像形成枚数,給紙段(給紙カセット)毎の画像形成枚数,転写紙サイズ毎の画像形成枚数,ミスフィード回数,転写紙サイズ毎のミスフィード回数,転写紙搬送位置毎のミスフィード回数等の読み取り及びリセット
【0041】
(b)画像形成装置を構成する各ユニットの制御電圧,電流,抵抗,タイミング等の調整値の設定及び読み取り
(c)(2)の通信制御による画像形成装置1〜5からセンタシステム6への通信の結果返送
【0042】
これらの制御は、センタシステム6からの指令信号を受信して、データ通信装置7から画像形成装置1〜5へのセレクティングによって行なう。セレクティングとは、接続されている5台の画像形成装置1〜5の中から1台を選択して通信する機能をさす。
【0043】
図8は、データ通信装置7におけるセレクティング動作の一例を示すフローチャートである。
各画像形成装置1〜5はそれぞれユニークな(特定の)ディバイスコードを持っており、データ通信装置7は予め定められたセレクティング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)と選択すべき画像形成装置のディバイスコードとをシリアル通信インタフェースRS−485上に送出する。
【0044】
各画像形成装置1〜5は、セレクティング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)により、次に続くディバイスコードと自己のディバイスコードとを比較し、両コードが一致した時に自分がセレクティングされたことを知る。
ここで、セレクティングされた画像形成装置は、送出すべきデータがある場合には、予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)によるビジー(Busy)応答を出力する。
【0045】
データ通信装置7は、このビジー応答を受けると、セレクティング動作を中断し、以下に述べるポーリング動作に移行する。
セレクティングされた画像形成装置は、送出すべきデータがない場合には、セレクティングに対応可能か否かを判断し、対応可能ならば予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)による肯定応答を出力してデータ通信装置7との通信を実行する。
【0046】
対応不可能の場合は、予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)による否定応答を出力してデータ通信装置7との通信を終了する。
また、データ通信装置7が出力したディバイスコードに対応する画像形成装置が電源OFFなどの理由で肯定応答も否定応答も出力できない場合には、データ通信装置7は予め定められた一定時間経過後にセレクティング動作を終了する。
【0047】
(2)の画像形成装置1〜5からセンタシステム6又はデータ通信装置7への通信制御には、例えば以下の(a)〜(e)に示すものがある。
(a)画像形成装置1〜5はそれぞれ、画像形成動作が不可能となる異常(故障)が発生した場合、その旨を示す情報(データ)を即時にデータ通信装置7及び通信回線8を介してセンタシステム6へ通報する(緊急通報)。
【0048】
(b)画像形成装置1〜5はそれぞれ、使用者(顧客)による操作表示部上のキー操作により、画像形成モードからそれとは異なる使用者が必要な要求(修理依頼やサプライ補給依頼)を入力するための使用者要求入力モードに移行し、操作表示部の文字表示器83に使用者要求入力画面が表示され、その画面上の所定キーの押下により使用者が必要な要求が入力された時に、その要求を示す情報を即時にデータ通信装置7及び通信回線8を介してセンタシステム6へ通報する(緊急通報)。
【0049】
(c)画像形成装置1〜5はそれぞれ、積算画像形成枚数が予め設定された一定枚数(契約枚数)に達した場合に、その旨を即時にデータ通信装置7及び通信回線8を介してセンタシステム6へ通報する(緊急通報)。
(d)画像形成装置1〜5はそれぞれ、積算画像形成枚数が予め設定された一定期間に到達した場合に、その旨を示す情報を定刻にデータ通信装置7及び通信回線8を介してセンタシステム6へ通報する(非緊急通報)。
【0050】
(e)画像形成装置1〜5はそれぞれ、画像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回数,指定時間への接近、センサの規格レベルへの到達など、予防保全を必要とする事象が発生した場合に、その旨を示す情報をその日の指定時刻(これはセンタシステム6により設定され、データ通信装置7に記憶しておく)にデータ通信装置7及び通信回線8を介してセンタシステム6へ通報する(非緊急通報)。この通信制御には、指定時刻に達する前に予め定められた回数等に達した場合に、その指定時刻を待たずにセンタシステム6への送信を行なう制御も含まれる。
【0051】
これらの通信制御は、データ通信装置7からのポーリング時に行なう。ポーリングとは、接続されている5台の画像形成装置1〜5を順番に指定し、その指定された画像形成装置からの通信要求の有無を確認する機能をさす。
図9は、データ通信装置7におけるポーリング動作の一例を示すフローチャートである。
【0052】
