JP2002057149A - 処理装置及びそのクリーニング方法 - Google Patents

処理装置及びそのクリーニング方法

Info

Publication number
JP2002057149A
JP2002057149A JP2000240292A JP2000240292A JP2002057149A JP 2002057149 A JP2002057149 A JP 2002057149A JP 2000240292 A JP2000240292 A JP 2000240292A JP 2000240292 A JP2000240292 A JP 2000240292A JP 2002057149 A JP2002057149 A JP 2002057149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
vacuum chamber
gas
processing apparatus
end point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000240292A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Fukiage
紀明 吹上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2000240292A priority Critical patent/JP2002057149A/ja
Priority to KR10-2003-7001832A priority patent/KR100521109B1/ko
Priority to US10/344,043 priority patent/US7201174B2/en
Priority to PCT/JP2001/006785 priority patent/WO2002012585A2/en
Priority to TW090119332A priority patent/TW523810B/zh
Publication of JP2002057149A publication Critical patent/JP2002057149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/4401Means for minimising impurities, e.g. dust, moisture or residual gas, in the reaction chamber
    • C23C16/4405Cleaning of reactor or parts inside the reactor by using reactive gases
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B7/00Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B7/00Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass
    • B08B7/0035Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass by radiant energy, e.g. UV, laser, light beam or the like
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/32798Further details of plasma apparatus not provided for in groups H01J37/3244 - H01J37/32788; special provisions for cleaning or maintenance of the apparatus
    • H01J37/32853Hygiene
    • H01J37/32862In situ cleaning of vessels and/or internal parts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S438/00Semiconductor device manufacturing: process
    • Y10S438/905Cleaning of reaction chamber

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な終点検出の可能な処理装置のドライク
リーニング方法を提供する。 【解決手段】 クリーニング中の、チャンバ圧、物質濃
度又は堆積膜の厚さを測定、モニターするためのセンサ
を装置11内に設け、センサからのデータを基に終点を
検出する。または、チャンバ11内にプラズマを部分的
に発生させて、このプラズマの発光強度をモニターして
終点を検出する。或いは、チャンバ内に光を照射し、チ
ャンバ内を通過した光を測定、モニターして終点を検出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理装置及びその
ドライクリーニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェハ等の基板に、成膜、エッチ
ング等の処理を行う方法には、プラズマを用いた方法が
用いられる。この方法に使用される処理装置では、処理
の際、ウェハ上だけでなく、処理チャンバのいたるとこ
ろに膜堆積が起こる。このため、処理チャンバ内に堆積
した膜が剥離して、ウェハに堆積された膜上に取り込ま
れたり、ウェハ表面に付着したりする。これは、このウ
ェハが構成するデバイスの欠陥につながり、デバイスの
歩留まりの低下、デバイス特性の悪化といった問題を生
じる。従って、これらの処理チャンバ内に付着、堆積し
た膜を定期的にクリーニングする必要がある。
【0003】そのためのクリーニング方法としては、ク
リーニング用のガスをプラズマ化してクリーニングを行
うドライクリーニング方法が主流である。例えば、ウェ
ハ上にSiOF膜を成膜する処理を行った後、クリーニ
ングガスとしてNFを用いた場合は、下記式のように
クリーニングが進行する(化1)。NFはラジカル化
(本明細書中では、「ラジカル化」とは、「プラズマ
化」の形態の1つに含まれるものとする)されてフッ素
ラジカルFを発生し、このFが膜であるSiOFと
反応して、SiOF膜はSiFガスの形で処理チャン
バ内から除外される。
【化1】SiOF+NF→SiF↑+1/2O
+1/2N
【0004】上述のドライクリーニングでは、従来よ
り、処理チャンバ内でガスをプラズマ化させてクリーニ
ングを行っている。しかし、近年、チャンバ外部でプラ
ズマを発生させてラジカルのみを導入してクリーニング
を行う、リモートプラズマが行われている。このような
リモートプラズマクリーニングは、チャンバ内でガスを
プラズマ状態としてクリーニングする、in situ
(その場)プラズマクリーニングよりもガスの活性が穏
やかであるため、チャンバ壁、フォーカスリング等のチ
ャンバ部材の劣化が抑えられるといった理由から好まし
い。
【0005】従来のin situプラズマクリーニン
グでは、クリーニングの終点を検出する方法は、チャン
バ内でクリーニング処理のために発生させているプラズ
マの発光(例えば、O、Oの波長)を調べ、発光強度
が一定して下がった状態をクリーニングの終点とするも
のである。しかし、このようなin situプラズマ
クリーニングでは、生成した活性種がチャンバ部材を劣
化させたり、チャンバ内で異常放電が生じて汚染の原因
となったりする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のリモートプラズ
マクリーニングでは、クリーニング時にチャンバ内でプ
ラズマを発生させないため、プラズマ発光による終点検
出はできない。このため、リモートプラズマクリーニン
グを行う場合には、予めクリーニング条件を決定し、チ
ャンバでの積算膜厚から終点時間を算出していた。しか
し、この方法では、チャンバ内の実際の膜厚を知ること
ができないため、クリーニングし過ぎて部材を劣化させ
たり、また、逆にクリーニングが足りずにパーティクル
等が発生しやすいということがあった。従って、クリー
ニングの終点をin situで正確に検出する方法が
必要とされていた。
【0007】上記事情を鑑みて、本発明は、正確な終点
検出の可能な処理装置及びそのドライクリーニング方法
の提供を目的とする。また、本発明は、適切にクリーニ
ングを行うことができる処理装置及びそのドライクリー
ニング方法の提供を他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る処理装置のクリーニング
方法は、被処理体に所定の処理を施す処理装置の真空チ
ャンバ内を、該真空チャンバの外部で活性化したガスを
用いてクリーニングする、処理装置のクリーニング方法
において、クリーニング時の前記真空チャンバ内の圧力
を測定し、測定により得られた圧力データをモニタして
クリーニングの終点検出を行う、ことを特徴とする。
【0009】上記構成の方法によれば、チャンバ外部で
クリーニングガスを活性化してクリーニングを行うドラ
イクリーニングにおいて、チャンバ内の圧力をモニタし
てクリーニングの終点を正確に検出することができる。
従って、過度のクリーニングによる部材の劣化、また
は、逆にクリーニング不足によるパーティクル等の発生
を防ぐことができる。
【0010】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点に係る処理装置は、真空チャンバと、前記真空チャ
ンバをクリーニングするためのガスを該真空チャンバ内
に供給可能に構成されたガス供給ラインと、前記ガス供
給ラインを介して前記真空チャンバに供給されるガスを
活性化可能に構成されたガス活性化手段と、前記真空チ
ャンバ内の圧力を測定して、クリーニングの終点を検出
する終点検出手段と、から構成されることを特徴とす
る。
【0011】上記構成の装置によれば、チャンバ外部で
クリーニングガスを活性化してクリーニングを行うドラ
イクリーニングにおいて、チャンバ内の圧力をモニタし
てクリーニングの終点を正確に検出することができる。
従って、過度のクリーニングによる部材の劣化、また
は、逆にクリーニング不足によるパーティクル等の発生
を防ぐことができる。
【0012】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点に係る処理装置のクリーニング方法は、被処理体に
所定の処理を施す処理装置の真空チャンバ内を、該真空
チャンバの外部で活性化したガスを用いてクリーニング
する、処理装置のクリーニング方法において、クリーニ
ング時に前記チャンバ内に存在する物質の量を測定し、
測定により得られた前記物質の量データをモニタしてク
リーニングの終点検出を行う、ことを特徴とする。
【0013】上記構成の方法によれば、チャンバ外部で
クリーニングガスを活性化してクリーニングを行うドラ
イクリーニングにおいて、チャンバに存在する物質の量
