JP3333657B2 - 気相エッチング装置及び気相エッチング方法 - Google Patents

気相エッチング装置及び気相エッチング方法

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JP3333657B2 JP02305295A JP2305295A JP3333657B2 JP 3333657 B2 JP3333657 B2 JP 3333657B2 JP 02305295 A JP02305295 A JP 02305295A JP 2305295 A JP2305295 A JP 2305295A JP 3333657 B2 JP3333657 B2 JP 3333657B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光分光法等を用いて
エッチングの終点検出を行う気相エッチング装置、及
び、気相エッチング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】気相エッチング装置は、反応性ガスによ
り、加工対象物をエッチング加工するものであり、半導
体ICや液晶基板等の製造工程では、必須のものとなっ
ている。この気相エッチング装置は、加工精度を向上さ
せるために、また、加工工程を自動化するために、正確
なエッチングの終点検出を自動的に行うことが要求され
ている。ここで終点検出とは、半導体基板上等において
エッチング層の除去が終了した時点を検出することであ
る。終点検出が正確に行われない場合には、下地の膜層
のエッチングが継続して行われ、サイドエッチング等が
急速に進行し、エッチングしているパターンの幅が減少
する。このようなサイドエッチングは、3ミクロン以下
の微細なパターンを用いる高集積デバイスにおいて、デ
バイスパターンを破壊する深刻な原因となる。このた
め、気相エッチング装置は、正確な終点検出を行うこと
により、エッチングをモニターすることが重要である。
従来の気相エッチング装置は、終点検出方法として、質
量分析法や発光分光法等を用いている。
【0003】質量分析法は、エッチングチャンバー内の
ガスの質量スペクトルを計測し、そのスペクトルの所定
の変化から終点を検出する方法である。ガスの質量スペ
クトルは、4重極質量分析計により計測する。4重極質
量分析計は、互いに平行に配置された4本の円柱電極か
ら構成されており、その中は、10ー6Torr以下の高
真空状態に減圧されている。電極には、交流電圧と直流
電圧を重ね合わせて印加する。これにより、4重極質量
分析計は、特定イオンに対してのみ集束作用をもち、他
のイオンに対しては発散作用をもつようなレンズ系とし
て機能でき、これを利用して、導入したガスの質量スペ
クトルを求めることが可能となる。
【0004】発光分光法は、プラズマ化された反応性ガ
スの発光スペクトルによりエッチングの終点を検出する
方法である。プラズマ光は、光ファイバー等により、分
光分析器に導入され、モノクロメーター等を用いて各波
長成分に分光される。この結果、プラズマガスを組成す
る各原子、分子のプラズマ発光に対応した波長におい
て、ピークを有するスペクトルが得られる。図11は、
このような発光スペクトルの例を示したものである。図
11(a)は、SF6 ガスをマイクロ波放電によりプラ
ズマ化させたときに計測されたスペクトルであり、図1
1(b)は、さらにその中にシリコンウェハを挿入し、
SF6 のプラズマガスでエッチングをしたときに計測さ
れたスペクトルである。両図を比較すると、例えば、4
40nm近辺に現れたスペクトルのピークが、シリコン
のプラズマ発光に起因していることが分かる。従って、
この場合は、波長440nmで現れるピーク値の増減を
モニターすることにより、エッチングの終点を検出する
ことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の気相エ
ッチング装置は、質量分析法を用いた場合には、高真空
を得るために差動排気をする必要があるので、高価にな
るという問題があった。また、検出ガスをエッチングチ
ャンバーから取り出すための管が目詰まりを起こす等の
問題があった。一方、発光分光法を用いた場合には、信
頼性、経済性に優れるため、広く実用化され、実績があ
るが、原理的にプラズマ発光を必要とするために、プラ
ズマエッチングでないと使用できないという問題があっ
た。
