JP2002312134A - インクジェットプリンタシステム - Google Patents

インクジェットプリンタシステム

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JP2002312134A JP2001113824A JP2001113824A JP2002312134A JP 2002312134 A JP2002312134 A JP 2002312134A JP 2001113824 A JP2001113824 A JP 2001113824A JP 2001113824 A JP2001113824 A JP 2001113824A JP 2002312134 A JP2002312134 A JP 2002312134A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いち早く不具合を解消することができるインク
ジェットプリンタシステムを提供する。 【解決手段】パソコン21は、制御基板9から動作に関
する情報を取得し、サーバー11は、パソコン21が取
得した動作に関する情報を取得し、それに応じて制御に
関する情報をパソコン21に提供し、パソコン21は、
サーバー11から提供された制御に関する情報が自己に
対するものと判断すればそれを記憶し、前記制御に関す
る情報が制御基板9に対応するものと判断すればそれを
制御基板9に提供するので、例えばサーバー11をサー
ビスセンターなどに設置することで、インクジェットプ
リンタ22を遠隔的に監視することができ、またエラー
などのトラブルが発生した場合、サーバー11が、その
内容をネットワークを介して取得し迅速に解析すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタシステムに関し、特にエラーなどに迅速に対処可
能なインクジェットプリンタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、雑音が少な
いことやカラー化が容易なことで、産業用、パーソナル
用向け出力機として急速に普及してきている。インクジ
ェット用インクも用途に応じて、パーソナル用として水
性インク、産業用としては、例えば、印刷プルーフ用と
して顔料インク、捺染用として分散インク、反応性イン
クや酸性インク、液晶用として溶剤インクが用いられて
いる。このように種々のインクへの対応が必要不可欠と
なってきて、種々の媒体へのプリントへの応用が期待さ
れてきている。
【0003】
【発明が解決使用とする課題】このように種々の産業へ
の展開を図る場合、装置の安定が重要な課題の一つとな
る。しかるに、現状のインクジェットプリンタは、プリ
ント速度などの問題からパーソナル用として普及してき
たため、産業用として使用される過酷な条件に対して必
ずしも十分な耐久性を有しているとはいえない場合があ
る。具体的には、設置された環境下で生じる電気的なノ
イズによるプリンタ本体と制御装置間の通信不良、或い
は温度、湿度などによる不安定な出射、更には媒体の不
安定さによるへッドノズルの目詰まりなどがあり、ユー
ザーは品質に関して必ずしも十分な満足感が得られない
ことがあるという問題があった。
【0004】このような問題の根本的な解決は、インク
ジェットプリンタを完全なものとすることで行えるもの
の、現状の技術では、全ての産業用インクジェットプリ
ンタで全く問題が生じないようにすることは困難であ
る。しかしながら、ユーザーの要求を満たさなければ、
優れた特徴を有していても産業用インクジェットプリン
タの拡販は達成できないという実状がある。
【0005】そこで、産業用インクジェットプリンタの
根本的解決がなされるまでの間、対処療法として、イン
クジェットプリンタにエラーが生じた場合、これを迅速
にフィードバックして、エラーが生じないような修正を
施すことが考えられる。ここで、迅速な対処のために
は、インクジェットプリンタ毎にサービスマンを配置し
て、エラーにいち早く対応させることが好ましい。とこ
ろが、1台のインクジェットプリンタに1人のサービス
マンを担当させることは、実際問題として不可能である
ため、サービスマンがインクジェットプリンタから地理
的に離れたサービスセンターなどに常駐し、ユーザーか
らの不満に関する情報やエラー発生情報等を待つという
システムをとらざるを得ない。
【0006】しかしながら、かかるシステムでは、ユー
ザーからの情報を待つという受動的な対応となるので、
対応が遅れがちになり、迅速な対処という観点からは問
題がある。又、開発時には予期し得ない本来とは異なる
ソフトウェアの使い勝手に対するユーザーの不満や、一
部のユーザーの要求に応じて色のカスタマイズが行われ
た場合、他のユーザーがその色を使えないなどの不満も
ある。
【0007】上記問題を解決するために、例えばコピー
マシンに関しては、特開平7−200797号公報にお
いて、パフォーマンス品質に対するユーザーの正確な不
