JP3740332B2 - 防火防煙シャッター - Google Patents
防火防煙シャッター Download PDFInfo
- Publication number
- JP3740332B2 JP3740332B2 JP27076899A JP27076899A JP3740332B2 JP 3740332 B2 JP3740332 B2 JP 3740332B2 JP 27076899 A JP27076899 A JP 27076899A JP 27076899 A JP27076899 A JP 27076899A JP 3740332 B2 JP3740332 B2 JP 3740332B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- fire
- hollow
- shutter
- smoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井や梁下に設置した耐火シートに重りを付け、火災等の必要時重りにより耐火シートを垂下させ、建築構造物等の内部空間を遮蔽し、火災の延焼や煙の拡散を防止する防火防煙シャッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築構造物等の内部で、火災時の煙や火炎が拡散するのを防止する手段として、ガラスクロス等の耐火シートを使用した防火防煙シャッターが知られている。この防火防煙シャッター50の基本構造は、図8に示すように、天井や梁下に重り51を付けた耐火シート52を床面に垂下可能に設置し、火災等の必要時、例えば、煙や所定温度以上の室温を検知したりあるいは手動により、天井や梁下から耐火シート52を重り51により床面に垂下させ建築構造物等の内部空間を遮蔽するものである。そして、この耐火シート52の重り51には、更に火災時に発生する風圧により耐火シート52のまくれ上がりを防止している。
【0003】
更に、遮蔽性を向上させたものとして、図9に示すように、上記耐火シート52の下端部を袋状53とし、その中に重り51を収納し、更にこれらを耐火シート52の袋状物54により覆ったものが知られている(特開平9−203281号公報)。これによれば、袋状物54と床面55とが密着し、仮に火災時の風圧と高温とにより、耐火シート52が煽られ、更に重り51が変形しても、袋状物54と床面55との間に隙間が発生せず、遮蔽状態を保つことができる。
【0004】
また、この耐火シート52に取り付けられた重り51は、通常1本ものの丸棒やフラットバーが用いられる。しかしながら、特開平9−203281号公報や特開平10−33705号公報には分割した重りが開示されている。前者には、図8の耐火シート52の下端を袋状にし、その中に分割した丸棒の重りを挿入する記載がある。また、後者の防火防煙シャッター50aは、逃げ遅れた人が重り56と共に耐火シート52を持ち上げかい潜らなくてもよいように、図11の耐火シート52にスリット部57が垂直に設けられ、スリット部57を押し広げ避難できるようになっているから、それに応じて重り56は分割されている。すなわち、ここでの重り56は、耐火シート52のスリット部57に隣接する左右部分を除いて、耐火シート52の下端にメインウエイトバー58、59が水平方向に取り付けられ、左右部分にサブウエイトバー60、61が取り付けられている。避難した後はサブウエイトバー57、58の重力により、スリット部53が閉じ、以後火災の延焼や煙の拡散を防止するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図9の従来例では、より強い風圧や火炎圧が加わると、図10で示すように、袋状物54が変形し、遮蔽状態を保つことができ難く、火災の延焼や煙の拡散を防止することができなくなる。また、最近、図書館やホール、倉庫や工場のような広い空間に配置される防火防煙シャッターでは、図8及び図11における長さ寸法Lが10m以上に及ぶものが要求されることがある。このような防火防煙シャッターでは、当然のことながら重りも長いものが要求される。しかしながら、図8の防火防煙シャッター50における重り51の構造では、設置場所に搬入すること自体難しく、その取り付け工事も容易ではない。更に、高温に晒されると重り51が変形し、長尺物であるため変形量が大きくなり耐火シート52と床面との間に隙間が生じ、火災の延焼や煙の拡散を有効に防止することが困難になる。
【0006】
従って、本発明の目的は、広い空間に配置される長さ寸法の大きいものであっても容易に設置でき、しかも床面に多少の傾斜があっても火災による風圧や温度上昇に伴う遮蔽状態の保持力低下を防止して、火災の延焼や煙の拡散を有効に防止できる防火防煙シャッターを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意研究した結果、防火防煙シャッターにおいて、底面部を平坦に形成し上面部に耐火シートを通せるスリットを設けた中空形状重りに、更に略相似形の内蔵型中空形状重りを設けて2重構造の重りとし、各スリットに耐火シートの下端部を通し、該下端部に抜け止めのストッパーを設け、且つ中空形状重りと内蔵型中空形状重りとを長手方向に複数に互いに異なる位置で分割すれば、長さ寸法の大きいものでも容易に設置でき、しかも床面に多少の傾斜があっても火災による風圧や温度上昇に伴う変形に抗し易くなることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、請求項1の発明は、天井や梁下にこれから耐火シートを床面に垂下可能に設置し、火災等の必要時に、前記耐火シートを床面に垂下させ建築構造物等の内部空間を遮蔽する防火防煙シャッターにおいて、底面部を平坦に形成し上面部に前記耐火シートを通せるスリットを設けてなる中空形状重りの内に、更に底面部を平坦に形成し上面部に前記耐火シートを通せるスリットを設けた内蔵型中空形状重りを設けて、2重構造の重りとし、前記2つのスリットに前記耐火シートの下端部を通し、該下部に抜け止め用のストッパーを設けたものであり、且つ前記中空形状重りと前記内蔵型中空形状重りとは、長手方向の互いに異なる位置でそれぞれ複数に分割されることを特徴とする防火防煙シャッターを提供するものである。