JPH11297676A - 電子部品製造装置 - Google Patents

電子部品製造装置

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JPH11297676A
JPH11297676A JP11015098A JP11015098A JPH11297676A JP H11297676 A JPH11297676 A JP H11297676A JP 11015098 A JP11015098 A JP 11015098A JP 11015098 A JP11015098 A JP 11015098A JP H11297676 A JPH11297676 A JP H11297676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
cleaning
wafer
wall
film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11015098A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tanaka
田中  勉
Toru Tsunoda
徹 角田
Seishin Sato
聖信 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クリーニングをしてもチャンバ内壁に不要な膜
が残りパーティクルの原因となることを解決し、クリー
ニングを実施するとチャンバ内壁の膜がなくなり全掃周
期を長くできるようにする。 【解決手段】チャンバ11を、Al製の内装チャンバ1
2、絶縁物の中間チャンバ13、Al製もしくはSUS
製外装チャンバ14の3つのチャンバを重ねた多重構造
とする。内装チャンバ12に導入端子61を設ける。成
膜時には、内装チャンバ12をスイッチ62により外装
チャンバ14と接続しアースに落とす。クリーニング時
には、スイッチ62をオープンにして、内装チャンバ1
2をアースから外す。クリーニング用ガスを導入し、I
CPプラズマを放電させる。この時、内装チャンバ12
の内壁についた膜をとるため、内装チャンバ12にRF
電源64よりRF電力を印加してRFバイアスを加え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品製造装置に
関し、特に、プラズマを用いて半導体ウェーハのプロセ
スを行う半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマプロセスを行う半導体製
造装置の概略図を図2に示す。
【0003】通常プラズマ装置はAl(アルミニウム)
製のチャンバ10を持ち、その内に半導体ウェーハ(図
示せず。)を載置する載置台20が設置されている。平
行平板型のプラズマ装置だと、フタの部分もAlで作ら
れるが、本図では高密度プラズマ装置のため、石英もし
くはセラミックス製のベルジャー31があり、その上に
プラズマを発生、維持するためのコイル(帯状)32が
置かれている。コイル32にはマッチングネットワーク
33を介し、RF電源34(13.56MHz)がつな
がっている。ベルジャー31とAl製チャンバ10の間
には、ウェーハの周囲からガスを供給するためのノズル
が設けられている。ベルジャー31の上には、ウェーハ
の上からガスを均等に供給するガスシャワー板41が設
置されている。Al製チャンバ10はアースに落として
ある。ウェーハ載置台20は明記していない静電チャッ
ク機構とHe導入機構とを持ち、載置されたウェーハを
固定し冷却を行う。さらにバイアス印加用のRF電源2
2とマッチングネットワーク21が接続され、スパッタ
デポ(成膜中に物理的スパッタを同時に行い膜質改質を
行う)を行う時に使用する。
【0004】反応室内は、ターボ分子ポンプ51と補助
ポンプ52により、10-4Paオーダーまで真空排気さ
れる。
【0005】この反応室で成膜した場合、ウェーハ上だ
けでなく、ベルジャー31の内側、ウェーハ載置台20
の側面、Al製チャンバ10の内壁にも膜が付着する。
ウェーハ上以外に付いた膜はパーティクル等の原因にな
るため、ある一定以上の厚さになる前にプラズマクリー
ニング等を行い除去する必要がある。しかし、Al製チ
ャンバ10の内壁は、プラズマから遠いこともあり、非
常にとれにくく、膜が残り易いという大きな問題があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の問題点のチャンバ内壁に不要な膜がクリーニング
をしても残りパーティクルの原因となることを解決し、
クリーニングを実施すると、チャンバ内壁の膜がなくな
