JPH0758875A - 遠隔制御装置 - Google Patents

遠隔制御装置

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JPH0758875A
JPH0758875A JP5199845A JP19984593A JPH0758875A JP H0758875 A JPH0758875 A JP H0758875A JP 5199845 A JP5199845 A JP 5199845A JP 19984593 A JP19984593 A JP 19984593A JP H0758875 A JPH0758875 A JP H0758875A
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communication
control device
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line
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JP5199845A
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Masaaki Ogura
正明 小椋
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムを一段と効率良く稼動させることが
可能な遠隔制御装置を提供する。 【構成】 複写機5等の画像形成装置と通信回線を介し
て接続されたインターフェイス装置4と、このインター
フェイス装置4と公衆回線2を介して接続された管理装
置1とを備えた遠隔制御装置において、インターフェイ
ス装置4を介して電話器6やファクシミリ7等の外部通
信機器と接続する外部機器接続手段と、通信を行うこと
に先立って管理装置1への通信か又は外部通信機器への
通信かを区別すべき回線選択信号を送る回線選択信号送
信手段とを管理装置1内に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を介して複写
機等の画像形成装置と管理装置とを接続してなる遠隔制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公衆回線を利用して、複写機等の
画像形成装置をオンラインサービス等に設置された管理
装置と接続可能にしたシステムが開発されている。この
場合、遠隔地に設置されている複数の複写機を中央の1
箇所に設置したホストマシンによって集中的に管理する
ことにより、各複写機の使用状況の集計に利用したり、
複写機のメンテナンス等に利用している。このメインテ
ナンスの具体的な内容としては、複写機の自己診断によ
る管理装置への自動発呼や、管理装置側から複写機をア
クセスして各部を調整するといったことが行われてい
る。また、このようなシステムを開発したことによっ
て、従来はサービスエンジニアの訪問や顧客先への電話
によって確認していた複写機の保守契約の料金請求のた
めのカウンタ値(一般的にはコピー枚数)を遠隔操作に
より読出すことも可能となった。
【0003】以下に遠隔操作の具体例を挙げる。実開平
1−103950号公報及び実開平1−100561号
公報に「電話遠隔自動検針可能な複写機」として、実開
平1−100562号公報に「コピー枚数自動検針用網
制御装置」として開示されているものがある。これらは
いずれも、電話遠隔操作システムに関するものであり、
複写機のコピー枚数の現在値を電話網を利用して相手の
メインコンピュータと通信することによって、電話によ
る遠隔自動検針を可能としている。
【0004】また、特開平2−257155号公報及び
特開平2−259666号公報に「画像形成装置の情報
収集システム」として開示されているものがある。これ
らはいずれも、電子複写機のエラー情報などを収集する
ためのシステムに関するものであり、前者は複写機の種
々の情報を送信しこれを受信して記憶するものであり、
後者は複写機の種々の情報を定期的に送信するものであ
る。さらに、特開平3−196053号公報に「画像形
成装置」として開示されているものでは、通信回線を介
して外部の集中管理装置などと接続可能に構成された画
像形成装置に関するものであり、この場合、通信回線を
介して遠隔制御信号を受信してこれに対応した処理を行
うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように種々の
遠隔操作に関するシステムの開発がなされているが、例
えば複写機と管理装置とが通信回線を介して結ばれてい
る場合において、複写機の電源が切られているような時
には、管理装置から複写機側のデータを読出すことはで
きず、これにより読出しが可能となるタイミングは限ら
れることになる。すなわち、通信コストが小さくトラフ
ィックが少なくて接続率が高い夜間等においてデータの
読み出しを行おうとしても、複写機の電源が切られてい
ることが多く、データの読出しができないことになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、複写機等の画像形成装置と通信回線を介して接続さ
れたインターフェイス装置と、このインターフェイス装
置と公衆回線を介して接続された管理装置とを備えた遠
隔制御装置において、前記インターフェイス装置を介し
て電話器やファクシミリ等の外部通信機器と接続する外
部機器接続手段と、通信を行うことに先立って前記管理
装置への通信か又は前記外部通信機器への通信かを区別
すべき回線選択信号を送る回線選択信号送信手段とを前
記管理装置内に設けた。
【0007】請求項2記載の発明では、複写機等の画像
形成装置と通信回線を介して接続されたインターフェイ
ス装置と、このインターフェイス装置と公衆回線を介し
て接続された管理装置とを備えた遠隔制御装置におい
て、前記インターフェイス装置を介して電話器やファク
シミリ等の外部通信機器と接続する外部機器接続手段
と、通信を行うことに先立って前記管理装置への通信か
又は前記外部通信機器への通信かを区別すべき送られた
回線選択信号を認識する回線選択信号認識手段とを前記
管理装置内に設けた。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明において、回線選択信号を検知した時は管理
装置とインターフェイス装置とを接続して通信を行い、
検知しない時は外部通信機器を呼び出す回線選択手段を
設けた。
【0009】請求項4記載の発明では、請求項1又は2
記載の発明において、回線選択信号は、DTMF信号か
らなるようにした。
【0010】請求項5記載の発明では、請求項4記載の
発明において、回線選択信号は、インターフェイス装置
との回線接続後から少なくとも5秒以上でかつその個々
の信号を構成するDTMF信号は所定の間隔以下である
ように設定した。
【0011】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
発明において、DTMF信号の所定の間隔を1秒以下に
設定した。
【0012】請求項7記載の発明では、請求項4記載の
発明において、DTMF信号で作られるデータ長以上の
時間の信号を受けなかった時、管理装置から外部通信機
器側へ接続を切換える回線切換え手段を設けた。
【0013】
【作用】請求項1,2記載の発明においては、回線選択
信号をもとに1本の回線を用いて管理装置と外部通信機
器との自動切換えを行うことができ、これにより回線の
使用効率を高くとることが可能となる。
【0014】請求項3記載の発明においては、回線選択
信号を検知した時に管理装置と接続することにより、現
流通信システムとの互換性をとることが可能となる。
【0015】請求項4〜7記載の発明においては、回線
