JP3768575B2 - Cvd装置及びチャンバ内のクリーニングの方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体の製造においてCVDプロセスチャンバ等の真空容器のクリーン化のために行われるクリーニングのための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造で多用されるCVD法は、目的とする物質を生成する化学反応を、密閉のプロセスチャンバ内で生じさせる。目的とする化学物質を堆積するための基板は、プロセスチャンバ内部のサセプタ等の基板支持体上で載置されるが、化学物質は基板上のみならず、プロセスチャンバの壁面にも成膜されて残留する。この残留物は、処理枚数に応じて堆積され、プロセスの不安定化やチャンバ内の異物発生を引き起こす。そのため、定期的にプロセスチャンバ内をプラズマ放電により、クリーニング(ドライクリーニング)する必要がある。
【0003】
このクリーニングを行っている時間は生産が停止し、生産性を低下させるため、生産性を高くするためには、クリーニング完了後できるだけ速やかにクリーニングを終了して生産を再開する必要がある。チャンバ内から完全に残留物を除去したタイミングでクリーニングを停止させるために、従来は、プラズマ中の特定の光の波長の変化をモニタして、クリーニングの完了時(クリーニングの終点)を検出する方法がとられていた。
【0004】
しかし、この終点検出の方法では、ランプ加熱方式のプロセスチャンバにおいては、ランプから放出される光にモニタが反応してしまうので、正確な終点検出を行う事は困難である。
【0005】
このような問題点を解決する方法として、特開平6−224163号公報には、セルフクリーニング時の終点検出を、質量分析計により行う方法及び、真空計又は圧力計による圧力測定による方法が記載されている。この特許公報では、セルフクリーニング時の圧力容器内の変化を測定の直接の対象とし、例えば、圧力計による方法の場合は、反応生成物の発生に伴う真空容器内の圧力変化を、ダイヤフラムゲージ等を用いて測定することにより、セルフクリーニングの終点検出を行う事ができる旨が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平6−224163号公報において質量分析計を用いた場合は、測定系が過大なものとなり、実際の製造工程においてセルフクリーニングの終点検出だけのために質量分析計を設置する事は現実的とはいえない。また、特開平6−224163号公報において真空容器内の圧力測定を行う場合に関しても、真空容器内部の圧力の降下を単に実験的に測定してそのデータをそのまま提示しただけに止まっており、実際の製造工程における諸問題を解決して終点検出を行うための現実的な手段を提供したものとは言い難い。
【0007】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、現実の半導体製造工程において、クリーニングの終点を正確に検出することができる具体的な装置及び方法を提供する事を目的とする。
【0008】
本発明の他の目的は、現実の半導体製造工程において、クリーニング完了から堆積プロセス開始の間のタイムラグを最小にすることにより、高い生産性を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のCVD装置は、圧力調整可能なCVDプロセスチャンバを有し、CVDプロセスチャンバ内部で基板上に堆積を行い、且つ、汚染されたCVDプロセスチャンバの内部にプラズマを発生してCVDプロセスチャンバの内部をクリーニングする機能を備えるCVD装置であって、内部に一対の電極を有し、電極間にプラズマを発生させることができる、圧力調整可能なCVDプロセスチャンバと、電極に電気的に接続されて、CVDプロセスチャンバ内にプラズマを発生させるために電極間に電力を印加する電力供給手段と、CVDプロセスチャンバに接続され、クリーニング用ガスを供給するガス供給ラインと、第1の端部と第2の端部を有し、第1の端部がCVDプロセスチャンバに接続され、第2の端部が排気手段に接続され、第1の端部と第2の端部の間に可変バルブを有する排気ラインと、排気ラインの、可変バルブよりも第2の端部に近い側で、排気ラインに接続されて、排気ラインの圧力を検出する第1の圧力検出手段と、第1の圧力検出手段により検出された圧力の変化をモニタしてクリーニングの終点を検出する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