り全掃周期を長くできる電子部品製造装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、反応室
を構成する容器の少なくとも一部の構造を、導電性の外
部容器と、導電性の内部容器と、前記外部容器と前記内
部容器との間を絶縁する絶縁手段とを備える構造とする
と共に、前記内部容器に直流バイアスまたは高周波バイ
アスを印加可能なバイアス印加手段を設けたことを特徴
とする電子部品製造装置が提供される。
【0008】好ましくは、上記バイアス印加手段が高周
波(RF)バイアスを印加可能なバイアス印加手段であ
る。
【0009】また、好ましくは、外部容器と内部容器と
の間を絶縁する絶縁手段として、絶縁体を用いる。さら
に好ましくは、絶縁手段として絶縁体からなる容器を用
い、この場合には、上記容器の一部は導電性の内部容
器、絶縁体からなる容器、導電性の外部容器の多重構造
となる。
【0010】また、好ましくは、外部容器と内部容器と
の間の電気的導通または絶縁を切り換える切り換え手段
を設け、さらに好ましくは、この切り換え手段と上記バ
イアス印加手段とを並列に接続し、外部容器と内部容器
とが直流的に導通されている場合には、上記バイアス印
加手段からRFバイアスが印加されないようにする。
【0011】また、好ましくは、上記電子部品製造装置
のクリーニングを行う際には、クリーニングガスにAr
を添加することにより、放電の安定と、スパッタ効果に
よるクリーニング効果アップ、クリーニング時間短縮を
実現する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態のプラズマ
プロセスを行う半導体製造装置の概略断面図を図1に示
す。
【0013】本装置のチャンバ11は、内装チャンバ1
2、中間チャンバ13、外装チャンバ14の3つのチャ
ンバを重ねた多重構造となっており、特に中間チャンバ
13が絶縁物(テフロン、ポリイミド、石英、セラミッ
クス等)で作られている。内装チャンバ12はプラズマ
にさらされることから、汚染源とならない様に、Al
製、特に不純物の少ないAl(1000番台)で製作す
る。
【0014】内装チャンバ12は電極として使用するの
で導入端子61を設ける。
【0015】外装チャンバは、Al製もしくはSUS製
で作る。外装チャンバはプラズマにさらされないのでS
USを使用することができる。
【0016】チャンバ11の中には半導体ウェーハを載
せる載置台20が設置され、載置台20は図示しない静
電チャック機構と、He冷却機構とを有す。この2つの
機構により載置台20にのったウェーハの固定とウェー
ハの冷却を行う。
【0017】チャンバ11の上には石英もしくはセラミ
クス製のベルジャー31があり、その上にプラズマを発
生させ、維持するためのコイル(帯状)32が置かれて
いる。コイル32にはマッチングネットワーク33を介
しRF電源34(13.56MHz)がつながってい
る。
【0018】ベルジャー31と多重構造チャンバ11の
間には、ウェーハの周囲からガスを供給するためのノズ
ル70が設けられている。なお、このノズル70はSi
4と、O2 ガスが別々に流れる様に別系統となってお
り、ノズルから吹き出す前に反応することなく、反応室
内でまざるようになっている。
【0019】ベルジャー31の上には、ウェーハの上か
らガスを均等に供給するためのガスシャワー板41が設
置され、SiH4 とO2 ガスをシャワー板内で混ざらな
いようにして流している。
【0020】ウェーハ載置台20は明記していない静電
チャック機構と、He導入機構を持ち、載置されたウェ
ーハを固定し、冷却を行う。さらにバイアス印加用のR
F電源22と、マッチングネットワーク21が接続さ
れ、スパッタデポ時に使用する。
【0021】反応室内は下部に取り付けたターボ分子ポ
ンプ51と補助ポンプ52とで10-4Paオーダーまで
真空排気される。
【0022】成膜及びクリーニングをこの反応室で行う
と次の様になる。
【0023】反応室は真空排気されている。図に示して
いないロードロック室から、これも図に示していないゲ
ートバルブを通してウェーハが搬送され、これまた図に
示されていないペデスタル機構により、載置台上にウェ
ーハが設置される。その後、ゲートバルブは閉じ、チャ
ンバ内にガスが導入される。この時のガスは成膜用では
なく、加熱用であるのでArまたはN2 を用いる。ガス
導入後、ICPプラズマを放電させ、ウェーハを加熱す
る。60〜90秒後、図示しない静電チャック機構によ
り、ウェーハは載置され、ウェーハ裏面にHeが導入さ
れウェーハが冷却される。同時に成膜ガスとスパッタ用