【0006】そこで、本発明の目的は、前述の課題を解
決して、プラズマを使用しない(プラズマレス)気相エ
ッチングを行う場合にも、信頼性に優れた終点検出がで
きる気相エッチング装置、及び、気相エッチング方法を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、加工対象物と反応性ガスとの間
でエッチング反応を進行させる反応室を含む気相エッチ
ング装置において、反応室から排気ガスを排出するガス
排出手段と、排気ガスの少なくとも一部をプラズマ化し
てプラズマガスを生成するプラズマ化手段と、プラズマ
ガスが放射するプラズマ光を分析する分析手段と、分析
手段の分析結果に基づいて、反応室への反応性ガスの流
入量を制御する制御手段とを備えている気相エッチング
装置とした。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の気相エッチング装置において、ガス排出手段は、主流
路と、主流路に接続し、排気ガスの一部が流れるバイパ
ス流路とを有し、プラズマ化手段は、バイパス流路に接
続されていることを特徴としている。さらに、請求項3
の発明は、請求項1又は2に記載の気相エッチング装置
において、ガス排出手段は、排気ポンプを有し、プラズ
マ化手段は、排気ポンプの排出側に設置されていること
を特徴としている。
【0009】請求項4の発明は、請求項1に記載の気相
エッチング装置においてガス排出手段は、主流路と、反
応室内の加工部位近傍に吸気口を配置し、加工部位近傍
のガスを吸入する検出用流路とを有し、プラズマ化手段
は、検出用流路に接続されていることを特徴としてい
る。また、請求項5の発明は、請求項4に記載の気相エ
ッチング装置において、主流路は、第1の排気ポンプを
有し、検出用流路は、主流路に接続しておらず、かつ、
主流路が有する第1の排気ポンプと異なる第2の排気ポ
ンプを有することを特徴としている。
【0010】請求項6の発明は、請求項1〜請求項5の
気相エッチング装置において、プラズマ化手段は、容器
と、容器内に設置され、その容器内に流入する排気ガス
を分散するガス分散手段と、容器内のガス分散手段の下
流に設置され、排気ガスの透過部を有し、排気ガスの流
れ方向に対して、略垂直な少なくとも1対の電極を有す
る放電手段とを備えることを特徴としている。請求項7
の発明では、加工対象物と反応性ガスとの間でエッチン
グ反応を進行させる気相エッチング方法において、エッ
チング反応後の排気ガスの少なくとも一部をプラズマ化
し、プラズマガスを生成するプラズマ化工程と、プラズ
マガスが放射するプラズマ光を分析する分析工程と、分
析工程の分析結果に基づいて、反応室への反応性ガスの
流入量を制御する制御工程とを備えていることを特徴と
している。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明によれば、反応室からの排
気ガスは、プラズマ化手段に流入し、そこでプラズマ化
される。次に、分析手段は、プラズマ化手段内のプラズ
マガスが放射するプラズマ光を分析し、この分析結果に
基づいて、制御手段は、反応室への反応性ガスの流入量
を制御する。請求項2に係る発明によれば、排気ガス
は、最初に反応室から主流路に流入する。次に、排気ガ
スの一部は、バイパス流路へ分流し、さらに、バイパス
流路に接続されたプラズマ化手段内でプラズマ化され
る。
【0012】請求項3に係る発明によれば、プラズマ化
手段は、反応室内のガスを排気するための排気ポンプの
排気側に設置され、プラズマ化手段により、プラズマ化
されたガスは、事故などにより反応室へ流入することが
ない。請求項4に係る発明によれば、加工部位近傍のガ
スは、その一部が検出用流路によって吸入される。吸入
されたガスは、検出用流路に接続しているプラズマ化手
段に流入し、プラズマ化される。請求項5に係る発明に
よれば、反応室は、主流路を介して第1の排気ポンプに
より排気され、プラズマ化手段は、検出用流路を介して
第2の排気ポンプにより排気される。
【0013】請求項6に係る発明によれば、容器に流入
した排気ガスは、ガス分散手段により、容器内に分散さ
れる。次に、放電手段を放電させ、容器内の排気ガスを
プラズマ化する。請求項7に係る発明によれば、エッチ
ング反応後の排気ガスの少なくとも一部は、プラズマ化
工程でプラズマガスとなる。次に、プラズマガスが放射
する光は、分析工程で分析される。さらに、分析工程で
