JPH0798555A - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JPH0798555A
JPH0798555A JP5241726A JP24172693A JPH0798555A JP H0798555 A JPH0798555 A JP H0798555A JP 5241726 A JP5241726 A JP 5241726A JP 24172693 A JP24172693 A JP 24172693A JP H0798555 A JPH0798555 A JP H0798555A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
copying
additional
management system
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Application number
JP5241726A
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English (en)
Inventor
Shozo Miyawaki
省三 宮脇
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔診断を前提としていない画像形成装置も
画像形成装置管理システムに組み込めるようにし、保守
契約料金を請求するための検針業務を自動化できるよう
にする。 【構成】 複写装置(画像形成装置)5でコピー動作に
連動したカウント信号が発生されると、複写装置5に設
けられたメカ式枚数カウンタがそのカウント信号を受け
てコピー動作枚数を積算し、画像形成装置5に接続され
た付加装置6が画像形成装置からの上記カウント信号を
積算してコピー動作枚数として不揮発性メモリに記憶す
る。なお、付加装置5の不揮発性メモリに記憶されたコ
ピー動作枚数を中央制御装置2から読み出し及び書き換
えることができる。また、付加装置6は自己の電源が断
たれた場合や複写装置5との接続が行なわれていない場
合に、画像形成装置の画像形成動作を禁止することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複写装置等の画像形成
装置と中央制御装置とをデータ通信装置及び通信回線を
介して接続し、その中央制御装置によって複数台の画像
形成装置を集中的に管理できるようにした画像形成管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】このような画像形成装置管理システムと
しては、多数のユーザ側の画像形成装置(遠隔診断を前
提としている複写機等)をデータ通信装置及び公衆回線
等の通信回線を利用して、販売,サービスの拠点などに
設置された中央制御装置(管理装置)と接続可能にした
ものが一般に知られている。
【0003】このような画像形成装置管理システムは、
遠隔地に設置されている複数の画像形成装置を1ヶ所に
設けた中央制御装置(ホストマシン)によって集中的に
管理することにより、以下の(1)〜(4)に示すよう
なことを実現可能にするものである。
【0004】(1)効率,迅速対応サービス体制 (2)保守契約料金を請求するための検針業務の自動化 (3)新付加価値サービスが可能な環境 (4)戦略情報の収集
【0005】例えば(2)に関しては、遠隔診断を前提
とした画像形成装置内に、画像形成動作に連動してカウ
ント信号を発生させ、それを積算して画像形成枚数とし
て記憶する機能を用意することにより、その画像形成枚
数を中央制御装置から読み出し及び書き換えることが可
能になるため、保守契約料金を請求するための検針業務
を自動化することができる。
【0006】なお、従来は各画像形成装置(遠隔診断を
前提としていない一般の複写機等)毎に備えられたメカ
式枚数カウンタのカウント値を人手を介して限られた期
間に読み取ることによって保守契約料金の請求を行なっ
ていたため、誤って読み取ることにより転記ミス等が発
生したり、読み取り業務がユーザの作業時間内に限定さ
れたり、限られた期間だけ多大な人手が必要になったり
するなどの問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
による画像形成装置の設置状況を考えると、遠隔診断を
前提としていない一般の画像形成装置も多数存在してお
り、それらの画像形成装置には通信回線を介して中央制
御装置と接続するためのインタフェースが備わっていな
いので、それらの画像形成装置に対する上述のような検
針業務の自動化は困難だった。
【0008】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、遠隔診断を前提としていない画像形成装置も画
像形成装置管理システムに組み込めるようにして、保守
契約料金を請求するための検針業務を自動化できるよう
にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1〜6の発明は、
画像形成装置と中央制御装置とをデータ通信装置及び通
信回線を介して接続し、その中央制御装置によって複数
台の画像形成装置を集中的に管理できるようにした画像
形成管理システムにおいて、それぞれ上記の目的を達成
するため次の各手段を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明は、画像形成装置が、画像
形成動作に連動してカウント信号を発生させるカウント
信号発生手段と、該手段からのカウント信号を受けて画
像形成枚数を積算するメカ式枚数カウンタとを有し、画
像形成装置からの上記カウント信号を積算し、画像形成
枚数として記憶する不揮発性記憶手段を備えた付加装置
を設け、画像形成装置とデータ通信装置とを付加装置を