排気ラインに設置された第1の圧力検出手段により検出された圧力を制御手段でモニタすることにより、クリーニングの終了時に生じるCVDプロセスチャンバ内の圧力の変化を検知する事ができる。
【0011】
また、本発明のCVD装置は、CVDプロセスチャンバの内部の圧力を検出する第2の圧力検出手段がプロセスチャンバに接続され、制御手段は更に、第2の圧力検出手段により検出された圧力の変化をモニタしてCVDプロセスチャンバ内の圧力を制御することを特徴としてもよい。
【0012】
第1の圧力検出手段が排気ラインに設置されているため、CVDプロセスチャンバの圧力を第2の圧力検出手段で別個にモニタしてCVDプロセスチャンバ圧力を制御し補正しつつも、CVDプロセスチャンバ内に生じる圧力変化を、係る圧力の補正に影響されることなく正確に検知する事ができる。
【0013】
本発明のCVDプロセスチャンバのクリーニングの方法は、内部に1対の電極を有するCVDプロセスチャンバと、第1の端部と第2の端部を有し、第1の端部がCVDプロセスチャンバに接続され、第2の端部が排気手段に接続され、第1の端部と第2の端部の間にCVDプロセスチャンバ内の圧力を調整する可変バルブを有する排気ラインとを有するCVD装置において、CVDプロセスチャンバ内の電極の間に電力を印加しプラズマを発生させてクリーニングする方法であって、CVDプロセスチャンバ内部の電極に電力を印加し、且つ、CVDプロセスチャンバ内部にクリーニングガスを導入して、CVDプロセスチャンバ内部のクリーニング工程を開始する第1のステップと、第1のステップによって開始されたクリーニング工程を継続し、且つ、CVDプロセスチャンバに接続された排気ラインの、可変バルブよりも第2の端部に近い側で、排気ラインに接続されて、排気ラインの圧力を検出する第1の圧力検出手段により測定される圧力の変化を、第1の圧力検出手段により検出された圧力の変化をモニタしてクリーニングの終点を検出する制御手段により、モニタし、所定の圧力変化が検出された時点をもって、クリーニングの終点として制御手段が検知する第2のステップとを備えることを特徴とする。
【0014】
排気ラインに設置された第1の圧力検出手段により検出された圧力を制御手段でモニタすることにより、クリーニングの終了時に生じるCVDプロセスチャンバ内の圧力の変化を検知する事ができる。
【0015】
また、本発明のCVDプロセスチャンバのクリーニングの方法は、第2のステップにおいて、制御手段が更に、CVDプロセスチャンバに接続され、CVDプロセスチャンバの内部の圧力を検出する第2の圧力検出手段により検出された圧力の変化をモニタしてCVDプロセスチャンバ内の圧力を制御することを特徴としてもよい。
【0016】
第1の圧力検出手段が排気ラインに設置されているため、CVDプロセスチャンバの圧力を第2の圧力検出手段で別個にモニタしてCVDプロセスチャンバ圧力を制御し補正しつつも、CVDプロセスチャンバ内に生じる圧力変化を、係る圧力の補正に影響されることなく正確に検知する事ができる。
【0017】
また、本発明のCVDプロセスチャンバのクリーニングの方法は、第2のステップにおいて、クリーニングの終点が検知された直後に、電極への電力の供給を停止する操作を更に含むことを特徴としてもよい。
【0018】
クリーニング終了直後、直ちにクリーニングの操作を終了させて、クリーニングによるタイムロスを最小にする事が可能となる。
【0019】
また、本発明のCVDプロセスチャンバのクリーニングの方法は、クリーニングガスが弗素含有ガスを含み、第2のステップでは、所定の圧力変化が、圧力の一時的な上昇であることを特徴としてもよい。
【0020】
本発明のクリーニングの方法は、弗素含有ガスを用いたクリーニングに対して、好ましく適用される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。尚、添付の図面において、同一の要素には同一の符号を付し重複説明を省略する。
【0022】
