JPH1193269A - カーポート付きユニット式建物 - Google Patents

カーポート付きユニット式建物

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JPH1193269A
JPH1193269A JP25332197A JP25332197A JPH1193269A JP H1193269 A JPH1193269 A JP H1193269A JP 25332197 A JP25332197 A JP 25332197A JP 25332197 A JP25332197 A JP 25332197A JP H1193269 A JPH1193269 A JP H1193269A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない部材点数ですみかつ重量が軽くなり取り
扱いやすくなるとともに、少ない現場作業でカーポート
を形成できるカーポート付きユニット式建物を提供す
る。 【解決手段】 カーポート付きユニット式建物1は、門
形フレームと枠体とを有する第1、2の逆L字ユニット
12、13を対向配置するとともに連結し、その上に建
物ユニット3Aを載置し、この建物ユニット3Aの下方
空間をカーポートCとして構成される。そのため、少な
い部材点数でカーポートを形成できるので、カーポート
の重量が軽くなり取り扱いやすくなるとともに、仮梁等
が不要となっているのでその取り外し等の作業がなくな
る分現場作業も少なくてすむようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーポートを有す
るユニット式建物に関する。
【0002】
【背景技術】例えばユニット式建物は、予め工場で生産
された複数の建物ユニット等を現場で組み合わせること
により建てられている。そして、図6に示すように、こ
れらの建物ユニット4は、四隅に立設される4本の柱5
と、これらの柱5の上端間同士および下端間同士を結合
する各4本の上梁6、下梁7を有する骨組み8を備え、
このような骨組み8に、天井面材9や床面材10、内壁
や外壁等を取り付け、ほぼ箱形状に形成されている。
【0003】このようなユニット式建物におけるカーポ
ートは、専用のカーポートユニットを使用する方式があ
る。そして、このカーポートユニットは、少なくとも車
の進行方向の下梁は取り外されている。また、通常の建
物ユニットの短辺寸法より幅の狭い幅狭ユニットを柱脚
ユニットとして使用し、これらを対向配置させるととも
に、その上に、建物ユニットを載せ、その下方空間をカ
ーポートとする方式も考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のカ
ーポートユニットを用いる方式では、カーポートとして
は確かに下梁は不要であるが、輸送時にその形状を維持
するためには、柱の下端を仮梁で連結しなければなら
ず、輸送時は重量が重くなり取り扱いにくくなるととも
に、現場での取り外し作業が生ずる。また、カーポート
ユニットは通常の建物ユニットと同じ大きさなので、輸
送に使用するトラックも大型のものが必要となる。さら
に、柱脚ユニットを使用する場合、この柱脚ユニットの
構造は建物ユニットの構造とほぼ同じなので、部材点数
が多くなるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、少ない部材点数ですみか
つ重量が軽くなり取り扱いやすくなるとともに、少ない
現場作業でカーポートを形成できるカーポート付きユニ
ット式建物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のカーポート付きユニット式建物は、図面を参照して説
明すると、図1、2に示すように、所定間隔をおいて対
向する柱15とこれらの柱15の上端間を連結する梁1
6とを有する門形フレーム17を含んで構成され、この
門形フレーム17の上端部から水平に延びる枠体18、
28が設けられた第1、2の逆L字ユニット12、13
を前記枠体18、28を向き合わせて対向配置するとと
もに連結し、これらの第1、2の逆L字ユニット12、
13の上に建物ユニット3Aを載置し、この建物ユニッ
ト3Aの下方空間をカーポートCとしたことを特徴とす
るものである。
【0007】以上において、第1、2の逆L字ユニット
の門形フレームからの枠体の突出寸法は限定されず、い
ずれが長くてもよく、あるいは両者同じ寸法であっても
よい。また、第1、2の逆L字ユニットを対向配置させ
たとき各ユニットの柱間の間隔および各ユニットの高さ
寸法は、普通の乗用車が容易に出入りできる寸法を確保
していることが好ましい。このような本発明では、門形