経由して接続したものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置管理システムにおいて、付加装置の不揮発性記憶手段
に記憶された画像形成枚数を中央制御装置から読み出し
及び書き換える手段を設けたものである。請求項3の発
明は、請求項1又は2の画像形成装置管理システムにお
いて、画像形成装置と付加装置とを別電源とし、付加装
置に該装置の電源が断たれた場合には画像形成装置の画
像形成動作を禁止する禁止手段を備えたものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかの画像形成装置管理システムにおいて、付加装置に
該装置と画像形成装置との接続が行なわれていない場合
には該画像形成装置の画像形成動作を禁止する禁止手段
を備えたものである。
【0013】請求項5の発明は、請求項3の画像形成装
置管理システムにおいて、付加装置の上記禁止手段を、
該付加装置の電源のオフ/オンにより開/閉する接点
と、該接点が閉じ且つ付加装置と画像形成装置とが接続
された時に該画像形成装置から送られてくるメカ式枚数
カウンタのカウント信号を該画像形成装置に送り返すル
ープ回路によって構成したものである。
【0014】請求項6の発明は、請求項4の画像形成装
置管理システムにおいて、付加装置の上記禁止手段を、
該付加装置と画像形成装置とが接続された時に該画像形
成装置から送られてくるメカ式枚数カウンタのカウント
信号を該画像形成装置に送り返すループ回路によって構
成したものである。
【0015】
【作用】この発明による画像形成装置管理システムで
は、画像形成装置のカウント信号発生手段が画像形成動
作に連動してカウント信号を発生させ、メカ式枚数カウ
ンタがそのカウント信号を受けて画像形成枚数を積算す
る。一方、画像形成装置に接続された付加装置も画像形
成装置からの上記カウント信号を積算して不揮発性記憶
手段に画像形成枚数として記憶する。
【0016】なお、付加装置の不揮発性記憶手段に記憶
された画像形成枚数を中央制御装置から読み出し及び書
き換えることができる。また、画像形成装置と付加装置
とを別電源にした場合、付加装置は自己の電源が断たれ
た場合に画像形成装置の画像形成動作を禁止することが
できる。さらに、付加装置は画像形成装置との接続が行
なわれていない場合にも、画像形成装置の画像形成動作
を禁止することができる。
【0017】付加装置に設けた電源の遮断により画像形
成装置の画像形成動作を禁止する手段としては、それを
付加装置の電源のオフ/オンにより開/閉する接点とそ
の接点が閉じ且つ付加装置と画像形成装置とが接続され
た時にその画像形成装置から送られてくるメカ式枚数カ
ウンタのカウント信号をその画像形成装置に送り返すル
ープ回路によって構成するようにすれば、付加装置は自
己の電源がオフになった時に上記接点を開くことにより
画像形成装置に上記カウント動作信号を送り返すことを
止め、画像形成装置の画像形成動作を禁止させることが
できる。
【0018】付加装置に設けた画像形成装置との接続が
行なわれていない場合に画像形成装置の画像形成動作を
禁止する手段としては、それを画像形成装置から送られ
てくるメカ式枚数カウンタのカウント信号をその画像形
成装置に送り返すループ回路によって構成するようにす
れば、付加装置は画像形成装置との接続が行なわれてい
ない場合に画像形成装置に上記カウント動作信号を送り
返すことができないため、画像形成装置の画像形成動作
を禁止させることができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して具
体的に説明する。図1は、この発明による画像形成装置
管理システムの一例を示すブロック構成図である。
【0020】この画像形成装置管理システムは、遠隔診
断を前提とした3台の複写装置1と中央制御装置2とを
データ通信装置3及び通信回線4を介して接続し、遠隔
診断を前提としていない2台の複写装置5と中央制御装
置2とを付加装置6,データ通信装置3,及び通信回線
4を介して接続して、中央制御装置2によって複写装置
1,5を集中的に管理できるようにしたものである。
【0021】データ通信装置3は、中央制御装置2から
の要求によりテキストを複写装置1に転送したり、複写
装置1の要求により自発呼を行なって通信回線4を経由
して中央制御装置2にテキストを転送したり、中央制御
装置2からの要求により付加装置6内のメモリに記憶さ
れたコピー動作枚数(画像形成枚数)を中央処理装置2
へ転送したりする。このデータ通信装置3は、24時間
通電を行なっていて、通常複写装置1,5の電源がオフ
となる夜間でも中央制御装置2との通信を可能にしてい
る。
【0022】このデータ通信装置3と複写装置1及び付
加装置6とはシリアル通信インタフェースRS−485
によりマルチドロップ接続されていて、データ通信装置
3からのポーリング,セレクティングにより複数の複写
装置1及び付加装置6との通信を行なっている。付加装
置6は、複写装置5とデータ通信装置4とを接続するた
めのものであり、これについては追って詳細に説明す
る。
【0023】図2は複写装置1における制御部の構成例
を示すブロック図であり、中央処理装置(以下「CP
U」と略称する)11,ROM12,RAM13,NV
RAM14,入出力ポート15,及びシリアル通信制御
ユニット16からなるPPCコントローラと、パーソナ
ルインタフェース(以下「インタフェース」を「I/
F」と略称する)17と、システムバス18とによって
構成される。
【0024】CPU11は、ROM12内の制御プログ
ラムによってこの制御部全体を統括的に制御する中央処
理装置である。ROM12は、CPU11が各種制御を
実行するための制御プログラムを含む各種固定データを
格納しているリードオンリ・メモリである。RAM13
は、CPU11がデータ処理を行なう際に使用するワー
クメモリ等として使用するランダムアクセス・メモリで