図1は、本発明のCVD装置の構成の一例を表す構成図である。図2は、図1に示されるCVD装置のプロセスチャンバ10の断面図である。図1に示されるように、本発明のCVD装置1は、CVDプロセスを行うための真空容器であるプロセスチャンバ10を有している。プロセスチャンバ10には、流量調節可能なガスソース41a〜c及び44から成るガスソース系40から、CVDの堆積のためのプロセスガスとキャリアガスをチャンバ10へ供給するプロセスガスライン42、46の、2つのガス供給ラインが、チャンバ10のガス流入ポート20に接続されている。ガスソース系40には、クリーニングのためのクリーニングガスを供給するクリーニングガスソースが含まれる。堆積とクリーニングのため、弗素系ガス、シラン系ガス共にプロセスチャンバ内に供給できる必要があるため、安全面のために、これらを別々のガスラインで供給するために、ガスラインは2系統具備されている。
【0023】
一方、プロセスチャンバ10には、プロセスチャンバ10内のガスを排出して脱気するための排気ライン48の一端が、チャンバ10の排出口24に接続されている。排気ライン48の他方の一端は、メカニカルポンプ(図示されず)に接続されている。排気ライン48には、排気流量調節のためのスロットルバルブ50が具備される。以下説明の便宜上、排気ライン48をスロットルバルブ50の上下で分け、スロットルバルブ50よりも上流を48a、下流を48bと称する。
【0024】
また、プロセスチャンバ10には、加熱のためのランプ30と、プラズマ発生のための電極14及び18とを備え、電極14及び18には、RFソース60が接続されている。ランプ30とプロセスチャンバの間には、ランプ30からの光をプロセスチャンバ10内部へ効果的に透過させてプロセスチャンバ10内部を加熱するための、クオーツウィンドウ32が配置されて、チャンバ10とランプ30の間を仕切っている。
【0025】
また、図1に示されるように、プロセスチャンバ内の圧力を検出するための圧力計であるキャパシタンスマノメータ52がチャンバ10の壁面に接続される。他方、排気ラインのスロットルバルブ50の下流側48bには、排気ライン内の圧力を検出するキャパシタンスマノメータ54が接続されている。
【0026】
ここで用いられているキャパシタンスマノメータ52及び54はいずれも、印加されたDC電圧を、測定圧力の変化に応じて変換されたDC電圧として出力する。例えば、日本エムケーエス社の127型1Torr用絶対圧型圧力変換器を好ましく用いる事が可能である。
【0027】
図1に示されるように、チャンバ用のキャパシタンスマノメータ52及び排気ラインのキャパシタンスマノメータ54は、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/Iボード56を介して、システムコントローラ58へと電気的に接続される。システムコントローラ58はまた、図1に示されるように、ランプ30、ガスソース系40、スロットルバルブ50、RFソース60にそれぞれ、電気的に接続され、これらに制御のための信号を伝達させる。
【0028】
ここに、図1に示されるように、クリーニングの終点検出を行うための装置は、排気ラインのバルブ下流48bに設置された圧力測定器(キャパシタンスマノメータ)54と、キャパシタンスマノメータ54からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/Iボードと、A/Iボード56からの信号を処理して、ガスソース系40とランプ30とRFソースとを制御するシステムコントローラ58とから構成される。ここで、システムコントローラ58のソフトウエアは、従来からのチャンバ内の光学変化による終点検出に用いる事が可能なものであれば、バルブ下流48bの圧力変化の測定による終点検出に用いる事が可能である。
【0029】
次に、図2も参照して、プロセスチャンバ10の内部を詳細に説明する。図2に示されるように、プロセスチャンバ10は、金属製のチャンバ壁11に囲まれた内部に、基板12を支持する円板状のサセプタ14を有している。サセプタ14は、自ら上下に運動してサセプタ14を上下に運動させるサセプタ組立体15の上に支持され、更にサセプタ14は、サセプタ組立体15を介してチャンバ壁11に電気的に接続されている(図示されず)。また、サセプタ14の下方には、サセプタ14上に載置された基板12を搬入出字に昇降させるためのリフトピンを具備するウエハリフト組立体17が配置される。ウエハリフト組立体17は、サセプタ組立体15とは機械的な接触を有しておらず、サセプタ組立体15とは独立して運動をする。ウエハリフト組立体17が上下に運動することにより、ウエハリフト組立体17に具備されるリフトピンが、サセプタ14に開けられた開口を介して、基板12を昇降させる。
【0030】
