JP2003154728A - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JP2003154728A
JP2003154728A JP2001355314A JP2001355314A JP2003154728A JP 2003154728 A JP2003154728 A JP 2003154728A JP 2001355314 A JP2001355314 A JP 2001355314A JP 2001355314 A JP2001355314 A JP 2001355314A JP 2003154728 A JP2003154728 A JP 2003154728A
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JP2001355314A
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Nobuaki Tomidokoro
伸明 富所
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通報を行う時ユーザが使用する言語を設定す
る言語設定手段で設定されている言語データを通報時の
付加データとすることにより、ユーザに電話連絡を行う
前にユーザが話せる言語を判明させる。 【解決手段】 データ通信装置200、通信回線250
を介して接続された中央制御装置260により画像形成
装置100を遠隔管理する画像形成装置管理システムで
あって、画像形成装置100は、ユーザが使用する言語
を設定する言語設定手段(1201〜1204)を有す
る操作表示手段801を備え、言語設定手段で設定され
ている言語データを、画像形成装置100からデータ通
信装置200および通信回線250を介して中央制御装
置260に通報する際の付加データとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
複写機プリンタ等の画像形成装置と管理装置とを接続し
た画像形成装置管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像形成装置から通信回線を
介して中央制御装置へ通報するシステムが知られてい
る。このシステムでの通報は、画像形成装置に異常が発
生したことを検知した場合の自動通報と、自動通報され
ないトラブルが発生したときのユーザによる手動通報が
ある。そして、中央制御装置がこれらの通報を受信した
とき、通報の詳細内容を確認したり、誤通報でないこと
を確認するために、オペレータがユーザへ電話にて連絡
を行う。
【0003】又、操作部の表示パネルに表示された言語
を切り替えられる画像形成装置も知られている。これ
は、複数ユーザが使用する画像形成装置で、ユーザ毎に
言語を切り替えて使用するシステムで、通報時の言語デ
ータを表示言語にした場合、中央制御装置側のオペレー
タから画像形成装置の管理者宛に電話連絡するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の従来
技術にあっては、ユーザが話せる言語がこのシステムを
運用している地域での標準言語と異なる場合(例えば日
本国内にてフランス語しか話せないユーザの場合)、そ
の言語を話せるオペレータがユーザに電話しないと、円
滑なコミュニケーションが行えなくなるという問題があ
る。
【0005】又、後者の従来技術にあっては、中央制御
装置側のオペレータから画像形成装置の管理者宛に電話
連絡するため、管理者が話せる言語と通報時に送信され
る言語が異なる場合には対応できなくなるという問題が
ある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するべく
なされたもので、通報を行う時ユーザが使用する言語を
設定する言語設定手段で設定されている言語データを通
報時の付加データとすることにより、ユーザに電話連絡
を行う前にユーザが話せる言語を判明させ、上記不具合
を解消することを目的とする。
【0007】又、言語設定手段と画像形成装置の操作パ
ネル(表示部)上の表示言語を切り替える表示言語切替
手段とを別にすることによって、上記不具合を解消する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、データ通信装置、通
信回線を介して接続された中央制御装置により画像形成
装置を遠隔管理する画像形成装置管理システムであっ
て、画像形成装置は、ユーザが使用する言語を設定する
言語設定手段を有する操作表示手段を備え、言語設定手
段で設定されている言語データを、画像形成装置からデ
ータ通信装置および通信回線を介して中央制御装置に通
報する際の付加データとする画像形成装置管理システム
を最も主要な特徴とする。
【0009】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の画像形成装置管理システムであって、操作表示手段
