JP2001297265A - 情報処理装置及び方法及びプログラム記憶媒体並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置及び方法及びプログラム記憶媒体並びにプログラム

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JP2001297265A
JP2001297265A JP2001023845A JP2001023845A JP2001297265A JP 2001297265 A JP2001297265 A JP 2001297265A JP 2001023845 A JP2001023845 A JP 2001023845A JP 2001023845 A JP2001023845 A JP 2001023845A JP 2001297265 A JP2001297265 A JP 2001297265A
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宏明 石井
Toshio Honma
利夫 本間
Masanori Miyata
正徳 宮田
Yoshinori Ikeda
義則 池田
Shigeru Ueda
茂 上田
Hironori Araki
博宣 荒木
Hiroshi Omura
宏志 大村
Naoji Hayakawa
直司 早川
Yuichi Uchio
裕一 内尾
Kengo Kawamoto
謙吾 川本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ユーザは現在又は以前に契約対象
としていた機器の契約実績、使用履歴等を新規契約対象
となる機器の契約に有用に役立てることを目的とする。 【解決手段】 インターネットを介して送信されてくる
複数の画像形成装置のそれぞれの使用状況を受信し、前
記受信した使用状況に応じたポイント数を計算する計算
手段と、前記計算手段は計算されたポイント数に応じて
新たな契約対象となる画像形成装置に対する契約の割引
き額を計算することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理方法、およびプログラム記憶媒体、詳しくは、情
報機器に関する情報を処理する機能を有する情報処理装
置、情報処理方法およびプログラム記憶媒体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワーク化の進展に伴い、企
業内で使用される複写機、プリンタ、パーソナルコンピ
ュータなどの情報機器はネットワークで結合され、遠隔
操作によるプリントが頻繁に行われるようになってきて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これに対して、各情報
機器の機能・状態は個々の機器ごとに異なり、集中して
維持・管理することが困難であった。特に、電子写真複
写機、プリンタの感光ドラムの交換や、動作の修理、点
検、調整などに関しては、一括した管理が難しく、サー
ビスの効率低下や費用の請求の煩雑化を招いていた。
【0004】更に、プリント機能を有する情報機器につ
いては、その管理の一環として、機能維持のための保守
メンテナンスが挙げられるが、それに係る契約処理は書
類、電話等を介した人的作業のもと行われていた。その
ため、契約を結ぶまでの一連の業務作業には多大な人的
リソース必要としていた。特に、プリント機能を有する
情報機器に関しては、白黒印刷機器、カラー印刷機器な
ど、その種類も多種多様のものとなっており各機種に適
切な多種多様なサービスを提供することは困難であっ
た。
【0005】また、サービスを受ける側にとっても、オ
フィス等で多種多様の複数の情報機器を管理している場
合、それぞれの機器の管理を行うことは困難であった。
その結果、例えば保守メンテナンス契約などにおいて
は、各機種に適した契約を結ぶような柔軟な管理をする
ことはサービス内容、契約期間、費用等を把握する観点
からして困難なものとなっていた。
【0006】一方、ネットワーク環境下において使用さ
れている情報機器に関するサービスの提供と、そのサー
ビスの提供に対する請求を一元管理できていなかった。
そのため、サービスと請求とを対応付けるために膨大な
人的リソースを使う必要があった。
【0007】本願はかかる事情に鑑みてなされたもので
あり、複数の情報機器がネットワーク環境下で動作する
場合に、それらの維持・管理を効率よく行うことができ
る情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム記憶
媒体並びにプログラムを提供することを目的とし、更に
詳しくは、情報機器に対する保守メンテナンスの契約の
際に、ユーザにとってより有益であると供にユーザ側の
情報機器管理者及び提供者側にとっても効率の良い契約
処理を行えるような情報処理装置、情報処理方法、プロ
グラム記憶媒体並びにプログラムを提供することを目的
とする。
【0008】更に、本発明では、複数の情報機器がネッ
トワーク環境下で動作する場合に、それらの維持・管理
を効率よく行うことができる情報処理装置、情報処理方
法、およびプログラム記憶媒体並びにプログラムを提供
することを目的とし、更に詳しくは、複数の情報機器が
接続される第1のネットワークと所定の通信媒体を介し
て通信を行うことが可能な第2のネットワークに接続さ
れる情報処理装置により、情報機器の保守メンテナンス
から請求処理までの一元管理を効率よく行う情報処理装
置、情報処理方法、プログラム記憶媒体並びにプログラ
ムを提供することを更なる他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の情報処理装置は、表示部を有した第1のデバ
イス機器にインターネットを介して接続される情報処理
装置であって、ユーザが第2のデバイス機器を購入する
際に前記第2のデバイス機器に対する契約を結ぶための
契約設定画面情報を送信する送信手段と、前記インター
ネットを介して送信されてくる、使用履歴情報のある第
1のデバイス機器を特定する第1のIDと前記第2のデ
バイス機器を特定する第2のIDとを受信する受信手段
と、前記受信手段により受信した第1のID情報に応じ
た第1の契約情報を検索する検索手段と、前記検索手段
で検索された第1の契約情報に基づく前記第2のデバイ
ス機器に対する第2の契約情報を生成する生成手段とを
有することを特徴とする。
【0010】或いは、画像形成装置の印刷出力1枚当た
りの課金金額情報を含む契約情報を生成する情報処理装
置であって、ユーザが有する第1の画像形成装置の使用
状況情報を所定の通信媒体を介して受信する受信手段
と、前記受信した使用状況情報に応じたポイント数を計
算する計算手段と、前記ポイント数に応じて、新たな契
約対象となる第2の画像形成装置の、割引き金額を含め
る印刷出力1枚当たりの課金金額を計算する計算手段と
を有することを特徴とする。
【0011】或いは、識別子に対応付けられている複数
の画像形成装置をそれぞれ管理する前記複数の画像形成
装置とインターネットを介して通信可能な情報処理装置
であって、前記インターネットを介して送信されてくる
前記複数の画像形成装置のそれぞれの使用状況を受信
し、前記受信した使用状況に応じたポイント数を計算す
る計算手段を有し、前記計算手段は計算されたポイント
数に応じて新たな契約対象となる画像形成装置に対する
契約の割引き額を計算することを特徴とする。
【0012】或いは、ユーザの管理装置と接続される第
1の印刷装置に対する第1に契約情報を生成するための
情報処理装置であって、前記ユーザの識別子に対応した
契約情報の有無を認識する認識手段と、前記認識手段に
より前記ユーザの識別子に対応した契約情報が有ること
を認識した場合には第1の課金テーブルを選択し、前記
ユーザの識別子に対応した契約情報が無いと認識された
場合には第2の課金テーブルを選択する選択手段とを有
することを特徴とする。
【0013】或いは、所定の通信媒体を介して、ユーザ
の印刷装置と双方向通信が可能な情報処理装置であっ
て、前記所定の通信媒体を介して第1の印刷装置の使用
状況情報を示す情報を受信する受信手段と、前記受信し
た前記第1の印刷装置の使用状況情報に応じて前記第1
の印刷装置の契約情報を生成する生成手段とを有し、前
記契約情報には、前記印刷装置の印刷出力1枚当たりの
課金金額の情報を含んでおり、前記印刷出力1枚当たり
の課金金額には前記印刷装置の保守メンテナンス料金を
含むことを特徴とする。
【0014】本願の他の発明の態様は、以下の詳細な説
明及び特許請求の範囲の記載から明らかになるであろ
う。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下に添付の
図面を参照して、本発明の実施の形態について説明す
る。
【0016】(システム概要)まず、図1、2を参照し
ながら、本発明を適用するに好適な情報機器システムの
構成について説明する。
【0017】図1は本実施の形態の情報機器システムを
用いた電子メンテナンスの概要を説明する図である。
【0018】図1において、100は企業や官公庁など
の情報機器のユーザーであり、ネットワーク化された情
報機器を複数使用する。101はユーザー100の管理
部門であり、後述の複数の情報機器を管理する責任と権
限を有する。102は管理部門101の担当者、103
は担当者102用の端末PC、104は管理部門101
の管理サーバー、105は管理部門のPC周辺機器であ
る。
【0019】106は部門1に設置された複写機(後述
の機種A)であり、カラーコピー、カラープリント、ブ
ラックコピー・プリントが可能である。またネットワー
ク110に対しては標準化されたインターフェースで接
続され、コピー・プリント枚数や動作状況等の情報を適
宜管理サーバー104へ送信することができる。
【0020】107は部門2に設置された複写機106
と同様の複写機(後述の機種B)であるが、ネットワー
ク110に対しては標準化されたインターフェースにあ
わせるためのインターフェースボード111を介して接
続される。インターフェースボード111を介すること
で、コピー・プリント枚数や動作状況等の情報を適宜管
理サーバー104へ送信することができる。
【0021】108は部門3に設置されたプリンタ(後
述の機種C)であり、カラープリント、ブラックプリン
トが可能である。プリンタはトナーカートリッジを使用
しており、基本的にはメンテナンスフリーとなってい
る。またネットワーク110に対してはインターフェー
スボード111と同様の機能を有するインターフェース
ボード112を介して接続されることで、プリント枚数
や動作状況等の情報を適宜管理サーバー104へ送信す
ることができる。
【0022】109は部門4に設置されたプリンタ10
8と同様のプリンタ(後述の機種D)であり、インター
フェースボード113を介してネットワーク110に接
続される。
【0023】114はメールサーバーであり、ネットワ
ーク110上の情報を外部に送信するなど、ユーザー1
00外との通信を行うためも使用可能である。115は
複写機・プリンタなどの情報機器のメンテナンス等のサ
ービスの窓口となる販売会社118との間で、リアルタ