また、チャンバ10内部にはガス供給のためのマニホールド18が更に具備され、マニホールド18の上方には、ガスソース系40に接続されているガス流入口20が形成されている。マニホールド18はRFソース60に接続され、チャンバ壁11は接地されており、従って、サセプタ14とマニホールド18は一対の電極として機能し、マニホールド18とサセプタ14の間の空間が、プラズマが発生するプラズマ領域となる。ガス流入口20の下には、ガス流入口20からマニホールド18を介してチャンバ10内に導入されるガスをサセプタ14全面にわたって分散させるための、シャワーヘッド型のディストリビュータ16が配置される。サセプタ14の外側には、排気の流れを制御してサセプタ上の真空度を均一にするためのポンピングプレート22が、サセプタ14の外縁を覆うように配置されている。ポンピングプレート22の下側には、脱気用の環状の真空チャンネル24が具備される。ポンピングプレート22には、プロセスチャンバ10から真空チャンネル24へ流通をさせるための開口221が形成されている。開口221は図示の都合で2つしか示されていないが、充分な流通状態を与えるため、環状に沿って4個〜32個程度形成されていることが好ましい。真空チャンネル24に接続されて排気ライン48に通じる排気ポート(図示されず)はチャンバの側面に形成されており、排気流れが排気ポートの方向に偏り易いが、適切なポンピングプレートを与えることにより、排気の流れが制御される。
【0031】
次に、本発明に従ったCVD装置1のセルフクリーニング時の動作に関して、図1及び図2を参照しつつ説明する。
【0032】
まず、クリーニングの終点時の状態について説明する。例えば、タングステンCVDのクリーニング工程においては、三弗化窒素(NF3 )がプロセスガスライン42から一定流量で供給され、電極14及び18の間にRF電力が印加されてNF3 プラズマを発生させてクリーニングが行われる。この際、プロセスチャンバ10内に残留するタングステン(W)と弗素(F)が反応して、六弗化タングステン(WF6 )が生じてチャンバ10内雰囲気の体積が減少して、チャンバ10内の圧力は低下する。この反応が進み、残留タングステンが全て弗素と反応してクリーニングが完結した時には、弗素と反応する物質(W)は全て消費されているが、NF3 は一定流量で供給され続けプラズマ形成が継続されるため、プロセスチャンバ10内は弗素過剰な状態となり、チャンバ10内部の圧力が一時的に上昇する。即ち、クリーニングの終点ではプロセスチャンバ10内の圧力が一時的に上昇するため、このチャンバ10内の圧力上昇を検出してモニタすることにより、クリーニングの終点を検出する事ができることになる。
【0033】
しかし、前述のように、プラズマの安定化のため、プロセスチャンバ内の圧力は常に最適値となるように制御されている。プロセスチャンバ10内の圧力の調整はスロットルバルブ50の開閉により行われ、プロセスチャンバ10内の圧力の制御は具体的には次のように行われる。即ち、プロセスチャンバ10内部の圧力をモニタするキャパシタンスマノメータ52から出力されたチャンバ10内圧力に対応したアナログDC信号がA/Iボード56によりデジタル信号に変換されてシステムコントローラ58へと入力される。そして、システムントローラ58がスロットルバルブ50の開閉を制御し、チャンバ10内の圧力は最適な状態へと制御される。従って、操作中はチャンバ10内の圧力は常に制御されており、クリーニング中もプラズマの安定化等のために一定となるように制御されなければならない。このため、チャンバ10内部の圧力の経時変化を圧力計測装置52によって直接測定しても、同時にシステムコントローラ58がスロットルバルブ50の開閉状態を制御して圧力変化を補正してしまうため、正確な終点検出を行い得なかった。
【0034】
本発明に従ったCVD装置1では、プロセスチャンバ10内の圧力モニタ用の圧力計52とは別に、終点検出用の圧力計(キャパシタンスマノメータ)54が、排気ライン48の、スロットルバルブ50よりも下流の部分48bに配置されている。スロットルバルブ50の開閉により圧力が制御されるため、スロットルバルブ50の上流では、生じた圧力変化が補正されてしまう。一方、スロットルバルブ50よりも下流では、圧力の補正がなされないため、終点検出用のキャパシタンスマノメータ54をスロットルバルブ50よりも下流の部分48bに配置して、その部分の圧力をモニタすることにより、プロセスチャンバ10内部で生じた圧力変化を正確に検出する事が可能となる。従って、クリーニングの終点を正確に検出する事が可能となる。