かかる構成を採ることにより、防火防煙シャッターは床面に多少の傾斜があっても、該中空形状重りとシート下端部の抜け止め用ストッパーとの間隔の範囲内で、耐火シートに余計な負担(シワ等)を与えずに床面の傾斜に合わせて隙間無く降下させることができる。また、火災の高温で熱膨張を受けても、中空形状重りと内蔵型中空形状重りは長手方向の互いに異なる位置で適切な長さに切り分けているから、反りの量を小さくでき、隙間の発生を防止できる。また、風圧等を受け、中空形状重りが水平方向に撓むことにより目地が広がっても、該目地部には内蔵型中空形状重りが現れるから、隙間の発生を極力防止できる。
【0010】
また、請求項2の発明は、天井や梁下にこれから耐火シートを床面に垂下可能に設置し、火災等の必要時に、前記耐火シートを床面に垂下させ建築構造物等の内部空間を遮蔽する防火防煙シャッターにおいて、底面部を平坦に形成し上面部に前記耐火シートを通せるスリットを設けてなる中空形状重り内に、前記耐火シートの下端部を通し、該下端部の袋状物に抜け止め用のストッパー機能を併せ持つ重りを取り付け、且つ該重りを前記袋状物より大きく、中空形状の重りの底面に接する袋状物にて更に覆い、2重構造の重りとしたことを特徴とする防火防煙シャッターを提供するものである。かかる構成を採ることにより、風圧が強くなりスリットから風が進入したとしても、中空形状重り内で袋状物は大きく広がり、且つ袋状物は中空形状重りの底面に余裕を持って接しているから、底部に隙間が発生することはない。
【0011】
また、請求項3の発明は、前記中空形状重りは、長手方向に複数に分割される防火防煙シャッターが提供される。かかる構成を採ることにより、火災による高熱によって生じる変形量を減らし、更に風圧により分割部分の目地が開いたとしても、袋状物があるから防災上問題となる隙間が発生することはない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態における防火防煙シャッタを図1〜図7に基づいて詳述する。図1は本発明の実施の形態である防火防煙シャッターを示す斜視図、図2は本発明の実施の形態である防火防煙シャッターの設置状態を示す横断面図、図3は本発明の実施の形態である防火防煙シャッター下部を拡大した斜視図である。図において、1は防火防煙シャッターを示し、この防火防煙シャッター1は、天井や梁下に設置され、火災等の必要時に、自重あるいは重りにより天井や梁下から耐火シート2がガイド3により導かれ床面4に垂下して建築構造物等の内部空間を遮蔽する。この耐火シート2は不図示の巻取装置により巻き上げ、巻き下げられるものである。防火防煙シャッター1は、その耐火シート2の下端部に次のような重りAを取り付けている。すなわち、この重りAは、底面部5を平坦に形成し上面部6に耐火シート2を通せるスリット7を設けた中空形状重り8と、この中に、更にこれと略相似形で、底面部10を平坦に形成し上面部11に耐火シート2を通せるスリット12を設けた内蔵型中空形状重り13とを設けて2重構造としたものである。そして、各スリット7、12に耐火シート2の下端部を通し、該下端部に抜け止めのストッパー14を設けることで、耐火シート2に上記重りAを取り付けている。
【0013】
また、この重りAは、中空形状重り8及び内蔵型中空形状重り13が、長手方向に複数に互いに異なる位置で分割されている。すなわち、この分割重りは、中空形状重り8はB位置で分割され、内蔵型中空形状重り13はC位置で分割される。従って、長尺の重りAは短いものの集合体となるから、火災による高温によって生じる分割後の個々の中空形状重り8a、8b・・及び内蔵型中空形状重り13a、13b・・の変形量を小さくでき、更に、分割位置であるB、C位置から中空形状重り8及び内蔵型中空形状重り13が撓むが、分割位置のB、C位置は異なるから撓み量が少なくなり、隙間が発生しない。
【0014】
前記耐火シート2は、ガラス繊維の織布やシリカクロス等の不燃、耐火材料により構成され、この耐火シート2の下端部に取り付けられた中空形状重り8及び内蔵型中空形状重り13は、鋼板を曲げ加工して作製される。上記したスリット7、12の幅は、あまり広いと隙間となり遮蔽状態を保持できなくなるから、耐火シート2を容易に通すことができる程度、例えば、耐火シート2の厚みの約2倍程度に開けられている。また、耐火シート2の下端部は袋20が形成され、その袋20内に丸棒状の前記ストッパー14を挿着している。そして、重りAが床面4に着座している状態では、耐火シート2のストッパー14、中空形状重り8及び内蔵型中空形状重り13は非当接状態にあり、耐火シート2が前記巻取装置により巻き上げられると、まずストッパー14と内蔵型中空形状重り13とが係合状態になり、次いで内蔵型中空形状重り13と中空形状重り8とも当接状態になって、重りAが床面4から離座する(図4参照)。
【0015】