データ通信装置7は、予め定められたポーリング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)と選択すべき画像形成装置のディバイスコードとをシリアル通信インタフェースRS−485上に送出する。
各画像形成装置1〜5は、ポーリング機能を示す特定コード(又はコードの組み合わせ)により、次に続くディバイスコードと自己のディバイスコードとを比較し、両コードが一致した時に自分がポーリングされたことを知る。
【0053】
次に、ポーリングされた画像形成装置は、送出データ(データ通信装置7又はセンタシステム6に対する通信要求)があればデータ通信装置7との通信を開始し、通信要求がない時又は開始した通信が終了した時は予め定められた特定コード(又はコードの組み合わせ)による終了応答を出力してデータ通信装置7との通信を終了する。
データ通信装置7は、終了応答を受け取ると、次の画像形成装置へのポーリングに移行する。
【0054】
また、データ通信装置7が出力するディバイスコードに対応する画像形成装置が、電源OFFなどの理由で通信を開始できなかったり、あるいは終了応答も出力できない場合、データ通信装置7は予め定められた一定時間経過後にポーリング動作を終了する。このポーリングは、セレクティングが発生しない限り、接続されている画像形成装置1〜5に対して順次繰り返される。
【0055】
(3)のデータ通信装置7独自の制御には、例えば以下の(a)(b)に示すものがある。
(a)トータルカウンタ値の読み出し
(b)(2)の通信制御による複写装置1〜5からデータ通信装置7への通信の結果返送
【0056】
トータルカウンタ値の読み出しの制御は、データ通信装置7から画像形成装置1〜5への1日1回定時(0時0分、但しこの時刻に画像形成装置の電源がOFFになっている場合は、この時刻以降に初めて電源がONになった時)のセレクティングによって行なう。
【0057】
データ通信装置7は、トータルカウンタ用のメモリを2個(仮にこれらをそれぞれA,Bとする)用意してあり、上記1日1回のセレクティングによって読み取ったトータルカウンタ値をメモリAに書き込む。したがって、メモリAは毎日(但し例えば休日のように1日中画像形成装置の電源がON状態にならない場合はこの限りでない)前日の値が書き換えられることになる。
【0058】
また、毎月1回予め決められた日時(これはセンタシステム6により設定され、データ通信装置7内の不揮発性RAMに記憶される)にメモリAに記憶されているトータルカウンタ値をメモリBにコピーする。
データ通信装置7からセンタシステム6へはメモリBの内容が送られるが、その転送方法には以下の(a)(b)に示す2通りの方法がある。
【0059】
(a)センタシステム6は、上記日時(メモリAの内容がメモリBにコピーされる日時)以降にデータ通信装置7のメモリBに記憶されたトータルカウンタ値を読みに行く。
(b)データ通信装置7は、上記日時以降に自発呼してメモリBに記憶されたトータルカウンタ値を通信回線8を介してセンタシステム6へ送出する。なお、自発呼を行なう日時もセンタシステム6により設定され、データ通信装置7内の不揮発性RAMに記憶される。
【0060】
なお、データ通信装置7は、メモリA,Bを組み合わせたメモリを複数組用意している。これは、例えば白黒コピー用,アプリケーションコピー用,カラーコピー用等の種々のトータルカウンタ値が考えられるためである。
【0061】
図10は、センタシステム6とデータ通信装置7との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
図10において、通番は1回の送信の中での通信ブロック番号であり、最初のブロックは「01」で始め、以降1ずつ増加させて「99」の次は「00」とする。
【0062】
IDコードは、データ通信装置7及びそのデータ通信装置7に接続された5台の画像形成装置1〜5から1台の画像形成装置を特定する目的を持っている。
識別コードは、通信目的の種類を示すコード(処理コード)にテキストデータの発信元,受信先を付加したものである。処理コードは、表1のように決められている。
【0063】
【表1】
Figure 0003595443
【0064】
情報レコードは情報コード,データ部桁数,及びデータ部よりなり、表2のように決められている。
IDコードと識別コードとの間、識別コードと情報レコードとの間、情報レコードと情報レコードとの間には、それぞれセミコロン(;)によるセパレータが挿入される。
【0065】
【表2】
Figure 0003595443
【0066】
図11は、データ通信装置7と画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
ディバイスコードは、前述のように各画像形成装置1〜5毎にディバイスコード設定スイッチ30(図4参照)によってそれぞれ固有に設定され、図10のIDコードとの関連は画像形成装置を初めてデータ通信装置7に接続したインストール時にその画像形成装置から読み込んでデータ通信装置7内の不揮発性RAMに記憶され、以降テキストデータの送出方向により適宜変換される。
【0067】
処理コードは前述したように通信目的の種類を示すコードであり、図10の識別コードからテキストデータの発信元,受信先を削除したものである。これも、テキストデータの送出方向により、データ通信装置7によって適宜付加,削除される。