をモニタしてクリーニングの終点を正確に検出すること
ができる。従って、過度のクリーニングによる部材の劣
化、または、逆にクリーニング不足によるパーティクル
等の発生を防ぐことができる。
【0014】上記構成の処理装置のクリーニング方法に
おいて、前記物質は酸素であってもよい。
【0015】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点に係る処理装置は、真空チャンバと、前記真空チャ
ンバをクリーニングするためのガスを該真空チャンバ内
に供給可能に構成されたガス供給ラインと、前記ガス供
給ラインを介して前記真空チャンバに供給されるガスを
活性化可能に構成されたガス活性化手段と、前記真空チ
ャンバ内に存在する物質の量を測定して、クリーニング
の終点を検出する終点検出手段と、から構成されたこと
を特徴とする。
【0016】上記構成の装置によれば、チャンバ外部で
クリーニングガスを活性化してクリーニングを行うドラ
イクリーニングにおいて、チャンバ内に存在する物質の
量を測定して、クリーニングの終点を検出することがで
きる。従って、過度のクリーニングによる部材の劣化、
または、逆にクリーニング不足によるパーティクル等の
発生を防ぐことができる。
【0017】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点に係る処理装置のクリーニング方法は、被処理体に
所定の処理を施す処理装置の真空チャンバ内を、該真空
チャンバの外部で活性化したガスを用いてクリーニング
する、処理装置のクリーニング方法において、クリーニ
ング中に前記真空チャンバ内にプラズマを発生させ、発
生したプラズマの発光強度を測定し、測定により得られ
た発光強度データをモニタしてクリーニングの終点検出
を行う、ことを特徴とする。
【0018】上記構成の方法によれば、チャンバ外部で
クリーニングガスを活性化してクリーニングを行うドラ
イクリーニングにおいて、チャンバ内に部分的にプラズ
マを発生させ、このプラズマの発光強度をモニタしてク
リーニングの終点を正確に検出することができる。従っ
て、過度のクリーニングによる部材の劣化、または、逆
にクリーニング不足によるパーティクル等の発生を防ぐ
ことができる。
【0019】上記構成の処理装置のクリーニング方法
は、前記プラズマを誘導結合的に発生させてもよい。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点に係る処理装置は、真空チャンバと、前記真空チャ
ンバをクリーニングするためのガスを該真空チャンバ内
に供給可能に構成されたガス供給ラインと、前記ガス供
給ラインを介して前記真空チャンバに供給されるガスを
活性化可能に構成されたガス活性化手段と、前記チャン
バ内に局所的にプラズマを発生可能に構成されたプラズ
マ発生手段と、前記プラズマ発生手段により発生された
プラズマの発光強度を測定してクリーニングの終点検出
を行う終点検出手段と、から構成されたことを特徴とす
る。
【0021】上記構成の装置によれば、チャンバ外部で
クリーニングガスを活性化してクリーニングを行うドラ
イクリーニングにおいて、チャンバ内に部分的にプラズ
マを発生させ、このプラズマの発光強度をモニタしてク
リーニングの終点を正確に検出することができる。従っ
て、過度のクリーニングによる部材の劣化、または、逆
にクリーニング不足によるパーティクル等の発生を防ぐ
ことができる。
【0022】上記目的を達成するため、本発明の第7の
観点に係る処理装置のクリーニング方法は、被処理体に
所定の処理を施す処理装置の真空チャンバ内を、該真空
チャンバの外部で活性化したガスを用いてクリーニング
する、処理装置のクリーニング方法において、前記真空
チャンバは光透過可能な部材で構成された窓を有し、前
記窓を介して前記真空チャンバ内に光を通過させ、前記
真空チャンバを通過した光を測定し、測定により得られ
た光のデータに基づいてクリーニングの終点検出を行
う、ことを特徴とする。
【0023】上記構成の方法によれば、チャンバ外部で
クリーニングガスを活性化してクリーニングを行うドラ
イクリーニングにおいて、チャンバ内に光を通過させ、
通過させた光の干渉状態をモニタしてクリーニングの終
点を正確に検出することができる。従って、過度のクリ
ーニングによる部材の劣化、または、逆にクリーニング
不足によるパーティクル等の発生を防ぐことができる。
【0024】上記構成の処理装置のクリーニング方法に
おいて、前記窓は、耐プラズマ性材料でコーティングさ
れていてもよい。
【0025】上記構成の処理装置のクリーニング方法に
おいて、前記光は、レーザー光であってもよい。
【0026】上記構成の処理装置のクリーニング方法に
おいて、前記光の測定は、前記光をフォトダイオードに
受光させて行ってもよい。
【0027】上記目的を達成するため、本発明の第8の
観点に係る処理装置は、光透過可能な部材で構成された
窓を備えた真空チャンバと、前記真空チャンバをクリー
ニングするためのガスを該真空チャンバ内に供給可能に
構成されたガス供給ラインと、前記ガス供給ラインを介
して前記真空チャンバに供給されるガスを活性化可能に
構成されたガス活性化手段と、前記窓を通して前記真空
チャンバ内に光を照射可能に構成された光照射手段と、
前記光照射手段により照射され、前記真空チャンバ内を
通過した光を測定してクリーニングの終点検出を行う終
点検出手段と、から構成されたことを特徴とする。
【0028】上記構成の装置によれば、チャンバ外部で
クリーニングガスを活性化してクリーニングを行うドラ
イクリーニングにおいて、チャンバ内に光を通過させ、
通過させた光の干渉状態をモニタしてクリーニングの終
点を正確に検出することができる。従って、過度のクリ
ーニングによる部材の劣化、または、逆にクリーニング
不足によるパーティクル等の発生を防ぐことができる。
【0029】上記目的を達成するため、本発明の第9の
観点に係る処理装置のクリーニング方法は、被処理体に
所定の処理を施す処理装置の真空チャンバ内を、該真空
チャンバの外部で活性化したガスを用いてクリーニング
する、処理装置のクリーニング方法において、クリーニ
ング時に除去される、真空チャンバ内に堆積された膜の
厚さを測定し、測定により得られた膜厚データに基づい
てクリーニングの終点検出を行う、ことを特徴とする。
【0030】上記構成の方法によれば、チャンバ外部で
クリーニングガスを活性化してクリーニングを行うドラ
イクリーニングにおいて、クリーニングにより除去され
るチャンバ内に堆積された膜の厚さをモニタしてクリー
ニングの終点を正確に検出することができる。従って、
過度のクリーニングによる部材の劣化、または、逆にク
リーニング不足によるパーティクル等の発生を防ぐこと
ができる。
【0031】上記構成の処理装置のクリーニング方法に
おいて、前記膜厚の測定は、振動子を用いた膜厚センサ
により行ってもよい。
【0032】上記目的を達成するため、本発明の第10
の観点に係る処理装置は、真空チャンバと、前記真空チ
ャンバをクリーニングするためのガスを該真空チャンバ
内に供給可能に構成されたガス供給ラインと、前記ガス
供給ラインを介して前記真空チャンバに供給されるガス
を活性化可能に構成されたガス活性化手段と、前記真空
チャンバ内に堆積され、クリーニングにより除去される
対象の膜の厚さを測定してクリーニングの終点検出を行
う終点検出手段と、から構成されたことを特徴とする。
【0033】上記構成の装置によれば、チャンバ外部で
クリーニングガスを活性化してクリーニングを行うドラ
イクリーニングにおいて、クリーニングにより除去され
るチャンバ内に堆積された膜の厚さをモニタしてクリー
ニングの終点を正確に検出することができる。従って、
過度のクリーニングによる部材の劣化、または、逆にク
リーニング不足によるパーティクル等の発生を防ぐこと
ができる。
【0034】上記構成の処理装置のクリーニング方法に
おいて、前記所定の処理は、PE−CVD(Plasma Enh
anced Chemical Vapor Deposition)等のプラズマ処理
であってもよい。
【0035】上記構成の処理装置のクリーニング方法に
おいて、前記活性化はプラズマ化であってもよい。
【0036】上記構成の処理装置において、前記処理装
置は、前記真空チャンバ内に、電極等を備えたプラズマ
を生成して処理する手段を備えてもよい。
【0037】上記構成の処理装置において、前記ガス活
性化手段は、前記ガス供給ラインから前記真空チャンバ
に供給されるガスをプラズマ化する手段を備えてもよ
い。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る処理装
置について、以下図面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1に第1の実施の形態に係る処
理装置の構成例を示す。この処理装置は、SiH、S
iFをプロセスガスとして、被処理体にSiOF膜を
成膜し、被処理体以外のチャンバ内に堆積したSiOF
膜をNF、Arのクリーニングガスによりクリーニン
グする機能を有するもので、図1に示すように、処理チ
ャンバ11と、ラジカル発生装置12と、システムコン
トローラ100とから構成される。
【0039】ラジカル発生装置12は、バルブV1及び
マスフローコントローラMA、MBを介してクリーニン
グガス供給源であるNF源SA及びAr源SBに接続
されている。ラジカル発生装置12は、プラズマ発生機
構を有し、内部を通過するガスをプラズマ状態として、
所定の原子をラジカル化する。クリーニングガス供給源
SA、SBから供給されるNF等のクリーニングガス
は、ラジカル発生装置12を通って、プラズマ化され、
さらに、電離されたF原子の少なくとも一部がラジカル
化され、排気側に接続されたクリーニングガス供給ライ
ンL1を介して処理チャンバ11に供給される。
【0040】処理チャンバ11の排気側には、圧力調整
弁(Auto Pressure Control:APC)14を介してタ
ーボ分子ポンプ(Turbo Molecular Pump:TMP)13
が接続されている。ターボ分子ポンプ13は、処理チャ
ンバ11内を排気し、圧力調整弁14により、処理チャ
ンバ11内の圧力は所定の真空度とされる。
【0041】システムコントローラ100は、成膜処理
及びクリーニング処理時に、ガス供給系、処理チャンバ
11、ラジカル発生装置12、圧力調整弁14等、プラ
ズマ処理装置全体の制御を行う。また、システムコント
ローラは、タイマ、例えば、ソフトウェアタイマを備え
る。
【0042】図2は、図1に示す処理装置の処理チャン
バ11の断面図である。図に示すように、本実施の形態
のプラズマ処理装置の内部は、サセプタ21と、電極板
22と、ガス供給ラインL2と、圧力計23とから構成
される。
【0043】サセプタ21は処理チャンバ11の中央に
設けられ、例えば、アルミニウムから構成され、ほぼ円
柱状に形成されている。サセプタ21には、被処理体、
例えば、半導体ウェハが戴置される。サセプタ21の表
面には静電チャック(図示せず)が設けられている。こ
の静電チャックは、薄い誘電層の中にチャック電極を埋
設して構成され、チャック電極は直流電圧源から直流電