得られた分析結果は、制御工程へ送られ、制御工程で
は、反応室への反応性ガスの流入量を制御する。
【0014】
【実施例】以下、図面等を参照して、実施例について、
さらに詳しくに説明する。 (第1実施例)図1は、本発明に係る気相エッチング装
置の第1実施例の構成を示したブロック図である。エッ
チングチャンバー1は、内部に加工対象物を設置し、反
応性ガスとの間でプラズマを用いない(プラズマレス)
エッチング反応を進行させるための反応室であり、反応
性ガスにより腐食されにくい石英等から製作してある。
また、エッチングチャンバー1には、反応性ガスを供
給、排気するための供給管16及び排気管17が、さら
に、内部の圧力を検出するための圧力センサ18が取り
付けてある。
【0015】基板2は、シリコンウェハ等の加工対象物
であり、本実施例では、半導体プロセス用のガラス基板
の表面に、シリコンの薄膜をCVD等により付けたもの
を使用している。供給管16は、反応性ガスをエッチン
グチャンバー1へ供給するための流路であり、その一部
に、流量を調節するためのエアバルブ(ストップバル
ブ)28を備えている。これにより、本実施例では、反
応性ガスとして三フッ化塩素(ClF3 )をエッチング
チャンバー1へ供給している。排気路17は、エッチン
グチャンバー1から、ガスを排出するためのガス排出手
段であり、コンダクタンスバルブ6a、プラズマ化室
3、及び、ドライポンプ(図示省略)に接続してある。
従って、ドライポンプを稼働すると、エッチングチャン
バー1内のガスは、ドライポンプにより吸引され、ドラ
イポンプの排出側より、本実施例に係る装置の外へ排出
される。排気されるガスの流量は、コンダクタンスバル
ブ6aにより調整される。
【0016】圧力コントロールユニット7aは、エッチ
ングチャンバー1内の圧力を所定の値に維持するための
コントローラである。圧力コントロールユニット7a
は、圧力センサ18からエッチングチャンバー1内の圧
力に関する信号に基づいて、コンダクタンスバルブ6a
に制御信号を出力する。本実施例では、エッチングチャ
ンバ−内の圧力は、例えば1Torr程度に設定した。
プラズマ化室3は、排気管17から排気ガスの供給を受
け、これをプラズマ化するためのプラズマ化手段であ
る。図2は、そのプラズマ化室3の構造を模式的に示し
た図であって、図2(a)は、側面図、図2(b)は、
A−A断面図である。
【0017】プラズマ化室3は、石英管14、電極1
2、RF発振器10及びメッシュ13を備えている。石
英管14は、略円筒形をしており、その両端は排気管1
7に接続されている。2枚の電極12a,12bは、R
F発振器10から高周波電圧の供給を受けることによ
り、RF(Radio Frequency)放電を
し、石英管14内のガスをプラズマ化するための電極で
あり、石英管14の側面外側に備えられている。本実施
例では、電極12に例えば13.56MHzの高周波電
圧を印加した。メッシュ13は、石英管14の両端内側
に設置されており、石英管14内で発生したプラズマガ
スが、エッチングチャンバー1側へ、又は、ドライポン
プ側へ拡散することを防止している。
【0018】光ファイバー11は、プラズマ化室3内の
プラズマガス光を発光スペクトル分析器4へ導入するた
めのものであり、一端は、プラズマ光が入射できるよう
に石英管14の近傍に設置してあり、他端は、発光スペ
クトル分析器4へ光学的に接続してある。
【0019】発光スペクトル分析器4は、プラズマ化室
3で発生したプラズマ光のうち、特定波長の光の強度を
検出するための分析手段である。具体的には、発光スペ
クトル分析器4へ導入した光を、モノクロメーターでス
ペクトル成分に分解、又は、光学フィルターでフィルタ
リングすることによって、所定波長の光を抽出し、その
光の強度を光電変換素子により電気信号に変換する。得
られた電気信号は、プロセスコントローラー5へ出力す
る。本実施例では、モノクロメーターを用い、フッ素の
プラズマ発光に対応する波長704nmの光を抽出し、
その強度をフォトトランジスターによって電圧に変換し
ている。プロセスコントローラー5は、発光スペクトル
分析器4からの出力信号に基づき、エッチングチャンバ
ー1内のエッチングが終点に達しているか否かを判断
し、エッチングチャンバー1への反応性ガスの流入量を
制御するための制御手段である。ここで、エッチングの
終点検出は、発光スペクトル分析器4からの電圧、又