フレームと枠体とでなる第1、2の逆L字ユニットを対
向配置することでカーポートを形成できる。従って、少
ない部材点数でカーポートを形成できるので、カーポー
トの重量が軽くなり取り扱いやすくなるとともに、仮梁
等が不要となっているのでその取り外し等の作業がなく
なる分現場作業も少なくてすむようになる。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明のカーポー
ト付きユニット式建物1は、図1、2に示すように、請
求項1に記載の第1の逆L字ユニット12の枠体18の
門形フレーム17からの突出寸法を、第2の逆L字ユニ
ット13の枠体28の門形フレーム17からの突出寸よ
り短く形成し、第2の逆L字ユニット13に、このユニ
ット13の柱15から第1の逆L字ユニット12側に所
定寸法離れた位置に柱15と平行かつ上端が枠体28と
結合し下端が柱15の下端と連結梁31で結合する間柱
27を設けたことを特徴とするものである。
【0009】このような本発明では、第1の逆L字ユニ
ットを隣接する建物ユニットに接合させることで部品点
数が少なくても強度を確保することができ、また、第2
の逆L字ユニットには間柱が設けられているので、突出
寸法が長くても強度が確保される。
【0010】本発明の請求項3に記載のカーポート付き
ユニット式建物1は、図1に示すように、請求項1また
は2に記載の第1の逆L字ユニット12の隣にこれらの
ユニット12、13の上に載せられる建物ユニット3A
と同様の建物ユニット2Aを配置し、この建物ユニット
2Aに第1の逆L字ユニット12を接合させたことを特
徴とするものである。
【0011】以上において、第1の逆L字ユニットと建
物ユニットとの接合は、通常の建物ユニット同士の接合
と同様に、互いのユニットの対向しかつ位置決めピン等
が立設される柱の上端間に連結プレートを架けわたして
行うことが好ましい。このような本発明では、第1の逆
L字ユニットが門型フレームと枠体とで形成されていて
も、隣接する建物ユニットに接合されるので強度を確保
することができる。
【0012】本発明の請求項4に記載のカーポート付き
ユニット式建物1は、図1に示すように、請求項1〜3
のいずれかに記載の第1、2の逆L字ユニット12、1
3の上に載置される建物ユニット3Aはバルコニ40を
備え、このバルコニ40は第2の逆L字ユニット13の
上に位置することを特徴とするものである。
【0013】以上において、バルコニは第2の逆L字ユ
ニットの門型フレームの長手方向の寸法と等しいことが
好ましい。このような本発明では、バルコニが第2の逆
L字ユニット上に載置された状態なので安定した支持と
なる。
【0014】本発明の請求項5に記載のカーポート付き
ユニット式建物1は、図1に示すように、請求項2〜4
のいずれかに記載の第2の逆L字ユニット12の柱15
および間柱27で囲まれた空間を収納庫37としたこと
を特徴とするものである。
【0015】以上において、収納庫の出入り口はカーポ
ート室内側、室外側のいずれに設けられていてもよいが
カーポートに面した室内側に設けることが好ましい。こ
のような本発明では、収納庫に車用の予備のタイヤ、修
理用具等を収納できるので、カーポートを邪魔物のない
すっきりとした状態で使用できる。
【0016】本発明の請求項6に記載のカーポート付き
ユニット式建物1は、図3に示すように、請求項2〜4
のいずれかに記載の第2の逆L字ユニット13における
門形フレーム17の柱15と間柱27とで形成される面
と直交する面は開口部Kとなっていることを特徴とする
ものである。
【0017】以上において、開口部の大きさは限定され
ない。このような本発明では、開口部を門形フレームの
長手方向全長にわたる大きさに形成すれば、その開口部
からも車の出入りが可能となるので、2方向から出入り
でき、利用価値が大きくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、本発明の第1
実施形態のユニット式建物1は、複数の下階建物ユニッ
ト2およびこれらの建物ユニット2の上に載置された上
階建物ユニット3を備えている。そして、これらの建物
ユニット2、3は、前記建物ユニット4を使用して形成
されている。
【0019】複数の下階建物ユニット2のうち1つの下
階建物ユニット2Aの長辺方向に沿った1側面には第1
の逆L字ユニット12が配置され、この第1の逆L字ユ
ニット12の上記下階建物ユニット2Aの反対側には第
2の逆L字ユニット13が配置されている。第1、2の
逆L字ユニット12、13の上面には上階建物ユニット
3Aが載せられ、この上階建物ユニット3Aの下方空間
がカーポートCとなっている。
【0020】第1の逆L字ユニット12は、図2に示す
ように、所定間隔をおいて対向する2本の柱15と、こ