イムに情報の通信を可能とする専用線、116はインタ
ーネットプロバイダ117を介して販売会社118とダ
イアルアップによる通信を行うインターネットである。
【0024】119は販売会社118の内部ネットワー
ク、120はインターネット通信を可能にするメールサ
ーバー、121は販売会社118の管理サーバー、12
2は販売会社118の管理用端末PCである。
【0025】ユーザー100における情報機器の使用状
況に関する情報は、ユーザー100の管理部門101に
蓄積された後、適宜販売会社に転送される。このような
集中管理により、効率のよい保守・管理サービスを実現
することができる。
【0026】図2は、図1の情報機器システムを用いた
電子メンテナンスを更に詳細に説明する図である。
【0027】図2において、200はユーザー会社であ
り、図1のユーザー100に対応する。ユーザー会社20
0には使用部門201、基幹系システム202、管理サ
ーバー203(図1では104に相当する)が含まれて
いる。
【0028】ユーザー部門の各情報機器からは、コピー
枚数、トナー残量や機器の状況などの機器情報225が
管理サーバー203に社内ネットワークを通じて伝送さ
れる。機器情報225はサービス発注情報等とともに情
報226として、前述の専用線115又はインターネッ
ト116を介して後述の販売会社205へ伝送される。
【0029】管理サーバー203から基幹系システム2
02へは、各部門ごとに受けたサービスに関する課金情
報223が伝送される。
【0030】基幹系システム202は課金情報223を
受けて、各部門に対して請求222を行い、請求額の2
21の回収を行う。これらの基幹系システムによる清算
は、既存の経理システムを用いることができる。
【0031】205は販売会社であり、複写機、プリン
タ、コンピュータなどの情報機器の販売・保守などのサ
ービスを請け負う。販売会社205にはサービスを提供
するための部門であるサービス部門206、情報の管理
を行う管理システム207、販売会社の経理システムを
含む販売会社基幹系システム208が含まれている。こ
れらの部門、システム間は、社内ネットワーク(図1の
119参照)で結ばれている。
【0032】管理システム207へは、上述の情報22
6のほか、端末PCなどの情報機器の使用状態に関する
情報224も前述の専用線115あるいはインターネッ
ト116を介して伝送される。
【0033】管理システム207は、販売会社内のサー
ビス部門206に対して、社内ネットワーク(図1の1
19参照)を介して、プリンタの感光ドラム交換、動作
不良対処などのサービス提供を指示する情報231を伝
送する。他方、このサービス提供を指示したこと、また
複写機・プリンタの消耗品の出庫指示などの情報230
が、社内ネットワークを介して販売会社基幹系システム
208に伝送される。
【0034】販売会社基幹系システム208からは、所
定期間内に出庫した消耗品や実行したサービスの額を合
計し、ユーザー会社201の基幹系システム202に対
して、その料金請求を示す情報229を専用線115あ
るいはインターネット116を介して伝送する。
【0035】204は銀行でありユーザー会社201の
基幹系システム202からのインターネット経由での料
金振込みの指示に応じて、口座残高から販売会社205
へ請求金額の振込みを行い、インターネット経由で販売
会社基幹系システムへ振込みの通知を行う。
【0036】一方、サービス部門206は、複写機・プ
リンタを取扱うサービス店210に対して、サービスマ
ンによるサービス提供を指示する情報235をインター
ネットなどのネットワークを介して伝送する。また、販
売会社基幹系システム208はサービス店210に対し
て消耗品配送を指示する情報240をインターネットな
どのネットワークを介して伝送する。これを受けて、サ
ービス店210は、ユーザー会社200に消耗品237
を配送し、或いはサービスマンによるサービス239を
提供する。
【0037】また、端末PCなどの情報機器の障害につ
いては、PCを取扱うサービス店211に対して、サー
ビスマンによるサービス提供を指示する情報234をイ
ンターネットなどを介して伝送する。これを受けて、サ
ービス店211は、ユーザー会社200にサービスマン
によるサービス238を提供する。
【0038】サービス店210、211によるサービス
に対して、ユーザー会社はサービスを受けたことを基幹
系システム202に登録するとともに、そのサービスの
受領書236をサービス店210、211へ発行する。
【0039】サービス店210、211によるサービス
の提供が確認されると、販売会社基幹系システム208
は、サービス手数料233をサービス店210、211
に対して支払う。
【0040】209は、販売会社が取扱う複写機、プリ
ンタを開発・製造する開発会社であり、機器情報226
などの転送を受け、後の開発に役立てたり、故障修理の
ための情報を提供するなどインターネットなどのネット
ワークを介して、情報232のやり取りをおこなう。
【0041】図3は、図1のシステム構成の一部を簡略
化して表した図である。各機器106〜109にはそれ
ぞれ、機器本体の社内IDナンバー、使用する部門がど
こかを示す情報、社内での管理部門(管理部門サーバ
ー)がどこかを示す情報、サービス担当会社を示す情報
など、遠隔管理を行うために必要な情報をメモリに保持
している。前記各種IDはユーザ固有のIDとして機能
するものである。また、ユーザIDは個人に対するID
であることも本発明では想定される。
【0042】図28は、画像形成装置及びコンピュータ
の代表的なブロック図である。また、2801は図1の
105〜109等の画像形成装置の構成例であり、28
02は管理サーバ104の構成例である。図1のPC1
03、図2の管理サーバ203、或いは、基幹システム
202、管理システム207、販売会社基幹システム2
08、サービス店210、211等に設置されたコンピ
ュータも2802と同様の構成を有するものとする。
【0043】2806は中央演算処理装置(CPU又は
MPU)であり各種データの生成及び各種演算処理を実
行するものであり、RAM2807、ROM2808、
HD(ハードディスク)2809に記憶された演算プロ
グラム、各種データに基づく処理を実行するものであ
る。
【0044】2801は通信制御手段であり、LAN上
に設置された各種情報機器との通信をI/F2811を
介してデータの送受信を制御する機能を有するものであ
る。
【0045】2812は表示制御手段であり、I/F2
811を介して接続された表示装置の表示制御を行うも
のであり、RAM2807等に一旦記憶された表示デー
タの表示をさせるものである。
【0046】2813は印刷制御手段であり、RAM2
808に一旦記憶された印刷用データの印刷を制御する
ものである。
【0047】2804は2801内における各ブロック
間を双方向にデータ通信するためのデータバスである。
【0048】2803はネットワーク通信回線であり、
有線、無線を問わずコンピュータ2802及びネットワ
ーク通信回線に接続された各種機器(図示はせず)との
通信を行う通信媒体である。
【0049】2805及び2814〜2820は280
4及び2806〜2813と同様の機能を有するものな
ので、詳しい説明は省略する。
【0050】2821はインターネット通信回線を示し
ており、一般電話回線を利用したもの、無線機能を利用
したもの等が考えられる。該インターネット回線282
1を介して図15に記載されるユーザ管理装置(図2の
管理サーバ203)とセンタサーバ(図2管理システム
207)が接続され、データの送受信が行われる。
【0051】本願における各機器による上に文章及び図
を用いて説明した各種処理、フローチャートの各ステッ
プ処理、及び、後に文章及び図を用いて説明する各種処
理、フローチャートにおける各ステップ処理は図28で
説明した構成において実行されるものとする。
【0052】(機器の設置時処理フロー)図4は、各情
報機器が保持する情報をその機器のユーザー部門への設
置時に入力するための手順を示すフローチャートであ
り、図5は、上記情報を入力する際の各機器の操作部の
表示状態を示す図である。図4における各情報機器は図
1の複写機・プリンタなどの情報機器(106〜109
など)なに該当するものである。
【0053】図5において、500は情報機器に設けら
れた液晶のタッチパネルディスプレイであり、キー50
1から507を押すことにより、マニュアルによる情報
入力を行うことができる。キー501〜504は入力対
象情報がすでに入力済みである場合には、キーの表示を
ネガポジ反転させて入力済みであることを表示する。
【0054】機器のサービスモードにおいて、機器の設
置時に行われる処理フローを説明する。まず、機器のユ
ーザー会社内におけるIDナンバー及び販売会社におけ
るIDナンバーがすでに入力されているかどうかを判断
し(401)、入力済みでなければ図5のキー501を
操作者(例えばその機器を設置するサービス会社または
販売会社の社員)に押し下げさせることにより、IDナ
ンバーを入力させる(402)。
【0055】次に、使用担当部門情報がすでに入力され
ているかどうかを判断し(403)、入力済みでなけれ
ば図5のキー502を操作者に押し下げさせることによ
り、使用担当部門情報(ユーザー会社における組織名
称、コード、ネットワークアドレスなど)を入力させる
(404)。
【0056】次に、社内管理部門情報がすでに入力され
ているかどうかを判断し(405)、入力済みでなけれ
ば図5のキー503を操作者に押し下げさせることによ
り、社内管理部門情報(ユーザー会社における組織名
称、コード、ネットワークアドレスなど)を入力させる
(406)。
【0057】次に、サービス担当会社情報がすでに入力
されているかどうかを判断し(407)、入力済みでな
ければ図5のキー504を操作者に押し下げさせること
により、社内管理部門情報(サービス会社の名称、コー
ド、ネットワークアドレスなど)を入力させる(40
8)。
【0058】図5のキー505はテンキー、506はス
トップキー、507はスタートキーであり、不図示のア
ルファベットキーとともに、上記情報入力に用いられ
る。
【0059】(ユーザー管理部門による情報管理)図6
は、ユーザー会社のユーザー管理部門の管理サーバー2
03による情報管理の一形態を説明するフローチャート
である。
【0060】まず、管理サーバー203の管理下にある
複写機・プリンタなどの情報機器(106〜109な
ど)からは、所定時間ごと或いは、プリント、複写のジ
ョブごとに、各装置の使用状況が各装置から自動的にネ
ットワーク110を介して入力される。また、ペーパー
ジャムや故障などについては、その障害の発生の度に発
生時刻、障害の種類などの情報が機器本体のメモリに記
憶されたIDと供に自動的にネットワーク110を介し
て入力される(601)。なお、機器本体に記憶された
IDには図3において説明したIDの他に、機器固有の
シリアル番号(機器ID)、契約時に生成される契約I
D等が考えられる。これらの装置ごとの使用状況は、順
次管理サーバー203のメモリに蓄積され、(602)
この入力と蓄積の処理が繰り返される(603)。
【0061】一方、管理サーバー203は装置ごとの使