は、電圧の時間微分値をモニターすることにより行う。
また、エッチングチャンバー1への反応性ガスの流入量
の制御は、エアバルブ28へ制御信号を出力し、そのバ
ルブの開閉を調整することにより行う。
【0020】次に、本実施例に係る装置の動作及びエッ
チングの終点検出方法について説明する。図3は、本実
施例に係る気相エッチング装置において、順次実行され
る工程の流れ図である。第1工程は、反応室に反応性ガ
スを供給する工程である。この工程において、はじめ
に、圧力コントロールユニット7aは、コンダクタンス
バルブ6aへ制御信号を出力し、コンダクタンスバルブ
6aを開く。これにより、エッチングチャンバー1内の
ガスは、ドライポンプにより排出され、エッチングチャ
ンバー1内は、所定の圧力まで低下する。次に、プロセ
スコントローラー5は、エアバルブ28へ制御信号を出
力し、エアバルブ28を開く。この結果、エッチングチ
ャンバー1内へ反応性ガスが流入する。同時に、圧力コ
ントロールユニット7aは、圧力計18からの出力信号
に基づいて、コンダクタンスバルブ6aへ制御信号を出
力し、コンダクタンスバルブ6aの開閉を調整する。こ
れにより、排気ガスの流量が増減され、エッチングチャ
ンバー1内の圧力は、所定の値に維持される。
【0021】第2工程は、加工対象物を反応性ガスによ
って加工する工程である。この工程では、エッチングチ
ャンバー1内で反応性ガスである三フッ化塩素(ClF
3 )が、基板2の表面においてシリコンと式(1)の化
学反応し、シリコン(Si)をエッチングする。 4ClF3 + 4Si −> 3SiF4 + SiCl4 (1)
【0022】第3工程は、反応室からの排気ガスの少な
くとも一部をプラズマ化し、プラズマガスを生成する工
程である。この工程では、SiF4 (四フッ化シリコ
ン)及び未反応のClF3 を含んだ排気ガスは、プラズ
マ化室3へ流入する。プラズマ化室3は、RF発振器1
0により電極12に高周波電圧を加え、放電させること
により、流入した排気ガスをプラズマ化する。排気ガス
のうちClF3 は、ClF(フッ化塩素)とF2 (フッ
素)に解離し、この結果、フッ素に起因するプラズマ発
光が発生する。一方、SiF4 は、プラズマ雰囲気にお
いてほとんど解離せず、安定な揮発性ガスとなり、プラ
ズマ化室3より排気される。
【0023】第4工程は、第3工程で生成されたプラズ
マガスが放射するプラズマ光を分析する工程である。こ
の工程では、プラズマ化室3内のプラズマ光は、光ファ
イバー11により発光スペクトル分析器4へ導入され
る。発光スペクトル分析器4は、導入された光から、フ
ッ素に起因するプラズマ光である波長702nmの光を
抽出し、その強度に対応した電圧をプロセスコントロー
ラー5へ出力する。
【0024】第5工程は、第4工程の分析結果に基づい
て、反応室への反応ガスの流入量を制御する工程であ
る。この工程では、プロセスコントローラー5は、上記
電圧と、その時間微分値をモニターする。図4(a)及
び図4(b)は、それぞれ、電圧及び電圧の時間微分値
の変化を模式的に示した図である。図4(a)におい
て、電圧は、エッチング開始とともに一旦減少し、しば
らくの間低い値を持続する。これは、反応性ガスのCl
3 の一部が、エッチングチャンバー1内のエッチング
反応により消費されたために、プラズマ化室3におい
て、フッ素濃度が低下していることを示している。この
後、エッチング反応が進み、基板2の表面からシリコン
が除去されると、排気ガス中のClF3 濃度が増大する
ために、プラズマ化室3中のフッ素濃度も増大する。そ
の結果、図中の電圧は、急激に増大し、電圧の時間微分
値が高い正のピークを示す。基板2表面からシリコンが
完全に除去され、エッチングが終点に達すると、式
(1)の反応が発生しなくなる。その結果、電圧は増大
を停止し、最大値Vmax を示す。また、時間微分値はゼ
ロとなる。
【0025】プロセスコントローラー5は、電圧がV
max より小さい所定の値まで増大したこと、又は、時間
微分値が正のピークを過ぎて、ゼロより大きい所定の値
まで減少したことの一方又は両方を検出したときに、エ
ッチングが終点に達したと判断する。これにより、プロ
セスコントローラー5は、反応性ガスが、エッチング反
応を起こしてから、プラズマ化室3でプラズマ化される
までの時間遅れを補償して、終点検出をすることが可能
である。終点を検出したプロセスコントローラー5は、