れらの柱15の上端間を連結する連結梁16とを有する
門形フレーム17を含んで形成されている。各柱15は
前記建物ユニット2、3の柱5と同一部材とされ、連結
梁16も前記建物ユニット2、3の上梁6と同一部材と
されている。この門形フレーム17の上端には、フレー
ム17の端部から水平に延びる枠体18が設けられてい
る。枠体18は、連結梁16の両端から当該梁16と直
交して延びる2本の第1枠部材19と、これらの第1枠
部材19の端部同士を結合する第2枠部材20を含み形
成されている。なお、第1、2枠部材19、20は連結
梁16と同一部材で形成されている。
【0021】第2の逆L字ユニット13は、図2に示す
ように、前記門形フレーム17と同様の門形フレーム1
7を有し、この門形フレーム17の上端には、フレーム
17の端部から水平に延びる枠体28が設けられてい
る。枠体28は、この門形フレーム17の柱15から所
定寸法離れた位置に立設された間柱27と結合するとと
もに間柱27からさらに水平に突出する2本の第1枠部
材29と、これらの第1枠部材29の端部同士を結合す
る第2枠部材30を含み形成されている。なお、柱15
と間柱27の下端同士は連結下梁31で結合されてい
る。
【0022】このような第1、2の逆L字ユニット1
2、13のそれぞれの枠体18、28の各門型フレーム
17からの突出寸法は、図1、2に示すように、第1の
逆L字ユニット12よりも第2の逆L字ユニット13の
方が大きい寸法となっており、第1の逆L字ユニット1
2が建物ユニット13の製作基準寸法としてのモジュー
ルで示すと、例えば1.5モジュールとされ、第2の逆
L字ユニットが例えば2.5モジュールとされている。
従って、両逆L字ユニット12、13を連結したときの
幅寸法Wは4モジュールとなり、1モジュールを例えば
900cm程度としても3.6m位にはなる。柱15と間
柱27との寸法を仮に50〜60cmとしてその分を差し
引いても、3m程度の寸法を確保でき、これにより、両
逆L字ユニット12、13の下方空間はカーポートCと
しての充分なスペースを有することとなる。
【0023】このような第1、2の逆L字ユニット1
2、13同士の結合は、それぞれのユニット12、13
の枠体18、28の第1枠部材19、29の端部間かつ
枠部材19、29を挟み込んで連結プレート33を架け
わたし、これらをボルト、ナット34の螺合で結合する
ようになっている。また、第2枠部材同士20、30も
連結プレート33、ボルト、ナット34等で結合されて
いる。なお、第1、2の逆L字ユニット12、13にお
ける連結梁16等の下面には、図示しないがカーポート
用の天井面材が張られている。また、図1に矢印で示す
進行方向奥側の第1、2の逆L字ユニット12、13の
柱15、間柱27、柱15で形成される垂直面には、図
示しないが壁材が設けられている。
【0024】第1の逆L字ユニット12と隣接配置され
た建物ユニット2Aとは、通常の建物ユニット2、2お
よび3、3同士の接合と同じように、互いに位置決めピ
ン等が上方に突出した第1の逆L字ユニット12の柱1
5の上端面と建物ユニット2Aの上端面とに、連結プレ
ート22、23の位置決め穴を挿通して架けわたし、こ
れにより、両者12と2Aとは接合されるようになって
いる。そして、このような第1、2の逆L字ユニット1
2、13の柱15の下端部は基礎24にアンカーボルト
等で固定されるようになっている。また、第2の逆L字
ユニット13の門型フレーム17の側面には外壁35
が、間柱27同士間には扉36がそれぞれ取り付けら
れ、柱15と間柱27とで囲まれた空間はカーポート用
の収納庫37となっている。
【0025】このような第1、2の逆L字ユニット1
2、13の上面に載せられる前記建物ユニット3Aはバ
ルコニ40を備え、このバルコニ40は、第2の逆L字
ユニット13の上方に配置されるようになっている。そ
して、上述のように、両逆L字ユニット12、13を連
結したときの幅寸法Wは4モジュールとなっているの
で、この建物ユニット3Aとバルコニ40とはそれに対
応するような大きさとなっており、建物ユニット3Aの
短辺寸法が例えば2.5モジュールとされ、バルコニ4
0の突出寸法が1.5モジュールとされている。また、
第2の逆L字ユニット13とバルコニ40との接合は、
例えば第2の逆L字ユニット13の柱15の上端面にガ
イドピンを立設し、このガイドピンにガイドさせてバル
コニ40の構造体を載せ、ボルト等で締め付けて行うよ
うになっている。
【0026】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。 門形フレーム17と枠体18、28とでなる第1、2
の逆L字ユニット12、13を対向配置することでカー