ある。
【0025】NVRAM14は、図示しない操作表示ユ
ニット等からのモード指示の内容などを記憶しておく不
揮発性メモリである。入出力ポート15は、複写装置1
内のモータ,ソレノイド,クラッチ等の出力負荷やセン
サ・スイッチ類を接続している。シリアル通信制御ユニ
ット16は、図示の都合上代表して1個しか記載されて
いないが、実際には複数個備えられており、図示しない
操作表示ユニット,原稿送りユニット,転写紙後処理ユ
ニット等との信号のやりとりを行なっている。
【0026】パーソナルI/F17は、データ通信装置
3との間の通信を司るインタフェース回路であり、CP
U11の通信処理のための負荷を軽減するために設けら
れている。このパーソナルI/F17は、原則として中
央制御装置2と複写装置1との間で送受信されるデータ
の内容に関しては判断や処理をせず、以下の(1)〜
(6)に記述した通信プロトコルに関する処理のみを行
なう。
【0027】(1)ポーリング,セレクティングメッセ
ージの監視 (2)肯定応答,否定応答処理 (3)パリティチェック (4)データ通信装置3と複写装置1通信時のテキスト
の再送要求処理 (5)テキストのヘッダ処理 (6)受信した処理コードの正当性のチェック
【0028】システムバス18はアドレスバス,コント
ロールバス,データバスからなるバスラインであり、C
PU11,ROM12,RAM13,NVRAM14,
入出力ポート15,シリアル通信制御ユニット16,パ
ーソナルI/F17を相互に接続する。
【0029】図3は図2におけるパーソナルI/F17
の構成例を示すブロック図であり、CPU21,デュア
ルポートメモリ22,レジスタ23〜26,入力ポート
27,シリアル通信制御ユニット28,ローカルバス2
9,図示しないROM,RAMからなるワンチップのマ
イクロコンピュータと、デバイスコード設定スイッチ3
0とによって構成される。
【0030】CPU21は、このパーソナルI/F17
全体を統括的に制御する中央処理装置である。デュアル
ポートメモリ22は、図2のCPU11とCPU21の
双方から読み書き可能であり、パーソナルI/F17と
PPCコントローラ31との間でのテキストデータの授
受に使用されるデータメモリである。
【0031】なお、PPCコントローラ31は上述した
CPU11,ROM12,RAM13,NVRAM1
4,入出力ポート15,及びシリアル通信制御ユニット
16によって構成される。レジスタ23〜26は、上記
テキストデータの授受時に制御用として使用されるが、
詳細な説明は省略する。
【0032】デバイスコード設定スイッチ30は、複写
装置固有のデバイスコードを設定するためのものであ
り、データ通信装置3からのポーリング,セレクティン
グ時のデバイスコード識別用として使用される。シリア
ル通信制御ユニット28は、データ通信装置3及び/又
は他の複写装置1のパーソナルI/Fと接続できる。
【0033】図4は図1におけるデータ通信装置3の一
例を示すブロック構成図であり、制御部41,オートダ
イアラ部42,及び回線制御部43からなる。制御部4
1は、複数の複写装置1あるいは付加装置6を制御した
り、通信回線4を経由して中央制御装置2からのテキス
ト授受を制御したりする。オートダイアラ部42は、複
写装置1からの要求により自発呼を行なう。回線制御部
43は、通信回線4との接続制御や一般電話機44との
切り換え制御を行なう。
【0034】制御部41は、一般の制御部(例えば図2
に示した複写装置1における制御部)と同様に、制御プ
ログラムを格納したROM,その制御プログラムによっ
て各種制御を実行するCPU,不揮発性メモリ,シリア
ル通信制御ユニット,及び入出力ポート等よりなる。そ
のうちの不揮発性メモリには、中央制御装置2及び複写
装置1,5の一方から他方への転送データを格納すると
共に、複数の複写装置1,5の各デバイスコード,中央
制御装置2の電話番号,回線接続が成功しなかった場合
の再発呼回数,再発呼間隔,複写動作枚数データの送出
日時などが記憶される。
【0035】ここで、この画像形成装置管理システムに
おける一般の制御について簡単に説明する。なお、ここ
ではこの発明に係わる遠隔診断を前提としていない複写
装置5と付加装置6は接続されていないものとする。こ
の画像形成装置管理システムで行なわれる一般の制御に
は、大きく分けて以下の(1)〜(3)に示す3種類の
制御がある。 (1)中央制御装置2からのテキストによる制御 (2)複写装置1からのテキストによる制御 (3)データ通信装置3独自の制御
【0036】(1)の中央制御装置2からのテキストに
よる制御には、例えば特定の複写装置1の制御電圧,電
流,抵抗,タイミング等の調整値の設定及び読み取り、
複写動作枚数,ミスフィード回数等のカウンタの読み取
り、初期値化などがある。この制御は、中央制御装置2
からのテキストを受信して、データ通信装置3からのセ
レクティングによって行なう。セレクティングとは、接
続されている複数の複写装置1のいずれかを選択して通
信する機能をいう。
【0037】各複写装置1はそれぞれ特有のデバイスコ
ードを持っており、データ通信装置3は予め定められた
セレクティングを示す特定コードと選択すべき複写装置
のデバイスコードとをシリアル通信インタフェースRS
−485上に送出する。各複写装置1は、セレクティン
グを示す特定コードにより次に続くデバイスコードと自
己のデバイスコードとを比較し、両コードが一致した時
に自分がセレクティングされたことを知る。
【0038】複写装置1からのテキストによる制御に
は、致命的故障の発生(これは故障発生により即時自発
呼する),交換部品の交換指定回数,時間への接近,セ
ンサの規格レベルへの到達など予防保全を必要とする事
象の発生(これらは発生日の指定時刻に自発呼する)、
複写装置1側のオペレータがその操作表示ユニットで予
め定められた特定の操作を実行することによって直接中
