JP3756269B2 - 拡張ユニットの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、拡張ユニットの取付構造に係り、工場で生産された複数の建物ユニットおよび拡張ユニットを建設現場で組み立てることで建てられるユニット式建物の技術に属する。
【0002】
【背景技術】
従来より、工場で生産された建物ユニットを建設現場で組み立てることにより建てられるユニット式建物では、建物ユニットの内部空間を居室として有効に活用するため、収納空間等を建物ユニット内に設けず、建物ユニットの側面に取り付けられた拡張ユニット内に設ける場合がある。また、このような拡張ユニットは、収納空間の確保のみならず、その内部を建物ユニット内と連通させることで、居室空間の一部としても利用可能である。
【0003】
このような拡張ユニットの従来の取付構造を図7に示した。
図7において、箱状の拡張ユニット90は、建物ユニット20Aに取り付けられているとともに、室外側の側面に取り付けられた複数の直線状の外壁パネル91,92および平断面L字形状のコーナーパネル93を備えている。
そして、拡張ユニット90の各外壁パネル91,92のうち、建物ユニット20Bの外壁パネル25に対して直角をなす外壁パネル92は、その外壁パネル25に対して勝った状態となるように取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、拡張ユニット90の外壁パネル93が建物ユニット20Bの外壁パネル25に対して勝った状態になっていると、外壁パネル25,93間の目地が入隅の頂角部分に位置するため、その目地処理が行い難いという問題があった。
【0005】
また、拡張ユニット90では、四隅の柱94およびこれらを連結する複数の梁を含んで構成された骨組95の見付け寸法Lが、建物ユニット20の同様な骨組24の見付け寸法であるモデュール寸法Mよりも若干小さく設定されているため、拡張ユニット90の外壁パネル92と建物ユニット20Bの外壁パネル25とにおいて、各々の見付け寸法が異なってしまい、それら外壁パネル25,92等の部品の共通化が図れないという問題もあった。
【0006】
さらに、従来では、拡張ユニット90の各柱94と、これらの柱94に対向する建物ユニット20Aの各柱21とにおいて、見付け方向内側に向いた各側面21C,94A同士が面一とされ、拡張ユニット90の建物ユニット20Aへの取り付けを、それらの側面21D,94Aに跨設された接続部材96を用いて行っていた。このため、接続部材96を隠蔽するための内壁パネル97が建物の内部空間側に張り出してしまい、内部空間を有効に利用できないとういう問題もあった。
【0007】
本発明の目的は、入隅での目地処理を容易に行うことができる拡張ユニットの取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の拡張ユニットの取付構造は、図面で用いた符号で説明すると、建物10の本体部12を構成する箱状の建物ユニット20Aの側面に前記本体部12の室外側へ突出して取り付けられるとともに、建物ユニット20Aよりも小さい見込み寸法を有する箱状とされ、かつ室外に臨む側面が外壁パネル42,43で覆われている拡張ユニット30の取付構造であって、本体部12に設けられた外壁パネル25と、拡張ユニット30の外壁パネル43との間に、コーナーパネル26を介装し、拡張ユニット30および建物ユニット20Aを、四隅の柱21,31を含んで構成された骨組24,39を有したものとし、拡張ユニット30の骨組39を構成する各柱31のうち、建物ユニット20A側の二本の柱31の断面寸法を、これらの柱31と対向する建物ユニット20Aの二本の柱21の断面寸法よりも小さく設定し、建物ユニット20Aの二本の柱21の拡張ユニット側に向いた側面21Aと、この側面21Aに対して直角をなす拡張ユニット30の柱31の側面31Aとを、互いに直角をなす二つの当接面50Aを有する接続部材50で接続したことを特徴とするものである。
このような本発明においては、本体部12と拡張ユニット30との各外壁パネル25,43間にコーナーパネル26を介装するため、各パネル25,26,43間の目地処理が入隅の頂角位置から離れた位置で容易に行われるようになる。
