JPH07264336A - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JPH07264336A
JPH07264336A JP6055917A JP5591794A JPH07264336A JP H07264336 A JPH07264336 A JP H07264336A JP 6055917 A JP6055917 A JP 6055917A JP 5591794 A JP5591794 A JP 5591794A JP H07264336 A JPH07264336 A JP H07264336A
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JP
Japan
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data
image forming
copying machine
forming apparatus
communication control
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Application number
JP6055917A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yamazaki
高広 山崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザプログラムモード時に設定されたデー
タをその設定前のデータに容易に戻せるようにする。 【構成】 画像形成装置では、データ送信手段Bがユー
ザプログラムモード(UPモード)選択手段Aによって
選択されたUPモード時に設定されたデータを管理装置
に対して送信する。また、書換要求手段CがUPモード
時に前回のUPモード時に設定されたデータをその設定
前のデータに戻せるように管理装置に対して書換要求信
号を送信し、データ書換手段Dがそれによって管理装置
から送られてくるデータを書き込んでデータの書き換え
を行なう。管理装置では、画像形成装置からUPモード
時に設定されたデータを受信した時にはそれをデータ記
憶手段Eに記憶し、書換要求信号を受信した時にはデー
タ送信手段Fがデータ記憶手段Eに記憶されているデー
タをその画像形成装置に対して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信回線を介して複
写機等の画像形成装置と管理装置とを接続し、管理装置
と画像形成装置との間で通信回線を介して相互にデータ
の書き込み及び読み込みが可能な画像形成装置管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置管理システムとしては、例
えば特開平2−257155号公報,特開平2−259
666号公報,あるいは特開平3−196053号公報
などに見られるように、複写機等の画像形成装置を公衆
回線等の通信回線を利用してオンラインでサービスセン
タ等に設置された管理装置と接続可能にし、遠隔操作に
よって画像形成装置に関するデータを送受信できるもの
が知られている。
【0003】このような画像形成装置管理システムは、
遠隔地に設置されている複数の画像形成装置を1ヶ所に
設けた管理装置(ホストマシン)によって集中的に管理
することにより、各画像形成装置の使用状況を集計した
り、その管理情報を画像形成装置のメンテナンス等に利
用したりしている。使用状況の内容としてはコピー枚数
等があり、メンテナンスの内容としては画像形成装置の
自己診断による管理装置への自動発呼や、管理装置側か
らのアクセスによる画像形成装置の各部調整等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の画像形成装置管理システムでは、ユーザに
よって特定のデータを設定できるユーザプログラムモー
ド時に設定(変更)されたデータをその設定前の元のデ
ータに戻したい場合、その設定されたデータが多かった
りすると、その全て又は一部のデータを元のデータに戻
すのが極めて困難であるという問題があった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、上述のような画像形成装置管理システムの画像
形成装置において、ユーザプログラムモード時に設定さ
れたデータをその設定前のデータに容易に戻せるように
して、データの設定を最適且つ迅速に行なえるようにす
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、通信回線を介して画像形成装置と管理装
置とを接続し、管理装置と画像形成装置との間で通信回
線を介して相互にデータの書き込み及び読み込みが可能
な画像形成装置管理システムにおいて、図1の機能ブロ
ック図に示すようにしたものである。
【0007】すなわち、画像形成装置に、ユーザによっ
て特定のデータを設定できるユーザプログラムモードを
選択するユーザプログラムモード選択手段Aと、該手段
Aによって選択されたユーザプログラムモード時に設定
されたデータを管理装置に対して送信するデータ送信手
段Bと、ユーザプログラムモード時に前回のユーザプロ
グラムモード時に設定されたデータをその設定前のデー
タに戻せるように管理装置に対してデータの書き換えを
要求する書換要求信号を送信する書換要求手段Cと、該
手段Cの書き換え要求によって管理装置から送られてく
るデータを書き込んでデータの書き換えを行なうデータ
書換手段Dとを設け、管理装置に、画像形成装置からユ
ーザプログラムモード時に設定されたデータを受信した
時にそのデータを記憶するデータ記憶手段Eと、画像形
成装置から書換要求信号を受信した時に、データ記憶手
段Eに記憶されているデータをその画像形成装置に対し
て送信するデータ送信手段Fとを設けたものである。
【0008】さらに、画像形成装置の書換要求手段C
に、ユーザプログラムモード時に前回のユーザプログラ
ムモード時に設定された全てのデータをその設定前のデ
ータに戻せるように管理装置に対してデータの書き換え
を要求する第1の書換要求信号を送信する第1の書換要
求手段Gと、ユーザプログラムモード時に前回のユーザ
プログラムモード時に設定された各データ中の一部のデ
ータを任意に選択する選択手段Hと、該手段Hによって
選択されたデータを上記設定前のデータに戻せるように
管理装置に対してデータの書き換えを要求する第2の書
換要求信号を送信する第2の書換要求手段Iとを備え、
管理装置のデータ送信手段Fを、画像形成装置から第1
の書換要求信号を受信した時にはデータ記憶手段Eに記
憶されている全てのデータを、第2の書換要求信号を受
信した時にはデータ記憶手段Eに記憶されている各デー
タのうちの上記選択手段Hによって選択されたデータを
それぞれ上記画像形成装置に対して送信する手段とする
とよい。
【0009】
【作用】この発明による画像形成装置管理システムの画
像形成装置では、図1のデータ送信手段Bがユーザプロ
グラムモード選択手段Aによって選択されたユーザプロ
グラムモード時に設定されたデータを管理装置に対して
送信する。また、書換要求手段Cがユーザプログラムモ
ード時に前回のユーザプログラムモード時に設定された
データをその設定前のデータに戻せるように管理装置に
対してデータの書き換えを要求する書換要求信号を送信
し、データ書換手段Dがその書き換え要求によって管理
装置から送られてくるデータを書き込んでデータの書き
換えを行なう。
【0010】一方、管理装置では、画像形成装置からユ
ーザプログラムモード時に設定されたデータを受信した
時に、そのデータをデータ記憶手段Eに記憶する。ま
た、画像形成装置から書換要求信号を受信した時に、デ
ータ送信手段Fがデータ記憶手段Eに記憶されているデ
ータをその画像形成装置に対して送信する。したがっ
て、ユーザはユーザプログラムモード時に設定したデー
タをその設定前のデータに容易に戻すことができ、デー
タの設定を最適且つ迅速に行なえる。
【0011】なお、画像形成装置の書換要求手段Cが、
ユーザプログラムモード時に前回のユーザプログラムモ
ード時に設定された全てのデータをその設定前のデータ
に戻せるように管理装置に対してデータの書き換えを要
求する第1の書換要求信号を送信したり、あるいはユー