反応性ガスの供給を停止するための制御信号をエアバル
ブ28へ出力し、エッチングチャンバー1への反応性ガ
スの供給を停止する。
【0026】このように、本実施例では、エッチングチ
ャンバー1において行うプラズマレスのエッチングを行
うとともに、その終点を発光分光法によって検出してい
る。この結果、プラズマレスエッチングにおいて、信頼
性の高い終点検出を行い、エッチングの加工精度を向上
できるという効果が得られる。
【0027】(第2実施例)図5は、本発明に係る気相
エッチング装置の第2実施例の構成を示したブロック図
である。なお、第1実施例と同様な機能を果たす部分に
は、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略す
る。バイパス流路19は、排気管17を流動する排気ガ
スの一部をプラズマ化室3へ供給するための流路であ
り、バイパス流路19には、プラズマ化室3及びコンダ
クタンスバルブ6bが接続されている。
【0028】圧力センサ18bは、プラズマ化室3内部
の圧力を計測するための圧力センサであり、計測した値
を圧力コントロ−ルユニット7bに出力する。圧力コン
トロ−ルユニット7bは、圧力センサ18bからの出力
を、予め設定されている圧力基準値と比較する。値が一
致しない場合に、圧力コントロ−ルユニット7bは、コ
ンダクタンスバルブ6bへ制御信号を出力し、バルブの
開閉を制御する。この結果、バイパス流路19中の排気
スピ−ドを、排気管17の排気スピ−ドから独立して制
御することが可能であり、プラズマ化室3内の圧力は、
圧力基準値に一致するように調整される。
【0029】他方、プロセスコントロ−ラ5は、発光ス
ペクトル分析器4からの電気信号をモニタ−し、その電
気信号がモニタ−可能なレンジを逸脱する場合には、圧
力コントロ−ルユニット7bに制御信号を出力し、プラ
ズマ化室3内のプラズマ発光が、モニター可能となるよ
うに調整する。このように、本実施例では、プラズマ化
室3は、バイパス流路19に設置してあり、その内部の
圧力をエッチングチャンバ−1内の圧力と独立して制御
できために、プラズマ化室3で発生するプラズマ発光
を、安定に維持することが可能である。
【0030】(第3実施例)図6は、本発明に係る気相
エッチング装置の第3実施例の構成を示したブロック図
である。本実施例は、エッチングチャンバ−1内のガス
を排気するドライボンプ8aの排気側において、プラズ
マ化室3が、排気管17に接続してある点において、第
1実施例と異なっている。従って、プラズマ化室3にお
いて活性化された排気ガスが、プラズマ化室3より流出
した場合に、その排気ガスが、エッチングチャンバ−1
に流入し、エッチングチャンバ−1を汚染したり、又
は、基板2に損傷を与えたりすることはない。
【0031】(第4実施例)図7は、本発明に係る第4
実施例の構成を示したブロック図である。本実施例は、
バイパス流路19が、エッチングチャンバ−1内のガス
を排気する、ドライボンプ8aの排気側で、排気管17
に接続してある点において、第2実施例と異なってい
る。従って、本実施例は、第2実施例の効果とともに、
プラズマ化室3において活性化された排気ガスが、エッ
チングチャンバ−1に流入し、エッチングチャンバ−1
を汚染したり、又は、基板2に損傷を与えたりすること
はないという効果を奏する。
【0032】(第5実施例)図8は、本発明に係る気相
エッチング装置の第4実施例の構成を示したブロック図
である。検出用流路20は、エッチングチャンバー1内
の反応性ガスを採取するための流路であり、一端にサン
プリング管9を備え、また、他端は、排気管17に接続
している。サンプリング管9の先端は、口径が微小な吸
入口を有し、基板2上の加工部位近傍に設置してある。
ここで、サンプリング管9の吸入口の口径が微小である
のは、ガスを吸入することにより、加工部位の近傍に圧
力変化をもたらし、エッチング反応に悪影響を与えるこ
とを防ぐためである。また、検出用流路20には、エッ
チングチャンバ−1に近い位置において、プラズマ化室
3及びコンダクタンスバルブ6bを接続している。プラ
ズマ化室3は、検出用流路20より排気ガスの供給を受
け、前述した他の実施例と同様に、これをプラズマ化す
る。コンダクタンスバルブ6bは、検出用流路20中に
おける排気ガスの流量を調整することにより、プラズマ
化室3内の圧力を、圧力コントロールユニット7bに設
定されている圧力基準値に一致させる。