圧が印加されることにより、ウェハを静電吸着するもの
である。
【0044】サセプタ21内には、冷媒の流路が形成さ
れ、冷媒供給管25から供給された冷媒が冷媒流路24
を通って冷媒排出管26から排出される。処理されるウ
ェハの温度は、この冷媒による冷熱等により調整され
る。
【0045】サセプタ21は平行平板型電極の一方の電
極である下部電極としても機能する。サセプタ21は、
処理チャンバ11に対して絶縁されるように、絶縁体2
7の上に配置されている。そして、下部電極であるサセ
プタ21と基準電位、例えば、アースとの間には、整合
器28及び第1のRF電源30が接続されている。
【0046】サセプタ21の上部周縁部には、ウェハに
反応性イオンを効果的に入射させるために絶縁材よりな
るフォーカスリング32が設けられている。また、ウェ
ハの受け渡し用のリフトピン(図示せず)が、サセプタ
21及び静電チャックを貫通して昇降可能に設けられて
いる。
【0047】電極板22は、処理チャンバ11の天井部
に、サセプタ21に対して平行、かつ、対向する上部電
極を構成するように設けられている。この電極板22
は、例えば、アルミニウムから構成される。
【0048】電極板22を支持する電極支持体33中に
は、ガス供給ラインL2に接続されたガス流路(図示せ
ず)が形成されており、ガス供給ラインL2からのガス
はガス流路を介して電極板22のガス供給穴35から処
理チャンバ11内に供給される。ここで、電極板22及
び電極支持体33は、絶縁体34により処理チャンバ1
1に対して絶縁されている。上部電極である電極板22
と基準電位、例えば、アースとの間には整合器29及び
第2のRF電源31が接続されている。
【0049】ガス供給ラインL2は、バルブV2を介し
て、SiF、SiH、O、Arのガス源であるガ
ス供給源SC、SD、SE、SFに接続されている。ガ
ス供給源SC、SD、SE、SFから、マスフローコン
トローラMC、MD、ME、MFを介して、所望の処理
に応じて上記ガスが所定の順序、流量で供給される。
【0050】圧力計23は、処理チャンバ11下方の壁
面に設置されている。圧力計23は、処理チャンバ11
内の圧力を測定し、アナログ信号として出力する。圧力
計23の出力信号は、アナログ信号をデジタル信号に変
換するA/Dコンバータ36を介して、システムコント
ローラ100に供給されている。システムコントローラ
100は、クリーニング時には圧力計23から送られる
チャンバ圧データをモニタし、クリーニングの終点を所
定の条件に従って検出し、クリーニング動作を終了する
信号を発する。
【0051】ここで、チャンバ圧から終点を検出する原
理について説明する。チャンバ内に堆積したSiOFを
NFを含むガスでクリーニングすると、化学式2に示
すようにクリーニングが進行し、SiOF膜が分解され
るにつれ、SiF、O、N等の気体成分が増加
し、処理チャンバ11内の圧力は上昇することになる。
SiOFの除去が進み、残膜が減少するとともに生成す
る気体も減少し、圧力は減少に転じる。最終的にSiO
Fが除去されれば、圧力調整弁14により圧力は一定と
なる。従って、圧力計23により処理チャンバ11内の
圧力の変化をモニタすれば、クリーニングの終点を検出
することができる。
【化2】SiOF+NF→SiF↑+1/2O
+1/2N
【0052】具体的には、クリーニング時、システムコ
ントローラ100は、ラジカル発生装置12をオンとし
た時点から内部タイマ(例えば、ソフトウェアタイマ)
を起動させ、所定時間毎の圧力計23の出力した圧力デ
ータの差分をとる。この差分が、所定期間中に所定回
数、負の値をとった場合、システムコントローラ100
は処理チャンバ11内の圧力が減少に転じたと判別し、
タイマを参照して時間を読み込み、この読み込んだ時間
を予め定められた係数倍した時間をクリーニングの終点
とする。システムコントローラ100は、この算出した
終点時間に、クリーニングを終了する信号を発する。
【0053】次に、本実施の形態の処理装置のクリーニ
ング時の動作に関して、図1及び図2を参照して説明す
る。被処理体であるウェハの処理チャンバ11内への搬
入後、システムコントローラ100の制御の下、SiF
、SiH、O、Arといったプロセスガスを処理
チャンバ11内に供給し、上部電極及び下部電極にRF
電力を印加して、ウェハ上にSiOF膜を成膜する。所
定の膜厚のSiOF膜がウェハ上に成膜された後、ウェ
ハは処理チャンバ11から搬出される。上述の動作で所
定枚数のウェハを処理した後、システムコントローラ1
00は、処理チャンバ11のクリーニングを開始する。
【0054】まず、クリーニング用のダミーウェハを処
理チャンバ11内に搬入してサセプタ21上に戴置し、
静電チャックにより吸着保持する。続いて、バルブV1
を開放して、Arガスをクリーニングガス供給源SBか
ら、ラジカル発生装置12、クリーニングガス供給ライ
ンL1を介してクリーニングガス供給口37から処理チ
ャンバ11内に供給する。
【0055】Arガスの供給の後、ラジカル発生装置1
2をオンとする。この後、NFガスがクリーニングガ
ス供給源SAから、ラジカル発生装置12に供給され
て、NFガスは電離され、さらに、多数のF原子がラ
ジカル化され、クリーニングガス供給ラインL1を介し
て処理チャンバ11に供給される。生成されたF等が
処理チャンバ11内に堆積、付着したSiOF膜と反応
してSiF等となり(化学式2)、これら反応生成物
は排気とともに除去される。
【0056】システムコントローラ100が、圧力計2
3からの圧力データからクリーニングが終点に達したと
判断すると、ラジカル発生装置12をオフとし、バルブ
V1を閉鎖してクリーニングガスの処理チャンバ11内
への供給を止める。次に、バルブV2を開放してO
スを処理チャンバ11内に供給すると共に、ウェハの吸
着状態を解除する。続いて、バルブV1を閉鎖してO
ガスの流入を止めると共に、上部電極22へのRF電力
の印加をオフとする。最後に、ダミーウェハを処理チャ
ンバ11から搬出し、クリーニングを終了する。
【0057】本実施の形態の処理装置のクリーニング時
の圧力変動を圧力計23でモニタした結果を図3(a)
に示す。なお、クリーニング条件を示すと、電極間距離
が50mm、SiOFを4μm成膜し、その後NF
スとArガスをラジカル発生装置12でラジカル化し、
その流量は500sccm、500sccm、NF
ス供給前の処理チャンバ11内の圧力は200Paとし
た。
【0058】図3(a)は、処理チャンバ11内の圧力
変動をモニタした結果を示す。図より、チャンバ圧はN
ガス導入後約11分で極大となり、約14分後に圧
力の低下が始まっている。
【0059】システムコントローラ100は、圧力計2
3から得られる、図に示すような処理チャンバ11内の
圧力変動をモニタしている。システムコントローラ10
0は、上述したように、処理チャンバ11内の圧力の低
下を検出すると、圧力低下の検出された時点でのタイマ
の値(約14分)を読みとり、これを所定倍(1.3
倍)した時間(約18分)後に、クリーニングを終了す
るすと判別する。システムコントローラ100はそのま
まクリーニングを続け、タイマの値が18分を示すと終
了させる。
【0060】図3(b)は、従来のように、同一のクリ
ーニング中に処理チャンバ11内で発生したプラズマ発
光をモニタした結果である。これによると、発生したプ
ラズマの発光強度はNFガス導入後18分から一定と
なり、従ってクリーニングの終了時間は18分であるこ
とがわかる。これは、圧力変動をモニタして得られた終
点と同様の値である。
【0061】上記結果に見られるように、チャンバ圧の
変動をモニタしてクリーニングの終点検出を行う本実施
の形態によれば、従来の、プラズマを発光させてその発
光強度をモニタする方法と同様の確度で終点を検出する
ことができる。従って、クリーニング時に処理チャンバ
11内にプラズマを発生させなくても、チャンバ11内
の圧力の変化をモニタすることにより正確な終点の検出
ができる。
【0062】上記実施の形態では、終点を圧力低下の始
まった時間を係数倍(1.3倍)した時間を終点とし
た。しかし、係数を1.3よりも大きくし、クリーニン
グされにくい部分も十分にクリーニングされるようして
もよい。また、時間を係数倍するのではなく、例えば、
圧力低下の始まった時間の4分後というように、所定時
間を加えて終点を求める等、正確な終点が検出可能な処
理であればいかなる処理も可能である。
【0063】さらに、圧力が低下を始めた時間を基準と
するのではなく、圧力が極大化した時間(例えば、図3
(a)に示す11分後)を基準として、係数倍等の処理
を行ってクリーニングの終点を求める等、基準とする時
間は、圧力変動が検出される時間であればいかなる時間
でもよい。
【0064】上記実施の形態では、圧力調整弁(AP
C)14により初期圧力を固定して、処理チャンバ11
内の圧力をモニタする構成とした。しかし、処理チャン
バ11内の圧力を固定して、圧力調整弁14による排気
流量の制御の様子をモニタしてクリーニングの終点検出
を行う構成も可能である。
【0065】(第2の実施の形態)図4に第2の実施の
形態の処理装置の構成を示す。図4において、図1、図
2と同一部分には同一符号を付す。上記実施の形態と同
様に、この処理装置は、SiH、SiFガスにより
被処理体にSiOF膜を成膜し、処理チャンバ11内に
堆積したSiOF膜をクリーニングする機能を有する。
【0066】図に示すように、ターボ分子ポンプ13の
排気側に接続された排気ラインL3には、排気ラインL
3から分岐し、再合流するループ部分L4が設けられて
いる。このループ部分L4には、2つのバルブV4、V
5に挟まれて、O濃度を示すアナログ信号を出力する
酸素濃度計41が配置されている。酸素濃度計41は、
例えば、酸化ジルコニウムを用いたジルコニア式酸素濃
度計から構成される。
【0067】酸素濃度計41の出力信号は、A/Dコン
バータ36を介して、システムコントローラ100に供
給されている。システムコントロ−ラ100は、クリー
ニング時には酸素濃度計41から送られる酸素濃度デー
タをモニタし、クリーニングの終点を所定の条件に従っ
て検出し、クリーニング動作を終了する信号を発する。
【0068】ここで、図5を参照して、酸素濃度データ
に基づいてクリーニングの終点を検出する原理について
説明する。図5にSiOF膜の成膜後にNFを含むク
リーニングガスを用いてチャンバのクリーニングを行っ
た場合のチャンバ内の酸素濃度の変動の様子を示す。上
記化学式2に示すように、クリーニングが進行し、Si
OF膜が分解されていくにつれ、Oが発生する。この
ように発生したOの濃度は、クリーニング初期には上
昇するが、クリーニングが進むにつれ、残膜が減少する
ためO濃度も低下し、最終的には一定となる。
【0069】システムコントローラ100は、ラジカル
発生装置12をオンとした時点からタイマを起動させ、
所定時間毎の酸素濃度計41の出力した酸素濃度データ
の差分をとる。この差分が、所定期間中に所定回数、所
定範囲内の値をとった場合、システムコントローラ10
0は処理チャンバ11内の酸素濃度が一定になったと判
別し、タイマを参照して時間tを読み込み、この読み
込んだ時間tを所定係数倍した時間tをクリーニン