ポートCを形成できる。従って、少ない部材点数でカー
ポートCを形成できるので、カーポートの重量が軽くな
り取り扱いやすくなるとともに、仮梁等が不要となって
いるのでその取り外し等の作業がなくなる分現場作業も
少なくてすむようになる。 第1、2の逆L字ユニット12、13同士は連結プレ
ート33で連結され、第1の逆L字ユニット12は建物
ユニット2Aに抱かせた状態で接合されているので、部
品点数が少なくても強度を確保することができ、また、
第2の逆L字ユニット13には間柱27が設けられてい
るので、門型フレーム17からの突出寸法が長くても強
度が確保される。従って、その上に建物ユニット3Aを
載置しても問題はない、
【0027】第2の逆L字ユニット13の柱15と間
柱27とで囲まれた空間は、扉36を有するカーポート
用収納庫37となっており、車用の予備のタイヤ、修理
用具等を収納できるので、カーポートを邪魔物のないす
っきりとした状態で使用することができる。 第1、2の逆L字ユニット12、13の上面に載せら
れる建物ユニット3Aはバルコニ40を備え、このバル
コニ40の長さ寸法は、建物ユニット3Aの長辺寸法と
同じとされるとともに、奥行き寸法は1.5モジュール
とされているので、広くいバルコニを得ることができ、
快適な生活空間を得ることができる。
【0028】図3には本発明の第2の実施形態が示され
ており、本実施形態のユニット式建物1’は、前記第1
実施形態の第2の逆L字ユニット13における門型フレ
ーム17の側面に外壁35を取り付け、その内部を収納
庫37としたものを、側面を開口部Kとしたものであ
る。この実施形態においては、前記第1実施形態と同一
構造および同一部材には、同一符号を付すとともに、そ
の詳細な説明は省略または簡略化し、第1実施形態と異
なる部分のみを説明する。
【0029】このユニット式建物1’の第2の逆L字ユ
ニット13’は、柱と間柱とを外壁、内壁で囲み、ま
た、矢印方向奥側には第1、2の逆L字ユニット12、
13’にわたる壁45が設けられ、これらの柱間を開口
部Kとした。そして、これらの柱、間柱等は独立基礎2
4’にアンカーボルト等で固定されている。
【0030】このような本実施形態においては、前記第
1実施形態のを除く〜と同様の作用、効果を得る
ことができる他、門型フレーム17の長辺寸法は建物ユ
ニット2A、3Aと同じ寸法、例えば5モジュールとな
っており、奥行き方向の寸法も例えば4モジュールとな
っているので、広い開口部Kとなり、この開口部K側か
らも車の出入りが可能となり、利用価値の大きなカーポ
ートCとなる。
【0031】なお、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の目的を達成できるものであ
れば、次に示すような変形形態でもよいものである。す
なわち、前記各実施形態では、第1の逆L字ユニット1
3、13’を門型フレーム17とその上面に設けられた
枠体18とで形成したが、これに限らず、例えば、図4
に示すように、門型フレーム17と枠体18とに補強用
の斜め部材46を設けた第1の逆L字ユニット12’と
してもよい。この場合、斜め部材46は車の出入りに支
障のない高さ位置に設けることが必要となる。そして、
このような実施形態でも前記第1実施形態の〜と同
様の効果を得ることができる他、第1の逆L字ユニット
12’の強度がより大きくなるという効果がある。
【0032】また、前記各実施形態では、第1の逆L字
ユニット12、12’を門型フレーム17と、その上面
に設けられた枠体18、28とで形成し、第2の逆L字
ユニット13、13’を門型フレーム17と、その上面
に設けられた枠体28と、間柱27とを含んで形成した
が、これに限らず、例えば、図5に示すように、枠体1
8の第1枠部材19’、および枠体28’の第1枠部材
29’をそれぞれ上下二重構造とし、これらの部材1
9’、19’の間および29’、29’の間に例えば丸
鋼48を架けわたしてラチス構造の枠体18’28’と
してもよい。ラチス構造の部位は連結プレート33’、
33で連結されている。また、この場合、ラチス構造は
車の出入りに支障のない高さに設けることが必要とな
る。そして、このような実施形態でも前記各実施形態の
効果と同様の効果を得ることができる他、各逆L字ユニ
ットの強度がより大きくなるという効果がある。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のカーポ
ート付きユニット式建物によれば、門形フレームと枠体
とでなる第1、2の逆L字ユニットを対向配置すること
でカーポートを形成できる。従って、少ない部材点数で
カーポートを形成できるので、カーポートの重量が軽く
なり取り扱いやすくなるとともに、仮梁等が不要となっ