用状況を分析し、装置の障害で特にサービスマンによ
る復旧が必要な障害であると判断される場合、定期的
メンテナンス時期(例えば、月1度定期的メンテナンス
を行う契約となっている場合にはその数日前の適当な時
期)に該当する場合、特に管理部門担当者102が必
要と判断した場合など、販売会社によるサービスの実行
に情報が必要な場合に該当するか否かを判断し(60
3)、このような条件に該当する場合にはメモリに蓄積
された使用状況に関する状況を読み出し(604)、そ
の情報の送信先である販売会社205の管理システム2
07のメールアドレスを読み出し(605)、販売会社
205の管理システム207へ必要な情報をメールとし
て送信する(606)。
【0062】図7は、ユーザー会社の基幹系システムに
よる決済の手順を示すフローチャートである。
【0063】販売会社の基幹系システム208からの請
求書229を受信したかを判断し(701)、受信した
場合には、支払を行ってもよいかを判断する(70
2)。判断にあたっては、基本的には要求したサービス
に対して、実際にサービスが実行されたことの確認が取
れることが条件となり、そのための情報はネットワーク
を介して、基幹系システム202に入力される。
【0064】実際のサービスの実行が確認できない場合
など、支払をすることが妥当でない場合には、その旨の
コメントを添付したメールを、販売会社の基幹系システ
ム208に送信する(705)。また、支払うことが妥
当な場合には、銀行204に対して、請求金額の支払を
指示する(703)。支払指示後所定の期間内に領収書
を販売会社の基幹系システム208から受領したかどう
かを判断し(704)、受領していない場合には、上述
と同様のコメン付メールを販売会社の基幹系システム2
08に対して送信する(705)。
【0065】(販売会社の管理部門による情報管理)図
8は、販売会社の管理部門による情報管理の一形態を説
明するフローチャートである。
【0066】販売会社の管理システム207は、ユーザ
ー会社の管理サーバー203からの上述のメールを受信
したかどうかを判断し(801)、受信した場合には、
その内容を解析し、必要に応じてサービス部門206を
介してサービス店210、211によるサービス実行を
指示したり(802)、販売会社基幹系システムに対し
て、消耗材(紙、トナーなど)の発送を指示する(80
2)。指示はネットワークを通じて、電子的に行われ、
サービス実行部門による、サービス完了通知受信し、サ
ービス完了を電子的に確認するまで、定期的にサービス
実行の指示(リマインド)を繰り返し行う(803)。
【0067】図9は、販売会社の基幹系システムによる
決済の手順を示すフローチャートである。
【0068】まず、上述の図8のステップ803による
サービス完了の通知が管理システム207から基幹系シ
ステム208に転送されたかどうかを確認し(90
1)、請求書229をユーザー会社の基幹系システム2
02に対して送信する(902)。そして、前述の銀行
204からの情報で、支払の確認ができた場合には(9
03)、ユーザー会社の基幹系システム202に対して
領収書を送信する(904)。一方、支払が確認できな
い場合には、請求書の不備などにより支払ができない旨
のコメント付メールが受信されているかどうかを確認し
(904)、受信している場合には訂正した請求書を再
度ユーザー会社の基幹系システム202に対して送信す
る(906)。このようなメールを受信していない場合
には、支払を促すリマインダをユーザー会社の基幹系シ
ステム202に対して送信する(905)。
【0069】図11、図12は、販売会社の管理システ
ムにおける管理情報の入力処理の一形態を説明する図で
ある。
【0070】ユーザー会社が販売会社との間の新規契約
により新しい情報機器の導入を行う場合には、契約成立
後に管理システム207に対して、その契約の条件の入
力を行う。入力の際には、入力項目のうち既に情報機器
側で入力され、ユーザー会社の管理サーバー203を介
して管理システム207に入力済みの項目は、内容の確
認のみを行う。
【0071】項目の入力・確認は管理システム207の
端末PCにより行い、PCのディスプレイ上には図11
に示される入力用の画面550が表示される。図11の
551〜558は入力用のキーであり、ここをマウスで
クリックすることにより、その項目の入力が可能とな
る。また、既にこの項目が入力済みであれば、このキー
をネガポジ反転表示させ、内容の確認を行うことができ
るようにする。また、505〜507は、項目の入力の
ために用いることができるソフトキーである。
【0072】まず、ユーザーの名称・IDナンバー等の
ユーザー情報が入力済みであるかどうかを確認し(12
01)、未入力であれば、端末PCの操作部(キーボー
ド、マウス)より、キー551を用いて、ユーザーの名
称・IDナンバー等のユーザー情報を入力させる(12
02)。
【0073】次に、契約対象の機種情報が入力済みであ
るかどうかを確認し(1203)、未入力であれば、キ
ー552を用いて、契約対象の機種情報を入力させる
(1204)。
【0074】次に、契約対象の機器IDが入力済みであ
るかどうかを確認し(1205)、未入力であれば、キ
ー553を用いて、契約対象の機器ID情報を入力させ
る(1206)。機器IDとしては、その装置の製造番
号や販売時に付与する番号を用いることができる。
【0075】次に、契約の種類に関する情報が入力済み
であるかどうかを確認し(1207)、未入力であれ
ば、キー554を用いて、契約の種類に関する情報を入
力させる(1208)。契約の種類とは、例えば後述の
ように、印刷枚数に応じた保守料金を支払う保守管理契
約、或いは、修理・調整・診断などのサービスをユーザ
ーが希望するときにその都度サービス料を支払う契約な
ど、機器購入後のサービス提供の方法に関する契約の種
類である。
【0076】次に、契約期間(契約開始日と終了日)の
情報が入力済みであるかどうかを確認し(1209)、
未入力であれば、キー555を用いて、契約期間の情報
を入力させる(1210)。
【0077】次に、印刷枚数に応じた保守料金を支払う
保守管理契約における基本料金の額が入力済みであるか
どうかを確認し(1211)、未入力であれば、キー5
56を用いて、基本料金の額を入力させる(121
2)。
【0078】次に、印刷枚数に応じた保守料金を支払う
保守管理契約における課金テーブルが入力済みであるか
どうかを確認し(1213)、未入力であれば、キー5
57を用いて、課金テーブルの内容を入力させる(12
14)。課金テーブルは例えば図10に示されるよう
に、月ごとのコピー・プリント枚数と1枚あたりの課金
額で構成される。図10の機種Aについては、1月間の
カラーコピー枚数が1枚からLa枚であった場合には、1
枚あたりAa円の課金額となることを示す。またLa枚をこ
えた場合には、こえた部分は1枚あたりBa円、更にMa枚
をこえた場合は、こえた部分は1枚あたりCa円が課金さ
れる。同様に、カラープリント(「プリント」は複写機
モードではなく、外部装置からのデータを印刷する場合
をさす)や、ブラックのコピー・プリントについても同
様に課金テーブルが構成される。
【0079】また同様のテーブルが、機種Bについても
独立して構成される。
【0080】最後にその他課金のために必要な情報が未
入力であるかどうかを確認し(1215)、必要に応じ
てその情報を入力させる(1216)。
【0081】(課金演算例)図13は、印刷枚数に応じ
た保守料金を支払う保守管理契約における課金演算例を
説明する図である。
【0082】例えば、あるユーザーが図10のような課
金テーブルの契約をおこなったとし、図13のように月
間のコピーボリュームが機種AのカラーコピーA1枚、
カラープリントA2、枚、ブラックコピー・プリントA
3枚、機種BのカラーコピーB1枚、カラープリントB
2、枚、ブラックコピー・プリントB3枚であったとす
ると、機種Aの保守料金の合計は、 La*(Aa+Da+Ga)+(Ma-La)*(Ba+Ea+Ha)+(A1-Ma)*Ca+(A2-M
a)*Fa+(A3-Ma)*Ia であり、機種Bの保守料金の合計は、 Lb*(Ab+Db+Gb)+(Mb-Lb)*(Bb+Eb+Hb)+(B1-Mb)*Cb+(B2-M
b)*Fb+(B3-Mb)*Ib である。
【0083】従って、これら2機種の保守管理契約をお
こなった場合には、月間の保守サービスに関する課金
は、これらの合計となる。
【0084】これらの演算は、販売会社の管理システム
207が行い、その結果230を基幹系システムへ転送
する。
【0085】図14は、図1のシステムを有するユーザ
ー会社の月間のトータル請求額の演算例である。
【0086】例えば、印刷枚数に応じた保守料金を支払
う保守管理契約を行った機種A,Bについては、(1)
のように図13と同様の印刷ボリュームであったとし、
更に、スキャナを持たない、プリンタである、機種C、
Dについては、(2)のような印刷ボリュームであった
とする。このときのトータル請求額は、月間の保守サ
ービスに関する課金(機種A,Bについて(図13参
照))、月間トナー供給量(全機種についてトナー種
類ごとに集計して単価を乗算する)、月間用紙供給量
(全機種について用紙種類ごとに集計して単価を乗算す
る)、月間ドラム交換数(機種A,Bについては、保
守サービス料に含まれているので、機種C,Dについて
ドラム種類ごとに集計して単価を乗算する)、月間部
品代金(機種A,Bについては、保守サービス料に含ま
れているので、機種C,Dについて部品種類ごとに集計
して単価を乗算する)、月間修理・点検・調整サービ
ス料(機種A,Bについては、保守サービス料に含まれ
ているので、機種C,Dについて合計)の総和である。
【0087】この請求額は、管理システム207が演算
し、基幹系システム208へ転送する。転送を受けて、
基幹系システム208はユーザー会社の基幹系システム
に対して請求書を発行する。
【0088】(情報のセキュリティについて)ユーザー
会社200、販売会社205、サービス店210、21
1、開発会社209の間の通信は、情報のセキュリティ
を考慮して、対象情報に対して適宜暗号化を行い通信す
る。特に、管理サーバー203と管理システム207と
の間で通信される印刷枚数情報、あるいは基幹系システ
ム202と販売会社基幹系システム208、更に銀行2
04の間で通信される課金情報は犯罪防止の観点から、
高度な暗号化を使用するものとする。
【0089】(サービス実行の確実性について)ユーザ
ー会社200内においては、サービスが実行されたこと
を確認するため以下の手順の確認作業をおこなう。
【0090】まず、管理サーバー203は図6のステッ
プ606でのメール送信が終了した後、販売会社205
に対して期待するサービス(例えば印刷枚数に応じた保
守料金を支払う保守管理契約における定期的メンテナン
ス、あるいは、保守管理契約をしていない場合の部品交
換など)を識別するためのサービスID番号を各情報機
器の使用部門201に対して発行する。例えば図3のユ
ーザー(部門1〜部門4)のそれぞれに対して独立した
サービスID番号を発行する。
【0091】これに対して、各使用部門はサービス店2
10、211などにより、所望のサービスが実際に実行