ザプログラムモード時に前回のユーザプログラムモード
時に設定された各データ中の一部のデータが任意に選択
された時に、そのデータを上記設定前のデータに戻せる
ように管理装置に対してデータの書き換えを要求する第
2の書換要求信号を送信し、管理装置のデータ送信手段
Fが、画像形成装置から第1の書換要求信号を受信した
時にはデータ記憶手段Eに記憶されている全てのデータ
を、第2の書換要求信号を受信した時にはデータ記憶手
段Eに記憶されている各データのうちの上記選択された
データをそれぞれ上記画像形成装置に対して送信するこ
とにより、データの設定をより最適且つ迅速に行なえ
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して具
体的に説明する。まず、この発明による画像形成装置管
理システムを構成する画像形成装置の一例として、この
実施例で使用する複写機の概略構成を図2によって説明
する。
【0013】この複写機1は電子写真方式の普通紙複写
機(PPC)であり、複写機本体2の上部に自動原稿給
送装置(以下「ADF」と略称する)3を載置し、一側
面に手差しトレイ4及び大量給紙5を、他側面に排紙ト
レイ6をそれぞれ装着している。7はADF3用の原稿
トレイであり、原稿セットセンサ8を備えている。複写
機本体2内には、スキャナ部10,画像形成部11,給
紙部12,定着・排紙部13,反転部14,両面ユニッ
ト15等を備えている。
【0014】そして、スキャナ部10には、コンタクト
ガラス21,露光ランプ22及び第1ミラー23から構
成される第1スキャナ24,第2ミラー25及び第3ミ
ラー26から構成される第2スキャナ27,第4ミラー
28及び第5ミラー29から構成される第3スキャナ3
0,第6ミラー31,及びレンズ32が設けられてい
る。
【0015】画像形成部11には、感光体ドラム35の
周囲に、クエンチングランプ36,帯電チャージャ3
7,イレーサ38,電位センサ39,トナーカートリッ
ジ41を装着する現像ユニット40,転写前チャージャ
42,転写チャージャ43,分離チャージャ44,Pセ
ンサ45,クリーニングユニット46が配置されてい
る。また、転写紙搬送経路の転写位置の手前にレジスト
ローラ対47が、転写位置の後方には搬送ベルト48が
設けられている。
【0016】給紙部12には、転写紙をストック及び供
給するためのトレイとして、第1トレイ51,第2トレ
イ52,第3トレイ53,第4トレイ54が着脱可能に
設けられている。そして、それらにストックされている
転写紙を給紙するための給紙ユニットとして、第1給紙
ユニット55,第2給紙ユニット56,第3給紙ユニッ
ト57,第4給紙ユニット58が設けられ、手差しトレ
イ4あるいは大量給紙装置5内の大量給紙トレイ(LC
T)60から転写紙を給紙するための手差し/大量給紙
ユニット59も設けられている。
【0017】さらに、上記各給紙ユニット55〜59及
び両面ユニット15によって給紙された転写紙をレジス
トローラ対47へ向けて搬送するために、右搬送部6
1,左搬送部62,及び水平搬送部63が設けられてい
る。また、定着・排紙部13には定着ユニット65及び
排紙用搬送ローラ群66が、反転部14には反転ローラ
群67がそれぞれ設けられている。
【0018】次に、このような構成を有する複写機1の
動作について略述する。感光体ドラム35はドラム軸
(図示せず)に回転可能に支持されており、複写命令等
により矢示A方向に回転する。そして、ADF3によっ
てコンタクトガラス21上に給紙された原稿は、第1ス
キャナ24によって走査及び露光される。その反射光像
は第1ミラー23,第2ミラー25,第3ミラー26,
レンズ32,第4ミラー28,第5ミラー29,第6ミ
ラー31を経て、感光体ドラム35上に結像される。
【0019】その感光体ドラム35は帯電チャージャ3
7によって表面が帯電され、上記反射光像によりその帯
電された表面が露光されると静電潜像を形成する。その
後、イレーサ38により不要な部分に光を当てて転写紙
または投影画像に適した潜像に補正する。この時、当倍
の画像を得るためには、感光体ドラム35と第1スキャ
ナ24は同一速度で駆動される。そして、感光体ドラム
35上の潜像は現像ユニット40によりトナー像として
顕像化される。その際、現像ユニット40に電位(現像
バイアス電圧)を印加することにより、濃い又は淡い画
像を得ることができる。
【0020】他方において、第1トレイ51,第2トレ
イ52,第3トレイ53,第4トレイ54,手指しトレ
イ4,大量給紙トレイ60,両面ユニット15のいずれ
かにストックされた転写紙が、給紙ユニット55〜59
のいずれかにより選択されて、所定の給紙タイミングで
給紙され、その転写紙は右搬送部61,左搬送部62,
水平搬送部63等を通じて、予め停止しているレジスト
ローラ対47へ搬送される。そして、感光体ドラム35
上のトナー像の先端と転写紙の先端が合うタイミングで
レジストローラ対47を駆動する。
【0021】それにより、感光体ドラム35上のトナー
像は、転写前チャージャ42及び転写チャージャ43の
作用により転写紙に転写される。この時、感光体ドラム
35の表面は非常に滑らかであり、その表面と転写紙の
密着力が大きいので、分離チャージャ44の作用によっ
て転写紙の電位を下げてその密着力を低下させる。
【0022】その後、図示しない分離爪によって転写紙
を感光体ドラム35から分離し、その分離した転写紙を
搬送ベルト48によって定着ユニット65へ送る。定着
ユニット37に送られた転写紙は、ここでトナーに熱と
圧力が加えられ、それにより転写紙上のトナー像が転写
紙に定着された後、排紙用搬送ローラ群66によって機
外の排紙トレイ6上に排出される。両面コピー等を行な
う際には、一旦反転部14へ送り込んで搬送方向を反転
させて両面ユニット15へ送り込み、次の原稿面の画像
を複写する際に画像形成部11へ再給紙させる。
【0023】転写後の感光体ドラム35の表面には、転
写しきれなかったトナーが付着しているため、クリーニ
ングユニット46のブラシ及びクリーニングブレードに
よって表面を清掃した後、クエンチングランプ36によ
って不均一な表面電位を一定にする。
【0024】これらの制御タイミングは、主として感光
体ドラム35の回転と同期して発生するパルスまたは感
光体ドラム35を駆動するための基準パルスに基づい
て、後述する制御回路によってコントロールされる。
【0025】図3はこの複写機の操作部の一例を示した
ものである。この操作部70の中央部には、液晶表示パ
ネルを使用したガイダンス表示部71とパターン表示部
72が設けられ、その左右及び手前側に多数のキーが設
けられている。右側には、スタートキー73,割込キー
74,予熱キー75,モードクリア/予熱キー76,テ
ンキー77,クリア/ストップキー78,タイマキー7
9,プログラムキー80,エンタキー81,ガイダンス
キー82が設けられている。
【0026】左側には、遠隔通報キー83,ソータキー
84,両面キー85,ページ連写キー86,消去キー8
7,用紙指定変倍キー88,ズームキー89,とじ代調
整キー90,センタリングキー91,寸法変倍キー92
が設けられている。そして、中央部の手前側には、縮小
キー93,拡大キー94,等倍キー95,用紙選択キー
96,自動用紙選択キー97,濃度調整キー98,自動
濃度キー99が設けられている。なお、遠隔通報キー8
3のオンにより遠隔通報中は遠隔通報表示83aのLE
Dが点灯する。
【0027】図4はパターン表示部72の拡大図であ
り、ここにはセット枚数表示D1,コピー枚数表示D
2,ランニング表示D3,濃度調整表示D4,ミスフィ
ード位置表示D5,用紙補給表示D6,ミスフィード表
示D7,遠隔通信異常表示D8,トナー補給表示D9,
用紙残量表示D10,用紙選択/サイズ/方向表示D1
1,倍率表示D12等がそれぞれパターン表示される。
【0028】図3に示したガイダンス表示部71は操作
及び警告のためのメッセージを表示する。また、この操
作部70は、ユーザがサービス要求時に通報するための
遠隔通報キー83と、その通報に異常が生じた場合に表
示される遠隔通信異常表示D8を設けた点に特徴があ
る。しかし、この例のように専用の遠隔通報キーを設け
ずに、他のキーの押下順序や押下時間あるいは押下キー
の組み合わせなどにより、遠隔通報キーに相当する機能
を実現するようにしてもよい。