ているのでその取り外し等の作業がなくなる分現場作業
も少なくてすむようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るユニット式建物を
示す全体斜視図である。
【図2】本実施形態の第1、2の逆L字ユニットの骨組
みを示す全体斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るユニット式建物を
示す全体斜視図である。
【図4】本発明の変形形態の第1、2の逆L字ユニット
の骨組みを示す全体斜視図である。
【図5】本発明の他の変形形態の第1、2の逆L字ユニ
ットの骨組みを示す全体斜視図である。
【図6】一般的な建物ユニットの骨組みを示す全体斜視
図である。
【符号の説明】
1 ユニット式建物 2A 隣接する下階建物ユニット 3A バルコニを有する上階建物ユニット 12 第1の逆L字ユニット 13 第2の逆L字ユニット 15 柱 16 連結梁 17 門型フレーム 18、28 枠体 27 間柱 37 収納庫 40 バルコニ C カーポート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をおいて対向する柱とこれらの
    柱の上端間を連結する梁とを有する門形フレームを含ん
    で構成され、この門形フレームの上端部から水平に延び
    る枠体が設けられた第1、2の逆L字ユニットを前記枠
    体を向き合わせて対向配置するとともに連結し、これら
    の第1、2の逆L字ユニットの上に建物ユニットを載置
    し、この建物ユニットの下方空間をカーポートとしたこ
    とを特徴とするカーポート付きユニット式建物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカーポート付きユニッ
    ト式建物において、前記第1の逆L字ユニットの前記枠
    体の前記門形フレームからの突出寸法は、前記第2の逆
    L字ユニットの前記枠体の前記門形フレームからの突出
    寸より短く形成され、前記第2の逆L字ユニットには、
    このユニットの前記柱から前記第1の逆L字ユニット側
    に所定寸法離れた位置に前記柱と平行かつ上端が前記枠
    体と結合し下端が前記柱の下端と連結梁で結合する間柱
    が設けられていることを特徴とするカーポート付きユニ
    ット式建物。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のカーポート付
    きユニット式建物において、前記第1の逆L字ユニット
    の隣には前記建物ユニットと同様の建物ユニットが配置
    され、この建物ユニットに前記第1の逆L字ユニットが
    接合されていることを特徴とするカーポート付きユニッ
    ト式建物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のカーポ
    ート付きユニット式建物において、前記第1、2の逆L
    字ユニットの上に載置される前記建物ユニットはバルコ
    ニを備え、このバルコニは前記第2の逆L字ユニットの
    上に位置することを特徴とするカーポート付きユニット
    式建物。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載のカーポ
    ート付きユニット式建物において、前記第2の逆L字ユ
    ニットの前記柱および間柱で囲まれた空間は収納庫とさ
    れていることを特徴とするカーポート付きユニット式建
    物。
  6. 【請求項6】 請求項2〜4のいずれかに記載のカーポ
    ート付きユニット式建物において、前記第2の逆L字ユ
    ニットにおける前記門形フレームの柱と間柱とで形成さ
    れる面と直交する面は開口部となっていることを特徴と
    するカーポート付きユニット式建物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095946A (ja) * 2008-10-17 2010-04-30 Sekisui House Ltd デッキ
JP2013234532A (ja) * 2012-05-10 2013-11-21 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物
JP2014015741A (ja) * 2012-07-06 2014-01-30 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物

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