されたかどうかを確認し、確認できれば管理サーバー2
03に対して、その旨のメールをサービスID番号とと
もに返送する。一方、希望の時期に所望のサービスが実
行されていない場合には管理サーバー203に対して、
その旨のメールをサービスID番号とともに返送する。
【0092】管理サーバー203は、各使用部門からの
メールを受信後、すべてもサービスID番号に関して、
サービス完了が確認されれば、販売会社からの請求書に
対して支払可能である旨のメールを基幹系システム20
2に対して送信する。
【0093】一方、管理サーバー203は、サービスI
D番号のいずれかに関して、サービス完了が確認されて
いなければ、販売会社からの請求書に対して支払不可能
である旨のメールを基幹系システム202に対して送信
するとともに、未完のサービスをリマインドするメール
を管理システム207に対して送信する。
【0094】他方、販売会社側は、各サービスID番号
に関わるサービスについて、サービス店210、211
などにサービスを指示し、その完了を示すメールを各サ
ービスについて確認し、確認ができた時点で、基幹系シ
ステム208に対して、請求書の発行が可能である旨の
メールを送信する。
【0095】以上のように、各サービスに対して、共通
のサービスID番号により実行を管理することにより、
ネットワーク環境下における。サービスの実行管理を確
実にかつ効率よく行う事ができる。
【0096】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
第1の実施形態において説明したシステムを基に実行さ
れる契約処理に関しての更に詳しい説明を行う。
【0097】図15は、ユーザが新規画像形成装置の購
入時の契約をする際、又は、現在使用中の画像形成装置
を新規のものに買い替る際の処理を示すフローチャート
であり、ユーザ管理装置とセンタサーバとによって実行
される処理である。
【0098】ここで、ユーザ管理装置は、図2の管理サ
ーバ203、該管理サーバ203に接続されたパーソナ
ルコンピュータ等(基幹系システム202に設置された
コンピュータ等)、無線通信機能を有した携帯端末等に
該当するものである。また、センタサーバとは図2の管
理システム207、販売会社基幹システム208に設置
されたコンピュータに該当するものである。
【0099】また、ユーザ管理装置、センタサーバには
図28において説明したような機能をそれぞれ有してお
り、後述で説明する各フローチャート、各図面に基づい
て行われる処理(データの送受信、表示、記憶、検索、
データの生成、各種演算処理)は図28に示される各ブ
ロックの機能により実現される処理であり、図15に示
されるフローチャートの各ステップの処理はユーザ管理
装置又はセンタサーバ装置のRAM2818、ROM2
819、HD2820の何れかの記憶手段に記憶された
プログラムコードに基づく処理がCPU2817によっ
て実行されることによって実現される。
【0100】なお、本願での契約とは、契約期間、画像
形成装置の修理等の保守メンテナンス料金を印刷出力1
枚当たりの料金に含めることを指す。また、保守メンテ
ナンスに含まれるものとしては、修理以外に部品交換、
消耗品の無料交換、使用済み消耗品の回収作業等、新バ
ージョンのソフトウエアの自動配信等のリモートメンテ
ナンスなどが挙げられる。
【0101】S1501では、新たに契約対象となる
(例えば新規購入画像形成装置)画像形成装置を特定す
る情報、及び、以前に使用履歴或いは契約実績のある画
像形成装置を特定するための情報が、ユーザ管理装置に
入力される。該入力された情報は図28のRAM281
8等に一旦格納/記憶保持される。以前に契約していた
情報処理装置を特定する情報には既に契約を解約した画
像形成装置、或いは、現在使用中の画像形成装置等を考
えることができる。なお、現在使用中の画像形成装置を
特定する情報をS1501で送信する場合には、例え
ば、現在使用している画像形成装置に対する契約内容を
新規購入画像形成装置に契約内容に反映させたい時にな
どに想定される。
【0102】また、画像形成装置を特定するような情報
としては、機器ID、ユーザID(図3において説明し
た機器本体の社内IDナンバー、使用する部門がどこか
を示す情報、社内での管理部門(管理部門サーバー)が
どこかを示す情報)、契約ID等が考えられ、機器ID
は機器の工場出荷時に予め本体内のメモリに記憶されて
いる形態が、ユーザID、契約ID等はセンタサーバに
て生成/記憶管理され、ユーザに通知される形態又は機
器本体の操作部から入力されて(図5)形態等が考えら
れる。なお、本発明における通知とは通知情報を送信す
ることを意味する。
【0103】S1502において、S1501で入力さ
れ、RAM2818に格納された情報が通信制御手段2
814によってユーザ管理装置からインターネット28
21(図1の専用線115あるいはインターネット11
6に該当)を介してセンタサーバに送信される。
【0104】S1503においてはS1502で送信さ
れた情報が受信され、受信した情報に基づく契約実績又
は使用履歴等の情報がセンタサーバの記憶部に記憶され
たデータベースより検索される。
【0105】S1504ではS1503で検索された
「使用履歴」、「契約内容」、「契約実績の有無」等の
情報に基づいて新たに契約対象となる機器(例えば、ユ
ーザが新たに購入する、または購入予定の機器)に対す
る契約情報が自動的に生成される。なお、生成された契
約情報はセンタサーバの記憶手段に記憶保持され管理さ
れる。また、使用履歴、契約内容、契約実績等の情報と
は、過去にユーザと販売会社との間で契約されていた、
または、現在契約中の画像形成装置に対す情報を示す。
【0106】S1505ではS1504においてセンタ
サーバで生成された契約情報の送信が、センタサーバか
らユーザ管理装置に対して実行され、S1506では、
S1505においてユーザ管理装置に送信された情報が
ユーザ管理装置のCRT等の表示部に表示される。ユー
ザは該情報を閲覧することによって、新規契約の詳細を
知ることができ、新規契約の検討を容易に行うことがで
きる。
【0107】また、S1502及びS1505における
情報の通信はセイキュリティーの観点から暗号化処理が
行われた形式で実行される。
【0108】ここで、図15で説明した処理は、例え
ば、画像形成装置にユーザ管理装置と同様の機能を持た
せることで、画像形成装置とセンタサーバとの間の処理
として考えることもできる。即ち、図28にも示される
ように、通信制御手段、表示制御手段、HD等を画像形
成装置に有することにより、図15で説明した処理が実
現される。
【0109】次に図16の1601から1604に関し
ての説明を行う。なお、1605から1609の説明は
後にすることとする。
【0110】図16はS1502においてセンタサーバ
から送信される情報の表示形態の一例であり、情報の入
力が行われる際のユーザインターフェース画面であり、
ユーザ管理装置、或いは、画像形成装置の表示部などに
表示されるものである。
【0111】1601はユーザがこれから新規に購入し
ようとする、または、新規に購入した新規購入機器を特
定するIDを入力させる入力欄である。なお、1601
の新規購入IDに入力されるIDは、新規購入機器に限
定されるものではなく、新たに契約対象となる機器のI
Dが本発明では想定される。また、IDが不明な場合に
は”新規購入予定”等のメッセージを入力する形態、何
も入力しない形態などが考えられる。また、その際には
該情報を受信したセンタサーバ側のオペレータ等が、電
子メール、電話等にて対応し新規機種のIDを特定する
等の処置が考えられる。
【0112】1602は現在、または、以前使用してい
た画像形成装置を特定するIDを入力するための入力欄
であり、交換される機器を特定するIDが入力される欄
である。リプレース時などには現在使用している画像形
成装置のIDを入力することが、また、以前契約をして
おり期間をおいて新たな機器を購入する場合などには、
以前使用していいた画像形成装置を特定するIDを入力
することが考えられる。
【0113】本発明では1601、1602において入
力される画像形成装置を特定するIDには機番ID(工
場出荷時に機器に付与されるシリアル番号)、契約ID
(サービス提供会社が管理する契約番号)、機種ID
(機器の種別を示す番号)などが入力可能である。
【0114】また1603、1604は新規購入ID、
旧機種IDの情報検索の指示をするためのものであり、
該ボタンの入力が、キーボード,マウス、液晶タッチパ
ネルのポインティングデバイスにより入力されると、図
21に示すような表示画面の情報がセンタサーバ側から
ユーザ管理装置側に送信され、ユーザ管理装置のCR
T、画像形成装置の表示部等に表示される。この表示画
面を参照してユーザが以前に使用していた、または、こ
れから新たな契約対象とする機種に該当するIDを特定
することができる。また、図21で選択されたIDが図
16の1601、1602に自動的に入力されるように
すれば、より効率のよいID入力システムをユーザに提
供することができる。
【0115】次に図17、図18を用いて、図15のS
1503、S1504におけるセンタサーバの処理の詳
細な説明を行う。
【0116】図17は新規画像形成装置に対しての契約
内容を決定する際に、以前の契約実績の有無で契約内容
を異なるものにする処理を示すものである。
【0117】S1701ではユーザ先より送信されてき
た、IDの受信が行われる。該IDは機番ID(工場出
荷時に機器に付与されるシリアル番号)、契約ID(サ
ービス提供会社が管理する契約番号)、機種ID(機器
の種別を示す番号)およびユーザID(ユーザ固有の番
号)等が本発明では考えられる。
【0118】S1702ではS1701で受信したID
に基づいて以前に契約実績があったか否かが検索され
る。これは、センタサーバの記憶手段(データベース)
にID毎に対応した契約実績が記憶/管理されているこ
とを意味する。該契約実績は過去の契約、または、現在
契約中の契約情報を含むものとする。
【0119】S1702では受信したIDに対して、以
前の契約実績が無かった場合には(S1702のN
o)、S1703において通常の課金テーブルが用いら
れることが決定される。
【0120】また、以前の契約実績が存在した場合には
(S1702のYes)、S1704において割引き課
金テーブルが用いられることが決定される。割引き課金
テーブルについては後述にて詳細に説明を行うものとす
る。
【0121】S1703、S1704のそれぞれにおい
て決定される課金テーブルの1例を図19と図20に示
す。これら課金テーブルは予めセンタサーバの記憶手段
(データベース)に記憶されたものであっても良いし、
その都度センタサーバにてテーブル数値を演算し、生成
するような形態でも本願の目的を達成することはでき
る。なお、通常の課金テーブルは図10に示す機種Aに
対する課金テーブルを該当させることも考えられる。こ
こで、図19はS1703で決定される課金テーブル
を、図20はS1704で決定される課金テーブルをそ
れぞれ示している。即ち、S1702において、契約実
績が有ると判断された場合には、図20に示されるよな