グの終点と判別する。システムコントローラ100は、
そのままクリーニングを続け、タイマの値が時間t
示すとクリーニングを終了する。
【0070】次に、本実施の形態の処理装置のクリーニ
ング時の動作に関して図2及び図4を参照して説明す
る。上記第1の実施の形態で説明したのと同様に、Si
OF膜の成膜工程の後、クリーニングガスの供給に始ま
るクリーニング工程が開始される。クリーニング工程
中、システムコントローラ100は、バルブV4及びV
5を開放し、ループ部分L4に処理チャンバ11からの
排気を流入させる。システムコントローラ100は、ル
ープ部分L4に配設された酸素濃度計41から得られ
る、処理チャンバ11内の酸素濃度の変動をモニタして
いて、クリーニングが終点に達したと判断すると、ラジ
カル発生装置12をオフとし、バルブV1を閉鎖してク
リーニングガスの処理チャンバ11内への供給を止め
る。次に、バルブV2を開放してOガスを処理チャン
バ11内に供給すると共に、ウェハの吸着状態を解除す
る。続いて、バルブV2を閉鎖してOガスの流入を止
めると共に、上部電極へのRF電力の印加をオフとす
る。最後に、ダミーウェハを処理チャンバ11から搬出
し、クリーニングを終了する。
【0071】以上説明したように、この実施の形態の発
明によれば、処理装置のドライクリーニングにおいて、
処理チャンバ11内のO濃度の変動をモニタすること
により、クリーニングの終点を正確に検出することが可
能となる。
【0072】上記実施の形態では、終点を酸素濃度が一
定となった時間を係数倍した時間を終点とした。ここ
で、係数は、クリーニングされにくい部分も十分にクリ
ーニングされるよう実験等により決定することが可能で
ある。また、時間を係数倍するのではなく、例えば、酸
素濃度が一定となった時間の所定時間後というように、
所定時間を加えて終点を求める等、正確な終点が検出可
能な処理であればいかなる処理も可能である。
【0073】上記実施の形態では、酸素濃度計41は、
ターボ分子ポンプ13の下流、ドライポンプの上流に配
置された。ここで、酸素濃度計41の劣化を防ぐため、
上流側にFフィルターを設けることが望ましい。また、
酸素濃度計41の位置は、O 濃度の変化がモニタ可能
な位置であれば、どのような場所であっても構わない。
【0074】この実施の形態では、酸素濃度をモニタし
てクリーニングの終点検出を行う。しかし、酸素に限ら
ず、クリーニングの対象に応じて、クリーニング時に濃
度変化がモニタできる物質が生成するようなクリーニン
グであれば、上記手法の応用が可能である。
【0075】(第3の実施の形態)図6に第3の実施の
形態の処理装置の構成を示す。図6において、図1、2
と同一部分には同一符号を付す。図に示すように、処理
チャンバ11の下部に、例えば、Fプラズマ耐性の強い
AlN等のセラミックからなる円筒状の突起61が形成
され、その周りを第3のRF電源63に接続されたコイ
ル62が配置されている。さらに、円筒部61の外側に
はプラズマ発光センサ64が備えられている。
【0076】プラズマ発光センサ64は、プラズマ発光
強度を示すアナログ信号を出力する。プラズマ発光セン
サ64の出力信号はA/Dコンバータ36を介して、シ
ステムコントローラ100に供給されている。システム
コントローラ100は、クリーニング時にはプラズマ発
光センサ64から送られる発光強度データをモニタし、
クリーニングの終点を所定の条件に従って検出し、クリ
ーニング動作を終了する信号を発する。
【0077】ここで、プラズマ発光強度データからクリ
ーニングの終点を検出する原理について説明する。ま
ず、第3のRF電源63により、コイル62に電流を流
すことにより、この円筒部61の内部に誘導結合プラズ
マ(Inductive Coupled Plasma:ICP)を発生させ、
処理チャンバ内に部分的にOプラズマ等のプラズマを発
生させる。この円筒部61の少なくとも一部は石英とさ
れていて、この部分を透過するプラズマの発光を、プラ
ズマ発光センサ64は測定し、発光強度データのアナロ
グ信号として出力する。プラズマ発光センサ64より得
られるデータは、図3(b)に示すものと同様のものと
なる。
【0078】詳細には、システムコントローラ100
は、ラジカル発生装置12をオンとした時点からタイマ
を起動させ、所定時間毎のプラズマ発光センサ64の出
力した発光強度データの差分をとる。この差分が、所定
期間中に所定回数、所定範囲内の値をとった場合、シス
テムコントローラ100は発光強度が一定になったと判
別し、この時間をクリーニングの終点と判別する。シス
テムコントローラ100は、この時点でクリーニングを
終了する信号を発する。
【0079】次に、本実施の形態の処理装置のクリーニ
ング時の動作に関して図1及び図6を参照して説明す
る。上記第1の実施の形態で説明したのと同様に、Si
OF膜の成膜工程の後、クリーニングガスの供給に始ま
るクリーニング工程が開始される。クリーニング工程
中、システムコントローラ100は、第3のRF電源6
3をオンとしてコイル62に電流を流し、円筒部61に
プラズマを発生させる。システムコントローラ100
は、プラズマ発光センサ64から得られるプラズマ発光
強度の変動をモニタしていて、クリーニングが終点に達
したと判断すると、ラジカル発生装置12と第3のRF
電力をオフとし、バルブV1を閉鎖してクリーニングガ
スの処理チャンバ11内への供給を止める。次に、バル
ブV2を開放してOガスを処理チャンバ11内に供給
すると共に、ウェハの吸着状態を解除する。続いて、バ
ルブV2を閉鎖してOガスの流入を止めると共に、上
部電極22へのRF電力の印加をオフとする。最後に、
ダミーウェハを処理チャンバ11から搬出し、クリーニ
ングを終了する。
【0080】この構成によれば、処理チャンバ11全体
ではなく、処理チャンバ11の下流の一部にのみプラズ
マを発生させて、そのプラズマの発光をモニタすること
が可能となり、チャンバ部材へのダメージを低減させつ
つ、クリーニングの終点を検出することが可能になる。
【0081】上記構成では、円筒部61の一部を石英と
して、この部分を通してプラズマ発光をモニタする。し
かし、石英はプラズマに弱いため、石英部分にはF耐性
が強く、Oプラズマ発光の波長を通す材料(例えば、サ
ファイア)をコーティングする等してもよい。
【0082】この実施の形態では、処理チャンバ11の
下部で部分的に誘導結合プラズマを発生させてプラズマ
発光をモニタする構成とした。しかしながら、プラズマ
を発生させる位置は、チャンバ部材を劣化させない場所
ならばいかなる位置でもよく、また、プラズマを発生さ
せる方法には、ECR(Electron Cyclotron Resonanc
e)法等を用いてもよい。
【0083】(第4の実施の形態)図7(a)、7
(b)に第4の実施の形態の処理装置の構成を示す。図
7(a)において、図1、2と同一部分には同一符号を
付す。図中、クリーニングガス供給ラインL1は省略し
た。図に示すように、処理チャンバ11の内壁には、対
向する2つの石英窓71、72が設けられている。この
2つの窓71、72の真空側はF耐性を有するサファ
イアでコーティングされている。一方の窓71の非真空
側にはレーザー等の光源73が配置されており、他方の
窓72の非真空側にはフォトダイオード等を用いた受光
センサ74が配置されている。
【0084】一方の窓71に入射された光源73からの
光75は、処理チャンバ11内、そして、他方の窓72
を通過して受光センサ74により受光される。受光セン
サ74の出力信号は、A/Dコンバータ36を介して、
システムコントローラ100に供給されている。システ
ムコントロ−ラ100は、クリーニング時には受光セン
サ74から送られる受光強度データをモニタし、クリー
ニングの終点を所定の条件に従って検出し、クリーニン
グ動作を終了する信号を発する。
【0085】ここで、プラズマ発光強度データからクリ
ーニングの終点を検出する原理について図8を参照して
説明する。上記クリーニング中、光源73からはレーザ
ー光75が2つの窓71、72を通して、受光センサ7
4に当てられている。このときの受光センサ74の受光
した光の干渉状態は図に示すようなものとなる。成膜工
程後の窓71、72の真空側の表面にはSiOFが堆積
している。クリーニングが開始されると、この堆積膜の
膜厚の減少に従って、膜を透過する光の位相にずれが生
じ、受光センサ74で測定される光の干渉状態が変化し
ていく。窓71、72部分の堆積膜が除かれ、サファイ
アコートが露出した状態に達すると、もはや位相差は生
じず、波形は一定となる(時間t)。時間tでは、
まだクリーニングレートの遅い他の部分には堆積膜が残
っている状態なので、tを係数倍したtをクリーニ
ングの終点とする。
【0086】詳細には、システムコントローラ100
は、ラジカル発生装置12をオンとした時点からタイマ
を起動させ、所定時間毎の受光センサ74の出力した光
強度データの差分をとる。この差分が、所定期間中に所
定回数、所定範囲内の値をとった場合、システムコント
ローラ100は受光センサ74の受光した光強度が一定
になったと判別し、タイマを参照して時間tを読み込
み、この読み込んだ時間tを所定係数倍した時間t
をクリーニングの終点と判別する。システムコントロー
ラ100は、そのままクリーニングを続け、タイマが時
間tを示すとクリーニングを終了する信号を発する。
【0087】次に、本実施の形態の処理装置のクリーニ
ング時の動作に関して図1及び図7(a)を参照して説
明する。上記第1の実施の形態で説明したのと同様に、
SiOF膜の成膜工程の後、クリーニングガスの供給に
始まるクリーニング工程が開始される。クリーニング工
程中、システムコントローラ100は、光源73をオン
として処理チャンバ11内に光を照射し、窓71、72
を介して受光センサ74に受光させる。システムコント
ローラ100は、受光センサ74から得られる光強度の
変動をモニタしていて、クリーニングが終点に達したと
判断すると、ラジカル発生装置12と光源73をオフと
し、バルブV1を閉鎖してクリーニングガスの処理チャ
ンバ11内への供給を止める。次に、バルブV2を開放
してOガスを処理チャンバ11内に供給すると共に、
ウェハの吸着状態を解除する。続いて、バルブV2を閉
鎖してOガスの流入を止めると共に、上部電極22へ
のRF電力の印加をオフとする。最後に、ダミーウェハ
を処理チャンバ11から搬出し、クリーニングを終了す
る。
【0088】上記構成に限らず、窓71、72の材質、
表面コートは、Al等他の材料も可能であり、光
を透過し、クリーニングガスにより劣化されない材料で
あればよい。
【0089】図7(b)の破線矢印に示すように、モニ
タ用の光線75は、必ずしも処理チャンバ11の中心を
通る必要はなく、処理チャンバ11内の一部を通過すれ
ばよい。従って、モニタ用の光線75が処理チャンバ1
1内を通過可能なように窓71、72を配置すればよ
い。
【0090】また、モニタに使用する光は、単波長光が
特に好ましいが、複数の波長または一定範囲の波長を有
する光も可能である。受光センサ74は上記光を受光
し、この光の干渉状態をモニタ可能なものであれば、い
かなるものも可能である。
【0091】この実施の形態では、クリーニングされに