選択信号としてDTMFを使用しているため、現有のモ
デムが有している機能を使用して容易にシステムを実現
することが可能となる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、遠隔制御装置としての画像形成装置管理シス
テムの構成を図1に基づいて述べる。サービス拠点には
管理装置1が設置されており、この管理装置1は公衆回
線網2(以下、公衆回線と呼ぶ)を介してユーザ地域3
内のインターフェイス装置としての通信コントロール装
置4に接続されている。この通信コントロール装置4に
は、画像形成装置としての複写機(PPC)5や、外部
通信機器としての電話器(TEL)6,ファクシミリ
(FAX)7が接続されている。また、管理装置1は、
統括的な管理を行うホストマシン8と接続されている。
【0017】この場合、通信コントロール装置4には、
複数個の複写機5が接続可能になっているが単数の場合
でもよく、これらの機種は全て同型のものである必要は
なく、異なる機種でも構わず、複写機以外の機器を接続
してもよい。ここでは、1台の通信コントロール装置4
には最大5台の複写機5が接続可能であるとし、通信コ
ントロール装置4と複数の複写機5とはRS−485規
格によりマルチドロップ接続されている。そして、この
ような通信コントロール装置4と各複写機5間の通信制
御は基本型データ伝送制御手順に従って行われる。すな
わち、通信コントロール装置4を制御局としたセントラ
ライズド制御のポーリング/セレクティング方式でデー
タリンクの確立を行うことにより、任意の複写機5との
通信が可能となっている。各複写機5はアドレス設定ス
イッチ29(図4参照)によって固有の値を設定できる
ようになっており、これによって各複写機5のポーリン
グアドレス、セレクティングアドレスが決定される。
【0018】次に、上述した画像形成装置管理システム
の各部の詳細な構成を図2〜図9に基づいて説明する。
まず、図2は、通信コントロール装置4の内部構成を示
したものである。この通信コントロール装置4内には、
その中央部にCPU9が設置され、このCPU9には公
衆回線2又はTEL6,FAX7への切替えを行う切替
え部10と、モデム11と、複写機5に接続されたRS
−485用のトランシーバを用いた通信インターフェイ
ス12と、バッテリー(BATT)13aに接続された
RAM13と、ROM14と、時計15と、自己発呼許
可SW16とが接続されている。これにより、公衆回線
2からの信号はまず切替え部10に入力される。そし
て、公衆回線2側からの通信が通信コントロール装置4
に接続されている電話器6(又はファクシミリ7)宛の
ものであれば公衆回線2側を電話器6(又はファクシミ
リ7)に接続し、管理装置1からの通信であれば公衆回
線2側をモデム11に接続する。また、通信インターフ
ェイス12によって複写機5側との通信を行うことがで
きる。これらの制御・処理は、ROM14内の制御プロ
グラムに従ってCPU9を中心に行われる。RAM13
には処理の中間結果などが格納される他、通信テキスト
を一時的に格納しておくためにも用いられる。そのRA
M13には、管理装置1側から通信コントロール装置4
の動作に必要な各種パラメータも書き込まれる。通常、
通信コントロール装置4は、24時間連続通電を行い常
に管理装置1と通信可能な状態にしておくが、不慮の電
源断等でこれらのパラメータの内容及び通信テキストが
失われることがないように、バッテリー13aによりバ
ックアップを行っている。
【0019】図3は、管理装置1の内部構成を示したも
のである。中央部には各種処理を実行するホストコンピ
ュータ17が配置され、このホストコンピュータ17に
は管理データ等を格納しておくための磁気ディスク等の
外部記憶装置18と、表示用のディスプレイ19と、操
作手段であるキーボート20と、プリンタ21と、公衆
回線2と接続するためのモデム22と、ホストマシン8
に接続されたLAN23とが接続されている。ホストマ
シン8は、複数の管理装置1を総合的に管理するコンピ
ュータであり、本システムのデータ以外に種々の日常業
務も行っている。
【0020】図4は、複写機5の制御部24の構成を示
したものである。この複写機本体の制御は、CPU25
を中心としてROM26に記憶されている制御プログラ
ムやデータに基づいて行われ、処理の中間結果などを蓄
えるためにRAM27が使用される。また、CPU25
には、以下に述べるような各種機器が接続されている。
通信インターフェイスユニット28は、通信コントロー
ル装置4との通信を行う部分であり、アドレス設定スイ
ッチ29により複写機固有のアドレスが〜の範囲で
設定できるようになっている。通信許可スイッチ30
は、通信コントロール装置4との通信の許可/禁止を設
定する。操作部31は、キーボード等からなり外部から
入力操作できる。光学系制御ユニット32は、露光ラン
プの駆動制御を行う。高圧電源ユニット33は、帯電チ
ャージャ、分離チャージャ、転写チャージャ、転写前チ
ャージャ(PTC)、現像バイアスに電力を供給する。
モータ制御ユニット34は、メインモータのコントロー
ルを行う。ヒータ制御ユニット35は、定着ヒータの駆
動制御を行う。センサ感度制御ユニット36は、Pセン
サの受光ゲイン、PセンサLEDの発光電圧、ADSセ
ンサの受光ゲイン、ランプ光量センサの受光ゲイン等を
可変するために用いる。A/Dコンバータ37は、ラン
プ電圧、Pセンサ発光電圧、Pセンサ受光電圧、電位セ
ンサ出力、ADSセンサ出力、ランプ光量センサ出力、
ドラム電流センサ出力、定着サーミスタ電圧を入力する
ために用いる。以上説明してきた図1から図4までの構
成は、後述する本実施例の主要部の構成に大いに関係す
るところである。
【0021】図5〜図9は、複写機5の露光光学系、現
像部、給紙部、操作部の機械的な構成を示したものであ
るが、以下ここでの説明は後述する本実施例の主要部の
構成とはそれほど直接には関係しないところである。ま
ず、図5は、複写機5の露光光学系の構成を示すもので
ある。コンタクトガラス38の面上には、ADF(自動
原稿送り装置)39が載置されている。コンタクトガラ
ス38の下部には、露光灯40及び第1ミラー41から
構成される第1スキャナ42と、第2ミラー43及び第
3ミラー44から構成される第2スキャナ45と、レン
ズ46と、第4ミラー47及び第5ミラー48から構成
される第3スキャナ49と、第6ミラー50とが配置さ
れている。なお、この第6ミラー50からの光は、現像
部の感光体ドラム51に導かれる。
【0022】図6は、複写機5の現像部の構成を示すも
のである。前記第6ミラー50からの光は感光体ドラム
51の面上に導かれる。この感光体ドラム51の周囲に
は、イレーサ52と、電位センサ53と、現像ユニット
54と、トナーカートリッジ55と、PTC56と、P
TL57と、一対のレジストローラ58と、転写チャー
ジャ59と、分離チャージャ60と、分離爪61と、ク
リーニングユニット62と、帯電チャージャ63とが設
けられている。クリーニングユニット62内には、Pセ
ンサ64と、クリーニングブレード65と、クリーニン
グブラシ66と、クエンチングランプ67とが配置され
ている。
【0023】図7は、複写機5の給紙部の構成を示すも
のである。筐体内部には、第1〜第4給紙ユニット68
〜71と、第1〜第4トレイ72〜75とそれぞれ対と
なって配置されている。また、第1,2給紙ユニット6
8,69側には右縦搬送部76が配設され、第3,4給
紙ユニット70,71側には左縦搬送部77が配設され
ている。右縦搬送部76と左縦搬送部77とが合流する
ようにその上部には水平搬送部78が配設されている。
その水平搬送部78に連結する位置には、両面給紙ユニ
ット79aと、両面トレイ79bとが配設されている。
筐体外部側面には手差しテーブル80が取付けられてお