なお、この重りAは、内蔵型中空形状重り13が無くてもよい。しかし、耐火シート2は中空形状重り8のスリット7を通るだけになるから、中空形状重り8が変形してスリット7が広くなったりすると、それによる隙間が生じることになり、2重構造の重りAに比べて、遮蔽効果が若干低下する。
【0016】
次に、上記実施の形態における防火防煙シャッター1の使用方法を説明する。まず、先に耐火シート2の下端部にある袋20にストッパー14を装着し、個々の中空形状重り8a、8b・・内に個々の内蔵型中空形状重り13a、13b・・を挿入し、個々に挿入した中空形状重り及び内蔵型中空形状重り8a及び13a、8b及び13b・・をストッパー14に順次嵌めると共に、スリット7、12に耐火シート2を通して、耐火シート2の下端部に分割重りを装着する。
【0017】
次に、建築構造物等の内部空間を遮蔽する位置の天井や梁下に防火防煙シャッター1を設置する。この場合、中空形状重り8の底面部5が平坦であるから天井や梁下にスッキリした状態で設置できることになる(図5の(a))。そして、火災が発生すると、図示しない巻取装置のロック状態が自動あるいは手動で解除され、分割重りAの重さにより設置場所の天井や梁下から耐火シート2が垂下して建築構造物等の内部空間を遮蔽する。この状態では中空形状重り8が床面4(図4参照)に密着して、閉鎖状態にあるから、火炎や煙を遮蔽している。また、仮に床面4が傾斜していても、ストッパー14が分割重りA内で移動できる範囲内で対応できるから、耐火シート2に余計な負担(シワ等)を与えずに床面の傾斜に合わせて隙間無く設置することができる(図5の(b)及び(c))。
【0018】
火災が進行して高温とそれに伴う風圧が耐火シート2及び重りAを襲っても、底面部5が平坦な中空形状重り8により、床面4との間に隙間が発生しずらく、中空形状重り8及び内蔵型中空形状重り13が変形しても、高温による個々の中空形状重り8a、8b及び内蔵型中空形状重り13a、13bの変形量を小さくでき、更に、風圧により分割位置のB及びC位置から中空形状重り8及び内蔵型中空形状重り13が撓むが、B及びC位置が異なるから撓み量が少なくなり、防災上問題となような隙間が発生することはない。
【0019】
従って、建築構造物等の内部空間の遮蔽状態を維持し、火炎や煙が遮蔽される。火災が鎮火したあと、防火防煙シャッター1はその変形、撓りが少ない構造であるから、被害が少ない状態が予測され、建物全体の被害も少なければ、防火防煙シャッター1を再び使用できる。
【0020】
図6及び図7は本発明の他の実施の形態を示す防火防煙シャッター1aであり、この防火防煙シャッター1aと図1〜図5に示す防火防煙シャッター1との相違点は、内蔵型中空形状重り13の代わりに、耐火シート2の下端部に抜け止め用のストッパー機能を併せ持つ1本ものの重りバー21を取り付け、且つこの重りバー21を袋状物22にて覆った内蔵型ソフト中空重り23にした点にある。なお、中空形状重り8は、長手方向に複数に分割されていても良く、内蔵型ソフト中空重り23は、分割した内蔵型中空形状重り13と同じ機能を有し、また、重り21が分割されていてもよい。袋状物22は重りバー21が中空形状重り8の上面に当接する状態であっても中空形状重り8の底面に充分な余裕を持って接するほどの大きな袋形状とするのがよい。かかる構造により、風圧が強くなりスリット7から風が進入したとしても、中空形状重り8内で袋状物22は大きく広がり、且つ袋状物22は中空形状重り8の底面に余裕を持って接しているから、底部に隙間が発生することはない。また、袋状物22が大きく広がっても中空形状重り8によって押さえられ、防火防煙シャッターの機能は維持される。その他の構成及び作用は図1〜図5に示す防火防煙シャッター1と略同様であるため、図面に符号を付してその説明を省略する。
【0021】
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、例えば、耐火シートに避難扉を組み込む等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0022】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、防火防煙シャッターは床面に多少の傾斜があっても、該中空形状重りとシート下端部の抜け止め用ストッパーとの間隔の範囲内で、耐火シートに余計な負担(シワ等)を与えずに床面の傾斜に合わせて隙間無く降下させることができる。従って、火災による風圧や温度上昇に伴う遮蔽状態の保持力低下を防止して、火災の延焼や煙の拡散を防止できる。また、火災の高温で熱膨張を受けても、中空形状重りと内蔵型中空形状重りは長手方向の互いに異なる位置で適切な長さに切り分けているから、反りの量を小さくでき、隙間の発生を防止できる。また、風圧等を受け、中空形状重りが水平方向に撓むことにより目地が広がっても、該目地部には内蔵型中空形状重りが現れるから、隙間の発生を極力防止できる。また、火災による風圧や温度上昇に伴う遮蔽状態の保持力低下をより強力に防止するから、なお一層火災の延焼や煙の拡散を防止できると共に、広い空間に配置される長さ寸法の大きいものであっても容易に設置できる。
【0024】
請求項2の発明によれば、火災による高熱によって生じる変形量を減らし、更に風圧により分割部分の目地が開いたとしても、袋状物があるから防災上問題となる隙間が発生することはない。従って、火災による風圧や温度上昇に伴う遮蔽状態の保持力低下をより強力に防止するから、なお一層火災の延焼や煙の拡散を防止できる。
【0025】