くい部分も十分にクリーニングされるよう、レーザー光
の干渉状態が一定となった時間tを係数倍してクリー
ニングの終点tとした。この係数は一定のものではな
く、窓の材料組成、配置位置、処理条件等により可変で
ある。また、tを係数倍して終点tとするのではな
く、tに所定時間を足すことにより終点tとしても
よい。
【0092】(第5の実施の形態)図9に第5の実施の
形態の処理装置の構成を示す。図1、2と同一部分には
同一符号を付す。図中、クリーニングガス供給ラインL
1は省略した。図に示すように、処理チャンバ11内に
スパッタリング等の処理で用いる膜厚測定用のセンサ9
1が3個、A、B、Cの各地点に配置されている。この
膜厚センサ91は水晶振動子を含んで構成され、水晶に
付着した膜の厚さにより周波数が変化することを利用し
て膜厚を測定するものである。
【0093】膜厚センサ91は、アナログ信号をデジタ
ル信号に変換するA/Dコンバータ36を介して、シス
テムコントローラ100に電気的に接続されている。シ
ステムコントロ−ラ100は、クリーニング時には膜厚
センサ91から送られる膜厚データのアナログ信号をモ
ニタし、クリーニングの終点を所定の条件に従って検出
し、クリーニング動作を終了する信号を発する。
【0094】詳細には、システムコントローラ100
は、ラジカル発生装置12をオンとした時点からタイマ
を起動させ、3カ所の膜厚センサ91の全てから膜厚が
0であるという出力を受け取ると、タイマを参照して時
間を読み込み、この読み込んだ時間を所定係数倍した時
間をクリーニングの終点と判別する。システムコントロ
ーラ100は、そのままクリーニングを続け、タイマが
係数倍した時間を示すとクリーニングを終了する信号を
発する。
【0095】次に、本実施の形態の処理装置のクリーニ
ング時の動作に関して図1及び図9を参照して説明す
る。上記第1の実施の形態で説明したのと同様に、Si
OF膜の成膜工程の後、クリーニングガスの供給に始ま
るクリーニング工程が開始される。クリーニング工程
中、システムコントローラ100は、膜厚センサ91か
ら得られる膜厚の変動をモニタしていて、クリーニング
が終点に達したと判断すると、ラジカル発生装置12を
オフとし、バルブV1を閉鎖してクリーニングガスの処
理チャンバ11内への供給を止める。次に、バルブV2
を開放してOガスを処理チャンバ11内に供給すると
共に、ウェハの吸着状態を解除する。続いて、バルブV
2を閉鎖してOガスの流入を止めると共に、上部電極
22へのRF電力の印加をオフとする。最後に、ダミー
ウェハを処理チャンバ11から搬出し、クリーニングを
終了する。
【0096】図10は、本実施の形態の装置でクリーニ
ングを行った結果を示す。クリーニング条件を示すと、
電極間距離が50mm、SiOFを4μm成膜し、その
後NFガスとArガスをラジカル発生装置12でプラ
ズマ化して、Fラジカル等を生成し、その流量は500
sccm、500sccm、NFガス供給前の処理チ
ャンバ11内の圧力は200Paとした。
【0097】本実施の形態では、処理チャンバ11内の
A、B、Cの3カ所に膜厚センサ91を配置している。
図よりわかるように各地点の膜厚は経時的に減少に向か
い、最もクリーニングされにくいC点でのクリーニング
の終点は約14分であった。従って、システムコントロ
ーラ100は、この時間を係数倍(例えば、1.3倍)
した時間(約18分)をクリーニングの終点として判別
する。
【0098】この実施の形態の構成によれば、膜厚測定
用のセンサ91を用いて膜厚の変化をモニタすることに
より、ドライクリーニング時のクリーニングの進行状況
を経時的に知ることができ、従って、クリーニングの終
点を検出することが可能となる。
【0099】この実施の形態では、水晶振動子を用いた
膜厚測定用センサ91を処理チャンバ11内に複数配置
した構成とした。しかし、処理チャンバ11内で膜厚の
測定が可能なセンサならどのようなセンサでもよく、セ
ンサの配置位置、個数は上記構成に限られない。
【0100】(第6の実施の形態)図11に第6の実施
の形態の処理装置の構成を示す。図1、2と同一部分に
は同一符号を付す。図中、クリーニングガス供給ライン
L1は省略した。図よりわかるように、本実施の形態の
装置は、上記実施の形態で説明した、圧力計23、光源
73と受光センサ74及び膜厚センサ91を備え、これ
らは全てA/Dコンバータ36を介してシステムコント
ローラ100に接続されている。
【0101】システムコントローラ100は、圧力計2
3、受光センサ74及び膜厚センサ91がそれぞれ出力
した圧力データ、光の干渉データ及び膜厚データを、上
記実施の形態で説明したようにモニタする。そして、シ
ステムコントローラ100は、各データをモニタして得
られる、圧力低下が始まった時間、光の波形が一定とな
った時間及び膜厚が一定となった時間の中で、最も遅く
検出された時間を係数倍し、その時間を終点としてクリ
ーニングを終了する。ここで、システムコントローラ1
00が終点検出に利用する上記データは、3種すべてで
はなく、2種以上であるよう設定可能である。
【0102】図12は、第6の実施の形態の処理装置で
処理を行った結果を示す。クリーニング条件を示すと、
電極間距離が50mm、SiOFを8μm成膜し、その
後NFガスとArガスをラジカル発生装置12でラジ
カル化し、その流量は500sccm、500scc
m、NFガス供給前の処理チャンバ11内の圧力は2
00Paとした。
【0103】図中、平均パーティクル量は、上記プロセ
ス条件下での成膜、及び、各終点検出方法を用いたクリ
ーニング工程により、ウェハを2,000枚処理した場
合のパーティクル発生量の平均値(個/ウェハ)であ
る。なお、パーティクルの測定は、1カセット(25
枚)ごとに1枚行った。
【0104】図中、Iは、所定時間(20分)クリーニ
ングを行った結果である。IIは、圧力データのみから
終点を求めてクリーニングを行った結果である。III
は、光の干渉データのみから終点を求めてクリーニング
を行った結果である。IVは、膜厚データのみから終点
を求めてクリーニングを行った結果である。Vは、圧力
データ及び光の干渉データから終点を求めてクリーニン
グを行った結果である。VIは、圧力データ及び膜厚デ
ータのみから終点を求めてクリーニングを行った結果で
ある。VIIは、膜厚データ及び光の干渉データのみか
ら終点を求めてクリーニングを行った結果である。VI
IIは、圧力データ、光の干渉データ及び膜厚データか
ら終点を求めてクリーニングを行った結果である。
【0105】図よりわかるように、圧力データ、光の干
渉データ及び膜厚データの2種以上を利用してクリーニ
ングの終点を検出する本実施の形態の処理装置では、こ
れらのデータを単独で用いる場合よりも、パーティクル
発生量を低減することができ、さらに、クリーニング後
の処理チャンバ11の清浄度のばらつきを抑えることが
できる。
【0106】上記実施の形態では、クリーニングの終点
検出に用いるデータには、圧力データ、光の干渉データ
及び膜厚データの3種を用いた。しかし、モニタにより
終点検出の可能なデータであれば、いかなるデータを用
いてもよい。
【0107】以上説明したように、本発明によれば、終
点を正確に検出可能なプラズマ処理装置のドライクリー
ニング方法が提供される。上記方法によれば、特に、プ
ラズマ発光を伴わないリモートプラズマクリーニングに
おいて、正確なクリーニングの終点検出が可能となる。
【0108】上記実施の形態では、平行平板型プラズマ
処理装置でウェハにSiOF膜を成膜した後にNF
スでクリーニングを行う場合を例として説明した。しか
し、本発明は、ドライクリーニングが行われるいかなる
処理装置にも適用可能である。また、膜としては、Si
OFの他、SiO、SiN、SiCN、SiCH、S
iOCH等も可能である。クリーニングガスとしては、
NFの他に、CF、C、SF等のフッ素系
ガス、Cl、BCl等の塩素系ガスを使用してもよ
い。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、正確な終点検出の可能
なプラズマ処理装置等の処理装置及びそのドライクリー
ニング方法が提供される。上記方法によれば、特に、プ
ラズマ発光を伴わないリモートプラズマクリーニングに
おいて、正確な終点検出が可能となる。従って、クリー
ニングし過ぎてチャンバ部材が劣化したり、また、逆に
クリーニングが足りずにパーティクル等が発生するとい
ったことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のプラズマ処理装置の構成図
である。
【図2】第1の実施の形態のプラズマ処理装置の構成図
である。
【図3】(a)は、プラズマ処理装置のドライクリーニ
ングをチャンバ圧に基づいてモニタした結果を示すグラ
フであり、(b)は、プラズマ処理装置のドライクリー
ニングをプラズマ発光に基づいてモニタした結果を示す
グラフである。
【図4】第2の実施の形態のプラズマ処理装置の構成図
である。
【図5】プラズマ処理装置のドライクリーニングを酸素
濃度に基づいてモニタした結果を示すグラフである。
【図6】第3の実施の形態のプラズマ処理装置の構成図
である。
【図7】第4の実施の形態のプラズマ処理装置の構成図
である。
【図8】プラズマ処理装置のドライクリーニングをチャ
ンバ内にレーザー光を透過させてモニタした結果を示す
グラフである。
【図9】第5の実施の形態のプラズマ処理装置の構成図
である。
【図10】プラズマ処理装置のドライクリーニングを膜
厚センサによりモニタした結果を示すグラフである。
【図11】第6の実施の形態のプラズマ処理装置の構成
図である。
【図12】各種終点検出方法に従いウェハを2000枚
処理した場合のパーティクル発生量及びその標準偏差を
示すグラフである。
【符号の説明】
11 処理チャンバ 12 ラジカル発生装置 13 ターボ分子ポンプ 14 圧力調整弁 21 サセプタ 22 電極板 23 圧力計 24 冷媒流路 25 冷媒供給管 26 冷媒排出管 27、34 絶縁体 28、29 整合器 30、31、63 RF電源 32 フォーカスリング 33 電極支持体 35 ガス供給穴 36 A/Dコンバータ 37 クリーニングガス供給口 41 酸素濃度計 61 円筒部 62 コイル 64 プラズマ発光センサ 71、72 窓 73 光源 74 受光センサ 75 光線 91 膜厚センサ 100 システムコントローラ L1 クリーニングガス供給ライン L2 ガス供給ライン V バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 DA06 JA01 JA09 JA20 KA39 4K057 DA01 DA14 DD01 DD07 DE20 DG08 DG13 DJ01 DJ02 DJ06 DJ07 DJ08 DM01 DM09 DM28 DM37 DN01 5F004 AA15 BA03 BA04 BA20 BB11 BB22 BC02 BD04 CA09 CB02 CB15 DA01 DA02 DA04 DA11 DA17 DA18 DA23 DB00 DB03 DB07 5F045 AC02 BB15 EB06 EC03 EE13 EE14 EH11 EH18 GB06 GB07 GB08 GB09

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理体に所定の処理を施す処理装置の真
    空チャンバ内を、該真空チャンバの外部で活性化したガ
    スを用いてクリーニングする、処理装置のクリーニング
    方法において、 クリーニング時の前記真空チャンバ内の圧力を測定し、 測定により得られた圧力データをモニタしてクリーニン
    グの終点検出を行う、 ことを特徴とする処理装置のクリーニング方法。
  2. 【請求項2】真空チャンバと、 前記真空チャンバをクリーニングするためのガスを該真
    空チャンバ内に供給可能に構成されたガス供給ライン
    と、 前記ガス供給ラインを介して前記真空チャンバに供給さ
    れるガスを活性化可能に構成されたガス活性化手段と、 前記真空チャンバ内の圧力を測定して、クリーニングの
    終点を検出する終点検出手段と、 から構成されることを特徴とする処理装置。
  3. 【請求項3】被処理体に所定の処理を施す処理装置の真
    空チャンバ内を、該真空チャンバの外部で活性化したガ
    スを用いてクリーニングする、処理装置のクリーニング
    方法において、 クリーニング時に前記真空チャンバ内に存在する物質の
    量を測定し、 測定により得られた前記物質の量データをモニタしてク
    リーニングの終点検出を行う、 ことを特徴とする処理装置のクリーニング方法。
  4. 【請求項4】前記物質は酸素であることを特徴とする請
    求項3に記載の処理装置のクリーニング方法。
  5. 【請求項5】真空チャンバと、 前記真空チャンバをクリーニングするためのガスを該真
    空チャンバ内に供給可能に構成されたガス供給ライン
    と、 前記ガス供給ラインを介して前記真空チャンバに供給さ
    れるガスを活性化可能に構成されたガス活性化手段と、 前記真空チャンバ内に存在する物質の量を測定して、ク
    リーニングの終点を検出する終点検出手段と、 から構成されることを特徴とする処理装置。
  6. 【請求項6】被処理体に所定の処理を施す処理装置の真
    空チャンバ内を、該真空チャンバの外部で活性化したガ
    スを用いてクリーニングする、処理装置のクリーニング
    方法において、 クリーニング中に前記真空チャンバ内にプラズマを発生
    させ、 発生したプラズマの発光強度を測定し、 測定により得られた発光強度データをモニタしてクリー
    ニングの終点検出を行う、 ことを特徴とする処理装置のクリーニング方法。
  7. 【請求項7】前記プラズマを誘導結合的に発生させるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の処理装置のクリーニン
    グ方法。
  8. 【請求項8】真空チャンバと、 前記真空チャンバをクリーニングするためのガスを該真
    空チャンバ内に供給可能に構成されたガス供給ライン
    と、 前記ガス供給ラインを介して前記真空チャンバに供給さ
    れるガスを活性化可能に構成されたガス活性化手段と、 前記チャンバ内に局所的にプラズマを発生可能に構成さ
    れたプラズマ発生手段と、 前記プラズマ発生手段により発生されたプラズマの発光
    強度を測定してクリーニングの終点検出を行う終点検出
    手段と、 から構成されることを特徴とする処理装置。
  9. 【請求項9】被処理体に所定の処理を施す処理装置の真
    空チャンバ内を、該真空チャンバの外部で活性化したガ
    スを用いてクリーニングする、処理装置のクリーニング
    方法において、 前記真空チャンバは光透過可能な部材で構成された窓を
    有し、 前記窓を介して前記真空チャンバ内に光を通過させ、 前記真空チャンバを通過した光を測定し、 測定により得られた光のデータに基づいてクリーニング
    の終点検出を行う、 ことを特徴とする処理装置のクリーニング方法。
  10. 【請求項10】前記窓は、耐プラズマ性材料でコーティ
    ングされていることを特徴とする請求項9に記載の処理
    装置のクリーニング方法。
  11. 【請求項11】前記光は、レーザー光であることを特徴
    とする請求項9又は10に記載の処理装置のクリーニン
    グ方法。
  12. 【請求項12】前記光の測定は、前記光をフォトダイオ
    ードに受光させて行うことを特徴とする請求項9乃至1
    1のいずれか1項に記載の処理装置のクリーニング方
    法。
  13. 【請求項13】光透過可能な部材で構成された窓を備え
    た真空チャンバと、 前記真空チャンバをクリーニングするためのガスを該真
    空チャンバ内に供給可能に構成されたガス供給ライン
    と、 前記ガス供給ラインを介して前記真空チャンバに供給さ
    れるガスを活性化可能に構成されたガス活性化手段と、 前記窓を通して前記真空チャンバ内に光を照射可能に構
    成された光照射手段と、 前記光照射手段により照射され、前記真空チャンバ内を
    通過した光を測定してクリーニングの終点検出を行う終
    点検出手段と、から構成されることを特徴とする処理装
    置。
  14. 【請求項14】被処理体に所定の処理を施す処理装置の
    真空チャンバ内を、該真空チャンバの外部で活性化した
    ガスを用いてクリーニングする、処理装置のクリーニン
    グ方法において、 クリーニング時に除去される、真空チャンバ内に堆積さ
    れた膜の厚さを測定し、 測定により得られた膜厚データに基づいてクリーニング
    の終点検出を行う、ことを特徴とする処理装置のクリー
    ニング方法。
  15. 【請求項15】前記膜厚の測定は、振動子を用いた膜厚
    センサにより行うことを特徴とする請求項14に記載の
    処理装置のクリーニング方法。
  16. 【請求項16】真空チャンバと、 前記真空チャンバをクリーニングするためのガスを該真
    空チャンバ内に供給可能に構成されたガス供給ライン
    と、 前記ガス供給ラインを介して前記真空チャンバに供給さ
    れるガスを活性化可能に構成されたガス活性化手段と、 前記真空チャンバ内に堆積され、クリーニングにより除
    去される対象の膜の厚さを測定してクリーニングの終点
    検出を行う終点検出手段と、 から構成されることを特徴とする処理装置。
  17. 【請求項17】前記所定の処理は、プラズマ処理である
    ことを特徴とする請求項1、3、4、6、7、9〜1
    2、14、15のいずれか1項に記載の処理装置のクリ
    ーニング方法。
  18. 【請求項18】前記活性化はプラズマ化であることを特
    徴とする請求項1、3、4、6、7、9〜12、14、
    15、17のいずれか1項に記載の処理装置のクリーニ
    ング方法。
  19. 【請求項19】前記処理装置は、前記真空チャンバ内に
    プラズマを生成して処理する手段を備えることを特徴と
    する請求項2、5、8、13、16のいずれか1項に記
    載の処理装置。
  20. 【請求項20】前記ガス活性化手段は、前記ガス供給ラ
    インから前記真空チャンバに供給されるガスをプラズマ
    化する手段を備えることを特徴とする請求項2、5、
    8、13、16、19のいずれか1項に記載の処理装
    置。
JP2000240292A 2000-08-08 2000-08-08 処理装置及びそのクリーニング方法 Pending JP2002057149A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000240292A JP2002057149A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 処理装置及びそのクリーニング方法
KR10-2003-7001832A KR100521109B1 (ko) 2000-08-08 2001-08-07 처리 장치 및 클리닝 방법
US10/344,043 US7201174B2 (en) 2000-08-08 2001-08-07 Processing apparatus and cleaning method
PCT/JP2001/006785 WO2002012585A2 (en) 2000-08-08 2001-08-07 Processing apparatus and cleaning method
TW090119332A TW523810B (en) 2000-08-08 2001-08-08 Process apparatus and cleaning method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000240292A JP2002057149A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 処理装置及びそのクリーニング方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008230175A Division JP2009021624A (ja) 2008-09-08 2008-09-08 処理装置及び処理装置のクリーニング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002057149A true JP2002057149A (ja) 2002-02-22

Family

ID=18731679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000240292A Pending JP2002057149A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 処理装置及びそのクリーニング方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7201174B2 (ja)
JP (1) JP2002057149A (ja)
KR (1) KR100521109B1 (ja)
TW (1) TW523810B (ja)
WO (1) WO2002012585A2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006086325A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Tokyo Electron Ltd クリーニングの終点検出方法
JP2006156530A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置の制御方法
JP2006228909A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Canon Anelva Corp プラズマによるガス分解装置を用いた表面処理方法及び表面処理システム
JP2007507887A (ja) * 2003-09-30 2007-03-29 東京エレクトロン株式会社 システム構成要素の状態をモニタリングするための方法
JP2007324341A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理方法およびプラズマ処理装置
JP2008536306A (ja) * 2005-03-28 2008-09-04 ラム リサーチ コーポレーション プラズマ処理システムにおけるクリーニングまたはコンディショニングプロセスのエンドポイント決定方法及び装置
US7790478B2 (en) 2007-07-31 2010-09-07 Renesas Technology Corp. Manufacturing method of semiconductor integrated circuit device
JP2014518009A (ja) * 2011-04-29 2014-07-24 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 光学的終点検出システム
WO2014123028A1 (ja) * 2013-02-05 2014-08-14 株式会社日立国際電気 クリーニング方法
US9978567B2 (en) 2014-01-29 2018-05-22 Semes Co., Ltd. Apparatus and method of treating a substrate
KR20190099131A (ko) 2018-02-16 2019-08-26 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 클리닝 방법 및 플라즈마 처리 장치
WO2022202428A1 (ja) * 2021-03-26 2022-09-29 東京エレクトロン株式会社 クリーニング方法及びプラズマ処理装置
JP7189310B1 (ja) 2021-12-03 2022-12-13 株式会社アルバック 真空処理装置のクリーニング方法
US11835465B2 (en) 2019-02-15 2023-12-05 Hitachi High-Tech Corporation Detecting method and detecting device of gas components and processing apparatus using detecting device of gas components

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4068327B2 (ja) * 2001-10-11 2008-03-26 株式会社東芝 半導体製造装置と半導体装置の製造方法
JP2004335789A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Tadahiro Omi 基板処理装置のクリーニング方法
KR100829389B1 (ko) * 2003-12-31 2008-05-13 동부일렉트로닉스 주식회사 고밀도 플라즈마 화학기상증착 장치의 습기제거장치
KR100829390B1 (ko) * 2003-12-31 2008-05-13 동부일렉트로닉스 주식회사 광감도 측정기가 부착된 고밀도 플라즈마 화학기상장치
US7148525B2 (en) * 2004-01-12 2006-12-12 Micron Technology, Inc. Using high-k dielectrics in isolation structures method, pixel and imager device
JP2006066540A (ja) 2004-08-25 2006-03-09 Tokyo Electron Ltd 薄膜形成装置の洗浄方法及び薄膜形成装置
JP2006093218A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Sharp Corp ランプ加熱装置および半導体装置の製造方法
US7819981B2 (en) 2004-10-26 2010-10-26 Advanced Technology Materials, Inc. Methods for cleaning ion implanter components
JP4836112B2 (ja) * 2004-12-24 2011-12-14 国立大学法人京都大学 半導体処理装置のクリーニング方法およびシリコン基板のエッチング方法
KR100702063B1 (ko) * 2005-08-04 2007-03-30 주식회사 아토 3개의 세정 소스 배출 포트가 형성된 도파관을 구비하는 cvd 장비의 원격 플라즈마 세정 시스템
JP4878188B2 (ja) * 2006-03-20 2012-02-15 東京エレクトロン株式会社 基板処理装置、堆積物モニタ装置、及び堆積物モニタ方法
SG171606A1 (en) 2006-04-26 2011-06-29 Advanced Tech Materials Cleaning of semiconductor processing systems
US20090041925A1 (en) * 2007-06-13 2009-02-12 Advanced Refurbishment Technologies Llc System and Method for Endpoint Detection of a Process in a Chamber
JP2009054818A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置、プラズマ処理方法および終点検出方法
JP2011512015A (ja) 2008-02-11 2011-04-14 アドバンスド テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド 半導体処理システムにおけるイオン源の洗浄
KR101007289B1 (ko) 2008-08-21 2011-01-13 이종열 저 전력 플라즈마를 이용한 샘플클리닝 및 오염제거장치
GB0904240D0 (en) * 2009-03-12 2009-04-22 Aviza Technology Ltd Apparatus for chemically etching a workpiece
US9767996B2 (en) * 2015-08-21 2017-09-19 Lam Research Corporation Application of powered electrostatic faraday shield to recondition dielectric window in ICP plasmas
KR20180033995A (ko) * 2016-09-27 2018-04-04 삼성전자주식회사 모니터링 유닛, 이를 포함하는 플라즈마 처리 장치 및 그를 이용한 반도체 칩의 제조 방법
KR20180051842A (ko) * 2016-11-09 2018-05-17 엘지전자 주식회사 디스플레이 장치 및 디스플레이 제어 방법
KR102185735B1 (ko) * 2017-11-30 2020-12-02 시너스텍 주식회사 파릴렌 증착 장치 및 방법
CN109360796A (zh) * 2018-09-29 2019-02-19 德淮半导体有限公司 半导体装置及其工作方法
DE102019107237A1 (de) * 2019-03-21 2020-09-24 Khs Corpoplast Gmbh Vorrichtung zur Vakuum-Beschichtung von Oberflächen von Gegenständen
US20210280399A1 (en) * 2020-03-06 2021-09-09 Applied Materials, Inc. Capacitive sensors and capacitive sensing locations for plasma chamber condition monitoring

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6466937A (en) 1987-09-07 1989-03-13 Sumitomo Electric Industries On-site measurement of quantity of etching in rie device
KR0152355B1 (ko) * 1994-03-24 1998-12-01 가나이 쓰토무 플라즈마 처리장치 및 처리방법
US5795493A (en) 1995-05-01 1998-08-18 Motorola, Inc. Laser assisted plasma chemical etching method
US5985032A (en) * 1995-05-17 1999-11-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor manufacturing apparatus
JP3768575B2 (ja) * 1995-11-28 2006-04-19 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド Cvd装置及びチャンバ内のクリーニングの方法
US5812403A (en) * 1996-11-13 1998-09-22 Applied Materials, Inc. Methods and apparatus for cleaning surfaces in a substrate processing system
US6114216A (en) * 1996-11-13 2000-09-05 Applied Materials, Inc. Methods for shallow trench isolation
US6079426A (en) * 1997-07-02 2000-06-27 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for determining the endpoint in a plasma cleaning process
US6170492B1 (en) * 1998-06-15 2001-01-09 Applied Materials, Inc. Cleaning process end point determination using throttle valve position
US6366346B1 (en) * 1998-11-19 2002-04-02 Applied Materials, Inc. Method and apparatus for optical detection of effluent composition
US6077387A (en) * 1999-02-10 2000-06-20 Stmicroelectronics, Inc. Plasma emission detection for process control via fluorescent relay
JP3535785B2 (ja) * 1999-11-26 2004-06-07 Necエレクトロニクス株式会社 クリーニング終点検出装置およびクリーニング終点検出方法
US6306246B1 (en) * 2000-01-14 2001-10-23 Advanced Micro Devices, Inc. Dual window optical port for improved end point detection
US6543459B1 (en) 2000-04-07 2003-04-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of determining an end point for a remote microwave plasma cleaning system

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4861183B2 (ja) * 2003-09-30 2012-01-25 東京エレクトロン株式会社 システム構成要素の状態をモニタリングするための方法
JP2007507887A (ja) * 2003-09-30 2007-03-29 東京エレクトロン株式会社 システム構成要素の状態をモニタリングするための方法
US8460945B2 (en) 2003-09-30 2013-06-11 Tokyo Electron Limited Method for monitoring status of system components
JP2006086325A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Tokyo Electron Ltd クリーニングの終点検出方法
JP2006156530A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理装置およびプラズマ処理装置の制御方法
US8906196B2 (en) 2004-11-26 2014-12-09 Hitachi High-Technologies Corporation Plasma processing apparatus and method for controlling the same
JP2006228909A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Canon Anelva Corp プラズマによるガス分解装置を用いた表面処理方法及び表面処理システム
JP4651406B2 (ja) * 2005-02-16 2011-03-16 キヤノンアネルバ株式会社 プラズマによるガス分解装置を用いた表面処理方法
JP2013085002A (ja) * 2005-03-28 2013-05-09 Lam Research Corporation プラズマ処理システムにおけるクリーニングまたはコンディショニングプロセスのエンドポイント決定方法及び装置
JP2008536306A (ja) * 2005-03-28 2008-09-04 ラム リサーチ コーポレーション プラズマ処理システムにおけるクリーニングまたはコンディショニングプロセスのエンドポイント決定方法及び装置
US8518209B2 (en) 2005-03-28 2013-08-27 Lam Research Corporation Apparatus for determining the endpoint of a cleaning or conditioning process in a plasma processing system
JP2007324341A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Hitachi High-Technologies Corp プラズマ処理方法およびプラズマ処理装置
US9230782B2 (en) 2006-05-31 2016-01-05 Hitachi High-Technologies Corporation Plasma processing method and apparatus
US8900401B2 (en) 2006-05-31 2014-12-02 Hitachi High-Technologies Corporation Plasma processing method and apparatus
US7790478B2 (en) 2007-07-31 2010-09-07 Renesas Technology Corp. Manufacturing method of semiconductor integrated circuit device
JP2014518009A (ja) * 2011-04-29 2014-07-24 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 光学的終点検出システム
WO2014123028A1 (ja) * 2013-02-05 2014-08-14 株式会社日立国際電気 クリーニング方法
JPWO2014123028A1 (ja) * 2013-02-05 2017-02-02 株式会社日立国際電気 クリーニング方法
US10724137B2 (en) 2013-02-05 2020-07-28 Kokusai Eletric Corporation Cleaning method, method of manufacturing semiconductor device, substrate processing apparatus, recording medium, and cleaning completion determining method
US9978567B2 (en) 2014-01-29 2018-05-22 Semes Co., Ltd. Apparatus and method of treating a substrate
KR20190099131A (ko) 2018-02-16 2019-08-26 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 클리닝 방법 및 플라즈마 처리 장치
US11594399B2 (en) 2018-02-16 2023-02-28 Tokyo Electron Limited Cleaning method and plasma processing apparatus
US11835465B2 (en) 2019-02-15 2023-12-05 Hitachi High-Tech Corporation Detecting method and detecting device of gas components and processing apparatus using detecting device of gas components
WO2022202428A1 (ja) * 2021-03-26 2022-09-29 東京エレクトロン株式会社 クリーニング方法及びプラズマ処理装置
JP7189310B1 (ja) 2021-12-03 2022-12-13 株式会社アルバック 真空処理装置のクリーニング方法
JP2023083023A (ja) * 2021-12-03 2023-06-15 株式会社アルバック 真空処理装置のクリーニング方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20040011379A1 (en) 2004-01-22
TW523810B (en) 2003-03-11
WO2002012585A2 (en) 2002-02-14
KR20030065461A (ko) 2003-08-06
US7201174B2 (en) 2007-04-10
KR100521109B1 (ko) 2005-10-14
WO2002012585A3 (en) 2002-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002057149A (ja) 処理装置及びそのクリーニング方法
US7534469B2 (en) Semiconductor-processing apparatus provided with self-cleaning device
US10121708B2 (en) Systems and methods for detection of plasma instability by optical diagnosis
KR100767804B1 (ko) 세정 주기 제어 방법 및 장치
EP0308516B1 (en) Method of determining end point of cleaning in an apparatus for manufacturing semiconductor devices
TWI593017B (zh) Plasma processing apparatus and plasma processing method
JP2003209103A (ja) 処理装置および処理方法
JPH1174258A (ja) プラズマ清浄プロセス中の終点を求める方法及び装置
JP2007531269A (ja) 装置の構成要素のプラズマエンハンスクリーニングの方法及びその処理装置
JP5377993B2 (ja) プラズマ処理方法
US11295960B1 (en) Etching method
US11295959B2 (en) Method of determining plasma abnormality, method of manufacturing semiconductor device, and substrate processing apparatus
JP2781545B2 (ja) 半導体製造装置
JP5973850B2 (ja) クリーニング終点検知方法
US6553335B2 (en) Method and apparatus for determining end-point in a chamber cleaning process
KR100978556B1 (ko) 플라즈마 처리 장치, 플라즈마 제어 장치, 및 플라즈마처리 장치의 제어 방법
JP6169666B2 (ja) プラズマ処理方法
JP2009021624A (ja) 処理装置及び処理装置のクリーニング方法
JP3084024B1 (ja) プラズマcvd装置のチャンバークリーニング方法およびプラズマcvd装置
JP2006073751A (ja) プラズマクリーニング処理の終点検出方法及び終点検出装置
JP2004153224A (ja) プロセスの監視方法及び処理装置
JP3349944B2 (ja) チャンバー内の堆積物のモニター方法
JP2013187226A (ja) チャンバーのクリーニング方法、チャンバーのクリーニングの終点検出方法及びチャンバークリーニング装置
JP4845816B2 (ja) プラズマ処理装置
JPH05175165A (ja) プラズマ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090217