【0033】このように、本実施例では、エッチング反
応を起こしている反応性ガスは、エッチング部位近傍で
サンプリング管9により採取され、エッチングチャンバ
−1の近くに設置したプラズマ化室3へ流入する。従っ
て、反応性ガスがエッチング反応を起こしてから、プラ
ズマ化室でプラズマ化されるまでの時間を短縮し、終点
検出の精度を向上させることが可能である。
【0034】(第6実施例)次に、本発明に係る気相エ
ッチング装置の第6実施例について説明する。図9は、
本実施例の構成を示したブロック図である。本実施例
は、検出用流路20が、主流路17に接続していない点
において、第5実施例と異なっている。また、本実施例
は、主流路17と検出用流路20が、それぞれ異なるド
ライポンプ8aと8cに接続している点においても、第
5実施例と異なっている。従って、本実施例では、エッ
チングチャンバ−1は、主流路17を介してドライポン
プ8aにより排気され、プラズマ化室3は、検出用流路
20を介してドライポンプ8cにより排気される。この
結果、プラズマ化室3内の圧力は、エッチングチャンバ
−1内の圧力よりも低く設定でき、排気ガスを安定して
プラズマ化することが可能である。
【0035】(第7実施例)次に、本発明に係るプラズ
マ化手段であって、第1実施例で説明したプラズマ化室
3と異なる構成のものについて、図10を用いて説明す
る。図10は、本実施例のプラズマ化室を模式的に示し
た図である。プラズマ化室27は、石英管21の両端に
SUS製のマニホ−ルド22a,22bを設置した構造
となっており、エッチングチャンバ−1からの排気ガス
は、マニホ−ルド22a,22bを介して石英管21に
流入又は流出する。
【0036】ガスバッファ−板23は、石英管21に流
入した排気ガスを、石英管21内へ均一に分散させるた
めのものであり、アルミニウム等からなる多孔板を、そ
の平面が石英管21の円筒軸に対して垂直となるよう
に、石英管21内のマニホ−ルド22a近くに設置して
ある。電極板24a及び24bは、放電を発生させるこ
とにより、排気ガスをプラズマ化するための電極であ
り、アルミニウム等からなる多孔板を、その平面が石英
管21の円筒軸に対して垂直となるように、支持体25
a、25bによって、石英管21内に設置してある。電
極板24aは、切り替えスイッチ26を介して、RF発
振器10に接続してあり、電極板24bは、アースされ
ている。
【0037】以上のように構成したプラズマ化室27に
おいて、マニホ−ルド22aから流入した排気ガスは、
ガスバッファ−板23によって、石英管21の、円筒軸
に対して垂直な断面全体へ広がるように分散させられ
る。また、RF発振器10は、例えば13.56MHz
の高周波電圧を電極24aに印加することにより、電極
24aと、24bとの間にRF放電を発生させる。これ
により、プラズマ化室27は排気ガスを安定してプラズ
マ化することが可能である。なお、本実施例のプラズマ
化室27においては、光ファイバー11は、石英管21
の側面のうち、電極24aと24bとで挟まれた空間を
周回する部分に、その一端を設置する。これにより、電
極板24aと24bの間で発生したプラズマ光を、確実
に光ファイバ−11へ入射させることが可能となる。
【0038】(その他の実施例)本発明に係る気相エッ
チング装置は、以上説明した実施例に限定されることは
なく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発
明に含まれる。第1実施例では、エッチングの終点検出
を行うのに、フッ素に起因する発光スペクトルの変化を
モニターしているが、これは、シリコン、又は、シリコ
ン化合物に起因する発光スペクトル(波長250nm近
辺、又は、波長450nm近辺)の変化をモニターして
もよい。また、第1実施例では、ClF3 ガスを用いて
シリコンをエッチングする例について記述したが、本発
明では、分析手段で分析する波長を、エッチングガスの
組成、又は、エッチングされる材料の組成等に合わせて
適切に選択することにより、他のエッチングガスを用い
て、他の材料をエッチングすることも可能である。一例
としては、SF6 ガスによりシリコンをエッチングする
場合、CCl4 ガスでアルミニウムをエッチングする場
合がある。
【0039】第2実施例及び第4実施例〜第6実施例で
は、プラズマ化室3の圧力調整にコンダクタンスバルブ
を用いているが、コンダクタンスバルブの代わりに、プ