【0035】
クリーニングガスに弗素系のガスを用いた場合は、クリーニングの完結時にチャンバ内の圧力が一時的に上昇するが、クリーニングガス種によっては、クリーニングの完結時にチャンバ内の圧力が一時的に降下することもある。本発明に従ったクリーニング終点検出の機能を有するCVD装置を用いた場合は、このような圧力の一時的な降下の場合にも、排気ラインのスロットルバルブ50より下流の部分48bに設けられたキャパシタンスマノメータ54により圧力をモニタすることにより、正確な終点検出が可能となる。
【0036】
図1に示される本発明に従ったCVD装置1では、プロセスチャンバ10内の圧力は、スロットルバルブ50よりも下流の部分48bにおいて、キャパシタンスマノメータ54によってモニタされて、A/Iボード56を介してシステムコントローラ58へと入力される。クリーニングの終結に伴ってチャンバ10内に生じた圧力変化も、システムコントローラ58により直ちに検知され、システムコントローラ58ではクリーニングの終点であることが認知されて、クリーニングの終了と次の成膜の準備を行うべく、ランプ30、ガスソース40、スロットルバルブ50及びRFソース60を制御して、温度、ガス流量、圧力及び印加電力を所定の値に設定する。
【0037】
【実施例】
以下、本発明に従ったクリーニング装置を備えたCVD装置を用いて、クリーニングの終点検出を行った例を説明する。また、比較のため、本発明の構成によらず、チャンバ内の圧力を直接測定して終点検出を行った例と、従来の光学的検出を行った例を、それぞれ示す。
【0038】
まず、図1及び図2に示された装置を用いて、タングステンで汚染されたプロセスチャンバ10内部のクリーニングを行い、終点を検出した。クリーニングのプロセスは、以下の表1に示されるステップの手順にて行われた。クリーニングの一連のステップにおいては、チャンバ内の温度は一定に保たれた。
【0039】
【表1】
【0040】
まず、クリーニングの前処理として、プロセスチャンバ10内の雰囲気を完全に排出するため、パージガス、Ar及びN2 を流通させるパージのステップに続いて、ガスの供給なしにスロットルバルブ50を全開とする排気のステップを行った。次に、クリーニングのためのNF3 をチャンバ10内に導入し、チャンバ内の圧力を制御しつつ、RF電力を電極14及び18の間に印加し、NF3 プラズマを発生させてクリーニングを行った。この間、キャパシタンスマノメータ52により検出されたチャンバ内圧力に基づいて、システムコントローラ58がスロットルバルブ50を制御することにより、チャンバ内の圧力は制御された。
【0041】
クリーニングの終点の検出は、上述のように、スロットルバルブ50よりも下流の排気ライン48bの圧力をキャパシタンスマノメータ54によりモニタすることにより行われた。システムコントローラ58には、キャパシタンスマノメータ54からの信号がある所定の値を越えたときをクリーニングの終点であると認識するソフトウエアが搭載されていた。
【0042】
クリーニングの終点が検出された後は、チャンバ10内の雰囲気が排気され、ここに、クリーニングの一連のステップが終了した。
【0043】
本発明に従ったクリーニング終点検出の機能を有するCVD装置によって、クリーニングの終点を検出した例を、図3に示す。
【0044】
また、図3には、本発明と従来技術との比較のため、クリーニング完結時に残留物が完全に除去されたタイミングでの光の波長変化を測定して終点検出とした光学的検出法の例と、従来型のチャンバ内の圧力を直接測定する方法により終点検出を行ったチャンバ内圧力測定法の例を、それぞれ比較例1、2として、その結果を図3に示した。以下、従来技術によるクリーニングの終点検出の結果(比較例1、2)と本発明に従ったクリーニングの終点検出(実施例)との比較を行う。比較例1では、図4を参照して、終点測定がランプからのノイズに影響を受けていることを明らかにした後、従来技術の光学的検出法と本発明の検出法を比較して、双方が同じ時点をクリーニングの終点とするか否かを調べた。比較例2では、チャンバ内の圧力を直接モニタする方法と、排気ラインのバルブ下流の圧力をモニタする方法との比較を行った。
【0045】