【0068】
図12は画像形成装置1〜5のパーソナルI/F18とPPCコントローラ31(図4参照)との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図であり、図11に示したデータ通信装置7とパーソナルI/F18との間で授受されるテキストデータからヘッダ,ディバイスコード,及びパリティ部分を取り除いたものである。
【0069】
次に、画像形成装置1〜5における通報処理について、図13〜図16を参照してもう少し具体的に説明する。
画像形成装置1〜5からセンタシステム6への通報方法の形態として、例えば通報時の操作表示画面(図5に示した操作表示部の文字表示器83の表示画面)の表示をどうするか、センタシステム6への通報タイミングをどうするか、センタシステム6への通報結果の判定をどうするかなどが考えられる。それらを以下の(a)〜(c)にまとめて示す。
【0070】
(a)通報時の操作表示画面の表示
(a−1)画像形成モード表示(通常の画像形成モード画面の表示)をそのまま継続させる。
(a−2)自動通報中等の自動通報に関するメッセージを表示させる。
(b)センタシステム6への通報タイミング
(b−1)通報要因発生ですぐその旨を示す情報を通報する。
(b−2)当日の定時刻にまとめて通報する。
【0071】
なお、定時刻通報であっても、画像形成装置1〜5からデータ通信装置7へは通報要因発生ですぐその旨を示す情報を送信し、データ通信装置7で定時刻まで発生した分をまとめて定時刻到達で通報する。
(c)センタシステム6への通報結果の判定
(c−1)そのまま結果を表示させる。
(c−2)後で結果確認ができる。
(c−3)結果確認ができない(不要)。
【0072】
ここで、先に記述した自動通報の要因毎の通報形態を以下の(1)〜(5)に記述する。
(1)画像形成動作を不可能となる故障が発生した場合にその旨を示す情報を即時にセンタシステム6へ通報する緊急通報は、(a−2)(b−1)(c−1)にそれぞれ示した処理となる。但し、特定の機能のみが使用できない故障が発生したときに当該機能が選択されていなかったら、(a−1)(b−1)(c−2)にそれぞれ示した処理を行なう。
【0073】
(2)顧客による操作表示部上のキー操作によって修理依頼やサプライ補給依頼などの必要な要求が入力された場合にその要求を示す情報を即時にセンタシステム6へ通報する緊急通報は(a−2)(b−1)(c−1)である。
(3)積算画像形成枚数が予め設定された一定枚数に達した場合にその旨を示す情報を即時にセンタシステム6へ通報する緊急通報は(a−1)(b−1)(c−3)である。
【0074】
(4)画像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回数,指定時間への接近、センサの規格レベルへの到達など、予防保全を必要とする事象が発生した場合にその旨を示す情報をその日の指定時刻にセンタシステム6へ通報する非緊急通報は(a−1)(b−2)(c−3)である。
(5)積算画像形成枚数が予め設定された一定期間に到達した場合にその旨を示す情報を定刻にセンタシステム6へ通報する非緊急通報は(a−1)(b−2)(c−3)である。
【0075】
図13は、画像形成装置1〜5における故障時自動通報処理の一例を示すフローチャートである。
画像形成装置1〜5は、それぞれステップ1で故障(通報要因)の発生を検知したら、ステップ2でその旨を示す情報をデータ通信装置7及び通信回線8を介してセンタシステム6へ通報する通報処理を行なう。
【0076】
次に、ステップ3で発生した故障(通報要因)をレベル分けし、そのレベルが「a−1(画像形成モード表示をそのまま継続させる)」のレベルであるか、「a−2(自動通報中等の自動通報に関するメッセージを表示させる)」のレベルであるかを判断し、「a−1」のレベルであればステップ4で図5に示した操作表示部の文字表示器83の画像形成モード表示を継続させたまま処理を終了する。したがって、この場合は顧客は故障の発生を認識していない(認識する必要がない)ことになる。
【0077】
一方、「a−2」のレベルであれば、ステップ5で当該故障のため自動通報中であることを操作表示部の文字表示器83に表示させて顧客に知らせ、ステップ6又は7で当該通報の成功/失敗が判明した時点で、ステップ8又は9でその結果を操作表示部の文字表示器83に表示させて顧客に知らせる。したがって、顧客はその表示内容を見て次の行動に移れることになる。
【0078】
図14は、画像形成装置1〜5における修理依頼通報処理の一例を示すフローチャートである。
この場合の通報時の操作表示画面の表示は、当然「a−1」に決まっていて、図13の「a−1」のレベル時とほとんど同じため、詳細な説明は省略する。なお、ステップ11の修理依頼通報画面の表示は、図5のテンキー71等の押下の組み合わせで行なってもよい。
【0079】
なお、画像形成装置1〜5では、それぞれ通報要因を少なくとも緊急事象と非緊急事象の2段階にレベル分けし、非緊急事象にレベル分けした通報要因が発生した時には以下の(1)に示す処理を、緊急事象にレベル分けした通報要因が発生した時には以下の(2)に示す処理をそれぞれ行なうようにしてもよい。
【0080】
(1)画像形成動作を禁止させることなく操作表示部の文字表示器83の画像形成モード表示をそのまま継続させる。
