JPH07130708A - エッチング終点検出機構 - Google Patents

エッチング終点検出機構

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JPH07130708A
JPH07130708A JP27335193A JP27335193A JPH07130708A JP H07130708 A JPH07130708 A JP H07130708A JP 27335193 A JP27335193 A JP 27335193A JP 27335193 A JP27335193 A JP 27335193A JP H07130708 A JPH07130708 A JP H07130708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
etching
opening
valve
gas pressure
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP27335193A
Other languages
English (en)
Inventor
Morimitsu Tanaka
盛光 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP27335193A priority Critical patent/JPH07130708A/ja
Publication of JPH07130708A publication Critical patent/JPH07130708A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドライエッチング装置におけるエッチング終点
検出機構において、高価な分光分析装置などを用いるこ
となく被膜材の如何にかかわらず極めて容易に検知する
ことが出来るとともに安価で簡便な機構とする。 【構成】チャンバ8内に導入されるエッチングガスの圧
力がエッチング終了になると被膜材の如何にかかわらず
ガス圧が上昇することに着目し、このガス圧の上昇に応
じてバルブ開度が制御される可変コンダクタンスバルブ
のベーン4の開度を検知する開度検出器3を設け、エッ
チング終了によるガス圧の上昇を的確に捉える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板の表面膜を
エッチング除去するドライエッチング装置におけるエッ
チング終了を検知するエッチング終点検出機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ドライエッチング装置におけるエ
ッチング終点を検知する方法としては、光学測定法、質
量分析法、プラズマ探針法および発光分光法などの種々
の方法が提案されてきた。しかしながらいずれの方法も
長所もあり欠点ももっている。中でも発光分光法が高価
な装置を必要とするものの、精度が高く安定している観
点から現在多く利用されている。
【0003】この発光分光法を適用するエッチング終点
検出機構は、チャンバの窓を通して被エッチング材から
発生する発光スペクトルの違いを検知するスキャニング
分光器とフォトマルチプライヤーで構成されている。ま
た、これらを制御する専用コンピュータが備えられてい
る。
【0004】このエッチング終点検出機構を使用して、
例えば、半導体基板のAl膜あるいはAlーSi膜をエ
ッチングする場合は、まず、エッチングしている間は、
Alの発生する396nmのスペクトル光が検知される
が、エッチングの進行に伴なって下地であるSiが発生
するスペクトル光が検知され、そしてAlのスペクトル
光が消える。このスペクトル光の変化をもってエッチン
グ終点としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のエッチング終点検出機構は精度を高く検出でき
るものの、精度維持のための機器の日常管理を必要とす
る。例えば、ドライエッチング装置の反応室の窓にして
も常に清浄に保たねばならない。このようなメンテナン
スに要するこコストの浪費は原価を圧迫するばかりかエ
ッチング装置の稼働率を低下させる要因となる。また、
運用に際しても、被膜材質と下地材質が異なっていても
発生するスペクトル波長に差がない場合は、検出するこ
とが困難である。さらに、装置自体が高価であるので運
用コストも機能に対して割高であるという観念が拭いさ
れない。
【0006】従って、本発明の目的は、被膜材の如何に
かかわらず極めて容易に検知することが出来るとともに
安価で簡便なエッチン終点検出機構を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、エッチ
ングガスを供給し可変コンダクタンスバルブを介して排
気速度を調整し該ガス圧を一定に維持しながらプラズマ
を発生させ半導体基板の表面膜をエッチング除去するド
ライエッチング装置において、前記ガス圧を監視する真
空計と、この真空計の圧力値で前記可変コンダクタンス
バルブの弁の開度を調節する弁開口度制御部と、前記ガ
ス圧の上昇に伴なう前記可変コンダクタンスバルブの弁
の開度の変化を検知する開度検出器を備えるエッチング
終点検出機構である。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1(a)および(b)ほ本発明のエッチ
ング終点検出機構の一実施例を説明するためのドライエ
ッチング装置の概略を示す図およびエッチング経過時間
に対するガス圧およびバルブ開度のグラフである。この
エッチング終点検出機構は、図1(a)に示すように、
ガス導入口より供給され可変コンダクタンスバルブ5で
流量を調節され真空ポンプ6で排気されるエッチングガ
スのガス圧を測定する真空計1と、この真空計1の圧力
値で可変コンダクタンスバルブ5のベーン4の開度を調
節する開口度制御部2と、ガス圧の上昇に伴なう可変コ
ンダクタンスバルブ5のベーン4の開度の変化を検知す
る開度検出器3を備えている。
【0010】ここで、真空計1は予じめドライエッチグ
装置のチャンバ8に設けられているものを利用する。そ
して、この真空計は汚染に対して強いピラニ真空計ある
いはサーモカップルゲージが望ましい。また、開度制御
部2はベーン4を回転させる機構およびサーボモータと
サーボモータを回転制御する回路制御部とから構成され
ている。さらに、開度検出器はサーボモータに直結して
いるタコジェネレータを流用しても良いし、ベーンを回
転するのにサーボモータを使用しない場合は、通常の直
流モータであれば、ベーン4と同軸に回転計を取付けて