また、拡張ユニット30の柱31の断面寸法を建物ユニット20の柱21の断面寸法よりも小さく設定するから、それらの寸法差を利用することにより、接続部材50が各柱21,31から建物10の内部側に突出せずに配置されるようになる。このため、従来のような、張り出した内壁パネル97が不要となり、建物10の内部空間が有効に利用されるようになる。
【0009】
また、本発明の拡張ユニットの取付構造では、本体部12を複数の建物ユニット20から構成し、拡張ユニット30および各建物ユニット20を、四隅の柱21,31を含んで構成された骨組24,39を有したものとし、これら骨組24,39の見付け寸法M,Lを同じに設定することが好ましい。
このような場合には、本体部12を構成する建物ユニット20の骨組の見付け寸法Mと、拡張ユニット30の骨組39の見付け寸法Lとが同じであるから、拡張ユニット30の見付け方向に沿って設けられる外壁パネル42等を、他の建物ユニット20Bの外壁パネル25と同寸法に設定できる等、部材の共通化が促進される。
【0011】
そして、本発明の拡張ユニットの取付構造では、接続部材50を、この接続部材50が当接される拡張ユニット30の柱31および建物ユニット20Aの柱21のうちの少なくとも一方の柱21(31)の側面21A(31A)に、建物10の内部側から螺設されるボルト57で固定することが好ましい。
このような場合には、建設現場における接続部材50の固定を建物10の内部側から容易に行えるようになる。
【0012】
さらに、本発明の取付構造では、建物ユニット20Aおよび拡張ユニット30の互いに接続される柱21,31を、各々中空とし、かつ接続部材50に対応する位置に設けられた開口部21B,31Bを塞ぐ閉塞部材53,54を有したものとし、この閉塞部材53,54の前記開口部21B,31Bと対向する面にナット56を固着し、このナット56に接続部材50を固定する前述のボルト57を螺合してもよい。
このような場合には、ナット56を予め閉塞部材53,54に固着しておくことにより、柱21,31の上下方向の中央位置等、通常ではナット56を取り付け難い箇所であっても、開口部21B,31Bを設けた後に各閉塞部材53,54を溶接するだけで、ナット56が容易に設けられるようになる。
【0013】
以上において、さらに、コーナーパネル26を、平断面L字形状としてもよく、このような場合には、頂角部分が直角とされた入隅が形成されるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、前述の従来技術で説明した部材と同じ部材には同一符号を付した。
図1は、本実施の形態に係る拡張ユニットの取付構造が適用されたユニット式建物10を模式的に示す全体斜視図である。
図1において、ユニット式建物10は、基礎11上に建てられた本体部12と、本体部12の上部に設けられた屋根13とから構成され、本体部12は、水平方向および上下方向に配置された複数の建物ユニット20から構成され、各建物ユニット20のうちの桁方向の中央に配置された建物ユニット20Aには本体部12の室外側に突出した拡張ユニット30が取り付けられている。
【0015】
建物ユニット20は、全体形状が箱状とされているとともに、図2および図4に示すように、四隅に立設された四本の柱21と、これらの柱21の上端間および下端間に架け渡された各四本の上梁22および下梁23とを含んで構成された金属製の骨組24を備え、建物ユニット20Aに対して見付け方向(桁方向)に隣接配置された建物ユニット20B(図1、図4)では、骨組24の室外側の側面に直線状の外壁パネル25が図示しないブラケット等を介して上下梁に取り付けられている。
そして、このような骨組24の見付け方向の寸法は、モデュール寸法Mとなっている。
【0016】
拡張ユニット30は、全体形状が箱状とされ、図3および図4に示すように、四隅に立設された四本の柱31と、これらの柱31の上端間および下端間に架け渡された各四本の上梁32および下梁33と、室外側の上下梁32,33間に立設された間柱34と、上梁32間および下梁33間に架け渡された中間梁35と、複数の水平材36、筋かい37およびブレース38とを含んで構成された金属製の骨組39を備えている。
そして、このような骨組39の見付け寸法Lは、建物ユニット20のモデュール寸法Mと同じになっている。
