JPH05175165A - プラズマ装置 - Google Patents

プラズマ装置

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JPH05175165A
JPH05175165A JP34276791A JP34276791A JPH05175165A JP H05175165 A JPH05175165 A JP H05175165A JP 34276791 A JP34276791 A JP 34276791A JP 34276791 A JP34276791 A JP 34276791A JP H05175165 A JPH05175165 A JP H05175165A
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JP
Japan
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plasma
film
semiconductor wafer
light
thickness
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34276791A
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English (en)
Inventor
Koji Senoo
幸治 妹尾
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、半導体集積回路の製造プロセスにお
いて用いられる、半導体ウエハ上に薄膜を形成しもしく
は該薄膜を加工するプラズマ装置に関し、膜厚をリアル
タイムかつ高精度にモニタすることのできるプラズマ装
置を提供する。 【構成】プラズマガス中の所定の原子または分子の発光
スペクトルもしくはマススペクトルを測定し、その積分
値を求め、その積分値が所定値に達したことを検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の製造
プロセスにおいて用いられる、半導体ウエハ上に薄膜を
形成しもしくは該薄膜を加工するプラズマ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造工程において、プ
ラズマ装置を用いて半導体ウエハ上に膜を形成(デポジ
ション)したり膜を除去(エッチング)することが広く
行われている。このデポジション量やエッチング量の制
御は、通常はプラズマを発生させている時間で管理され
ている。このデポジション量やエッチング量は例えば±
5%以内の精度となるように制御する必要があり、これ
を時間で管理するには、他の種々の条件、例えば印加電
圧、プラズマガス圧等も厳密に制御する必要があり、ま
たこの方法ではリアルタイムな制御を行うことができ
ず、リアルタイムかつ高精度に制御を行うことのできる
方式が望まれている。
【0003】この点に鑑み、従来以下に示すような技術
が提案されている。図6は従来の提案に係る膜厚制御方
法の一例を示した模式図である。真空容器14中に上部
電極1と下部電極2とが備えられており、下部電極2の
上に半導体ウエハ3が載置され、給気管15から真空容
器14中に所定成分、所定圧のガスを送り込むとともに
排気管16からガスを排気しながら高周波電源13によ
り、高周波電力を送り込んで上記電極1と下部電極2と
の間にプラズマを発生させ、これにより、半導体ウエハ
3上に薄膜を形成し、もしくは半導体ウエハ3上に形成
された薄膜をエッチングする。また成膜法ではこの真空
容器14内には水晶発振子4も配置され、真空容器14
内に発生したプラズマにより半導体ウエハ3のデポジシ
ョンと同時に水晶発振子4の表面にも成膜され、これに
より生じる水晶発振子4の発振周波数の変化を振動計5
を用いてモニタし、これにより半導体ウエハ3のデポジ
ション厚が制御される。
【0004】図7は従来の提案に係る膜厚制御方法の他
の例を示した模式図である。図6に示した従来例と共通
の要素には、図5に付した番号と同一の番号を付し、重
複説明は省略する。ここでは、真空容器14の上部に石
英窓8が形成されており、また上部電極1にも窓9が形
成されている。レーザ光源6からこれらの石英窓8、窓
9を通って半導体ウエハ3上にレーザ光を照射し、その
反射光を受光器7で受けてその反射光量をモニタし、こ
の反射強度の変化により膜厚がモニタされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図6に示す方
式を採用すると、プラズマ近傍に水晶発振子4とこの水
晶発振子4に接続される電線を設置する必要があり、こ
れにより半導体ウエハ3が汚染される危険がある。ま
た、図7に示す方式では、半導体ウエハの表面に光を照
射することができるように真空容器14の上部に石英窓
8を設けたり上部電極1に窓9を設けるという特別な構
造が必要となり、上部電極が非対称となって半導体ウエ
ハ4のデポジションもしくはエッチングが半導体ウエハ
面上で均一に行われないおそれがある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、膜厚をリアル
タイムかつ高精度にモニタすることのできるプラズマ装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1のプラズマ装置は、プラズマを発生させ
て半導体ウエハ上の膜をエッチングし、あるいは半導体
ウエハ上に膜を形成するプラズマ装置において、プラズ
マ発光光中の、所定の原子あるいは分子の発光スペクト
ルを受光する受光器と、該受光器により得られた信号を
積分する積分器と、該積分器の出力が所定値に達したこ
とを検出する検出器とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0008】また本発明の第2のプラズマ装置は、プラ
ズマを発生させて半導体ウエハ上の膜をエッチングし、
あるいは半導体ウエハ上に膜を形成するプラズマ装置に
おいて、プラズマガス中の所定の原子あるいは分子のマ
ススペクトルを計測するマススペクトロメータと、該マ
ススペクトロメータにより得られた信号を積分する積分
器と、該積分器の出力が所定値に達したことを検出する
検出器とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の第1のプラズマ装置は、プラズマ発光
光中の、所定の原子あるいは分子の発光スペクトルを受
光してそれを積分するようにしたため、また本発明の第
2のプラズマ装置はプラズマガス中の所定の原子あるい
は分子のマススペクトルを計測してそれを積分するよう
にしたため、プラズマの状態が直接かつリアルタイムに