ベーン4の回転角を検出するなり、いずれにしても、こ
の開度検出器は通常よく知られている機構を利用するこ
とができる。
【0011】次に、このエッチング終点検出機構の動作
を説明する。まず、薄膜が施されたウェーハ7を下部電
極に載置し、真空ポンプ6により一度高真空に排気す
る。次に、ガス導入口よりエッチングガスを供給し、可
変コンダクタンスバルブ5のベーン4を調整しながらガ
ス圧を一定にする。そして、電極間に高周波電力を印加
し、プラズマ放電させエッチングガスをイオン化し、そ
のイオンと薄膜を反応させエッチングを開始する。
【0012】そして、エッチングが進み下地面が露出し
てくると、薄膜と反応するエッチングガスが少なくな
り、供給されるエッチングガスが過剰になる。その結
果、図1(b)に示すように、定常状態であったガス圧
がA点まで上昇する。このA点にガス圧が達すると、真
空計1の測定電流信号により開度制御部2は対応する駆
動電流が可変コンダクタンスバルブ5のモータに送られ
可変コンダクタンスバルブのベーン4が所定の角度まで
回転しバルブ開度を拡げる。このことにより、バルブ開
度がある開度に達するとガス圧が下がり始める。このガ
ス圧が下り始めベーン4の回転が停止したとき、すなわ
ち、圧力のA点よりやや遅れたB点をエッチング終点と
して終了信号を発生させる。
【0013】ここで、機械的なバルブ開度でエッチング
終点として検知するよりは、直接真空計の圧力値でエッ
チング終点を検知する方がより早く簡便でおあると考え
られるが、しかし、導入されるガスと排気されるガスと
のバランスをとりガス圧を安定させているものの、測定
される圧力値は真空計自身のノイズなどによる圧力値の
急峻な変化やチャンバ内壁のガス放出などによる圧力値
の変化などを含んでおり、エッチング終了を検知するガ
ス圧の変化を正確に検知することは困難である。この
点、本発明のように機械的な変位を検知するのに安定し
ており再現性の点で優れている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、チャンバ
内に導入されるエッチングガスの圧力がエッチング終了
になると被膜材の如何にかかわらずガス圧が上昇するこ
とに着目し、このガス圧の上昇に応じて開度が制御され
る可変コンダクタンスバルブの開度を検知する機構を設
け、エッチング終了によるガス圧の上昇を的確に捉える
ことによって、煩雑なメンテナスを行なう必要がなくか
つ安価な設備で簡便にエッチング終点を検知できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエッチング終点検出機構の一実施例を
説明するためのドライエッチング装置の概略を示す図お
よびエッチング経過時間に対するガス圧およびバルブ開
度のグラフである。
【符号の説明】
1 真空計 2 開度制御部 3 開度検出器 4 ベーン 5 可変コンダクタンスバルブ 6 真空ポンプ 7 ウェーハ 8 チャンバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッチングガスを供給し可変コンダクタ
    ンスバルブを介して排気速度を調整し該ガス圧を一定に
    維持しながらプラズマを発生させ半導体基板の表面膜を
    エッチング除去するドライエッチング装置において、前
    記ガス圧を監視する真空計と、この真空計の圧力値で前
    記可変コンダクタンスバルブの弁の開度を調節する弁開
    口度制御部と、前記ガス圧の上昇に伴なう前記可変コン
    ダクタンスバルブの弁の開度の変化を検知する開度検出
    器とを備えることを特徴とするエッチング終点検出機
    構。
JP27335193A 1993-11-01 1993-11-01 エッチング終点検出機構 Pending JPH07130708A (ja)

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JP27335193A JPH07130708A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 エッチング終点検出機構

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JP27335193A JPH07130708A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 エッチング終点検出機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07130708A true JPH07130708A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17526692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27335193A Pending JPH07130708A (ja) 1993-11-01 1993-11-01 エッチング終点検出機構

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JP (1) JPH07130708A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09143742A (ja) * 1995-11-28 1997-06-03 Applied Materials Inc Cvd装置及びチャンバ内のクリーニングの方法
KR20010066345A (ko) * 1999-12-31 2001-07-11 구본준, 론 위라하디락사 압력 변화율을 이용한 에칭 종결시점 검출방법
JP2020035949A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 エイブリック株式会社 半導体プラズマ処理装置のクリーニング終点検出方法およびチャンバクリーニング方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01253924A (ja) * 1988-04-01 1989-10-11 Mitsubishi Electric Corp 半導体製造装置
JPH04147620A (ja) * 1990-10-09 1992-05-21 Nec Yamagata Ltd 半導体装置の製造方法

Patent Citations (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970401