(2)画像形成動作を禁止させると共に操作表示部の文字表示器83に自動通報中等の自動通報に関するメッセージを表示させる。
非緊急事象にレベル分けした通報要因は、以下の(ア)〜(エ)に示す通りである。
【0081】
(ア)特定の機能のみが使用できない故障(但し当該故障が発生した時に当該機能が選択されていないことが条件となる)
(イ)積算画像形成枚数の予め設定された一定枚数への到達
(ウ)画像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回数,指定時間への接近、センサの規格レベルへの到達など、予防保全を必要とする事象
(エ)積算画像形成枚数の予め設定された一定期間への到達
【0082】
緊急事象にレベル分けした通報要因は、以下の(オ)(カ)に示す通りである。
(オ)画像形成動作を不可能となる故障
(カ)顧客による修理依頼やサプライ補給依頼などの必要な要求の入力
なお、画像形成装置1〜5における故障発生時の自動通報処理及び修理依頼通報処理は、図13及び図14によって説明した通りである。
【0083】
また、画像形成装置1〜5では、それぞれ通報要因が特定の機能のみが使用できない故障発生による場合は、当該機能を選択中での故障発生では緊急事象に、非選択中での故障発生では非緊急事象にレベル分けし、非緊急事象にレベル分けした通報要因が発生した時には前述の(1)に示した処理を、緊急事象にレベル分けした通報要因が発生した時には前述の(2)に示した処理をそれぞれ行なうとよい。
【0084】
ここで、特定の機能のみが使用できない故障とは、例えば両面トレイ,原稿送り部,転写紙後処理部等の故障に相当する。
図15は、画像形成装置1〜5における特定機能故障時自動通報処理の一例を示すフローチャートである。
【0085】
例えば、両面トレイの故障時には当該トレイを使用する両面モード(特定の機能)は選択できないため、当該故障が発生した時にたまたま両面モードによる画像形成動作を実行していたときは、当該故障の発生を示す情報をセンタシステム6へ自動通報する(ステップ22)と同時に、画像形成動作を中断(禁止)させて故障のため自動通報中であることを操作表示部の文字表示器83に表示させ(ステップ25)、顧客に当該故障の発生を知らせる。
【0086】
また、当該故障が発生した時にたまたま片面モードによる画像形成動作を実行していたときは、当該故障の発生を示す情報をセンタシステム6へ自動通報する(ステップ22)が、画像形成動作を中断させる必要がなく、また顧客に当該故障の発生を知らせる必要もないため、操作表示部の文字表示器83の画像形成モード表示をそのまま継続させる(ステップ24)。
【0087】
さらに、当該故障が発生した時に画像形成動作を実行していないときも、当該故障の発生を示す情報をセンタシステム6へ自動通報する(ステップ22)。このとき、操作表示部により顧客に当該故障の発生を知らせるか否かは、操作表示部上のキー操作で両面モードが選択されているか否かによって決まることは当然である。
【0088】
図16は、画像形成装置1〜5における特定機能故障時自動通報確認処理の一例を示すフローチャートである。
上述したように、両面トレイの故障が発生したとき、次の(a)又は(b)に示すような場合、センタシステム6へ自動通報を行なうが、操作表示部の文字表示器83の表示画面の画像形成モード表示をそのまま継続させる(図15のステップ22〜24の経路だった場合が相当する)。
(a)片面モードによる画像形成動作を実行している。
(b)画像形成動作は実行されておらず、片面モードが選択されている。
【0089】
ここで、(a)の画像形成動作中の場合は当該動作が終了した時点で、(b)の場合はその時点で両面モード(特定の機能)が選択された場合(ステップ31)、操作表示部によって顧客に故障の発生を知らせる必要があるが、当該故障によるセンタシステム6への自動通報はすでに故障発生時点で行なわれている。したがって、顧客に使い易い画像形成装置を提供することを考え、当該故障の修理完了までの間、両面モードが選択された限り、操作表示部の文字表示器83に自動通報の通報結果を表示させる。
【0090】
この自動通報の通報結果には、次の(a)〜(c)に示すものがある。
(a)ステップ35の通報中(故障発生後、時間の経過がない時点で両面モードが選択された場合に表示される)。
(b)ステップ37の通報完了(故障発生後、センタシステム6から通信回線8及びデータ通信装置7を経由して通報成功の応答を受信した後に、両面モードが選択された場合に表示される)。
【0091】
(c)ステップ38の通報失敗(故障発生後、データ通信装置7から通報失敗の応答を受信した後、または応答受信時間のタイムアウト後に、両面モードが選択された場合に表示される)。
もちろん、当該故障の修理完了により、ステップ32,33の経路を通過することになる。
【0092】
なお、当該故障が発生した時にたまたま画像形成動作が実行されてなく、このとき操作表示部により両面モードが選択された場合は、上述したように操作表示部により顧客に故障の発生を知らせるが、操作表示部上に用意された「確認」キーが押下される(ステップ39)ことによって両面モードを解除させることもできる。その解除により、両面モードが解除されて片面モードに戻るため、操作表示部の文字表示器83を故障発生表示から通常の画像形成モード表示に戻して片面モードによる画像形成動作を実行させることができる。