割引き課金テーブルが選択され、無いと判断された場合
には図19に示すような割引き情報が含まれない課金テ
ーブルが選択される。なお、ここでいう割引きとは、図
19に示される印刷出力1枚当たりの課金額と比べて図
20の課金額が相対的に安いことを指す。
【0122】このように図19、図20に示すような課
金テーブルを設けることにより、ユーザにとっては、以
前契約していた実績を有用に利用することができ、安価
に契約を受ける等のメリット受けることができる。
【0123】図18は図17とは別の形態を示すもので
あり、図17が契約実績を参照する処理に対して図18
での処理は顧客または画像形成装置の過去の使用状況、
使用履歴を参照し、契約内容を決定するものである。
【0124】S1801の処理はS1701の処理と同
様のものである。S1802においてはS1801にお
いて受信したIDより特定される機器の使用履歴を検索
する。なお使用履歴に関しては、既に使用されていない
機器、および、現在使用されている機器の使用履歴も含
む。
【0125】S1803においては過去の使用履歴に基
づく課金割引きテーブルが決定され、該課金テーブルに
基づく契約内容がサービスセンタからユーザ管理装置に
送信される。この際に、例えば印刷出力枚数が所定数に
達していない場合は、先に説明した図19に示される通
常の課金テーブルが決定され選択され、所定数に達して
いれば、図20に示されるような割引き情報が含まれた
課金テーブルが決定され選択されるような処理が行われ
る。
【0126】また、印刷枚数において、カラー印刷の出
力枚数が所定以上ならば、図20に示される課金テーブ
ルよりも更に割引き額の大きな課金テーブルが選択され
るような処理を行わせることも本発明では考えられる。
即ち、白黒機種か、カラー機種か、高速機種か、低速機
種か等の機種毎に図19、図20に示すよな課金テーブ
ルを設けることが本発明では考えられる。
【0127】これは例えば機種毎の課金テーブルを利用
するとともに、第1の実施形態において説明したような
所定枚数値をデータベースに記憶されることにより、よ
り詳細な割引きサービスを顧客に提供することができ
る。
【0128】更に、単純に所定枚数を見るのではなく、
単位時間当たりの印刷出力枚数が所定数以上か否かで割
引き額の大きな課金テーブルに決定するようにすること
も本発明では考えられる。例えば、1月当たりのカラー
出力枚数が1000枚以上か否かで、2002に示され
る割引き額を大きな値にすることが考えられる(例えば
総印刷枚数が”〜1000”の欄を”N−3”にする
等)。
【0129】なお、上の説明においては、単位時間とし
て1ヶ月、出力枚数としてカラー出力枚数等を挙げてき
たが本願はそれに限定されるものではなく1週間、1年
などの期間も考えられる。さらに、出力枚数もカラー出
力枚数に限定されるものではなく白黒出力枚数、高解像
度印刷出力枚数なども考えられる。
【0130】上に説明してきたように図15のフローチ
ャートでは、ユーザが指定した画像形成装置に関して以
前の契約実績、使用履歴を有用に利用することができる
システムを提供することができた。
【0131】次に図27(a)、(b)を用いてユーザ
が複数のデバイス機器に対して契約を結んでいる場合な
どに有用なシステム及び処理に関しての説明を行う。な
お、図27のフローチャートの各ステップ処理はユーザ
管理装置又はセンタサーバ装置のRAM2818、RO
M2819、HD2820の何れかの記憶手段に記憶さ
れたプログラムコードに基づく処理がCPU2817に
よって実行されることによって実現される。
【0132】図27(a)は図15と同様に例えば、ユ
ーザが新規画像形成装置を購入する際に、または、現在
使用している画像形成装置を買い換える際に新たな契約
を結ぶための処理を示すものである。なおユーザ管理装
置と、センタサーバに関しては図15と同様のものとす
る。
【0133】S2701においては、ユーザ管理装置か
らセンタサーバに対して新規画像形成装置を購入する旨
の情報が通知される。通知のされ方としては、インター
ネットを介して電子メール、販売店等のホームページか
ら入力された情報、ユーザ先に出向いたサービスマンの
携帯端末からの形態が本発明では想定することができ
る。また新規画像形成装置を特定するID等を送信する
場合には上に説明した図16の新規購入ID入力欄16
01等が利用される。詳細に関しては上に説明したもの
と同様なので省略することとする。なお、S2701に
て通知される処理は、新規購入機種の購買通知を示す情
報に限定されるものではなく、新たな契約対象となる機
器を示す情報であることも本発明では想定される。S2
702においては、新規機種の契約締結の開始が行われ
る。S2703においては、センタサーバからユーザ管
理装置に対して契約更新のお知らせ情報が通知される。
該通知は例えば「以前の契約更新を継続しますか?Ye
s/No」等のメッセージ情報が含まれているものであ
る。
【0134】S2704において、S2703にて通知
されてきたメッセージに対する判断入力がなされる。即
ち、以前の契約を継続するか否かの入力がマウス、キー
ボード、液晶タッチパネル等のポインティングデバイス
により指示され”Yes”または”No”の情報が入力
される。
【0135】Noの情報が入力された場合にはS270
5において通常の新規契約締結処理に移行する。なお、
新規契約締結処理に関しては図19に示されたような通
常の課金テーブルを使用したような料金体系の契約処理
が行われる。
【0136】一方、Yesの情報が入力された場合に
は、以前の契約を特定する情報、S2706では以前の
契約機器のIDの送信がユーザ管理装置からセンタサー
バに対して行われる。なお、該IDの入力は上に説明し
た図16の1602の入力欄を介して入力される。な
お、S2706において入力される以前の契約機器のI
Dは現在稼動している契約対象の機器に対するID情報
であることも本発明では考えられる。
【0137】S2707においてはS2706にて送信
されてきた情報に基づく契約情報の検索が実行される。
【0138】S2708においてはS2707における
検索結果の情報をユーザ管理装置に対して送信する。ユ
ーザ管理装置の表示部には該送信された情報に基づく表
示がなされる(フローチャートには図示せず)。
【0139】S2709においては、S2708におい
て送信されてきた契約内容を新規契約対象機器の契約内
容に反映させるか否かの最終的な確認の入力が行われ
る。
【0140】S2709においてNoの情報が入力され
た場合には、S2710にて通常の新規契約締結処理が
実行される。なおS2710の処理は上に説明したS2
705の処理と同様の処理とするので、ここでは説明を
省略する。
【0141】一方、S2709において、Yesの情報
が入力されるとS2711の処理に移行する。
【0142】S2711では、契約履歴のある画像形成
装置に対する契約内容を新規契約対象機器の契約内容に
継続する旨の情報が、ユーザ管理装置からセンタサーバ
に対して送信される。
【0143】S2712においては、S2711で送信
されてきた情報を受信して、以前の契約情報または現在
継続中の契約情報を、新規契約対象機器の契約に継続す
るために、以前の機器、または現在使用中の機器に対す
る契約を破棄する処理を行う。
【0144】S2713においては、S2707で検索
された契約情報を反映させた新たな契約情報の生成が行
われる。
【0145】S2714においては、S2713で生成
された契約情報の送信がユーザ管理装置に送信され、ユ
ーザ側では該契約情報がユーザ管理装置の表示部におい
て表示され、ユーザは該表示された情報を閲覧すること
ができる。
【0146】次にユーザが以前契約して使用していた機
器、または現在使用している機器のうち、どの機器を買
い換えるかを特定するための処理についての説明をす
る。該処理は図15のS1501おいて以前の契約対象
機器をユーザが特定する際に行われる処理、または、図
27のS2701、S2704の中に含まれる処理とし
て想定することができる。
【0147】1605はユーザIDを入力させる欄であ
る。1607及び1608はユーザがユーザID等を忘
れてしまった際に検索するための検索必要事項を入力す
る欄であり、1607にはユーザ名(契約時の会社名
称)、1608にはユーザの住所(契約時の住所)がそ
れぞれ入力され、1609の押下により検索指示がなさ
れるとユーザ名情報、住所情報がセンタサーバ側に送信
され、送信された情報に基づくユーザIDの検索がセン
タサーバ内で行われ、検索されたユーザIDがセンタサ
ーバよりユーザ側に送信され通知され表示される。この
際にはユーザIDに対応する全ての契約情報がセンタサ
ーバ側から送信されてくる。
【0148】次に1606の契約リスト表示ボタンに関
連する処理についての説明を行う。
【0149】検索リスト表示ボタン1606は、160
5に入力されたIDに応じて特定される契約に係る履歴
リストの表示指示を行うための指示ボタンである。該1
606の契約リスト表示ボタンの押下が認識されると、
リスト取得命令がユーザ管理装置からセンタサーバに送
信され、センタサーバ側では、受信したユーザIDに基
づく契約履歴リストの検索が実行され、検索結果リスト
がユーザ管理装置に送信される。
【0150】図22は1606の入力に応じてユーザ管
理装置の表示部に表示されるリストの一例である。リス
トには、現在契約中の機器に関する情報(CP100に
対する情報等)、以前契約していた機器に関する情報
(BP200に対する情報等)が含まれており、それぞ
れの機器に関する割引き情報(2207)が含まれてい
る。
【0151】例えばリプレースの際に、以前使用してい
た機器の契約条件を新規購入機器に継続したい場合など
に、図22の表示画面が利用される。図22において、
マウス、キーボード等のポインティングデバイスで選択
された機器に対するID(図22においては契約ID、
或いは、機種ID、或いは、機番ID等)が図16の1
602に自動的に入力される。
【0152】そして、ユーザにより1601に新規契約
対象機器を特定する情報(ID)が入力され、先に説明
した1602に入力された契約履歴のある契約機器のI
Dと供に、ユーザ管理装置からセンタサーバ側に送信さ
れる。
【0153】外処理により以前の契約機器対する契約内
容が新規契約対象機器の契約内容として引き継がれる処
理が行われる。
【0154】例えば、以前の契約機器として、図22に
おいてはP006(契約ID)の機器などが示されてい
る。また、1602に入力されるIDとしては、以前使
用していた機器に限らず、例えば、P004(契約I
D)が選択され入力されることも本発明では考えられ
る。
【0155】図22の2209のお勧めフラッグは、セ
ンタサーバ側で記憶管理される情報であり、最も割引き
額の高い機種に対して自動的に生成されるものである。
例えば、新規画像形成装置の購入時などに、該フラッグ
が付された画像形成装置の契約を新規画像形成装置の契
約に引き継ぐとユーザにとって有利であることを示して
いる。このようにお勧めフラッグを設けることによりユ
ーザは容易に現在ユーザが利用できる有利な条件の契約
内容を把握することができる。
【0156】また、図22の別の形態を図23に示す。