まず、比較例1としての光学的検出法では、チャンバ内に光学センサを設置し、チャンバ内の光の波長の変化を測定した。前述の通り、加熱のためのランプ30から放出される光にセンサが反応してしまい、検出される波長の変化は、図4(a)のごとく、ノイズを多く含んでおり、これでは正確な終点の検出ができない。ここでは、本発明の終点検出法により検出された終点が、従来から行われている光学的検出法と同じ時点として得られるか否かをまず明らかにする。実際の製造工程に対して現実的ではないが、本発明との比較のため、クリーニングの終点と予想される時点の前後150秒間にわたって、加熱用のランプ30の電源を切ってノイズを除去した状態で、測定を行った。その結果、図4(a)と比較して、図4(b)に示されるようにノイズを含まない波長変化が記録された。但し、サセプタ温度がこの150秒間に33℃も降下し、温度の安定化が必要である実際のクリーニングの工程に使用できる条件ではない。また、このようにサセプタ温度が降下した後、次の堆積の工程に必要な温度までサセプタを加熱しサセプタ温度を安定させるためには、非常に時間がかかり、現実的ではない。
【0046】
この結果は、比較例1として図3にも示される。図3に示されるように、実施例と比較例1とは、ほぼ同じ時点をクリーニングの終点としたことが判明した。従って、本発明に従って、プロセスチャンバ内の圧力の変化を、排気ラインでモニタする検出方法では、従来からの光学的終点検出法と同じ結果が得られる事が明らかになった。
【0047】
また、比較例2として、チャンバ内の圧力を直接モニタし、チャンバ内の圧力変化を検知してクリーニングの終点を検出した。図5は、チャンバ内の圧力を直接測定して終点検出を行うCVD装置100の構成図である。比較例2に用いられたCVD装置100と、図1に示される本発明のCVD装置1との相違点は、本発明のCVD装置1に設置されている終点検出のための圧力測定用のキャパシタンスマノメータ54が、従来からのCVD装置100にはなく、CVD装置100では、もっぱらキャパシタンスマノメータ52によるチャンバ10内部の圧力の直接測定だけである。その他は、本発明に従ったCVD装置1によるクリーニングと同様にクリーニングを行い、チャンバ10内部の圧力をキャパシタンスマノメータ52により直接モニタしてクリーニングの終点の検出を行った。その結果を、比較例2として図3に示した。図3に示されるように、比較例2では、チャンバ圧力の制御により、圧力上昇が直ちに補正され、終点検出を困難にしている事が明らかである。これに対して、本発明に従って、排気ラインのバルブ下流48bに設置された圧力計54により圧力をモニタして終点検出を行った場合は、チャンバ内の圧力を制御しつつ、チャンバ内の圧力の変化を敏感に感知する事ができるので、正確に終点検出を行う事ができることを示している。
【0048】
尚、本発明は、上記の実施形態及び実施例における具体例に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、クリーニング用のガスには、NF3 の他にも、CF4 、SF6 、ClF3 、C2 F6 等の弗素含有ガスを同様に用いる事ができる。
【0049】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明のCVD装置及びクリーニング方法では、排気ラインの、可変バルブよりも第2の端部に近い側で、排気ラインに接続されて、排気ラインの圧力を検出する第1の圧力検出手段が具備され、この第1の圧力検出手段によって、チャンバ内の圧力の制御を行いつつも、チャンバ内の圧力の変化を正確に検出する事が可能となる結果、クリーニングの終点を正確に検出することができる具体的な装置及び方法が提供される。
【0050】
従って、現実の半導体製造工程において、クリーニング完了から堆積プロセス開始の間のタイムラグを最小にでき、高い生産性を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったCVD装置の構成図である。
【図2】図1に示されるCVDプロセスチャンバの断面図である。
【図3】本発明に従った実施例と、従来技術の比較例1、2とを比較した、クリーニングの終点検出結果を表すチャートである。
【図4】従来技術に従った光学的検出法における検出結果を表すグラフである。
【図5】従来技術に従ったCVDプロセスチャンバ内圧力検出による終点検出のための装置を備えたCVD装置の構成図である。
【符号の説明】
