JP3342549B2 - 画像形成装置管理システム - Google Patents
画像形成装置管理システムInfo
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- JP3342549B2 JP3342549B2 JP26390893A JP26390893A JP3342549B2 JP 3342549 B2 JP3342549 B2 JP 3342549B2 JP 26390893 A JP26390893 A JP 26390893A JP 26390893 A JP26390893 A JP 26390893A JP 3342549 B2 JP3342549 B2 JP 3342549B2
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Description
像形成装置を通信コントロール装置及び公衆回線網を介
して管理装置と接続する画像形成装置管理システムに関
する。
えば特開平2−257155号公報,特開平2−259
666号公報,あるいは特開平3−196053号公報
などに見られるように、複写機等の画像形成装置を公衆
回線等の通信回線を利用して、サービスセンタ等に設置
された管理装置と接続可能にしたものが知られている。
遠隔地に設置されている複数の画像形成装置を1ヶ所に
設けた管理装置(ホストマシン)によって集中的に管理
することにより、各画像形成装置の使用状況を集計した
り、その管理情報を画像形成装置のメンテナンス等に利
用したりしている。使用状況の内容としてはコピー枚数
等があり、メンテナンスの内容としては画像形成装置の
自己診断による管理装置への自動発呼や、管理装置側か
らのアクセスによる画像形成装置の各部調整等がある。
ムとして、複数の画像形成装置をデータタミナルと称す
る通信コントロール装置及び公衆回線網を介して管理装
置と接続可能にしたものもあり、一般に画像形成装置側
に設置されている通信コントロール装置が管理装置との
通信をコントロールしている。通信コントロール装置に
は、電話機やファクシミリ装置等の外部通信機器を接続
可能にものがある。
た通信コントロール装置を有する画像形成装置管理シス
テムにおいては、通信コントロール装置の内部通信手段
と外部通信機器の両方に回線が接続されているが、外部
通信機器が使用されることは非常に少ないため、回線の
使用効率が低く、基本ダイヤル通話料金が無駄になって
いた。
であり、上述のような画像形成装置管理システムにおい
て、通信コントロール装置の内部通信手段及び外部通信
機器に接続される回線の使用効率を向上させることを目
的とする。
複数の画像形成装置を通信コントロール装置及び公衆回
線網を介して管理装置と接続する画像形成装置管理シス
テムにおいて、上記の目的を達成するため次の各手段を
設けたことを特徴とする。
が、電話機あるいはファクシミリ装置等の外部通信機器
を接続する接続手段を備え、管理装置に、通信を行なう
のに先立って通信コントロール装置の内部通信手段によ
る通信か接続手段によって接続された外部通信機器によ
る通信かを区別するための識別信号を通信コントロール
装置へ送信する識別信号送信手段を設け、通信コントロ
ール装置に、上記識別信号を検出する識別信号検出手段
と、該手段による上記識別信号の検出時間を設定する検
出時間設定手段と、該手段による設定時間に基づく上記
識別信号検出手段の検出結果に基づいて公衆回線を上記
内部通信手段と外部通信機器のいずれかに切り換え接続
する回線切換接続手段とを設けたものである。
を、識別信号検出手段が上記識別信号を検出した時には
上記内部通信手段に、上記識別信号を検出しない時には
上記外部通信機器に、それぞれ公衆回線を切り換え接続
する手段としたものである。
が、電話機あるいはファクシミリ装置等の外部通信機器
を接続する接続手段を備え、管理装置に、通信を行なう
のに先立って通信コントロール装置の内部通信手段によ
る通信か接続手段によって接続された外部通信機器によ
る通信かを区別するための識別信号を通信コントロール
装置へ送信する識別信号送信手段を設け、通信コントロ
ール装置に、上記識別信号を検出する識別信号検出手段
と、該手段の検出結果に基づいて公衆回線を上記内部通
信手段と外部通信機器のいずれかに切り換え接続する回
線切換接続手段とを設け、管理装置の識別信号送信手段
に、上記識別信号の送信時間を通信コントロール装置に
おける電話機による通信が可能な電話機モード時よりフ
ァクシミリ装置による通信が可能なファックスモード時
の方が長くなるように設定する手段を備えたものであ
る。
が、電話機あるいはファクシミリ装置等の外部通信機器
を接続する接続手段を備え、管理装置に、通信を行なう
のに先立って通信コントロール装置の内部通信手段によ
る通信か接続手段によって接続された外部通信機器によ
る通信かを区別するための識別信号を通信コントロール
装置へ送信する識別信号送信手段を設け、通信コントロ
ール装置に、上記識別信号を検出する識別信号検出手段
と、該手段の検出結果に基づいて公衆回線を上記内部通
信手段と外部通信機器のいずれかに切り換え接続する回
線切換接続手段とを設け、通信コントロール装置の識別
信号検出手段に、上記識別信号の検出時間を電話機によ
る通信が可能な電話機モード時よりファクシミリ装置に
よる通信が可能なファックスモード時の方が長くなるよ
うに設定する手段を備えたものである。
が、電話機あるいはファクシミリ装置等の外部通信機器
を接続する接続手段を備え、管理装置に、通信を行なう
のに先立って通信コントロール装置の内部通信手段によ
る通信か接続手段によって接続された外部通信機器によ
る通信かを区別するための識別信号を通信コントロール
装置へ送信する識別信号送信手段を設け、通信コントロ
ール装置に、上記識別信号を検出する識別信号検出手段
と、該手段の検出結果に基づいて公衆回線を上記内部通
信手段と外部通信機器のいずれかに切り換え接続する回
線切換接続手段と、外部通信機器としてファクシミリ装
置が接続されている場合にはそのファクシミリ装置に公
衆回線を捕捉させ、その捕捉後に識別信号検出手段によ
る上記識別信号の検出動作を開始させる手段とを設けた
ものである。
置管理システムにおいて、通信コントロール装置に、公
衆回線網内の交換機からの呼び出し中は識別信号検出手
段による上記識別信号の検出を禁止させる手段を設けた
ものである。請求項7の発明は、請求項1乃至6のいず
れかの画像形成装置管理システムにおいて、上記識別信
号を押しボタンダイヤル信号としたものである。
装置を複数の通信コントロール装置及び公衆回線網を介
して管理装置と接続する画像形成装置管理システムにお
いて、上記の目的を達成するため次の各手段を設けたこ
とを特徴とする。
が、電話機あるいはファクシミリ装置等の外部通信機器
を接続する接続手段を備え、通信コントロール装置のい
ずれかに、通信を行なうのに先立って他の通信コントロ
ール装置の内部通信手段による通信か接続手段によって
接続された外部通信機器による通信かを区別するための
識別信号を送信する識別信号送信手段を設け、上記他の
通信コントロール装置に、上記識別信号を検出する識別
信号検出手段と、該手段の検出結果に基づいて公衆回線
を上記内部通信手段と外部通信機器のいずれかに切り換
え接続する回線切換接続手段とを設けたものである。
置管理システムにおいて、上記識別信号送信手段を設け
た通信コントロール装置に、管理装置を呼び出す際と他
の通信コントロール装置を呼び出す際のそれぞれにおい
て上記識別信号を送信するか否かを予め登録した特定コ
ードによって設定する識別信号送信可否設定手段を設け
たものである。
像形成装置管理システムにおいて、識別信号送信手段を
設けた通信コントロール装置に、上記識別信号の送信時
間を設定する手段を設けたものである。請求項11の発
明は、請求項8乃至10のいずれかの画像形成装置管理
システムにおいて、上記識別信号を押しボタンダイヤル
信号としたものである。
ムでは、管理装置の識別信号送信手段が、通信を行なう
のに先立って通信コントロール装置の内部通信手段によ
る通信か接続手段によって接続された外部通信機器によ
る通信かを区別するための識別信号を通信コントロール
装置へ送信し、通信コントロール装置の識別信号検出手
段が上記識別信号を検出し、回線切換接続手段がその検
出結果に基づいて公衆回線(1本の回線)を上記内部通
信手段と外部通信機器のいずれかに切り換え接続するの
で、回線の使用効率が向上する。また、通信コントロー
ル装置では識別信号検出手段による上記識別信号の検出
時間を設定する検出時間設定手段を備えているため、そ
の検出時間をうまく設定しておくことにより、例えば外
部通信機器としてファクシミリ装置が接続されている場
合でも、そのファクシミリ装置からのファックス(FA
X)プロトコル信号と上記識別信号とが重ならないよう
にすることができる。よって、識別信号検出手段が上記
識別信号を正常に検出することができる。
手段が上記識別信号を検出した時には上記内部通信手段
に、上記識別信号を検出しない時には上記外部通信機器
に、それぞれ公衆回線を切り換え接続するようにすれ
ば、つまり上記識別信号を検出した時にのみ上記外部通
信機器から上記内部通信手段に公衆回線を切り換え接続
するようにすれば、現流のシステムとの互換性がとれ
る。
記識別信号の送信時間を通信コントロール装置における
電話機による通信が可能な電話機モード時よりファクシ
ミリ装置による通信が可能なファックスモード時の方が
長くなるように設定することにより、以下のような問題
がなくなる。つまり、通信コントロール装置ではファッ
クスモード時にファクシミリ装置からFAXプロトコル
信号が送信されてくるため、その信号が上記識別信号に
重なって識別信号検出手段がその識別信号を正確に検出
することができなくなるが、その識別信号の送信時間が
長くなるように設定されることによってそのような問題
が解消される。
検出手段で、上記識別信号の検出時間を電話機による通
信が可能な電話機モード時よりファクシミリ装置による
通信が可能なファックスモード時の方が長くなるように
設定することにより、上述したようにファックスモード
時にファクシミリ装置からFAXプロトコル信号が送信
されても識別信号検出手段は上記識別信号を正確に検出
することができ、しかも電話機モード時は上記識別信号
の検出時間が短いため、他の処理に多くの時間をかけら
れる。
部通信機器としてファクシミリ装置が接続されている場