また、骨組39を構成する各柱31の断面寸法は、建物ユニット20の柱21の断面形状よりも小さく設定され、骨組39内にはそれらの柱31間に位置されるように、見付け方向および見込み方向の各々に沿って内壁パネル40,41が立設されている。
【0017】
図4に示すように、骨組39の室外に臨む側面は、直線状の外壁パネル42,43、および柱31に取り付けられた平断面L字形状のコーナーパネル44で覆われており、見込み方向に沿って設けられた外壁パネル43と、建物ユニット20Bに設けられてその外壁パネル43に対して直角をなす外壁パネル25との間には、平断面L字形状の別のコーナーパネル26が介装されている。このコーナーパネル26は、建物ユニット20Bの柱21に、図示しないブラケット等を介して取り付けられたものである。
ここで、各パネル25,26,42〜44は、例えば、オートクレーブ養生された軽量気泡コンクリート(ALC)製である。
【0018】
図4において、建物ユニット20A,20Bの内部と拡張ユニット30の内部とは、互いに連通されており、これにより大きな内部空間が形成されている。そして、各建物ユニット20B内に立設された内壁パネル45の表面と拡張ユニット30の内壁パネル41表面とは、柱21に固定された内壁材46で連続するように仕上げられている。
なお、図4中の符号47は、内部空間内にわたって敷設された床材を示している。
【0019】
そして、建物ユニット20Aと拡張ユニット30との接続は、対向し合う柱21,31間で行われている。
具体的には、図5にも示すように、各柱21,31において、柱21の拡張ユニット30側に向いた側面21Aと、この側面21Aに対して直角をなす柱31の側面31Aとが、各側面21A,31Aに当接される当接面50A,50Bを有した平面L字形状の接続部材50で互いに接続されるようになっている。
【0020】
この接続部材50は、二枚のスティフナ51で補強されているとともに、各当接面50A,50Bに穿設されたボルト孔52を有している。そして、このような接続部材50は、各柱21,31の断面寸法の差を利用して室内側に突出しない位置において、柱21,31の上下方向の略中央および上端寄りに固定されるようになっている。
【0021】
一方、各柱21,31は、中空の筒状とされ、接続部材50に対応する位置に開口部21B,31Bを有し、これらの開口部21B,31Bが板状の閉塞部材53,54の溶接により塞がれている。
この閉塞部材53,54は、ボルト孔55を有すとともに、開口部21B,31Bと対向する面に予め固着された裏ナット56を有している。
すなわち、これら柱21,31に対する接続部材50の固定は、この接続部材50のボルト孔52と閉塞部材53,54のボルト孔55とに室内側からボルト57を挿通し、各ボルト57をナット56に螺合することにより行われる。
【0022】
また、図6に示すように、建物ユニット20Aの柱21における側面21Aの下端寄りには、スティフナ61で補強されたL字形状の支持部材60が、例えば、溶接等により固着されており、支持部材60の上面60Aには、ボルト孔62が穿設され、また、ガイドピン63が上方に向いて突設されている。
これに対し、拡張ユニット30の柱31における側面31Aの下端寄りには、スティフナ71で補強されたL字形状の接続部材70が固着されており、接続部材70の下面70Aには、ボルト孔72が穿設され、また、支持部材60のガイドピン63に対応したガイド孔73が穿設されている。
すなわち、拡張ユニット30をクレーン等で持ち上げた後、拡張ユニット30を徐々に下降させてガイド孔73にガイドピン63を挿通させることにより、支持部材60の上面60Aに接続部材70を載置し、次いで、各部材60,70をボルト孔62,72に挿通したボルト80とこれに螺合するナット81で接続する。
なお、このナット81は、予め支持部材60に固着しておいてもよい。
【0023】
このような本実施の形態においては、各建物ユニット20および拡張ユニット30を予め工場で生産し、この際、外壁パネル25,42,43およびコーナーパネル26,44を各骨組24,39に取り付けておくとともに、内部に内壁パネル40,41,45等を配置しておく、