【0093】
図1は、この実施形態の画像形成装置管理システムの具体的構成例を示すブロック図である。
この画像形成装置管理システムでは、センタシステム6側の構内交換機(PBX)102と複数の画像形成装置群(顧客先)101とをデータ通信装置7及び通信回線(PSTN)8を介して接続している。なお、いずれかの画像形成装置群101に、図2に示した5台の画像形成装置1〜5が含まれる。
【0094】
センタシステム6は、構内交換機102,複数のモデム(M)103,複数のクライアント(端末装置)110,サーバ120,及びLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)104等からなり、LAN104によって各クライアント110とサーバ120が相互に接続されている。
【0095】
図17は、各クライアント110の構成例を示すブロック図である。
各クライアント110はそれぞれ、コンピュータ111,表示装置112,入力装置(キーボード及びマウス)113,プリンタ114,外部記憶装置115,及びLAN装置116等からなる。
図18は、サーバ120の構成例を示すブロック図である。
【0096】
サーバ120は、コンピュータ121,データファイル(大容量記憶装置)122,表示装置123,入力装置(キーボード及びマウス)124,プリンタ125,外部記憶装置126,及びLAN装置127等からなる。
データファイル122には、例えば図19に示すようなデータベースが格納されている。
【0097】
このデータベースに格納されている各情報にはそれぞれ、お客様情報(住所,電話番号,担当者名等),サービス情報(サービス担当会社名,電話番号,住所,担当者名,機械の今までの経歴等),ログ情報(機械の各種内部情報,各種カウンタ情報)等が含まれている。
【0098】
ここで、各クライアント110は、この発明による表示手段,情報選択手段,処理中表示手段,手配済み入力手段,及び手配済み表示手段としての機能を果たす。
【0099】
以下、この画像形成装置管理システムにおけるこの発明に係る処理ついて、図20〜図23をも参照して説明する。
図20はセンタシステム6の各クライアント110の表示装置112に表示される自動通報情報画面の第1例を示す図、図21は同じく第2例を示す図、図23は同じく第3例を示す図である。図22は、図21の「メニュー」が指定された時に表示されるサブウィンドウの一例を示す図である。
【0100】
センタシステム6の各クライアント110はそれぞれ、以下の(1)〜(11)に示す処理を行なう。
(1)画像形成装置群101からデータ通信装置7,通信回線8,構内交換機102,及びモデム103を介して自動通報される各種情報を共通に一覧表示する。つまり、画像形成装置群101から自動通報される情報は順次データファイル122内のデータベース(図19参照)に書き込む。また、パイプ(PIPE)機能を使用し、クライアント単位に一定時間(例えば1分)毎にデータファイル122から各種情報を読み込み、表示装置112の画面を表示し直す。
【0101】
ここで、各クライアント110のオペレータはそれぞれ、表示装置112に一覧表示されている各種情報のいずれかを処理(ユーザへの問い合わせやサービスマンの手配)対象として入力装置(キーボード又はマウス等)113によって選択した後、電話でユーザに問い合わせし、そのユーザの画像形成装置を修理する必要がなければ(異常等が解消された場合は)入力装置113によって処理完了情報を入力し、修理する必要があれば選択した情報に対して入力装置113によりサービスマン手配済みを入力すると共に、サービスマンを実際に手配する。
【0102】
手配されたサービスマンは、ユーザの画像形成装置の修理(作業)を開始する時と完了した時に、その旨を電話等で対応するクライアント110のオペレータに連絡する。サービスマンから作業の開始又は完了の連絡を受けたオペレータは、入力装置113の操作によって作業開始情報又は作業完了情報を入力する。あるいは、サービスマンは画像形成装置に備えられている作業開始キー又は作業完了キーの押下によって作業開始情報又は作業完了情報を対応するクライアント110に自動通報させる。
【0103】
(2)自機のオペレータによって未処理の情報が選択されると、システム立ち上げ時に登録されたそのオペレータの名前(担当者名)と処理中である旨(ここでは「処理中」の文字列とする)をデータファイル122(データベース)内の該当するレコードに書き込んでそのレコードを更新し、処理を行なっているオペレータの名前が判るようにする。
【0104】
(3)他のクライアント110で未処理の情報が選択されると、データファイル122内の該当するレコードにオペレータの名前と「処理中」が記憶されるため、データファイル122から各種情報を読み込んで表示装置112の画面に一覧表示する際には、選択された情報にオペレータの名前及び「処理中」を付加して表示する。
【0105】
