JP2004092134A - ユニット住宅の屋根構造 - Google Patents

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上島 寿郎
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Abstract

【課題】予め工場等で形成された屋根ユニットを用いて、ユニット住宅の屋根部分を効率良く且つ容易に組立ててゆくことのできるユニット住宅の屋根構造を提供する。
【解決手段】予め組立てた複数の住宅ユニット13,14を接合一体化して形成されるユニット住宅11の屋根構造10であって、屋根部分12を、棟15と垂直な方向の分割面Xのユニット領域16とパネル領域17とに分割して、各ユニット領域16には屋根ユニット14を設置する。屋根ユニット14は、三角形状の支持梁18をパネル領域17との分割面Xに沿って配置してなる小屋組19を有すると共に、支持梁18に支持されてユニット部屋根パネル20が取付けられるものであり、パネル領域17に設置されるパネル部屋根パネル21は、両側に設置された一対の屋根ユニット14の各三角形状の支持梁18に支持されて、ユニット部屋根パネル20の間に取付けられる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、予め組立てた複数の住宅ユニットを接合一体化して形成されるユニット住宅の屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
近年、住宅建築物の施工の迅速化や高精度化を図るべく、予め工場等で形成された複数の住宅ユニットを建築現場で組立てて構築するユニット住宅が種々開発されている。このようなユニット住宅においては、形成された各住宅ユニットを例えば運送用のトラック等に積み込んで建築施工現場に搬入し、例えばクレーン等の吊上げ用の重機を用いて吊上げて所定の位置に設置し、他の住宅ユニットと共に接合一体化することによってユニット住宅を組立てる。
【0003】
このようなユニット住宅では、住宅の屋根部分も住宅ユニット(屋根ユニット)によって構成することが好ましいが、従来のユニット住宅では、屋根ユニットは、屋根部分全体の形状とは無関係に、これの下方の住宅ユニット(居室ユニット)の割付に従って分割した形状に形成されていたため、当該屋根ユニットによる効率の良い屋根部分の施工がなされていなかった。
【0004】
すなわち、下方の居室ユニットの割付に従ってこれと同じ数の屋根ユニットを形成する場合、屋根ユニットの数が必要以上に多くなって輸送コストが増大すると共に、居室ユニットの分割位置で分割された屋根ユニットは、複雑な立体形状となってその組立て作業に多くの手間を要することになる。また複雑な立体形状を形作るために、屋根部分全体の構造には不必要な部材を余分に取付ける必要を生じることになり、屋根ユニットを構成する例えばトラス梁や妻小壁が、屋根ユニットの隣接部で2重に重複して取付けられて無駄な材料となる場合がある。
【0005】
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたものであり、予め工場等で形成された屋根ユニットを用いて、ユニット住宅の屋根部分を効率良く且つ容易に組立ててゆくことのできるユニット住宅の屋根構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、予め組立てた複数の住宅ユニットを接合一体化して形成されるユニット住宅の屋根構造であって、該住宅ユニットの屋根部分を、棟と垂直な方向の分割面によって2以上のユニット領域と1以上のパネル領域とに交互に分割して、各ユニット領域には予め組立てた屋根ユニットを設置し、該屋根ユニットは、下方の住宅ユニットから支持される三角枠形状の支持梁を、パネル領域との分割面に沿って配置してなる立体形状の小屋組を有すると共に、該支持梁に支持されてユニット部屋根パネルが屋根下地面に沿って取付けられるものであり、前記パネル領域に設置されるパネル部屋根パネルは、当該パネル領域の両側に設置された一対の前記屋根ユニットの各三角形枠状の支持梁により支持されて、屋根下地面に沿って前記ユニット部屋根パネルの間に取付けられることを特徴とするユニット住宅の屋根構造を提供することにより、上記目的を達成したものである(請求項1記載の発明)。
【0007】
また、本発明のユニット住宅の屋根構造は、前記屋根ユニットの前記分割面に沿って配置される三角枠形状の支持梁が、トラス梁であり、前記ユニット部屋根パネル及び前記パネル部屋根パネルはトラス梁の上弦材によって支持されていることが好ましい(請求項2記載の発明)。
【0008】