次ぎに、建設現場において、各建物ユニット20を組み合わせて建物10の本体部12を建てた後、前述の要領で拡張ユニット30の下端側を建物ユニット20Aの下端側に載置してボルト止めを行うとともに、各建物ユニット20の柱21と拡張ユニット30の柱31とを接続部材50を用いて互いに接続する。ただし、接続部材50を予め柱21,31のいずれか一方に工場等で予め固定あるいは仮固定しておいてもよい。
この後、室内では、内壁材46の取り付けを行い、室外では、外壁パネル25,42,43およびコーナーパネル26,44間の目地処理を行う。
【0024】
このような本実施の形態によれば以下のような効果がある。
すなわち、建物10において、本体部12と拡張ユニット30との各外壁パネル25,43間にはコーナーパネル26が介装されているため、各パネル25,26,43間の目地処理を入隅の頂角位置から離れた位置で容易に行うことができる。
【0025】
また、建物ユニット20の骨組24のモデュール寸法Mと、拡張ユニット30の骨組39の見付け寸法Lが同じであるため、拡張ユニット30の見付け方向に沿って設けられた外壁パネル42を、建物ユニット20Bの外壁パネル25と同寸法に設定でき、部材の共通化を促進できる。
【0026】
さらに、拡張ユニット30の柱31の断面寸法が建物ユニット20の柱21の断面寸法よりも小さく設定されているため、接続部材50をそれらの寸法差を利用して柱31と内壁材46との間の空間に収容することができ、接続部材50を各柱21,31から建物10の内部側に突出させずに配置することができる。このため、従来のような、張り出した内壁パネル97が不要となり、建物10の内部空間を有効に利用することができる。
【0027】
そして、接続部材50が各柱21,31の側面21A,31Aに建物10の内部側から螺設されるボルト57で固定されているため、建設現場における接続部材50の固定を容易に行うことができる。
【0028】
また、拡張ユニット30および建物ユニット20Aの各柱21,31が中空とされているうえ、各柱21,31には開口部21B,31Bが設けられ、接続部材50固定用のボルト57に螺合するナット56が、開口部21B,31Bを塞ぐ閉塞部材53,54の裏面に固着されているため、ナット56を予め閉塞部材53,54に固着しておくことにより、柱21,31の上下方向の中央位置等、通常ではナット56を取り付け難い箇所であっても、開口部21B,31Bを設けた後に各閉塞部材53,54を溶接するだけで、ナット56を容易に設けることができる。
【0029】
また、コーナーパネル26は、平断面L字形状であるため、建物10に頂角部分が直角とされた入隅を形成することができる。
【0030】
さらにまた、柱21の下端寄りに設けられた支持部材60が拡張ユニット30の垂直荷重を受ける構造になっているから、接続部材50の固定を、拡張ユニット30の荷重が支持部材60で受けられらた状態で容易かつ安全に行うことがでる。
【0031】
そして、その支持部材60と柱31に設けられた接続部材70とは、略同形状をしているため、各部材60,70の構成部品を共通化できる。
【0032】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、コーナーパネル26が平断面L字形状であったが、本発明に係るコーナーパネルの断面形状は、特にL字形状に限定されるものではなく、例えば、室外に臨む外表面を一つの側面で形成したり、あるいは、このような一つの面を曲面とすることにより、断面形状をL字形状以外としてもよい。
【0033】
また、前記実施の形態では、接続部材50もL字形状であったが、接続部材はL字形状の他、例えば、T字形状等であってもよい。
【0034】
また、前記実施の形態では、接続部材50は、柱21,31の断面の寸法差を利用することにより、柱31と内壁材46との間の空間に収容されていたが、柱31が四隅から多少ずれている場合、すなわち、柱31とコーナーパネル26との間に十分な空間が形成される場合には、この空間内に接続部材50を収容して柱21,31を接続してもよい。要するに、接続部材50は、柱21,31の寸法差を利用することにより、建物10の内部側に突出しない位置に配置されていればよい。
ただし、柱31とコーナーパネル26との間の空間を設けて接続部材50を配置すると、その固定作業を内壁パネル41を立設させない状態で、しかも、手をまわす等して行う必要があるため、建物10の工業化率や作業効率を向上させるうえでも、接続部材50を前記実施の形態のような空間内に配置することが好ましい。