(4)他のクライアント110で既に選択されている情報が自機のオペレータにより誤って選択されると、該情報が他のクライアント110で処理中である旨をウィンドウ表示する。例えば、図20に示すように、「SQNo.515は現在処理中です。選択できません。」をサブウィンドウで表示する。そのサブウインドウは、「了解」を指定することによって閉じることができる。なお、「選択された情報は〇〇さんが処理中です。」をサブウィンドウで表示してもよい。
【0106】
(5)自機で選択された情報に対してサービスマン手配済みが入力されると、データファイル122内の該当するレコードの「処理中」を「手配中(オペレータ手配済みを示す)」に書き換える。このとき、サービスマン手配済みが入力された時刻をサービスマンの手配(依頼)時刻としてデータファイル122内の該当するレコードの手配時刻の欄に書き込んでもよい。
【0107】
(6)他のクライアント110でサービスマン手配済みが入力されると、データファイル122内の該当するレコードに「手配中」が記憶されるため、その後データファイル122から各種情報を読み込んで表示装置112の画面に一覧表示する際には、該当する情報の「処理中」の表示を「手配」に切り替える。このとき、特定のエリア(例えばお客様名の欄)の表示色を変更する。また、サービスマンの手配時刻がデータファイル122内の該当するレコードに記憶されている場合には、それも読み込んで表示する。
【0108】
(7)他のクライアント110で既にサービスマン手配済みの情報に対して自機のオペレータによりサービスマン手配済みが入力されると、該情報に対して他のクライアント110でサービスマン手配済みが入力されている旨を表示する。例えば、図21に示すように、「選択された情報は手配済みです。」をサブウィンドウで表示する。そのサブウィンドウは、「了解」を指定することによって閉じることができる。また、「実行」を指定することによって図示しない情報詳細画面を表示させることもできる。なお、「選択された情報は〇時〇分に手配処理済みです。」をサブウィンドウで表示してもよい。
【0109】
(8)図21の「メニュー」が指定されると、例えば図22の(a)に示すように、「未手配情報一覧」「手配済み情報一覧」「受信情報一覧」をサブウィンドウで表示する。そして、「未手配情報一覧」が指定された場合には、表示画面を同図の(b)に示す未手配情報のみの一覧表示に切り替える。「手配済み情報一覧」が指定された場合には、表示画面を同図の(c)に示す手配済み情報のみの一覧表示に切り替える。
【0110】
(9)表示画面の「処理中」を含む情報に対して、オペレータによって処理完了情報が入力された時、あるいはユーザの画像形成装置から作業完了情報が通報された時には、その「処理中」を含む情報を消去する。
(10)表示画面の「手配」を含む情報に対して、オペレータによって作業開始情報が入力された時、あるいはユーザの画像形成装置から作業開始情報が通報された時には、その「手配」の表示を「実施中」に切り替える。
(11)表示画面の「実施中」を含む情報に対して、オペレータによって作業完了情報が入力された時、あるいはユーザの画像形成装置から作業完了情報が通報された時には、その「実施中」を含む情報の表示を消去する。
【0111】
なお、各種情報を表示装置112に一覧表示する際に、その各種情報の中に同一の画像形成装置から通報された情報が複数件存在するか否かを装置No.(製造番号等の特定番号)等によって検索し、複数件存在する場合には1件(先頭の情報つまり受付時刻が一番古い情報)のみを表示し、複数の情報がある旨を表示する(例えば受付時刻等の特定のエリアの表示色を変更する)こともできる。
【0112】
この場合、その情報がオペレータによって選択された場合には、その情報と同一の装置No.の情報を検索し、それらの複数をサブウィンドウで表示する(図23参照)。
また、特定エリアの表示色を変更する処理を、特定エリアの表示を点滅させる処理に代えてもよい。
【0113】
このように、センタシステム6の各クライアント110が、画像形成装置群101からデータ通信装置7及び通信回線8を介して自動通報される各種情報を共通に一覧表示し、その各種情報のいずれかを処理対象として選択可能にしたので、各クライアント110のオペレータのうち、手が空いているオペレータが一覧表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択し、その情報を迅速に処理することができる。
【0114】
また、一覧表示された各種情報のいずれかが他のクライアント110で処理対象として選択された場合には、該情報を該他のクライアント110で処理中である旨を表示するので、複数のオペレータが同一のユーザ(お客様)に問い合わせすることを防止することができる。
【0115】
さらに、一覧表示された各種情報のいずれかに対してサービスマン手配済みを入力可能にし、その入力が行なわれた場合には該情報に対してサービスマン手配済みである旨を表示するので、サービスマンを重複して手配することを防止することができる。
【0116】
さらにまた、同一の画像形成装置から複数の情報が自動通報された場合には、その先頭の情報を表示し、且つ複数の情報がある旨を表示し、その後その先頭の情報が処理対象として選択された場合に、上記複数の情報をサブウィンドウで表示するので、同一の画像形成装置から複数の情報が自動通報された場合でも、複数のオペレータが同一のユーザに問い合わせしたり、同一の画像形成装置に対してサービスマンを重複して手配することを防止することができる。