央制御装置2を呼び出すマニュアルコール(このマニュ
アルコールに対する中央制御装置2からの応答は一般電
話機による)がある。
【0039】この制御は、データ通信装置3からのポー
リングによって行なう。ポーリングとは、接続されてい
る複数の複写装置1を順番に指定し、その指定された複
写装置1からの接続要求の有無を確認する機能をいう。
データ通信装置3は、予め定められたポーリングを示す
特定コードと選択すべき複写装置のデバイスコードとを
シリアル通信インタフェースRS−485上に送出す
る。
【0040】各複写装置1は、ポーリングを示す特定コ
ードにより次に続くデバイスコードと自己のデバイスコ
ードとを比較し、両コードが一致した時に自分がポーリ
ングされたことを知る。そして、このポーリングに対す
る複写装置1の応答によってその複写装置1へのセレク
ティング動作に移行するか、次の複写装置1へのポーリ
ングに移行するかを選択する。
【0041】データ通信装置3独自の制御は、トータル
カウンタ値の読み出しである。この制御は、データ通信
装置3からの1日1回定時(予め定められた時刻)のセ
レクティングによって行なう。データ通信装置3は、ト
ータルカウンタ用のメモリを2個(仮にこれらをそれぞ
れA,Bとする)用意してあり、上記1日1回のセレク
ティングによって読み取ったトータルカウンタ値をメモ
リAに書き込む。したがって、メモリAは毎日(但し例
えば休日のように1日中複写装置の電源がON状態にな
らない場合を除く)前日の値が書き換えられることにな
る。
【0042】また、毎月1回予め決められた日時(これ
は中央制御装置2によりデータ通信装置3内の不揮発性
メモリに設定登録される)にメモリAに記憶されている
トータルカウンタ値をメモリBにコピーする。そして、
中央制御装置2が上記日時以降にトータルカウンタ値を
読みに行くと、データ通信装置3はメモリBに記憶され
たトータルカウンタ値を通信回線4を介して中央制御装
置2へ送出する。
【0043】なお、データ通信装置3はメモリA,Bを
組み合わせたメモリを複数組用意している。これは、例
えば白黒コピー用,アプリケーションコピー用,カラー
コピー用等の種々のトータルカウンタ値が考えられるた
めである。
【0044】図5は、データ通信装置3の制御部41に
よる制御の一部を示すフローチャートである。データ通
信装置3は、中央制御装置2から通信回線4経由の着信
がない限り、常に接続されている複数の複写装置1に対
して順次ポーリング動作を行なう。このポーリング動作
は、前述したように複写装置1からの接続要求の有無を
確認するためのものである。
【0045】ポーリング動作によって指定された複写装
置1(パーソナルI/F17)は、自己のデバイスコー
ドが指示されたとき、これに対する応答を行なうが、中
央制御装置2に対する発信要求がない時は予め定められ
た特定コード(又はコードの組み合わせ)による否定応
答を、発信要求がある時は予め定められた別の特定コー
ド(又はコードの組み合わせ)による肯定応答をそれぞ
れ出力する。
【0046】データ通信装置3は、ポーリング動作によ
って指定した複写装置1から否定応答を受け取ると、ポ
ーリングの順番を次の複写装置1に移し、同様の制御を
継続する。肯定応答を受け取ると、ポーリング動作を一
旦中断してセレクティング動作に移る。肯定応答の受け
取りによってセレクティング動作が行なわれると、その
肯定応答を発した複写装置1は、セレクティングに対応
可能な時はポーリングの時と同様に肯定応答を、対応不
可能なときは否定応答をそれぞれ出力する。
【0047】データ通信装置3は、肯定応答を受ける
と、その応答を発した複写装置1に予め定められた特定
コード(又はコードの組み合わせ)による通信許可信号
を出力して、その複写装置1との通信を開始する。そし
て、通信手順に従った複写装置1との通信が終了する
と、中断していたポーリング動作を再開する。
【0048】また、上記ポーリング動作において、デー
タ通信装置3が発するデバイスコードに対応する複写装
置1が電源OFF状態になっている場合や接続されてい
ない場合等があり、肯定応答,否定応答のいずれも得ら
れないときは、予め定められた時間の経過(タイムアウ
ト)によってポーリングの順番を次の複写装置1に移
し、同様の制御を継続する。
【0049】なお、データ通信装置3から中央制御装置
2への自発呼には、前述したように故障発生により即時
に自発呼する項目と発生日の指定時刻に自発呼する項目
があり、それぞれに相当する項目を予め決めておく。自
発呼は、制御部41からオートダイアラ部42,通信回
線4との接続制御を行なう回線制御部43を起動して、
中央制御装置2へデータを送信する。
【0050】また、データ通信装置3は中央制御装置2
から通信回線4経由の着信発生により、ポーリング動作
を一旦中断して複写装置1に予め定められた特定コード
(又はコードの組み合わせ)による通信許可信号を出力
して、複写装置1との通信を開始する。そして、通信手
順に従った複写装置1との通信が終了すると、中断して
いたポーリング動作を再開する。
【0051】図6は、複写装置1のパーソナルI/F1
7による制御の一部であるデータ通信装置3とのポーリ
ング及びセレクティングの処理を示すフローチャートで
ある。いま、データ通信装置3からのポーリングもセレ
クティングもない時は、ステップ1,2を経由して何の
処理も実行しないで処理を終了する。
【0052】また、データ通信装置3から自複写装置1
がポーリングされると、ステップ1からステップ7に分
岐して送出データがある場合はステップ8で肯定応答を
出力し、処理を終了してデータ通信装置3からのセレク
ティングを待つ。送出データがない場合は、ステップ7
からステップ9に分岐して否定応答を出力し、処理を終
了する。
【0053】さらに、データ通信装置3から自複写装置
1がセレクティングされると、ステップ3でセレクティ