【0029】図5はこの複写機の操作部の他の例を示し
たものである。この操作部70はタッチパネルディスプ
レイ装置121と操作パネル122とからなる。操作パ
ネル122は図6に示すように、スタートキー123,
クリア/ストップキー124,テンキー125,ガイダ
ンスキー126,プログラムキー127,割込キー12
8,及びモードクリアキー129を備えている。
【0030】タッチパネルディスプレイ装置121はC
RTディスプレイ装置の画面にタッチパネルを備えたも
のであり、そのタッチパネルの各キーへのタッチ操作に
より各種情報を入力したり、操作の状態やメッセージ等
の各種情報を表示することができる。
【0031】このタッチパネルディスプレイ装置121
は、サービスマンによってデータ(パラメータ)を設定
(変更)できるサービスマンプログラムモード(SPモ
ード)と、ユーザによって特定のデータを設定できるユ
ーザプログラムモード(UPモード)を持っており、例
えば画面に図7の(a)に示す表示がなされている状態
でユーザがモードクリアキー129を押下した後テンキ
ー125によって暗証番号「99911」を入力するこ
とにより、図7の(b)に示すようにUPモードの設定
画面に切り替わる。
【0032】画面は階層メニュー形式になっており、こ
の例では「5」の遠隔診断通報(遠隔通報)モード設定
キーを選択することにより、図7の(c)に示すマニュ
アルコールモード画面(通報画面)に切り替わる。ここ
で、遠隔通報キー「#」をタッチすることによって遠隔
通報が行なえる。
【0033】図8は、この発明を適用する画像形成装置
管理システムの構成例を示す。サービス拠点に設置され
ている管理装置16と各ユーザの元に設置されている複
写機(図では「PPC」と記す)1等の画像形成装置と
を通信回線である公衆回線網17を介して接続してい
る。なお、管理装置16は各サービス拠点に設置される
ため、これらを統合的に管理する図示しないホストマシ
ンも接続される。
【0034】ユーザ側には管理装置16との通信を制御
するための通信コントロール装置18が設置されてお
り、ユーザ元の各複写機1はこの通信コントロール装置
18に接続されている。この通信コントロール装置18
には、図示しない接続手段によって電話機19やファク
シミリ装置20等の外部通信機器が接続可能になってお
り、ユーザの既存の回線に挿入する形で設置が可能にな
っている。
【0035】そして、この通信コントロール装置18に
は複数の複写機1が接続可能になっているが、もちろん
単数の場合もある。これらの複写機1は同型のものであ
る必要はなく異なる機種でもかまわず、複写機以外のプ
リンタ等の画像形成装置でもかまわない。ここでは説明
の便宜上、1台の通信コントロール装置18に最大5台
の複写機1が接続可能であるものとする。そして、通信
コントロール装置18と複数の複写機1はRS−485
規格によりマルチドロップ接続されている。
【0036】通信コントロール装置18と各複写機1と
の間の通信制御は基本型データ伝送制御手順により行な
われる。通信コントロール装置18を制御局としたセン
トラライズド制御のポーリング/セレクティング方式で
データリンクの確立を行なうことにより、任意の複写機
との通信が可能になっている。各複写機はアドレス設定
スイッチによって固有の値を設定できるようになってお
り、これによって各複写機のポーリングアドレス及びセ
レクティングアドレスが決定される。
【0037】図9は、図8の通信コントロール装置18
の構成例を示すブロック図である。公衆回線網17から
の信号は、まず切替部180に入力される。ここでは、
公衆回線側からの通信が通信コントロール装置18に接
続されている電話機19(または図8のファクシミリ装
置20)宛のものであれば、公衆回線側を電話機19
(または図8のファクシミリ装置20)に接続し、管理
装置16からの通信であれば、公衆回線側のモデム18
1に接続する。
【0038】また、RS−485用のトランシーバを用
いた通信インタフェース183によって複写機1側との
通信を行なう。これらの制御・処理は、ROM185内
の制御プログラムに従ってCPU184を中心に行なわ
れる。RAM186には処理の中間結果などを格納する
ほか、通信テキストを一時的に格納しておくためにも用
いる。また、管理装置16側から通信コントロール装置
18の動作に必要な各種パラメータもRAM186に書
き込まれている。
【0039】通常この通信コントロール装置18は、2
4時間連続通電を行なって常に管理装置16と通信可能
な状態にしておくが、不慮の電源断等でこれらのパラメ
ータの内容及び通信テキストが失われることがないよう
に、バッテリ187によりRAM186をバックアップ
している。さらに、時計188とトータルカウンタ値自
動発呼許可スイッチ189も備えている。
【0040】図10は、図8に示した管理装置16の構
成例を示すブロック図である。この管理装置16は、各
種処理を実行するホストコンピュータ160と、管理デ
ータ等を格納しておくための磁気ディスク等の外部記憶
装置161と、表示用のディスプレイ162と、操作手
段としてのキーボード163と、管理データ出力用のプ
リンタ164と、公衆回線網17と接続するためのモデ
ム165によって構成されている。なお、ホストコンピ
ュータ160,外部記憶装置161,モデム165は、
図1に示したデータ記憶手段E,データ送信手段Fとし
ての機能をも果たす。
【0041】また、この管理装置16は図示しないロー
カル・エリア・ネットワークLANによってホストマシ
ンに接続される。このホストマシンは、複数の管理装置
16を統合的に管理するコンピュータであり、この画像
形成装置管理システムのデータ管理の他に種々の日常業
務もこなしている。その構成は、公知の大型コンピュー
タと同一である。
【0042】図11は、図2に示した複写機1の制御系
の構成を示すブロック図である。複写機本体2の制御
は、CPU100を中心としてROM101に記憶され
ている制御プログラムやデータに基づいて行なわれる。
また、処理の中間結果や各種設定値,装置の状態などを
蓄えるためにRAM102を使用する。
【0043】A/Dコンバータ103は露光ランプ22
への供給電圧,Pセンサ45の発光電圧と受光電圧,電
位センサ39の出力,ADSセンサの出力、露光ランプ
22の光量を検出するランプ光量センサの出力,感光体
ドラム35に流れる電流を検出するドラム電流センサの
出力、定着ユニット65内のサーミスタ電圧等を入力す
るために使用する。
【0044】光学系制御ユニット104は、図2に示し
たスキャナ部10を制御する。高圧電源ユニット105
は、帯電チャージャ37,分離チャージャ44,転写チ
ャージャ43,転写前チャージャ(PTC)42にそれ
ぞれ印加する高電圧、及び現像ユニット40内の現像ロ
ーラに印加する現像バイアス電圧を供給する。
【0045】モータ制御ユニット106は、感光体ドラ
ム35及び各給紙ユニットや搬送部のローラ等を駆動す
るメインモータのコントロールを行なう。ヒータ制御ユ
ニット107は、定着ユニット65の定着ローラを加熱
する定着ヒータへの通電を制御して、定着ローラの表面
温度を所定範囲に保持する。センサ感度制御ユニット1
08は、ランプ光量センサの受光ゲイン,ADSセンサ
の受光ゲイン,Pセンサ45の受光ゲイン,Pセンサ4
5のLEDの発光電圧等を可変するために使用する。
【0046】通信インターフェースユニット109は、
通信コントロール装置18との通信を行なうユニットで
ある。アドレス設定スイッチ110により複写機固有の
アドレスを1〜5の範囲で設定できる。また、通信許可
スイッチ111により通信コントロール装置18との通
信の許可/禁止を設定することができる。
【0047】この通信許可スイッチ111はディップス
イッチであり、それを備えた複写機を画像形成装置管理
システム(遠隔診断システム)につなげた時にサービス
マンがON状態にするが、一般のユーザは原則として触
れることはできない。したがって、この通信許可スイッ
チ111はそれを備えた複写機が画像形成装置管理シス
テムにつながっている時にはON状態を維持する。
【0048】なお、この複写機1における操作部70,
CPU100,通信インターフェースユニット109
は、図1に示したユーザプログラムモード選択手段A,
データ送信手段B,書換要求手段C(第1,第2の書換