ラズマ化室3の排気側のバイパス流路19又は検出用流
路20に、窒素ガスを導入することで、排気ガスの排気
スピードを制御し、圧力調整を行うことも可能である。
さらに、第2実施例及び第5実施例では、プラズマ化室
3へ窒素ガスを導入して、圧力制御を行うことも可能で
ある。
【0040】また、エッチングチャンバーとして、プラ
ズマエッチング装置用の反応室を使用することも可能で
ある。この場合は、プラズマ化室に設置した電極と、そ
の電極に高周波電圧を供給する発振器の間に、切り替え
スイッチを設け(図11参照)、切り替えスイッチの一
端をエッチングチャンバー1に接続する。これにより、
本発明に係る装置は、必要に応じて、プラズマレスのエ
ッチング装置としても、プラズマエッチング装置として
も使用可能となる。またさらに、プラズマ化室3は、R
F発振器を用いて、RF放電を行う場合について説明を
したが、これは、マイクロ波発振器を用いて、マイクロ
波放電を行うことでもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、分析手段は、プラズマ化手段によりプラ
ズマ化された排気ガスが放射するプラズマ光を分析し、
制御手段は、その分析結果に基づいて反応室への反応性
ガスの流入量を制御するので、反応室において、プラズ
マを利用しないエッチングを行っている場合にも、プラ
ズマ発光に基づく信頼性の高い終点検出を行うことが可
能であるという効果がある。
【0042】請求項2の発明によれば、プラズマ化手段
は、バイパス流路に設置してあるので、プラズマ化手段
内の圧力を反応室内の圧力と無関係に制御でき、プラズ
マ発光を、安定に維持することが可能であるという効果
がある。請求項3の発明によれば、プラズマ化手段は、
排気ポンプの排出側に設置されているので、事故等によ
りプラズマ化手段内で活性化されたガスが、反応室へ流
入し、反応室を汚染したり、加工対象物に損傷を加えた
りすることがないという効果がある。
【0043】請求項4の発明によれば、検出用流路は、
反応室内の加工部位近傍のガスの一部を吸入し、そのガ
スをプラズマ化手段に供給するので、反応性ガスがエッ
チング反応を起こしてから、分析手段により分析される
までの時間遅れが小さくなり、終点検出の精度が向上す
るという効果がある。請求項5の発明によれば、請求項
4の発明に係る効果に加え、反応室は、主流路を介して
第1の排気ポンプにより排気し、プラズマ化手段は、検
出用流路を介して第2の排気ポンプにより排気するため
に、プラズマ化室3内の圧力を、エッチングチャンバ−
1内の圧力よりも低く設定することが可能であるという
効果がある。
【0044】請求項6の発明によれば、プラズマ化手段
は、その容器内に流入する排気ガスを、ガス分散手段に
より分散させるとともに、放電手段を放電させることに
より、排気ガスをプラズマ化するので、排気ガスを安定
してプラズマ化できるという効果がある。請求項7の発
明によれば、エッチング反応後の排気ガスの少なくとも
一部をプラズマ化し、プラズマガスを生成するプラズマ
化工程と、プラズマガスが放射するプラズマ光を分析す
る分析工程と、分析工程の分析結果に基づいて、反応室
への反応性ガスの流入量を制御する制御工程とを備えて
いるために、反応室において、プラズマを用いないエッ
チングを行っている場合にも、プラズマ発光に基づく信
頼性の高い終点検出を行うことが可能であるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る気相エッチング装置の第1実施
例の構成を示したブロック図
【図2】 本発明に係る気相エッチング装置で用いたプ
ラズマ化手段の模式図
【図3】 本発明に係る気相エッチング装置において、
順次実行される工程の流れ図
【図4】 本発明に係る気相エッチング装置で用いる制
御装置において、モニターされる電圧及び電圧の時間微
分値の変化の一例を示した模式図
【図5】 本発明に係る気相エッチング装置の第2実施
例の構成を示したブロック図
【図6】 本発明に係る気相エッチング装置の第3実施
例の構成を示したブロック図
【図7】 本発明に係る気相エッチング装置の第4実施
例の構成を示したブロック図
【図8】 本発明に係る気相エッチング装置の第5実施
例の構成を示したブロック図
【図9】 本発明に係る気相エッチング装置の第6実施
例の構成を示したブロック図
【図10】 本発明に係る気相エッチング装置の第7実