ングに対応可能か不可能かを判定し、対応可能な場合は
ステップ4で肯定応答を出力してステップ5でセレクテ
ィング処理を実行し、処理を終了する。コピー中などで
セレクティングに対応不可能な場合は、ステップ6で否
定応答を出力して処理を終了する。
【0054】図7は、データ通信装置3と複写装置1の
パーソナルI/F17との間で授受されるテキストの構
成例を示す図である。同図において、通番は1回のポー
リングまたはセレクティングシーケンスの中での通信ブ
ロック番号であり、最初のブロックは01で始め、以降
1ずつ増加させて99の次は00とする。
【0055】デバイスコードは各複写機1毎にデバイス
コード設定スイッチ30(図3参照)によって設定され
た値と比較参照し、ポーリング,セレクティングが自複
写装置に対するものなのか否かを判定するために使用す
る。処理コードは通信目的の種類を示すコードで、表1
のように決められている。
【0056】
【表1】
【0057】情報レコードは情報コード,データ部桁
数,及びデータ部よりなり、表2のように決められてい
る。
【0058】
【表2】
【0059】デバイスコードと処理コードとの間、処理
コードと情報レコードとの間、情報レコードと情報レコ
ードとの間には、それぞれセミコロン(;)によるセパ
レータが挿入される。
【0060】図8は複写装置1のパーソナルI/F17
とPPCコントローラ31(図3参照)との間で授受さ
れるテキストの構成例を示す図であり、図7に示したテ
キストからヘッダ,デバイスコード,及びパリティ部分
を取り除いたものである。
【0061】図9は中央制御装置2とデータ通信装置3
との間で授受されるテキストの構成例を示す図である。
同図のIDコードと図7のデバイスコードの変換は、デ
ータ通信装置3内の不揮発性メモリに記憶してあり、テ
キストの方向により適宜変換する。また、図9の識別コ
ードは図7の処理コードにテキストの発信元,受信元を
付加したものであり、これもデータ通信装置3により適
宜付加,削除される。
【0062】図10は図1の複写装置5における制御部
の構成例を示すブロック図であり、図2と対応する部分
には同一符号を付している。CPU11は、この発明に
係わる処理として、コピー動作(画像形成動作)に連動
してカウント信号(以下「コピーカウント信号」とい
う)を発生させ、入出力ポート15へ出力する。
【0063】入出力ポート15は、複写装置5内の出力
負荷やセンサ・スイッチ類の他に、メカ式枚数カウンタ
51のインタフェース回路であるカウンタI/F52を
接続している。メカ式枚数カウンタ51は、CPU11
から入出力ポート15,カウンタI/F52,コネクタ
53a,53b等を介して送られてくるコピーカウント
信号を受けてコピー動作枚数(画像形成枚数)を積算す
る。
【0064】なお、図10ではコネクタ53aと53b
とが直接接続されているが、これは複写装置5を単体で
使用する場合を示しており、実際(図1に示したように
複写装置5に付加装置6を接続する場合)には、コネク
タ53aと53bとの間に付加装置6が接続される。こ
の様子については、追って詳細に説明する。
【0065】図11は、複写装置5におけるカウンタI
/F52とメカ式枚数カウンタ51との詳細な接続列を
示す図である。同図において、TRはカウンタI/F5
2内に設けたトランジスタであり、そのベースには抵抗
R1及び信号ライン52aを介して入出力ポート15の
出力端子OUTが、抵抗R2を介してアースがそれぞれ
接続されている。
【0066】また、トランジスタTRのコレクタには信
号ライン52b,コネクタ53a,53b,及び信号ラ
イン51aを介してメカ式枚数カウンタ51のコイル5
1bの一端が接続されている。そのコイル51bの他端
には、信号ライン51c,コネクタ53b,53a,及
び信号ライン52cを介してカウンタI/F52内の直
流電源+24Vが接続されている。
【0067】R3はプルアップ抵抗であり、その一端に
は直流電源+5Vが接続され、他端には信号ライン52
dを介して入出力ポート15の入力端子INが、信号ラ
イン52d,コネクタ53a,53b,及び信号ライン
51dを介してカウンタI/F52内の接点51eの一
端がそれぞれ接続されている。その接点51eの他端に
は、信号ライン51f,コネクタ53b,53a,及び
信号ライン52eを介してカウンタI/F52内のアー
スが接続されている。接点51eは、コイル51bへの
通電のON/OFFに連動して閉/開動作を行なう。
【0068】カウンタI/F52内のトランジスタTR
は、通常入出力ポート15からの出力信号Saがローレ
ベル“L”のためOFF状態を保持するが、複写開始後
の複写動作毎に出力信号Saがハイレベル“H”に変化
するためON状態になり、それによってメカ式枚数カウ
ンタ51はコイル51bが通電されるためカウント動作
(+1)を行なう。
【0069】一方、接点51eはコイル51bが通電さ
れていない時にはオープン状態を保持するため、入出力
ポート15への入力信号Sbがプルアップ抵抗R3によ
りハイレベル“H”に保たれるが、コイル51bが通電
されるとクローズ状態になるため、入出力ポート15の
入力端子INがアースと接続されて、入出力ポート15
への入力信号Sbがローレベル“L”に変化する。
【0070】複写装置5側のCPU11は、入出力ポー
ト15から取り込む入力信号Sbの“H”“L”を検知
することにより、メカ式枚数カウンタ51が正しいカウ
ント動作を行なったか否か、コネクタ53aとコネクタ
53bが正しく接続されているか否かを知ることができ
る。
【0071】例えば、コネクタ53aとコネクタ53b
が接続されていないと仮定した場合、入出力ポート15
への入力信号Sbはプルアップ抵抗R3によって“H”
のままであるため、それを検知することによりメカ式枚
数カウンタ51が正しいカウント動作を行なわなかっ
た、あるいはコネクタ53aとコネクタ53bが正しく