要求手段G,I,選択手段H),データ書込手段Dとし
ての機能をも果たす。
【0049】次に、主として図12以降を参照してこの
実施例の作用を詳細に説明する。まず、図12及び図8
を参照して遠隔通報の機能について説明する。なお、こ
こでは図3に示した操作部70を使用するものとする。
【0050】遠隔通報キーによる遠隔通報の場合は、複
写機1の操作部70に設けられた遠隔通報キー83が押
下されると、図12の(a)に示すように、その複写機
1から通信コントロール装置18へ遠隔通報キーによる
遠隔通報データを送信する。これを受信した通信コント
ロール装置18は、予め内部に設定されている管理装置
16の電話番号へ発呼して、その遠隔通報キーによる遠
隔通報データを送信する。
【0051】管理装置16は、通常サービス拠点などに
設置されている。このとき通信コントロール装置18か
ら管理装置16へ送信されるデータは、通信コントロー
ル装置18が複写機1より受信した複数種類のデータの
中から、予め通信コントロール装置18に設定されてい
る種類のデータのみとする。この設定は管理装置16か
ら公衆回線網17を通して通信コントロール装置18に
設定することが可能になっている。
【0052】通信コントロール装置18が所定のデータ
を管理装置16へ送信し終わると、通信コントロール装
置18は送信元の複写機1に対して、通信コントロール
装置18と管理装置16との間の通信の結果を表わす通
報結果報告を送信する。これにより、送信元の複写機1
は、通信が正常に終了したか又は何らかの異常により通
信ができなかったかを知ることができる。
【0053】また、通常複写機には自己診断機能が備わ
っており、定着温度の異常を検知した場合や、各調整箇
所の電子ボリュームによる調整が不能の場合など、複写
機が危険状態または使用不能な状態になった場合に、
「エラー」もしくは「サービスマンコール」のような形
でユーザやサービスマンに知らせることが一般的に行な
われている。
【0054】このような複写機の自己診断機能により異
常が検知された場合にも、図12の(b)に示すよう
に、その複写機1から通信コントロール装置18へ自己
診断異常による遠隔通報のデータを送信する。その遠隔
通報データを受信した通信コントロール装置18は、自
己診断異常による遠隔通報データを管理装置16へ送信
し、通信終了時に送信元の複写機に通報結果報告を送信
する。
【0055】さらに、自己診断機能によって、異常状態
には至っていないが異常状態にごく近いと診断した場合
など、メンテナンスを行なった方が好ましいと複写機が
判断した場合にも、図12の(c)に示すように、通信
コントロール装置18へ事前警告の遠隔通報データを送
信する。この自己診断異常による遠隔通報の場合は必然
的に複写機は使用不可状態になっているが、事前警告に
よる遠隔通報の場合は複写機は使用可能状態のままと
し、通信中であっても原稿がセットされスタートキーが
押下されれば複写動作を行なう。
【0056】このとき、複写処理によって複写機1のコ
ントローラの負荷が重い場合や、送信データ中に含まれ
る内容が複写動作により変更されて整合がとれなくなる
可能性がある場合などには通信を中断してもよい。事前
警告の遠隔通報データは緊急性が低いため、これを受信
した通信コントロール装置18はすぐには管理装置16
へ送信せず、通信コントロール装置18に接続されてい
る電話機19やファクシミリ装置20の利用頻度が小さ
い時間帯や、公衆回線網17のトラフィック量が少ない
時間帯など、通信に都合のよい時刻に送信を行なうよう
にするとよい。
【0057】この時刻は、管理装置16から通信コント
ロール装置18に対して設定可能になっており、図9に
示した時計188による現在時刻との一致によって送信
時刻を判断できる。この事前警告の遠隔通報の場合は他
の遠隔通報の場合と異なり、通報結果報告を複写機1に
は送信しない。
【0058】次に図13を参照して、管理装置側から複
写機へアクセスする場合を説明する。管理装置16から
複写機1へのアクセスには、目的別に大別してリード
(Read)要求,ライト(Write)要求,及びエクセキュ
ート(Execute)要求の3種類がある。リード要求と
は、複写機1内のロギングデータ,各種設定値,各種セ
ンサの出力値などを読み出す処理であり、ライト要求と
は、各種設定値などを管理装置16からデータを送って
書き換える処理である。エクセキュート要求とは、複写
機1に対してテスト動作などを行なわせる処理である。
【0059】この各要求時における管理装置16と通信
コントロール装置18と複写機1の間の通信処理の手順
を図13の(a),(b),(c) に示すが、いずれの場合も管理
装置16から目的の複写機1が接続されている通信コン
トロール装置18へダイヤルして、各要求データを送信
する。通信コントロール装置18は管理装置16からこ
れらの要求データを受信する。要求データを受信した通
信コントロール装置18は目的の複写機1に要求データ
を送信する。
【0060】これを受信した複写機1は、要求内容を処
理した後に要求に対する応答を通信コントロール装置1
8へ送信する。通信コントロール装置18はこれを管理
装置16へ送信し、ひとつの処理単位を終了する。
【0061】図14を参照して、管理装置側から通信コ
ントロール装置へアクセスする場合を説明する。管理装
置16から通信コントロール装置18へのアクセスに
は、やはり目的別に大別して、リード(Read)要求,ラ
イト(write)要求,およびエクセキュート(Execute)
要求の3種類がある。この時の各処理の手順を図14の
(a),(b),(c)に示している。
【0062】リード要求とは、通信コントロール装置1
8内の設定パラメータやステータスを読み出す処理や、
予め通信コントロール装置18が複写機1の内部の情報
を読み出して通信コントロール装置18の内部に記憶さ
せている場合に、これを読み出す処理などである。ライ
ト要求とは、通信コントロール装置18のパラメータを
管理装置16からデータを送って設定する処理などであ
る。エクセキュート要求とは、通信コントロール装置1
8に対して機能チェックなどのテスト動作を行なわせる
処理などである。
【0063】図15を参照して、管理装置を用いずに通
信コントロール装置から複写機へアクセスする場合の処
理について説明する。通信コントロール装置18から複
写機1へのアクセスは、通信コントロール装置18が複
写機1の内部の情報を読み出して通信コントロール装置
18の内部にデータを保留しておき、後で管理装置16
からの読み出しを可能にするための読み出し処理であ
る。
【0064】一般に、複写機の保守契約やメインテナン
スのためにトータルコピー枚数等のカウンタ値が用いら
れている。このシステムを用いて複写機1から通信コン
トロール装置18へ定期的にトータルコピー枚数のカウ
ンタ値を送信しておき、複写機1の電源が断たれている
場合など、複写機1が通信不能状態の場合でも管理装置
16側がこのカウンタの値を知ることが可能になってい
る。
【0065】これには前述した通り、通信コントロール
装置18が複写機1の内部の情報を読み出して通信コン
トロール装置18の内部にデータを保留する機能を利用
する。通信コントロール装置18内の時計188(図
9)を基準にして、通信コントロール装置18内に設定
されたパラメータ中のトータルカウンタ値収集時刻に達
した時点で、通信コントロール装置18は、接続されて
いる全ての複写機に対して順次トータルコピー枚数情報
の要求を毎日行なう。
【0066】そして、応答があった複写機の新しいトー
タルコピー枚数情報は、トータルコピー枚数を取得した
年月日時刻を含めて前日に読み出した値を更新して通信
コントロール装置18内のバックアップされたRAM1
86(図9)に記憶しておく。また、トータルコピー枚
数情報を要求された複写機の電源が断たれていた場合な
ど、通信不能状態であったときはその複写機からのデー
タの応答受信を後回しにして、次の複写機に対して処理
を行なう。
【0067】全複写機に対する要求を行なった時点で、
受信不能であった複写機のみに再度要求を行なう。通常
は複写機の電源が断たれていると考えられる夜間にトー
タルカウンタ値収集時刻を設定しておき、時間の経過と
共に複写機の電源が投入されていき、複写機が電源投入
直後のアイドリングや各部の調整を行なっている間に、