【0036】
さらに、前記実施の形態では、拡張ユニット30の骨組39の見付け寸法Lが建物ユニット20の骨組24のモデュール寸法Mと同じに設定されていたが、これらの寸法が異なる場合でも本発明に含まれる。
ただし、各々の寸法を同じに設定することで、前述した効果が得られるのでよい。
【0037】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によれば、建物の本体部と拡張ユニットとの各々に設けられた互いに直角をなす外壁パネル間に、平断面L字形のコーナーパネルを介装したため、各パネル間の目地処理を入隅の頂角位置から離れた位置で容易に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る拡張ユニットの取付構造が適用された建物の全体を模式的に示す斜視図である。
【図2】前記建物の本体部を構成する建物ユニットの骨組を示す斜視図である。
【図3】前記建物ユニットに取り付けられる拡張ユニットの骨組を示す斜視図である。
【図4】前記拡張ユニットが前記建物ユニットに取り付けられた状態を示す平面図である。
【図5】前記拡張ユニットを建物ユニットに取り付ける際の要部を示す分解斜視図である。
【図6】前記拡張ユニットを建物ユニットに取り付ける際の他の要部を示す分解斜視図である。
【図7】従来技術を示す平面図である。
【符号の説明】
10 建物
12 本体部
20 建物ユニット
21,31 柱
21A,31A 側面
21B,31B 開口部
24,39 骨組
25,42,43 外壁パネル
26 コーナーパネル
30 拡張ユニット
50 接続部材
50A 当接面
53,54 閉塞部材
56 ナット
57 ボルト
L,M 見付け寸法および見付け寸法であるモデュール寸法

Claims (5)

  1. 建物の本体部を構成する箱状の建物ユニットの側面に前記本体部の室外側へ突出して取り付けられるとともに、前記建物ユニットよりも小さい見込み寸法を有する箱状とされ、かつ室外に臨む側面が外壁パネルで覆われている拡張ユニットの取付構造であって、前記本体部に設けられた外壁パネルと、前記拡張ユニットの外壁パネルとの間には、コーナーパネルが介装され、前記拡張ユニットおよび建物ユニットは、四隅の柱を含んで構成された骨組を有し、前記拡張ユニットの骨組を構成する各柱のうち、前記建物ユニット側の二本の柱の断面寸法は、これらの柱と対向する前記建物ユニットの二本の柱の断面寸法よりも小さく設定され、前記建物ユニットの二本の柱の前記拡張ユニット側に向いた側面と、この側面に対して直角をなす前記拡張ユニットの柱の側面とが、互いに直角をなす二つの当接面を有する接続部材で接続されていることを特徴とする拡張ユニットの取付構造。
  2. 請求項1に記載の拡張ユニットの取付構造において、前記本体部は複数の建物ユニットから構成され、前記拡張ユニットおよび各建物ユニットは、四隅の柱を含んで構成された骨組を有し、これら骨組の見付け寸法が同じに設定されていることを特徴とする拡張ユニットの取付構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の拡張ユニットの取付構造において、前記接続部材は、この接続部材が当接される前記拡張ユニットの柱および前記建物ユニットの柱のうちの少なくとも一方の柱の側面に、前記建物の内部側から螺設されるボルトで固定されていることを特徴とする拡張ユニットの取付構造。
  4. 請求項3に記載された拡張ユニットの取付構造において、前記建物ユニットおよび拡張ユニットの互いに接続される柱は、各々中空とされ、かつ前記接続部材に対応する位置に設けられた開口部を塞ぐ閉塞部材を有し、この閉塞部材の前記開口部と対向する面にはナットが固着され、このナットには前記接続部材を固定する前記ボルトが螺合していることを特徴とする拡張ユニットの取付構造。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載された拡張ユニットの取付構造において、前記コーナーパネルは、平断面L字形状であることを特徴とする拡張ユニットの取付構造。
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