接続されていなかったということを知ることができる。
この場合、メカ式枚数カウンタ51の内容を保守契約料
金として用いているため、複写装置5のコピー動作開始
を禁止する。
【0072】図12は付加装置6の一例を示すブロック
構成図であり、CPU61,ROM62,NVRAM6
3,入出力ポート64,システムバス65,デバイスコ
ード設定スイッチ66,及び複写装置I/F67からな
る。
【0073】CPU61は、ROM62内の制御プログ
ラムによって付加装置6全体を統括的に制御する中央処
理装置である。このCPU61は、複写装置5の制御部
から送られてくるコピーカウント信号を積算し、コピー
動作枚数としてNVRAM63に書き込む。ROM62
は、CPU61が各種制御を実行するための制御プログ
ラムを含む各種固定データを格納しているリードオンリ
・メモリである。
【0074】NVRAM63は、コピー動作枚数等の情
報を記憶しておく不揮発性メモリである。入出力ポート
64は、デバイスコード設定スイッチ66と複写装置I
/F67を接続している。システムバス65はアドレス
バス,コントロールバス,データバスからなり、CPU
61,ROM62,NVRAM63,及び入出力ポート
64を相互に接続する。
【0075】デバイスコード設定スイッチ66は、複写
装置固有のデバイスコードを設定するためのものであ
り、データ通信装置3からのポーリング,セレクティン
グ時のデバイスコード識別用として使用される。複写装
置I/F67は、データ通信装置3及び/又は複写装置
5と接続することができる。
【0076】この付加装置6は、中央制御装置2から受
信するデータに関して以下の(1)〜(10)に記述し
た処理を行なう。そのうちの(1)〜(6)の処理は、
複写装置1のパーソナルI/F17で行なわれる通信プ
ロトコルに関する処理と略同じである。
【0077】(1)ポーリング,セレクティングメッセ
ージの監視 (2)肯定応答,否定応答処理 (3)パリティチェック (4)データ通信装置3と付加装置6通信時のテキスト
の再送要求処理 (5)テキストのヘッダ処理
【0078】(6)受信した処理コードの正当性のチェ
ック(コピー動作枚数の読み出し,書き換えの機能だけ
に限定) (7)トータルカウンタ(メカ式枚数カウンタ51)の
カウント信号(コピーカウント信号)処理,積算処理 (8)トータルカウンタの改竄防止処理 (9)複写装置5と付加装置6との間の接続確認処理 (10)付加装置6の電源確認処理
【0079】図13は図12における複写装置I/F6
7の要部例を示す回路図であり、67aはフォトカプラ
であり、1つの容器内に発光素子としての発光ダイオー
ドLEDと受光素子としてのフォトトランジスタPTと
を備え、発光ダイオードLEDのアノードには信号ライ
ン67bが、カソードには抵抗R4を介して信号ライン
67cがそれぞれ接続されている。
【0080】また、フォトトランジスタPTのコレクタ
には信号ライン67d,抵抗R5を介して直流電源+5
Vが、信号ライン67dを介して入出力ポート64の出
力端子OUTがそれぞれ接続されている。67eは、複
写装置5(メカ式枚数カウンタ51)から送られてくる
コピーカウント信号を複写装置5に送り返すためのルー
プ回路を構成する信号ラインである。68cは、付加装
置6を複写装置5に接続するための接続ケーブル(後述
する)に設けられたコネクタである。
【0081】図14は、複写装置5におけるカウンタI
/F52及びメカ式枚数カウンタ51と付加装置6にお
ける複写装置I/F67との詳細な接続列を示す図であ
る。複写装置5に付加装置6が接続される前は図10に
示したようにコネクタ53aとコネクタ53bとが接続
されているが、複写装置5に付加装置6を接続する場合
にはコネクタ53aとコネクタ53bとを切り離して、
図14に示すようにコネクタ53a,53bにそれぞれ
付加装置6の接続ケーブル68のコネクタ68a,コネ
クタ68bを接続する。
【0082】それによって、付加装置6側の信号ライン
67bに複写装置5側の信号ライン52c,51cが、
付加装置6側の信号ライン67cに複写装置5側の信号
ライン52b,51aが、付加装置6側の信号ライン6
7eに複写装置5側の信号ライン52e,51fが、複
写装置5側の信号ライン52dに信号ライン51dがそ
れぞれ接続される。
【0083】このように複写装置5に付加装置6が接続
された場合は、複写装置5における複写開始後の複写動
作毎に、入出力ポート15からの出力信号Saが“H”
に変化してカウンタI/F52内のトランジスタTRが
ON状態になり、それによってメカ式枚数カウンタ51
がコイル51bの通電によりカウント動作(+1)を行
なう。
【0084】さらに、付加装置6では複写装置I/F6
7のフォトカプラ67aの駆動(発光ダイオードLED
の発光によるフォトトランジスタPTのON動作)によ
り入出力ポート64への出力信号Scがローレベル
“L”に変化する(入出力ポート64にコピーカウント
信号が入力される)ため、図12のCPU61がNVR
AM63内のコピー動作枚数データとして割り当てられ
たメモリ番地の内容を歩進させる(コピー動作枚数を積
算する)。そのNVRAM63に記憶されたコピー動作
枚数は、図1の中央制御装置2から読み出し及び書き換
えることができる。
【0085】一方、メカ式枚数カウンタ51のコイル5
1bの通電により接点51eがクローズ状態になるた
め、入出力ポート15の入力端子INが信号ライン52
d,51d,51f,67e,52eを介してアースと
接続されて、入出力ポート15への入力信号Sbが
“L”に変化する。それによって、複写装置5のCPU
11(図10参照)は、入出力ポート15から取り込む
入力信号Sbの“H”“L”を検知することにより、メ
カ式枚数カウンタ51が正しいカウント動作を行なった
か否か、コネクタ53aとコネクタ68a,コネクタ6
8bとコネクタ53b等が正しく接続されているか否か