は、表示部上の表示言語を切り替える表示言語切替手段
を有し、上記言語設定手段と表示言語切替手段とで別の
言語に設定できる画像形成装置管理システムを主要な特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態である画像形成装置管理
システムの構成例を示すブロック図である。この画像形
成装置管理システムは、遠隔診断を前提とした複数の画
像形成装置(101から105であり、以降の説明では
これらを100で代表させる)と中央制御装置260と
をデータ通信装置200および通信回線250を介して
接続し、中央制御装置260によって各画像形成装置1
00を集中的に遠隔管理できるようにしたものである。
【0011】データ通信装置200は、中央制御装置2
60からの指令信号を画像形成装置(100)へ選択的
に送信したり、逆に画像形成装置100からの各種通報
を通信回線250を経由して中央制御装置260へ送信
する。このデータ通信装置200は、24時間通電を行
っていて、通常、画像形成装置100の電源がOFFに
なっている夜間でも、中央制御装置260との通信を可
能にしている。このデータ通信装置200と画像形成装
置100とは、シリアル通信インターフェィスRS−4
85によりマルチドロップ接続されていて、図3、図4
で後述するデータ通信装置200からのセレクティン
グ、ポーリングにより画像形成装置100との通信を行
っている。
【0012】次に、データ通信装置200の説明をす
る。図2は、図1のデータ通信装置200の一例を示す
ブロック構成図である。データ通信装置200は、制御
部201、オートダイアラ部202、回線制御部203
からなる。
【0013】制御部201は、複数の画像形成装置10
0を制御したり、通信回線250を経由して中央制御装
置260からの指令信号の受信を制御したりする。オー
トダイアラ部202は、画像形成装置100からの各種
通報により、中央制御装置260に対して自発呼を行
う。回線制御部203は、通信回線250との接続制御
や、一般電話機204との切り替え制御を行う。
【0014】制御部201は、図示は省略するが、一般
の制御部(例えば図5で後述する画像形成装置100に
おける制御部)と同じように、制御プログラムを格納し
たROM、その制御プログラムによって各種制御を実行
するCPU、データを一時格納するRAM、電池によっ
てバックアップされた不揮発RAM、シリアル通信制御
ユニット、入出力ポート、および現在時刻を知るための
リアルタイムクロック回路等を備えている。
【0015】なお、そのうちの不揮発RAMには、中央
制御装置260および画像形成装置100の一方から他
方への送信データ、複数の画像形成装置100の中から
1台を特定するそれぞれのディバイスコード(図7で説
明)およびIDコード(図8で説明)、中央制御装置2
60の電話番号、回線接続が成功しなかった場合の再発
呼回数、再発呼間隔などが記憶される。
【0016】次に、画像形成装置管理システムの概略機
能について説明する。この画像形成装置管理システムの
機能には、大きく分けて以下の(1)〜(3)に示す3
種類の機能がある。 (1)中央制御装置260から画像形成装置100への
通信制御。 (2)画像形成装置100から中央制御装置260、又
はデータ通信装置200への通信制御。 (3)データ通信装置200独自の制御。
【0017】次にセレクティングに関して説明する。
(1)の中央制御装置260から画像形成装置100へ
の通信制御には、例えば以下の(a)〜(c)に示すも
のがある。 (a)特定の画像形成装置100のトータル画像形成枚
数、給紙段(給紙トレイ)毎の画像形成枚数、転写紙サ
イズ毎の画像形成枚数、ミスフィード回数、転写紙サイ
ズ毎のミスフィード回数、転写紙搬送位置毎のミスフィ
ード回数等の読み取りおよびリセット。 (b)画像形成装置100を構成する各ユニットの制御
電圧、電流、抵抗、タイミング等の調整値の設定及び読
み取り。 (c)(2)の画像形成装置100から中央制御装置2
60への通信制御に対する結果返送。
【0018】これらの制御は、中央制御装置260から
の指令を受信して、データ通信装置200から画像形成
装置100へのセレクティングによって行う。セレクテ
ィングとは、接続されている複数の画像形成装置100
の中から特定の1台を選択して通信する機能を指す。
【0019】図3は、データ通信装置200におけるセ
レクティング動作の一例を示すフローチャートである。
各画像形成装置100はそれぞれユニークな(特定の)
ディバイスコードを持っており、データ通信装置200
は予め定められたセレクティング機能を示す特定コード
(又はコードの組み合わせ)と、選択すべき画像形成装
置100のディバイスコードとを、シリアル通信インタ
ーフェィスRS−485上に送出する。各画像形成装置