満足を知らせる方法として、装置に取り付けられた対話
ボタンを通じて、自動調整やサービスマンの派遣などを
行う方法が開示されている。
【0008】しかしながら、産業用インクジェットプリ
ンタは、ある程度規格化されたコピーマシンとは異な
り、個々のユーザー毎に要求が異なるため、それぞれ別
の不満が生じ、一様な対応ができないという固有の問題
がある。したがって、電話などによるユーザーの情報
は、極めて限られたものになることから、サービスセン
ターの担当者は、個々のユーザーの状況を把握する必要
が生じ、実際に現地に出向かない限り実質的に対応する
ことが不可能であった。例えば、捺染用インクジェット
プリンタでは、ユーザーごとに媒体である布帛の織りが
異なり、標準に準備された色変換ソフトでは不満が生じ
ることがあるが、電話などによるユーザーの情報では、
どのような色を表現したいのか、サービスセンターの担
当者は的確に把握することができないの一般的である。
【0009】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、例えばサービスセンターなど
で、ユーザーから情報を得ることなく、インクジェット
プリンタのプリンタ制御部より直接情報を取得すること
で、いち早く不具合を解消することができるインクジェ
ットプリンタシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンタシステムは、所定のプログラムを記憶してお
り、前記プログラムに基づいてインクジェットプリンタ
を制御するプリンタ制御部と、前記プリンタ制御部に接
続された外部制御装置と、前記外部制御装置とネットワ
ークを介して接続される中央制御装置と、を有し、前記
外部制御装置は、前記プリンタ制御部から動作に関する
情報を取得し、前記中央制御装置は、前記外部制御装置
が取得した前記動作に関する情報を取得し、それに応じ
て制御に関する情報を前記外部制御装置に提供し、前記
外部制御装置は、前記中央制御装置から提供された前記
制御に関する情報が自己に対するものと判断すればそれ
を記憶し、前記制御に関する情報が前記プリンタ制御部
に対応するものと判断すればそれを前記プリンタ制御部
に提供することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明のインクジェットプリンタシステムは、
所定のプログラムを記憶しており、前記プログラムに基
づいてインクジェットプリンタを制御するプリンタ制御
部と、前記プリンタ制御部に接続された外部制御装置
と、前記外部制御装置とネットワークを介して接続され
る中央制御装置と、を有し、前記外部制御装置は、前記
プリンタ制御部から動作に関する情報を取得し、前記中
央制御装置は、前記外部制御装置が取得した前記動作に
関する情報を取得し、それに応じて制御に関する情報を
前記外部制御装置に提供し、前記外部制御装置は、前記
中央制御装置から提供された前記制御に関する情報が自
己に対するものと判断すればそれを記憶し、前記制御に
関する情報が前記プリンタ制御部に対応するものと判断
すればそれを前記プリンタ制御部に提供するので、例え
ば前記中央制御装置をサービスセンターなどに設置する
ことで、前記インクジェットプリンタを遠隔的に監視す
ることができ、またエラーなどのトラブルが発生した場
合、前記中央制御装置が、その内容をネットワークを介
して取得し迅速に解析することができ、更には、トラブ
ル対策のプログラムなどを前記制御に関する情報として
ネットワークを介して前記外部制御装置又は前記プリン
タ制御部へと提供することで、前記インクジェットプリ
ンタを迅速に復旧させることが可能となる。ここで、
「プリンタ制御部」とは、インクジェットプリンタ内部
に設けられ、所定のプログラムとして例えばファームウ
ェアなどを記憶したものをいい、外部制御装置とは、イ
ンクジェットプリンタの外部に設けられアプリケーショ
ンソフトなどを記憶したパソコンのようなものをいう。
【0012】従って、前記外部制御装置が前記プリンタ
制御部から取得する前記動作に関する情報は、エラー情
報を含むと、前記中央制御装置がエラーの解析を行える
ので好ましい。
【0013】又、前記中央制御装置が前記外部制御装置
に提供する前記制御に関する情報は、診断情報を含むと
好ましい。
【0014】更に、前記制御に関する情報は、前記外部
制御装置又は前記プリンタ制御部が記憶しているプログ
ラムを修正又は更新するための情報を含むと好ましい。
ここで、プログラムには、アプリケーションソフトやフ
ァームウェアを含む。
【0015】又、前記プリンタ制御部は、エラーの履歴
情報を記憶し、前記動作に関する情報の一部として前記
外部制御装置に提供すると好ましい。エラーの履歴情報
は、エラーの解析に役立つからである。
【0016】更に、前記インクジェットプリンタは、捺
染用インクジェットプリンタであると好ましい。捺染固
有の問題(色合わせ等)を迅速に解消できるので好まし