を知ることができる。
【0086】例えば、コネクタ53aとコネクタ68a
あるいはコネクタ68bとコネクタ53bのいずれかが
接続されていないと仮定した場合、入出力ポート15へ
の入力信号Sbはプルアップ抵抗R3によって“H”の
ままであるため、それを検知することによりメカ式枚数
カウンタ51が正しいカウント動作を行なわなかった、
あるいはコネクタ53aとコネクタ68a又はコネクタ
68bとコネクタ53bが正しく接続されていなかった
ということを知ることができる。この場合、メカ式枚数
カウンタ51の内容を保守契約料金として用いているた
め、複写装置5のコピー動作開始を禁止する。
【0087】図15は複写装置I/F67の他の要部例
を示す回路図であり、図13と対応する部分には同一符
号を付してそれらの説明を省略する。複写装置I/F6
7において、67fはコイルであり、直流電源+5Vと
アースとの間に介挿されている。67gはコイル67f
への通電のON/OFFに連動して閉/開動作を行なう
接点であり、その一端に信号ライン67hを、他端に信
号ライン67iをそれぞれ接続して、ループ回路を構成
している。なお、この複写装置I/F67を備えた付加
装置6と複写装置5とを別電源とする。
【0088】この複写装置I/F67によれば、それを
備えた付加装置6を図14に示したように接続ケーブル
68によって複写装置5に接続したと仮定した場合、直
流電源+5Vが投入されている時にはコイル67fは通
電状態で接点67gはクローズ状態を保持するが、直流
電源+5Vが断たれた時にはコイル67fの通電が解除
されるので接点67gはオープン状態となり、以下のよ
うになる。
【0089】すなわち、入出力ポート15への入力信号
Sbはプルアップ抵抗R3によって“H”のままである
ため、複写装置5のCPU11はそれを検知することに
よってメカ式枚数カウンタ51が正しいカウント動作を
行なわなかった、あるいはコネクタ53aとコネクタ6
8a又はコネクタ68bとコネクタ53bが正しく接続
されていなかった、あるいは付加装置6の電源がONに
なっていなかったということを知ることができる。この
場合、メカ式枚数カウンタ51の内容を保守契約料金と
して用いているため、複写装置5のコピー動作開始を禁
止する。
【0090】なお、この実施例の画像形成装置管理シス
テムによれば、遠隔診断を前提としていない複写装置5
からデータ通信装置3へのデータはコピー動作枚数デー
タに限定されるので、処理コードは図7で示した処理コ
ードのうちのデータ読み取りとデータ書き込みに限定さ
れる。
【0091】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置管理システムによれば、画像形成装置で画像
形成動作に連動してカウント信号が発生すると、メカ式
枚数カウンタがそのカウント信号を受けて画像形成枚数
を積算するが、画像形成装置に接続された付加装置も画
像形成装置からの上記カウント信号を積算して不揮発性
記憶手段に画像形成枚数として記憶するので、その不揮
発性記憶手段に記憶された画像形成枚数を中央制御装置
から読み出すことにより、遠隔診断を前提としていない
画像形成装置に対しても保守契約料金を請求するための
検針業務を自動化できる。
【0092】なお、付加装置の不揮発性記憶手段に記憶
された画像形成枚数を中央制御装置から読み出し以外に
書き換え可能にすることにより、その画像形成枚数と上
記メカ式枚数カウンタによって積算された画像形成枚数
を一致させることができる。また、付加装置が自己の電
源が断たれた場合(この場合は画像形成装置と別電源と
する)や画像形成装置との接続が行なわれていない場合
に、画像形成装置の画像形成動作を禁止することによ
り、上記メカ式枚数カウンタによって積算した画像形成
枚数と上記不揮発性記憶手段に記憶された画像形成枚数
の不一致を避けることができる。
【0093】付加装置の電源遮断により画像形成装置の
画像形成動作を禁止する手段としては、それを付加装置
の電源のオフ/オンにより開/閉する接点とその接点が
閉じ且つ付加装置と画像形成装置とが接続された時にそ
の画像形成装置から送られてくるメカ式枚数カウンタの
カウント信号をその画像形成装置に送り返すループ回路
によって構成するようにすれば、付加装置は自己の電源
がオフになった時に上記接点を開くことにより画像形成
装置に上記カウント動作信号を送り返すことを禁止して
画像形成動作を禁止させることができ、それによって上
記メカ式枚数カウンタによって積算した画像形成枚数と
上記不揮発性記憶手段に記憶された画像形成枚数の不一
致を避けることができる。
【0094】付加装置の画像形成装置との接続が行なわ
れていない場合に画像形成動作を禁止する手段として
は、それを画像形成装置から送られてくるメカ式枚数カ
ウンタのカウント信号をその画像形成装置に送り返すル
ープ回路によって構成するようにすれば、付加装置は画
像形成装置との接続が行なわれていない場合に画像形成
装置に上記カウント動作信号を送り返すことができない
ため画像形成動作を禁止させることができ、それによっ
て上記メカ式枚数カウンタによって積算した画像形成枚
数と上記不揮発性記憶手段に記憶された画像形成枚数の
不一致を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像形成装置管理システムの構
成例を示すブロック図である。
【図2】図1の複写装置1における制御部の構成例を示
すブロック図である。
【図3】図2のパーソナルI/F17の構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】図1のデータ通信装置3の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図5】図4の制御部41による制御の一部を示すフロ
ー図である。