合にはそのファクシミリ装置に公衆回線を捕捉させ、そ
の捕捉後に識別信号検出手段による上記識別信号の検出
動作を開始させるようにすれば、上記識別信号の検出を
さらに正確に行える。
回線網内の交換機からの呼び出し中は識別信号検出手段
による上記識別信号の検出を禁止させることにより、上
記識別信号の検出をより一層正確に行える。また、上記
識別信号を押しボタンダイヤル信号とすれば、現有のモ
デムが持つ機能を使用して上述した新機能を実現するこ
とができる。
システムによれば、いずれかの通信コントロール装置の
識別信号送信手段が、通信を行なうのに先立って他の通
信コントロール装置の内部通信手段による通信か接続手
段によって接続された外部通信機器による通信かを区別
するための識別信号を送信し、他の通信コントロール装
置の識別信号検出手段が上記識別信号を検出し、回線切
換接続手段がその検出結果に基づいて公衆回線を上記内
部通信手段と外部通信機器のいずれかに切り換え接続す
るので、やはり回線の使用効率が向上する。
コントロール装置が、管理装置を呼び出す際と他の通信
コントロール装置を呼び出す際のそれぞれにおいて上記
識別信号を送信するか否かを予め登録した特定コードに
よって設定するようにすれば、管理装置を呼び出す際に
はそこへ上記識別信号を送信しないようにし、他の通信
コントロール装置を呼び出す際にはそこへ上記識別信号
を送信するようにすることができ、上記識別信号をそれ
が必要な装置だけに効率よく送信することができる。こ
の場合、例えば上記識別信号を送信先となる他の通信コ
ントロール装置のダイヤル番号に対してのみ特定コード
を割り付けることにより、他の通信コントロール装置へ
は上記識別信号が送信され、管理装置へは上記識別信号
が送信されることがない。
トロール装置に上記識別信号の送信時間を設定する手段
を設けるようにすれば、上記識別信号の送信時間を他の
通信コントロール装置における電話機による通信が可能
な電話機モード時よりファクシミリ装置による通信が可
能なファックスモード時の方が長くなるように設定する
ことができ、それによって他の通信コントロール装置で
は前述と同様にファックスモード時にファクシミリ装置
からFAXプロトコル信号が送信されてきても識別信号
検出手段が上記識別信号を正確に検出することができ
る。さらに、上記識別信号を押しボタンダイヤル信号と
すれば、前述と同様に現有のモデムが持つ機能を使用し
て上述した新機能を実現することができる。
体的に説明する。まず、この発明による画像形成装置管
理システムを構成する画像形成装置の一例として、この
実施例で使用する複写機の概略構成を図2によって説明
する。
機(PPC)であり、複写機本体2の上部に自動原稿給
送装置(以下「ADF」と略称する)3を載置し、一側
面に手差しトレイ4及び大量給紙5を、他側面に排紙ト
レイ6をそれぞれ装着している。7はADF3用の原稿
トレイであり、原稿セットセンサ8を備えている。複写
機本体2内には、スキャナ部10,画像形成部11,給
紙部12,定着・排紙部13,反転部14,両面ユニッ
ト15等を備えている。
ガラス21,露光ランプ22及び第1ミラー23から構
成される第1スキャナ24,第2ミラー25及び第3ミ
ラー26から構成される第2スキャナ27,第4ミラー
28及び第5ミラー29から構成される第3スキャナ3
0,第6ミラー31,及びレンズ32が設けられてい
る。
周囲に、クエンチングランプ36,帯電チャージャ3
7,イレーサ38,電位センサ39,トナーカートリッ
ジ41を装着する現像ユニット40,転写前チャージャ
42,転写チャージャ43,分離チャージャ44,Pセ
ンサ45,クリーニングユニット46が配置されてい
る。また、転写紙搬送経路の転写位置の手前にレジスト
ローラ対47が、転写位置の後方には搬送ベルト48が
設けられている。
給するためのトレイとして、第1トレイ51,第2トレ
イ52,第3トレイ53,第4トレイ54が着脱可能に
設けられている。そして、それらにストックされている
転写紙を給紙するための給紙ユニットとして、第1給紙
ユニット55,第2給紙ユニット56,第3給紙ユニッ
ト57,第4給紙ユニット58が設けられ、手差しトレ
イ4あるいは大量給紙装置5内の大量給紙トレイ(LC
T)60から転写紙を給紙するための手差し/大量給紙
ユニット59も設けられている。
び両面ユニット15によって給紙された転写紙をレジス
トローラ対47へ向けて搬送するために、右搬送部6
1,左搬送部62,及び水平搬送部63が設けられてい
る。また、定着・排紙部13には定着ユニット65及び
排紙用搬送ローラ群66が、反転部14には反転ローラ
群67がそれぞれ設けられている。
動作について略述する。感光体ドラム35はドラム軸
(図示せず)に回転可能に支持されており、複写命令等
により矢示A方向に回転する。そして、ADF3によっ
てコンタクトガラス21上に給紙された原稿は、第1ス
キャナ24によって走査及び露光される。その反射光像
は第1ミラー23,第2ミラー25,第3ミラー26,
レンズ32,第4ミラー28,第5ミラー29,第6ミ
ラー31を経て、感光体ドラム35上に結像される。
7によって表面が帯電され、上記反射光像によりその帯
電された表面が露光されると静電潜像を形成する。その
後、イレーサ38により不要な部分に光を当てて転写紙
または投影画像に適した潜像に補正する。この時、当倍
の画像を得るためには、感光体ドラム35と第1スキャ
ナ24は同一速度で駆動される。そして、感光体ドラム
35上の潜像は現像ユニット40によりトナー像として
顕像化される。その際、現像ユニット40に電位(現像
バイアス電圧)を印加することにより、濃い又は淡い画
像を得ることができる。
イ52,第3トレイ53,第4トレイ54,手指しトレ
イ4,大量給紙トレイ60,両面ユニット15のいずれ
かにストックされた転写紙が、給紙ユニット55〜59
のいずれかにより選択されて、所定の給紙タイミングで
給紙され、その転写紙は右搬送部61,左搬送部62,
水平搬送部63等を通じて、予め停止しているレジスト
ローラ対47へ搬送される。そして、感光体ドラム35
上のトナー像の先端と転写紙の先端が合うタイミングで
レジストローラ対47を駆動する。
像は、転写前チャージャ及び転写チャージャ43の作用
により転写紙に転写される。この時、感光体ドラム35
の表面は非常に滑らかであり、その表面て転写紙の密着
力が大きいので、分離チャージャ44の作用によって転
写紙の電位を下げてその密着力を低下させる。
を感光体ドラム35から分離し、その分離した転写紙を
搬送ベルト48によって定着ユニット65へ送る。定着
ユニット37に送られた転写紙は、ここでトナーに熱と
圧力が加えられ、それにより転写紙上のトナー像が転写
紙に定着された後、排紙用搬送ローラ群66によって機
外の排紙トレイ上に排出される。両面コピー等を行う際
には、一旦反転部14へ送り込んで搬送方向を反転させ
て両面ユニット15へ送り込み、次の原稿面の画像を複
写する際に画像形成部11へ再給紙させる。
写しきれなかったトナーが付着しているため、クリーニ
ングユニット46のブラシ及びクリーニングブレードに
よって表面を清掃した後、クエンチングランプ36によ
って不均一な表面電位を一定にする。
体ドラム35の回転と同期して発生するパルスまたは感
光体ドラム35を駆動するための基準パルスに基づい
て、後述する制御回路によってコントロールされる。
ものである。この操作部70の中央部には、液晶表示パ
ネルを使用したガイダンス表示部71とパターン表示部
72が設けられ、その左右及び手前側に多数のキーが設
けられている。右側には、スタートキー73,割込キー
74,予熱キー75,モードクリア/予熱キー76,テ
ンキー77,クリア/ストップキー78,タイマキー7
9,プログラムキー80,エンタキー81,ガイダンス
キー82が設けられている。
84,両面キー85,ページ連写キー86,消去キー8
7,用紙指定変倍キー88,ズームキー89,とじ代調
整キー90,センタリングキー91,寸法変倍キー92
が設けられている。そして、中央部の手前側には、縮小
キー93,拡大キー94,等倍キー95,用紙選択キー
96,自動用紙選択キー97,濃度調整キー98,自動
濃度キー99が設けられている。なお、遠隔通報キー8
3のオンにより遠隔通報中は遠隔通報表示83aのLE
Dが点灯する。
り、ここにはセット枚数表示D1,コピー枚数表示D
2,ランニング表示D3,濃度調整表示D4,ミスフィ
ード位置表示D5,用紙補給表示D6,ミスフィード表
示D7,遠隔通信異常表示D8,トナー補給表示D9,
用紙残量表示D10,用紙選択/サイズ/方向表示D1
1,倍率表示D12等がそれぞれパターン表示される。
及び警告のためのメッセージを表示する。また、この操
作部70は、ユーザがサービス要求時に通報するための
遠隔通報キー83と、その通報に異常が生じた場合に表
示される遠隔通信異常表示D8を設けた点に特徴があ
る。しかし、この例のように専用の遠隔通報キーを設け
ずに、他のキーの押下順序や押下時間あるいは押下キー
の組み合わせなどにより、遠隔通報キーに相当する機能
を実現するようにしてもよい。
たものである。この操作部70はタッチパネルディスプ
レイ装置121と操作パネル122とからなる。操作パ
ネル122は図6に示すように、スタートキー123,
クリア/ストップキー124,テンキー125,ガイダ
ンスキー126,プログラムキー127,割込キー12
8,及びモードクリアキー129を備えている。
RTディスプレイ装置の画面にタッチパネルを備えたも
のであり、そのタッチパネルの各キーへのタッチ操作に
より各種情報を入力したり、操作の状態やメッセージ等
の各種情報を表示することができる。
は、ユーザが個別に使用する条件に合わせて設定するモ
ードであるユーザプログラムモード(UPモード)を持
っており、例えば画面に図7の(a)に示す表示がなさ
れている状態でユーザがモードクリアキー129を押下
した後テンキー125によって暗証番号「99911」
を入力することにより、図7の(b)に示すようにUP
モードの設定画面に切り替わる。
の例では「5」の遠隔診断通報(遠隔通報)モード設定
キーを選択することにより、図7の(c)に示すマニュ
アルコールモード画面(通報画面)に切り替わる。ここ
で、遠隔通報キー「#」をタッチすることによって遠隔
通報が行える。
管理システムの構成例を示す。サービス拠点に設置され
ている管理装置16と各ユーザの元に設置されている複