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態にか
かるインクジェットプリンタシステムの概略構成図であ
る。図2は、インクジェットプリンタにおけるプリンタ
部の機械的構成を示す図である。
【0018】図1において、サービスセンターAに設置
された中央制御装置としてのサーバー11は、インター
ネットもしくは公衆回線(モデム、中継局を有線もしく
は無線で結ぶものを含む)などのネットワークNを介し
て、ユーザーBに設置された外部制御装置としてのパソ
コン21,ユーザーCに設置された外部制御装置として
のパソコン21’に接続されている。パソコン21,2
1’は、それぞれインクジェットプリンタ22,22’
に接続されている。サーバー11と、パソコン21,2
1’と、後述する制御基板9、9’とでインクジェット
プリントシステムを構成する。尚、パソコン21,2
1’と、インクジェットプリンタ22,22’とは、ユ
ーザーに応じてカスタマイズされた部分を除けば、基本
的に同一構成であるので、以下、パソコン21とインク
ジェットプリンタ22を例に取り説明する。
【0019】図2を参照して、インクジェットプリンタ
22について説明する。キャリッジ2は、ヘッド10
と、ヘッドドライバ(図示せず)を収めた樹脂性のケー
スである。キャリッジ2に収められたヘッドドライバ
(不図示)は、例えばICで構成されており、キャリッ
ジ2から引き出されたフレキシブルケーブル5で制御基
板(プリンタ制御部)9と接続されている。制御基板9
は、パソコン21に通信可能に接続されている。
【0020】キャリッジ2は、キャリッジ駆動機構6に
よって図中矢印で示した主走査方向(X方向)に往復移
動される。キャリッジ駆動機構6は、モータ6a、プー
リ6b、歯付きベルト6c、ガイドレール6dを含んで
構成されていて、キャリッジ2は歯付きベルト6cに固
着されている。
【0021】モータ6aによりプーリ6bが回転する
と、歯付きベルト6cに固着されたキャリッジ2は図中
矢印X方向に沿って移動させられる。ガイドレール6d
は、互いに平行な2本の円柱で、且つキャリッジ2の挿
通穴を貫通していてキャリッジ2が滑走するようにして
ある。
【0022】このため歯付きベルト6cはキャリッジ2
の自重では撓まないし、キャリッジ2の往復移動の方向
は一直線上となる。モータ6aの回転方向を逆転すれば
キャリッジ2が移動する向きを変更でき、回転数を変更
すればキャリッジ2の移動速度を変更することも可能で
ある。インクカートリッジ(図示せず)は内部にインク
タンクを有している。インクタンクのインク供給口はイ
ンクカートリッジをキャリッジ2にセットしてインク供
給パイプと接続されると開口し、接続が解除されると閉
鎖され、ヘッド10にインクが供給される。
【0023】キャリッジ2にはヘッド10が設けられて
いる。このヘッド10の背面には、吐出用のY、M、
C、Kの各色のインクを納めたインクカートリッジが着
脱自在に配置されている。なお、インクカートリッジに
ついては図示を省略している。フレキシブルケーブル5
はデータ転送手段にかかり、可撓性を有するフィルム
に、データ信号線、電源線等を含む配線パターンをプリ
ントしたもので、キャリッジ2と制御基板9との間でデ
ータを転送し、キャリッジ2の移動に追従する。
【0024】エンコーダ7は樹脂の透明なフィルムに所
定の間隔で目盛りをつけたもので、この目盛りをキャリ
ッジ2に設けた光センサにより検出して、キャリッジ2
の移動速度や位置、移動方向を検知する。紙搬送機構8
は図中矢印Yで示した副走査方向に記録紙Pを搬送させ
る機構で、搬送モータ8a、搬送ローラー対8b、8c
を含んで構成される。搬送ローラー対8bと搬送ローラ
ー対8cは搬送モータ8aにより駆動されて、図示せぬ
ギア列によって略等しいが搬送ローラー対8cが極わず
かに速い周速で回転するローラー対である。
【0025】記録媒体Pは給紙機構(図示せず)から送
り出されてから一定速度で回転させられている搬送ロー
ラー対8bに挟持され、給紙ガイド(図示せず)によっ
て副走査方向に搬送の向きを修正させられたうえで搬送
ローラー対8cに挟持されて搬送される。
【0026】搬送ローラー対8cの周速は搬送ローラー
対8bよりも極わずか速いので、記録媒体Pは弛みを発
生させずに記録部を通過する。また記録媒体Pが副走査
方向に移動する速度は一定の速度に設定する。
【0027】このようにして記録媒体Pを副走査方向に
一定速度で移動させつつ、キャリッジ2を主走査方向に
一定速度で移動させ、ヘッド10から吐出したインクを
付着させて記録媒体Pの片面の所定範囲に画像を記録す
る。
【0028】次に、本実施の形態にかかるインクジェッ
トプリンタシステムの動作について説明する。制御基板
9の不図示のメモリには、ファームウェアと呼ばれるプ
ログラムが記憶されており、それに基づいてインクジェ
ットプリンタ22が動作するようになっている。一方、
パソコン21には、プリンタドライバ(アプリケーショ
ンソフト)が記憶されており、これに基づいて、例えば