モニタされ、これにより高精度の膜厚制御が可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明のプラズマ装置の一実施例を示した模式図
である。この図において、前述した従来例(図6、図7
参照)の各要素と対応する要素には、図6,図7に付し
た番号と同一の番号を付して示し、重複部分の説明は省
略する。
【0011】ここでは半導体ウエハ3上にシリコン窒化
膜を形成するために、真空容器14にSiH4 とN2
の、圧力が10Torrに調整された混合ガスが導入さ
れ、高周波電源13により上部電極1と下部電極2との
間に18.56MHz,300Wの高周波電圧を印加
し、これによりプラズマを発生させる。上部電極1と下
部電極2との間にプラズマが発生するとそのプラズマか
らプラズマ発光光12が発せられ、このプラズマ発光光
は石英窓8から真空容器14の外部に放出され分光器1
0で分光される。
【0012】図2は、図1に示す分光器で分光されたプ
ラズマ発光光の分光強度分布を示した図である。ここで
は、この分光されたプラズマ発光光のうち414nmの
ピークの波長域の光だけが受光され、積分器11でその
受光信号が積分される。この414nmの光はSiHに
対応しており、この発光強度をモニタすることにより半
導体ウエハ3上に形成されたデポジション膜厚を知るこ
とができる。
【0013】図3は、プラズマCVDの場合の、積分器
11における積分値と、半導体ウエハ上に形成される膜
厚との関係の一例を示したグラフである。例えばこの積
分値が125に達したか否かを検出し、この値に達した
場合に、高周波電源13からの電力供給を停止すること
により、半導体ウエハ3上に200nmの膜厚シリコン
窒化膜が精度良く形成される。
【0014】上記手法は、プラズマエッチングの場合に
も適用可能である。例えば下部電極2の上に、表面に多
結晶シリコン膜やシリコン酸化膜が形成された半導体ウ
エハ3を載置し、真空容器14にCF4 とO2 の混合ガ
スを送り込み、プラズマを発生させることにより、半導
体ウエハ3上に形成された膜がエッチングされ、このエ
ッチング中に上記と同様にしてプラズマ発光光がモニタ
される。
【0015】図4は、プラズマエッチングの場合の積分
値と半導体ウエハ上の膜のエッチング膜厚量との関係の
一例を示した図である。例えばコンタクト部のテーパー
エッチングを行う場合において、500nm厚の酸化膜
のうち200nmをエッチングする場合は、積分値が2
50に達したときにエッチングを停止すればよい。
【0016】このように、この積分値をモニタすること
により、エッチング膜厚をリアルタイムで高精度に見積
もることができる。図5は、本発明の第2のプラズマ装
置の一実施例を示した模式図である。この図5において
も、前述した各プラズマ装置(図1,図6,図7参照)
の各要素と対応する要素には前述した各図に付した番号
と同一の番号を付し、重複説明は省略する。
【0017】ここでは、プラズマガスを排気する排気管
16に接続されたマススペクトロメータ17が備えられ
ており、これによりプラズマガス中の特定の原子または
分子の量が計測され、積分器11においてその積分値が
求められる。この場合も図1に示す発光スペクトルを検
出してその積分値を求める場合と同様に、半導体ウエハ
3上に形成されるデポジション膜厚、もしくは半導体ウ
エハ3上に形成された膜のエッチング厚がリアルタイム
でかつ高精度にモニタされる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラズマ
装置は、プラズマガス中の所定の原子または分子の発光
スペクトルもしくはマススペクトルを測定し、その積分
値を求め、その積分値が所定値に達したことを検出する
ようにしたため、デポジション膜厚やエッチング厚がリ
アルタイムで高精度にモニタされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマ装置の一実施例を示した模式
図である。
【図2】図1に示す分光器で分光されたプラズマ発光光
の分光強度分布を示した図である。
【図3】プラズマCVDの場合の、積分器における積分
値と、半導体ウエハ上に形成される膜厚との関係の一例
を示したグラフである。
【図4】プラズマエッチングの場合の積分値と半導体ウ
エハ上の膜のエッチング膜厚量との関係の一例を示した
図である。
【図5】本発明の第2のプラズマ装置の一実施例を示し
た模式図である。
【図6】従来の提案に係る膜厚制御方法の一例を示した
模式図である。
【図7】従来の提案に係る膜厚制御方法の他の例を示し
た模式図である。
【符号の説明】
1 上部電極 2 下部電極 3 半導体ウエハ 10 分光器 11 積分器 13 高周波電源 14 真空容器 15 マススペクトロメータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマを発生させて半導体ウエハ上の
    膜をエッチングし、あるいは半導体ウエハ上に膜を形成
    するプラズマ装置において、 プラズマ発光光中の、所定の原子あるいは分子の発光ス
    ペクトルを受光する受光器と、 該受光器により得られた信号を積分する積分器と、 該積分器の出力が所定値に達したことを検出する検出器
    とを備えたことを特徴とするプラズマ装置。
  2. 【請求項2】 プラズマを発生させて半導体ウエハ上の
    膜をエッチングし、あるいは半導体ウエハ上に膜を形成
    するプラズマ装置において、 プラズマガス中の所定の原子あるいは分子のマススペク
    トルを計測するマススペクトロメータと、 該マススペクトロメータにより得られた信号を積分する
    積分器と、 該積分器の出力が所定値に達したことを検出する検出器
    とを備えたことを特徴とするプラズマ装置。
JP34276791A 1991-12-25 1991-12-25 プラズマ装置 Withdrawn JPH05175165A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5621500A (en) * 1995-05-25 1997-04-15 Nikon Corporation Method and apparatus for projection exposure
KR100325289B1 (ko) * 1999-03-24 2002-02-21 김영환 박막의 화학조성 분석방법 및 이를 이용한 박막의 성장조절방법
KR20030000274A (ko) * 2001-06-22 2003-01-06 주식회사 파이맥스 반도체 제조공정에서 실시간 플라즈마 측정과 박막분석을위한 다채널 분광분석기
JP5123930B2 (ja) * 2007-03-27 2013-01-23 昭和電工株式会社 記録媒体の製造方法

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311