写機(図では「PPC」記す)1等の画像形成装置とを
通信回線である公衆回線網17を介して接続している。
なお、管理装置16は各サービス拠点に設置されるた
め、これらを統合的に管理する図示しないホストマシン
も接続される。
するための通信コントロール装置18が設置されてお
り、ユーザ元の各複写機1はこの通信コントロール装置
18に接続されている。この通信コントロール装置18
には、図示しない接続手段によって電話機19やファク
シミリ装置20等の外部通信機器が接続可能になってお
り、ユーザの既存の回線に挿入する形で設置が可能にな
っている。
数の複写機1が接続可能になっているが、もちろん単数
の場合もある。これらの複写機1は同型のものである必
要はなく異なる機種でもかまわず、複写機以外のプリン
タ等の画像形成装置でもかまわない。ここでは説明の便
宜上、1台の通信コントロール装置18に最大5台の複
写機1が接続可能であるものとする。そして、通信コン
トロール装置18と複数の複写機1はRS−485規格
によりマルチドロップ接続されている。
の間の通信制御は基本型データ伝送制御手順により行わ
れる。通信コントロール装置18を制御局としたセント
ラライズド制御のポーリング/セレクティング方式でデ
ータリンクの確立を行うことにより、任意の複写機との
通信が可能になっている。各複写機はアドレス設定スイ
ッチによって固有の値を設定できるようになっており、
これによって各複写機のポーリングアドレス及びセレク
ティングアドレスが決定される。
の構成例を示すブロック図である。公衆回線網17から
の信号は、まず切替部180に入力される。ここでは、
公衆回線側からの通信が通信コントロール装置18に接
続されている電話機19(または図8のファクシミリ装
置20)宛のものであれば、公衆回線側を電話機19
(または図8のファクシミリ装置20)に接続し、管理
装置16からの通信であれば、公衆回線側のモデム18
1に接続する。
いた通信インターフェース183によって複写機1側と
の通信を行う。これらの制御・処理は、ROM185内
の制御プログラムに従ってCPU184を中心に行われ
る。RAM186には処理の中間結果などを格納するほ
か、通信テキストを一時的に格納しておくためにも用い
る。また、管理装置16側から通信コントロール装置1
8の動作に必要な各種パラメータもRAM186に書き
込まれている。
4時間連続通電を行なって常に管理装置16と通信可能
な状態にしておくが、不慮の電源断等でこれらのパラメ
ータの内容及び通信テキストが失われることがないよう
に、バッテリ187によりRAM186をバックアップ
している。さらに、時計188とトータルカウンタ値自
動発呼許可スイッチ189も備えている。
成例を示すブロック図である。この管理装置16は、各
種処理を実行するホストコンピュータ160と、管理デ
ータ等を格納しておくための磁気ディスク等の外部記憶
装置161と、表示用のディスプレイ162と、操作手
段としてのキーボード163と、管理データ出力用のプ
リンタ164と、公衆回線網17と接続するためのモデ
ム165によって構成されている。
カル・エリア・ネットワークLANによってホストマシ
ンに接続される。このホストマシンは、複数の管理装置
16を統合的に管理するコンピュータであり、この画像
形成装置管理システムのデータ管理の他に種々の日常業
務もこなしている。その構成は、公知の大型コンピュー
タと同一である。
の構成を示すブロック図である。複写機本体2の制御
は、CPU100を中心としてROM101に記憶され
ている制御プログラムやデータに基づいて行われる。ま
た、処理の中間結果や各種設定値,装置の状態などを蓄
えるためにRAM102を使用する。
への供給電圧,Pセンサ45の発光電圧と受光電圧,電
位センサ39の出力,ADSセンサ8の出力、露光ラン
プ22の光量を検出するランプ光量センサの出力,感光
体ドラム35に流れる電流を検出するドラム電流センサ
の出力、定着ユニット65内のサーミスタ電圧等を入力
するために使用する。
たスキャナ部10を制御する。高圧電源ユニット105
は、帯電チャージャ37,分離チャージャ44,転写チ
ャージャ43,転写前チャージャ(PTC)42にそれ
ぞれ印加する高電圧、及び現像ユニット40内の現像ロ
ーラに印加する現像バイアス電圧を供給する。
ム35及び各給紙ユニットや搬送部のローラ等を駆動す
るメインモータのコントロールを行う。ヒータ制御ユニ
ット107は、定着ユニット65の定着ローラを加熱す
る定着ヒータへの通電を制御して、定着ローラの表面温
度を所定範囲に保持する。センサ感度制御ユニット10
8は、ランプ光量センサの受光ゲイン,ADSセンサ8
の受光ゲイン,Pセンサ45の受光ゲイン,Pセンサ4
5のLEDの発光電圧等を可変するために使用する。
通信コントロール装置18との通信を行うユニットであ
る。アドレス設定スイッチ110により複写機固有のア
ドレスを1〜5の範囲で設定できる。また、通信許可ス
イッチ111により通信コントロール装置18との通信
の許可/禁止を設定することができる。
イッチであり、それを備えた複写機を画像形成装置管理
システム(遠隔診断システム)につなげた時にサービス
マンがON状態にするが、一般のユーザは原則として触
れることはできない。したがって、この通信許可スイッ
チ111はそれを備えた複写機が画像形成装置管理シス
テムにつながっている時にはON状態を維持する。
実施例の作用を詳細に説明する。まず、図12及び図8
を参考して遠隔通報の機能について説明する。
写機1の操作部70に設けられた遠隔通報キー83が押
下されると、図12の(a)に示すように、その複写機
1から通信コントロール装置18へ遠隔通報キーによる
遠隔通報データを送信する。これを受信した通信コント
ロール装置18は、予め内部に設定されている管理装置
16の電話番号へ発呼して、その遠隔通報キーによる遠
隔通報データを送信する。
設置されている。このとき通信コントロール装置18か
ら管理装置16へ送信されるデータは、通信コントロー
ル装置18が複写機1より受信した複数種類のデータの
中から、予め通信コントロール装置18に設定されてい
る種類のデータのみとする。この設定は管理装置16か
ら公衆回線網17を通して通信コントロール装置18に
設定することが可能になっている。
を管理装置16へ送信し終わると、通信コントロール装
置18は送信元の複写機1に対して、通信コントロール
装置18と管理装置16との間の通信の結果を表わす通
報結果報告を送信する。これにより、送信元の複写機1
は、通信が正常に終了したか又は何らかの異常により通
信ができなかったかを知ることができる。
っており、定着温度の異常を検知した場合や、各調整箇
所の電子ボリュームによる調整が不能の場合など、複写
機が危険状態または使用不能な状態になった場合に、
「エラー」もしくは「サービスマンコール」のような形
でユーザやサービスマンに知らせることが一般的に行わ
れている。
常が検知された場合にも、図12の(b)に示すよう
に、その複写機1から通信コントロール装置18へ自己
診断異常による遠隔通報のデータを送信する。その遠隔
通報データを受信した通信コントロール装置18は、自
己診断異常による遠隔通報データを管理装置16へ送信
し、通信終了時に送信元の複写機に通報結果報告を送信
する。
には至っていないが異常状態にごく近いと診断した場合
など、メインテナンスを行った方が好ましいと複写機が
判断した場合にも、図12の(c)に示すように、通信
コントロール装置18へ事前警告の遠隔通報データを送
信する。この自己診断異常による遠隔通報の場合は必然
的に複写機は使用不可状態になっているが、事前警告に
よる遠隔通報の場合は複写機は使用可能状態のままと
し、通信中であっても原稿がセットされスタートキーが
押下されれば複写動作を行う。
ントローラの負荷が重い場合や、送信データ中に含まれ
る内容が複写動作によって変更されて整合がとれなくな
る可能性がある場合などには通信を中断してもよい。事
前警告の遠隔通報データは緊急性が低いため、これを受
信した通信コントロール装置18はすぐには管理装置1
6へ送信せず、通信コントロール装置18に接続されて
いる電話機19やファクシミリ装置20の利用頻度が小
さい時間帯や、公衆回線網17のトラフィック量が少な
い時間帯など、通信に都合のよい時刻に送信を行うよう
にするとよい。
ロール装置18に対して設定可能になっており、図9に
示した時計188による現在時刻との一致によって送信
時刻を判断できる。この事前警告の遠隔通報の場合は他
の遠隔通報の場合と異なり、通報結果報告を複写機1に
は送信しない。
写機へアクセスする場合を説明する。 管理装置16か
ら複写機1へのアクセスには、目的別に大別してリード
(Read)要求,ライト(Write)要求,及びエクセキュ
ート(Execute)要求の3種類がある。リード要求と
は、複写機1内のロギングデータ,各種設定値,各種セ
ンサの出力値などを読み出す処理であり、ライト要求と
は、各種設定値などを管理装置16からデータを送って
書き換える処理である。エクセキュート要求とは、複写
機1に対してテスト動作などを行わせる処理である。
コントロール装置18と複写機1の間の通信処理の手順
を図13の(a),(b),(c)に示すが、いずれの場合も管理
装置16から目的の複写機1が接続されている通信コン
トロール装置18へダイヤルして、各要求データを送信
する。通信コントロール装置18は管理装置16からこ
れらの要求データを受信する。要求データを受信した通
信コントロール装置18は目的の複写機1に要求データ
を送信する。
理した後に要求に対する応答を通信コントロール装置1
8へ送信する。通信コントロール装置18はこれを管理
装置16へ送信し、ひとつの処理単位を終了する。
ントロール装置へアクセスする場合を説明する。管理装
置16から通信コントロール装置18へのアクセスに
は、やはり目的別に大別して、リード(Read)要求,ラ
イト(write)要求,およびエクセキュート(Execute)
要求の3種類がある。この時の各処理の手順を図14の
(a),(b),(c)に示している。
8内の設定パラメータやステータスを読み出す処理や、
予め通信コントロール装置18が複写機1の内部の情報
を読み出して通信コントロール装置18の内部に記憶さ
せている場合に、これを読み出す処理などである。ライ
ト要求とは、通信コントロール装置18のパラメータを