100は、セレクティング機能を示す特定コード(又は
コードの組み合わせ)により、次に続くディバイスコー
ドと自己の持っているディバイスコードとを比較し、両
コードが一致した時に自分がセレクティングされたこと
を知る。
【0020】ここで、セレクティングされた画像形成装
置100は、送出すべきデータがある場合には、予め定
められた特定コード(又はコードの組み合わせ)による
ビジー(BUSY)応答(301)を出力する。データ
通信装置200は、このビジー応答を受けると、セレク
ティング動作を中断し、図4で述べるポーリング動作に
移行する。
【0021】セレクティングされた画像形成装置100
は、送出すべきデータが無い場合には、セレクティング
に対応可能か否かを判断し、対応可能ならば予め定めら
れた特定コード(又はコードの組み合わせ)による肯定
応答(302)を出力して、データ通信装置200との
通信を実行(305、306)する。
【0022】対応不可能の場合は、予め定められた特定
コード(又はコードの組み合わせ)による否定応答(3
03)を出力して、データ通信装置200との通信を終
了する。
【0023】又、データ通信装置200が出力したディ
バイスコードに対応する画像形成装置100が、電源O
FFなどの理由で肯定応答も否定応答も出力できない場
合には、データ通信装置200は予め定められた一定時
間経過後(304)にセレクティング動作を終了する。
【0024】次にポーリングの説明を行う。(2)の画
像形成装置100から中央制御装置260又はデータ通
信装置200への通信制御には、例えば以下の(a)〜
(f)に示すものがある。
【0025】(a)上記セレクティング実行後、画像形
成装置100がデータ通信装置200に対して、データ
を返信する
【0026】(b)画像形成装置100は、それぞれ画
像形成動作が不可能となる異常(故障)が発生した場
合、その旨を即時にデータ通信装置200および通信回
線250を介して中央制御装置260へ通報する(緊急
通報)。
【0027】(c)画像形成装置100は、それぞれ使
用者(顧客)による操作表示部上のキー操作により、画
像形成モードからそれとは異なる使用者が必要な要求
(修理依頼やサプライ補給依頼)を入力するための使用
者要求入力モードに移行し、図10で後述する操作表示
部801の文字表示器802に使用者要求入力画面が表
示され、その画面上の所定キーの押下によって使用者が
必要な要求が入力された時に、その要求を即時にデータ
通信装置200および通信回線250を介して中央制御
装置260に通報する(緊急通報)。
【0028】(d)画像形成装置100は、それぞれ積
算画像形成枚数が予め設定された一定枚数(通報レベル
値)に達した場合に、対応する情報(例えば積算画像形
成枚数または転写紙の発注情報等)を即時にデータ通信
装置200および通信回線250を介して中央制御装置
260に通報する(緊急通報)。
【0029】(e)画像形成装置100は、それぞれ積
算画像形成枚数が、予め設定された一定期間に到達した
場合に、対応する情報をデータ通信装置200に通報
し、データ通信装置200はその日の指定時刻(これは
中央制御装置260により設定され、データ通信装置2
00に記憶しておく)に、それまでに受信した通報をま
とめて、通信回線250を介して中央制御装置260へ
通報する(非緊急通報)。この通信制御には、指定時刻
に達する前に、それまでに受信した通報の回数が予め定
められた回数に達した場合に、その指定時刻を待たずに
中央制御装置260への送信を行う制御も含まれる。
【0030】(f)画像形成装置100は、それぞれ画
像形成動作開始は可能であるが、交換部品の指定回数、
指定時間への接近、センサーの規格レベルへの到達な
ど、予防保全を必要とする事象が発生した場合に、その
旨を情報をデータ通信装置200に通報し、データ通信
装置200は、その日の指定時刻(これは中央制御装置
260により設定され、データ通信装置200に記憶し
ておく)に、それまでに受信した通報をまとめて、通信
回線250を介して中央制御装置260へ通報する(非
緊急通報)。この通信制御には、指定時刻に達する前
に、それまでに受信した通報の回数が予め定められた回
数に達した場合に、その指定時刻を待たずに中央制御装
置260への送信を行う制御も含まれる。
【0031】これらの制御は、データ通信装置200か
らのポーリング時に行う。ポーリングとは、接続されて
いる複数の画像形成装置100を順番に指定し、その指
定された画像形成装置100からの通信要求の有無を確
認する機能を指す。
【0032】図4は、データ通信装置200におけるポ
ーリング動作の一例を示すフローチャートである。デー
タ通信装置200は、予め定められたポーリング機能を
示す特定コード(又はコードの組み合わせ)と、選択す
べき画像形成装置(100)のディバイスコードとをシ
リアル通信インターフェィスRS−485上に送出す
る。各画像形成装置100は、ポーリング機能を示す特