【図6】図2のパーソナルI/F17による制御の一部
であるデータ通信装置3とのポーリング及びセレクティ
ングの処理を示すフロー図である。
【図7】図2のデータ通信装置3とパーソナルI/F1
7との間で授受されるテキストの構成例を示す図であ
る。
【図8】図2のパーソナルI/F17とPPCコントロ
ーラとの間で授受されるテキストの構成例を示す図であ
る。
【図9】図1の中央処理装置2とデータ通信装置3との
間で授受されるテキストの構成例を示す図である。
【図10】図1の複写装置5における制御部の構成例を
示すブロック図である。
【図11】図10のカウンタI/F52とメカ式枚数カ
ウンタ51との詳細な接続例を示す図である。
【図12】図2の付加装置6の構成例を示すブロック図
である。
【図13】図12の複写装置I/F67の要部例を示す
回路図である。
【図14】図11のカウンタI/F52及びメカ式枚数
カウンタ51と図13の複写装置I/F67との詳細な
接続例を示す図である。
【図15】図12の複写装置I/F67の他の要部例を
示す回路図である。
【符号の説明】
1,5:複写装置 2:中央制御装置 3:データ通信装置 4:通信回線 6:付加装置 11,61:中央処理装置 12,62:ROM 13:RAM 14,63:NVRAM 15,64:入出力ポート 51:メカ式枚数カウンタ 52:カウンタI/F 66:デバイスコード設定スイッチ 67:複写装置I/F 67a:フォトカプラ 67e:信号ライン(ループ回路) 68:接続ケーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置と中央制御装置とをデータ
    通信装置及び通信回線を介して接続し、その中央制御装
    置によって複数台の画像形成装置を集中的に管理できる
    ようにした画像形成管理システムにおいて、 前記画像形成装置が、画像形成動作に連動してカウント
    信号を発生させるカウント信号発生手段と、該手段から
    のカウント信号を受けて画像形成枚数を積算するメカ式
    枚数カウンタとを有し、 前記画像形成装置からの前記カウント信号を積算し、画
    像形成枚数として記憶する不揮発性記憶手段を備えた付
    加装置を設け、 前記画像形成装置と前記データ通信装置とを前記付加装
    置を経由して接続したことを特徴とする画像形成装置管
    理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、前記付加装置の不揮発性記憶手段に記憶さ
    れた画像形成枚数を前記中央制御装置から読み出し及び
    書き換える手段を設けたことを特徴とする画像形成装置
    管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置管理
    システムにおいて、前記画像形成装置と前記付加装置と
    を別電源とし、前記付加装置に、該装置の電源が断たれ
    た場合には前記画像形成装置の画像形成動作を禁止する
    禁止手段を備えたことを特徴とする画像形成装置管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    画像形成装置管理システムにおいて、前記付加装置に、
    該装置と前記画像形成装置との接続が行なわれていない
    場合には該画像形成装置の画像形成動作を禁止する禁止
    手段を備えたことを特徴とする画像形成装置管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、前記付加装置の前記禁止手段が、該付加装
    置の電源のオフ/オンにより開/閉する接点を有し、該
    接点が閉じ且つ該付加装置と前記画像形成装置とが接続
    された時に該画像形成装置から送られてくる前記メカ式
    枚数カウンタのカウント信号を該画像形成装置に送り返
    すループ回路によって構成されたことを特徴とする画像
    形成管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の画像形成装置管理システ
    ムにおいて、前記付加装置の前記禁止手段が、該付加装
    置と前記画像形成装置とが接続された時に該画像形成装
    置から送られてくる前記メカ式枚数カウンタのカウント
    信号を該画像形成装置に送り返すループ回路によって構
    成されたことを特徴とする画像形成管理システム。
JP5241726A 1993-09-28 1993-09-28 画像形成装置管理システム Pending JPH0798555A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11231731A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置管理システム
US6367992B1 (en) 1997-11-26 2002-04-09 Seiko Epson Corporation Printing apparatus and control method therefor
JP2002329121A (ja) * 2001-04-26 2002-11-15 Ricoh Co Ltd 保守管理システム、保守管理料管理サーバ、広告配信サーバ、保守サーバ、コピー機、保守管理料決定方法、広告料決定方法、広告配信方法、依頼・修理回数管理方法、及びそのプログラム
US7249706B2 (en) 2003-06-06 2007-07-31 Canon Kabushiki Kaisha Information collector, resetting method, program and remote maintenance system

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