RGB方式などの一般的な画像データを、適切なインク
ジェット用データに変換した後、制御基板9に送信する
ようになっている。
【0029】ところで、インクジェットプリンタ22、
22’の動作状況を含む動作に関する情報は、パソコン
21、21’から定期的もしくは不定期のタイミング
で、ネットワークNを介してサーバー11に送信される
ようになっている。従って、サービスステーションAで
は、ユーザーB、Cのインクジェットプリンタ22,2
2’を遠隔的に監視できるようになっている。
【0030】ここで、インクジェットプリンタ22にエ
ラーが発生した場合、パソコン21には、それ以前の履
歴情報が記憶されているので、エラーに関する情報と履
歴情報とがサーバー11に送信される。サーバー11又
はサービスマンは、エラー情報を履歴情報から参照する
ことで、トラブル対応策を検討し、ファームウェア又は
プリンタドライバを更新することで、エラーを回避でき
ると判断した場合、サーバー11から新たなファームウ
ェア又はプリンタドライバを、制御に関する情報として
パソコン21に提供する。パソコン21は、サーバー1
1から提供されたものがプリンタドライバであれば、自
己が記憶しているプリンタドライバと置換することで更
新し、一方、サーバー11から提供されたものがファー
ムウェアであれば、制御基板9に送信することで、不図
示のメモリ中のファームウェアを更新することができ
る。尚、パソコン21に送信される情報には、ユーザー
Bに対して、エラー復旧のために必要な処置を知らせる
診断情報を含んでいても良い。
【0031】更に、インクジェットプリンタにおける電
気基板の破損及び駆動系の破損などは、それらを監視す
る不図示のセンサにより検出できるので、かかるセンサ
からの情報を、履歴情報と共にパソコン21に記憶し、
サーバー11に送信することができる。
【0032】このようなハードウェアのトラブルについ
ては、必ずしもサーバー11から提供される制御に関す
る情報で復旧されることができるわけではないが、パソ
コン21から提供された情報内容によって発生個所が明
確になるので、サービスマンを派遣するにしても、修理
内容を予め把握でき、又場合によっては交換部品を持参
するので、より迅速な復旧が可能となる。
【0033】一例を挙げると、例えばキャリッジ2を動
作させるモータ6aが破損した場合、モータ6aを駆動
させるパルス信号に異常値が生じたことが制御基板9を
介してわかる。具体的には該異常値が0である場合は、
モータ6aが駆動していないことがわかり、モータ6a
の故障を予測でき、新品のモータ6aを持参したサービ
スマンを現地へ派遣して修理させることができる。一
方、該異常値が0ではない異常数値である場合は、ファ
ームウェアのソフト的エラーである可能性があり、かか
る場合には、サーバー11からファームウェアを更新す
るための情報をパソコン21に送信することによって復
旧できる可能性がある。
【0034】尚、ユーザーがカスタマイズを要求するよ
うな場合は、そのユーザー専用のアプリケーションソフ
トをサーバー11からパソコン21に提供することで、
アプリケーションソフトの書き換えができる。かかる場
合、ユーザーBは、まずサービスステーションAに、所
望するカスタマイズの内容を連絡しなければならない
が、サービスマンが現地に出向いて、アプリケーション
ソフトを再インストールする必要はなく迅速な態様が可
能であるし、例えばタイマーをセットしておけば、イン
クジェットプリンタの可動が停止する深夜に、サーバー
21から提供されたアプリケーションソフトを自動的に
書き換えることができ、それによりインクジェットプリ
ンタ22の稼働率を低下させることを抑制できる。
【0035】ここで、アプリケーションソフトについて
説明する。ここでいうアプリケーションソフトは、プリ
ントする画像の編集機能を示し、プリンタを制御するド
ライバソフトとは異なる。つまり、一般的な制御ソフト
とは、性質を異ならせたものである。
【0036】ここでいうアプリケーションソフトは、捺
染独特の画像編集機能を有している。一般的に、アパレ
ル関連の捺染では、画像編集として、千鳥貼りつけが行
われる。これは、小さな画像を縦方向や横方向に繰り返
して貼りつける方法であって、画像の周期的な絵柄を防
止するために例えば、1/2、1/3などずらしながら貼りつ
ける。一方、タペストリーやバナーの場合は、大きな画
像を一枚貼りつけることが多い。アパレルの捺染の場合
は、この小さな画像を繰り返して、幅1.6mで、長さ
50mなど一反物としてプリントし続けることが必要と
なる。この時のアプリケーションソフトとしては、初期
の繰り返し画像を画像変換した後、サーバを介して繰り
返し送信し、プリントする機能を有するようなものが望
まれている。つまり、画像の一括処理をした後プリント
するものである。一方、タペストリーの場合は、大きな
画像を数lineごと順次画像変換して、プリントす
る。つまり、画像変換とプリントを同時に行うことが要