請求項3の発明によれば、火災による高熱によって生じる変形量を減らし、更に風圧により分割部分の目地が開いたとしても、袋状物があるから防災上問題となる隙間が発生することはない。従って、広い空間に配置される長さ寸法の大きいものであっても容易に設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である防火防煙シャッターを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態である防火防煙シャッターの設置状態を示す横断面図である。
【図3】本発明の実施の形態である防火防煙シャッター下部を拡大した斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態である防火防煙シャッターの設置状態を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態である防火防煙シャッターのやや傾斜する床面への設置状態を模式的に示した図である。
【図6】本発明の他の実施の形態である防火防煙シャッターを示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施の形態である防火防煙シャッターの設置状態を示す断面図である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【図9】従来例を示す断面図である。
【図10】従来例を示す断面図である。
【図11】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、1a、50、50a 防火防煙シャッター
2、52 耐火シート
3 ガイド
4、55 床面
5、10 底面部
6、11 上面部
7、12 スリット
8、8a、8b 中空形状重り
13、13a、13b 内蔵型中空形状重り
14 ストッパー
20 袋
21 重りバー
22、54 袋状物
23 内蔵型ソフト中空重り
51、56、A 重り
53 袋状
57 スリット部
58、59 メインウエイトバー
60、61 サブウエイトバー
B、C 分割位置
Claims (3)
- 天井や梁下にこれから耐火シートを床面に垂下可能に設置し、火災等の必要時に、前記耐火シートを床面に垂下させ建築構造物等の内部空間を遮蔽する防火防煙シャッターにおいて、底面部を平坦に形成し上面部に前記耐火シートを通せるスリットを設けてなる中空形状重り内に、更に底面部を平坦に形成し上面部に前記耐火シートを通せるスリットを設けた内蔵型中空形状重りを設けて、2重構造の重りとし、前記2つのスリットに前記耐火シートの下端部を通し、該下部に抜け止め用のストッパーを設けたものであり、且つ前記中空形状重りと前記内蔵型中空形状重りとは、長手方向の互いに異なる位置でそれぞれ複数に分割されることを特徴とする防火防煙シャッター。
- 天井や梁下にこれから耐火シートを床面に垂下可能に設置し、火災等の必要時に、前記耐火シートを床面に垂下させ建築構造物等の内部空間を遮蔽する防火防煙シャッターにおいて、底面部を平坦に形成し上面部に前記耐火シートを通せるスリットを設けてなる中空形状重り内に、前記耐火シートの下端部を通し、該下端部の袋状物に抜け止め用のストッパー機能を併せ持つ重りを取り付け、且つ該重りを前記袋状物より大きく、中空形状の重りの底面に接する袋状物にて更に覆い、2重構造の重りとしたことを特徴とする防火防煙シャッター。
- 前記中空形状重りは、長手方向に複数に分割されることを特徴とする請求項2記載の防火防煙シャッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27076899A JP3740332B2 (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 防火防煙シャッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27076899A JP3740332B2 (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 防火防煙シャッター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001087406A JP2001087406A (ja) | 2001-04-03 |
JP3740332B2 true JP3740332B2 (ja) | 2006-02-01 |
Family
ID=17490737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27076899A Expired - Fee Related JP3740332B2 (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 防火防煙シャッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3740332B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006046026A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-16 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置 |
JP4675099B2 (ja) * | 2004-12-17 | 2011-04-20 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの隙間密閉装置および密閉方法 |