【0117】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明によれば、センタシステム側では各画像形成装置からの情報を常に迅速に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の画像形成装置管理システムの具体的構成例を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2の画像形成装置1〜5の制御部の構成例を示すブロック図である。
【図4】図3のパーソナルI/F18の構成例を示すブロック図である。
【図5】図3の画像形成装置1〜5の操作表示部の構成例を示すレイアウト図である。
【図6】図5の文字表示器83に表示される画像形成モード画面の一例を示す図である。
【図7】図2のデータ通信装置7の構成例を示すブロック図である。
【図8】図7のデータ通信装置7におけるセレクティング動作の一例を示すフロー図である。
【図9】同じくポーリング動作の一例を示すフロー図である。
【図10】図2のセンタシステム6とデータ通信装置7との間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図11】同じくデータ通信装置7と画像形成装置1〜5のパーソナルI/Fとの間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図12】同じく画像形成装置1〜5のパーソナルI/FとPPCコントローラとの間で授受されるテキストデータの構成例を示す図である。
【図13】図3の画像形成装置1〜5における故障時自動通報処理の一例を示すフロー図である。
【図14】同じく修理依頼通報処理の一例を示すフロー図である。
【図15】同じく特定機能故障時自動通報処理の一例を示すフロー図である。
【図16】同じく特定機能故障時自動通報確認処理の一例を示すフロー図である。
【図17】図1の各クライアント110の構成例を示すブロック図である。
【図18】同じくサーバ120の構成例を示すブロック図である。
【図19】図18のデータファイル122に記憶されているこの発明に係るデータベースの一例を示す図である。
【図20】図17の表示装置112に表示される自動通報情報画面の第1例を示す図である。
【図21】同じく第2例を示す図である。
【図22】図21の「メニュー」が指定された時に表示されるサブウィンドウ等の一例を示す図である。
【図23】図17の表示装置112に表示される自動通報情報画面の第3例を示す図である。
【符号の説明】
1〜5:画像形成装置 6:センタシステム
7:データ通信装置 8:通信回線
11,21:CPU 13:ROM
14:RAM 15:不揮発性RAM
17a,17b,17c:シリアル通信制御ユニット
18:パーソナルI/F 31:PPCコントローラ
41:制御部 42:オートダイアラ部
43:回線制御部 71:テンキー
73:プリントキー 83:文字表示器
101:画像形成装置群 102:構内交換機
103:モデム 104:LAN
110:クライアント 111,121:コンピュータ
112,123:表示装置 113,124:入力装置
122:データファイル

Claims (12)

  1. センタシステムと画像形成装置を通信回線を介して接続してなり、前記画像形成装置が、通報要因が発生したとき、その旨を示す情報を前記通信回線を介して前記センタシステムへ自動通報する通報手段を備えた画像形成装置管理システムにおいて、
    前記センタシステムは、複数の端末装置を備え、
    各端末装置がそれぞれ、前記画像形成装置から前記通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、前記表示手段によって表示された各種情報のいずれかが他の端末装置で処理対象として選択された場合には、該情報を該他の端末装置で処理中である旨を表示する処理中表示手段とを有することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  2. センタシステムと画像形成装置を通信回線を介して接続してなり、前記画像形成装置が、通報要因が発生したとき、その旨を示す情報を前記通信回線を介して前記センタシステムへ自動通報する通報手段を備えた画像形成装置管理システムにおいて、
    前記センタシステムは、複数の端末装置を備え、
    各端末装置がそれぞれ、前記画像形成装置から前記通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、記表示手段によって表示された各種情報のいずれかに対して他の端末装置でサービスマン手配済みが入力された場合には、該情報に対してサービスマン手配済みである旨を表示する手配済み表示手段とを有することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  3. センタシステムと画像形成装置を通信回線を介して接続してなり、前記画像形成装置が、通報要因が発生したとき、その旨を示す情報を前記通信回線を介して前記センタシステムへ自動通報する通報手段を備えた画像形成装置管理システムにおいて、
    前記センタシステムは、複数の端末装置を備え、