り、このテーブルは手差し給紙ユニット81に連結され
ている。レジストローラ58及び感光体ドラム51に近
接した位置には、搬送ベルト82が配設されている。
【0024】図8及び図9は、複写機5の操作部31
(図4参照)の構成を示すものである。図8のア〜ワの
記号は各種キー及び表示を表わすパネル部83の構成を
示すものであり、図9はそれらア〜ワまでの名称84と
そのはたらき85を示したものである。パネル部83の
中央上側には、操作及び警告を知らせるためのガイダン
ス表示部86が設けられている。ここでは、特に、ロの
遠隔通報キーとワの遠隔通報表示を設けたことに特徴が
ある。ロの遠隔通報キーは、ユーザがサービス要求時に
通報するためのものであり、ワの遠隔通報表示はその遠
隔通報中であることを点灯表示するためのものである。
なお、この例では、遠隔専用のための遠隔通報キーを設
けたが、このようなキーを設けずに、他のキーを用いて
押下順序、押下時間、押下組合わせなどにより遠隔操作
機能を実現させるようにしてもよい。
【0025】ここで、図5〜図7に示した複写機5の動
作について説明しておく。感光体ドラム51はドラム軸
(図視せず)に回転可能に支持されて複写命令等により
反時計方向に回転する。ADF39によりコンタクトガ
ラス38上に給紙された原稿87は、第1スキャナ42
によって走査及び露光される。コンタクトガラス38か
らの反射光像は第1ミラー41から第6ミラー50まで
を順次経て感光体ドラム51の面上に結像される。感光
体ドラム51は帯電チャージャ63によって帯電され、
反射光像によりそのドラム面上に潜像を形成する。この
潜像は現像ユニット54によりトナー像として顕像化さ
れる。現像の際、バイアス電圧により、濃い又は淡い画
像を得ることができる。また、他方において、第1〜第
4トレイ72〜75、両面トレイ79b内にストックさ
れた転写紙88は、各給紙ユニット68〜71,79a
により所定のタイミングで給紙され、各搬送部76〜7
8を経てレジストローラ58へと送られ、トナー像のあ
る感光体ドラム51へと送られる。そして、トナー像
は、転写チャージャ59により転写紙88に転写され
る。分離チャージャ60により転写紙88の電位を下げ
ることにより、感光体ドラム51と転写紙88との間の
密着力を低下させることができる。その後、分離された
転写紙88は、搬送ベルト89により定着ユニット(図
示せず)に送られ、これにより定着され機外に排出され
る。転写後、感光体ドラム51の表面には転写しきれな
かったトナー像が付着しているため、クリーニングユニ
ット62においてドラム表面を清掃し、クエンチングラ
ンプ67により不均一な表面電位を一定にする。
【0026】次に、本実施例の主要部の構成について説
明する。図1〜図3のブロック図に示したように、複写
機5(この他に電話器6、ファクシミリ7も含む)と通
信回線を介して接続された通信コントロール装置4と、
この通信コントロール装置4と公衆回線2を介して接続
された管理装置1とを備えた画像形成装置管理システム
において、管理装置1内に、通信コントロール装置4を
介して電話器6やファクシミリ7等の外部通信機器と接
続する外部機器接続手段と、通信を行うことに先立って
管理装置1への通信か又は外部通信機器への通信かを区
別すべき回線選択信号を送る回線選択信号送信手段とを
管理装置1内に設けた(請求項1記載の発明に対応す
る)。
【0027】また、前記画像形成装置管理システムにお
いて、管理装置1内に、通信コントロール装置4を介し
て電話器6やファクシミリ7等の外部通信機器と接続す
る外部機器接続手段と、通信を行うことに先立って管理
装置1への通信か又は外部通信機器への通信かを区別す
べき送られた回線選択信号を認識する回線選択信号認識
手段とを設けた(請求項2記載の発明に対応する)。さ
らに、本発明では、以下に述べるような各種手段を設け
たことにも特徴がある。
【0028】この場合、回線選択信号を検知した時は、
管理装置1と通信コントロール装置4とを接続して通信
を行い、検知しない時は外部通信機器を呼び出す回線選
択手段を設けた(請求項3記載の発明に対応する)。回
線選択信号としては、DTMF(Double Tone Multi
Frequency)信号を用いてもよい(請求項4記載の発明
に対応する)。また、その回線選択信号は、通信コント
ロール装置4との回線接続後から少なくとも5秒以上
で、かつ、その個々の信号を構成するDTMF信号は所
定の間隔以下としてもよい(請求項5記載の発明に対応
する)。この場合、DTMF信号の所定の間隔とは1秒
以下としてもよい(請求項6記載の発明に対応する)。
また、DTMF信号で作られるデータ長以上の時間の信
号を受けなかった時、管理装置1から外部通信機器側へ
接続を切換える回線切換え手段を設けた(請求項7記載
の発明に対応する)。
【0029】以下、本発明に係る前記各種手段(外部機
器接続手段、回線選択信号送信手段、回線選択信号認識
手段、回線選択手段、回線切換え手段)の具体的な説明
を順次行っていく。
【0030】まず、本発明に係る複写機5の遠隔通報操
作の処理方法の概略について説明する。一般に、複写機
5の保守契約やメインテナンスを行うために、トータル
コピー枚数等のカウンタ値が用いられている。このよう
なカウンタ値を用いてメインテナンスを行う方法として
は、本画像形成装置管理システムを用いることにより、
複写機5から通信コントロール装置4へ定期的にトータ
ルコピー枚数のカウンタ値を送信しておき、複写機5の
電源が断たれている場合など複写機5が通信不能状態の
場合でも、管理装置1側がそのカウント値を知ることが
可能となる。すなわち、その第1の方法として、複写機
5の遠隔通報キー(ロ)を押してその複写機5から通信
コントロール装置4へ遠隔通報のデータを送信し、さら
に、その通信コントロール装置4から管理装置1の電話
番号へ発呼して遠隔通報のデータを送信しておく方法が
ある。
【0031】その第2の方法として、通信コントロール
装置4が複写機5の内部の情報を読出してその通信コン
トロール装置4内部にデータを保留しておく方法があ
る。この場合、通信コントロール装置4内の時計を基準
にして、その装置4内に設定されたパラメータ中のトー
タルカウンタ値収集時刻に達した時点で、その装置4に
接続されている全ての複写機5に対して順次トータルコ
ピー枚数情報の要求を毎日行う。応答があった複写機5
の新しいトータルコピー枚数情報は、トータルコピー枚
数を取得した年月日時刻を含めて前日に読み出した値を
更新して通信コントロール装置4内に記憶しておく。ま
た、トータルコピー枚数情報を要求された複写機5の電
源が断たれた場合、通信不能状態であった時はその複写
機5からのデータの応答受信を後回しにして、次の複写
機5に対して処理を行う。そして、全複写機5に対する
要求を行った時点で、受信不能であった複写機5のみに
再度要求を行う。通常では、複写機5の電源が断たれて
いると考えられる夜間にトータルカウンタ値収集時刻を
設定しておき、時間の経過と共に複写機5の電源が投入
されていき、複写機5は電源投入直後のアイドリングや
各部の調整を行っている間にそのようなデータの通信が
行われるようにする。
【0032】その第3の方法として、通信コントロール
装置4内に記憶・保留されたトータルコピー枚数の情報
を用いて、その通信コントロール装置4と管理装置1と
の間でデータの送受信を行う方法がある。すなわち、毎
月の締め日などに定期的に管理装置1からのアクセスに
より読取る方法と、通信コントロール装置4内に設定さ
れているトータルカウンタ値の自動発呼日時に達した場
合に通信コントロール装置4が管理装置1へ自動的に送
信する方法との2通りの方法がある。このような方法
は、通信コントロール装置4に設けられているトータル
カウンタ値自動発呼許可SW16(図2参照)により設