管理装置16からデータを送って設定する処理などであ
る。エクセキュート要求とは、通信コントロール装置1
8に対して機能チェックなどのテスト動作を行わせる処
理などである。
信コントロール装置から複写機へアクセスする場合の処
理について説明する。通信コントロール装置18から複
写機1へのアクセスは、通信コントロール装置18が複
写機1の内部の情報を読み出して通信コントロール装置
18の内部にデータを保留しておき、後で管理装置16
からの読み出しを可能にするための読み出し処理であ
る。
スのためにトータルコピー枚数等のカウンタ値が用いら
れている。このシステムを用いて複写機1から通信コン
トロール装置18へ定期的にトータルコピー枚数のカウ
ンタ値を送信しておき、複写機1の電源が断たれている
場合など、複写機1が通信不能状態の場合でも管理装置
16側がこのカウンタの値を知ることが可能になってい
る。
装置18が複写機1の内部の情報を読み出して通信コン
トロール装置18の内部にデータを保留する機能を利用
する。通信コントロール装置18内の時計188(図
9)を基準にして、通信コントロール装置18内に設定
されたパラメータ中のトータルカウンタ値収集時刻に達
した時点で、通信コントロール装置18は、接続されて
いる全ての複写機に対して順次トータルコピー枚数情報
の要求を毎日行う。
タルコピー枚数情報は、トータルコピー枚数を取得した
年月日時刻を含めて前日に読み出した値を更新して通信
コントロール装置18内のバックアップされたRAM1
86(図9)に記憶しておく。また、トータルコピー枚
数情報を要求された複写機の電源が断たれていた場合な
ど、通信不能状態であったときはその複写機からのデー
タの応答受信を後回しにして、次の複写機に対して処理
を行う。
信不能であった複写機のみに再度要求を行う。通常は複
写機の電源が断たれていると考えられる夜間にトータル
カウンタ値収集時刻を設定しておき、時間の経過と共に
複写機の電源が投入されていき、複写機が電源投入直後
のアイドリングや各部の調整を行っている間に、この通
信が行われるようにする。
6に記憶・保留されたトータルコピー枚数の情報の管理
装置16への転送には、毎月の締め日などに定期的に管
理装置16からのアクセスにより読み出す方法と、通信
コントロール装置18内に設定されているトータルカウ
ンタ値自動発呼日時に達した場合に通信コントロール装
置18が管理装置16へ自動的に送信する方法の2通り
が可能である。
18に設けられているトータルカウンタ値自動発呼許可
スイッチ189(図9)により設定される。このスイッ
チ189がONの場合は、通信コントロール装置18内
に設定されているパラメータで示された日時に達する
と、通信コントロール装置18内に設定されているパラ
メータで示された通報先電話番号へ発呼し、トータルコ
ピー枚数のカウンタ値を管理装置16へ送信する。この
スイッチ189がOFFの場合は、自動発呼はせずに管
理装置16からのアクセスを待つことになる。
トータルコピー枚数のカウンタ値としたが、これ以外の
データにしたり、別のデータを加えて通信を行ってもか
まわない。通信コントロール装置18は、複数台の複写
機1等を制御できるようになっており、順番にデータを
取得するようになっているが、全収容可能台数分接続さ
れることは少ないので、このシステムでは未接続の複写
機へのデータ要求はさせないようにもできるし、アクセ
ス時間の短縮を計っている。
セットされるパラメータの一覧である。各アドレスの複
写機ごとに、その複写機の機種番号とシリアル番号が登
録されており、複写機1からの通報時にこれを付加して
管理装置16へ送信したり、管理装置16からのアクセ
ス時に選択すべき複写機1のアドレスを決定するために
用いる。
号、リダイヤルの回数や間隔、管理装置16へ送信する
データの種類が設定されている。事前警告の遠隔通報に
は管理装置16への通報時刻も設定される。パラメータ
の各ブロックにはチェックサムが付加されており、通信
コントロール装置18の誤動作や、バックアップ用のバ
ッテリ187の消耗や、通信上のエラーなどによってパ
ラメータの値が書き変わったり失われた場合にこれを検
知することができる。
公衆回線網17を通して書き込まれるが、パラメータ設
定用の携帯装置を通信コントロール装置に直接接続して
書き込んだり、通信コントロール装置18上に操作手段
を設けて設定する構成にしてもよい。
るため、通信データにID(パスワード)を付加するこ
とによって機密性を高めている。このIDは各通信コン
トロール装置18固有に決めておらず、第1回目のパラ
メータを指定する時(図16のパラメータが未設定の
時)に決め、それ以降は通信等での変更はできず、通信
コントロール装置18を手動で初期化することによって
可能となる。
データや異なるシステムから入り込むことができないよ
うになっている。また、異なるIDを所定回数受ける
と、このエラーを内部に記憶すると共に、管理装置16
へ自動通報してシステムの管理者に知らせるようにして
いる。このIDを通信する毎に確認してハッカー等を防
止している。なお、上記IDは上述したように通信等で
は変更できないようにしているが、例えば別のID(I
D変更用)を用いて変更できるようにしてもよい。
ーマットの一例である。(a)は複写機から通信コント
ロール装置へのデータフォーマットである。先頭のフィ
ールドは通報理由コードであり、遠隔通報キーによる遠
隔通報か、自己診断異常による遠隔通報か、事前警告の
遠隔通報かの種別を表している。この後に複写機内部の
情報が続いている。複写機状態とは、トナー,オイル,
コピー用紙等の消耗品の状況や、各種センサ出力値,各
種調整箇所の設定値,ユニットの接続状態などの情報で
ある。
理装置16へのデータフォーマットである。複写機1か
らのデータに加え、先頭に情報発生源となった複写機を
特定するために、機種番号とシリアル番号のフィールド
が加えられる。また、後部に通信コントロール装置18
内の時計188により、通報要因が発生した時刻が付加
される。データ部分は、通信コントロール装置18に設
定されているパラメータによって管理装置16へ送信す
るデータの種類が変化するが、この例では自己診断異常
発生回数と複写機状態のみを管理装置16へ送信するよ
うに通信コントロール装置18へパラメータがセットさ
れていた場合である。
管理装置16への通報を終了した時点で複写機に送信さ
れる通報結果報告のデータフォーマットである。
クセス時のうち、リード(Read)処理時のデータフォー
マットである。管理装置16から通信コントロール装置
18へは、対象とする複写機1の機種番号とシリアル番
号に続いてリード処理を表わす要求コードとリードを行
う項目のコードが送信される。
は、機種番号とシリアル番号のフィールドが取り除か
れ、リード要求コードと項目コードのみが送られる。こ
れを受信した複写機1は、リード応答コードと受信した
項目コードに続いて、要求されたデータを通信コントロ
ール装置18に対して送信する。通信コントロール装置
18では再び機種番号とシリアル番号を付加して管理装
置16へ送信する。
ータフォーマットである。この場合は、複写機1へ向か
う通信では、リード処理の場合と比べて項目コードに続
いて書き込むデータが付加される。管理装置16へ向か
う通信では、項目コードのフィールドに続いて実際に複
写機1に書き込んだデータが送られる。通常は、複写機
が受信した書き込むデータと複写機が送信する書き込ん
だデータは一致するが、受信したデータが有効範囲を外
れていた場合などに境界値へ丸めてデータを書き込むこ
ともあり、このような場合は一致しない。
処理時のデータフォーマットである。この場合は、複写
機1へ向かう通信では、項目コードだけで動作対象が特
定できない場合に、動作内容を補足するためのコードが
項目コードに続く。要求された動作を実行した複写機1
は、動作結果情報を管理装置16側へ送信する。
ール装置18へのアクセス時のデータフォーマットであ
り、(a)はリード処理時,(b)はライト処理時,
(c)はエクセキュート処理時のフォーマットである。
これらは複写機1へのアクセス時とほぼ同一のデータフ
ォーマットであるが、機種番号とシリアル番号に代わっ
て、通信コントロール装置18を示すコードになってい
る。
複写機1へのアクセス時のデータフォーマットである。
図18〜図20に示した管理装置16から複写機1へア
クセスする場合における、通信コントロール装置18と
複写機1との間のデータフォーマットと同一になってお
り、複写機1は管理装置16からのアクセスの区別を行
う必要がなく、同様に扱うことができるようになってい
る。
示されていないが、実業務においては機械の修理はサー
ビスセンタが行い、コピー枚数等の管理は他の場所で行
うようになっている。この実施例ではこれらに対応でき
るようにしているので、その動作について説明する。
の通報データには、図17の(a)に示したように通報
理由コードが付加される。通信コントロール装置18
は、通報データを通報理由コードを識別することによっ
て以下の(1)〜(4)に示すように分類する。
を上記のように分類した後内部メモリに記憶し、これら
のデータに対する図16に示したパラメータ内の通報先
電話番号を選択してその番号へ送信する。したがって、
各分類での通報先電話番号を同一にすることによって集
中管理ができ、各分類での通報先電話番号を個別にする
ことによって個々の場所で管理ができる。
U100による通報制御のメインルーチンを示すフロー
チャートである。なお、この処理は図3に示した操作部
70を使用した場合に対応するものとする。複写機1の
操作部70の外に設けられた通信許可スイッチ111が
ONの場合に、操作部70の遠隔通報キー83が押下さ
れるか、自己診断機能により異常の発生を検知するか、
または事前警告が必要な状態であるかのいずかの状態に
なったと判断したとき、それぞれの遠隔通報処理を行
う。
よる遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフローチ
ャートである。まず、通信コントロール装置18に対し
て遠隔通報キーによる遠隔通報データの送信を行う。通
信コントロール装置18の無応答など、通報が正常に行
えなかった場合は、操作部70上の遠隔通信異常表示D
8(図4)を点灯あるいは点滅して、その旨をユーザに
知らせる。
が送信された場合は、タイムアウト判定用のタイマをリ
セットして、通信コントロール装置18からの通報結果