さらに、本発明のユニット住宅の屋根構造は、前記パネル部屋根パネルが、横桟と縦桟を矩形形状に接合したパネル枠の上面側に屋根下地用面材を取付けて構成されるものであり、前記屋根下地用面材は、張出し係止部を前記横桟又は縦桟から両側に張出した状態で前記パネル枠に取付けられており、前記張出し係止部を前記支持梁の上端面に係止させるまで前記パネル枠を前記パネル領域の両側の一対の前記支持梁間に落とし込んで、前記パネル部屋根パネルを前記ユニット部屋根パネルの間に取付けるようにすることが好ましい(請求項3記載の発明)。
【0009】
さらにまた、本発明のユニット住宅の屋根構造は、前記矩形形状のパネル枠が、前記パネル領域の両側の一対の支持梁間の間隔に相当する巾を有しており、該パネル枠は、前記間隔を保持するようにしつつ両側の一対の前記屋根ユニットからの圧縮方向の荷重を支持できるようになっていることが好ましい(請求項4記載の発明)。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態のユニット住宅の屋根構造10は、図1〜図5に示すように、例えば屋根部分12が切妻屋根となった枠組壁構法(ツーバイフォー構法)による木造2階建てのユニット住宅11において、当該切妻屋根による屋根部分12を効率良く組立ててゆくための構造として採用されたものである。ここで、本実施形態によれば、ユニット住宅11は、予め工場等で形成された複数の住宅ユニット13,14を建築施工現場で接合一体化して構築されるものであり、切妻屋根による屋根部分12の下方に複数の居室ユニット13を据付けて組立てた後、これらの居室ユニット13の上方に屋根ユニット14を取付けて当該屋根部分12を設置し、屋根下地面に沿って屋根パネル20,21の屋根下地用面材31,36を配置すると共に、さらに屋根下地用面材31,36の上面を覆って、ルーフィング材、スレート、瓦等の屋根仕上げ材を敷設することによって構築されることになる。
【0011】
そして、本実施形態のユニット住宅の屋根構造10によれば、予め工場等で形成された屋根ユニット14を用いて、ユニット住宅11の屋根部分12を形成してゆくものであって、住宅ユニットの屋根部分12を、棟15と垂直な方向の6つの分割面Xによって4箇所のユニット領域16と3箇所のパネル領域17とに交互に分割して、各ユニット領域16には予め組立てた屋根ユニット14を設置する。また屋根ユニット14は、下方に組立てられた居室ユニット13から支持される三角枠形状の支持梁18を、パネル領域17との分割面Xに沿って配置してなる立体形状の小屋組19を有すると共に(図3参照)、支持梁18に支持されてユニット部屋根パネル20が屋根下地面に沿って取付けられるものであり(図4参照)、パネル領域17に設置されるパネル部屋根パネル21は、当該パネル領域17の両側に設置された一対の屋根ユニット14の各三角枠形状の支持梁18により支持されて、屋根下地面に沿ってユニット部屋根パネル20の間に取付けられる。
【0012】
本実施形態によれば、屋根ユニット14は、図3及び図4に示すように、切妻屋根による屋根部分12を分割面Xによって分割した際の各ユニット領域16を占める形状に組立てられた、正面から視て略2等辺三角形の形状を有する住宅ユニットである。各屋根ユニット14は、立体形状の小屋組19を有しており、この小屋組19は、略2等辺三角形の枠状に組付けられた一対の支持梁18を向かい合わせに平行に配置すると共に、ユニット部屋根パネル20のパネル枠を兼ねる複数の横枠材22及び縦枠材23を介して、向かい合わせた支持梁18を連結一体化することによって形成されている。
【0013】
本実施形形態によれば、一対の支持梁18は、トラス梁となっており、このトラス梁18は、2等辺三角形の底辺部に配置される下弦材24と、2等辺三角形の斜辺部に配置される上弦材25と、下弦材24と上弦材25との間に介在して配置されるトラス束材26及びトラス斜束材27とからなり、下弦材24、上弦材25、トラス束材26、及びトラス斜束材27は、これらの各接合節点部において緊結金物28等を介して接合されることにより、強固なトラス構造を構成している。またこのようなトラス構造を補強するために、トラス座屈止め29、トラス振れ止め30等が適宜取付けられている。
【0014】
また、本実施形態によれば、向かい合わせに配置した一対のトラス梁18の対向する上弦材25の上半部内側面に沿って、縦枠材23が各々配置されると共に、これらの縦枠材23の対向する内側面の間に固定されて、縦枠材23と垂直な方向に延設する複数の横枠材22が、梯子状に互いに平行となるように取付けられることにより、ユニット部屋根パネル20のパネル枠が形成される。このパネル枠には、これの上面に例えばパーティクルボード、OSB、合板等からなる屋根下地用面材31が打ち付けられて、当該屋根下地用面材31が屋根下地面に沿って配置されると共に、屋根下地用面材31は、縦枠材23の外側に張出して取付けられることにより、その端部がトラス梁18の上端面、すなわち上弦材25の上端面の略半分の部分を覆うように設置されることになる(図6参照)。
【0015】