定される。この場合、トータルカウンタ値自動発呼許可
SW16がONの場合は、通信コントロール装置4内に
設定されているパラメータで示された日時に達すると、
通信コントロール装置4内に設定されているパラメータ
で示された通報先電話番号へ発呼し、トータルコピー枚
数のカウンタ値を管理装置1へ送信する。トータルカウ
ンタ値自動発呼許可SW16がOFFの場合は自動発呼
せず、管理装置1からのアクセスを待つことになる。な
お、このような例では、定期的に通信を行うデータをト
ータルコピー枚数のカウンタ値としたが、これ以外のデ
ータにしたり、別のデータを加えて通信を行うようにし
てもかまわない。本システムでは、通信コントロール装
置4は未接続の複写機へのデータ要求は出さないように
することによりアクセス時間の短縮化を図ることも可能
である。
【0033】次に、上述した遠隔通報操作の処理方法
(第1〜第3の方法)の具体例を図10〜図13に基づ
いて説明する。まず、図10をもとに、遠隔通報の機能
について説明する。図10(a)は、遠隔通報キー
(ロ)による遠隔通報の例を示すものである。複写機5
上の遠隔通報キー(ロ)が押下されると、通信コントロ
ール装置4へ遠隔通報のデータが送信される。この受信
により予め管理装置1から公衆回線2を介して通信コン
トロール装置4内に設定されている管理装置1の電話番
号へ発呼し、遠隔通報データを送信する。この時、管理
装置1へ送信されるデータは、通信コントロール装置4
が複写機5より受信した複数機種のデータの中から予め
設定されている種類のデータのみを管理装置1へ送信す
る。そして、通信コントロール装置4が所定のデータを
管理装置1へ送信し終わると、通信コントロール装置4
は送信元である複写機5に対して、通信コントロール装
置4と管理装置1との間の通信の結果を表わす通報結果
報告を送信する。これにより、送信元の複写機5は、通
信が正常な状態で終了したか、何らかの異常により通信
ができなかったかを知ることができる。
【0034】図10(b)は、自己診断異常による遠隔
通報の例を示すものである。通常、複写機5には自己診
断機能が備わっており、定着温度の異常を検知した場合
や、各調整箇所の電子ボリュームによる調整が不能の場
合など、複写機5が危険状態又は使用不能な状態になっ
た場合に、エラー若しくはサービスマンコールのような
形でユーザやサービスマンに知らせることが行われてい
る。このような複写機5の自己診断機能により異常が検
知された場合にも、複写機5から通信コントロール装置
4へ自己診断異常による遠隔通報のデータを送信する。
遠隔通報データを受信した通信コントロール装置4は、
遠隔通報キー(ロ)が押下された場合と同様に、管理装
置1へ遠隔通報データを送信し、通信終了時に送信元の
複写機5に通報結果報告を送信する。
【0035】図10(c)は、事前報告による遠隔通報
の例を示すものである。自己振動機能により異常状態に
は至っていないが異常状態にごく近い場合などメインテ
ナンスを行った方が好ましいと複写機5が判断した場
合、警告として通信コントロール装置4へ事前警告の遠
隔通報データを送信する。自己判断異常による遠隔通報
の場合は複写機5は必然的に使用不可の状態になってい
るが、事前警告による遠隔通報の場合は複写機5は使用
可能状態のままとし、通信中であっても原稿がセットさ
れりスタートキーが押下されれば複写動作を行う。この
時、その複写処理によってコントローラの負荷が重い場
合や、送信データ中に含まれる内容が複写動作によって
変更されて整合がとれなくなるおそれがある場合などは
通信を中断してもよい。このような事前警告の遠隔通報
データは緊急性が低いため、これを受信した通信コント
ロール装置4は直ぐには管理装置1へ送信せず、その通
信コントロール装置4に接続されている電話器6やファ
クシミリ7の利用頻度が小さい時間帯や、公衆回線2の
トラフィック量が少ない時間帯など通信に都合のよい時
刻に送信を行う。このような時刻の設定は、管理装置1
から通信コントロール装置4に対して設定可能となって
いる。事前警告の遠隔通報は他の遠隔通報の場合と異な
り、通報結果報告を複写機5には送信しないようになっ
ている。
【0036】図11をもとに、管理装置1から複写機5
へアクセスする場合について説明する。このアクセス方
法には、目的別に大別して、Read要求、Write
要求、Execute要求の3種類がある。図11
(a)はRead処理を示すものであり、複写機5内の
ロギングデータ、各種設定値、各種センサの出力値など
を読出す処理のことをいう。図11(b)はWrite
処理を示すものであり、各種設定値などを管理装置1か
らデータを送って書換える処理のことをいう。図11
(c)はExecute処理を示すものであり、複写機
5に対してテスト動作などを行わせる処理のことをい
う。いずれの場合も、管理装置1から目的とする複写機
5が接続されている通信コントロール装置4へダイヤル
し、通信コントロール装置4はそれらの要求データを受
信する。要求データを受信した通信コントロール装置4
は目的の複写機5に要求データを送信する。そして、こ
れを受信して複写機5は、要求内容を処理した後にその
要求に対する応答を通信コントロール装置4へ送信す
る。通信コントロール装置4はこれを管理装置1へ送信
し、これにより一つの処理単位を終了する。
【0037】図12をもとに、管理装置1から通信コン
トロール装置4へアクセスする場合について説明する。
このアクセス方法には、目的別に大別して、Read要
求、Write要求、Execute要求の3種類があ
る。図12(a)はRead処理を示すものであり、通
信コントロール装置4内の設定パラメータやステータス
を読出す処理や、予め通信コントロール装置4が複写機
5内部の情報を読出して通信コントロール装置4内に記
憶されている場合に、これを読出すような処理のことを
いう。図12(b)はWrite処理を示すものであ
り、通信コントロール装置4のパラメータを管理装置1
からデータを送って設定する処理のことをいう。図12
(c)はExecute処理を示すものであり、通信コ
ントロール装置4に対して機能チェックなどのテスト動
作を行わせる処理ことをいう。
【0038】図13をもとに、管理装置1を用いずに、
通信コントロール装置4から複写機5へアクセスする場
合について説明する。この図13はRead処理の場合
を示すものであり、このアクセスは、通信コントロール
装置4が複写機5内部の情報を読出して通信コントロー
ル装置4内部にデータを保留しておき、その後、必要に
応じて管理装置1からの読出しを可能とするための読出
し処理のことをいう。
【0039】次に、遠隔通報操作のアクセス処理を行う
際に用いられるデータパラメータ及びデータフォーマッ
トの構成を図14〜図18に基づいて説明する。まず、
図14は、通信コントロール装置4内に記憶される各種
パラメータの一覧を示すものである。アドレス〜の
複写機5毎に、その複写機5の機種番号90とシリアル
番号91とが登録されており、複写機5からの通報時に
これを付加して管理装置1へ送信したり、管理装置1か
らのアクセス時に選択すべき複写機5のアドレスを決定
するために用いる。また、チェックサム92の機能が付
加されており、通信コントロール装置4の誤動作やバッ
クアップ用のバッテリーの消耗通信上のエラーによって
パラメータ値が書き換わったり失われた場合にこれを検
知することができる。さらに、各遠隔通報理由毎に通報
先電話番号93、リダイヤル回数94やリダイヤル間隔
時間95、管理装置1へ送信するデータの種類(ジャム
発生回数、コピー枚数等)96が設定されている。これ
らのパラメータは、管理装置1側から公衆回線2を通じ
て書き込まれるが、パラメータ設定用の携帯装置を通信
コントロール装置4に直接接続して書き込んだり、通信
コントロール装置4上に操作手段を設けて設定する構成