    該各端末装置がそれぞれ、前記画像形成装置から前記通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、該手段によって選択された情報に対して当該端末装置でサービスマン手配済みが入力された後、前記画像形成装置から作業開始情報が通報された場合には、前記情報選択手段によって選択された情報に対して実施中である旨を表示する実施中表示手段とを有することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  4. 請求項記載の画像形成装置管理システムにおいて、
    前記各端末装置がそれぞれ、前記情報選択手段によって選択された情報に対して前記画像形成装置から作業完了情報が通報された場合には、前記情報選択手段によって選択された情報を消去する手段を有することを特徴とする画像形成装置管理システム。
  5. 画像形成装置と通信回線を介して接続可能なセンタシステムにおいて、
    複数の端末装置を備え、
    該各端末装置がそれぞれ、前記画像形成装置から前記通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、前記表示手段によって表示された各種情報のいずれかが他の端末装置で処理対象として選択された場合には、該情報を該他の端末装置で処理中である旨を表示する処理中表示手段とを有することを特徴とするセンタシステム。
  6. 画像形成装置と通信回線を介して接続可能なセンタシステムにおいて、
    複数の端末装置を備え、
    該各端末装置がそれぞれ、前記画像形成装置から前記通信回線を介して自動通報される 各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、前記表示手段によって表示された各種情報のいずれかに対して他の端末装置でサービスマン手配済みが入力された場合には、該情報に対してサービスマン手配済みである旨を表示する手配済み表示手段とを有することを特徴とするセンタシステム。
  7. 画像形成装置と通信回線を介して接続可能なセンタシステムにおいて、
    複数の端末装置を備え、
    該各端末装置がそれぞれ、前記画像形成装置から前記通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示する表示手段と、該手段によって表示された各種情報のいずれかを処理対象として選択する情報選択手段と、該手段によって選択された情報に対して当該端末装置でサービスマン手配済みが入力された後、前記画像形成装置から作業開始情報が通報された場合には、前記情報選択手段によって選択された情報に対して実施中である旨を表示する実施中表示手段とを有することを特徴とするセンタシステム。
  8. 請求項7記載のセンタシステムにおいて、
    前記各端末装置がそれぞれ、前記情報選択手段によって選択された情報に対して前記画像形成装置から作業完了情報が通報された場合には、前記情報選択手段によって選択された情報を消去する手段を有することを特徴とするセンタシステム。
  9. 画像形成装置と通信回線を介して接続可能な複数の端末装置を備えたセンタシステムにおける画像形成装置管理方法において、
    該各端末装置がそれぞれ、前記画像形成装置から前記通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示して該各種情報のいずれかを処理対象として選択可能にし、該各種情報のいずれかが処理対象として選択された場合には、該情報を該他の端末装置で処理中である旨を表示することを特徴とする画像形成装置管理方法。
  10. 画像形成装置と通信回線を介して接続可能な複数の端末装置を備えたセンタシステムにおける画像形成装置管理方法において、
    該各端末装置がそれぞれ、前記画像形成装置から前記通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示して該各種情報のいずれかを処理対象として選択可能にした後、該各種情報のいずれかに対して他の端末装置でサービスマン手配済みが入力された場合には、該情報に対してサービスマン手配済みである旨を表示することを特徴とする画像形成装置管理方法。
  11. 画像形成装置と通信回線を介して接続可能な複数の端末装置を備えたセンタシステムにおける画像形成装置管理方法において、
    該各端末装置がそれぞれ、前記画像形成装置から前記通信回線を介して自動通報される各種情報を共通に表示して該各種情報のいずれかを処理対象として選択可能にし、該各種情報のいずれかが処理対象として選択され、該選択された情報に対して当該端末装置でサービスマン手配済みが入力された後、前記画像形成装置から作業開始情報が通報された場合には、前記選択された情報に対して実施中である旨を表示することを特徴とする画像形成装置管理方法。
  12. 請求項11記載の画像形成装置管理方法において、
    前記各端末装置がそれぞれ、前記選択された情報に対して前記画像形成装置から作業完了情報が通報された場合には、前記選択された情報を消去することを特徴とする画像形成装置管理方法。
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