定コード(又はコードの組み合わせ)により、次に続く
ディバイスコードと自己のディバイスコードとを比較
し、両コードが一致した時に自分がポーリングされたこ
とを知る。
【0033】次に、ポーリングされた画像形成装置10
0は、中央制御装置260又はデータ通信装置200に
対する通信要求があればデータ通信装置200との通信
を開始(402)し、通信要求が無い時、又は前記開始
した通信が終了した時は予め定められた特定コード(又
はコードの組み合わせ)による終了応答(401)を出
力してデータ通信装置200との通信を終了する。デー
タ通信装置200は終了応答を受け取ると、次の画像形
成装置100へのポーリングに移行する。
【0034】又、データ通信装置200が出力するディ
バイスコードに対応する画像形成装置100が、電源O
FFなどの理由で通信を開始できなかったり、あるいは
終了応答も出力できない場合、データ通信装置200は
予め定めた一定時間経過後(403)にポーリング動作
を終了する。このポーリングは、セレクティングが発生
しない限り、接続されている画像形成装置100に対し
て順次繰り返される。
【0035】次に、画像形成装置100制御の説明を行
う。図5は、画像形成装置100の制御部の構成例を示
すブロック図である。画像形成装置100の制御部は、
それぞれCPU500、リアルタイムクロック回路51
0、ROM502、RAM503、不揮発RAM50
4、入出力ポート505、シリアル通信制御ユニット5
06〜508からなる画像形成装置コントローラと、パ
ーソナルインターフェィス(以下の説明でPIと略称す
る)509と、システムバス501とを備えている。
【0036】CPU500は、ROM502内の制御プ
ログラムによって、この制御全体を統括的に制御する中
央制御装置である。リアルタイムクロック回路510
は、時刻情報を発生するものであり、CPU500がそ
れを読むことによって、現在の時刻を知ることができ
る。ROM502は、CPU500が使用する制御プロ
グラムを含む各種固定データを格納しているリードオン
リ・メモリである。RAM503は、CPU500がデ
ータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用
するランダムアクセス・メモリである。
【0037】不揮発RAM504は、例えば図10で後
述する操作表示部等からのモード指示の内容などを記憶
するメモリであり、電池によってバックアップされてい
る。入出力ポート505は、画像形成装置100内のモ
ーター、ソレノイド、クラッチ等の出力負荷や、センサ
ー、スイッチ類の入力信号を接続している。
【0038】シリアル通信制御ユニット506は、図示
しない操作表示部の制御部との信号のやりとりを行って
いる。シリアル通信制御ユニット507は、図示しない
原稿送り部の制御部との信号のやりとりを行っている。
シリアル通信制御ユニット508は、図示しない転写紙
後処理部の制御部との信号のやりとりを行っている。P
I509は、データ通信装置200との間の通信を司る
インターフェィス回路であり、CPU500のデータ通
信装置200との通信処理のための負荷を軽減するため
に設けられている。勿論、CPU500の処理能力が充
分であれば、このPI509の機能をCPU500に取
り込んでも差し支えない。
【0039】PI509の主な機能は、以下の(1)〜
(4)に示すとおりである。 (1)データ通信装置200からのポーリング、セレク
ティングの監視。 (2)データ通信装置200への肯定応答、否定応答処
理。 (3)データ通信装置200との間の送受信データの正
当性チェック、パリティチェックおよびエラー発生時の
再送要求処理。 (4)データ通信装置200との間の送受信データのヘ
ッダ処理。
【0040】システムバス501はアドレスバス、コン
トロールバス、データバスからなるバスラインであり、
CPU500、リアルタイムクロック回路510、RO
M502、RAM503、不揮発RAM504、入出力
ポート505、シリアル通信制御ユニット506〜50
8、およびPI509を相互に接続する。
【0041】次に、PI509の説明を行う。図6は図
5のPI509の構成例を示すブロック図である。この
PI509は、CPU600、デュアルポートメモリ6
02、レジスタ603〜606、入力ポート607、シ
リアル通信制御ユニット609、ローカルバス601、
およびディバイスコード設定スイッチ608により構成
されている。
【0042】CPU600は、中央処理装置、ROM、
RAM等からなるワンチップマイクロコンピュータであ
り、このPI509全体を統括的に制御する。デュアル
ポートメモリ602は、PI509のCPU600と図
5のCPU500の双方から読み書き可能であり、PI
509とPPCコントローラ500、502〜508、
510との間でテキストデータの授受に使用されるデー
タメモリである。