にしてもよい。
【0040】この場合、パラメータの設定は重要である
ため、通信データにID(パスワード)を付加すること
により機密性を高めている。このIDは各通信コントロ
ール装置4固有には決めておらず、第1回目のパラメー
タを指定する時に決め、それ以降は通信等での変更はで
きず、通信コントロール装置4を手動で初期化すること
により可能となる。IDは通信する毎に確認するため誤
ったデータ、異なったシステムから入り込むことができ
ないようにしている。異なったIDを所定回数受ける
と、このエラーを内部に記憶すると共に、管理装置1に
自動通報してシステム管理者に知らせるようにしてい
る。このようなID通信する毎に確認してハッカー等を
防止している。ここでの例では、IDは通信では変更で
きないようにしているが、第2の変更用のパスワードを
用いてその内容が変更できるようにしてもよい。
【0041】図15は、遠隔通報時の通信データのフォ
ーマットの構成例を示すものである。図15(a)は、
複写機5から通信コントロール装置4へ送られるデータ
フォーマットを示す。先頭のフィールドは通報理由コー
ド97であり、遠隔通報キー(ロ)による遠隔通報か、
自己診断異常による遠隔通報か、事前警告の遠隔通報か
の種別を行っている。複写機状態98とは、トナー、オ
イル、コピー用紙等の消耗品の状況や、各種センサの出
力値、各種調整箇所の設定値、ユニットの接続状態など
の情報が含まれる。図15(b)は、通信コントロール
装置4から管理装置1へ送られるデータフォーマットの
構成例を示すものである。複写機5からのデータに加
え、先頭に情報発生源となった複写機5を特定するため
に、機種番号90とシリアル番号91のフィールドが加
えられる。また、後部には、通信コントロール装置4内
の時計により、通報要因が発生した発生時刻99が設け
られている。データ領域は、通信コントロール装置4に
設置されているパラメータによって管理装置1へ送信す
るデータの種類が変化するが、ここでは自己診断異常発
生回数100と複写機状態98のみを管理装置1へ送信
するように通信コントロール装置4へパラメータがセッ
トされていた場合の例である。図15(c)は、通信コ
ントロール装置4から複写機5へ送られるデータフォー
マットの構成例を示すものである。通信コントロール装
置4から管理装置1への通報が終了した時点で、複写機
5に送信される通報結果の内容を示すものであり、通報
結果報告コード101と通報結果報告内容102とから
なっている。
【0042】図16は、管理装置1から複写機5へのア
クセス時のデータフォーマットの構成例を示すものであ
る。図16(a)は、Read処理時のデータフォーマ
ットである。管理装置1から通信コントロール装置4へ
は、対象とする複写機5の機種番号90とシリアル番号
91とに続いて、Read処理を表わすRead要求コ
ード103と、Readを行う項目コード104とが送
信される。その通信コントロール装置4から複写機5へ
の送信は、機種番号90とシリアル番号91のフィール
ドが取り除かれた状態で送信される。このデータを受信
した複写機5は、要求された読出データ105をRea
d応答コード106と共に通信コントロール装置4に送
信する。そして、通信コントロール装置4では、再び機
種番号90とシリアル番号91とを付加して管理装置1
へデータを送信する。図16(b)は、Write処理
時のデータフォーマットの構成例を示すものである。管
理装置1から通信コントロール装置4を介して複写機5
に向かう間の通信では、書込むための書込データ107
が付加されてwrite要求コード108と共に送られ
る。複写機5から管理装置1へ向かう間の通信では、実
際に複写機5に書き込んだ書込データ109がwrit
e応答コード110と共に送られる。通常の場合、複写
機5が受信した書込データ107と複写機5が送信する
書込データ109とは一致するが、受信したデータが有
効範囲を外れていた場合などに境界値へ丸めてデータを
書込むこともあり、このような場合は一致しない。図1
6(c)は、Execute処理時のデータフォーマッ
トの構成例を示すものである。管理装置1から複写機5
へ向かう通信では、項目コード104だけで動作対象が
できない場合に、動作内容を補足するための動作内容補
足コード111が付加されてExecute要求コード
112と共に送られる。そして、要求された動作を実行
した複写機5は、動作結果情報コード113をExec
ute応答コード114と共に管理装置1側へ送信す
る。
【0043】図17は、管理装置1から通信コントロー
ル装置4へのアクセス時のデータフォーマットの構成例
を示すものである。図17(a)はRead処理、図1
7(b)のWrite処理、図17(c)のExecu
te処理を示し、いずれの場合にも前述した図16の複
写機5へのアクセス時とほぼ同一のデータフォーマット
であるが、ここでは機種番号90とシリアル番号91と
に代わって、通信コントロール装置4を表わす通信コン
トロール装置コード115が設けられている。図18
は、通信コントロール装置4から複写機5へのアクセス
時のデータフォーマットの構成例を示すものである。こ
の処理は、前述した図16に示した管理装置1から複写
機5へアクセスする場合におけるRead処理の通信コ
ントロール装置4と複写機5との間のデータフォーマッ
トと同一構成になっている。この場合、複写機5は、管
理装置1からのアクセスと、通信コントロール装置4か
らのアクセスの区別を行う必要がなく同様に扱うことが
できるようになっている。
【0044】上述した図14〜図18に示したようなデ
ータパラメータ及びデータフォーマットの構成をもと
に、遠隔通報の動作について説明する。今、図15に示
すデータフォーマットにおいて、複写機5からのデータ
には通報理由コード97が付加されて送られてくる。通
信コントロール装置4では、その通報理由コード97を
識別して次のような内容に分類する。
【0045】1.遠隔通報キー(ロ)によるデータ 2.自己診断異常によるデータ 3.事前警告によるデータ 4.トータルカウンタ値によるデータ そして、このようにして分類されたデータは、通信コン
トロール装置4内に記憶され、これらのデータに対応す
る図14のパラメータ内の通報先電話番号93を選択し
て、その選択された番号へ送信する。この場合、分類先
の通報先電話番号93を同一とすることによって集中管
理を行うことができ、また、個別にすることによって個
々の場所での管理ができるようになる。なお、図1の構
成では、管理装置1は1台しかないが、実業務において
は、他の場所に設置した管理装置を用いてコピー枚数等
の管理を行ったり、機械の修理はサービスセンサが行っ
たりすることができる。
【0046】次に、複写機5の遠隔通報制御の動作説明
を図19〜図22のフローチャートに基づいて行う。ま
ず、図19は、複写機5の通報制御の様子を示すもので
ある。今、通信許可スイッチ30(図4参照)がONで
ある場合に、遠隔通報キー(ロ)が押下されているか、
自己診断機能による異常検知がされているか、事前警告
の必要な状態であるかのそれぞれ判断を行い、遠隔通報
が必要になった場合には、遠隔通報キーによる遠隔通報
の処理、自己診断異常による遠隔通報の処理、事前警告
による遠隔通報の処理をそれぞれ行う。図20〜図22
は、それら各遠隔通報処理の内容を示すものである。
【0047】図20は、複写機5の遠隔通報キー(ロ)
による遠隔通報の制御の様子を示すものである。通信コ
ントロール装置4に対して遠隔通報キー(ロ)による遠
隔通報データの送信を行う。通信コントロール装置4の
無応答など、通報が正常に行えなかった場合は、操作部
31上にその旨の表示を行ってユーザに知らせる。通信
コントロール装置4へ正常にデータが送信された場合
は、タイムアウト判定用のタイマをリセットして、通信