報告を待つ。この例ではタイムアウト時間を3分間とし
ており、3分以内に通報結果報告を受信しなかった場合
をタイムアウトとして、通報失敗の旨をやはり操作部7
0上の遠隔通信異常表示D8の点灯あるいは点滅によっ
て表示してユーザに知らせる。
信した場合は、その結果報告から正常に通報されたか否
かを判断して、正常に通報された場合は自動通報が完了
した旨を表示し(図示は省略)、失敗であった場合はや
はり遠隔通信異常表示D8の点灯あるいは点滅によって
その旨を表示して、図23のメインルーチンへリターン
する。
異常による遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフ
ローチャートである。このサブルーチンの処理も、通信
コントロール装置18へ送信するデータが自己診断異常
によるデータであることと、タイムアウト時間が20分
であること以外は、図24によって説明した遠隔通報キ
ーによる遠隔通報と同様であるので、その説明を省略す
る。
による遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフロー
チャートである。このルーチンでは、通信コントローラ
装置18に対して事前警告による遠隔通報データの送信
を行う。
アクセスされた場合の複写機1のCPU100による処
理のメインルーチンのフローチャートである。図11に
示した通信許可スイッチ111がONの場合に、通信イ
ンタフェースユニット109に受信データがあった場
合、これを受信して先頭フィールドによって要求された
処理を判断して、リード要求,ライト要求,エクセキュ
ート要求のいずれかを判断して、その判断結果に応じた
処理を行う。上記いずれの要求でもない場合は、エラー
コードを返送して、処理を終了する。
チンの処理内容を示すフローチャートである。このルー
チンでは、複写機1が受信した項目コードがリード可能
な正しいものであれば要求されたデータを返送し、正し
くなければエラーコードを返送する。
チンの処理内容を示すフローチャートである。このルー
チンでは、受信した項目コードがライト可能な正しいも
のでなければエラーコードを返送し、正しければ書き込
む値をチェックし、それが有効範囲内であればそのまま
受信データの値を書き込む。有効範囲外であった場合は
その項目が有効範囲の境界値にデータを丸めて書き込ん
でよいものであれば、その境界値を書き込む。そうでな
ければエラーコードを返送してリターンする。
目コード毎に決められている。定着温度の設定のように
有効範囲内であっても書き換えの影響が大きいものや、
数値の大きさに意味のないサービスセンタの電話番号な
どは境界値への丸めを禁止し、オートリセット時間のよ
うに画質に影響がないような項目は便宜を図るために境
界値への丸めを許可する。例えば、オートリセット時間
を可能な限り長時間にしたいような場合には、書き込む
値を桁数いっぱいの最大値にすれば自動的に最大値が複
写機側で選択される。
サブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
このルーチンでは、受信した項目コードがエクセキュー
ト可能な正しいものでなければエラーコードを返送す
る。正しければその項目に動作内容補足が必要な項目で
あるかどうかを判断し、必要でなければ指定された動作
を実行し、動作結果情報を返送する。動作内容補足が必
要な項目の場合は、補足された情報に従った動作を実行
するが、動作内容補足が有効範囲外のデータであればエ
ラーコードを送信してリターンする。
1との通信の手順について説明する。図31は、通信コ
ントロール装置18に5台の複写機が接続されている場
合の、アイドル状態の通信シーケンスである。
ポーリングアドレスを用いて順次ポーリングシーケンス
を送信するポーリングサイクルを実行する。自機のポー
リングアドレスでポーリングされた複写機1は、送信テ
キストがなければ否定応答を通信コントロール装置18
に送信する。通信コントロール装置18は、他に通信処
理のない通常の状態ではこのポーリングサイクルを繰り
返している。
の送信テキストがある場合の通信シーケンスの例であ
る。自機のアドレスでポーリングされた後にRS−48
5ライン上へ送信テキストを送出する。
アドレス5の複写機へ通報結果報告のテキストを送信す
る場合の通信シーケンスの例である。現在行っているポ
ーリングを終結後、目的の複写機のセレクティングアド
レスを用いてセレクティングシーケンスを送信して、複
写機へテキストを送信する。テキスト送信後は元のポー
リングサイクルに復帰する。
ロール装置18からアドレス3の複写機をアクセスした
場合の、通信コントロール装置16と複写機1の間の通
信シーケンスである。
目的の複写機をセレクティングし、リード要求,ライト
要求,エクセキュート要求のいずれかのテキストを送信
する。その直後に同一複写機に対してポーリングを行
い、要求に対する応答の受信を行う。実際には図28で
示されるポーリングサイクル中にこのシーケンスが挿入
されることになる。
ンタ値転送の際の通信シーケンスの一例である。トータ
ルコピー枚数のカウンタ値(トータルカウンタ値)の収
集日時に達すると、通信コントロール装置18はポーリ
ングサイクルの合間にアドレス1〜5の複写機に対して
順次セレクティングを行うセレクティングサイクルを挿
入する。セレクティングサイクル中で応答があった場合
は、その直後に同一複写機に対してポーリングを行って
データ(トータルカウンタ値)を受信し、次のセレクテ
ィングサイクルではその複写機に対してはセレクティン
グを行わないようにする。
ルでアドレス1,3,4の複写機から応答があり、次の
セレクティングサイクルで前回データを受信できなかっ
たアドレス2,5の複写機に対してのみセレクティング
を行っている。そして、その次のセレクティングサイク
ルで全ての複写機のデータの受信が完了し、図31で示
される通常のポーリングサイクルのみを行う状態に復帰
する。
ンタ値転送の際の通信シーケンスの他の例である。トー
タルカウンタ値の収集日時に達すると、通信コントロー
ル装置18は各複写機にポーリングを行うタイミングで
ポーリングの代わりにセレクティグを行う。セレクティ
ングに対して応答のあった複写機に対してはその直後に
ポーリングを行い、データの受信を行う。
後のアドレス1〜5の複写機に対する1回目のサイクル
は図35と同様になっているが、その次にポーリングサ
イクルは挿入されない。2回目のサイクルでは既にデー
タの受信が終了した複写機に対してはポーリングを行
い、データの受信ができなかった複写機に対してはカウ
ンタ値要求のためのセレクティングを再度行う。全ての
複写機のデータを受信できた時点で、ポーリングのみを
行う通常の状態に復帰する。
1,3,4の複写機から応答があり、次のサイクルで前
回データを受信できなかった複写機のうちアドレス2の
複写機のデータの受信が完了し、その次のサイクルで全
ての複写機のデータを受信できた場合の例である。
ステムは複数の複写機1のデータを制御することができ
るが、現在の複写機はカラー化,デジタル化等で高機能
化されており、トータルカウンタも複写機に1個だけ搭
載したものから複数個搭載したものまである。この実施
例における複写機1は最大3個まで搭載することができ
る。この場合、個々のデータ(トータルカウンタ値)を
個別の複写機1に分けてセンタの管理装置16に送ると
余分な送信コストがかかるので、送信するデータがある
場合はそれをまとめて送信するようにしている。
ル装置18は各複写機1のデータを一時蓄積する機能や
相手先に自発呼する機能等を有している。また、公衆回
線を利用してデータ伝送を行うと、使用時間,距離等に
より通信料金が必要になり、現在よく使用されているパ
ソコン通信等では通信の度に回線を接続する方式をとっ
ているため、短い通信においても毎回基本料金(基本ダ
イヤル通話料金)をとられてしまうという欠点があった
が、通信コントロール装置18はその料金を下げるため
に内部情報で一度にまとめて送れるものは一度にまとめ
て送る機能も有している。
機中の時に同じ宛先に送る新しいデータが送られてくる
と、その宛先に対する再発呼回数カウンタを初期化して
相手先と接続できる可能性を上げている。なお、再発呼
回数カウンタはビジー毎にカウントアップしてもよい
し、あるいは1回目の発呼時に初期値をセットし、その
後ビジー毎にカウントダウンしてカウント値が「0」に
なった時に、それを検知してエラー処理を行うようにし
てもよい。
具体的に説明する。図1は図8の通信コントロール装置
18の具体的構成例を示すブロック図、図37はその要
部回路図である。
示した切替部180を構成するアナログスイッチ180
a,180bと、モデム181,リンガー検出回路19
0,ID検出回路191,リンガー制御回路192,電
流検出回路193と、直流電源194と、CPU18
4,ROM185,RAM186,I/O制御回路19
5,シリアル・コミュニケーション・インタフェース
(SCI)196,197,リアルタイムクロック回路
(RTC)198,通信インタフェース(RS−48
5)183,通信インタフェース(RS−232−C)
199,モード切替スイッチ200とを備えている。
前述した回線切換用のスイッチである。なお、アナログ
スイッチの代りにリレーを用いるようにしてもよい。モ
デム181は変復調装置であり、アナログスイッチ18
0bが閉じているとき、公衆回線網17を介して送信す
るデータのデジタル/アナログ変換と、公衆回線網17
を介して送られてくるデータのアナログ/デジタル変換
を行う。
7内の交換機からの呼び出し信号(16Hzのリンガー
信号)を認識して検出する回路である。なお、NTTの
F網からは16Hzの代りに1300Hzで呼び出しが
ある場合があるが、そのリンガー信号を検出することも
できる。
送られてくるID信号(例えば*#0#の組み合わせコ
ード)を検出する回路である。ID信号は、通信コント
ール装置18の内部通信回路による通信か外部通信機器
(電話機19又はファクシミリ装置20)による通信か
を区別するための識別信号であり、この実施例では押し
ボタンダイヤル信号を利用している。
電話機の押しボタンダイヤルにより作られる音声周波数
のうちの2つの周波数の正弦波を混合した信号であり、
DTMF(Dual Tone Multi Frequency) 信号やPB信
号ともいう。2周波は受信の際に誤動作を防ぐように配
慮されており、ボタンと周波数の関係はCCITTで勧