施例の構成を示したブロック図
【図11】 発光分析法において計測される発光スペク
トルの一例を示した図。
【符号の説明】
1 エッチングチャンバー 2 基板 3 プラズマ化室 4 発光スペクトル分析器 5 プロセスコントローラー 6 コンダクタンスバルブ 7 圧力コントロールユニット 8 ドライポンプ 9 サンプリング管 10 RF発振器 11 光ファイバー 12 電極 13 メッシュ 14 石英管 16 供給管 17 排気管 18 圧力センサ 19 バイパス流路 20 検出用流路 21 石英管 22 マニホ−ルド 23 ガスバッファ−板 24 電極板 25 支持体 26 切り替えスイッチ 27 プラズマ化室 28 エアバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23F 4/00 H01L 21/3065

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工対象物と反応性ガスとの間でエッチ
    ング反応を進行させる反応室を含む気相エッチング装置
    において、 前記反応室から排気ガスを排出するガス排出手段と、 前記排気ガスの少なくとも一部をプラズマ化してプラズ
    マガスを生成するプラズマ化手段と、 前記プラズマガスが放射するプラズマ光を分析する分析
    手段と、 前記分析手段の分析結果に基づいて、前記反応室への前
    記反応性ガスの流入量を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする気相エッチング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の気相エッチング装置に
    おいて、 前記ガス排出手段は、主流路と、前記主流路に接続し、
    前記排気ガスの一部が流れるバイパス流路とを有し、 前記プラズマ化手段は、前記バイパス流路に接続されて
    いる、ことを特徴とする気相エッチング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の気相エッチング
    装置において、 前記ガス排出手段は、排気ポンプを有し、 前記プラズマ化手段は、前記排気ポンプの排出側に設置
    されている、 ことを特徴とする気相エッチング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の気相エッチング装置に
    おいて、 前記ガス排出手段は、主流路と、前記反応室内の加工部
    位近傍に吸気口を配置し、前記加工部位近傍のガスを吸
    入する検出用流路とを有し、 前記プラズマ化手段は、前記検出用流路に接続されてい
    る、 ことを特徴とする気相エッチング装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の気相エッチング装置に
    おいて、 前記主流路は、第1の排気ポンプを有し、 前記検出用流路は、前記主流路に接続しておらず、か
    つ、前記主流路が有する第1の排気ポンプと異なる第2
    の排気ポンプを有する、 ことを特徴とする気相エッチング装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5の気相エッチング装
    置において、 前記プラズマ化手段は、 容器と、 前記容器内に設置され、その容器内に流入する前記排気
    ガスを分散するガス分散手段と、 前記容器内の前記ガス分散手段の下流に設置され、前記
    排気ガスの透過部を有し、前記排気ガスの流れ方向に対
    して、略垂直な少なくとも1対の電極を有する放電手段
    と、 を備えることを特徴とする気相エッチング装置。
  7. 【請求項7】 加工対象物と反応性ガスとの間でエッチ
    ング反応を進行させる気相エッチング方法において、 前記エッチング反応後の排気ガスの少なくとも一部をプ
    ラズマ化し、プラズマガスを生成するプラズマ化工程
    と、 前記プラズマガスが放射するプラズマ光を分析する分析
    工程と、 前記分析工程の分析結果に基づいて、前記反応室への前
    記反応性ガスの流入量を制御する制御工程と、 を備えていることを特徴とする気相エッチング方法。
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