コントロール装置4からの通報結果報告を待つ。この例
では、タイムアウト時間を3分間としており、3分以内
に通報結果を受信しなかった場合をタイムアウトとし
て、通報失敗の旨を操作部31上に表示して知らせる。
タイムアウト時間内に通報結果報告を受信した場合は、
報告内容が通報成功であった場合は通報が完了した旨
を、失敗であった場合はその旨をそれぞれの表示を行
う。
【0048】図21は、複写機5の自己診断異常による
遠隔通報の制御の様子を示すものである。通信コントロ
ール装置4へ送信するデータが自己判断異常によるデー
タであることと、タイムアウト時間が20分であること
以外は、遠隔通報キー(ロ)による遠隔通報と同様であ
る。図22は、複写機5の事前報告による遠隔通報の制
御の様子を示す。通信コントロール装置4に対して事前
警告による遠隔通報データの送信を待つ。
【0049】次に、通信コントロール装置4からアクセ
スされた場合の複写機5の動作説明を図23〜図26に
基づいて行う。図23は、その動作の全体的な流れを示
すものである。今、通信許可スイッチ30がオンである
場合、通信インターフェースユニット28に受信データ
がある時、これを受信して先頭フィールドによって要求
された処理を判断して、Read処理、Write処
理、Execute処理のいずれかの処理を行う。いず
れのコードでもない場合は、エラーコードを返信する。
図24は、Read処理の様子を示す。複写機5が受信
した項目コードが正しいものであれば要求されたデータ
を送信し、正しくなければエラーコードを返送する。図
25は、Write処理の様子を示すものである。受信
した項目コードが正しくなければエラーコードを返信
し、項目コードが正しければ書込む値が有効範囲内かを
チェックし、有効範囲内であればそのままその受信した
データ値を書込む。有効範囲外であった場合はその項目
が有効範囲の境界値にデータを丸めて書き込んで良いか
否かを項目コード毎に決め、データを丸めて書き込んで
良いものであればその境界値を書込む。例えば、定着温
度の設定のように有効範囲内であっても書換えの影響が
大きいものや、数値の大きさに意味のないサービスセン
タの電話番号などは境界値への丸めを禁止し、オートリ
セット時間のように画質に影響がないような項目は便宜
を図るために境界値への丸めを許可する。また、オート
リセット時間を可能な限り長時間にしたいような場合に
は、書込む値を桁数一杯の最大値にすれば自動的に最大
値が複写機5側で選択される。図26は、Execut
e処理の様子を示すものである。受信した項目コードが
正しくなければエラーコードを返送する。項目コードが
正しい場合は、その項目に動作内容補足が必要であるか
どうかを判断し、必要でなければ指定された動作を行
い、動作結果情報を返送する。動作内容補足が必要な項
目の場合は、補足された情報に従った動作を行うが、動
作内容補足が有効範囲外のデータであれば、エラーコー
ドを送信して処理を終了する。
【0050】次に、通信コントロール装置4と複写機5
との間の通信手順を図27〜図32に基づいて説明す
る。図27は、通信コントロール装置4に5台の複写機
5が接続されている場合のアイドル状態の通信シーケン
スの様子を示す。通信コントロール装置4は、各複写機
5のポーリングアドレスを用いて順次ポーリングシーケ
ンスを送信するポーリングサイクルを実行する。そのポ
ーリングアドレスでポーリングされた複写機5は、送信
テキストが否定応答を通信コントロール装置4に送信す
る。通信コントロール装置4は、他に通信処理のない状
態では、ポーリングサイクルを繰り返している。図28
は、アドレスの複写機5に遠隔通報の送信テキストが
ある場合の例を示すものである。自機のアドレスでポー
リングサレタ後にRS−485ライン上へ送信テキスト
を送出する。図29は、通信コントロール装置4からア
ドレスの複写機5へ通報結果報告のテキストを送信す
る場合の例を示すものである。現在行っているポーリン
グを終結後、目的の複写機5セレクティブアドレスを用
いてセレクティングシーケンスを送信して、複写機5へ
テキストを送信する。そのテキスト送信後は、元のポー
リングサイクルに復帰する。
【0051】図30は、管理装置1又は通信コントロー
ル装置4からアドレスの複写機5をアクセスした場合
における通信コントロール装置4と複写機5との間の通
信シーケンスを示す。通信コントロール装置4が目的の
複写機5をセレクティブし、Read要求、Write
要求、Execute要求のいずれかのテキストを送信
する。この直後に、同一の複写機5に対してポーリング
を行い、要求に対する応答の受信を行う。実際には、図
27で示されるポーリングサイクル中にこのシーケンス
が挿入される。
【0052】図31は、定時データ処理、すなわち、定
期的に行われるトータルコピー枚数のカウンタ値の転送
シーケンスの一例である。今、通信コントロール装置4
は、トータルコピー枚数のカウンタ値の収集時刻に達す
ると、ポーリングサイクルの合間にアドレス〜の複
写機5に対して順次セレクティングを行うセレクティン
グサイクルを挿入する。セレクティングサイクル中で応
答があった場合は、その直後に同一の複写機5に対して
ポーリングを行いデータを受信し、次のセレクティング
サイクルではその複写機5に対してはセレクティングを
行わないようにする。ここでは、最初のセレクティング
サイクルでアドレス,,の複写機5からも応答が
あり、次のセレクティングサイクルで前回データが受信
できなかったアドレス,の複写機5に対してのみセ
レクティングを行っている。そして、次のセレクティン
グサイクルで全ての複写機5のデータの受信が完了し、
図27で示される通常のポーリングサイクルのみを行う
状態に復帰している。
【0053】図32は、定時データ処理の別の例を示す
ものである。トータルコピー枚数のカウンタ値の収集時
刻に達すると、各複写機5にポーリングを行うタイミン
グでポーリングの代わりにセレクティングを行うように
なる。セレクティングに対して応答のあった複写機5に
対しては直後にポーリングを行いデータの受信を行う。
トータルコピー枚数のカウンタ値の収集時刻になった直
後のアドレス〜の複写機5に対する1回目のサイク
ルは図31と同様になっているが、その次にポーリング
サイクルは挿入されない。2回目のサイクルでは、既に
データの受信の終了した複写機5に対してポーリングを
行い、データの受信ができなかった複写機5に対しては
再度カウンタ値要求のためのセレクティングを行う。全
ての複写機5のデータが受信できた時点で、ポーリング
のみを行う通常の状態に復帰する。ここでも、図31と
同様に、最初にアドレス,,の複写機5から応答
があり、次のサイクルで前回データが受信できなかった
複写機5のうちアドレスの複写機5のデータの受信が
完了し、その次のサイクルで全ての複写機5のデータを
受信することができる。
【0054】また、上述した2つの例に示すような定時
データ処理に対してさらに次のような処理を行う。通信
コントロール装置4内に設定されているパラメータで示
された日時に達すると、通信コントロール装置4内に設
定されているパラメータで示された通報先電話番号へ発
呼し、トータルコピー枚数のカウンタ値を管理装置1へ
送信する。しかし、内部で設定されている日時にたまた
まホストマシン8側又は通信コントロール装置4側が停
電であったとか、設定した日時が2月29日のように閏
年しかない日に設定してしまうと、トータルカウンタの
処理ができる年と、できない年とができて運用上不都合
を生じる。そこで、本システムでは、図33に示すよう
に、パラメータで示された日時で処理が終わらなかった
時は、それに引き続いて監視を行い、処理が終了するま
でこの動作を行う。前記2月29日がない時は3月1日
に処理を行うようにしている。また、本システムでは、
複数の複写機5のデータを制御するが現在の複写機5は