告されている。
ッチ180aがNO側に切り換わっている時に、直流電
源194から供給される直流電圧−48Vによって呼び
出し信号である16Hzのリンガー信号を発生し、それ
を通信コントロール装置18に接続された電話機(TE
L)19又はファクシミリ装置(FAX)20へ出力す
る。
ァクシミリ装置20へ出力される信号の所定値以上の電
流を検出する。I/O制御回路195は、各部の信号の
入出力を制御する。シリアル・コミュニケーション・イ
ンタフェース196は、通信コントロール装置18が複
写機1とシリアル通信を行えるように、双方向から入力
される信号を所定の処理を施して出力する。
ェース197は、通信コントロール装置18が図示しな
い管理端末(後述する)とシリアル通信を行えるよう
に、双方向から入力される信号を所定の処理を施して出
力する。リアルタイムクロック回路198は、リアルタ
イム処理用のクロック信号を発生する。
5用のトランシーバを用いたシリアルインタフェースで
あり、複写機1とのシリアル通信を制御する。通信イン
タフェース199は、RS−232−C用のトランシー
バを用いたシリアルインタフェースであり、管理端末と
のシリアル通信を制御する。
による通信が可能なTELモード(電話機モード)とフ
ァクシミリ装置20による通信が可能なFAXモード
(ファックスモード)のいずれかに切り替え設定するた
めのスイッチであり、通常は通信コントロール装置18
に電話機19が接続された時にTELモードが、ファク
シミリ装置20が接続された時にFAXモードがそれぞ
れ設定される。
18による回線制御のルーチンを示すフローチャート、
図40及び図41はそのタイミングチャートである。通
信コントロール装置18では、図38及び図39のルー
チンがスタートすると、まずステップ1でモードチェッ
クを行い、FAXモードの場合にはステップ2へ進んで
回線切り換え用のアナログスイッチ180aをNC側に
切り換える。それによって、内部の通信回路は入り口の
公衆回線側とファクシミリ装置20の接続されている側
とがつながった状態になる。
よって公衆回線網17内の交換機からのリンガー信号に
よる電流を検出すると、ステップ4へ進む。ここで、管
理装置16が通信コントロール装置18に対して図40
に示すようにダイヤルリングを行って呼び出しをする
と、公衆回線網17内の交換機が通信コントロール装置
18に対してリンガー信号を出力する。
の信号を検知しないが、その信号はファクシミリ装置2
0にも届くので、ファクシミリ装置20がその信号を検
知して公衆回線を捕捉し、図40に示すように回線を閉
結する(ループを組む)。それによって、電流検出回路
193が作動してファクシミリ装置20へのリンガー信
号による電流を検出できる。
れてきているか否かをリンガー検出回路191を用いて
判断する。ここで、電流検出回路193は回線が閉結し
た時に流れる電流(10〜120mA)を検出するよう
にしているが、リンガー信号にてベルを鳴らす時に流れ
る電流もファクシミリ装置の種類によっては(ファクシ
ミリ装置20に更に外部電話が接続されている場合な
ど)には10mA以上流れることがあり、この電流で電
流検出回路193が誤って作動してしまうことがある。
送られてきている間はID信号を検出しないようにして
いる。すなわち、ステップ4でリンガー信号がまだ受信
されているか否かをリンガー検出回路191を用いて判
断し、受信されなくなった時点でステップ5へ進むよう
にしている。
マにID信号の検出時間をセットした後、そのID検出
タイマを起動させる。ここで、ファクシミリ装置20か
らは図40に示すように被呼端末識別信号CEDやデジ
タル識別信号DIS等のFAX(ファックス)プロトコ
ル信号が送信されるため、その信号が管理装置16から
送られてくるID信号に重なって、そのID信号をうま
く検出できないことがある。
時間として2〜3回分以上のFAXプロトコル信号の受
信に要する時間(後述するTELモード時より長い時
間)をセットする。それによって、図40に示すように
デジタル識別信号DISとDISとの間はCCITTの
規定で3秒間は空くので、その時ID信号を容易に検出
できるようになる。
設定しておくことにより、ID信号がファクシミリ装置
20からのFAXプロトコル信号と重なることがあって
も、次の重ならない時期にID信号を正常に検出でき
る。なお、ID信号の検出中は相手機が無音になるの
で、相手機に対してリングバックトーンを返すことによ
って処理中であることを知らせるようにしてもよい。
ル装置18のモード(接続されている外部通信機器)に
合わせてID信号の送信時間を設定する。すなわち、T
ELモードが設定された(電話機19が接続された)通
信コントロール装置18に対してはID信号の送信時間
を短く、FAXモードが設定された(ファクシミリ装置
20が接続された)通信コントロール装置18に対して
はID信号の送信時間を長く設定する。
と、ステップ6でID検出回路191によってID信号
が検出されたかどうかを判断して、検出されなかった場
合にはステップ14へ移ってタイムアウトか否かの判断
を行い、タイムアウトであれば相手からの呼び出しがフ
ァクシミリ装置であったと認識し、何もしないで処理を
終了する。
プ7へ進み、図40に示すようにアナログスイッチ18
0aをNO側に切り換えてファクシミリ装置20との接
続を切る。なお、この時即回線を切らないで、ファクシ
ミリ装置20へ回線切断信号DCNを送信し、ファクシ
ミリ装置20側で回線が切断されてからアナログスイッ
チ180aをNO側に切り換えてもよい。
に介挿されたアナログスイッチ180bを閉じて回線を
閉結したままにする。なお、アナログスイッチ180b
を閉じてからアナログスイッチ180aをNO側に切り
換えるようにすれば、回線が一時的でも切れることがな
くなる。その後、ステップ9で再びID検出回路191
によってID信号が検出されたか否かを判断する。
にステップ10で図示しないID送信タイマに管理装置
16によるID信号の送信時間(ID信号の検出が途切
れる最大時間以上の時間)をセットし、その後ステップ
11,12で送信側の管理装置16がID信号を送出し
終わったことを判断した時にステップ13へ進み、図4
0に示すように通信モードに入って通信処理を行う。つ
まり、管理装置16との通信を行い、それが終了した時
にアナログスイッチ180a,180b等を元の状態に
戻し、処理を終了する。
号を監視するため、そのID信号にファクシミリ装置2
0からのFAXプロトコル信号が重なっても、そのID
信号を問題なく検出できる。
ELモードであると判断した場合には図39のステップ
15へ移行し、回線切り換え用のアナログスイッチ18
0aをNO側に切り換える。それによって、外部通信機
器(この場合は電話機19)はリンガー制御回路192
と接続される。
からダイヤリングにより呼び出しがあると、公衆回線網
17内の交換機よりリンガー信号が送られてくるため、
リンガー検出回路190によってリンガー信号が検出さ
れ、それによってステップ16ではリンガー信号が検出
されたと判断し、ステップ17でアナログスイッチ18
0bを閉じて回線を閉結する(ループを組む)。
信号の検出時間(FAXモード時の検出時間よりも短い
時間)をセットした後、そのID検出タイマを起動さ
せ、ステップ19でID検出回路191によってID信
号が検出されたか否かを判断して、ID信号が検出され
た場合にはステップ26でID送信タイマに管理装置1
6によるID信号の送信時間(ID信号の検出が途切れ
る最大時間以上の時間)をセットした後、そのタイマを
起動させる。
6がID信号を送出し終わったことを判断した時にステ
ップ29へ進み、図41に示すように通信モードに入っ
て通信処理、すなわち管理装置16との通信を行って、
それが終了した時にアナログスイッチ180a,180
b等を元の状態に戻し、処理を終了する。
路191によりID信号が検出できなかった場合には管
理装置16以外からの呼び出しと判断し、その場合には
ステップ21でリンガー制御回路192を作動させて、
接続されている電話機19にリンガー信号を送出し、電
話機19はリンガー信号を認識すると回線を閉結する。
によって電流検出がなされるため、ステップ22でそれ
を判断してステップ23へ進み、アナログスイッチ18
0aをNC側に切り換え、相手機(電話機)と電話機1
9との間での通話を可能にし、通話が終了して(相手機
又は電話機19の受話器が置かれて)回線が開放する
と、ステップ24で電流検出回路193により電流検出
が行われなくなったと判断してステップ25へ進み、ア
ナログスイッチ180aをNO側に切り換えて内部状態
を元に戻し、処理を終了する。
理システムでは、管理装置16が、通信コントロール装
置18の内部通信回路による通信か外部通信機器である
電話機19又はファクシミリ装置20による通信かを区
別するためのID信号を通信コントロール装置18へ送
信し、通信コントロール装置18が、そのID信号を検
出した時には内部通信回路に、検出しない時には外部通
信機器にそれぞれ公衆回線を切り換え接続するので、回
線の使用効率が向上すると共に現流のシステムとの互換
性がとれる。
間を通信コントロール装置16における電話機19によ
る通信が可能なTELモード時よりファクシミリ装置2
0による通信が可能なFAXモード時の方が長くなるよ
うに設定し、通信コントロール装置18にはID信号の
検出時間をTELモード時よりFAXモード時の方が長
くなるように設定するので、FAXモード時には管理装
置16によるID信号の送出時間と通信コントロール装
置18によるID信号の検出時間が長くなるため、通信
コントロール装置18はファクシミリ装置20からFA
Xプロトコル信号が送信されても管理装置16からのI
D信号を確実に検出でき、しかもTELモード時はID
信号の検出時間が短いため他の処理に多くの時間をかけ
られる。
部通信機器としてファクシミリ装置20が接続されてい
る場合(FAXモード時)にはファクシミリ装置20に
公衆回線を捕捉させて、その捕捉後にID信号の検出動
作を開始させ、また公衆回線網内の交換機からの呼び出
し中はID信号の検出を行わないので、ID信号の検出
をより一層確実に行える。また、ID信号に押しボタン
ダイヤル信号を利用したので、現有のモデムが持つ機能
を使用して上述した新機能を実現することができる。
形成装置管理システムの構成例を示すブロック図であ
り、図8と同じ部分には同一符号を付してそれらの説明