JP4675100B2 (ja) * | 2004-12-17 | 2011-04-20 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの上開き式ドア装置 |
JP5192135B2 (ja) * | 2006-07-14 | 2013-05-08 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
JP4499079B2 (ja) * | 2006-11-13 | 2010-07-07 | 文化シヤッター株式会社 | 防火用閉鎖装置の閉鎖側先端部構造 |
NO329013B1 (no) * | 2007-09-14 | 2010-07-26 | Christian Klimek | Anordning ved brannslukning |
JP4850881B2 (ja) * | 2008-09-03 | 2012-01-11 | 文化シヤッター株式会社 | シャッター装置のシャッターカーテン閉じ側先端構造 |
JP5469649B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2014-04-16 | 岡田装飾金物株式会社 | レール部材及びそれを備えた区画壁構造 |
JP5272258B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2013-08-28 | 岡田装飾金物株式会社 | レール部材及びそれを備えた区画壁構造 |
CN102493752A (zh) * | 2011-11-16 | 2012-06-13 | 宁波先锋新材料股份有限公司 | 一种自平衡卷帘 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3104011B2 (ja) * | 1996-01-30 | 2000-10-30 | 株式会社竹中工務店 | 防火又は防煙防火シャッター |
JP3085200B2 (ja) * | 1996-07-30 | 2000-09-04 | 株式会社大林組 | 防火区画用スクリーン装置 |
JP3429640B2 (ja) * | 1997-06-04 | 2003-07-22 | 文化シヤッター株式会社 | スクリーン装置 |
-
1999
- 1999-09-24 JP JP27076899A patent/JP3740332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001087406A (ja) | 2001-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3740332B2 (ja) | 防火防煙シャッター | |
JP3638826B2 (ja) | 防火防煙シャッター | |
KR101742044B1 (ko) | 복합 도르레식 스크린 방화셔터 | |
JPH10314329A (ja) | 耐火スクリーン装置 | |
KR101273817B1 (ko) | 스크린형 차열방화셔터 | |
JP2001204834A (ja) | 防火区画用耐火スクリーン装置 | |
JP3677615B2 (ja) | 防火シャッタ− | |
JP3067393U (ja) | 防火防煙シャッタ― | |
JP3102376B2 (ja) | 防火区画用スクリーン装置 | |
JPH1033705A (ja) | 防火区画用スクリーン装置 | |
JP3732974B2 (ja) | 防火防煙シャッター | |
KR100980372B1 (ko) | 열림방지구를 구비하는 방화스크린셔터 | |
KR101343047B1 (ko) | 방화 커튼 장치 | |
JP3097543B2 (ja) | 人が容易に通過できる防火・防煙区画構造 | |
JP3785617B2 (ja) | 建築用シートシャッター | |
KR102540282B1 (ko) | 화재에 의한 변형에도 작동하는 가이드 레일 유닛 | |
KR102640930B1 (ko) | 케이블 트레이 방화구획 구조 및 그것을 위한 커넥터 | |
KR101292474B1 (ko) | 비상탈출문이 구비된 스크린형 차열방화셔터 | |
JP3477547B2 (ja) | 捲込防火シヤツター | |
JP2595264Y2 (ja) | 防火パネルシャッター | |
JP2602597Y2 (ja) | 防火兼遮熱シャッター装置 | |
JPH08333969A (ja) | 建築用シャッターの遮熱構造 | |
JP2001276245A (ja) | 防火防煙シャッター | |
RU2280485C2 (ru) | Устройство защиты окон от термического воздействия | |
KR20240020973A (ko) | 방화 스크린 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050926 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081111 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091111 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |