JP2004335789A - 基板処理装置のクリーニング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロ波プラズマを用いた基板処理装置においてクリーニング時間を短縮する
【解決手段】マイクロ波プラズマ処理装置10に、クリーニングガスを導入して当該クリーニングガスをマイクロ波プラズマで励起するクリーニング時に、被処理基板を保持する基板保持台13に高周波電力を印加する基板処理装置のクリーニング方法。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般にプラズマ処理装置に係わり、特にマイクロ波プラズマ処理装置に関する。
【0002】
プラズマ処理工程およびプラズマ処理装置は、近年のいわゆるディープサブミクロン素子あるいはディープサブクォーターミクロン素子と呼ばれる0.1μmに近い、あるいはそれ以下のゲート長を有する超微細化半導体装置の製造や、液晶表示装置を含む高解像度平面表示装置の製造にとって、不可欠の技術である。
【0003】
半導体装置や液晶表示装置の製造に使われるプラズマ処理装置としては、従来より様々なプラズマの励起方式が使われているが、特に平行平板型高周波励起プラズマ処理装置あるいは誘導結合型プラズマ処理装置が一般的である。しかしこれら従来のプラズマ処理装置は、プラズマ形成が不均一であり、電子密度の高い領域が限定されているため大きな処理速度すなわちスループットで被処理基板全面にわたり均一なプロセスを行うのが困難である問題点を有している。この問題は、特に大径の基板を処理する場合に深刻になる。しかもこれら従来のプラズマ処理装置では、電子温度が高いため被処理基板上に形成される半導体素子にダメージが生じ、また処理室壁のスパッタリングによる金属汚染が大きいなど、いくつかの本質的な問題を有している。このため、従来のプラズマ処理装置では、半導体装置や液晶表示装置のさらなる微細化およびさらなる生産性の向上に対する厳しい要求を満たすことが困難になりつつある。
【0004】
一方、従来より直流磁場を用いずにマイクロ波電界により励起された高密度プラズマを使うマイクロ波プラズマ処理装置が提案されている。例えば、均一なマイクロ波を発生するように配列された多数のスロットを有する平面状のアンテナ(ラジアルラインスロットアンテナ)から処理容器内にマイクロ波を放射し、このマイクロ波電界により真空容器内のガスを電離してプラズマを励起させる構成のプラズマ処理装置が提案されている。
【0005】
このような手法で励起されたマイクロ波プラズマではアンテナ直下の広い領域にわたって高いプラズマ密度を実現でき、短時間で均一なプラズマ処理を行うことが可能である。しかもかかる手法で形成されたマイクロ波プラズマではマイクロ波によりプラズマを励起するため電子温度が低く、被処理基板のダメージや金属汚染を回避することができる。さらに大面積基板上にも均一なプラズマを容易に励起できるため、大口径半導体基板を使った半導体装置の製造工程や大型液晶表示装置の製造にも容易に対応できる。
【0006】
【従来の技術】
図1(A),(B)は、かかるラジアルラインスロットアンテナを使った従来のプラズマ処理装置100の構成を示す。ただし図1(A)はプラズマ処理装置100の断面図を、また図1(B)はラジアルラインスロットアンテナの構成を示す図である。
【0007】
図1(A)を参照するに、プラズマ処理装置100は複数の排気ポート116から排気される処理室101を有し、前記処理室101中には被処理基板114を保持する保持台115が形成されている。前記処理室101の均一な排気を実現するため、前記保持台115の周囲にはリング状に空間101Aが形成されており、前記複数の排気ポート116を前記空間101Aに連通するように等間隔で、すなわち被処理基板に対して軸対称に形成することにより、前記処理室101を前記空間101Aおよび排気ポート116を介して均一に排気することができる。
【0008】
前記処理室101上には、前記保持台115上の被処理基板114に対応する位置に、前記処理室101の外壁の一部として、低損失誘電体よりなり多数の開口部107を形成された板状のシャワープレート103がシールリング109を介して形成されており、さらに前記シャワープレート103の外側に同じく低損失誘電体よりなるカバープレート102が、別のシールリング108を介して設けられている。
【0009】
前記シャワープレート103にはその上面にプラズマガスの通路104が形成されており、前記複数の開口部107の各々は前記プラズマガス通路104に連通するように形成されている。さらに、前記シャワープレート103の内部には、前記処理容器101の外壁に設けられたプラズマガス供給ポート105に連通するプラズマガスの供給通路108が形成されており、前記プラズマガス供給ポート105に供給されたArやKr等のプラズマガスは、前記供給通路108から前記通路104を介して前記開口部107に供給され、前記開口部107から前記処理容器101内部の前記シャワープレート103直下の空間101Bに、実質的に一様な濃度で放出される。
【0010】
前記処理容器101上には、さらに前記カバープレート102の外側に、前記カバープレート102から4〜5mm離間して、図1(B)に示す放射面を有するラジアルラインスロットアンテナ110が設けられている。前記ラジアルラインスロットアンテナ110は外部のマイクロ波源(図示せず)に同軸導波管110Aを介して接続されており、前記マイクロ波源からのマイクロ波により、前記空間101Bに放出されたプラズマガスを励起する。前記カバープレート102とラジアルラインスロットアンテナ110の放射面との間の隙間は大気により充填されている。
【0011】
前記ラジアルラインスロットアンテナ110は、前記同軸導波管110Aの外側導波管に接続された平坦なディスク状のアンテナ本体110Bと、前記アンテナ本体110Bの開口部に形成された、図1(B)に示す多数のスロット110aおよびこれに直交する多数のスロット110bを形成された放射板110Cとよりなり、前記アンテナ本体110Bと前記放射板110Cとの間には、厚さが一定の誘電体板よりなる遅相板110Dが挿入されている。
【0012】
かかる構成のラジアルラインスロットアンテナ110では、前記同軸導波管110から給電されたマイクロ波は、前記ディスク状のアンテナ本体110Bと放射板110Cとの間を、半径方向に広がりながら進行するが、その際に前記遅相板110Dの作用により波長が圧縮される。そこで、このようにして半径方向に進行するマイクロ波の波長に対応して前記スロット110aおよび110bを同心円状に、かつ相互に直交するように形成しておくことにより、円偏波を有する平面波を前記放射板110Cに実質的に垂直な方向に放射することができる。
【0013】
かかるラジアルラインスロットアンテナ110を使うことにより、前記シャワープレート103直下の空間101Bに均一な高密度プラズマが形成される。このようにして形成された高密度プラズマは電子温度が低く、そのため被処理基板114にダメージが生じることがなく、また処理容器101の器壁のスパッタリングに起因する金属汚染が生じることもない。
【0014】
図1のプラズマ処理装置100では、さらに前記処理容器101中、前記シャワープレート103と被処理基板114との間に、外部の処理ガス源(図示せず)から前記処理容器101中に形成された処理ガス通路112を介して処理ガスを供給する多数のノズル113を形成された導体構造物111が形成されており、前記ノズル113の各々は、供給された処理ガスを、前記導体構造物111と被処理基板114との間の空間101Cに放出する。すなわち前記導体構造物111は処理ガス供給部として機能する。前記処理ガス供給部を構成する導体構造物111には、前記隣接するノズル113と113との間に、前記空間101Bにおいて形成されたプラズマを前記空間101Bから前記空間101Cに拡散により、効率よく通過させるような大きさの開口部が形成されている。
【0015】
そこで、このように前記処理ガス供給部111から前記ノズル113を介して処理ガスを前記空間101Cに放出した場合、放出された処理ガスは前記空間101Bにおいて形成された高密度プラズマにより励起され、前記被処理基板114上に、一様なプラズマ処理が、効率的かつ高速に、しかも基板および基板上の素子構造を損傷させることなく、また基板を汚染することなく行われる。一方前記ラジアルラインスロットアンテナ110から放射されたマイクロ波は、導体よりなる前記処理ガス供給部111により阻止され、被処理基板114を損傷させることはない。
【0016】
前記プラズマ処理装置100によって行う事が可能な基板処理には、プラズマ酸化処理、プラズマ窒化処理、プラズマ酸窒化処理、プラズマCVD処理などがあり、前記処理ガス供給部111の前記ノズル113から前記空間101Bにエッチングガスを供給し、前記保持台115に高周波電源115Aから高周波電圧を印加することにより、前記被処理基板114に対して反応性イオンエッチングを行うことも可能である。
【0017】
また、前記プラズマ処理装置100を用いて、プラズマCVD処理など、被処理基板114上に成膜を行う成膜処理を行う場合は、成膜処理の際に前記処理容器101内部に堆積物が堆積する。例えば、成膜処理を長時間行って前記堆積物が蓄積すると、前記堆積物が堆積した部分より剥離して、パーティクルなどが発生する要因となる。
【0018】
そのため、定期的に前記堆積物を除去するクリーニングが必要となる。
【0019】
【特許文献1】
特開平9−63793号公報
【0020】
【特許文献2】
特開2002−57106号公報
【0021】
【特許文献3】
特開2002−57149号公報
【0022】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、前記クリーニングを行う場合は、前記シャワープレート103よりクリーニングガスを導入して、マイクロ波プラズマ励起することにより、前記クリーニングガスを解離して前記堆積物をエッチングして除去する方法がある。
【0023】
しかし、前記したマイクロ波プラズマによるクリーニングでは前記堆積物を完全に除去できない、または除去するためのエッチング速度が遅く、クリーニングに時間を要してしまう場合がある。
【0024】
例えば、前記処理ガス供給部111の下部、すなわち前記空間101Cには、マイクロ波が届かないためにマイクロ波プラズマが励起されることがなく、また前記空間101Bから拡散してくるプラズマのみ存在するため、プラズマ密度が低く、電子温度が低い。
【0025】
このため、前記空間101Cに面する部分に堆積した前記堆積物が、前記したマイクロ波プラズマによるクリーニングでは、エッチングされない、またはエッチング速度が遅いという問題が生じる。
【0026】
具体的には、前記処理ガス供給部111の前記空間101Cに面した側への堆積物や、前記処理容器101の内壁面の前記空間101Cに面した部分の堆積物のエッチング速度が遅く、また前記保持台115側壁面の堆積物に関しても完全に堆積物をクリーニングするのが困難であった。
【0027】
そこで、本発明では上記の問題を解決した新規で有用な基板処理装置のクリーニング方法を提供することを目的とする。
【0028】
本発明の具体的課題は、マイクロ波プラズマを用いた基板処理装置において、クリーニングを効率的に行うことにより、クリーニング時間を短縮することが可能な新規な基板処理装置のクリーニング方法を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記の課題を解決するために、
請求項1に記載したように、
外壁により画成された処理容器と、
前記処理容器中に設けられて高周波電源に接続された、被処理基板を保持する保持台と、
前記処理容器を排気する排気口と、
前記処理容器上に、前記被処理基板に対面するように前記外壁の一部として設けられたマイクロ波透過窓と、
前記マイクロ波透過窓上に設けられた、マイクロ波電源が電気的に接続されたマイクロ波アンテナと、
前記処理容器中にプラズマガスを供給するプラズマガス供給部と、
前記保持台上の前記被処理基板と前記マイクロ波透過窓との間に前記被処理基板に対面するように設けられた処理ガス供給部よりなる基板処理装置のクリーニング方法であって、
前記処理容器中にクリーニングガスを導入するガス導入工程と、
前記マイクロ波アンテナより前記処理容器中にマイクロ波を導入して前記処理容器中にプラズマ励起をするプラズマ励起工程とを含み、
さらに前記保持台に前記高周波電源より高周波電力を印加するバイアス印加工程を含むことを特徴とする基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項2に記載したように、
前記処理ガス供給部は導電性材料により構成されて接地されていることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項3に記載したように、
前記マイクロ波アンテナは同軸導波管により給電され、開口部を有するアンテナ本体と、前記アンテナ本体上に前記開口部を覆うように設けられた複数のスロットを有するマイクロ波放射面と、前記アンテナ本体と前記マイクロ波放射面との間に設けられた誘電体よりなることを特徴とした請求項1または2記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項4に記載したように、
前記クリーニングガスは、酸素を含むことを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項5に記載したように、
前記クリーニングガスは、水素を含むことを特徴とする請求項1〜4のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項6に記載したように、
前記クリーニングガスは、HOを含むことを特徴とする請求項1〜5のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項7に記載したように、
前記クリーニングガスは、フッ素化合物を含むことを特徴とする請求項1〜6のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項8に記載したように、
前記クリーニングガスは、前記マイクロ波アンテナと前記処理ガス供給部との間に形成された前記プラズマガス供給部より導入されることを特徴とする請求項1〜7のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項9に記載したように、
前記クリーニングガスは、前記処理ガス供給部より導入されることを特徴とする請求項1〜8のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項10に記載したように、
前記クリーニングガスは、前記マイクロ波プラズマおよび前記高周波電力により励起された高周波プラズマにより解離されて反応種となり、前記反応種によって前記処理容器の内部に堆積した堆積物をエッチングして除去することを特徴とする請求項1〜9のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法により、また、
請求項11に記載したように、
前記堆積物は、フッ素添加カーボン膜を含むことを特徴とする請求項10記載の基板処理装置のクリーニング方法により、解決する。
[作用]
本発明によれば、マイクロ波を用いた基板処理装置において、成膜処理で堆積した堆積物を除去するクリーニング時に、マイクロ波プラズマを用いると共に被処理基板の保持台に高周波電力を印加することで、堆積物のエッチング速度を増大させてクリーニング時間を短縮することが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態に関して、具体的に説明する。
[第1実施例]
まず、図1で前記したプラズマ処理装置100による基板処理の例として、プラズマCVD処理を行って被処理器基板114に成膜を行う場合の具体的な例を以下に示す。
【0031】
前記したプラズマ処理装置100の場合、プラズマCVD処理で被処理基板114上に絶縁膜を形成する場合、プラズマガスにO、Ar、処理ガスにSiHを用いることでシリコン酸化膜(SiO膜)を、同様にしてプラズマガスにN、Ar、処理ガスにSiHを用いることで窒化膜(SiN膜)を形成することが可能である。
【0032】
さらに、同様にしてプラズマガスに、Ar、H、処理ガスにフロロカーボン系のガス、例えばCを用いることでフッ素添加カーボン膜(CxFy膜)を形成することが可能である。
【0033】
前記したような成膜処理を行う場合、被処理基板114上と同様に、前記処理容器101内にも前記したシリコン酸化膜、窒化膜、フッ素添加カーボン膜などが堆積物となって堆積する。
【0034】
前記堆積物が蓄積すると、前記処理容器101内部より剥離してパーティクル発生の原因となるので、定期的にクリーニングを行う必要が有る。そこで、本発明によるクリーニング方法を実施して、前記処理容器101内をクリーニングして、前記したような堆積物の除去を行う。
【0035】
次に、前記プラズマ処理装置100の具体的なクリーニング方法に関して以下に示す。
【0036】
図2は、本発明の第2実施例による基板処理装置のクリーニング方法を示すフローチャートである。本実施例の場合、前記したフッ素添加カーボン膜をクリーニングする方法を説明する。
【0037】
図2を参照するに、まずステップ1(図中S1と表記、以下同様)でクリーニング工程が開始されると、ステップ2において、前記処理容器101内に、クリーニングガスを導入する。フッ素添加カーボン膜をクリーニングする場合、クリーニングガスとしては例えば、OおよびHが用いられる。また、OおよびHなどのクリーニングガスを希釈してクリーニングガスによるエッチングを前記処理容器101内で均一にするためと、プラズマ励起を容易にするために希釈ガスとしてさらにArを用いる場合がある。
【0038】
そこで、ステップ2においては、O/H/Arをそれぞれ100/100/800sccm前記シャワープレート103の前記開口部107より前記空間101Bに導入する。
【0039】
次に、ステップ3において、マイクロ波電源より1400Wのマイクロ波電力を前記ラジアルラインスロットアンテナ110に導入して、前記処理容器101内にマイクロ波プラズマを励起する。
【0040】