を省略する。この画像形成装置管理システムにおいて、
17a,17bは公衆回線網17内の交換機であり、交
換機17aには管理装置16が、交換機17bには複数
の通信コントロール装置18が接続されている。
トロール装置18に接続されており、複数の通信コント
ロール装置18及び複写機1を管理するときに使用す
る。この管理端末201は、交換機17b及び各通信コ
ントロール装置18を介して各複写機1をアクセスする
ことができる。また、交換機17b,17aを介して管
理装置16との通信も可能である。
れぞれ異なり、FAXモード,TELモードが混在して
設置されている。また、管理装置16には一般に市販さ
れているATコマンド(フェーズコマンド)をサポート
しているモデムが使用されている。
スする場合は管理装置16へID信号(前述の実施例で
用いたID信号と同じ)を送信しないようにし、前述の
実施例における管理装置16と同様に、FAXモードが
設定されている通信コントロール装置18にはID信号
を長く送信し、TELモードが設定された通信コントロ
ール装置18にはID信号を短く送信する。
201が接続されている通信コントロール装置18に以
下に示す機能を待たせる。図43は管理端末201が直
結された通信コントロール装置18に渡すデータであ
り、制御データ1,制御データ2,相手先番号,及び複
写機番号からなる。
ドであり、例えば“N”は管理端末が接続されている通
信コントロール装置に接続されている複写機を、“G”
は管理装置を、“H”は他の通信コントロール装置をそ
れぞれアクセスするためのコードとする。制御データ2
は、ID信号の送信時間(01〜99秒)を指定するた
めのデータである。但し、この制御データ2は制御デー
タ1が“N”“G”の場合は無効になる。相手先番号は
相手先のダイヤル番号を、複写機番号は通信コントロー
ル装置に接続されている複写機の接続番号(1〜4)を
それぞれ示す。
トロール装置18によるこの発明に係わる処理を示すフ
ローチャートである。このルーチンは管理端末201か
ら図43のデータが送られてくるとスタートし、まず制
御データ1を調べ、それが“N”“G”“H”のいずれ
でもなかった場合にはエラー扱いにしてエラー処理を行
い、処理を終了する。
一通信コントロール装置内の通信なので相手先番号は無
視し、複写機番号で指定されたアドレスの複写機をRS
−485を介してアクセスして通信する。制御データ1
が“G”の場合は、管理装置16との通信であるため、
相手先番号(管理装置16の電話番号)のみを送信し、
管理装置16と接続された後通信を行う。ここで、通常
は管理装置16は通信量が多いため専用に回線を引き、
一般のATコマンドモデムを使用して通信を行う。
コントロール装置との通信なので、まず相手先番号を送
信する。このとき、相手先番号(電話番号)の中にT
(トーン),D(ダイヤパルス)のコードを入れること
により、トーン,パルスの信号を送ることができるよう
になっている。相手先番号を送信した後は、相手の通信
コントロール装置へ制御データ2で指定された時間分I
D信号を送信し、回線がつながった時に相手の通信コン
トロール装置に複写機番号を送り、その通信コントロー
ル装置に接続された複写機をアクセスして通信する。
理システムでは、管理端末201が接続された通信コン
トロール装置18が、通信を行なうのに先立って他の通
信コントロール装置18の内部通信回路による通信か外
部通信機器による通信かを区別するためのID信号を送
信し、他の通信コントロール装置18が前述の実施例と
同様にID信号を検出した時には内部通信回路に、検出
しない時には外部通信機器にそれぞれ公衆回線を切り換
え接続するので、やはり回線の使用効率が向上すると共
に現流のシステムとの互換性がとれる。
通信コントロール装置18に管理装置16を呼び出す際
と他の通信コントロール装置18を呼び出す際のそれぞ
れにおいてID信号の送信の可否を設定するための特定
コードを送るので、例えばその通信コントロール装置1
8から管理装置16を呼び出す際にはそこへID信号を
送信しないようにし、他の通信コントロール装置18を
呼び出す際にはそこへID信号を送信するようにするこ
とができ、ID信号をそれが必要な装置だけに効率よく
送信することができる。
コントロール装置18が、管理端末201からのデータ
によってID信号の送信時間を設定できるので、ID信
号の送信時間を他の通信コントロール装置18における
TELモードの時よりFAXモードの時の方を長くなる
ようにして、FAXモード時にファクシミリ装置20か
らFAXプロトコル信号が送信されてもID信号を正確
に検出することができる。さらにまた、ID信号に押し
ボタンダイヤル信号を利用しているので、前述と同様に
現有のモデムが持つ機能を使用して上述した新機能を実
現することができる。
の発明の画像形成装置管理システムでは、管理装置の識
別信号送信手段が、通信を行なうのに先立って通信コン
トロール装置の内部通信手段による通信か接続手段によ
って接続された外部通信機器による通信かを区別するた
めの識別信号を通信コントロール装置へ送信し、通信コ
ントロール装置の識別信号検出手段が上記識別信号を検
出し、回線切換接続手段がその検出結果に基づいて公衆
回線を上記内部通信手段と外部通信機器のいずれかに切
り換え接続するので、回線の使用効率が向上する。ま
た、通信コントロール装置では識別信号検出手段による
上記識別信号の検出時間を設定する検出時間設定手段を
備えているため、例えば外部通信機器としてファクシミ
リ装置が接続されている場合でも、そのファクシミリ装
置からのFAXプロトコル信号と上記識別信号とが重な
らないようにすることができる。よって、識別信号検出
手段が上記識別信号を正常に検出することができる。
手段が上記識別信号を検出した時には上記内部通信手段
に、上記識別信号を検出しない時には上記外部通信機器
に、それぞれ公衆回線を切り換え接続するようにすれ
ば、現流のシステムとの互換性がとれる。
記識別信号の送信時間を通信コントロール装置における
電話機による通信が可能な電話機モード時よりファクシ
ミリ装置による通信が可能なファックスモード時の方が
長くなるように設定できれば、通信コントロール装置で
はファックスモード時にファクシミリ装置からFAXプ
ロトコル信号が送信されてきても識別信号検出手段が上
記識別信号を正確に検出することができる。
検出手段で、上記識別信号の検出時間を電話機による通
信が可能な電話機モード時よりファクシミリ装置による
通信が可能なファックスモード時の方が長くなるように
設定できれば、通信コントロール装置では上述したよう
にFAXモード時にファクシミリ装置からFAXプロト
コル信号が送信されてきても識別信号検出手段が上記識
別信号を正確に検出することができ、しかも電話機モー
ド時は上記識別信号の検出時間が短いため、回線の接続
までに発生する無効時間がなくなり、他の処理に多くの
時間をかけることができる。
部通信機器としてファクシミリ装置が接続されている場
合にはそのファクシミリ装置に公衆回線を捕捉させ、そ
の捕捉後に識別信号検出手段による上記識別信号の検出
動作を開始させるようにすれば、上記識別信号の検出を
さらに正確に行える。また、ファクシミリ装置の信号に
対しては時間的にも信号的にも通信コントロール装置は
介在しないで済むので、各社が独自で開発しているファ
クシミリ機能についても支障なく使用できる。
回線網内の交換機からの呼び出し中は識別信号検出手段
による上記識別信号の検出を禁止させることにより、上
記識別信号の検出をより一層正確に行える。また、上記
識別信号を押しボタンダイヤル信号とすれば、現有のモ
デムが持つ機能を使用して上述した新機能を実現するこ
とができる。
システムによれば、いずれかの通信コントロール装置の
識別信号送信手段が、通信を行なうのに先立って他の通
信コントロール装置の内部通信手段による通信か接続手
段によって接続された外部通信機器による通信かを区別
するための識別信号を送信し、他の通信コントロール装
置の識別信号検出手段が上記識別信号を検出し、回線切
換接続手段がその検出結果に基づいて公衆回線を上記内
部通信手段と外部通信機器のいずれかに切り換え接続す
るので、やはり回線の使用効率が向上する。
コントロール装置が、管理装置を呼び出す際と他の通信
コントロール装置を呼び出す際のそれぞれにおいて上記
識別信号を送信するか否かを予め登録した特定コードに
よって設定するようにすれば、上記識別信号をそれが必
要な他の通信コントロール装置にのみ送信できるので、
効率のよい送信を行える。
トロール装置に上記識別信号の送信時間を設定する手段
を設けるようにすれば、それによって上記識別信号の送
信時間を他の通信コントロール装置における電話機モー
ド時よりファックスモード時の方が長くなるように設定
できるので、他の通信コントロール装置では前述と同様
にファックスモード時にファクシミリ装置からFAXプ
ロトコル信号が送られてきても識別信号検出手段が上記
識別信号を正確に検出することができ、しかも電話機モ
ード時は上記識別信号の検出時間が短いため、他の処理
に多くの時間をかけることができる。
ル信号とすれば、前述と同様に現有のモデムが持つ機能
を使用して上述した新機能を実現することができる。
構成例を示すブロック図である。
例としての複写機の概略構成図である。
アウト図である。
示内容を示す拡大図である。
視図である。
ウト図である。
ユーザプログラムモードの設定画面を表示させるための
手順を説明するための表示例を示す説明図である。
の構成例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
ロック図である。
成例を示すブロック図である。
ける遠隔通報時の通信シーケンス図である。
する場合の通信シーケンス図である。
装置へアクセスする場合の通信シーケンス図である。
装置から複写機へアクセスする場合の通信シーケンス図
である。
セットされるパラメータの一覧図である。
例を示す説明図である。
ス時のうち、リード処理時のデータフォーマットの一例
を示す図である。
一例を示す図である。
マットの一例を示す図である。
セス時のデータフォーマットの一例を示す図である。
ス時のデータフォーマットの一例を示す図である。
のフローチャートである。
のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
ブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
合の複写機のCPUによる処理のメインルーチンのフロ
ーチャートである。
処理内容を示すフローチャートである。
処理内容を示すフローチャートである。
ーチンの処理内容を示すフローチャートである。
されている場合のアイドル状態の通信シーケンス図であ
る。
トがある場合の通信シーケンス図である。
機へ通報結果報告のテキストを送信する場合の通信シー
ケンス図である。
レス3の複写機をアクセスした場合の通信コントロール
装置と複写機の間の通信シーケンス図である。
際の通信コントロール装置と複写機との間の通信シーケ
ンス図である。
際の通信コントロール装置と複写機との間の他の通信シ
ーケンス図である。
部回路図である。
るFAXモード時の回線制御のルーチンを示すフローチ
ャートである。
を示すフローチャートである。
るFAXモード時の回線制御に係わるタイミングチャー
トである。
イミングチャートである。
理システムの構成例を示すブロック図である。
た通信コントロール装置18へ渡すデータを示す図であ
る。
ントロール装置18によるこの発明に係わる処理を示す
フローチャートである。
Claims (11)
- 【請求項1】 複数の画像形成装置を通信コントロール
装置及び公衆回線網を介して管理装置と接続する画像形
成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置が、電話機あるいはファクシ
ミリ装置等の外部通信機器を接続する接続手段を備え、 前記管理装置に、通信を行なうのに先立って通信コント
ロール装置の内部通信手段による通信か前記接続手段に
よって接続された外部通信機器による通信かを区別する
ための識別信号を前記通信コントロール装置へ送信する
識別信号送信手段を設け、 前記通信コントロール装置に、前記識別信号を検出する
識別信号検出手段と、該手段による前記識別信号の検出
時間を設定する検出時間設定手段と、該手段による設定
時間に基づく前記識別信号検出手段の検出結果に基づい
て公衆回線を前記内部通信手段と外部通信機器のいずれ
かに切り換え接続する回線切換接続手段と設けたことを
特徴とする画像形成装置管理システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置管理システ
ムにおいて、前記回線切換接続手段が、前記識別信号検
出手段が前記識別信号を検出した時には前記内部通信手
段に、前記識別信号を検出しない時には前記外部通信機
器に、それぞれ公衆回線を切り換え接続する手段である
ことを特徴とする画像形成装置管理システム。 - 【請求項3】 複数の画像形成装置を通信コントロール
装置及び公衆回線網を介して管理装置と接続する画像形
成装置管理システムにおいて、前記通信コントロール装置が、電話機あるいはファクシ
ミリ装置等の外部通信機器を接続する接続手段を備え、 前記管理装置に、通信を行なうのに先立って通信コント
ロール装置の内部通信手段による通信か前記接続手段に
よって接続された外部通信機器による通信かを区別する
ための識別信号を前記通信コントロール装置へ送信する
識別信号送信手段を設け 、前記通信コントロール装置に、前記識別信号を検出する
識別信号検出手段と、該手段の検出結果に基づいて公衆
回線を前記内部通信手段と外部通信機器のいず れかに切
り換え接続する回線切換接続手段とを設け、 前記管理装置の識別信号送信手段が、前記識別信号の送
信時間を前記通信コントロール装置における前記電話機
による通信が可能な電話機モード時より前記ファクシミ
リ装置による通信が可能なファックスモード時の方が長
くなるように設定する手段を有することを特徴とする画
像形成装置管理システム。 - 【請求項4】 複数の画像形成装置を通信コントロール
装置及び公衆回線網を介して管理装置と接続する画像形
成装置管理システムにおいて、前記通信コントロール装置が、電話機あるいはファクシ
ミリ装置等の外部通信機器を接続する接続手段を備え、 前記管理装置に、通信を行なうのに先立って通信コント
ロール装置の内部通信手段による通信か前記接続手段に
よって接続された外部通信機器による通信かを区別する
ための識別信号を前記通信コントロール装置へ送信する
識別信号送信手段を設け 、前記通信コントロール装置に、前記識別信号を検出する
識別信号検出手段と、該手段の検出結果に基づいて公衆
回線を前記内部通信手段と外部通信機器のいずれかに切
り換え接続する回線切換接続手段とを設け、 前記通信コントロール装置の識別信号検出手段が、前記
識別信号の検出時間を前記電話機による通信が可能な電
話機モード時より前記ファクシミリ装置による通信が可
能なファックスモード時の方が長くなるように設定する
手段を有することを特徴とする画像形成装置管理システ
ム。 - 【請求項5】 複数の画像形成装置を通信コントロール
装置及び公衆回線網を介して管理装置と接続する画像形
成装置管理システムにおいて、前記通信コントロール装置が、電話機あるいはファクシ
ミリ装置等の外部通信機器を接続する接続手段を備え、 前記管理装置に、通信を行なうのに先立って通信コント
ロール装置の内部通信手段による通信か前記接続手段に
よって接続された外部通信機器による通信かを区別する
ための識別信号を前記通信コントロール装置へ送信する
識別信号送信手段を設け 、 前記通信コントロール装置に、前記識別信号を検出する
識別信号検出手段と、 該手段の検出結果に基づいて公衆
回線を前記内部通信手段と外部通信機器のいずれかに切
り換え接続する回線切換接続手段と、外部通信機器とし
てファクシミリ装置が接続されている場合には該ファク
シミリ装置に公衆回線を捕捉させ、その捕捉後に前記識
別信号検出手段による前記識別信号の検出動作を開始さ
せる手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理
システム。 - 【請求項6】 請求項5記載の画像形成装置管理システ
ムにおいて、前記通信コントロール装置に、前記公衆回
線網内の交換機からの呼び出し中は前記識別信号検出手
段による前記識別信号の検出を禁止させる手段を設けた
ことを特徴とする画像形成装置管理システム。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
画像形成装置管理システムにおいて、前記識別信号が押
しボタンダイヤル信号であることを特徴とする画像形成
装置管理システム。 - 【請求項8】 複数の画像形成装置を複数の通信コント
ロール装置及び公衆回線網を介して管理装置と接続する
画像形成装置管理システムにおいて、 前記通信コントロール装置が、電話機あるいはファクシ
ミリ装置等の外部通信機器を接続する接続手段を備え、 前記通信コントロール装置のいずれかに、通信を行なう
のに先立って他の通信コントロール装置の内部通信手段
による通信か前記接続手段によって接続された外部通信
機器による通信かを区別するための識別信号を送信する
識別信号送信手段を設け、 前記他の通信コントロール装置に、前記識別信号を検出
する識別信号検出手段と、該手段の検出結果に基づいて
公衆回線を前記内部通信手段と外部通信機器のいずれか
に切り換え接続する回線切換接続手段とを設けたことを
特徴とする画像形成装置管理システム。 - 【請求項9】 請求項8記載の画像形成装置管理システ
ムにおいて、前記識別信号送信手段を設けた通信コント
ロール装置に、前記管理装置を呼び出す際と他の通信コ
ントロール装置を呼び出す際のそれぞれにおいて前記識
別信号を送信するか否かを予め登録した特定コードによ
って設定する識別信号送信可否設定手段を設けたことを
特徴とする画像形成装置管理システム。 - 【請求項10】 請求項8又は9記載の画像形成装置管
理システムにおいて、前記識別信号送信手段を設けた通
信コントロール装置に、前記識別信号の送信時間を設定
する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置管理シ
ステム。 - 【請求項11】 請求項8乃至10のいずれか一項に記
載の画像形成装置管理システムにおいて、前記識別信号
が押しボタンダイヤル信号であることを特徴とする画像
形成装置管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26390893A JP3342549B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 画像形成装置管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26390893A JP3342549B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 画像形成装置管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH07123169A JPH07123169A (ja) | 1995-05-12 |
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ID=17395941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26390893A Expired - Fee Related JP3342549B2 (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 画像形成装置管理システム |
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP7175668B2 (ja) * | 2018-08-01 | 2022-11-21 | キヤノン株式会社 | 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、およびプログラム |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP26390893A patent/JP3342549B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07123169A (ja) | 1995-05-12 |
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