カラー化、デジタル化等で高機能化されており、トータ
ルカウンタも複写機5に一台であったものから複数個接
続されている装置もあり、本機では最大3個まで接続さ
れることがある。この時、データをホストマシン8に送
る時個々のカウンタを個別の複写機5に分けてホストマ
シン8に送ると余分な送信コストがかかるため、送信す
るデータがある時はまとめて送信する。
【0055】最後に、本実施例で用いた通信コントロー
ル装置4が備えている他の機能について述べる。公衆回
線2を利用してデータ伝送を行うと、使用時間、距離等
により通信料金が必要になる。現在、良く使用されてい
るパソコン通信等では、通信する毎に回線を接続する方
式をとっているため、短い通信においても毎回基本料金
を取られてしまうという欠点がある。そこで、本装置で
は、各複写機5のデータを一時蓄積する機能や、相手に
自発呼する機能等を有するようにした。この場合、一時
蓄積する機能を設けたことにより、通信コントロール装
置4において内部情報で一度に送れるものはまとめて送
ることができるようになる。また、図34に示すよう
に、相手に自発呼する発呼処理の機能を設けたことによ
り、特定の相手先が再発呼待機中の時、同じ宛先に送る
新しいデータが来ると、その宛先に対する再発呼回数カ
ウンタを初期化して相手と接続を行える可能性を高める
ことができるようになる。この場合、再発呼回数カウン
タはBUSY毎にカウントUPしても良いし、又は、一
回目の発呼時に初期値をセットし、その後、BUSY毎
にカウントDOWNして再発呼回数カウンタが0になる
ことを検知してエラー処理を行ってもよい。
【0056】また、本システムには、以下に述べるよう
な機能も備えている。電話器6,ファクシミリ7の場合
が多い現有の回線においては、本システムで使用する回
線は現有の空き時間を利用して使用するようにしてい
る。この場合、本データ通信かそうでないかの区別に回
線選択信号としてのDTMF信号を送出する。図35
は、その回線接続のタイミングを示すものである。図3
6は回線接続の送信側の動作を示すものであり、図37
は回線接続の受信側の動作を示すものである。この場
合、送信側はダイヤル信号115を送信することによ
り、受信側では呼出し音116を受信し、回線をつな
ぐ。送信側は回線の極性が反転している場合にはID
(パスワード)を送出し、これにより受信側はIDを検
知した時は本システムに移行しモデム11を起動してデ
ータを受信し、IDを検知しない時は通常の通信として
処理する。このままでは、ID検知中は相手に対して無
音になるため、一定時間後(t1 )にアンサー信号11
7を送信側に返すことにより処理中であることを相手に
知らせるようにしてもよい。
【0057】上述したように、管理装置1内に、電話器
6やファクシミリ7等の外部通信機器と接続する外部機
器接続手段と、通信を行うことに先立って管理装置1へ
の通信か又は外部通信機器への通信かを区別すべき回線
選択信号を送る回線選択信号送信手段、若しくは、通信
を行うことに先立って管理装置1への通信か又は外部通
信機器への通信かを区別すべき送られた回線選択信号を
認識する回線選択信号認識手段とを設けたので、1本の
回線を用いて管理装置1と外部通信機器との自動切換え
を行うことができ、これにより回線の使用効率を高くと
ることができる。
【0058】回線選択信号を検知した時は管理装置1と
通信コントロール装置4とを接続して通信を行い、検知
しない時は外部通信機器を呼び出す回線選択手段を設け
たので、回線選択信号を検知した時に管理装置1と接続
することにより、現流通信システムとの互換性をとるこ
とができる。
【0059】また、回線選択信号としてDTMF信号を
用いることにより、現有のモデムが有している機能を使
用して容易にシステムを実現することができる。この場
合、回線選択信号を通信コントロール装置4との回線接
続後から少なくとも5秒以上の長さに設定すると共にそ
の個々の信号を構成するDTMF信号を所定の間隔以
下、例えば1秒以下に設定するか、若しくは、DTMF
信号で作られるデータ長以上の時間の信号を受けなかっ
た時に管理装置1から外部通信機器側へ接続を切換える
回線切換え手段を設けることによっても、システムの構
築を容易に実現することができる。
【0060】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、複写機等の画像
形成装置と通信回線を介して接続されたインターフェイ
ス装置と、このインターフェイス装置と公衆回線を介し
て接続された管理装置とを備えた遠隔制御装置におい
て、前記インターフェイス装置を介して電話器やファク
シミリ等の外部通信機器と接続する外部機器接続手段
と、通信を行うことに先立って前記管理装置への通信か
又は前記外部通信機器への通信かを区別すべき回線選択
信号を送る回線選択信号送信手段とを前記管理装置内に
設けたので、1本の回線を用いて管理装置と外部通信機
器とに自動切換えが行えるため、回線の使用効率を高く
とることができるものである。
【0061】請求項2記載の発明は、複写機等の画像形
成装置と通信回線を介して接続されたインターフェイス
装置と、このインターフェイス装置と公衆回線を介して
接続された管理装置とを備えた遠隔制御装置において、
前記インターフェイス装置を介して電話器やファクシミ
リ等の外部通信機器と接続する外部機器接続手段と、通
信を行うことに先立って前記管理装置への通信か又は前
記外部通信機器への通信かを区別すべき送られた回線選
択信号を認識する回線選択信号認識手段とを前記管理装
置内に設けたので、1本の回線を用いて管理装置と外部
通信機器とに自動切換えが行え、これにより回線の使用
効率を高くとることができるものである。
【0062】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、回線選択信号を検知した時は管理装
置とインターフェイス装置とを接続して通信を行い、検
知しない時は外部通信機器を呼び出す回線選択手段を設
けたので、回線選択信号を検知した時に管理装置と接続
することにより、現流通信システムとの互換性をとるこ
とができるものである。
【0063】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、回線選択信号としてDTMFを使用
しているため、現有のモデムが有している機能を使用し
て容易にシステムを実現することができるものである。
【0064】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、回線選択信号は、インターフェイス装置と
の回線接続後から少なくとも5秒以上でかつその個々の
信号を構成するDTMF信号は所定の間隔以下であるよ
うに設定したので、請求項4記載の発明と同様な効果を
得ることができるものである。
【0065】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、DTMF信号の所定の間隔を1秒以下に設
定したので、請求項4記載の発明と同様な効果を得るこ
とができるものである。
【0066】請求項7記載の発明は、請求項4記載の発
明において、DTMF信号で作られるデータ長以上の時
間の信号を受けなかった時、管理装置から外部通信機器
側へ接続を切換える回線切換え手段を設けたので、請求
項4記載の発明と同様な効果を得ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である遠隔制御装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図2】通信コントロール装置の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】管理装置の内部構成を示すブロック図である。