図23が図22と異なる点は、ユーザの各使用履歴に対
してポイント数が付加された点である。該ポイント数は
画像形成装置の印刷出力枚数に応じて決定されるもので
あるが、どの画像形成装置がどの期間に何枚の印刷出力
を行ったか等の情報は上にも説明したように、図2の機
器情報225、情報226として専用線115或いはイ
ンターネット116を介してユーザ管理装置からセンタ
サーバに送信されことによって実現されるものとする。
また、図16の1602へのID情報の入力処理等は図
22に説明したものと同様なので、ここでは説明を省略
する。
【0157】図23において、例えば、P006(契約
ID)のBP200(白黒プリンタ)を新機購入画像形
成装置BC300(複写機)にリプレースする際に、B
P200の契約実績を、BC300の契約に利用する処
理に関しての説明を行う。
【0158】BC300のID及びBP200のID
(P006)のそれぞれが図16の1601、1602
にそれぞれ入力される。該入力された情報がユーザ管理
装置からセンタサーバに送信される。
【0159】センタサーバでは送信されてきた情報に基
づく契約処理が行われ、図24のポイント換算テーブル
が利用される。図24のポイント換算テーブルはセンタ
サーバが有する記憶手段に記憶保持されており、ユーザ
の異なる機種のリプレース時に利用される。この場合、
変更前の機種がBP200、変更後の機種がBC300
となるために、ポイント数は2倍されることになる。図
23にはBP200(P006)に対するポイントが1
00なので、ポイント数は200となる。
【0160】図24の換算テーブルを利用してポイント
が計算されると、図25のポイント数−割引き金額換算
テーブルが利用される。この場合図24を利用して換算
されたポイントが200ポイントなので、割引き額は3
円となる。なお、図24、25のそれぞれの換算テーブ
ルはセンタサーバの記憶手段(データベース)に予め記
憶されたものである。
【0161】図24、図25に基づいて生成された課金
テーブルの一例を図26に示す。図10に示される機種
Aに対する課金テーブルを通常の課金テーブルとする
と、図26に示すようなものがユーザに対する課金テー
ブルとして演算され生成され、新規購入画像形成装置
(BC300)の契約内容に盛り込まれる。該生成され
た割引き情報を含む課金テーブルはセンタサーバから表
示可能な情報としてユーザ管理装置、ユーザ側に設定さ
れた画像形成装置の表示部に表示するべく送信される。
【0162】このように、図24、図25に示すような
換算テーブルを設けることにより、より柔軟な割引きサ
ービスをユーザに提供することができる。例えば、CP
100(カラープリンタ)から、BC300(白黒複写
機)にリプレースする際に、白黒複写機はカラープリン
タよりも多くの印刷出力が行われると予想される。そこ
で、CP100を対象に蓄積されたポイント数を4倍し
て割引き金額を決定する。このようなテーブルを設ける
ことにより、より多くの印刷枚数が見込まれる機種の新
規契約に関しては、より大きな割引き金額情報を契約情
報に含めることができる。なお、図24、図25に示さ
れた数値はこれに限定されるものではなく、その状況に
おいて柔軟に変更されることができ、例えば図24の換
算数値をリプレース後の機種が販売者が推奨するような
機種の場合にはポイントが高くなるように倍率を高くし
たり、また、図25の割引き額の数値が通常と比較して
高くなるように設定してもよい。
【0163】また本発明では、図24に示したような形
態とは別の形態として、白黒印刷出力、カラー印刷出力
の1枚当たりに付加されるポイント数を異ならせ、且
つ、機種毎に割引き額を異ならせるようなポイントテー
ブルをサービスセンタに設置されるコンピュータの記憶
手段に記憶させるようなことも本発明では考えられる。
下記にポイントテーブルの一例を示す。
【0164】 白黒機種A 1.0 (ポイント/枚) 白黒機種B 1.5 (ポイント/枚) カラー機種A 1.5 (ポイント/枚) カラー機種B 2.0 (ポイント/枚) 上記テーブルと画像形成装置の印刷出力枚数とに応じて
ポイント数が計算され累積される。そして、累積された
ポイント数と図25に示すテーブルとに基づき割引き額
が決定され、ユーザの課金体系を含む契約情報が生成さ
れる。
【0165】一般的にカラー機種の1枚当たりの費用は
白黒機種のそれよりも高費用になり、ユーザは機種ごと
に異なる印刷出力1枚当たりの費用に応じたポイントを
得ることができ、該獲得したポイントを新規購入機種の
割引き材料として利用することができる。また、図23
に示されるようなリスト情報をユーザ管理装置、或い
は、画像形成装置の表示部に表示させることができ、ユ
ーザは適宜各画像形成装置におけるポイント数を確認す
ることができる。
【0166】また、図23において図22と同様にマウ
ス、キーボード等のポインティングデバイスで選択され
た機器に対するIDが図16の1602に入力され、1
601に新規画像形成装置のIDが入力され、センタサ
ーバに該情報が送信されると、図24、図25に基づく
処理がセンタサーバで実行される。
【0167】また、実行結果をユーザが閲覧できるよう
に、表示可能な情報としてセンタサーバからユーザ管理
装置に送信するようにすれば、ユーザは具体的にどの画
像形成装置の契約実績を、どの画像形成装置の契約に継
続すれば、どの程度の割引き額が得られるかを容易に知
ることができる。
【0168】また、既に契約期間の切れた機器に対する
継続契約条件(2307)、累積ポイント(230
9)、等に有効期限情報を付加して、センタサーバで記
憶管理するような形態も本発明では考えられる。該有効
期限は第1の実施形態の図12のS1209等で入力さ
れたデータに基づいてセンタサーバにて管理される。こ
のように有効期限を設けることにより、販売側にとって
は、リプレース等を顧客に促進することができる。
【0169】また、図23で示された各画像形成装置に
対するポイント合計した累積ポイント(合計ポイント)
を顧客が利用できるようなシステムも本発明では考えら
れる。即ち、図23に示したポイントを合計したものを
センタサーバ側で演算することが考えられる。合計され
た合計ポイントは、図25に示したようなポイントと割
引き額を対応させるテーブルにより割引き情報に換算さ
れる。なお、割引き額を決定するテーブルは図25に示
すようなものに限定されるものではなく、合計ポイント
に応じた割引き金額を記憶したようなものを設けること
も本発明では想定される。
【0170】また、各画像形成装置に対する累積ポイン
トに有効期限情報を付加させることにより、有効期限外
とコンピュータンに判断されたものに関しては、前記合
計ポイントの演算対象外とするようにすれば、より正確
に合計ポイント数を演算することが可能となる。例え
ば、数十年前に生成された画像形成装置の使用状況に応
じたポイントを、割引きサービスのポイントの対象外と
することができる。
【0171】以上、説明してきたように本願発明によれ
ば、ユーザは現在又は以前に契約対象としていた画像形
成装置の契約実績、使用履歴等を新規購入する画像形成
形成装置の契約に有用に役立てることが可能となる。
【0172】(その他)上記実施の形態においては、ユ
ーザー会社の情報機器としてカラー複写機 ・カラープ
リンタを例とし説明したが、モノクロの複写機・プリン
タが混在していても良い。
【0173】また、情報機器としては、複写機・プリン
タに限らず、カラー・モノクロのファクシミリや、イメ
ージスキャナなど、他の種類の情報機器についても同様
の管理が可能である。
【0174】また、プリンタエンジンとしては、上述の
ようなトナーを用いる電子写真方式に限らず、インクジ
ェット方式など他の方式のエンジンを用いる場合に本願
のシステムを用いる事ができる。
【0175】また、上記実施の形態においては、トナー
料金については、印刷枚数に応じた保守料金を支払う保
守管理契約のサービスの中に含ませなかったが、このサ
ービスに含ませ別料金としなくてもよい。用紙について
も同様である。
【0176】本願の発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
し実行することによっても達成できる。
【0177】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えばフロッピー(登
録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁
気ディスク、CD―ROM、CD−R、磁気テープ、不
揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができ
る。
【0178】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0179】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張ボードや
機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される。
【0180】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0181】
【発明の効果】以上のように、本願によれば、複数の情
報機器がネットワーク環境下で動作する場合に、それら
の維持・管理を効率よく行うことができる。
【0182】また、ユーザは現在又は以前に契約対象と
していた画像形成装置の契約実績、使用履歴等を新規に
購入する画像形成形成装置の契約に有用に役立てること
が出来る。また、本発明によれば、複数の画像形成装置
の契約を管理する際にも、それぞれの管理を有用かつ効
率よく行えるユーザインタフェースを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の情報機器システムを用いた電子
メンテナンスの概要を説明する図である。
【図2】図1の情報機器システムを用いた電子メンテナ
ンスを更に詳細に説明する図である。
【図3】図1のシステム構成の一部を簡略化して表した
図である。
【図4】各情報機器が保持する情報をその機器のユーザ
ー部門への設置時に入力するための手順を示すフローチ
ャートである。
【図5】各情報機器が保持する情報を入力する際の各機
器の操作部の表示状態を示す図である。
【図6】ユーザー会社のユーザー管理部門の管理サーバ
ー203による情報管理の一形態を説明するフローチャ
ートである。
【図7】ユーザー会社の基幹系システムによる決済の手
順を示すフローチャートである。
【図8】販売会社の管理部門による情報管理の一形態を
説明するフローチャートである。
【図9】販売会社の基幹系システムによる決済の手順を
示すフローチャートである。
【図10】課金テーブルの例を示す図である。
【図11】販売会社の管理システムにおける管理情報の
入力処理の一形態を説明する図である。
【図12】販売会社の管理システムにおける管理情報の
入力処理の一形態を説明する図である。
【図13】印刷枚数に応じた保守料金を支払う保守管理
契約における課金演算例を説明する図である。
【図14】図1のシステムを有するユーザー会社の月間
のトータル請求額の演算例である。