この通信が行なわれるようにする。
【0068】通信コントロール装置18内のRAM18
6に記憶・保留されたトータルコピー枚数の情報の管理
装置16への転送には、毎月の締め日などに定期的に管
理装置16からのアクセスにより読み出す方法と、通信
コントロール装置18内に設定されているトータルカウ
ンタ値自動発呼日時に達した場合に通信コントロール装
置18が管理装置16へ自動的に送信する方法の2通り
が可能である。
【0069】この方法の選択は、通信コントロール装置
18に設けられているトータルカウンタ値自動発呼許可
スイッチ189(図9)により設定される。このスイッ
チ189がONの場合は、通信コントロール装置18内
に設定されているパラメータで示された日時に達する
と、通信コントロール装置18内に設定されているパラ
メータで示された通報先電話番号へ発呼し、トータルコ
ピー枚数のカウンタ値を管理装置16へ送信する。この
スイッチ189がOFFの場合は、自動発呼はせずに管
理装置16からのアクセスを待つことになる。
【0070】この例では、定期的に通信を行なうデータ
をトータルコピー枚数のカウンタ値としたが、これ以外
のデータにしたり、別のデータを加えて通信を行なって
もかまわない。通信コントロール装置18は、複数台の
複写機1等を制御できるようになっており、順番にデー
タを取得するようになっているが、全収容可能台数分接
続されることは少ないので、このシステムでは未接続の
複写機へのデータ要求はさせないようにもできるし、ア
クセス時間の短縮を計っている。
【0071】図16は、通信コントロール装置18内に
セットされるパラメータの一覧である。各アドレスの複
写機ごとに、その複写機の機種番号とシリアル番号が登
録されており、複写機1からの通報時にこれを付加して
管理装置16へ送信したり、管理装置16からのアクセ
ス時に選択すべき複写機1のアドレスを決定するために
用いる。
【0072】また、各遠隔通報理由ごとに通報先電話番
号、リダイヤルの回数や間隔、管理装置16へ送信する
データの種類が設定されている。事前警告の遠隔通報に
は管理装置16への通報時刻も設定される。パラメータ
の各ブロックにはチェックサムが付加されており、通信
コントロール装置18の誤動作や、バックアップ用のバ
ッテリ187(図9)の消耗や、通信上のエラーなどに
よってパラメータの値が書き変わったり失われた場合に
これを検知することができる。
【0073】これらのパラメータは管理装置16側から
公衆回線網17を通して書き込まれるが、パラメータ設
定用の携帯装置を通信コントロール装置に直接接続して
書き込んだり、通信コントロール装置18上に操作手段
を設けて設定する構成にしてもよい。
【0074】また、パラメータの設定は重要な機能であ
るため、通信データにID(パスワード)を付加するこ
とによって機密性を高めている。このIDは各通信コン
トロール装置18固有に決めておらず、第1回目のパラ
メータを指定する時(図16のパラメータが未設定の
時)に決め、それ以降は通信等での変更はできず、通信
コントロール装置18を手動で初期化することによって
可能となる。
【0075】IDは通信する毎に確認するので、誤った
データや異なるシステムから入り込むことができないよ
うになっている。また、異なるIDを所定回数受ける
と、このエラーを内部に記憶すると共に、管理装置16
へ自動通報してシステムの管理者に知らせるようにして
いる。このIDを通信する毎に確認してハッカー等を防
止している。なお、上記IDは上述したように通信等で
は変更できないようにしているが、例えば別のID(I
D変更用)を用いて変更できるようにしてもよい。
【0076】図17は、遠隔通報時の通信データのフォ
ーマットの一例である。(a)は複写機1から通信コン
トロール装置18へのデータフォーマットである。先頭
のフィールドは通報理由コードであり、遠隔通報キーに
よる遠隔通報か、自己診断異常による遠隔通報か、事前
警告の遠隔通報かの種別を表している。この後に複写機
内部の情報が続いている。複写機状態とは、トナー,オ
イル,コピー用紙等の消耗品の状況や、各種センサ出力
値,各種調整箇所の設定値,ユニットの接続状態などの
情報である。
【0077】(b)は、通信コントロール装置18から
管理装置16へのデータフォーマットである。複写機1
からのデータに加え、先頭に情報発生源となった複写機
を特定するために、機種番号とシリアル番号のフィール
ドが加えられる。また、後部に通信コントロール装置1
8内の時計188により、通報要因が発生した時刻が付
加される。データ部分は、通信コントロール装置18に
設定されているパラメータによって管理装置16へ送信
するデータの種類が変化するが、この例では自己診断異
常発生回数と複写機状態のみを管理装置16へ送信する
ように通信コントロール装置18へパラメータがセット
されていた場合である。
【0078】(c)は、通信コントロール装置18から
管理装置16への通報を終了した時点で複写機1に送信
される通報結果報告のデータフォーマットである。
【0079】図18は管理装置16から複写機1へのア
クセス時のうち、リード(Read)処理時のデータフォー
マットである。管理装置16から通信コントロール装置
18へは、対象とする複写機1の機種番号とシリアル番
号に続いてリード処理を表わす要求コードとリードを行
なう項目のコードが送信される。
【0080】通信コントロール装置18から複写機1へ
は、機種番号とシリアル番号のフィールドが取り除か
れ、リード要求コードと項目コードのみが送られる。こ
れを受信した複写機1は、リード応答コードと受信した
項目コードに続いて、要求されたデータを通信コントロ
ール装置18に対して送信する。通信コントロール装置
18では再び機種番号とシリアル番号を付加して管理装
置16へ送信する。
【0081】図19は、同じくライト(Write)処理時の
データフォーマットである。この場合は、複写機1へ向
かう通信では、リード処理の場合と比べて項目コードに
続いて書き込むデータが付加される。管理装置16へ向
かう通信では、項目コードのフィールドに続いて実際に
複写機1に書き込んだデータが送られる。通常は、複写
機が受信した書き込むデータと複写機が送信する書き込
んだデータは一致するが、受信したデータが有効範囲を
外れていた場合などに境界値へ丸めてデータを書き込む
こともあり、このような場合は一致しない。
【0082】図20は、同じくエクセキュート(Execut
e)処理時のデータフォーマットである。この場合は、
複写機1へ向かう通信では、項目コードだけで動作対象
が特定できない場合に、動作内容を補足するためのコー
ドが項目コードに続く。要求された動作を実行した複写
機1は、動作結果情報を管理装置16側へ送信する。
【0083】図21は、管理装置16から通信コントロ
ール装置18へのアクセス時のデータフォーマットであ
り、(a)はリード処理時,(b)はライト処理時,
(c)はエクセキュート処理時のフォーマットである。
これらは複写機1へのアクセス時とほぼ同一のデータフ
ォーマットであるが、機種番号とシリアル番号に代わっ
て、通信コントロール装置18を示すコードになってい
る。
【0084】図22は、通信コントロール装置18から
複写機1へのアクセス時のデータフォーマットである。
図18〜図20に示した管理装置16から複写機1へア
クセスする場合における、通信コントロール装置18と
複写機1との間のデータフォーマットと同一になってお
り、複写機1は管理装置16からのアクセスの区別を行
なう必要がなく、同様に扱うことができるようになって
いる。
【0085】なお、図8には1台の管理装置16しか図
示されていないが、実業務においては機械の修理はサー
ビスセンタが行ない、コピー枚数等の管理は他の場所で
行なうようになっている。この実施例ではこれらに対応
できるようにしているので、その動作について説明す
る。
【0086】複写機1から通信コントロール装置18へ
の通報データには、図17の(a)に示したように通報
理由コードが付加される。通信コントロール装置18
は、通報データを通報理由コードを識別することによっ
て以下の(1)〜(4)に示すように分類する。
【0087】(1)遠隔通報キーによるデータ (2)自己診断異常によるデータ (3)事前警告によるデータ (4)トータルカウンタ値によるデータ
【0088】通信コントロール装置18は、通報データ