なお、屋根ユニット14は、小屋組19と屋根下地用面材31(ユニット部屋根パネル20)とによって構成されることになるが、ユニット部屋根パネル20の屋根下地用面材31は、屋根ユニット14を施工現場で居室ユニット13の上方に据付けた後に、小屋組19を構成するユニット部屋根パネル20のパネル枠に取付けるようにしても良い。また、ユニット部屋根パネル20は、後述するパネル部屋根パネル21と同様に、一対の支持梁18の間に落とし込むようにして、屋根ユニット14の小屋組19に取付けることもできる。
【0016】
そして、上述のような構成を有する屋根ユニット14は、搬送用のトラックに積込める巾及び長さを有しており、工場等から施工現場に搬送されて、例えばクレーン等の吊上げ用の重機を用いて、屋根部分12のユニット領域16に、パネル領域17のための間隔を隔てつつ、少なくとも一方のトラス梁18がユニット領域16との分割面Xに沿って配置されるように各々据付けられる。すなわち、各屋根ユニット14は、トラス梁18の下弦材24の両端を、居室ユニット13によって組立てられた、ユニット住宅11の居室部分の長手方向に沿った両側に配置される壁枠組32の上端に載置することにより、これらの壁枠組32に支持させて居室部分の上方に架設固定される(図4参照)。
【0017】
各屋根ユニット14を4箇所のユニット領域16に各々設置固定したら、パネル領域17の両側に設置された一対の各三角形状のトラス枠18に支持させて、パネル部屋根パネル21を屋根下地面に沿ってユニット部屋根パネル20の間に取付ける。パネル部屋根パネル21は、図5(a),(b)に示すように、矩形形状に接合した一対の縦桟33と複数の横桟34とからなるパネル枠35と、このパネル枠35の上面側に取付けられる例えばパーティクルボード、OBS、合板等による屋根下地用面材36とからなり、パネル枠35は、一対の縦桟33の内側面間に複数の横桟34を梯子状に介在配置させて、縦桟33の外側から負荷される荷重を強固に支持できる構成を備えている。
【0018】
また、本実施形態によれば、屋根下地用面材36は、張出し係止部38を縦桟33から両側に張出した状態でパネル枠35に取付けられており、図6に示すように、張出し係止部38をトラス梁18を構成する上弦材25の上端面の略半分の部分に係止させるまで、パネル枠35をパネル領域17の両側の一対のトラス梁18間に落とし込むことにより、パネル部屋根パネル21を両側の屋根ユニット14のユニット部屋根パネル20の間に取付けて、ユニット部屋根パネル20とパネル部屋根パネル21とが一体となって連続する屋根下地面を、屋根部分12を覆って容易に形成することができるようになっている。また本実施形形態によれば、パネル部屋根パネル21は、これの上面側から縦桟33を斜めに貫通させつつトラス梁18の上弦材25に向けて固定ビス39を打込むことにより、屋根部分12の上方からの作業によってパネル領域17に容易に固定設置することができると共に、所定の位置にビス孔を予め形成しておくことにより、パネル部屋根パネル21の固定作業をさらに容易に行うことが可能になる。
【0019】
さらに、本実施形態によれば、矩形形状のパネル枠35は、パネル領域17の両側の一対のトラス梁18間の間隔に相当する巾を有しており、したがってこのパネル枠35は、その強固な構成によって一対のトラス梁18間の間隔を保持するようにしつつ両側の一対の屋根ユニット14からの圧縮方向の荷重を強固に支持することができるようになっている。
【0020】
そして、本実施形態のユニット住宅の屋根構造10によれば、予め工場等で形成された屋根ユニット14を用いて、ユニット住宅11の屋根部分12を効率良く且つ容易に組立ててゆくことが可能になる。すなわち、本実施形態によれば、住宅ユニットの屋根部分を、棟と垂直な方向の分割面によってユニット領域とパネル領域とに交互に分割して、居室ユニットの割付とは無関係に各ユニット領域に納まる形状に屋根ユニットを形成するので、屋根ユニットは、屋根部分に設置されるのに適した単純な略三角形の正面形状を備えることになり、複雑な立体形状や多くの余分な材料を生じることなく、容易且つ効率良く形成することが可能になる。またパネル領域の屋根パネルは、両側の屋根ユニットの支持枠に支持させて取付けることができ、これによって支持部材の重複を回避することが可能になる。
【0021】
さらに、本実施形態によれば、屋根ユニット14は、パネル領域17のための間隔をおいて屋根部分12に取付けられるので、パネル領域17を介して屋根ユニット14の内側に作業員が容易に入り込むことができ、これによってスムーズな組立作業を行うことが可能なる。すなわち、屋根部分12をフルユニットとすることなく、ユニットとパネルとを併用することにより、効率良く屋根部分12を設けることが可能になる。
【0022】