【図15】ユーザ管理装置とセンタサーバとの間での契
約に係る情報のやりとりの一形態を示すフローチャート
ある。
【図16】契約更新に利用されるユーザインターフェー
スの一形態を説明する図である。
【図17】センタサーバにおける契約情報を生成する一
形態を示すフローチャートである。
【図18】センタサーバにおける契約情報を生成する一
形態を示すフローチャートである。
【図19】課金テーブルの一形態を説明する図である。
【図20】課金テーブルの一形態を説明する図である。
【図21】ID情報を検索するためのユーザインターフ
ェイスの一形態を説明する図である。
【図22】契約履歴リストの表示例の一形態を説明する
図である。
【図23】契約履歴リストの表示例の一形態を説明する
図である。
【図24】ポイント換算テーブルの一形態を説明する図
である。
【図25】ポイント数を割引き額に換算するテーブルの
一形態を説明する図である。
【図26】印刷出力1枚当たりの課金額の一形態を説明
する図である。
【図27】ユーザ管理装置とセンタサーバとの間での契
約に係る情報のやりとりの一形態を示すフローチャート
ある。
【図28】画像形成装置及び情報処理装置の代表的なブ
ロック図の一形態を説明する図である。
【符号の説明】
100 企業や官公庁などの情報機器のユーザー 101 ユーザー100の管理部門 102 管理部門101の担当者 103 担当者102用の端末PC 104 管理部門101の管理サーバー 106 部門1に設置された複写機 107 部門2に設置された複写機 108 部門3に設置されたプリンタ 109 部門4に設置されたプリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z (72)発明者 宮田 正徳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 池田 義則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 上田 茂 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 荒木 博宣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 大村 宏志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 早川 直司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 内尾 裕一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 川本 謙吾 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を有した第1のデバイス機器にイ
    ンターネットを介して接続される情報処理装置であっ
    て、 ユーザが第2のデバイス機器を購入する際に前記第2の
    デバイス機器に対する契約を結ぶための契約設定画面情
    報を送信する送信手段と、 前記インターネットを介して送信されてくる、使用履歴
    情報のある第1のデバイス機器を特定する第1のIDと
    前記第2のデバイス機器を特定する第2のIDとを受信
    する受信手段と、 前記受信手段により受信した第1のID情報に応じた第
    1の契約情報を検索する検索手段と、 前記検索手段で検索された第1の契約情報に基づく前記
    第2のデバイス機器に対する第2の契約情報を生成する
    生成手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記生成手段は前記生成した前記第2の
    契約情報を表示させるための表示情報を更に生成し前記
    送信手段は前記表示情報を前記インターネットを介して
    接続される情報機器に対して送信することを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記デバイス機器は印刷装置を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置の印刷出力1枚当たりの課
    金金額情報を含む契約情報を生成する情報処理装置であ
    って、 ユーザが有する第1の画像形成装置の使用状況情報を所
    定の通信媒体を介して受信する受信手段と、 前記受信した使用状況情報に応じたポイント数を計算す
    る計算手段と、 前記ポイント数に応じて、新たな契約対象となる第2の
    画像形成装置の、割引き金額を含める印刷出力1枚当た
    りの課金金額を計算する計算手段とを有することを特徴
    とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記契約情報には前記画像形成装置の保
    守メンテナンスを示す情報が含まれていることを特徴と
    する請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 識別子に対応付けられている複数の画像
    形成装置をそれぞれ管理する前記複数の画像形成装置と
    インターネットを介して通信可能な情報処理装置であっ
    て、 前記インターネットを介して送信されてくる前記複数の
    画像形成装置のそれぞれの前記計算手段は前記割引き金
    額を含める印刷出力1枚当たりの課金金額を、前記第2
    の画像形成装置の機種情報と前記ポイント数とに応じて
    計算し、使用状況を受信し、前記受信した使用状況に応
    じたポイント数を計算する計算手段を有し、 前記計算手段は計算されたポイント数に応じて新たな契
    約対象となる画像形成装置に対する契約の割引き額を計
    算することを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記計算手段によって計算された割引き
    額を表示するための割引き額表示情報を前記ユーザに対
    して送信する送信手段を有することを特徴とする請求項
    6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記計算手段は前記複数の画像形成装置
    のそれぞれの使用状況に応じて前記複数の画像形成装置
    毎に累積されたポイント数を合計し、前記計算手段は前
    記合計されたポイント数に応じて前記新たな契約対象と
    なる画像形成装置の割引き額を計算することを特徴とす
    る請求項6または7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ユーザが以前契約対象としていた画
    像形成装置の過去の累積ポイント数を記憶する記憶手段
    を更に有し、前記計算手段は前記複数の画像形成装置の
    それぞれの使用状況に応じたポイント数と前記過去の累
    積ポイント数とを合計した合計ポイントを計算すること
    を特徴とする請求項6から8の何れかに記載の情報処理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記過去の累積ポイント数には日付情
    報が含まれており、前記日付情報が所定期間内か否かを
    判断する判断手段をさらに有し、前記判断手段により所
    定期間内であると判断された場合には前記計算手段は前
    記合計ポイントに前記過去の累積ポイント数を累積し、
    所定期間内でないと判断された場合には前記合計ポイン
    トに過去のポイント数を累積しないことを特徴とする請
    求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 ユーザの管理装置と接続される第1の
    印刷装置に対する第1の契約情報を生成するための情報
    処理装置であって、 前記ユーザの識別子に対応した契約情報の有無を認識す
    る認識手段と、 前記認識手段により前記ユーザの識別子に対応した契約
    情報が有ることを認識した場合には第1の課金テーブル
    を選択し、前記ユーザの識別子に対応した契約情報が無
    いと認識された場合には第2の課金テーブルを選択する
    選択手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 所定の通信媒体を介して、ユーザの印
    刷装置と双方向通信が可能な情報処理装置であって、 前記所定の通信媒体を介して第1の印刷装置の使用状況
    情報を示す情報を受信する受信手段と、 前記受信した前記第1の印刷装置の使用状況情報に応じ
    て第2の印刷装置の契約情報を生成する生成手段とを有
    し、 前記契約情報には、前記印刷装置の印刷出力1枚当たり
    の課金金額の情報を含んでおり、前記印刷出力1枚当た
    りの課金金額には前記印刷装置の保守メンテナンス料金
    を含むことを特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記受信手段は前記所定の通信媒体を
    介して送信されてくる前記ユーザを特定するID情報を
    受信し、前記受信したID情報に基づいて検索された契
    約履歴リストを示す情報を前記印刷装置に接続された管
    理装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記リスト情報には、前記IDによっ
    て特定される複数の印刷装置に対する契約情報が含まれ
    ており、前記複数の印刷装置に対する契約情報にはそれ
    ぞれ前記使用状況に応じた割引き情報が付されているこ
    とを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の印刷装置にそれぞれ付され
    た割引き情報の中で、高い割引き額が付された印刷装置
    に対しては該高い割引き額が付されていることが識別可
    能なフラッグを表示させる情報を生成するフラッグ生成
    手段を更に有することを特徴とする請求項14に記載の
    情報処理装置。
  16. 【請求項16】 記憶手段を更に有し、 前記記憶手段には印刷装置の使用状況に応じた印刷出力
    1枚当たりの割引き金額を算出するためのテーブルが記
    憶されており、前記生成手段は前記使用状況と前記テー
    ブルとに応じた前記印刷出力1枚当たりの課金金額を算
    出することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装
    置。
  17. 【請求項17】 前記割引き情報には日付情報が付加さ
    れており、前記付加された日付情報が所定期間内か否か
    を判断する判断手段と、 前記生成手段は前記判断手段による判断結果が所定期間
    内であると判断された場合には、前記割引き情報を前記
    第2の印刷装置契約情報に反映させ、所定期間内でない
    と判断された場合には、前記割引き情報を前記第2の印
    刷装置の契約情報に反映させないようにすることを特徴