のガス(不活性であるArガスが適している)を導入
し、スパッタデポを行い、ウェーハ上にカバレッジの良
い膜が成膜される。この時スパッタ効果を上げるために
載置台20にRFバイアス電圧を印加する。
【0024】これによりウェーハ上に成膜されるが、ウ
ェーハ上だけでなくベルジャー31、載置台20の周
辺、多重構造チャンバ11の内壁にも膜が成膜される。
【0025】このとき、多重構造チャンバ11の内装チ
ャンバ12はスイッチ62により外装チャンバ14と接
続されているので、アースに落ちており、内装チャンバ
12につながるRF電源64にはこのスイッチ62を用
いてインターロック機構をもたせ、内装チャンバ12が
アース時にはRFが印加されないようにする。なお、R
F電源64と内装チャンバ12との間にはマッチングネ
ットワーク63が接続されている。
【0026】クリーニング時には、スイッチ62をオー
プンにして、内装チャンバ12をアースから外す。クリ
ーニング用ガスを導入し、ICPプラズマを放電させ
る。このとき、ガスにはC26またはCF4 、他のクリ
ーニング用のガスと、O2 等を用い、スパッタ効果によ
りエッチングスピードを上げるためArを添加する。こ
の時圧力は1〜数十Pa程度でクリーニングを実施す
る。そして、載置台20周辺の膜をとるため、載置台2
0にRF電源22よりRFバイアスを印加し、さらに内
装チャンバ12の内壁についた膜をとるため、内装チャ
ンバにもRF電源64よりRF電力を印加し、RFバイ
アスを加える。載置台20上面の損傷を防止するため、
ダミーウェーハを載置台20にのせておく。
【0027】これにより、内装チャンバ12の内壁に付
いた膜を確実に速く除去することができ、チャンバの全
掃周期を長くすることができる。
【0028】なお、多重構造チャンバ11の真空、封止
については、図1では中間チャンバ13を用いて行って
いるが、強度上の問題がなければ外装チャンバ14また
は内装チャンバ12のどちらで行ってもかまわない。し
かし、内装チャンバ12はRFとの切り換えスイッチ以
外でアースに落ちることのないようにする。
【0029】また、多重構造チャンバ11を、導電性の
内装チャンバ12、絶縁物からなる中間チャンバ13お
よび導電性の外装チャンバ14の3槽構造としているの
は、中間チャンバ13の絶縁物により高周波印加時に内
装チャンバ12とアース電位の外装チャンバ14との間
の放電を防止するためであり、また導電性の外装チャン
バ14はシールドのために使用している。
【0030】
【発明の効果】この発明を実施することにより次の効果
が得られる。
【0031】チャンバ内壁に付着した膜を確実に除去す
ることができ、全掃周期の間隔が長くなり、装置の稼働
率が上がる。その結果、生産性向上につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の半導体製造装置を説明
するための概略断面図である。
【図2】従来の半導体製造装置を説明するための概略断
面図である。
【符号の説明】
11…多重構造チャンバ 12…内装チャンバ 13…中間チャンバ 14…外装チャンバ 20…ウェーハ載置台 21、33、63…マッチングネットワーク 22、34、64…RF電源 31…ベルジャー 32…コイル(帯状) 41…ガスシャワー板 51…ターボ分子ポンプ 52…補助ポンプ 61…導入端子 62…スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応室を構成する容器の少なくとも一部の
    構造を、導電性の外部容器と、導電性の内部容器と、前
    記外部容器と前記内部容器との間を絶縁する絶縁手段と
    を備える構造とすると共に、前記内部容器に直流バイア
    スまたは高周波バイアスを印加可能なバイアス印加手段
    を設けたことを特徴とする電子部品製造装置。
JP11015098A 1998-04-06 1998-04-06 電子部品製造装置 Withdrawn JPH11297676A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6267121B1 (en) * 1999-02-11 2001-07-31 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Process to season and determine condition of a high density plasma etcher
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Effective date: 20050607