【図4】複写機の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】複写機の露光光学系の構成を示す縦断正面図で
ある。
【図6】複写機の現像部の構成を示す縦断正面図であ
る。
【図7】複写機の給紙部の構成を示す縦断正面図であ
る。
【図8】複写機の操作部の構成を示す正面図である。
【図9】複写機の各種キー部の動作内容を示す動作説明
図である。
【図10】(a)は遠隔通報キーによる遠隔通報処理を
示す模式図、(b)は自己診断異常による遠隔通報処理
を示す模式図、(c)は事前警告による遠隔通報処理を
示す模式図である。
【図11】管理装置から複写機へのアクセスの様子を示
すものであり、(a)はRead処理の模式図、(b)
はWrite処理の模式図、(c)はExecute処
理の模式図である。
【図12】管理装置から通信コントロール装置へのアク
セスの様子を示すものであり、(a)はRead処理の
模式図、(b)はWrite処理の模式図、(c)はE
xecute処理の模式図である。
【図13】通信コントロール装置から複写機へのアクセ
スの一例であるRead処理の様子を示す模式図であ
る。
【図14】各種パラメータの内容を示す模式図である。
【図15】遠隔通報のデータフォーマットの一例を示す
ものであり、(a)は複写機から通信コントロール装置
への通報データの内容を示す模式図、(b)は通信コン
トロール装置から管理装置への通報データの内容を示す
模式図、(c)は通信コントロール装置から複写機への
通報結果報告の内容を示す模式図である。
【図16】管理装置から複写機へのアクセス時のデータ
フォーマットの構成を示すものであり、(a)はRea
d処理の模式図、(b)はwrite処理の模式図、
(c)はExecute処理の模式図である。
【図17】管理装置から通信コントロール装置へのアク
セス時のデータフォーマットの構成を示すものであり、
(a)はRead処理の模式図、(b)はwrite処
理の模式図、(c)はExecute処理の模式図であ
る。
【図18】通信コントロール装置から複写機へのアクセ
ス時のデータフォーマットの構成であるRead処理の
様子を示す模式図である。
【図19】複写機の通報制御の様子を示すフローチャー
トである。
【図20】複写機の遠隔通報キーによる遠隔通報制御の
様子を示すフローチャートである。
【図21】複写機の自己診断異常による遠隔通報制御の
様子を示すフローチャートである。
【図22】複写機の事前報告による遠隔通報制御の様子
を示すフローチャートである。
【図23】通信コントロール装置からアクセスされた場
合の複写機の通信処理の様子を示すフローチャートであ
る。
【図24】図23のRead処理の様子を示すフローチ
ャートである。
【図25】図23のWrite処理の様子を示すフロー
チャートである。
【図26】図23のExecute処理の様子を示すフ
ローチャートである。
【図27】通信コントロール装置に5台の複写機が接続
されている場合のアイドル状態の通信シーケンスを示す
模式図である。
【図28】複写機に遠隔通報の送信テキストがある場合
の様子を示す模式図である。
【図29】通信コントロール装置から複写機へ通報結果
報告のテキストを送信する場合の様子を示す模式図であ
る。
【図30】管理装置又は通信コントロール装置から複写
機をアクセスした場合における通信コントロール装置と
複写機との間の通信シーケンスを示す模式図である。
【図31】定期データ処理におけるトータルコピー枚数
のカウンタ値の転送シーケンスの一例を示す模式図であ
る。
【図32】定期データ処理におけるトータルコピー枚数
のカウンタ値の転送シーケンスの他の例を示す模式図で
ある。
【図33】定期データ処理におけるトータルコピー枚数
のカウンタ値の転送シーケンスに他の処理を追加した場
合の例を示すフローチャートである。
【図34】通信コントロール装置における発呼処理の様
子を示すフローチャートである。
【図35】回線選択信号を用いて回線接続を行うタイミ
ングを示す模式図である。
【図36】回線接続の送信側の動作を示すフローチャー
トである。
【図37】回線接続の受信側の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 管理装置 2 公衆回線 4 インターフェイス装置 5 画像形成装置 8 ホストマシン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機等の画像形成装置と通信回線を介
    して接続されたインターフェイス装置と、このインター
    フェイス装置と公衆回線を介して接続された管理装置と
    を備えた遠隔制御装置において、前記インターフェイス
    装置を介して電話器やファクシミリ等の外部通信機器と
    接続する外部機器接続手段と、通信を行うことに先立っ
    て前記管理装置への通信か又は前記外部通信機器への通
    信かを区別すべき回線選択信号を送る回線選択信号送信
    手段とを前記管理装置内に設けたことを特徴とする遠隔
    制御装置。
  2. 【請求項2】 複写機等の画像形成装置と通信回線を介
    して接続されたインターフェイス装置と、このインター
    フェイス装置と公衆回線を介して接続された管理装置と
    を備えた遠隔制御装置において、前記インターフェイス
    装置を介して電話器やファクシミリ等の外部通信機器と
    接続する外部機器接続手段と、通信を行うことに先立っ
    て前記管理装置への通信か又は前記外部通信機器への通
    信かを区別すべき送られた回線選択信号を認識する回線
    選択信号認識手段とを前記管理装置内に設けたことを特
    徴とする遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 回線選択信号を検知した時は管理装置と
    インターフェイス装置とを接続して通信を行い、検知し
    ない時は外部通信機器を呼び出す回線選択手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔制御装置。
  4. 【請求項4】 回線選択信号は、DTMF信号からなる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の遠隔制御装置。
  5. 【請求項5】 回線選択信号は、インターフェイス装置
    との回線接続後から少なくとも5秒以上でかつその個々
    の信号を構成するDTMF信号は所定の間隔以下である
    ことを特徴とする請求項4記載の遠隔制御装置。
  6. 【請求項6】 DTMF信号の所定の間隔とは、1秒以
    下であることを特徴とする請求項5記載の遠隔制御装
    置。
  7. 【請求項7】 DTMF信号で作られるデータ長以上の
    時間の信号を受けなかった時、管理装置から外部通信機
    器側へ接続を切換える回線切換え手段を設けたことを特
    徴とする請求項4記載の遠隔制御装置。
JP5199845A 1993-08-12 1993-08-12 遠隔制御装置 Pending JPH0758875A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002312134A (ja) * 2001-04-12 2002-10-25 Konica Corp インクジェットプリンタシステム
US6956934B2 (en) 2001-10-16 2005-10-18 Ricoh Company, Ltd. Management system and method, and data processing apparatus

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