    とする請求項12に記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 表示部を有した第1のデバイス機器に
    インターネットを介して接続される情報処理装置による
    情報処理方法であって、 ユーザが第2のデバイス機器を購入する際に前記第2の
    デバイス機器に対する契約を結ぶための契約設定画面情
    報を送信する送信ステップと、 前記インターネットを介して送信されてくる、使用履歴
    情報のある第1のデバイス機器を特定する第1のIDと
    前記第2のデバイス機器を特定する第2のIDとを受信
    する受信ステップと、 前記受信手段により受信した第1のID情報に応じた第
    1の契約情報を検索する検索ステップと、 前記検索手段で検索された第1の契約情報に基づく前記
    第2のデバイス機器に対する第2の契約情報を生成する
    生成ステップとを有することを特徴とする情報処理方
    法。
  19. 【請求項19】 画像形成装置の印刷出力1枚当たりの
    課金金額情報を含む契約情報を生成する情報処理装置に
    よる情報処理方法であって、 ユーザが有する第1の画像形成装置の使用状況情報を所
    定の通信媒体を介して受信する受信ステップと、 前記受信した使用状況情報に応じたポイント数を計算す
    る計算ステップと、 前記ポイント数に応じて、新たな契約対象となる第2の
    画像形成装置の、割引き金額を含める印刷出力1枚当た
    りの課金金額を計算する計算ステップとを有することを
    特徴とする情報処理方法。
  20. 【請求項20】 識別子に対応付けられている複数の画
    像形成装置をそれぞれ管理する前記複数の画像形成装置
    とインターネットを介して通信可能な情報処理装置によ
    る情報処理方法であって、 前記インターネットを介して送信されてくる前記複数の
    画像形成装置のそれぞれの使用状況を受信し、前記受信
    した使用状況に応じたポイント数を計算する計算ステッ
    プを有し、 前記計算ステップは計算されたポイント数に応じて新た
    な契約対象となる画像形成装置に対する契約の割引き額
    を計算すること含むことを特徴とする情報処理方法。
  21. 【請求項21】 ユーザの管理装置と接続される第1の
    印刷装置に対する第1の契約情報を生成するための情報
    処理装置による情報処理方法であって、 前記ユーザの識別子に対応した契約情報の有無を認識す
    る認識ステップと、 前記認識ステップにより前記ユーザの識別子に対応した
    契約情報が有ることを認識した場合には第1の課金テー
    ブルを選択し、前記ユーザの識別子に対応した契約情報
    が無いと認識された場合には第2の課金テーブルを選択
    する選択ステップとを有することを特徴とする情報処理
    方法。
  22. 【請求項22】 所定の通信媒体を介して、ユーザの印
    刷装置と双方向通信が可能な情報処理装置による情報処
    理方法であって、 前記所定の通信媒体を介して第1の印刷装置の使用状況
    情報を示す情報を受信する受信ステップと、 前記受信した前記第1の印刷装置の使用状況情報に応じ
    て第2の印刷装置の契約情報を生成する生成ステップと
    を有し、 前記契約情報には、前記印刷装置の印刷出力1枚当たり
    の課金金額の情報を含んでおり、前記印刷出力1枚当た
    りの課金金額には前記印刷装置の保守メンテナンス料金
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  23. 【請求項23】 表示部を有した第1のデバイス機器に
    インターネットを介して接続される情報処理装置におい
    て、 ユーザが第2のデバイス機器を購入する際に前記第2の
    デバイス機器に対する契約を結ぶための契約設定画面情
    報を送信する送信ステップと、 前記インターネットを介して送信されてくる、使用履歴
    情報のある第1のデバイス機器を特定する第1のIDと
    前記第2のデバイス機器を特定する第2のIDとを受信
    する受信ステップと、 前記受信手段により受信した第1のID情報に応じた第
    1の契約情報を検索する検索ステップと、 前記検索手段で検索された第1の契約情報に基づく前記
    第2のデバイス機器に対する第2の契約情報を生成する
    生成ステップとを、実行するためのプログラムコードを
    記憶したことを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒
    体。
  24. 【請求項24】 画像形成装置の印刷出力1枚当たりの
    課金金額情報を含む契約情報を生成する情報処理装置に
    おいて、 ユーザが有する第1の画像形成装置の使用状況情報を所
    定の通信媒体を介して受信する受信ステップと、 前記受信した使用状況情報に応じたポイント数を計算す
    る計算ステップと、 前記ポイント数に応じて、新たな契約対象となる前記第
    2の画像形成装置の、割引き金額を含める印刷出力1枚
    当たりの課金金額を計算する計算ステップとを、実行す
    るためのプログラムコードを記憶したことを特徴とする
    コンピュータ可読の記憶媒体。
  25. 【請求項25】 識別子に対応付けられている複数の画
    像形成装置をそれぞれ管理する前記複数の画像形成装置
    とインターネットを介して通信可能な情報処理装置にお
    いて、 前記インターネットを介して送信されてくる前記複数の
    画像形成装置のそれぞれの使用状況を受信し、前記受信
    した使用状況に応じたポイント数を計算する計算ステッ
    プを有し、 前記計算ステップにおいて計算されたポイント数に応じ
    て新たな契約対象となる画像形成装置に対する契約の割
    引き額を計算する割引き額計算ステップとを、実行する
    ためのプログラムコードを記憶したことを特徴とするコ
    ンピュータ可読の記憶媒体。
  26. 【請求項26】 ユーザの管理装置と接続される第1の
    印刷装置に対する第1の契約情報を生成するための情報
    処理装置において、 前記ユーザの識別子に対応した契約情報の有無を認識す
    る認識ステップと、 前記認識ステップにより前記ユーザの識別子に対応した
    契約情報が有ることを認識した場合には第1の課金テー
    ブルを選択し、前記ユーザの識別子に対応した契約情報
    が無いと認識された場合には第2の課金テーブルを選択
    する選択ステップとを、実行するためのプログラムコー
    ドを記憶したことを特徴とするコンピュータ可読の記憶
    媒体。
  27. 【請求項27】 所定の通信媒体を介して、ユーザの印
    刷装置と双方向通信が可能な情報処理装置において、 前記所定の通信媒体を介して第1の印刷装置の使用状況
    情報を示す情報を受信する受信ステップと、 前記受信した前記第1の印刷装置の使用状況情報に応じ
    て第2の印刷装置の契約情報を生成する生成ステップと
    を、実行するためのプログラムコードを記憶しており、 前記契約情報には、前記印刷装置の印刷出力1枚当たり
    の課金金額の情報を含んでおり、前記印刷出力1枚当た
    りの課金金額には前記印刷装置の保守メンテナンス料金
    を含むことを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒体。
  28. 【請求項28】 表示部を有した第1のデバイス機器に
    インターネットを介して接続される情報処理装置におい
    て実行されるプログラムであって、 ユーザが第2のデバイス機器を購入する際に前記第2の
    デバイス機器に対する契約を結ぶための契約設定画面情
    報を送信する送信ステップと、 前記インターネットを介して送信されてくる、使用履歴
    情報のある第1のデバイス機器を特定する第1のIDと
    前記第2のデバイス機器を特定する第2のIDとを受信
    する受信ステップと、 前記受信手段により受信した第1のID情報に応じた第
    1の契約情報を検索する検索ステップと、 前記検索手段で検索された第1の契約情報に基づく前記
    第2のデバイス機器に対する第2の契約情報を生成する
    生成ステップとを有することを特徴とするプログラム。
  29. 【請求項29】 画像形成装置の印刷出力1枚当たりの
    課金金額情報を含む契約情報を生成する情報処理装置に
    おいて実行されるプログラムであって、 ユーザが有する第1の画像形成装置の使用状況情報を所
    定の通信媒体を介して受信する受信ステップと、 前記受信した使用状況情報に応じたポイント数を計算す
    る計算ステップと、 前記ポイント数に応じて、新たな契約対象となる第2の
    画像形成装置の印刷出力1枚当たりの割引き金額を含め
    る印刷出力1枚当たりの課金金額を計算する計算ステッ
    プとを有することを特徴とするプログラム。
  30. 【請求項30】 識別子に対応付けられている複数の画
    像形成装置をそれぞれ管理する前記複数の画像形成装置
    とインターネットを介して通信可能な情報処理装置にお
    いて実行されるプログラムであって、 前記インターネットを介して送信されてくる前記複数の
    画像形成装置のそれぞれの使用状況を受信し、前記受信
    した使用状況に応じたポイント数を計算する計算ステッ
    プを有し、 前記計算ステップにおいて計算されたポイント数に応じ
    て新たな契約対象となる画像形成装置に対する契約の割
    引き額を計算する割引き額計算ステップとを有すること
    を特徴とするプログラム。
  31. 【請求項31】 ユーザの管理装置と接続される第1の
    印刷装置に対する第1の契約情報を生成するための情報
    処理装置において実行されるプログラムであって、 前記ユーザの識別子に対応した契約情報の有無を認識す
    る認識ステップと、 前記認識ステップにより前記ユーザの識別子に対応した
    契約情報が有ることを認識した場合には第1の課金テー
    ブルを選択し、前記ユーザの識別子に対応した契約情報
    が無いと認識された場合には第2の課金テーブルを選択
    する選択ステップとを有することを特徴とするプログラ
    ム。
  32. 【請求項32】 所定の通信媒体を介して、ユーザの印
    刷装置と双方向通信が可能な情報処理装置において実行
    されるプログラムであって、 前記所定の通信媒体を介して第1の印刷装置の使用状況
    情報を示す情報を受信する受信ステップと、 前記受信した前記第1の印刷装置の使用状況情報に応じ
    て第2の印刷装置の契約情報を生成する生成ステップと
    を有しており、 前記契約情報には、前記印刷装置の印刷出力1枚当たり
    の課金金額の情報を含んでおり、前記印刷出力1枚当た
    りの課金金額には前記印刷装置の保守メンテナンス料金
    を含むことを特徴とするプログラム。
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