求される。本実施の形態によれば、このようなユーザー
の異なる要望に対して、遠隔的にアプリケーションソフ
トを変更することができる。
【0037】一方、捺染では、媒体の種類、つまり綿、
絹、ポリエステルなどに応じて、インクを異ならせるこ
とも考えられる。例えばユーザーは、季節や業界動向に
より、当初予定していたインクジェット捺染媒体を、綿
から絹などに変更したい場合がある。この場合、インク
の交換が必要になるが、かかる場合、インクカートリッ
ジを交換するだけでは足りない。例えば所望の色を形成
するための比率は、インク毎に異なるからである。よっ
て、交換後のインクにあったアプリケーションソフトと
して、画像変換ソフト(カラーテーブルすなわちRGB
信号とYMCK信号の変換テーブルなどを含む)を変更
する必要がある。本実施の形態によれば、遠隔的に画像
変換ソフトの変更を行え、かつユーザー毎になされた変
更をサービスセンターで把握でき、ユーザーの動向も掴
め、インク生産調整などが可能となる。具体的には、ユ
ーザーBは、所望の色に関する情報を送信するだけで、
サービスステーションA側でカラーテーブルを作成し
て、指定された場所(ここではパソコン21)にサーバ
ー11からネットワークNを介して提供することができ
る。
【0038】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、例えばサービスセンタ
ーなどで、ユーザーから情報を得ることなく、インクジ
ェットプリンタのプリンタ制御部より直接情報を取得す
ることで、いち早く不具合を解消することができるイン
クジェットプリンタシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるインクジェットプリンタ
システムの概略構成図である。
【図2】インクジェットプリンタの機械的構成を示す図
である。
【符号の説明】
9,9’ 制御基板 11 サーバー 21、21’ パソコン 22,22’ インクジェットプリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EB11 EB29 FA10 FB01 KC22 2C061 AP01 AQ05 AR01 AS11 HJ08 HV34 HV35 HV60 HX10 5B021 AA01 BB10 NN17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のプログラムを記憶しており、前記
    プログラムに基づいてインクジェットプリンタを制御す
    るプリンタ制御部と、 前記プリンタ制御部に接続された外部制御装置と、 前記外部制御装置とネットワークを介して接続される中
    央制御装置と、を有し、 前記外部制御装置は、前記プリンタ制御部から動作に関
    する情報を取得し、前記中央制御装置は、前記外部制御
    装置が取得した前記動作に関する情報を取得し、それに
    応じて制御に関する情報を前記外部制御装置に提供し、 前記外部制御装置は、前記中央制御装置から提供された
    前記制御に関する情報が自己に対するものと判断すれば
    それを記憶し、前記制御に関する情報が前記プリンタ制
    御部に対応するものと判断すればそれを前記プリンタ制
    御部に提供することを特徴とするインクジェットプリン
    タシステム。
  2. 【請求項2】 前記外部制御装置が前記プリンタ制御部
    から取得する前記動作に関する情報は、エラー情報を含
    むことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプ
    リンタシステム。
  3. 【請求項3】 前記中央制御装置が前記外部制御装置に
    提供する前記制御に関する情報は、診断情報を含むこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプ
    リンタシステム。
  4. 【請求項4】 前記制御に関する情報は、前記外部制御
    装置又は前記プリンタ制御部が記憶しているプログラム
    を修正又は更新するための情報を含むことを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載のインクジェットプリ
    ンタシステム。
  5. 【請求項5】 前記プリンタ制御部は、エラーの履歴情
    報を記憶し、前記動作に関する情報の一部として前記外
    部制御装置に提供することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載のインクジェットプリンタシステム。
  6. 【請求項6】 前記インクジェットプリンタは、捺染用
    インクジェットプリンタであることを特徴とする請求項
    1乃至53のいずれかに記載のインクジェットプリンタ
    システム。
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