さらにまた、本実施形態によれば、圧縮方向の荷重を支持できるパネル部屋根パネル21の矩形形状のパネル枠35は、トラス梁18の上弦材25の間に落とし込まれるように配置されて、小屋組19を構成する横枠材22及び縦枠材23と同じ高さに位置することにより、これらの横枠材22及び縦枠材23と共に水平方向に連続する枠組を構成することになり、これによって屋根部分に負荷される水平方向の荷重を一体となって強固に支持することが可能になる。
【0023】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、本発明のユニット住宅の屋根構造は、切妻屋根に限定されることなく、寄せ棟や入母屋等、棟と垂直な方向の分割面によって分割できる種々の形状の屋根構造に採用することができ、当該棟に沿った部分について本発明を適用することができる。また、例えば端部に配置される特殊な形状の屋根ユニットついては、パネル領域との分割面に沿って三角形状の支持枠を配置することにより、本発明の屋根ユニットとすることができる。さらに、パネル領域との分割面に配置される三角形状の支持梁はトラス梁である必要は必ずしもない。さらにまた、パネル部屋根パネルは、パネル領域の両側の一対の支持枠間に落とし込んで取付ける必要は必ずしもなく、例えば一対の支持枠間に横桟(たるき)を掛け渡した後、これに屋根下地用面材を取り付けて、パネル部屋根パネルを設置するようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】
本発明のユニット住宅の屋根構造によれば、予め工場等で形成された屋根ユニットを用いて、ユニット住宅の屋根部分を効率良く且つ容易に組立ててゆくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユニット住宅の屋根構造を採用した、複数の住宅ユニットからなるユニット住宅を例示する略示斜視図である。
【図2】本発明のユニット住宅の屋根構造を示す平面図である。
【図3】本発明のユニット住宅の屋根構造における、屋根ユニットの取付け状況を示す斜視図である。
【図4】屋根ユニットの構成を説明する図1のA−Aに沿った断面図である。
【図5】パネル部屋根パネルの構成を説明する、(a)は屋根下地用面材を取付ける前の斜視図、(b)は屋根下地用面材を取付けた後の斜視図である。
【図6】パネル部屋根パネルの屋根ユニットへの取付け状況を説明する拡大断面図である。
【符号の説明】
10 ユニット住宅の屋根構造
11 ユニット住宅
12 ユニット住宅の屋根部分
13 居室ユニット(住宅ユニット)
14 屋根ユニット(住宅ユニット)
15 棟
16 ユニット領域
17 パネル領域
18 トラス梁(支持梁)
19 小屋組
20 ユニット部屋根パネル
21 パネル部屋根パネル
22  横枠材
23 縦枠材
24 下弦材
25 上弦材
31,36 屋根下地用面材
32 壁枠組
33 縦桟
34 横桟
35 パネル枠
38 張出し係止部
39 固定ビス
X  分割面

Claims (4)

  1. 予め組立てた複数の住宅ユニットを接合一体化して形成されるユニット住宅の屋根構造であって、
    該住宅ユニットの屋根部分を、棟と垂直な方向の分割面によって2以上のユニット領域と1以上のパネル領域とに交互に分割して、各ユニット領域には予め組立てた屋根ユニットを設置し、
    該屋根ユニットは、下方の住宅ユニットから支持される三角枠形状の支持梁を、パネル領域との分割面に沿って配置してなる立体形状の小屋組を有すると共に、該支持梁に支持されてユニット部屋根パネルが屋根下地面に沿って取付けられるものであり、
    前記パネル領域に設置されるパネル部屋根パネルは、当該パネル領域の両側に設置された一対の前記屋根ユニットの各三角枠形状の支持梁により支持されて、屋根下地面に沿って前記ユニット部屋根パネルの間に取付けられることを特徴とするユニット住宅の屋根構造。
  2. 前記屋根ユニットの前記分割面に沿って配置される三角枠形状の支持梁は、トラス梁であり、前記ユニット部屋根パネル及び前記パネル部屋根パネルはトラス梁の上弦材によって支持される請求項1記載のユニット住宅の屋根構造。
  3. 前記パネル部屋根パネルは、横桟と縦桟を矩形形状に接合したパネル枠の上面側に屋根下地用面材を取付けて構成されるものであり、
    前記屋根下地用面材は、張出し係止部を前記横桟又は縦桟から両側に張出した状態で前記パネル枠に取付けられており、
    前記張出し係止部を前記支持梁の上端面に係止させるまで前記パネル枠を前記パネル領域の両側の一対の前記支持梁間に落とし込んで、前記パネル部屋根パネルを前記ユニット部屋根パネルの間に取付ける請求項1又は2に記載のユニット住宅の屋根構造。
  4. 前記矩形形状のパネル枠は、前記パネル領域の両側の一対の支持梁間の間隔に相当する巾を有しており、該パネル枠は、前記間隔を保持するようにしつつ両側の一対の前記屋根ユニットからの圧縮方向の荷重を支持する請求項3記載のユニット住宅の屋根構造。
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