本ステップにおいてマイクロ波プラズマが励起されているため、導入された、O/Hが解離されて酸素ラジカル、水素ラジカル、また酸素イオン、水素イオンなどフッ素添加カーボン膜のエッチングに寄与する反応種が生成されて、以下のように前記処理容器11内の堆積物であるフッ素添加カーボン膜をエッチングして実質的なクリーニングが開始される。
【0041】
【化1】
Figure 2004335789
また、本ステップにおいて、クリーニングガスとしてO/Hに加えてHOを添加することにより、前記したエッチングに寄与する酸素ラジカル、水素ラジカル、酸素イオン、水素イオンの形成を促進してさらにクリーニングレートを向上させることができる。
【0042】
しかし、前記したマイクロ波プラズマによるクリーニングのみではフッ素添加カーボン膜を除去するためのエッチング速度が遅く、クリーニングに時間を要してしまう場合がある。
【0043】
図3には、前記プラズマ処理装置100にマイクロ波プラズマMを励起した状態を模擬的に示す。ただし図中、先に説明した部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
【0044】
図3を参照するに、例えば前記処理ガス供給部111の下部、すなわち前記空間101Cには、マイクロ波が届かないためにマイクロ波プラズマが励起されることがなく、また前記空間101Bから拡散してくるプラズマのみ存在するため、プラズマ密度が低く、電子温度が低い。
【0045】
このため、前記空間101Cに面する部分に堆積した前記堆積物が、前記したマイクロ波プラズマのみによるクリーニングでは、エッチングされない、またはエッチング速度が遅いという問題が生じる。
【0046】
具体的には、前記処理ガス供給部111の前記空間101Cに面した側への堆積物や、前記処理容器101の内壁面の前記空間101Cに面した部分の堆積物のエッチング速度が遅く、また前記保持台115側壁面の堆積物に関しても完全に堆積物をクリーニングするのが困難であった。
【0047】
そこで、本発明による基板処理装置のクリーニング方法では、次にステップ4で、前記保持台115に接続された高周波電源115Aより前記保持台115に高周波電力を300W印加する。なお、本実施例に用いた高周波電源の周波数は2MHzであるが、周波数は500MHz以下、好ましくは100kHz〜15MHzのものを用いるのがよい。また、直流バイアスを用いてもよい。
【0048】
本ステップにおいて、前記基板保持台115に高周波電力を印加しているため、プラズマ電位が振動して、前記空間101Cのプラズマ電位が引き上げられる。
【0049】
前記空間101Cにおいて高周波プラズマが励起されるため、クリーニングガスの解離が進行して堆積物のエッチングに必要なラジカル、イオンなどの反応種が生成されると共に、プラズマ電位が引き上げられるため、クリーニング対象の壁面に入射するイオンエネルギーが大きくなり、堆積物のエッチングが促進される。
【0050】
その結果、前記処理ガス供給部111の前記空間101Cに面した側への堆積物や、前記処理容器101の内壁面の前記空間101Cに面した部分、また前記保持台115側壁面の堆積物のエッチング速度が向上し、クリーニングレートが向上する効果が得られる。
【0051】
次に、堆積物のエッチングが完了すると、ステップ5およびステップ6においてそれぞれ高周波電力およびマイクロ波電力の導入を停止し、ステップ7においてクリーニングが完了する。
【0052】
なお、本実施例においては、前記シャワープレート103よりクリーニングガスおよび希釈ガスを導入しているが、必要に応じて、例えば前記シャワープレート103および前記処理ガス供給部111の双方より、もしくは前記処理ガス供給部111からのみ導入することも可能である。また、前記シャワープレート103からと、および前記処理ガス供給部111から導入する割合を変更することも可能である。
【0053】
例えば、フッ素添加カーボン膜の成膜条件に応じて、前記空間101Bに面する部分の堆積物が多い場合は、前記シャワープレート103から導入するクリーニングガスおよび希釈ガスの流量の割合を増加させ、また前記空間101Cに面する部分の堆積物が多い場合は、前記処理ガス供給部111から導入するクリーニングガスおよび希釈ガスの流量の割合を増加させることで、クリーニングガスを効率的に使用することができる。その結果、クリーニングガスの使用量を抑えて、かつクリーニング速度を向上させたより効率的なクリーニングが可能となる。
【0054】