【0043】レジスタ603〜606は、上記テキスト
データの授受時に制御用として使用されるが、詳細は省
略する。
【0044】ディバイスコード設定スイッチ608は画
像形成装置101〜105毎に固有のディバイスコード
を設定するためのものであり、データ通信装置200か
らのポーリング、セレクティング時のディバイスコード
識別用として使用される。シリアル通信制御ユニット6
09は、データ通信装置200および/又は他の画像形
成装置100のPI509と接続される。
【0045】次に、画像形成装置100の操作表示部の
説明を行う。図10は、画像形成装置100の操作表示
部801の構成例を示したレイアウト図である。この操
作表示部801は、一般の制御部(例えば図5で示した
画像形成装置100における制御部)と同じように、制
御プログラムを格納したROM、その制御プログラムに
よって各種制御を実行するCPU、データを一時格納す
るRAM、電池によりバックアップされた不揮発RA
M、シリアル通信制御ユニット、および入出力ポート等
を備えており、図5のシリアル通信制御ユニット506
とデータの授受を行っているが、その詳細は省略する。
【0046】この操作表示部801は、上述した制御部
の他に、テンキー810、置数クリア/ストップキー8
11、プリントキー809、エンターキー812、割り
込みキー813、予熱/モードクリアキー814、マニ
ュアル通報キー804、言語切り替えキー805、呼び
出しキー806、登録キー807、ガイダンスキー80
8、表示用コントラストボリューム803、および文字
表示器802を備えている。
【0047】テンキー810は、画像形成枚数(コピー
枚数)や倍率等の数値を入力するためのキーである。置
数クリア/ストップキー811は、置数(画像形成枚
数)をクリアしたり、コピー動作をストップさせたりす
るためのキーである。
【0048】プリントキー809は、画像形成(コピ
ー)動作を実行開始させるためのキーである。エンター
キー812は、ズーム変倍や綴じ代寸法用置数等の数値
の指定を確定させるためのキーである。割り込みキー8
13は、コピー中に割り込んで、別の原稿をコピーする
ときなどに使用するキーである。予熱/モードクリアキ
ー814は、設定した全ての画像形成モードの内容を取
り消したり、予熱を設定して節電状態にしたりするキー
である。マニュアル通報キー804は、中央制御装置2
6)へ通報するための画面へ切り替えるためのキーであ
る。言語切り替えキー80)は、、文字表示器802の
表示言語を切り替えるためのキーである。呼び出しキー
806は、ユーザープログラムを呼び出すためのキーで
ある。登録キー807は、ユーザープログラムを登録す
るためのキーである。ガイダンスキー808は、文字表
示器802にガイダンスメッセージ等を表示するための
キーである。
【0049】表示用コントラストボリューム803は、
文字表示器802のコントラストを調整するためのもの
である。文字表示器802は、以下の図11で詳細に説
明する。図11は画像形成装置100の操作表示部80
1の文字表示器802の構成例を示したレイアウト図で
ある。
【0050】文字表示器802は、液晶、蛍光表示管等
のフルドット表示素子を用い、その上に多数のタッチセ
ンサを内蔵(例えば8×8表示画素毎にある)した略透
明なシート状のマトリックスタッチパネルスイッチを重
ねており、詳細は省略するが給紙台、自動用紙(原稿サ
イズと設定変倍率により、最適な用紙が収納されている
給紙台が自動選択される)、画像濃度、自動濃度(原稿
の濃度に応じて、画像濃度が自動選択される)、変倍率
(等倍、縮小、拡大、用紙指定変倍、ズーム変倍、寸法
変倍)、両面画像、綴じ代、ソーター等の画像形成動作
に関わる各画像形成モードを、その画面上のキーを押下
(タッチ)することにより、選択および表示ができるよ
うに構成されている。また、画像形成装置の状態(例え
ばコピーできます、コピー中です、用紙がありません
等)および画像形成枚数が表示できる。
【0051】次に、データ構成の説明を行う。図7は、
中央制御装置260とデータ通信装置200との間で授
受されるテキストデータの構成例を示す図である。図7
において、通番は1回の送信の中での送信ブロック番号
であり、最初のブロックは”01”で始め、以降1つず
つ増加させて”99”の次は”00”とする。
【0052】IDコードは、データ通信装置200、お
よびそのデータ通信装置200に接続された複数の画像
形成装置100から1台の画像形成装置(例えば10
1)を特定する目的を持っている。
【0053】識別コードは、通信目的の種類を示すコー
ド(処理コード)にテキストデータの発信元、受信元を
付加したものである。処理コードは、下表のように決め
られている。
【0054】
【表1】
【0055】情報レコードは情報コード、データ部桁
数、およびデータ部よりなり、下表のように決められて
いる。
【0056】
【表2】