1…CVD装置、10…プロセスチャンバ、11…チャンバ壁、12…基板、14…サセプタ、16…ディストリビュータ、18…マニホールド、20…ガス流入口、22…ポンピングプレート、24…真空チャンネル、30…ランプ、32…クオーツウィンドウ、40…ガスソース系、41a〜c…プロセスガスソース、42…プロセスガスライン、44…キャリアガスソース、46…キャリアガスライン、48a…スロットルバルブよりも上流の排気ライン、48b…スロットルバルブよりも下流の排気ライン、50…スロットルバルブ、52…チャンバ内用キャパシタンスマノメータ、54…終点検出用キャパシタンスマノメータ、56…A/Iボード、58…システムコントローラ、60…RFソース、100…CVD装置。
Claims (6)
- 圧力調整可能なCVDプロセスチャンバを有し、前記CVDプロセスチャンバ内部で基板上に堆積を行い、且つ、汚染された前記CVDプロセスチャンバの内部にプラズマを発生して前記CVDプロセスチャンバの内部をクリーニングする機能を備えるCVD装置であって、
内部に一対の電極を有し、前記電極間にプラズマを発生させることができる、圧力調整可能なCVDプロセスチャンバと、
前記電極に電気的に接続されて、前記CVDプロセスチャンバ内にプラズマを発生させるために前記電極間に電力を印加する電力供給手段と、
前記CVDプロセスチャンバに接続され、クリーニング用ガスを供給するガス供給ラインと、
第1の端部と第2の端部を有し、前記第1の端部が前記CVDプロセスチャンバに接続され、前記第2の端部が排気手段に接続され、前記第1の端部と前記第2の端部の間に前記CVDプロセスチャンバ内の圧力を調整する可変バルブを有する排気ラインと、
前記排気ラインの、前記可変バルブよりも前記第2の端部に近い側で、前記排気ラインに接続されて、前記排気ラインの圧力を検出する第1の圧力検出手段と、
前記第1の圧力検出手段により検出された圧力の変化をモニタしてクリーニングの終点を検出する制御手段と
を備えることを特徴とするCVD装置。 - 前記CVDプロセスチャンバの内部の圧力を検出する第2の圧力検出手段が前記CVDプロセスチャンバに接続され、前記制御手段は更に、前記第2の圧力検出手段により検出された圧力の変化をモニタして前記CVDプロセスチャンバ内の圧力を制御することを特徴とする請求項1に記載のCVD装置。
- 内部に1対の電極を有するCVDプロセスチャンバと、
第1の端部と第2の端部を有し、前記第1の端部がCVDプロセスチャンバに接続され、前記第2の端部が排気手段に接続され、前記第1の端部と前記第2の端部の間に前記CVDプロセスチャンバ内の圧力を調整する可変バルブを有する排気ラインと
を有するCVD装置において、前記CVDプロセスチャンバ内の前記電極の間に電力を印加しプラズマを発生させて前記CVDプロセスチャンバ内部をクリーニングする方法であって、
前記CVDプロセスチャンバ内部の前記電極に電力を印加し、且つ、前記CVDプロセスチャンバ内部にクリーニングガスを導入して、前記CVDプロセスチャンバ内部のクリーニング工程を開始する第1のステップと、
前記第1のステップによって開始されたクリーニング工程を継続し、且つ、前記CVDプロセスチャンバに接続された前記排気ラインの、前記可変バルブよりも前記第2の端部に近い側で、前記排気ラインに接続されて、前記排気ラインの圧力を検出する第1の圧力検出手段により測定される圧力の変化を、前記第1の圧力検出手段により検出された圧力の変化をモニタしてクリーニングの終点を検出する1つ以上の制御手段によりモニタし、所定の圧力変化が検出された時点をもって、クリーニングの終点として前記制御手段が検知する第2のステップとを備えることを特徴とするCVDプロセスチャンバのクリーニングの方法。 - 前記第2のステップにおいて、前記制御手段が更に、前記CVDプロセスチャンバに接続され、前記CVDプロセスチャンバの内部の圧力を検出する第2の圧力検出手段により検出された圧力の変化をモニタして前記CVDプロセスチャンバ内の圧力を制御することを特徴とする請求項3に記載のCVDプロセスチャンバのクリーニングの方法。
- 前記第2のステップにおいて、前記クリーニングの終点が検知された直後に、前記電極への電力の供給を停止する操作を更に含むことを特徴とする請求項3又は4のいずれかに記載のCVDプロセスチャンバのクリーニングの方法。
- 前記クリーニングガスが弗素含有ガスを含み、前記第2のステップでは、前記所定の圧力変化が、圧力の一時的な上昇であることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のCVDプロセスチャンバのクリーニングの方法。
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