なお、前記処理容器101内の堆積物の除去が完了してクリーニングが終了したことを確認するためには、プラズマの発光状態をモニタする方法がある。例えば、クリーニング中の発光を分光器などで分光処理することにより、特定の波長の光の強度の変化をモニタし、発行強度の変化が収束した時点でクリーニングの終了とし、クリーニングの終点を検出している。
【0055】
また、クリーニングの対象である堆積物の堆積状態によって、例えば前記空間101Cに面する部分の堆積物が多い場合は、高周波電力を印加する時間を増加させることによって、効率的にクリーニングレートを向上させることが可能となる。
【0056】
さらに、必要に応じてマイクロ波電力を導入する時間と高周波電力を導入する時間、またマイクロ波電力を導入・停止するタイミングと高周波電力を導入・停止するタイミングを変更して、堆積物の量に応じた効率的なクリーニングを行うことが可能となる。必要に応じて高周波電力での高周波プラズマのみでクリーニングを行うことも可能である。
【0057】
また、ここまでの実施例はフッ素添加カーボン膜をクリーニングする方法を示したが、例えばシリコン酸化膜(SiO膜)、フッ素添加シリコン酸化膜(SiOF膜)、シリコン窒化膜(SiN膜)などの絶縁膜も同様の方法でクリーニングすることが可能である。
【0058】
前記したSiO膜、SiOF膜、SiN膜などは、クリーニングガスにフッ素化合物のガス、例えばNF、CF、C、SFなどを用いることで、図2に示した方法でクリーニングを行う事が可能であり、前記したフッ素添加カーボン膜をクリーニングする場合と同様の効果を得ることが可能である。
【0059】
また、例えばフッ素添加カーボン膜とSiO膜、SiOF膜、SiN膜が積層された堆積物をクリーニングする場合や、SiCO膜、SiCO(H)膜など無機絶縁膜と有機系の絶縁膜が混在する堆積物をクリーニングする場合は、NFとO、H、HOを混合したガスをクリーニングガスとして用いる、またはNFによるクリーニングとO、H、HOによるクリーニングを交互に行うなどしてクリーンングを行う事が可能である。その場合も、前記したフッ素添加カーボン膜をクリーニングする場合と同様の効果を得ることが可能である。
[第2実施例]
次に、第1実施例に前記した、図2に示した基板処理装置のクリーニング方法を用いてクリーニングを行った際のクリーニング速度を図4に示す。ただし文中、先に説明した場合には同一の参照符号を用いて説明を省略する。
【0060】
図4は、第1実施例に記載した方法により、フッ素添加カーボン膜のクリーニングを行った場合のクリーニング速度を示したものであり、前記保持台115への高周波電力を300Wとした場合および500Wとした場合の結果が示してある。さらに、比較のために、前記保持台115に高周波電力を印加せずに、マイクロ波プラズマのみでクリーニングを行った場合の結果も併記する。
【0061】
図4を参照するに、マイクロ波プラズマのみでクリーニングを行った場合はクリーニング速度が194nm/minであるのに対し、高周波電力を300W印加した場合はクリーニング速度が540nm/minとなり、高周波電力を印加しない場合に比べてクリーニング速度が2.8倍となっている。さらに高周波電力を500Wとするとクリーニング速度が680nm/minとなって高周波電力を印加しない場合に比べて3.5倍となって、さらにクリーニング時間を短縮することが可能になっている。
【0062】
これは、前記したように、前記保持台115に高周波電力を印加することで、前記処理ガス供給部111の前記空間101Cに面した側への堆積物や、前記処理容器101の内壁面の前記空間101Cに面した部分、また前記保持台115側壁面の堆積物のエッチング速度が向上することでクリーニング速度が上昇する効果が得られているためであると考えられる。
【0063】
また、前記保持台115の表面を保護するため、前記保持台115上に、たとえばAlやSiNなどの焼結セラミックからなる保護ウェハを載置してクリーニングを実施してもよい。
【0064】
また前記したクリーニングは、被処理基板の成膜処理が1枚終了する毎に実施することも可能であるが、例えば複数の被処理基板の成膜処理が終了する毎に実施することも可能である。
【0065】
以上、本発明を好ましい実施例について説明したが、本発明は上記の特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、マイクロ波を用いた基板処理装置において、成膜処理で堆積した堆積物を除去するクリーニング時に、マイクロ波プラズマを用いると共に被処理基板の保持台に高周波電力を印加することで、堆積物のエッチング速度を増大させてクリーニング時間を短縮することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラズマ処理装置の概略を示す図である。