【0057】IDコードと識別コードとの間、識別コー
ドと情報レコードとの間、情報レコードと情報レコード
との間には、それぞれセミコロン(;)によるセパレー
タが挿入される。
【0058】図8は、データ通信装置200と画像形成
装置100のPI509との間で授受されるテキストデ
ータの構成例を示す図である。ディバイスコードは、前
述のように画像形成装置101〜105毎にディバイス
コード設定スイッチ608によってそれぞれ固有に設定
され、図7のIDコードとの関連は、画像形成装置10
0を初めてデータ通信装置200に接続したインストー
ル時に、画像形成装置100から読み込んでデータ通信
装置200内の不揮発RAMに記憶され、以降テキスト
の送出方向により適宜変換される。
【0059】処理コードは、前述したように通信目的の
種類を示すコードであり、図7の識別コードからテキス
トの発信元、受信元を削除したものである。これもテキ
ストの送出方向により、データ通信装置200によって
適宜付加、削除される。
【0060】図9は、画像形成装置100のPI509
と図6のPPCコントローラ(500、502〜50
8、510)との間で授受されるテキストデータの構成
例を示す図であり、図8で示したデータ通信装置200
とPI509との間で授受されるテキストデータからヘ
ッダ、ディバイスコード、およびパリティ部分を取り除
いたものである。
【0061】以下、本発明の具体的内容について説明す
る。まず請求項1記載の発明について説明する。図12
は図11で示した画像形成装置100の操作表示部( 操
作表示手段) 801の文字表示器802における、ユー
ザープログラムモードの通報用言語選択画面の表示例で
ある。ユーザープログラムモードとは、通常の画像形成
動作では使用しない、使用頻度の少ない特殊な設定を顧
客が行えるモードであり、通常の画像形成動作モードか
らユーザープログラムモードに切り替える方法は、予め
定めた暗証番号をテンキー810、置数クリア/ストッ
プキー811、エンターキー812、予熱/モードクリ
アキー814等により入力することにより行ってもよい
し、図示を省略するが操作表示部801上に専用の「通
報用言語設定キー」を設けてもよいし、文字表示器80
2上に同様キーを設けてもよい。
【0062】この画面で、ユーザが通報用言語選択キー
(言語設定手段)1201〜1204を押下することに
より、通報時に付加データとして送信する言語を選択す
ることができる。また、この画面で設定された言語に操
作部表示の言語を切り替えてもよい。なお、言語は言語
コードテーブル(図13)に示されるコードとして記憶
される。
【0063】図14は図11で示した画像形成装置10
0の操作表示部801の文字表示器802における、マ
ニュアル通報の表示例である。マニュアル通報画面は第
10図で説明したマニュアル通報キー804を押下する
ことにより表示が切り替えられる。通報開始キー140
1を押下すると中央制御装置206への通報を開始す
る。通報メッセージ表示部1402は、「通報中で
す」、「通報できました」、「通報できませんでした」
など、現在の通報状態の表示をおこなう。
【0064】図15は前記画像形成装置100がマニュ
アル通報を送信する場合に、画像形成装置100がPI
509に送信するテキストデータ(一般論は図9で説明
してある)の例である。先頭の処理コード1501はマ
ニュアルコールを示す”31”を格納し、情報レコード
1502(1)を構成する情報コード1503をマニュ
アルコール用のユニークなコードを定義している。デー
タ部桁数1504にはそのあとのデータ部の桁数(この
図の例では2桁を示す”02”)を、データ部1505
には通報用言語選択画面で選択された言語を示すデータ
(この例ではフランス語の”03”を例を示す)をそれ
ぞれ格納している。情報レコード1502(2)〜15
02(N)は不要なら省略しても差し支えない。
【0065】又、これと関連してPI509からデータ
通信装置200へのテキストデータは図示を省略する
が、図15の説明にならってそれぞれ図8に同様の変更
を加えればよい。
【0066】次に請求項2記載の発明を説明する。請求
項1で述べたことと概略同一なので、請求項1に付け加
える部分のみを以下に記述する。図16は図11で示し
た画像形成装置100の操作表示部の文字表示器802
における、表示言語切替画面の表示例である。表示言語
切替画面は図10で説明した言語切り替えキー( 表示言
語切替手段) 805を押下することにより表示が切り替
えられる。
【0067】この画面で、ユーザが表示言語選択キー1
601〜1604を押下することにより、操作部表示の
言語を選択することができる。また、この画面で設定さ
れた言語は通報用言語選択画面で選択された言語と独立
に設定できる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明は、画像
形成装置から通信回線を介して中央制御装置へ通報する