を上記のように分類した後内部メモリに記憶し、これら
のデータに対する図16に示したパラメータ内の通報先
電話番号を選択してその番号へ送信する。したがって、
各分類での通報先電話番号を同一にすることによって集
中管理ができ、各分類での通報先電話番号を個別にする
ことによって個々の場所で管理ができる。
【0089】図23は、複写機1の図11に示したCP
U100による通報制御のメインルーチンを示すフロー
チャートである。なお、この処理は図3に示した操作部
70を使用した場合に対応するものとする。複写機1の
操作部70の外に設けられた通信許可スイッチ111が
ONの場合に、操作部70の遠隔通報キー83が押下さ
れるか、自己診断機能により異常の発生を検知するか、
または事前警告が必要な状態であるかのいずれかの状態
になったと判断したとき、それぞれの遠隔通報処理を行
なう。
【0090】図24は、図23における遠隔通報キーに
よる遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフローチ
ャートである。まず、通信コントロール装置18に対し
て遠隔通報キーによる遠隔通報データの送信を行なう。
通信コントロール装置18の無応答など、通報が正常に
行なえなかった場合は、操作部70上の遠隔通信異常表
示D8(図4)を点灯あるいは点滅して、その旨をユー
ザに知らせる。
【0091】通信コントロール装置18へ正常にデータ
が送信された場合は、タイムアウト判定用のタイマをリ
セットして、通信コントロール装置18からの通報結果
報告を待つ。この例ではタイムアウト時間を3分間とし
ており、3分以内に通報結果報告を受信しなかった場合
をタイムアウトとして、通報失敗の旨をやはり操作部7
0上の遠隔通信異常表示D8の点灯あるいは点滅によっ
て表示してユーザに知らせる。
【0092】タイムアウト時間以内に通報結果報告を受
信した場合は、その結果報告から正常に通報されたか否
かを判断して、正常に通報された場合は自動通報が完了
した旨を表示し(図示は省略)、失敗であった場合はや
はり遠隔通信異常表示D8の点灯あるいは点滅によって
その旨を表示して、図23のメインルーチンへリターン
する。
【0093】図25は、同じく図23における自己診断
異常による遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフ
ローチャートである。このサブルーチンの処理も、通信
コントロール装置18へ送信するデータが自己診断異常
によるデータであることと、タイムアウト時間が20分
であること以外は、図24によって説明した遠隔通報キ
ーによる遠隔通報と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0094】図26は、同じく図23における事前警告
による遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフロー
チャートである。このルーチンでは、通信コントロール
装置18に対して事前警告による遠隔通報データの送信
を行なう。
【0095】図27は、通信コントロール装置18から
アクセスされた場合の複写機1のCPU100による処
理のメインルーチンのフローチャートである。図11に
示した通信許可スイッチ111がONの場合に、通信イ
ンターフェースユニット109に受信データがあった場
合、これを受信して先頭フィールドによって要求された
処理を判断して、リード要求,ライト要求,エクセキュ
ート要求のいずれかを判断して、その判断結果に応じた
処理を行なう。上記いずれの要求でもない場合は、エラ
ーコードを返送して、処理を終了する。
【0096】図28は、図27のリード処理のサブルー
チンの処理内容を示すフローチャートである。このルー
チンでは、複写機1が受信した項目コードがリード可能
な正しいものであれば要求されたデータを返送し、正し
くなければエラーコードを返送する。
【0097】図29は、図27のライト処理のサブルー
チンの処理内容を示すフローチャートである。このルー
チンでは、受信した項目コードがライト可能な正しいも
のでなければエラーコードを返送し、正しければ書き込
む値をチェックし、それが有効範囲内であればそのまま
受信データの値を書き込む。有効範囲外であった場合は
その項目が有効範囲の境界値にデータを丸めて書き込ん
でよいものであれば、その境界値を書き込む。そうでな
ければエラーコードを返送してリターンする。
【0098】境界値に丸めて書き込んで良いか否かは項
目コード毎に決められている。定着温度の設定のように
有効範囲内であっても書き換えの影響が大きいものや、
数値の大きさに意味のないサービスセンタの電話番号な
どは境界値への丸めを禁止し、オートリセット時間のよ
うに画質に影響がないような項目は便宜を図るために境
界値への丸めを許可する。例えば、オートリセット時間
を可能な限り長時間にしたいような場合には、書き込む
値を桁数いっぱいの最大値にすれば自動的に最大値が複
写機側で選択される。
【0099】図30は、図27のエクセキュート処理の
サブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
このルーチンでは、受信した項目コードがエクセキュー
ト可能な正しいものでなければエラーコードを返送す
る。正しければその項目に動作内容補足が必要な項目で
あるかどうかを判断し、必要でなければ指定された動作
を実行し、動作結果情報を返送する。動作内容補足が必
要な項目の場合は、補足された情報に従った動作を実行
するが、動作内容補足が有効範囲外のデータであればエ
ラーコードを送信してリターンする。
【0100】次に、通信コントロール装置18と複写機
1との通信の手順について説明する。図31は、通信コ
ントロール装置18に5台の複写機が接続されている場
合の、アイドル状態の通信シーケンスである。
【0101】通信コントロール装置18は各複写機1の
ポーリングアドレスを用いて順次ポーリングシーケンス
を送信するポーリングサイクルを実行する。自機のポー
リングアドレスでポーリングされた複写機1は、送信テ
キストがなければ否定応答を通信コントロール装置18
に送信する。通信コントロール装置18は、他に通信処
理のない通常の状態ではこのポーリングサイクルを繰り
返している。
【0102】図32は、アドレス2の複写機に遠隔通報
の送信テキストがある場合の通信シーケンスの例であ
る。自機のアドレスでポーリングされた後にRS−48
5ライン上へ送信テキストを送出する。
【0103】図33は、通信コントロール装置18から
アドレス5の複写機へ通報結果報告のテキストを送信す
る場合の通信シーケンスの例である。現在行なっている
ポーリングを終結後、目的の複写機のセレクティングア
ドレスを用いてセレクティングシーケンスを送信して、
複写機へテキストを送信する。テキスト送信後は元のポ
ーリングサイクルに復帰する。
【0104】図34は、管理装置16または通信コント
ロール装置18からアドレス3の複写機をアクセスした
場合の、通信コントロール装置16と複写機1の間の通
信シーケンスである。
【0105】この場合は、通信コントロール装置18が
目的の複写機をセレクティングし、リード要求,ライト
要求,エクセキュート要求のいずれかのテキストを送信
する。その直後に同一複写機に対してポーリングを行な
い、要求に対する応答の受信を行なう。実際には図28
で示されるポーリングサイクル中にこのシーケンスが挿
入されることになる。
【0106】図35は、定期的に行なわれるトータルカ
ウンタ値転送の際の通信シーケンスの一例である。トー
タルコピー枚数のカウンタ値(トータルカウンタ値)の
収集日時に達すると、通信コントロール装置18はポー
リングサイクルの合間にアドレス1〜5の複写機に対し
て順次セレクティングを行なうセレクティングサイクル
を挿入する。セレクティングサイクル中で応答があった
場合は、その直後に同一複写機に対してポーリングを行
なってデータ(トータルカウンタ値)を受信し、次のセ
レクティングサイクルではその複写機に対してはセレク
ティングを行なわないようにする。
【0107】この例では、最初のセレクティングサイク
ルでアドレス1,3,4の複写機から応答があり、次の
セレクティングサイクルで前回データを受信できなかっ
たアドレス2,5の複写機に対してのみセレクティング