【図2】本発明による基板処理装置のクリーニング方法を示すフローチャートである。
【図3】図1のプラズマ処理装置にマイクロ波プラズマを励起した状態を模擬的に示した図である。
【図4】本発明の基板処理装置のクリーニング方法によるクリーニング速度を示す図である。
【符号の説明】
100 プラズマ処理装置
101 処理容器
115,116 排気ポート
101A,101B,101C 空間
114 被処理基板
115 保持台
108,109 シールリング
110A,110B スロット
110D 遅相板
110A 同軸導波管
110B アンテナ本体
110 ラジアルラインスロットアンテナ
103 シャワープレート
104 プラズマガス通路
105 プラズマガス供給ポート
107 開口部
108 供給通路
110C 放射版
導体構造物 111
処理ガス通路 112
ノズル 113

Claims (11)

  1. 外壁により画成された処理容器と、
    前記処理容器中に設けられて高周波電源に接続された、被処理基板を保持する保持台と、
    前記処理容器を排気する排気口と、
    前記処理容器上に、前記被処理基板に対面するように前記外壁の一部として設けられたマイクロ波透過窓と、
    前記マイクロ波透過窓上に設けられた、マイクロ波電源が電気的に接続されたマイクロ波アンテナと、
    前記処理容器中にプラズマガスを供給するプラズマガス供給部と、
    前記保持台上の前記被処理基板と前記マイクロ波透過窓との間に前記被処理基板に対面するように設けられた処理ガス供給部よりなる基板処理装置のクリーニング方法であって、
    前記処理容器中にクリーニングガスを導入するガス導入工程と、
    前記マイクロ波アンテナより前記処理容器中にマイクロ波を導入して前記処理容器中にプラズマ励起をするプラズマ励起工程とを含み、
    さらに前記保持台に前記高周波電源より高周波電力を印加するバイアス印加工程を含むことを特徴とする基板処理装置のクリーニング方法。
  2. 前記処理ガス供給部は導電性材料により構成されて接地されていることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  3. 前記マイクロ波アンテナは同軸導波管により給電され、開口部を有するアンテナ本体と、前記アンテナ本体上に前記開口部を覆うように設けられた複数のスロットを有するマイクロ波放射面と、前記アンテナ本体と前記マイクロ波放射面との間に設けられた誘電体よりなることを特徴とした請求項1または2記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  4. 前記クリーニングガスは、酸素を含むことを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  5. 前記クリーニングガスは、水素を含むことを特徴とする請求項1〜4のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  6. 前記クリーニングガスは、HOを含むことを特徴とする請求項1〜5のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  7. 前記クリーニングガスは、フッ素化合物を含むことを特徴とする請求項1〜6のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  8. 前記クリーニングガスは、前記マイクロ波アンテナと前記処理ガス供給部との間に形成された前記プラズマガス供給部より導入されることを特徴とする請求項1〜7のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  9. 前記クリーニングガスは、前記処理ガス供給部より導入されることを特徴とする請求項1〜8のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  10. 前記クリーニングガスは、前記マイクロ波プラズマおよび前記高周波電力により励起された高周波プラズマにより解離されて反応種となり、前記反応種によって前記処理容器の内部に堆積した堆積物をエッチングして除去することを特徴とする請求項1〜9のうち、いずれか1項記載の基板処理装置のクリーニング方法。
  11. 前記堆積物は、フッ素添加カーボン膜を含むことを特徴とする請求項10記載の基板処理装置のクリーニング方法。
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