システムで、通報を行う時、言語設定手段で設定されて
いる言語データを通報時の付加データとすることによ
り、中央制御装置側のオペレータがユーザへ電話連絡を
行う前にユーザが話せる言語が判明でき、ユーザが話せ
る言語がこのシステムを運用している地域での標準言語
と異なる場合に、円滑なコミュニケーションが行えなく
なる不具合を避けることが可能になる。
【0069】請求項2の発明は、言語設定手段と表示言
語切替手段とを別にすることによって、複数ユーザが使
用する画像形成装置で、ユーザ毎に言語を切り替えて使
用し、請求項1のシステムで通報時の言語データを表示
言語にした場合、管理者が話せる言語と通報時に送信さ
れる言語が異なる可能性がある不具合を避けることが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である画像形成装置管理
システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ通信装置200の一例を示すブロ
ック構成図である。
【図3】データ通信装置200におけるセレクティング
動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】データ通信装置200におけるポーリング動作
の一例を示すフローチャートである。
【図5】画像形成装置100の制御部の構成例を示すブ
ロック図である。
【図6】図5のPI509の構成例を示すブロック図で
ある。
【図7】中央制御装置260とデータ通信装置200と
の間で授受されるテキストデータの構成例を示す図であ
る。
【図8】データ通信装置200と画像形成装置100の
PI509との間で授受されるテキストデータの構成例
を示す図である。
【図9】画像形成装置100のPI509と図6のPP
Cコントローラ(500、502〜508、510)と
の間で授受されるテキストデータの構成例を示す図であ
る。
【図10】画像形成装置100の操作表示部801の構
成例を示したレイアウト図である。
【図11】画像形成装置100の操作表示部801の文
字表示器802の構成例を示したレイアウト図である。
【図12】図11で示した画像形成装置100の操作表
示部801の文字表示器802における、ユーザープロ
グラムモードの通報用言語選択画面の表示例を示す図で
ある。
【図13】言語コードテーブルを示す図である。
【図14】図11で示した画像形成装置100の操作表
示部801の文字表示器802における、マニュアル通
報の表示例を示す図である。
【図15】画像形成装置100がマニュアル通報を送信
する場合に、画像形成装置100がPI509に送信す
るテキストデータの例を示す図である。
【図16】図11で示した画像形成装置100の操作表
示部の文字表示器802における、表示言語切替画面の
表示例を示す図である。
【符号の説明】
100 画像形成装置 200 データ通信装置 250 通信回線 260 中央制御装置 801 操作表示部(操作表示手段) 805 言語切り替えキー(表示言語切替手段) 1201〜1204 通報用言語選択キー(言語設定手
段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信装置、通信回線を介して接続
    された中央制御装置により画像形成装置を遠隔管理する
    画像形成装置管理システムであって、画像形成装置は、
    ユーザが使用する言語を設定する言語設定手段を有する
    操作表示手段を備え、言語設定手段で設定されている言
    語データを、画像形成装置からデータ通信装置および通
    信回線を介して中央制御装置に通報する際の付加データ
    とすることを特徴とする画像形成装置管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置管理システ
    ムであって、操作表示手段は、表示部上の表示言語を切
    り替える表示言語切替手段を有し、上記言語設定手段と
    表示言語切替手段とで別の言語に設定できることを特徴
    とする画像形成装置管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061590A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2013151159A (ja) * 2013-02-12 2013-08-08 Kyocera Document Solutions Inc 操作装置

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JP2011061590A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
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