を行なっている。そして、その次のセレクティングサイ
クルで全ての複写機のデータの受信が完了し、図31で
示される通常のポーリングサイクルのみを行なう状態に
復帰する。
【0108】図36は、定期的に行なわれるトータルカ
ウンタ値転送の際の通信シーケンスの他の例である。ト
ータルカウンタ値の収集日時に達すると、通信コントロ
ール装置18は各複写機にポーリングを行なうタイミン
グでポーリングの代わりにセレクティグを行なう。セレ
クティングに対して応答のあった複写機に対してはその
直後にポーリングを行ない、データの受信を行なう。
【0109】トータルカウンタ値の収集日時になった直
後のアドレス1〜5の複写機に対する1回目のサイクル
は図35と同様になっているが、その次にポーリングサ
イクルは挿入されない。2回目のサイクルでは既にデー
タの受信が終了した複写機に対してはポーリングを行な
い、データの受信ができなかった複写機に対してはカウ
ンタ値要求のためのセレクティングを再度行なう。全て
の複写機のデータを受信できた時点で、ポーリングのみ
を行なう通常の状態に復帰する。
【0110】この例も図35と同様に、最初にアドレス
1,3,4の複写機から応答があり、次のサイクルで前
回データを受信できなかった複写機のうちアドレス2の
複写機のデータの受信が完了し、その次のサイクルで全
ての複写機のデータを受信できた場合の例である。
【0111】図37及び図38は、図11に示した複写
機1によるこの発明に係わる処理を示すフローチャート
である。なお、ここでは図5に示した操作部70を用い
るものとする。
【0112】このルーチンは、例えば操作部70のタッ
チパネルディスプレイ装置(以下「ディスプレイ」と略
称する)121に図7の(a)に示した表示がなされて
いる状態で、ユーザにより図6に示したモードクリアキ
ー129が押下された後テンキー125によって暗証番
号「99911」が入力された時にスタートし、まずス
テップ1の処理を行なう。
【0113】すなわち、ディスプレイ121の画面を図
7の(b)に示したUPモードの設定画面に切り替え、
ステップ2で「11」の書き換え要求キーが押下(選
択)されたか否かを判断し、押下されなければステップ
10でそれ以外のいずれかの設定キーが押下された否か
の判断へ移り、そのいずれの設定キーも押下されなかっ
た場合にはステップ12へ移行する。
【0114】そこでは、モードクリアキー129が押下
されたか否かの判断を行ない、押下されなければステッ
プ2へ戻っていずれかのキーが押下されるのを待ち、モ
ードクリアキー129が押下された場合にはUPモード
をクリアする。また、ステップ10でいずれかの設定キ
ーが押下された場合には、ステップ11で通常の設定処
理を行なう。
【0115】すなわち、ディスプレイ121の画面を図
7の(c)に示したマニュアルコールモード画面あるい
は他のモード画面に切り替え、ユーザのキー操作に対応
する処理を行なう。それが終了すると、ステップ7でデ
ィスプレイ121の画面を図39の(b)に示すように
[設定続行][終了]キーを含む画面に切り替え、ステ
ップ8で[終了]キーが押下されたか否かを判断する。
【0116】そして、[終了]キーが押下された場合に
はステップ9で今回のUPモードで設定されたデータを
管理装置16に対して送信し、[終了]キーが押下され
なければステップ13で[設定続行]キーが押下された
か否かを判断して、[設定続行]キーが押下されなけれ
ばステップ8へ戻っていずれかのキーが押下されるのを
待ち、[設定続行]キーが押下された場合にはステップ
1に戻ってディスプレイ121の画面をUPモードの設
定画面に切り替え、各データの設定処理を続行可能にす
る。
【0117】一方、ステップ2で書き換え要求キーが押
下されると、ステップ3でディスプレイ121の画面を
図39の(a)に示すように[全て][一部]キーを含
む画面に切り替えた後、ステップ4で[全て]キーが押
下されたか否かを判断して、[全て]キーが押下された
場合にはステップ5で前回のUPモード時に設定された
全てのデータをその設定前のデータに戻せるように管理
装置16に対してデータの書き換えを要求する第1の書
換要求信号を送信する。
【0118】次いで、ステップ6でその書き換え要求に
よって管理装置16から公衆回線網17及び通信コント
ロール装置18を介して送られてくるデータをメモリ
(例えば図11に示したRAM102)に書き込んでデ
ータの書き換えを行ない、その後ステップ7に進んでデ
ィスプレイ121の画面を図示しない[設定続行][終
了]キーを含む画面に切り替え、以後上述と同様の処理
を行なう。
【0119】また、ステップ4で[全て]キーが押下さ
れなければ、図38のステップ21へ移行して[一部]
キーが押下されたか否かの判断を行ない、押下されなけ
ればステップ4に戻っていずれかのキーが押下されるの
を待ち、[一部]キーが押下された場合にはステップ2
2でディスプレイ121の画面をメニュー画面に切り替
える。なお、メニュー画面は、例えば図7の(b)に示
した画面から「11」の書き換え要求キーを除いたもの
に、[取消]キーを追加したものである。
【0120】その後、ステップ23で書き換えデータが
選択されたか否かを判断して、選択されなければステッ
プ26の[取消]キーが押下されたか否かの判断へ進
み、[取消]キーが押下されなければステップ23に戻
っていずれかのキーが押下されるのを待ち、[取消]キ
ーが押下された場合にはステップ3に戻って上述と同様
の処理を行なう。
【0121】また、書き換えデータが選択された場合に
はステップ24で図39の(c)に示すように[実行]
[取消]キーを含む画面に切り替え、ステップ25で
[実行]キーが押下されたか否かの判断を行ない、[実
行]キーが押下されなければステップ28で[取消]キ
ーが押下されたか否かを判断して、[取消]キーが押下
されなければステップ25に戻るが、データの選択を誤
って[取消]キーが押下された場合にはステップ29で
その選択をキャンセルしてステップ22に戻る。
【0122】その後、[実行]キーが押下された時には
ステップ26へ移り、前回のUPモード時に設定された
各データ中の選択されたデータ(書き換えデータ)をそ
の設定前のデータに戻せるように管理装置16に対して
データの書き換えを要求する第2の書換要求信号(選択
されたデータを示すID情報を含む)を送信し、ステッ
プ6でその書き換え要求によって管理装置16から送ら
れてくるデータをメモリに書き込んでデータの書き換え
を行ない、以後上述と同様の処理を行なう。
【0123】図40は、図10に示した管理装置16に
よるこの発明に係わる処理を示すフローチャートであ
る。このルーチンはいずれかの複写機1から通信コント
ロール装置18及び公衆回線網17を介してアクセスさ
れるとスタートし、UPモードに関するデータ(UPモ
ード時に設定されたデータ)等の各種データを受信した
時には、そのデータをその複写機1に対応付けて図10
に示した外部記憶装置161に記憶する。
【0124】また、いずれかの複写機1から第1の書換
要求信号を受信した時には、外部記憶装置161からそ
の書換要求信号を送信した複写機1のUPモードに関す
る全てのデータを読み出してその複写機1に対して送信
し、第2の書換要求信号を受信した時には、外部記憶装
置161からその書換要求信号を送信した複写機1のU
Pモードに関する各データのうちのその書換要求信号中
のID信号が示すデータ(図38のフローで選択された
データ)を読み出してその複写機1に対して送信する。
【0125】いずれの書込要求信号も受信しなかった場
合、すなわち他の信号を受信した場合には、その信号に
対応する他の処理を行なうが、この発明には直接関係し
ないので、その説明は省略する。
【0126】以上、この発明を通信回線(公衆回線)及
び通信コントロール装置を介して複写機と管理装置とを
接続した画像形成装置管理システムについて説明した
が、この発明はこれに限らず、通信回線及び通信コント
ロール装置を介して複写機以外の画像形成装置と管理装
置とを接続した画像形成装置管理システムや、それから
通信コントロール装置を除いた画像形成装置管理システ
ムにも適用可能である。
【0127】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置管理システムによれば、ユーザは画像形成装
置のユーザプログラムモード時に設定したデータをその
設定前のデータに容易に戻すことができ、データの設定
を最適且つ迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明の実施例に使用する画像形成装置の一
例としての複写機の概略構成図である。
【図3】図2に示した複写機の操作部の一例を示すレイ
アウト図である。
【図4】図3に示した操作部のパターン表示部72の表
示内容を示す拡大図である。
【図5】図2に示した複写機の操作部の他の例を示す斜
視図である。
【図6】図5の操作パネル122を拡大して示すレイア
ウト図である。
【図7】図5のタッチパネルディスプレイ装置121に
ユーザプログラムモードの設定画面を表示させるための
手順を説明するための表示例を示す説明図である。
【図8】この発明を適用する画像形成装置管理システム
の構成例を示すブロック図である。
【図9】図8に示した通信コントロール装置18の構成
例を示すブロック図である。
【図10】図8に示した管理装置16の構成例を示すブ
ロック図である。
【図11】図2及び図8に示した複写機1の制御系の構
成例を示すブロック図である。
【図12】この実施例の画像形成装置管理システムにお
ける遠隔通報時の通信シーケンス図である。
【図13】同じくその管理装置側から複写機へアクセス
する場合の通信シーケンス図である。
【図14】同じくその管理装置側から通信コントロール
装置へアクセスする場合の通信シーケンス図である。
【図15】同じく管理装置を用いずに通信コントロール
装置から複写機へアクセスする場合の通信シーケンス図
である。
【図16】図9に示した通信コントロール装置18内に
セットされるパラメータの一覧図である。
【図17】遠隔通報時の通信データのフォーマットの一
例を示す説明図である。
【図18】図8に示した管理装置から複写機へのアクセ
ス時のうち、リード処理時のデータフォーマットの一例
を示す図である。
【図19】同じくライト処理時のデータフォーマットの
一例を示す図である。
【図20】同じくエクセキュート処理時のデータフォー
マットの一例を示す図である。
【図21】管理装置から通信コントロール装置へのアク
セス時のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図22】通信コントロール装置から複写機へのアクセ
ス時のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図23】複写機のCPUによる電源投入時の通報制御
のフローチャートである。
【図24】図23における遠隔通報キーによる遠隔通報
のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図25】図23における自己診断異常による遠隔通報
のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図26】図23における事前警告による遠隔通報のサ
ブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
【図27】通信コントロール装置からアクセスされた場
合の複写機のCPUによる処理のメインルーチンのフロ
ーチャートである。
【図28】図27におけるリード処理のサブルーチンの
処理内容を示すフローチャートである。
【図29】図27におけるライト処理のサブルーチンの
処理内容を示すフローチャートである。
【図30】図27におけるエクセキュート処理のサブル
ーチンの処理内容を示すフローチャートである。
【図31】通信コントロール装置に5台の複写機が接続
されている場合のアイドル状態の通信シーケンス図であ
る。
【図32】アドレス2の複写機に遠隔通報の送信テキス
トがある場合の通信シーケンス図である。
【図33】通信コントロール装置からアドレス5の複写
機へ通報結果報告のテキストを送信する場合の通信シー
ケンス図である。
【図34】管理装置又は通信コントロール装置からアド
レス3の複写機をアクセスした場合の通信コントロール
装置と複写機の間の通信シーケンス図である。
【図35】定期的に行なわれるトータルカウンタ値転送
の際の通信コントロール装置と複写機との間の通信シー
ケンス図である。
【図36】定期的に行なわれるトータルカウンタ値転送
の際の通信コントロール装置と複写機との間の他の通信
シーケンス図である。
【図37】図11に示した複写機によるこの発明に係わ
る処理を示すフロー図である。
【図38】同じくその残りの処理を示すフロー図であ
る。
【図39】図7の(b)のユーザプログラムモードの設
定画面上で書き換え要求キーが押下された後のデータ書
き換え手順を説明するための表示例を示す説明図であ
る。
【図40】図10に示した管理装置によるこの発明に係
わる処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
1:複写機 16:管理装置 17:公衆回線網 18:通信コントロール装置 19:電話機 20:ファクシミリ装置 70:操作部 100:複写機のCPU 102,186:RAM 109:通信インターフェースユニット 121:タッチパネルディスプレイ装置 122:操作パネル 129:モードクリアキー 160:管理装置のホストコンピュータ 161:外部記憶装置 165,181:モデム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して画像形成装置と管理装
    置とを接続し、該管理装置と画像形成装置との間で前記
    通信回線を介して相互にデータの書き込み及び読み込み
    が可能な画像形成装置管理システムにおいて、 前記画像形成装置に、ユーザによって特定のデータを設
    定できるユーザプログラムモードを選択するユーザプロ
    グラムモード選択手段と、該手段によって選択されたユ
    ーザプログラムモード時に設定されたデータを前記管理
    装置に対して送信するデータ送信手段と、前記ユーザプ
    ログラムモード時に前回のユーザプログラムモード時に
    設定されたデータを該設定前のデータに戻せるように前
    記管理装置に対してデータの書き換えを要求する書換要
    求信号を送信する書換要求手段と、該手段の書き換え要
    求によって前記管理装置から送られてくるデータを書き
    込んでデータの書き換えを行なうデータ書換手段とを設
    け、 前記管理装置に、前記画像形成装置から前記ユーザプロ
    グラムモード時に設定されたデータを受信した時に該デ
    ータを記憶するデータ記憶手段と、前記画像形成装置か
    ら前記書換要求信号を受信した時に、前記データ記憶手
    段に記憶されているデータを前記画像形成装置に対して
    送信するデータ送信手段とを設けたことを特徴とする画
    像形成装置管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、前記画像形成装置の書換要求手段が、前記
    ユーザプログラムモード時に前回のユーザプログラムモ
    ード時に設定された全てのデータを該設定前のデータに
    戻せるように前記管理装置に対してデータの書き換えを
    要求する第1の書換要求信号を送信する第1の書換要求
    手段と、前記ユーザプログラムモード時に前回のユーザ
    プログラムモード時に設定された各データ中の一部のデ
    ータを任意に選択する選択手段と、該手段によって選択
    されたデータを前記設定前のデータに戻せるように前記
    管理装置に対してデータの書き換えを要求する第2の書
    換要求信号を送信する第2の書換要求手段とを有し、 前記管理装置のデータ送信手段が、前記画像形成装置か
    ら前記第1の書換要求信号を受信した時には前記データ
    記憶手段に記憶されている全てのデータを、前記第2の
    書換要求信号を受信した時には前記データ記憶手段に記
    憶されている各データのうちの前記選択手段によって選
    択されたデータをそれぞれ前記画像形成装置に対して送
    信する手段であることを特徴とする画像形成装置管理シ
    ステム。
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